説明

抗体−薬物複合体の併用療法

ホジキンリンパ腫の治療を必要とする被験者に、化学療法レジメンと抗体-薬物複合体の両方を投与することを含んでなる、ホジキンリンパ腫の治療方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
被験者におけるホジキンリンパ腫の治療方法であって、それを必要とする被験者に、ゲムシタビンと抗体-薬物複合体を投与することを含んでなり、前記抗体-薬物複合体がアウリスタチン化合物に複合体化した抗CD30抗体であり、前記抗体-薬物複合体とゲムシタビンの投与が患者のホジキンリンパ腫の治療において相乗効果を与えるものである、上記方法。
【請求項2】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して送達され、治療サイクルを通した総投与量が被験者の体重あたり0.1mg/kg〜3.2mg/kgである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して送達され、治療サイクルを通した総投与量が被験者の体重あたり約0.6mg/kg〜約3.2mg/kgである、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して分割用量として送達される、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
【請求項5】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して1回量として送達される、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
【請求項6】
治療サイクルが3週間である、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
【請求項7】
治療サイクルが4週間である、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
前記抗体-薬物複合体を1回につき被験者の体重あたり0.4mg/kg〜1mg/kgの用量範囲で投与する、請求項1記載の方法。
【請求項9】
ゲムシタビンを1回あたり500mg/m2〜1500mg/m2の用量範囲で投与する、請求項1〜8のいずれか1項記載の方法。
【請求項10】
前記抗体-薬物複合体とゲムシタビンを3週間または4週間の治療サイクルの間に投与し、さらなる抗癌剤をその治療サイクル中に投与しない、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
被験者におけるホジキンリンパ腫の治療方法であって、それを必要とする被験者に、ゲムシタビンと抗体-薬物複合体を投与することから本質的に成り、前記抗体-薬物複合体がアウリスタチン化合物に複合体化した抗CD30抗体であり、前記抗体-薬物複合体とゲムシタビンの投与が患者のホジキンリンパ腫の治療において相乗効果を与えるものである、上記方法。
【請求項12】
前記被験者が進行期ホジキンリンパ腫を患っている、請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
【請求項13】
前記被験者が再発性または難治性ホジキンリンパ腫を有する、請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
【請求項14】
前記抗体-薬物複合体を2回以上の3週間または4週間治療サイクルにわたり投与する、請求項1〜13のいずれか1項記載の方法。
【請求項15】
被験者におけるホジキンリンパ腫の治療方法であって、それを必要とする被験者に、ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチンおよびダカルバジンを含む化学療法レジメンと抗体-薬物複合体を投与することを含んでなり、前記抗体-薬物複合体がアウリスタチン化合物に複合体化した抗CD30抗体であり、前記抗体-薬物複合体と化学療法レジメンの投与が患者のホジキンリンパ腫の治療において相乗効果を与えるものである、上記方法。
【請求項16】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して送達され、治療サイクルを通した総投与量が被験者の体重あたり約0.1mg/kg〜約3.8mg/kgである、請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して送達され、治療サイクルを通した総投与量が被験者の体重あたり0.1mg/kg〜2.7mg/kgである、請求項15記載の方法。
【請求項18】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して分割用量として送達される、請求項15〜17のいずれか1項記載の方法。
【請求項19】
前記抗体-薬物複合体が治療サイクルを通して1回量として送達される、請求項15〜17のいずれか1項記載の方法。
【請求項20】
治療サイクルが3週間または4週間である、請求項15〜19のいずれか1項記載の方法。
【請求項21】
前記化学療法レジメンおよび前記抗体-薬物複合体を4週間の治療サイクルの1日目と15日目に投与する、請求項20記載の方法。
【請求項22】
前記抗体-薬物複合体を1回につき被験者の体重あたり0.2mg/kg〜1.2mg/kgの用量範囲で投与する、請求項15記載の方法。
【請求項23】
前記抗体-薬物複合体を1回につき被験者の体重あたり1mg/kg〜1.5mg/kgの用量範囲で投与する、請求項15記載の方法。
【請求項24】
前記被験者を、4週間の治療サイクルの1日目と15日目に約25mg/m2のドキソルビシン、約10U/m2のブレオマイシン、約6mg/m2のビンブラスチン、および約375mg/m2のダカルバジンで治療する、請求項15〜23のいずれか1項記載の方法。
【請求項25】
前記抗体-薬物複合体と、ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチンおよびダカルバジンを含む化学療法レジメンを3週間または4週間の治療サイクルの間に投与し、さらなる抗癌剤をその治療サイクル中に投与しない、請求項15〜24のいずれか1項記載の方法。
【請求項26】
被験者におけるホジキンリンパ腫の治療方法であって、それを必要とする被験者に、ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチンおよびダカルバジンを含む化学療法レジメンと抗体-薬物複合体を投与することから本質的に成り、前記抗体-薬物複合体がアウリスタチン化合物に複合体化した抗CD30抗体であり、前記抗体-薬物複合体と化学療法レジメンの投与が患者のホジキンリンパ腫の治療において相乗効果を与えるものである、上記方法。
【請求項27】
前記被験者が再発性または難治性ホジキンリンパ腫を有し、以前に前記化学療法レジメンで治療されていない、請求項15〜26のいずれか1項記載の方法。
【請求項28】
前記抗体-薬物複合体を2回以上の治療サイクルにわたり投与する、請求項15〜27のいずれか1項記載の方法。
【請求項29】
アウリスタチン薬物が細胞内条件下で切断されるリンカーを介して抗CD30抗体に複合体化されており、そのリンカーの切断により細胞内環境においてアウリスタチン化合物が抗体から放出される、請求項1〜28のいずれか1項記載の方法。
【請求項30】
前記抗体-薬物複合体が抗CD30抗体に複合体化したMC-vc-PAB-MMAEを含んでなる、請求項29記載の方法。
【請求項31】
アウリスタチン薬物が細胞内条件下で切断されないリンカーを介して抗CD30抗体に複合体化されており、前記薬物が抗体の分解により放出される、請求項1〜28のいずれか1項記載の方法。
【請求項32】
前記抗体-薬物複合体が抗CD30抗体に複合体化したMC-MMAFを含んでなる、請求項31記載の方法。
【請求項33】
抗体あたり平均4個のアウリスタチン薬物が存在する、請求項30または32記載の方法。
【請求項34】
前記抗CD30抗体がキメラAC10抗体であるか、またはキメラAC10抗体と結合について競合する、請求項1〜33のいずれか1項記載の方法。
【請求項35】
前記抗CD30抗体がキメラAC10抗体である、請求項34記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2011−500582(P2011−500582A)
【公表日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−529007(P2010−529007)
【出願日】平成20年10月8日(2008.10.8)
【国際出願番号】PCT/US2008/079224
【国際公開番号】WO2009/048967
【国際公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
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【出願人】(503188759)シアトル ジェネティクス,インコーポレーテッド (11)
【Fターム(参考)】