説明

拡張現実感の応用装置

【課題】 従来、カメラでの撮影や双眼鏡、望遠鏡、拡大鏡、顕微鏡などを観察するに際しては、手元に鳥類、昆虫、樹木、動物、星座、細菌などの図鑑を用意する必要があり、図鑑を見る手間が掛かった。
また、対象物が動いている場合では目を離して図鑑を見、再び対象物を捉えるには手間と時間がかかってしまう欠点があった。
本発明は以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【解決手段】 本発明は、拡張現実感を導入したカメラや双眼鏡、望遠鏡、拡大鏡、顕微鏡などの視界の中に、別の電子情報による各種図鑑を合成することで、観察の都度紙製の図鑑を見ることを不要とした装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、拡張現実感[目で見える現実の光景(カメラ、双眼鏡、望遠鏡、拡大鏡、顕微鏡など)に別の電子情報による画像(鳥類、昆虫、樹木、動物、星座、細菌などの図鑑)を重ねる技術]に関する装置である。
【背景技術】
【0002】
従来、カメラでの撮影や双眼鏡、望遠鏡、拡大鏡、顕微鏡などで対象物を観察するに際しては、手元に鳥類、昆虫、樹木、動物、星座、細菌などの図鑑を用意する必要があり、また図鑑を見る手間が掛かった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、鳥類、昆虫、樹木、動物、星座、細菌などの対象物を観察するには次のような欠点があった。対象物を同定するために図鑑を用意する手間があること、また、対象物が動いている場合では目を離して図鑑を見、再び対象物を捉えるには手間と時間がかかってしまう欠点があった。本発明は以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、拡張現実感を導入したカメラや双眼鏡、望遠鏡、拡大鏡、顕微鏡などの現実の視界の中に、別の電子情報による各種図鑑を合成することで、観察の都度紙製の図鑑を見ることを不要とした装置である。
【発明の効果】
【0005】
対象物を観察するに際し、その都度図鑑を見る必要がない。特に対象物が動いているときなどでは、目を離すと再び対象物を捉えるには手間と時間がかかってしまうが、本発明では目を離すことなくその対象物の同定ができる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本発明は、拡張現実感に別の電子情報による各種図鑑の画像を合成したことを最も主要な特徴とするもので、これを使用するときは、現実の光景を見ながら、合成された電子情報の各種図鑑を参照しながら目を離すことなく対象物を同定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、カメラでの撮影や双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡などの観察に拡張現実感を導入した説明図である。
【符号の説明】
【0008】
A 拡張現実感を導入したカメラ
B 拡張現実感を導入した双眼鏡
C 拡張現実感を導入した望遠鏡
D 拡張現実感を導入した顕微鏡
1 電子情報による画像
2 現実の光景
【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、拡張現実感を導入したカメラや双眼鏡、望遠鏡、拡大鏡、顕微鏡などの視界の中に、別の電子情報による各種図鑑を合成することで、観察の都度紙製の図鑑を見ることを不要とした装置である。

【公開番号】特開2011−253512(P2011−253512A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−139910(P2010−139910)
【出願日】平成22年6月2日(2010.6.2)
【出願人】(510171070)
【Fターム(参考)】