情報通知方法、情報通知システム、情報処理装置および情報通知プログラム
【課題】 通信網と接続されていない情報処理装置からの情報を簡易且つ確実に遠方に通知する構成を提供することが課題である。
【解決手段】
情報通知元の情報処理装置が画面に表示する符号化された情報を画像情報として取得可能に設置された情報処理装置が前記符号化された情報を画像情報として所定のタイミングで取得して情報通知先の情報処理装置に対し送信する構成を有する。
【解決手段】
情報通知元の情報処理装置が画面に表示する符号化された情報を画像情報として取得可能に設置された情報処理装置が前記符号化された情報を画像情報として所定のタイミングで取得して情報通知先の情報処理装置に対し送信する構成を有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
実施例は情報通知方法、情報通知システム、情報処理装置および情報通知プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
以下の技術が知られている。すなわち、リモートコンピュータは画像化された更新情報と情報送付先アドレスを表示部に表示する機能を有する。撮影機能付携帯電話は撮影した画像化された情報送付先アドレスから情報送付先アドレスをデコードし情報送付先アドレスに画像化された更新情報を送信する機能を有する。センタコンピュータは上記送信された画像情報を復号する機能を有する。
【0003】
また以下の技術も知られている。すなわち、携帯端末機による機器のサービス特定情報の取得方法として、機器のサービス特定情報通信部をバーコード表示に代え、携帯端末機における機器からのサービス特定情報取得のためのI/F部をバーコードリーダに代える。更にバーコード以外にも、サービス特定情報の情報量に合わせてQRコード等の二次元バーコード表示を機器のサービス特定情報通信部とする。
【0004】
更に以下の技術も知られている。すなわち、保守対象機器が機器内部の状態を二次元バーコード表示する操作パネルを有し、携帯電話はカメラ機能を有し、撮影した二次元バーコードの画像を送ることで保守対象機器の状態をコンピュータへ通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−178601号公報
【特許文献2】特開2004−208256号公報
【特許文献3】特開2005−346577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通信網と接続されていない情報処理装置からの情報を簡易且つ確実に通知し得る構成を提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施例によれば、情報通知元の情報処理装置が画面に表示する符号化された情報を画像情報として取得可能に設置された情報処理装置が前記符号化された情報を画像情報として取得して情報通知先の情報処理装置に対し送信する。
【発明の効果】
【0008】
情報処理装置を、情報通知元の情報処理装置が画面に表示する符号化された情報を画像情報として取得可能に設置することにより、当該情報処理装置は前記符号化された情報を画像情報として取得し得る。したがって通信網と接続されていない情報通知元の情報処理装置からの情報を簡易且つ確実に通知し得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施例の情報通知システムの概念を説明するためのブロック図である。
【図2】実施例の情報通知システムのハードウェア構成を説明するための図である。
【図3】実施例の情報通知システムの各ハードウェアの機能を説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示される監視プロセッサのハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【図5】図3に示される携帯電話機のハードウェアおよびソフトウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【図6】図5に示される携帯アプリの構成を説明するためのブロック図である。
【図7】図3に示される携帯電話機の機能を説明するためのブロック図である。
【図8】図3に示されるサービスセンタのハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【図9】実施例の情報通知システムにおけるQRコードについて説明するための図である。
【図10】図3に示される監視プロセッサのエラーコード検出プログラムによる動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図11】図3に示される監視プロセッサのQRコード生成プログラムによる動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図12】図3に示される監視プロセッサのQRコード生成プログラムによる動作におけるQRコードの生成例について説明するための図である。
【図13】図6に示される携帯アプリによる動作の流れを説明するためのフローチャートである(その1)。
【図14】図6に示される携帯アプリによる動作の流れを説明するためのフローチャートである(その2)。
【図15】図3に示されるサービスセンタのQRコード解析プログラムによる動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に実施例の詳細な説明を行う。
【0011】
種々のサービスを提供することを目的として設けられた情報処理装置としてのサーバが提供するサービスの質的向上・コスト低減を図るという観点から、サーバの障害発生時に障害情報をサービスセンタに迅速且つ正確に通知することが求められる。ここでたとえばサーバが銀行業務に係るサービスを提供するような環境においては、セキュリティの問題から、公衆ネットワークを介さず専用線等による障害情報を通知することが求められる。
【0012】
ここで実施例の詳細な説明に先立ち、まず参考例について説明を行う。
【0013】
上記のような環境において、参考例においては、サーバに組み込まれている監視プロセッサからサービスセンタへの障害情報の通知は以下の方法で行われる。
【0014】
すなわちサーバがネットワークに接続されている場合、監視プロセッサが検出した障害情報がサービスセンタに対し、ネットワークを介して通知される。
【0015】
他方サーバがネットワークに接続されていない場合、監視プロセッサが検出した障害情報をネットワークを介してサービスセンタに通知することができない。この場合、監視プロセッサが検出した障害情報が管理用端末に表示され、サーバ管理者が当該障害情報の内容を確認し、電話等の通信手段にてサービスセンタへ通知する。或いは上記管理用端末に表示された障害情報につき、サーバ管理者が手作業にて複写を行い、電子メールを利用してサービスセンタへ通知する。
【0016】
当該参考例においては以下の問題点が考えられる。すなわち、上記の如く銀行業務などの業務上のセキュリティの問題からサーバをネットワークに接続できない場合、上記の如く、監視プロセッサからサービスセンタへの通知のための一連の作業は、サーバ管理者の手作業によって行われる。この場合上記の如く、監視プロセッサが検出した障害情報が管理用端末に表示され、サーバ管理者がその情報を電話や手作業による複写により通知するため、情報漏れ、誤操作が起こりえる。
【0017】
実施例では上記参考例に鑑み、ネットワークに接続されない情報処理装置の故障情報を通知先の情報処理装置に通知する構成を提供する。
【0018】
図1は実施例の概念を説明するための図である。
【0019】
図1中、ネットワークに接続されていないサーバ10内の監視プロセッサ100がサーバ10に関する障害情報を検出すると、当該障害情報を含む情報に基づいてQRコードを生成する。監視プロセッサ100は生成したQRコードを、BUI(Browser User Interface:ブラウザ・ユーザ・インターフェース、以下同様)やパネルなどの構成を有する、サーバ10側の管理用端末150の画面上に表示する。管理用端末150の画面上に表示されたQRコードは、内蔵カメラが当該管理用端末150の画面に直接対面するように設置されたカメラ付き携帯電話機(以下単に携帯電話機と称する)200により撮影される。携帯電話機200は上記撮影したQRコードの画像情報を当該携帯電話機200が有する電子メール送信機能により、サービスセンタのサーバ(以下単にサービスセンタと称する)300に送信する。
【0020】
上記送信されたQRコードの画像情報は、サービスセンタ300側の管理用端末350が受信する。サービスセンタ300は上記QRコードの画像情報を管理用端末350から受けて解析し復号化することにより、上記障害情報を得る。サービスセンタ300は上記得られた障害情報を管理用端末350の画面上で表示する。
【0021】
サービスセンタ300の管理者は管理用端末350に表示された障害情報を見ることで、たとえば上記障害情報が示すサーバ10の障害に対処するために必要な交換部品を準備することができる。ここで上記サービスセンタ300ではQRコード解析プログラムによりQRコードの復号化を行い、QRコードの基になっている障害情報を得る。
【0022】
上記実施例によれば、業務上のセキュリティの問題からサーバ10をネットワークに接続し得ないような環境においても、サーバ10からの障害情報をサービスセンタ300に通知するために必要な一連の作業が実行される。その結果、サーバ管理者の手作業において起こりえるような、通知すべき障害情報の漏れ、障害情報を通知する作業におけるミスの発生等を確実に防止することができる。よってサーバ管理者の手を煩わすことなく、サーバ10の障害情報が確実にサービスセンタ300に通知されるようになる。
【0023】
すなわち上記実施例の手順によれば、サーバ管理者の手作業による障害情報の内容の複写等の必要性を排除し、速やかに正確な障害情報の伝達がなされる。実施例によれば、特に上記の如く業務上のセキュリティの問題からネットワークを利用できない環境にある場合においても障害情報の通知のための一連の作業が全て自動的になされる。
【0024】
このように実施例によれば、図1に示される如く、サーバ10内の監視プロセッサ100が検出した障害情報がネットワーク500を介し、サービスセンタ300へ送信される。ここでは障害情報はQRコード化することにより符号化され、QRコードがパネルやBUI(ブラウザ・ユーザ・インターフェース)等の形態を有する管理用端末150の画面に表示される。そして内蔵カメラが管理用端末150の画面に直接対面するように設置された携帯電話機200が管理用端末150の画面に表示されたQRコードを撮影する。そして当該携帯電話機200の電子メール送信機能により、撮影されたQRコードの画像情報がサービスセンタ300へ送信される。その結果、業務上のセキュリティの問題からネットワーク環境を介せない場合でも、障害情報の通知に係る一連の作業が実行される。障害情報の通知に係る一連の作業が自動化されることで、情報漏れ・誤り発生等の可能性を排除し得る。
【0025】
以下に実施例の構成につき、更に詳細に説明する。
【0026】
図2は実施例の情報通知システムのハードウェア構成を説明するための図である。図2に示される如く、実施例の情報通知システムは、サーバ10内の監視プロセッサ100、サーバ10側の管理用端末150、携帯電話機200、サービスセンタ300およびサービスセンタ側の管理用端末350を含む。サービスセンタ300はQRコード解析プログラム310を有する。
【0027】
監視プロセッサ100はエラーコード検出プログラム110、キュー120、QRコード生成プログラム130を有する。監視プロセッサ100がサーバ10に関する障害情報を検出すると、その都度対応するエラーコードがキュー120へ格納する。監視プロセッサ100はキュー110に格納されたエラーコードを定期的に取り出し、当該エラーコードに基づきQRコードを生成する。QRコードには容量の制限があるため、一のQRコードの生成のために取り出すエラーコードの量が4kB以内に制限されている。ここでQRコードを生成する場合、監視プロセッサ100はエラーコードを古い順に順次キュー120から取り出し、QRコードの生成に使用する。監視プロセッサ100は作成されたQRコードを管理用端末150の画面上に表示する。ここで監視プロセッサ100は管理用端末150の画面に表示するQRコードを定期的に更新する。管理用端末150の画面に表示されたQRコードは定期的に携帯電話機200により撮影され、サービスセンタ300へ通信網500を介して送信される。携帯電話機200の撮影のタイミングと、管理用端末150の画面に表示されるQRコードの更新のタイミングとは、相互に同期するように制御がなされる。
【0028】
サービスセンタ300は携帯電話機200から通信網500を介してQRコードを受信すると、QRコード解析プログラム310によりQRコードを解析して復号化し、QRコードの基になった障害情報を得る。そしてサービスセンタ300は管理用端末350に、得られた障害情報を表示する。
【0029】
図4は監視プロセッサ100のハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【0030】
監視プロセッサ100はCPUモジュール101,I/Oサブシステム103,メモリサブシステム102、システム制御部104、ハードディスク装置105を有する。CPUモジュールは演算機能を提供し、I/Oサブシステム103は外部との情報の授受のためのインタフェース機能を提供する。システム制御部104は監視プロセッサ100全体の管理機能を提供し、メモリサブシステム102およびハードディスク装置105は各種プログラムおよびデータを格納し、或いはCPUモジュール101の作業領域を提供する。上記格納されるプログラムとして、図3に示されるエラーコード検出プログラム110、QRコード生成プログラム130が含まれる。当該プログラム110,130が監視プロセッサ100にインストールされ、CPUモジュール101により実行されることで監視プロセッサ100としての機能が実現される。
【0031】
図5は上記携帯電話機200のハードウェアおよびソフトウェアの構成を説明するためブロック図である。図5,(a)に示される如く、携帯電話機200は、ハードウェアとして、各種電子回路が搭載されたメイン基板210、バッテリ(すなわち電源部)204、画面表示デバイス(すなわちディスプレイ)230、カメラ240、キーボード230、マイクロフォン220、スピーカ220を有する。バッテリ204は携帯電話機200内の各部品へ電力を供給する。またメイン基板210は、図5、(b)に示される如く、CPU211およびメモリ212を有する。CPU212は演算機能を提供し、メモリ212にはプログラムまたはデータが格納され、またメモリ212はCPU212の作業領域として使用される。
【0032】
また携帯電話機200は、図5に示される如く、ソフトウェアとして、無線通信機能を実現する無線部分201、表示や操作、電子メール、ダイヤルなどの諸機能を実現するアプリケーション部分202および音声通信やデータ通信などを制御するデータ通信部分203を有する。上記アプリケーション部分202としてのアプリケーションプログラム(以下携帯アプリと称する)280が携帯電話機200にインストールされCPU211により実行されることで、携帯電話機200の各機能が制御される。この場合携帯アプリ280はメモリ212に格納される。
【0033】
図6は携帯アプリ280の構成例を説明するための図である。
【0034】
携帯アプリ280は、制御部281および比較部282を有する。制御部281は、上記無線部分201、データ通信部分203の機能を含む、携帯電話機200が有する諸機能を制御する。また制御部281は、携帯電話機200が有するモードの切替、各機能の呼び出し、データの取得、電子メールへのデータ貼り付け動作の制御等を行う。
【0035】
上記比較部282は、サーバ10の管理用端末150の画面に表示されたQRコード読み取りの成功または失敗の判断、QRコードが異常系か否かの判断、およびQRコードの送信の成功または失敗の判断を行う。また比較部282は、電子メールの送信、上記モードの切替等の各種の操作を呼び出すタイミングを決定する機能を有する。
【0036】
図7は携帯電話機200が有する諸機能を示す。
【0037】
図7に示される如く、携帯電話機200はカメラ機能221,バーコードリーダ機能222、充電機能223、タイマー機能224、電子メール送信機能225、電話帳機能226、新規電子メール作成機能227、未送信電子メール格納機能228を有する。これら諸機能が携帯アプリ280により制御される。
【0038】
図7に示される諸機能221〜228をそれぞれ実現するための構成部分は、現在市販されている携帯電話機に備わっている構成部分をそのまま使用し得る。携帯アプリ280は上記諸機能221〜228の呼び出しおよび動作チェックの機能を提供する。上記携帯アプリ280の制御部281により、カメラ機能221、バーコードリーダ機能222、タイマー機能223、電子メール送信機能224、電話帳機能225、新規電子メール作成機能226、未送信電子メール格納機能227の呼び出しがなされる。後述するサーバ管理者への通知およびサービスセンタ300への通知の際に必要となるため、サーバ管理者およびサービスセンタ300のアドレスが事前に電話帳機能226に登録される。また後述するQRコードの正常系のデータベースは電話帳機能226や図示しないメモリカード、電話帳機能226,未送信電子メール格納機能228等の保存機能を利用して登録される。
【0039】
図8はサービスセンタ300のハードウェア構成例を示す。
【0040】
図8に示される如く、サービスセンタ300はパーソナルコンピュータとすることができる。サービスセンタ300としてのパーソナルコンピュータは、CPU301、メモリ302、ハードディスク装置304を有する。CPU301は演算機能を提供し、メモリ302およびハードディスク装置304はプログラムおよびデータの格納並びにCPU301の作業領域の提供を行う。サービスセンタ300としてのパーソナルコンピュータには、上記QRコード解析プログラム310がインストールされ、QRコード解析プログラム310がCPU301により実行されることで、サービスセンタ300としての機能が実現される。
【0041】
次に上記した監視プロセッサ100が生成するQRコードの基となる情報について図9とともに説明する。
【0042】
QRコードの基となる情報は、エラーコード(故障部品の情報、部品の位置、故障内容等)と住所とを含む。またQRコードの基となる情報として、正常系のもの(すなわち図9,(a))と異常系のもの(すなわち図9,(a))とが設けられている。正常系の情報は監視プロセッサ100がサーバ10の障害を検出しなかった場合の情報であり、異常系の情報は監視プロセッサ100がサーバ10の障害を検出した場合の情報である。異常系の他に正常系を設けた理由は以下の通りである。すなわち管理用端末150の画面に表示されたQRコードの携帯電話機200による読み取りが失敗する場合が想定され、当該場合を検出可能とするために正常系を設けた。上記読み取りが失敗する場合とは、たとえば地震等の影響により携帯電話機200の設置状態が変動し、携帯電話機200の内蔵カメラが管理用端末150の画面に直接対面する状態が崩れた場合等が考えられる。
【0043】
図9,(a)に示す正常系のQRコードの基となる情報は特に障害情報を含まないため、「エラーコード」は“000・・・”(全て“0”)とされ、「住所」にも“0”が設定される。
【0044】
他方図9,(b)に示す異常系の情報も「エラーコード」と「住所」とを含む。上記「エラーコード」は上記障害情報に対応し、当該「障害」に係る障害部品の情報、部品の位置、故障内容等の情報を示す。具体的には図9,(b)に示す如く、上記故障部品の情報、部品の位置、故障内容等の情報が“100・・・”、“200・・・”、...“800・・・”のようにコード化されて設定される。QRコードの性質上QRコードの基となる情報のサイズが4kB内に制限される。このため、QRコードを生成する時点でQRコードに含めるべき「エラーコード」の情報量が4kBを超える場合には、当該「エラーコード」が古いものから順に選択され、選択された4kB以内の「エラーコード」からQRコードが生成される。
【0045】
図10は上記監視プロセッサ100が有するエラーコード検出プログラム110の動作の流れについて説明するためのフローチャートである。
【0046】
図10中、監視プロセッサ100のCPUモジュール101がエラーコード検出プログラム110を実行することにより、以下に示す動作を行う。すなわちCPUモジュール101は待機しており(ステップS1)、サーバ10内の障害を検出すると(ステップS2)、その都度当該障害に係る障害情報からエラーコードを生成し、当該エラーコードをキュー120へ格納する(ステップS3)。ここでキュー120へのエラーコードの格納は、上記障害の項目ごと、すなわちイベントごとに行われる。上記キュー120へのエラーコードの格納動作(ステップS3)が完了した場合、もしくは障害情報を検出しなかった場合、CPUモジュール101は待機する(ステップS1)。再度障害情報を検出する(ステップS2)と、CPUモジュール101は上記同様、対応するエラーコードをキュー120へ格納する(ステップS3)。
【0047】
図11は監視プロセッサ100が有するQRコード生成プログラム130の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【0048】
図11中、監視プロセッサ100のCPUモジュール101がQRコード生成プログラム130を実行することにより以下の動作を行う。すなわち、CPUモジュール101は定期的にキュー120に格納された1イベント分の情報量をチェックする。より具体的には、CPUモジュール101は一定時間待機後、情報量カウンタをゼロにリセットし(ステップS21,S22)、キュー120に格納された1イベント分の情報量の有無を判断する(ステップS23)。判断の結果キュー120に1イベント分の情報量が存在する場合(ステップS23の「あり」)、CPUモジュール101は当該1イベント分の情報量を情報量カウンタでカウントする(ステップS25)。上記カウントの結果の情報量カウンタのカウント値が4kB以内の場合(ステップS26の「4K以内」)、CPUモジュール101は当該1イベント分のエラーコードをキュー120から取り出す(ステップS27)。当該取り出したエラーコードは「QRコード生成用の情報」として、CPUモジュール101がメモリサブシステム102の所定のメモリ領域に蓄積する。CPUモジュール101は上記ステップS23、S25,S26,S27のループの動作を情報量カウンタのカウント値が4kBを超えるまで繰り返す。CPUモジュール101はキュー120からのエラーコードの取り出しを、古いイベントから順に行う。ステップS26の判定の結果、情報量カウンタのカウント値が4kBを超える場合(ステップS26の「4K超過」)、CPUモジュール101は当該1イベント分のエラーコードのキュー120からの取り出しは行わずにステップS28に移行する。ステップS28でCPUモジュール101はQRコードの生成(異常系)を行う(ステップS28)。上記QRコードの生成は、上記ステップS23、S25,S26,S27のループの動作の結果上記の如く「QRコード生成用の情報」としてメモリサブシステム102の所定のメモリ領域に順次蓄積されたエラーコードについて行われる。
【0049】
他方ステップS23における判定の結果、キュー120には1イベント分のエラーコードが存在しない場合、CPUモジュール101はステップS24に移行する。ここでキュー120に1イベント分のエラーコードが存在しない場合とは、以下の二通りが考えられる。その一番目は、ステップS21,S22を経て最初にステップS23が実行された場合である。二番目は、上記ステップS23、S25,S26,S27のループの動作が一回以上実行された後にステップS23が実行された場合である。ステップS24でCPUモジュール101は情報量カウンタを参照し、情報量カウンタのカウント値がゼロでない場合、ステップS28に移行して、上記同様にQRコードの生成(異常系)を行う。当該場合は上記二番目の場合に該当し、ステップS26で情報量カウンタが4kBを超過する前に、キュー120が空になった場合である。
【0050】
他方、ステップS24の結果、情報量カウンタのカウント値がゼロの場合、CPUモジュール101はステップS29にてQRコードの生成(正常系、図9,(a)参照)を行う。当該場合は上記一番目の場合に該当し、今回の図11の動作においてキュー120にエラーコードが存在していなかった場合である。これは前回の図11の動作以後、サーバ10に新たな障害が発生していなかったことを意味する。したがってステップS29で正常系のQRコードを生成するのである。
【0051】
CPUモジュール101はステップS28或いはステップS29でQRコードを生成すると、ステップS30で当該生成されたQRコードを管理用端末150の画面上に表示する。以後、CPUモジュール101は一定時間経過後(ステップS21)、再度キュー120のチェックを行い、この際に情報量カウンタのカウント値を再びゼロにリセットする(ステップS22)。以後CPUモジュール101はステップS23以降の上記の動作を実行する。
【0052】
ここでステップS26で情報量カウンタのカウント値が4kBを超えている場合には、キュー120には未だエラーコードが残存した状態となる。当該キュー120に残存しているエラーコードは、以下に図12とともに説明するように、次回の図11の動作において、QRコードの生成に使用される。
【0053】
図12は、図11のステップS26の判定において、QRコード生成用のエラーコードの情報量が4kBを超えた場合のQRコードの生成例について説明する。図12,(a)はQRコード生成用のエラーコードの情報量が4kBを超えない場合について示しており、図11についての説明において述べた二番目の場合に該当し、ステップS23、S24,S28の動作によってQRコードが生成される。すなわちこの場合、図11の動作において、キュー120に格納されていた全てのエラーコードが取り出され、当該全てのエラーコードに基づいてQRコードが生成される。図12、(a)の例は、1イベント分のエラーコード(“100・・・”〜“160・・・”)からQRコードが作成された例である。なおエラーコードはイベントごとに取り出されQRコード化されるため、取り出されたエラーコードの情報量が4kBを満たない状態でQRコード化される場合もある。すなわち最も古い1イベント分のエラーコードでは4kBに満たないが、次に古い1イベントを加えると4kBを超える場合である。
【0054】
図12,(b)はQRコード生成用のエラーコードの情報量が4kBを超える場合について示している。この場合、キュー120に格納されているエラーコードは、古い順にイベントごとに取り出され、4kBを超えない範囲でQRコード化される。図12,(b)の例では、最も古いイベントのエラーコード(“200・・・”〜“220・・・”)および次に古いイベントのエラーコード(“300・・・”、“310・・・”)では4kB以内である。しかしながら更に、その次に古い(すなわち三番目に古い)イベントのエラーコード(“400・・・”〜“420・・・”)をも加えると4kBを超える。当該場合、上記三番目に古いイベントのエラーコードは次回の図11の動作時に処理される。図12,(c)は当該次回の処理の内容を示す。
【0055】
すなわち図12,(c)の場合、図11の動作において、キュー120には前回取り出されず残存していたイベントのエラーコード(“400・・・”〜“420・・・”)がそのまま格納されている。そして更に、次の3個のイベントのエラーコード(“500・・・”)、(“600・・・”〜“610・・・”)、(“700・・・”)も格納されている。合計4個のイベントがキュー120に格納されており、そのうち、1〜2番目のイベントのエラーコードでは4kB以内であり、更に3番目のイベントのエラーコードを加えると4kBを超える。したがってこの場合、1〜2番目のイベントのエラーコードが取り出されてQRコード化され、3〜4番目のイベントのエラーコードは更に次回の処理に回される。
【0056】
次に図13とともに、上記携帯アプリ280の動作の流れについて説明する。
【0057】
図13の動作は、CPU211が携帯アプリ280を実行することにより、一定時間ごとに実行する。
【0058】
まず、QRコードの画像情報を管理用端末150の画面上から読み取りサービスセンタ300へ送信するための手段として携帯電話機200を準備する必要がある。ここで上記の如く携帯電話機200に携帯アプリ280をインストールし、携帯アプリ280をCPU211により実行させることにより、携帯電話機200によるQRコードの送信が可能となる。また携帯電話機200が管理用端末150の画面に表示されるQRコードを読み取ることを可能にするため、予め管理用端末150の画面を内蔵カメラで撮影可能な位置に携帯電話機200を固定しておく。また読み取られる側の管理用端末150も予め所定の位置に固定しておく。当該状態に置いて、携帯電話機200は内蔵カメラにより、管理用端末150の画面上に表示されるQRコードを定期的に撮影する(ステップS41,S42)。当該撮影は内蔵カメラを使用するカメラ機能221により実行され、撮影のタイミングはタイマー機能224により決定される。撮影は、携帯アプリ280の制御部281のモード切替の機能によりバーコードリーダ機能222が呼び出された際に行われるように、各機能221,222の実行のタイミングが制御される。
【0059】
次にステップS43にてCPU211は、ステップS42の撮影によるQRコードの読み取りが成功したか否かを判断し、また読み取りが成功した場合、当該QRコードが正常系か異常系かの判断を行う。QRコードの読み取りに成功し異常系であることを確認した場合(ステップS43の「異常系」)、CPU211はQRコードをサービスセンタ300へ送信する(ステップS44)。尚、ステップS43で正常系、異常系の別を判定するため、携帯アプリ280は上記の如く、QRコードの正常系のデータベースを予め有する。正常系のデータベースは上記の如く、メモリカード、電話帳機能226,未送信電子メール格納機能228等の保存機能を利用して登録されている。CPU211は当該正常系のデータベース(すなわち図9,(a)の内容)と、ステップS42で読み取ったQRコードの内容とを比較し、比較の結果両者が同一なら正常系と判定し、同一でないなら異常系と判定する。より具体的には、読み取ったQRコードが異常系か否の確認は、携帯アプリ280の比較部282による制御下、CPU211が上記正常系のデータベースを呼び出し、比較を行うことで行われる。比較後CPU211は新規電子メール作成機能227を呼び出し、当該QRコードを当該電子メールの本文へ貼り付ける。更にCPU211は電話帳機能226からサービスセンタ300のアドレスを呼び出して当該電子メールの宛先として設定する。CPU211は次に電子メール送信機能225を呼び出し、当該電子メールを送信する(ステップS44,S46)。電波の影響で当該送信が失敗する場合があるが、当該場合には、CPU211はサーバ管理者に通報する(ステップS45)。この場合、CPU211は未送信電子メール格納機能228を呼び出し、電話帳機能226からサーバ管理者のアドレスを呼び出し、上記送信に失敗した電子メールの宛先に設定する。更に、CPU211は電子メール送信機能225を呼び出し、当該電子メールを送信する。
【0060】
他方、ステップS43の判定結果が「正常系」の場合、CPU211はQRコードを送信せずに一定時間待機し(ステップS41)、再度QRコードの撮影を行う(ステップS42)。この場合、CPU211はバーコードリーダ機能222を一旦終了し、タイマー機能224により一定時間経過するまで待機する(ステップS41)。
【0061】
ステップS43の結果が「読み取り失敗」の場合、サーバ管理者に通報する(ステップS45)。この場合CPU211は携帯アプリ280の制御部281により新規電子メール作成機能227を呼び出し、電話帳機能226より、新規の電子メールへサーバ管理者の宛先を設定する。そしてCPU211は電子メール送信機能225により当該電子メールを送信する。当該実施例の情報通知システムにおいて携帯電話機200は24時間動作し、異常系のQRコードを送信し得る状態である必要がある。このため、携帯電話機200を常に充電でき、常に電波の届く環境を設ける。
【0062】
以下に図14とともに、図13のステップS45におけるサーバ管理者への通報の動作例について説明する。図14,(a)はQRコードの送信が失敗した場合(図13中、ステップS44の「送信失敗」)の動作例を示す。図14,(b)はQRコードの読み取りが失敗した場合(図13中、ステップS43の「読み取り失敗」)の動作例を示す。各動作はCPU211が携帯アプリ280を実行することにより実行する。
【0063】
図14,(a)のQRコードの送信に失敗した場合は、CPU211は「QRコード読み取り失敗」のメッセージを携帯電話機200の画面に表示(ステップS61)後、または一定時間経過後、制御部281より未送信電子メール格納機能228を呼び出す(ステップS62)。CPU211は未送信電子メールとして格納されている電子メールに電話帳機能226から呼び出したサーバ管理者のアドレスを設定し(ステップS63)、当該電子メールを電子メール送信機能225により送信する(ステップS64)。ここで上記未送信電子メールとして格納されている電子メールとは、図13のステップS44の「送信失敗」の際に未送信電子メール格納機能228により未送信電子メールとして格納されたものである。したがって当該未送信電子メールの本文にはステップS44でQRコードが貼り付けられている。
【0064】
図14,(b)の、QRコードの読み取りに失敗した場合、CPU211は「送信失敗」のメッセージを携帯電話機200の画面上に表示(ステップS81)する。そして携帯アプリ280の制御部281により、新規電子メール作成機能227を呼び出す(ステップS82)。CPU211は電話帳機能226から呼び出したサーバ管理者のアドレスを新規の電子メールに設定し(ステップS83)、当該電子メールを電子メール送信機能225により送信する(ステップS84)。当該新規の電子メールの本文には、何ら情報は含まれない。
【0065】
ここで図14,(b)の読み取り失敗の場合と、図14,(a)の送信できなかった場合との区別は、ステップS84,S64で送信される電子メールの本文に情報が入っているか入っていないかで区別できる。すなわち図14、(a)のステップS64でサーバ管理者に送信される電子メールは図13中、ステップS44の「送信失敗」に係る電子メールであり、上記の如く、ステップS44で本文にQRコードが貼り付けられた電子メールである。他方、図14,(b)のステップS84でサーバ管理者に送信される電子メールは新規電子メール作成機能227で新規に作成された電子メールであり、上記の如く本文には何ら情報が含まれないからである。
【0066】
以下に図15とともにサービスセンタ300が有するQRコード解析プログラム310の動作について説明する。サービスセンタ300においては事前にQRコード解析プログラム310をインストールする。また、QRコード解析プログラム310はエラーコード(故障部品の情報、部品の位置、故障内容等)と住所の情報を、データベースとして有する。
【0067】
CPU301がQRコード解析プログラム310を実行することにより、CPU301は定期的に、携帯電話機200から送信されたQRコードを受信する(ステップS101,ステップS102)。QRコードを受信する(ステップS102の「QRコード有り」)とCPU301は、受信したQRコードの解析による復号化を行う。CPU301は当該解析結果を上記エラーコード(故障部品の情報、部品の位置、故障内容等)と住所の情報のデータベースと比較する(ステップS104)。比較の結果一致する場合(ステップS104の「一致」)は、CPU301は管理用端末350上に上記エラーコードに含まれる「故障部品」に対応する交換部品の情報を表示する(ステップS106)。データベースと不一致の場合(ステップS104の「不一致」)、CPU301はサービスセンタ300の管理者へ通報する(ステップS105)。またQRコードを受信しなかった場合(ステップS102の「QRコード無し」)および管理用端末350への表示が完了した場合は、CPU301は一定時間待機し(ステップS101)、再度QRコードの受信を行う(ステップS102)。
【0068】
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の情報処理装置が情報を符号化する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置された第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する情報通知方法。
(付記2)
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階では表示の更新が所定のタイミングで定期的に実行され、
前記第2の情報処理装置が前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階では、前記画像情報の取得が前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に実行される付記1に記載の情報通知方法。
(付記3)
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する付記1または2に記載の情報通知方法。
(付記4)
前記第2の情報処理装置は携帯電話機とされ、
前記第2の情報処理装置が、取得した符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階は、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行われる付記1乃至3のうちの何れかに記載の情報通知方法。
(付記5)
前記第1の情報処理装置が情報をQRコードに変換する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記QRコードを画面に表示する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記QRコードを画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記QRコードの画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記QRコードの画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記QRコードの画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する付記1乃至4のうちの何れかに記載の情報通知方法。
(付記6)
情報を符号化するための手段と、前記符号化された情報を画面に表示するための手段とを有する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置され、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得するための手段と、前記取得された前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信するための手段とを有する第2の情報処理装置と、
前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信するための手段と、前記受信された前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段とを有する第3の情報処理装置とを有する情報通知システム。
(付記7)
前記第1の情報処理装置は、前記画面に表示された符号化された情報を前記所定のタイミングで定期的に更新し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を前記所定のタイミングと同期して定期的に画像情報として取得する付記6に記載の情報通知システム。
(付記8)
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する付記6または7に記載の情報通知システム。
(付記9)
前記第2の情報処理装置は携帯電話機とされ、
前記第2の情報処理装置は画像情報を第3の情報処理装置に送信する際、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行う付記6乃至8のうちの何れかに記載の情報通知システム。
(付記10)
前記第1の情報処理装置の前記情報を符号化するための手段は情報をQRコードに変換するための手段とされ、
前記第1の情報処理装置の前記符号化された情報を画面に表示するための手段は前記QRコードを画面に表示し、
前記第2の情報処理装置の前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得するための手段は前記QRコードの画像情報を取得し、
前記第2の情報処理装置の前記取得された前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信するための手段は前記QRコードの画像情報を前記第3の情報処理装置に送信し、
前記第3の情報処理装置の前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信するための手段は前記QRコードの画像情報を受信し、
前記第3の情報処理装置の前記受信された前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段は前記QRコードの画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段とされる付記6乃至9のうちの何れかに記載の情報通知システム。
(付記11)
画面に表示された情報を画像情報として取得するための画像情報取得手段と、
画像情報取得手段が取得した画像情報を送信するための送信手段と、
前記画像情報取得手段が所定のタイミングで情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を画像情報として取得し、前記送信手段が前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信するように、前記画像情報取得手段および前記送信手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置。
(付記12)
前記制御手段による制御の下、前記画像情報取得手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面上、前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得する付記11に記載の情報処理装置。
(付記13)
前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信する付記11または12に記載の情報処理装置。
(付記14)
携帯電話機とされ、
画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信する際、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行う付記11乃至13のうちの何れかに記載の情報処理装置。
(付記15)
前記画面に表示された情報を画像情報として取得するための手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示されたQRコードの画像情報を取得し、
前記画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信するための手段は前記QRコードの画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信する付記11乃至14のうちの何れかに記載の情報処理装置。
(付記16)
情報処理装置の動作を制御するコンピュータを、
画像情報取得手段に、情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段と、
送信手段に、前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段として機能させるための情報通知プログラム。
(付記17)
前記画像情報取得手段に情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段は、画像情報取得手段に、前記情報通知元の情報処理装置の画面上で前記所定のタイミングと同持したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得させる手段とされる付記16に記載の情報通知プログラム。
(付記18)
前記送信手段に前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報が画像情報として取得されると、当該取得された前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には前記送信手段に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させず、所定の情報でなかった場合に前記送信手段に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段とされる付記16または17に記載の情報通知プログラム。
(付記19)
前記情報処理装置は携帯電話機とされ、
送信手段に前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段は、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して前記画像情報取得手段により取得された画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段とされる付記16乃至18のうちの何れかに記載の情報通知プログラム。
(付記20)
画像情報取得手段に情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示されたQRコードの画像情報を前記画像情報取得手段に取得させる手段とされ、
前記送信手段に前記画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段は、前記送信手段に、前記QRコードの画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段とされる付記16乃至19のうちの何れかに記載の情報通知プログラム。
【符号の説明】
【0069】
100 サーバ
110 エラーコード検出プログラム
120 キュー
130 QRコード生成プログラム
150 管理用端末(サーバ用)
200 携帯電話機
300 サービスセンタ
310 QRコード解析プログラム
350 管理用端末(サービスセンタ用)
【技術分野】
【0001】
実施例は情報通知方法、情報通知システム、情報処理装置および情報通知プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
以下の技術が知られている。すなわち、リモートコンピュータは画像化された更新情報と情報送付先アドレスを表示部に表示する機能を有する。撮影機能付携帯電話は撮影した画像化された情報送付先アドレスから情報送付先アドレスをデコードし情報送付先アドレスに画像化された更新情報を送信する機能を有する。センタコンピュータは上記送信された画像情報を復号する機能を有する。
【0003】
また以下の技術も知られている。すなわち、携帯端末機による機器のサービス特定情報の取得方法として、機器のサービス特定情報通信部をバーコード表示に代え、携帯端末機における機器からのサービス特定情報取得のためのI/F部をバーコードリーダに代える。更にバーコード以外にも、サービス特定情報の情報量に合わせてQRコード等の二次元バーコード表示を機器のサービス特定情報通信部とする。
【0004】
更に以下の技術も知られている。すなわち、保守対象機器が機器内部の状態を二次元バーコード表示する操作パネルを有し、携帯電話はカメラ機能を有し、撮影した二次元バーコードの画像を送ることで保守対象機器の状態をコンピュータへ通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−178601号公報
【特許文献2】特開2004−208256号公報
【特許文献3】特開2005−346577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通信網と接続されていない情報処理装置からの情報を簡易且つ確実に通知し得る構成を提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施例によれば、情報通知元の情報処理装置が画面に表示する符号化された情報を画像情報として取得可能に設置された情報処理装置が前記符号化された情報を画像情報として取得して情報通知先の情報処理装置に対し送信する。
【発明の効果】
【0008】
情報処理装置を、情報通知元の情報処理装置が画面に表示する符号化された情報を画像情報として取得可能に設置することにより、当該情報処理装置は前記符号化された情報を画像情報として取得し得る。したがって通信網と接続されていない情報通知元の情報処理装置からの情報を簡易且つ確実に通知し得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施例の情報通知システムの概念を説明するためのブロック図である。
【図2】実施例の情報通知システムのハードウェア構成を説明するための図である。
【図3】実施例の情報通知システムの各ハードウェアの機能を説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示される監視プロセッサのハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【図5】図3に示される携帯電話機のハードウェアおよびソフトウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【図6】図5に示される携帯アプリの構成を説明するためのブロック図である。
【図7】図3に示される携帯電話機の機能を説明するためのブロック図である。
【図8】図3に示されるサービスセンタのハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【図9】実施例の情報通知システムにおけるQRコードについて説明するための図である。
【図10】図3に示される監視プロセッサのエラーコード検出プログラムによる動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図11】図3に示される監視プロセッサのQRコード生成プログラムによる動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図12】図3に示される監視プロセッサのQRコード生成プログラムによる動作におけるQRコードの生成例について説明するための図である。
【図13】図6に示される携帯アプリによる動作の流れを説明するためのフローチャートである(その1)。
【図14】図6に示される携帯アプリによる動作の流れを説明するためのフローチャートである(その2)。
【図15】図3に示されるサービスセンタのQRコード解析プログラムによる動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に実施例の詳細な説明を行う。
【0011】
種々のサービスを提供することを目的として設けられた情報処理装置としてのサーバが提供するサービスの質的向上・コスト低減を図るという観点から、サーバの障害発生時に障害情報をサービスセンタに迅速且つ正確に通知することが求められる。ここでたとえばサーバが銀行業務に係るサービスを提供するような環境においては、セキュリティの問題から、公衆ネットワークを介さず専用線等による障害情報を通知することが求められる。
【0012】
ここで実施例の詳細な説明に先立ち、まず参考例について説明を行う。
【0013】
上記のような環境において、参考例においては、サーバに組み込まれている監視プロセッサからサービスセンタへの障害情報の通知は以下の方法で行われる。
【0014】
すなわちサーバがネットワークに接続されている場合、監視プロセッサが検出した障害情報がサービスセンタに対し、ネットワークを介して通知される。
【0015】
他方サーバがネットワークに接続されていない場合、監視プロセッサが検出した障害情報をネットワークを介してサービスセンタに通知することができない。この場合、監視プロセッサが検出した障害情報が管理用端末に表示され、サーバ管理者が当該障害情報の内容を確認し、電話等の通信手段にてサービスセンタへ通知する。或いは上記管理用端末に表示された障害情報につき、サーバ管理者が手作業にて複写を行い、電子メールを利用してサービスセンタへ通知する。
【0016】
当該参考例においては以下の問題点が考えられる。すなわち、上記の如く銀行業務などの業務上のセキュリティの問題からサーバをネットワークに接続できない場合、上記の如く、監視プロセッサからサービスセンタへの通知のための一連の作業は、サーバ管理者の手作業によって行われる。この場合上記の如く、監視プロセッサが検出した障害情報が管理用端末に表示され、サーバ管理者がその情報を電話や手作業による複写により通知するため、情報漏れ、誤操作が起こりえる。
【0017】
実施例では上記参考例に鑑み、ネットワークに接続されない情報処理装置の故障情報を通知先の情報処理装置に通知する構成を提供する。
【0018】
図1は実施例の概念を説明するための図である。
【0019】
図1中、ネットワークに接続されていないサーバ10内の監視プロセッサ100がサーバ10に関する障害情報を検出すると、当該障害情報を含む情報に基づいてQRコードを生成する。監視プロセッサ100は生成したQRコードを、BUI(Browser User Interface:ブラウザ・ユーザ・インターフェース、以下同様)やパネルなどの構成を有する、サーバ10側の管理用端末150の画面上に表示する。管理用端末150の画面上に表示されたQRコードは、内蔵カメラが当該管理用端末150の画面に直接対面するように設置されたカメラ付き携帯電話機(以下単に携帯電話機と称する)200により撮影される。携帯電話機200は上記撮影したQRコードの画像情報を当該携帯電話機200が有する電子メール送信機能により、サービスセンタのサーバ(以下単にサービスセンタと称する)300に送信する。
【0020】
上記送信されたQRコードの画像情報は、サービスセンタ300側の管理用端末350が受信する。サービスセンタ300は上記QRコードの画像情報を管理用端末350から受けて解析し復号化することにより、上記障害情報を得る。サービスセンタ300は上記得られた障害情報を管理用端末350の画面上で表示する。
【0021】
サービスセンタ300の管理者は管理用端末350に表示された障害情報を見ることで、たとえば上記障害情報が示すサーバ10の障害に対処するために必要な交換部品を準備することができる。ここで上記サービスセンタ300ではQRコード解析プログラムによりQRコードの復号化を行い、QRコードの基になっている障害情報を得る。
【0022】
上記実施例によれば、業務上のセキュリティの問題からサーバ10をネットワークに接続し得ないような環境においても、サーバ10からの障害情報をサービスセンタ300に通知するために必要な一連の作業が実行される。その結果、サーバ管理者の手作業において起こりえるような、通知すべき障害情報の漏れ、障害情報を通知する作業におけるミスの発生等を確実に防止することができる。よってサーバ管理者の手を煩わすことなく、サーバ10の障害情報が確実にサービスセンタ300に通知されるようになる。
【0023】
すなわち上記実施例の手順によれば、サーバ管理者の手作業による障害情報の内容の複写等の必要性を排除し、速やかに正確な障害情報の伝達がなされる。実施例によれば、特に上記の如く業務上のセキュリティの問題からネットワークを利用できない環境にある場合においても障害情報の通知のための一連の作業が全て自動的になされる。
【0024】
このように実施例によれば、図1に示される如く、サーバ10内の監視プロセッサ100が検出した障害情報がネットワーク500を介し、サービスセンタ300へ送信される。ここでは障害情報はQRコード化することにより符号化され、QRコードがパネルやBUI(ブラウザ・ユーザ・インターフェース)等の形態を有する管理用端末150の画面に表示される。そして内蔵カメラが管理用端末150の画面に直接対面するように設置された携帯電話機200が管理用端末150の画面に表示されたQRコードを撮影する。そして当該携帯電話機200の電子メール送信機能により、撮影されたQRコードの画像情報がサービスセンタ300へ送信される。その結果、業務上のセキュリティの問題からネットワーク環境を介せない場合でも、障害情報の通知に係る一連の作業が実行される。障害情報の通知に係る一連の作業が自動化されることで、情報漏れ・誤り発生等の可能性を排除し得る。
【0025】
以下に実施例の構成につき、更に詳細に説明する。
【0026】
図2は実施例の情報通知システムのハードウェア構成を説明するための図である。図2に示される如く、実施例の情報通知システムは、サーバ10内の監視プロセッサ100、サーバ10側の管理用端末150、携帯電話機200、サービスセンタ300およびサービスセンタ側の管理用端末350を含む。サービスセンタ300はQRコード解析プログラム310を有する。
【0027】
監視プロセッサ100はエラーコード検出プログラム110、キュー120、QRコード生成プログラム130を有する。監視プロセッサ100がサーバ10に関する障害情報を検出すると、その都度対応するエラーコードがキュー120へ格納する。監視プロセッサ100はキュー110に格納されたエラーコードを定期的に取り出し、当該エラーコードに基づきQRコードを生成する。QRコードには容量の制限があるため、一のQRコードの生成のために取り出すエラーコードの量が4kB以内に制限されている。ここでQRコードを生成する場合、監視プロセッサ100はエラーコードを古い順に順次キュー120から取り出し、QRコードの生成に使用する。監視プロセッサ100は作成されたQRコードを管理用端末150の画面上に表示する。ここで監視プロセッサ100は管理用端末150の画面に表示するQRコードを定期的に更新する。管理用端末150の画面に表示されたQRコードは定期的に携帯電話機200により撮影され、サービスセンタ300へ通信網500を介して送信される。携帯電話機200の撮影のタイミングと、管理用端末150の画面に表示されるQRコードの更新のタイミングとは、相互に同期するように制御がなされる。
【0028】
サービスセンタ300は携帯電話機200から通信網500を介してQRコードを受信すると、QRコード解析プログラム310によりQRコードを解析して復号化し、QRコードの基になった障害情報を得る。そしてサービスセンタ300は管理用端末350に、得られた障害情報を表示する。
【0029】
図4は監視プロセッサ100のハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【0030】
監視プロセッサ100はCPUモジュール101,I/Oサブシステム103,メモリサブシステム102、システム制御部104、ハードディスク装置105を有する。CPUモジュールは演算機能を提供し、I/Oサブシステム103は外部との情報の授受のためのインタフェース機能を提供する。システム制御部104は監視プロセッサ100全体の管理機能を提供し、メモリサブシステム102およびハードディスク装置105は各種プログラムおよびデータを格納し、或いはCPUモジュール101の作業領域を提供する。上記格納されるプログラムとして、図3に示されるエラーコード検出プログラム110、QRコード生成プログラム130が含まれる。当該プログラム110,130が監視プロセッサ100にインストールされ、CPUモジュール101により実行されることで監視プロセッサ100としての機能が実現される。
【0031】
図5は上記携帯電話機200のハードウェアおよびソフトウェアの構成を説明するためブロック図である。図5,(a)に示される如く、携帯電話機200は、ハードウェアとして、各種電子回路が搭載されたメイン基板210、バッテリ(すなわち電源部)204、画面表示デバイス(すなわちディスプレイ)230、カメラ240、キーボード230、マイクロフォン220、スピーカ220を有する。バッテリ204は携帯電話機200内の各部品へ電力を供給する。またメイン基板210は、図5、(b)に示される如く、CPU211およびメモリ212を有する。CPU212は演算機能を提供し、メモリ212にはプログラムまたはデータが格納され、またメモリ212はCPU212の作業領域として使用される。
【0032】
また携帯電話機200は、図5に示される如く、ソフトウェアとして、無線通信機能を実現する無線部分201、表示や操作、電子メール、ダイヤルなどの諸機能を実現するアプリケーション部分202および音声通信やデータ通信などを制御するデータ通信部分203を有する。上記アプリケーション部分202としてのアプリケーションプログラム(以下携帯アプリと称する)280が携帯電話機200にインストールされCPU211により実行されることで、携帯電話機200の各機能が制御される。この場合携帯アプリ280はメモリ212に格納される。
【0033】
図6は携帯アプリ280の構成例を説明するための図である。
【0034】
携帯アプリ280は、制御部281および比較部282を有する。制御部281は、上記無線部分201、データ通信部分203の機能を含む、携帯電話機200が有する諸機能を制御する。また制御部281は、携帯電話機200が有するモードの切替、各機能の呼び出し、データの取得、電子メールへのデータ貼り付け動作の制御等を行う。
【0035】
上記比較部282は、サーバ10の管理用端末150の画面に表示されたQRコード読み取りの成功または失敗の判断、QRコードが異常系か否かの判断、およびQRコードの送信の成功または失敗の判断を行う。また比較部282は、電子メールの送信、上記モードの切替等の各種の操作を呼び出すタイミングを決定する機能を有する。
【0036】
図7は携帯電話機200が有する諸機能を示す。
【0037】
図7に示される如く、携帯電話機200はカメラ機能221,バーコードリーダ機能222、充電機能223、タイマー機能224、電子メール送信機能225、電話帳機能226、新規電子メール作成機能227、未送信電子メール格納機能228を有する。これら諸機能が携帯アプリ280により制御される。
【0038】
図7に示される諸機能221〜228をそれぞれ実現するための構成部分は、現在市販されている携帯電話機に備わっている構成部分をそのまま使用し得る。携帯アプリ280は上記諸機能221〜228の呼び出しおよび動作チェックの機能を提供する。上記携帯アプリ280の制御部281により、カメラ機能221、バーコードリーダ機能222、タイマー機能223、電子メール送信機能224、電話帳機能225、新規電子メール作成機能226、未送信電子メール格納機能227の呼び出しがなされる。後述するサーバ管理者への通知およびサービスセンタ300への通知の際に必要となるため、サーバ管理者およびサービスセンタ300のアドレスが事前に電話帳機能226に登録される。また後述するQRコードの正常系のデータベースは電話帳機能226や図示しないメモリカード、電話帳機能226,未送信電子メール格納機能228等の保存機能を利用して登録される。
【0039】
図8はサービスセンタ300のハードウェア構成例を示す。
【0040】
図8に示される如く、サービスセンタ300はパーソナルコンピュータとすることができる。サービスセンタ300としてのパーソナルコンピュータは、CPU301、メモリ302、ハードディスク装置304を有する。CPU301は演算機能を提供し、メモリ302およびハードディスク装置304はプログラムおよびデータの格納並びにCPU301の作業領域の提供を行う。サービスセンタ300としてのパーソナルコンピュータには、上記QRコード解析プログラム310がインストールされ、QRコード解析プログラム310がCPU301により実行されることで、サービスセンタ300としての機能が実現される。
【0041】
次に上記した監視プロセッサ100が生成するQRコードの基となる情報について図9とともに説明する。
【0042】
QRコードの基となる情報は、エラーコード(故障部品の情報、部品の位置、故障内容等)と住所とを含む。またQRコードの基となる情報として、正常系のもの(すなわち図9,(a))と異常系のもの(すなわち図9,(a))とが設けられている。正常系の情報は監視プロセッサ100がサーバ10の障害を検出しなかった場合の情報であり、異常系の情報は監視プロセッサ100がサーバ10の障害を検出した場合の情報である。異常系の他に正常系を設けた理由は以下の通りである。すなわち管理用端末150の画面に表示されたQRコードの携帯電話機200による読み取りが失敗する場合が想定され、当該場合を検出可能とするために正常系を設けた。上記読み取りが失敗する場合とは、たとえば地震等の影響により携帯電話機200の設置状態が変動し、携帯電話機200の内蔵カメラが管理用端末150の画面に直接対面する状態が崩れた場合等が考えられる。
【0043】
図9,(a)に示す正常系のQRコードの基となる情報は特に障害情報を含まないため、「エラーコード」は“000・・・”(全て“0”)とされ、「住所」にも“0”が設定される。
【0044】
他方図9,(b)に示す異常系の情報も「エラーコード」と「住所」とを含む。上記「エラーコード」は上記障害情報に対応し、当該「障害」に係る障害部品の情報、部品の位置、故障内容等の情報を示す。具体的には図9,(b)に示す如く、上記故障部品の情報、部品の位置、故障内容等の情報が“100・・・”、“200・・・”、...“800・・・”のようにコード化されて設定される。QRコードの性質上QRコードの基となる情報のサイズが4kB内に制限される。このため、QRコードを生成する時点でQRコードに含めるべき「エラーコード」の情報量が4kBを超える場合には、当該「エラーコード」が古いものから順に選択され、選択された4kB以内の「エラーコード」からQRコードが生成される。
【0045】
図10は上記監視プロセッサ100が有するエラーコード検出プログラム110の動作の流れについて説明するためのフローチャートである。
【0046】
図10中、監視プロセッサ100のCPUモジュール101がエラーコード検出プログラム110を実行することにより、以下に示す動作を行う。すなわちCPUモジュール101は待機しており(ステップS1)、サーバ10内の障害を検出すると(ステップS2)、その都度当該障害に係る障害情報からエラーコードを生成し、当該エラーコードをキュー120へ格納する(ステップS3)。ここでキュー120へのエラーコードの格納は、上記障害の項目ごと、すなわちイベントごとに行われる。上記キュー120へのエラーコードの格納動作(ステップS3)が完了した場合、もしくは障害情報を検出しなかった場合、CPUモジュール101は待機する(ステップS1)。再度障害情報を検出する(ステップS2)と、CPUモジュール101は上記同様、対応するエラーコードをキュー120へ格納する(ステップS3)。
【0047】
図11は監視プロセッサ100が有するQRコード生成プログラム130の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【0048】
図11中、監視プロセッサ100のCPUモジュール101がQRコード生成プログラム130を実行することにより以下の動作を行う。すなわち、CPUモジュール101は定期的にキュー120に格納された1イベント分の情報量をチェックする。より具体的には、CPUモジュール101は一定時間待機後、情報量カウンタをゼロにリセットし(ステップS21,S22)、キュー120に格納された1イベント分の情報量の有無を判断する(ステップS23)。判断の結果キュー120に1イベント分の情報量が存在する場合(ステップS23の「あり」)、CPUモジュール101は当該1イベント分の情報量を情報量カウンタでカウントする(ステップS25)。上記カウントの結果の情報量カウンタのカウント値が4kB以内の場合(ステップS26の「4K以内」)、CPUモジュール101は当該1イベント分のエラーコードをキュー120から取り出す(ステップS27)。当該取り出したエラーコードは「QRコード生成用の情報」として、CPUモジュール101がメモリサブシステム102の所定のメモリ領域に蓄積する。CPUモジュール101は上記ステップS23、S25,S26,S27のループの動作を情報量カウンタのカウント値が4kBを超えるまで繰り返す。CPUモジュール101はキュー120からのエラーコードの取り出しを、古いイベントから順に行う。ステップS26の判定の結果、情報量カウンタのカウント値が4kBを超える場合(ステップS26の「4K超過」)、CPUモジュール101は当該1イベント分のエラーコードのキュー120からの取り出しは行わずにステップS28に移行する。ステップS28でCPUモジュール101はQRコードの生成(異常系)を行う(ステップS28)。上記QRコードの生成は、上記ステップS23、S25,S26,S27のループの動作の結果上記の如く「QRコード生成用の情報」としてメモリサブシステム102の所定のメモリ領域に順次蓄積されたエラーコードについて行われる。
【0049】
他方ステップS23における判定の結果、キュー120には1イベント分のエラーコードが存在しない場合、CPUモジュール101はステップS24に移行する。ここでキュー120に1イベント分のエラーコードが存在しない場合とは、以下の二通りが考えられる。その一番目は、ステップS21,S22を経て最初にステップS23が実行された場合である。二番目は、上記ステップS23、S25,S26,S27のループの動作が一回以上実行された後にステップS23が実行された場合である。ステップS24でCPUモジュール101は情報量カウンタを参照し、情報量カウンタのカウント値がゼロでない場合、ステップS28に移行して、上記同様にQRコードの生成(異常系)を行う。当該場合は上記二番目の場合に該当し、ステップS26で情報量カウンタが4kBを超過する前に、キュー120が空になった場合である。
【0050】
他方、ステップS24の結果、情報量カウンタのカウント値がゼロの場合、CPUモジュール101はステップS29にてQRコードの生成(正常系、図9,(a)参照)を行う。当該場合は上記一番目の場合に該当し、今回の図11の動作においてキュー120にエラーコードが存在していなかった場合である。これは前回の図11の動作以後、サーバ10に新たな障害が発生していなかったことを意味する。したがってステップS29で正常系のQRコードを生成するのである。
【0051】
CPUモジュール101はステップS28或いはステップS29でQRコードを生成すると、ステップS30で当該生成されたQRコードを管理用端末150の画面上に表示する。以後、CPUモジュール101は一定時間経過後(ステップS21)、再度キュー120のチェックを行い、この際に情報量カウンタのカウント値を再びゼロにリセットする(ステップS22)。以後CPUモジュール101はステップS23以降の上記の動作を実行する。
【0052】
ここでステップS26で情報量カウンタのカウント値が4kBを超えている場合には、キュー120には未だエラーコードが残存した状態となる。当該キュー120に残存しているエラーコードは、以下に図12とともに説明するように、次回の図11の動作において、QRコードの生成に使用される。
【0053】
図12は、図11のステップS26の判定において、QRコード生成用のエラーコードの情報量が4kBを超えた場合のQRコードの生成例について説明する。図12,(a)はQRコード生成用のエラーコードの情報量が4kBを超えない場合について示しており、図11についての説明において述べた二番目の場合に該当し、ステップS23、S24,S28の動作によってQRコードが生成される。すなわちこの場合、図11の動作において、キュー120に格納されていた全てのエラーコードが取り出され、当該全てのエラーコードに基づいてQRコードが生成される。図12、(a)の例は、1イベント分のエラーコード(“100・・・”〜“160・・・”)からQRコードが作成された例である。なおエラーコードはイベントごとに取り出されQRコード化されるため、取り出されたエラーコードの情報量が4kBを満たない状態でQRコード化される場合もある。すなわち最も古い1イベント分のエラーコードでは4kBに満たないが、次に古い1イベントを加えると4kBを超える場合である。
【0054】
図12,(b)はQRコード生成用のエラーコードの情報量が4kBを超える場合について示している。この場合、キュー120に格納されているエラーコードは、古い順にイベントごとに取り出され、4kBを超えない範囲でQRコード化される。図12,(b)の例では、最も古いイベントのエラーコード(“200・・・”〜“220・・・”)および次に古いイベントのエラーコード(“300・・・”、“310・・・”)では4kB以内である。しかしながら更に、その次に古い(すなわち三番目に古い)イベントのエラーコード(“400・・・”〜“420・・・”)をも加えると4kBを超える。当該場合、上記三番目に古いイベントのエラーコードは次回の図11の動作時に処理される。図12,(c)は当該次回の処理の内容を示す。
【0055】
すなわち図12,(c)の場合、図11の動作において、キュー120には前回取り出されず残存していたイベントのエラーコード(“400・・・”〜“420・・・”)がそのまま格納されている。そして更に、次の3個のイベントのエラーコード(“500・・・”)、(“600・・・”〜“610・・・”)、(“700・・・”)も格納されている。合計4個のイベントがキュー120に格納されており、そのうち、1〜2番目のイベントのエラーコードでは4kB以内であり、更に3番目のイベントのエラーコードを加えると4kBを超える。したがってこの場合、1〜2番目のイベントのエラーコードが取り出されてQRコード化され、3〜4番目のイベントのエラーコードは更に次回の処理に回される。
【0056】
次に図13とともに、上記携帯アプリ280の動作の流れについて説明する。
【0057】
図13の動作は、CPU211が携帯アプリ280を実行することにより、一定時間ごとに実行する。
【0058】
まず、QRコードの画像情報を管理用端末150の画面上から読み取りサービスセンタ300へ送信するための手段として携帯電話機200を準備する必要がある。ここで上記の如く携帯電話機200に携帯アプリ280をインストールし、携帯アプリ280をCPU211により実行させることにより、携帯電話機200によるQRコードの送信が可能となる。また携帯電話機200が管理用端末150の画面に表示されるQRコードを読み取ることを可能にするため、予め管理用端末150の画面を内蔵カメラで撮影可能な位置に携帯電話機200を固定しておく。また読み取られる側の管理用端末150も予め所定の位置に固定しておく。当該状態に置いて、携帯電話機200は内蔵カメラにより、管理用端末150の画面上に表示されるQRコードを定期的に撮影する(ステップS41,S42)。当該撮影は内蔵カメラを使用するカメラ機能221により実行され、撮影のタイミングはタイマー機能224により決定される。撮影は、携帯アプリ280の制御部281のモード切替の機能によりバーコードリーダ機能222が呼び出された際に行われるように、各機能221,222の実行のタイミングが制御される。
【0059】
次にステップS43にてCPU211は、ステップS42の撮影によるQRコードの読み取りが成功したか否かを判断し、また読み取りが成功した場合、当該QRコードが正常系か異常系かの判断を行う。QRコードの読み取りに成功し異常系であることを確認した場合(ステップS43の「異常系」)、CPU211はQRコードをサービスセンタ300へ送信する(ステップS44)。尚、ステップS43で正常系、異常系の別を判定するため、携帯アプリ280は上記の如く、QRコードの正常系のデータベースを予め有する。正常系のデータベースは上記の如く、メモリカード、電話帳機能226,未送信電子メール格納機能228等の保存機能を利用して登録されている。CPU211は当該正常系のデータベース(すなわち図9,(a)の内容)と、ステップS42で読み取ったQRコードの内容とを比較し、比較の結果両者が同一なら正常系と判定し、同一でないなら異常系と判定する。より具体的には、読み取ったQRコードが異常系か否の確認は、携帯アプリ280の比較部282による制御下、CPU211が上記正常系のデータベースを呼び出し、比較を行うことで行われる。比較後CPU211は新規電子メール作成機能227を呼び出し、当該QRコードを当該電子メールの本文へ貼り付ける。更にCPU211は電話帳機能226からサービスセンタ300のアドレスを呼び出して当該電子メールの宛先として設定する。CPU211は次に電子メール送信機能225を呼び出し、当該電子メールを送信する(ステップS44,S46)。電波の影響で当該送信が失敗する場合があるが、当該場合には、CPU211はサーバ管理者に通報する(ステップS45)。この場合、CPU211は未送信電子メール格納機能228を呼び出し、電話帳機能226からサーバ管理者のアドレスを呼び出し、上記送信に失敗した電子メールの宛先に設定する。更に、CPU211は電子メール送信機能225を呼び出し、当該電子メールを送信する。
【0060】
他方、ステップS43の判定結果が「正常系」の場合、CPU211はQRコードを送信せずに一定時間待機し(ステップS41)、再度QRコードの撮影を行う(ステップS42)。この場合、CPU211はバーコードリーダ機能222を一旦終了し、タイマー機能224により一定時間経過するまで待機する(ステップS41)。
【0061】
ステップS43の結果が「読み取り失敗」の場合、サーバ管理者に通報する(ステップS45)。この場合CPU211は携帯アプリ280の制御部281により新規電子メール作成機能227を呼び出し、電話帳機能226より、新規の電子メールへサーバ管理者の宛先を設定する。そしてCPU211は電子メール送信機能225により当該電子メールを送信する。当該実施例の情報通知システムにおいて携帯電話機200は24時間動作し、異常系のQRコードを送信し得る状態である必要がある。このため、携帯電話機200を常に充電でき、常に電波の届く環境を設ける。
【0062】
以下に図14とともに、図13のステップS45におけるサーバ管理者への通報の動作例について説明する。図14,(a)はQRコードの送信が失敗した場合(図13中、ステップS44の「送信失敗」)の動作例を示す。図14,(b)はQRコードの読み取りが失敗した場合(図13中、ステップS43の「読み取り失敗」)の動作例を示す。各動作はCPU211が携帯アプリ280を実行することにより実行する。
【0063】
図14,(a)のQRコードの送信に失敗した場合は、CPU211は「QRコード読み取り失敗」のメッセージを携帯電話機200の画面に表示(ステップS61)後、または一定時間経過後、制御部281より未送信電子メール格納機能228を呼び出す(ステップS62)。CPU211は未送信電子メールとして格納されている電子メールに電話帳機能226から呼び出したサーバ管理者のアドレスを設定し(ステップS63)、当該電子メールを電子メール送信機能225により送信する(ステップS64)。ここで上記未送信電子メールとして格納されている電子メールとは、図13のステップS44の「送信失敗」の際に未送信電子メール格納機能228により未送信電子メールとして格納されたものである。したがって当該未送信電子メールの本文にはステップS44でQRコードが貼り付けられている。
【0064】
図14,(b)の、QRコードの読み取りに失敗した場合、CPU211は「送信失敗」のメッセージを携帯電話機200の画面上に表示(ステップS81)する。そして携帯アプリ280の制御部281により、新規電子メール作成機能227を呼び出す(ステップS82)。CPU211は電話帳機能226から呼び出したサーバ管理者のアドレスを新規の電子メールに設定し(ステップS83)、当該電子メールを電子メール送信機能225により送信する(ステップS84)。当該新規の電子メールの本文には、何ら情報は含まれない。
【0065】
ここで図14,(b)の読み取り失敗の場合と、図14,(a)の送信できなかった場合との区別は、ステップS84,S64で送信される電子メールの本文に情報が入っているか入っていないかで区別できる。すなわち図14、(a)のステップS64でサーバ管理者に送信される電子メールは図13中、ステップS44の「送信失敗」に係る電子メールであり、上記の如く、ステップS44で本文にQRコードが貼り付けられた電子メールである。他方、図14,(b)のステップS84でサーバ管理者に送信される電子メールは新規電子メール作成機能227で新規に作成された電子メールであり、上記の如く本文には何ら情報が含まれないからである。
【0066】
以下に図15とともにサービスセンタ300が有するQRコード解析プログラム310の動作について説明する。サービスセンタ300においては事前にQRコード解析プログラム310をインストールする。また、QRコード解析プログラム310はエラーコード(故障部品の情報、部品の位置、故障内容等)と住所の情報を、データベースとして有する。
【0067】
CPU301がQRコード解析プログラム310を実行することにより、CPU301は定期的に、携帯電話機200から送信されたQRコードを受信する(ステップS101,ステップS102)。QRコードを受信する(ステップS102の「QRコード有り」)とCPU301は、受信したQRコードの解析による復号化を行う。CPU301は当該解析結果を上記エラーコード(故障部品の情報、部品の位置、故障内容等)と住所の情報のデータベースと比較する(ステップS104)。比較の結果一致する場合(ステップS104の「一致」)は、CPU301は管理用端末350上に上記エラーコードに含まれる「故障部品」に対応する交換部品の情報を表示する(ステップS106)。データベースと不一致の場合(ステップS104の「不一致」)、CPU301はサービスセンタ300の管理者へ通報する(ステップS105)。またQRコードを受信しなかった場合(ステップS102の「QRコード無し」)および管理用端末350への表示が完了した場合は、CPU301は一定時間待機し(ステップS101)、再度QRコードの受信を行う(ステップS102)。
【0068】
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の情報処理装置が情報を符号化する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置された第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する情報通知方法。
(付記2)
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階では表示の更新が所定のタイミングで定期的に実行され、
前記第2の情報処理装置が前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階では、前記画像情報の取得が前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に実行される付記1に記載の情報通知方法。
(付記3)
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する付記1または2に記載の情報通知方法。
(付記4)
前記第2の情報処理装置は携帯電話機とされ、
前記第2の情報処理装置が、取得した符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階は、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行われる付記1乃至3のうちの何れかに記載の情報通知方法。
(付記5)
前記第1の情報処理装置が情報をQRコードに変換する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記QRコードを画面に表示する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記QRコードを画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記QRコードの画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記QRコードの画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記QRコードの画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する付記1乃至4のうちの何れかに記載の情報通知方法。
(付記6)
情報を符号化するための手段と、前記符号化された情報を画面に表示するための手段とを有する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置され、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得するための手段と、前記取得された前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信するための手段とを有する第2の情報処理装置と、
前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信するための手段と、前記受信された前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段とを有する第3の情報処理装置とを有する情報通知システム。
(付記7)
前記第1の情報処理装置は、前記画面に表示された符号化された情報を前記所定のタイミングで定期的に更新し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を前記所定のタイミングと同期して定期的に画像情報として取得する付記6に記載の情報通知システム。
(付記8)
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する付記6または7に記載の情報通知システム。
(付記9)
前記第2の情報処理装置は携帯電話機とされ、
前記第2の情報処理装置は画像情報を第3の情報処理装置に送信する際、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行う付記6乃至8のうちの何れかに記載の情報通知システム。
(付記10)
前記第1の情報処理装置の前記情報を符号化するための手段は情報をQRコードに変換するための手段とされ、
前記第1の情報処理装置の前記符号化された情報を画面に表示するための手段は前記QRコードを画面に表示し、
前記第2の情報処理装置の前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得するための手段は前記QRコードの画像情報を取得し、
前記第2の情報処理装置の前記取得された前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信するための手段は前記QRコードの画像情報を前記第3の情報処理装置に送信し、
前記第3の情報処理装置の前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信するための手段は前記QRコードの画像情報を受信し、
前記第3の情報処理装置の前記受信された前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段は前記QRコードの画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段とされる付記6乃至9のうちの何れかに記載の情報通知システム。
(付記11)
画面に表示された情報を画像情報として取得するための画像情報取得手段と、
画像情報取得手段が取得した画像情報を送信するための送信手段と、
前記画像情報取得手段が所定のタイミングで情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を画像情報として取得し、前記送信手段が前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信するように、前記画像情報取得手段および前記送信手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置。
(付記12)
前記制御手段による制御の下、前記画像情報取得手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面上、前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得する付記11に記載の情報処理装置。
(付記13)
前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信する付記11または12に記載の情報処理装置。
(付記14)
携帯電話機とされ、
画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信する際、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行う付記11乃至13のうちの何れかに記載の情報処理装置。
(付記15)
前記画面に表示された情報を画像情報として取得するための手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示されたQRコードの画像情報を取得し、
前記画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信するための手段は前記QRコードの画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信する付記11乃至14のうちの何れかに記載の情報処理装置。
(付記16)
情報処理装置の動作を制御するコンピュータを、
画像情報取得手段に、情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段と、
送信手段に、前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段として機能させるための情報通知プログラム。
(付記17)
前記画像情報取得手段に情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段は、画像情報取得手段に、前記情報通知元の情報処理装置の画面上で前記所定のタイミングと同持したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得させる手段とされる付記16に記載の情報通知プログラム。
(付記18)
前記送信手段に前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報が画像情報として取得されると、当該取得された前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には前記送信手段に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させず、所定の情報でなかった場合に前記送信手段に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段とされる付記16または17に記載の情報通知プログラム。
(付記19)
前記情報処理装置は携帯電話機とされ、
送信手段に前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段は、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して前記画像情報取得手段により取得された画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段とされる付記16乃至18のうちの何れかに記載の情報通知プログラム。
(付記20)
画像情報取得手段に情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面に表示されたQRコードの画像情報を前記画像情報取得手段に取得させる手段とされ、
前記送信手段に前記画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段は、前記送信手段に、前記QRコードの画像情報を前記情報通知先の情報処理装置に送信させる手段とされる付記16乃至19のうちの何れかに記載の情報通知プログラム。
【符号の説明】
【0069】
100 サーバ
110 エラーコード検出プログラム
120 キュー
130 QRコード生成プログラム
150 管理用端末(サーバ用)
200 携帯電話機
300 サービスセンタ
310 QRコード解析プログラム
350 管理用端末(サービスセンタ用)
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の情報処理装置が情報を符号化する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置された第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する情報通知方法。
【請求項2】
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階では表示の更新が所定のタイミングで定期的に実行され、
前記第2の情報処理装置が前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階では、前記画像情報の取得が前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に実行される請求項1に記載の情報通知方法。
【請求項3】
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する請求項1または2に記載の情報通知方法。
【請求項4】
前記第2の情報処理装置は携帯電話機とされ、
前記第2の情報処理装置が、取得した符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階は、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行われる請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の情報通知方法。
【請求項5】
前記第1の情報処理装置が情報をQRコードに変換する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記QRコードを画面に表示する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記QRコードを画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記QRコードの画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記QRコードの画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記QRコードの画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の情報通知方法。
【請求項6】
情報を符号化するための手段と、前記符号化された情報を画面に表示するための手段とを有する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置され、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得するための手段と、前記取得された前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信するための手段とを有する第2の情報処理装置と、
前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信するための手段と、前記受信された前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段とを有する第3の情報処理装置とを有する情報通知システム。
【請求項7】
画面に表示された情報を画像情報として取得するための画像情報取得手段と、
画像情報取得手段が取得した画像情報を送信するための送信手段と、
前記画像情報取得手段が所定のタイミングで情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を画像情報として取得し、前記送信手段が前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信するように、前記画像情報取得手段および前記送信手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段による制御の下、前記画像情報取得手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面上、前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得する請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置の動作を制御するコンピュータを、
画像情報取得手段に、情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段と、
送信手段に、前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段として機能させるための情報通知プログラム。
【請求項10】
前記画像情報取得手段に情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段は、画像情報取得手段に、前記情報通知元の情報処理装置の画面上で前記所定のタイミングと同持したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得させる手段とされる請求項9に記載の情報通知プログラム。
【請求項1】
第1の情報処理装置が情報を符号化する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置された第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する情報通知方法。
【請求項2】
前記第1の情報処理装置が前記符号化された情報を画面に表示する段階では表示の更新が所定のタイミングで定期的に実行され、
前記第2の情報処理装置が前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得する段階では、前記画像情報の取得が前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に実行される請求項1に記載の情報通知方法。
【請求項3】
前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得した後、当該取得した前記符号化された情報が所定の情報か否かを判断し、判断の結果所定の情報であった場合には当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信せず、所定の情報でなかった場合に当該取得した前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する請求項1または2に記載の情報通知方法。
【請求項4】
前記第2の情報処理装置は携帯電話機とされ、
前記第2の情報処理装置が、取得した符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階は、前記携帯電話機が有する電子メール送信機能を使用して行われる請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の情報通知方法。
【請求項5】
前記第1の情報処理装置が情報をQRコードに変換する段階と、
前記第1の情報処理装置が前記QRコードを画面に表示する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記QRコードを画像情報として取得する段階と、
前記第2の情報処理装置が、前記取得した前記QRコードの画像情報を第3の情報処理装置に送信する段階と、
前記第3の情報処理装置が、前記第2の情報処理装置から送信された前記QRコードの画像情報を受信する段階と、
前記第3の情報処理装置が前記受信した前記QRコードの画像情報を復号化し、前記情報を取得する段階とを有する請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の情報通知方法。
【請求項6】
情報を符号化するための手段と、前記符号化された情報を画面に表示するための手段とを有する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得可能な位置および姿勢で設置され、前記第1の情報処理装置の画面に表示された前記符号化された情報を画像情報として取得するための手段と、前記取得された前記符号化された情報の画像情報を第3の情報処理装置に送信するための手段とを有する第2の情報処理装置と、
前記第2の情報処理装置から送信された前記符号化された情報の画像情報を受信するための手段と、前記受信された前記符号化された情報の画像情報を復号化し、前記情報を取得するための手段とを有する第3の情報処理装置とを有する情報通知システム。
【請求項7】
画面に表示された情報を画像情報として取得するための画像情報取得手段と、
画像情報取得手段が取得した画像情報を送信するための送信手段と、
前記画像情報取得手段が所定のタイミングで情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を画像情報として取得し、前記送信手段が前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信するように、前記画像情報取得手段および前記送信手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段による制御の下、前記画像情報取得手段は、前記情報通知元の情報処理装置の画面上、前記所定のタイミングと同期したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得する請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置の動作を制御するコンピュータを、
画像情報取得手段に、情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段と、
送信手段に、前記画像情報取得手段により取得された画像情報を情報通知先の情報処理装置に送信させる手段として機能させるための情報通知プログラム。
【請求項10】
前記画像情報取得手段に情報通知元の情報処理装置の画面に表示された情報を所定のタイミングで画像情報として取得させる手段は、画像情報取得手段に、前記情報通知元の情報処理装置の画面上で前記所定のタイミングと同持したタイミングで定期的に表示が更新される前記符号化された情報を、前記所定のタイミングで定期的に画像情報として取得させる手段とされる請求項9に記載の情報通知プログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2010−211394(P2010−211394A)
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−55288(P2009−55288)
【出願日】平成21年3月9日(2009.3.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年3月9日(2009.3.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】
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