説明

抗MCP−1抗体、組成物、方法および使用

本発明は、少なくとも1つの抗MCP−1抗体をコードする単離核酸、MCP−1、ベクター、宿主細胞、トランスジェニック動物または植物を含めた少なくとも1つの新規抗MCP−1抗体および、治療用組成物、方法およびデバイスを含めたその製造および使用方法に関する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの重鎖可変領域および少なくとも1つの軽鎖を含む少なくとも1つの可変領域を含んでなる少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体であって、配列番号27および28を含んでなる重鎖および軽鎖可変領域の両方を含んでなる、上記MCP−1抗体。
【請求項2】
少なくとも1つの重鎖可変領域および少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体であって、配列番号6、7、9、13、14および16の重鎖および軽鎖相補性決定領域(CDR)アミノ酸配列の全てを含んでなる、上記MCP−1抗体。
【請求項3】
少なくとも1つの重鎖および軽鎖を含んでなる少なくとも1つの可変領域を含む少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体と共にMCP−1に競合的に結合する抗体であって、前記MCP−1抗体が配列番号27および28を含んでなる重鎖および軽鎖可変領域の両方を含んでなる、上記抗体。
【請求項4】
少なくとも1つの重鎖可変領域および少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体と共にMCP−1に競合的に結合する抗体であって、配列番号6、7、9、13、14および16の重鎖および軽鎖相補性決定領域(CDR)アミノ酸配列の全てを含んでなる、上記抗体。
【請求項5】
配列番号6、7、9、13、14および16のうちの少なくとも1つの配列番号のアミノ酸配列を有する少なくとも1つの重鎖または軽鎖CDRを含んでなる抗体と同じMCP−1ポリペプチドの領域に対し特異的に結合する少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体。
【請求項6】
配列番号6〜26よりなる群から選択された重鎖または軽鎖の相補性決定領域(CDR)またはそのリガンド結合部分をさらに含んでなる配列番号2〜5の少なくとも1つの配列番号の重鎖または軽鎖可変領域を含み、さらにヒト免疫グロブリンのCH1、ヒンジ、CH2またはCH3をさらに少なくとも含んでなる、フレームワーク領域と機能的に会合されていてもよい、単離ヒト抗MCP−1抗体。
【請求項7】
少なくとも10−9M、少なくとも10−10M、少なくとも10−11Mまたは少なくとも10−12Mから選択された少なくとも1つの親和性でMCP−1と結合する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のMCP−1抗体。
【請求項8】
少なくとも1つのMCP−1ポリペプチドの少なくとも1つの活性を実質的に調節する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のMCP−1抗体。
【請求項9】
請求項1〜7のいずれか一項に記載の少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体をコードする単離核酸。
【請求項10】
請求項8に記載の単離核酸を含んでなる、単離核酸ベクター。
【請求項11】
請求項9に記載の単離核酸を含んでなる、原核生物または真核生物の宿主細胞。
【請求項12】
COS−1、COS−7、HEK293、BHK21、CHO、BSC−1、HepG2、653、SP2/0、293、HeLa、YB2/0、骨髄腫またはリンパ腫細胞またはそのあらゆる誘導体、不死化または形質転換された細胞から選択された少なくとも1
つのものである、請求項10に記載の宿主細胞。
【請求項13】
前記MCP−1抗体が検出可能なまたは回収可能な量で発現されるように、インビトロまたはインビボまたはインサイチュ条件下で請求項9に記載の核酸を翻訳する工程を含んでなる、少なくとも1つのMCP−1抗体の産生方法。
【請求項14】
少なくとも1つのヒトCDRをもつ請求項1〜7のいずれか一項に記載の少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体、および少なくとも1つの製薬学的に受容可能な担体または希釈剤を含んでなる組成物。
【請求項15】
検出可能な標識またはリポータ、TNFアンタゴニスト、抗感染薬、心臓血管系(CV)薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、呼吸管薬、胃腸(GI)管薬、ホルモン薬、体液または電解質平衡薬、血液製剤、抗新生物薬、免疫調節薬、眼科耳鼻科薬、局所施用薬、栄養製品、サイトカイン、またはサイトカインアンタゴニストのうちの少なくとも1つから選択された少なくとも1つの化合物またはポリペプチドをさらに含んでなる請求項13に記載の組成物。
【請求項16】
請求項1〜7のいずれか一項に記載の少なくとも1つのMCP−1抗体と特異的に結合する抗イディオタイプ抗体またはフラグメント。
【請求項17】
細胞、組織、器官または動物内のMCP−1関連の身体条件を診断し治療するための方法であって、前記細胞、組織、器官または動物と有効量の請求項1〜7のいずれか一項に記載の少なくとも1つの抗体を含んでなる組成物と接触させる工程またはそれらに対しかかる組成物を投与する工程を含んでなる方法。
【請求項18】
前記有効量が、前記細胞、組織、器官または動物1キログラムあたり0.001〜50mgである、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記接触工程または前記投与工程が、非経口、皮下、筋内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内または経皮から選択された少なくとも1つの様式によるものである、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
検出可能な標識またはリポータ、抗感染薬、心臓血管系(CV)薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、呼吸管薬、胃腸(GI)管薬、ホルモン薬、体液または電解質平衡薬、血液製剤、抗新生物薬、免疫調節薬、眼科耳鼻科薬、局所施用薬、栄養剤、サイトカイン、またはサイトカインアンタゴニストのうちの少なくとも1つから選択された少なくとも1つの化合物またはポリペプチドを有効量含んでなる少なくとも1つの組成物を、前記(a)接触または投与工程の前、またはそれと同時に、またはその後に投与する工程をさらに含んでなる請求項16に記載の方法。
【請求項21】
非経口、皮下、筋内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内または経皮から選択された少なくとも1つの様式により、前記少なくとも1つのMCP−1抗体を投与または接触させる工程に適している請求項1〜6のいずれか一項に記載の少なくとも1つのMCP−1抗体を含んでなる医療デバイス。
【請求項22】
請求項1〜7のいずれか一項に記載の少なくとも1つのMCP−1抗体を溶液または凍結乾燥形態で含んでなる包装材料および容器を含んでなるヒトの製薬または診断用途向けの製造品。
【請求項23】
前記容器が、非経口、皮下、筋内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内または経皮的送達デバイスまたはシステムの構成要素である、請求項21に記載の製造品。
【請求項24】
前記抗体を回収可能な量で発現する能力をもつ宿主細胞またはトランスジェニック動物またはトランスジェニック植物または植物細胞を提供する工程を含んでなる請求項1〜7のいずれか一項に記載の少なくとも1つの単離哺乳動物MCP−1抗体の生産方法。
【請求項25】
請求項23に記載の方法により生産された少なくとも1つのMCP−1抗体。
【請求項26】
本明細書に記載のあらゆる発明。

【公表番号】特表2008−546374(P2008−546374A)
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−512576(P2008−512576)
【出願日】平成18年5月19日(2006.5.19)
【国際出願番号】PCT/US2006/019627
【国際公開番号】WO2006/125202
【国際公開日】平成18年11月23日(2006.11.23)
【出願人】(503054122)セントカー・インコーポレーテツド (74)
【Fターム(参考)】