説明

携帯機器用ベルトクリップ

【課題】携帯品に対するベルトクリップの着脱が容易で、ベルトクリップが一旦取り付けられると不用意に離脱しないようにする。
【解決手段】ベルト40への掛け止めにより携帯品31をベルト40に装着するベルトクリップ1において、携帯品側取付面32に間隔を保って配置されて、上側部分に形成された切欠部11及び該切欠部内に突出された弾性押圧片15並びに背面側で略下向きに突設された差込片14を有する板状本体10と、背面側に突設された係合爪22を有し、切欠部11に回動自在に組み付けられたとき押圧片15により係合爪22のロック方向へ付勢される操作レバー20とからなり、携帯品の取付面32に設けられた差込穴33及び係止穴に対し、本体10を摺動することで差込片14が差込穴33に挿入されると共に、係合爪22が係止穴34に係合し、操作レバー20を押圧片15の付勢に抗して押すことで係合解除される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯ラジオや電話機、携帯計測器やカメラ等の携帯機器に取り付けられるベルトクリップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図9はこの種のベルトクリップの一例を示している。同図のベルトクリップ35は、携帯品30のハウジング30A,30Bや収納ケースの取付面に取り付けられて、例えば、人の腰回りのベルト40に対し掛け止めして携帯品30を装着保持するものである。従来品において、ベルト40への掛け止め構造としては、同図の如く携帯品30の取付面とベルトクリップ35との間にベルト40を挿入したり、実開昭61−125081号に例示される如くベルトクリップが縦断面で逆U形に形成され、その逆U形内にベルトを挿入して掛け止めするようにしている。また、携帯品への取付構造としては、特許文献1に例示される如くねじを用いて携帯品側に取り付けたり、実開昭62−47176号や実開昭61−125081号に例示される如くベルトクリップに複数の係合爪を一体に形成し、該係合爪を携帯品側に設けられた係止穴に係合し取り付けるようにしている。
【特許文献1】実用新案登録第3001195号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上の従来ベルトクリップでは、次のような観点から問題を有し、未だ満足できないものになっている。すなわち、携帯品への取付構造では、ベルトクリップ35が色々な方向から外力を受けるが、特に図9の矢印方向の外力Fに強いことが必須となる。ねじ止め構造では、着脱に時間が係るばかりでなく、ねじを携帯品のハウジングやケースの穴に単に螺入しただけでは抜け強度的に不足するため、ねじに対応してナットを携帯品側に追加しなくてはならず、ハウジングやケース等の成形性や組立性が悪くなる。係合構造では、ベルトクリップの係合爪とハウジング側の係止穴との係合強度を強くする程、着脱する際にそれに比例した大きな力を必要となり、例えば、取り付けられた状態から再び外す場合に容易ではなく、使い勝手が悪い。なお、ベルトへの掛け止め構造は、図9の如く下向きのクリップ本体と携帯品30の取付面との間、又は縦断面が逆U形のベルトクリップでは対向する片部同志の間に一定の隙間を確保しておき、ベルトを当該隙間から挿入する。このような構造では、同図の如くクリップ本体の下端内側に突起35aを設けて、前記隙間に挿入されたベルト40が不用意に抜けでないようにしているが、ベルト40の厚さが薄くなったり、幅tが細くなると、フィット性に欠けて、ベルトに安定保持できなくなる。
【0004】
本発明は上記背景に鑑みてなされたものである。その目的は、特に、携帯品に対するベルトクリップの取り付け、取り外しが容易であり、同時にベルトクリップが一旦取り付けられると不用意に離脱しないようにすることにある。更に他の目的は以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため本発明は、携帯品に着脱自在に取り付けられて、ベルトへの掛け止めにより携帯品をベルトに装着するベルトクリップにおいて、前記携帯品の取付面に所定の間隔を保って配置されて、上側部分に形成された切欠部及び該切欠部内に突出された弾性押圧片並びに背面側で略下向きに突設された差込片を有する板状の本体と、背面側に突設された係合爪を有し、前記切欠部に回動自在に組み付けられたとき前記押圧片により前記係合爪のロック方向へ付勢される操作レバーとからなり、前記携帯品の取付面に設けられた差込穴及び係止穴に対し、前記本体を摺動することにより、前記差込片が前記差込穴に挿入されると共に、前記係合爪が前記係止穴に係合し固定され、前記操作レバーを前記押圧片の付勢に抗して押すことにより係合解除されるようにした構成である。
【0006】
以上の構造では、本体と操作レバーとは一体もののベルトクリップとして組み付けられる。携帯品の取付面には、本体の差込片に対応した差込穴と、操作レバーの係合爪に対応した係止穴とが予め形成される。そして、このベルトクリップは、携帯品の取付面に対し、例えば、上から下向きに摺動操作されると、本体の差込片が対応する差込穴に挿入され、この挿入最終段階で操作レバーの係合爪が対応する係止穴に係合して、前記差込片の抜けを阻止した状態で取付面に固定される。この係合力は、操作レバーが本体の押圧片により係合爪のロック方向へ付勢されていることから、構造的に増大できる。ベルトクリップを外す場合は、押圧片の付勢に抗して操作レバーを押すことにより、係合解除されることから、その後はベルトクリップを取り付けと反対方向へ摺動するだけでよい。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したとおり、本発明のクリップクリップは次の効果を有している。
請求項1では、携帯品の取付面(通常、携帯機器用ハウジングや収納ケース等の背面側)に取り付ける場合、取り外す場合の何れもが比較的弱い力で行うことができる。しかも、取付状態では、操作レバーの係合爪が対応する係止穴に係合し、かつ、その係合が本体の押圧片により維持されるため構造的に強くできる。ベルトクリップを外す場合は、押圧片の付勢に抗して操作レバーを押して前記係合を解除し、ベルトクリップの取り付けと反対方向へ摺動するだけでよいことから、着脱操作性も優れている。請求項2では、ベルトクリップとしての外観性を維持でき、操作レバーと本体との組立性も良好になる。請求項3では使い勝手がより向上される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を制約するものではない。
【0009】
図1から図8は本発明形態としてベルトクリップを示している。このうち、図1はベルトクリップ構成を携帯品との関係で示す分解斜視図、図2はベルトクリップを携帯品に取り付けた状態で正面から見た図、図3はベルトクリップを携帯品に取り付ける要領を図2のA−A線断面で示す図、図4(a)はベルトクリップを携帯品から取り外す要領を図2のA−A線断面で示す図、図4(b)は図2のB−B線断面図である。図5から図7はクリップ本体(請求項の本体に相当)単品を示し、図5(a)はクリップ本体を前面側から見た図、図5(b)は裏面側から見た図、図6(a)は図5のC−C線断面図、図6(b)は図5のD−D線断面図、図7(a)は図5のE−E線断面図、図7(b)は図5のF−F線断面図、図7(c)は図5のG−G線断面図である。図8は操作レバー単品を示し、図8(a)は操作レバーを前面側から見た図、図8(b)は裏面側から見た図、図8(c)は側面から見た図、図8(d)は同(a)のH−H断面図である。
図のベルトクリップ1は、クリップ本体10及び操作レバー20からなる。クリップ本体10及び操作レバー20は何れもが樹脂成形品であり、クリップ本体10に対し操作レバー20を組み付けてから携帯品31に取り付けられる。
【0010】
なお、携帯品31は携帯ラジオの例であるが、他の電話機,計測器,カメラ等の携帯機器であってもよい。この携帯品31は、省略した図となっているが、ハウジング(筺体又はケースと同じ)31A,31Bを有し、図9の如くベルト40と対向する取付面32(ウジング31Bの背面側)に設けられた4個の差込穴33及び1個の係止穴34を有している。取付面32は上側が多少湾曲しているが、全体に平面となっている。差込穴33は、取付面32の上側中間の外面に設けられており、上段に位置する左右の上差込穴33aと、下段に位置する左右の下差込穴33bとで構成されている。上下差込穴33a,33bは、何れもが取付面32の肉厚内に凹形に形成され、上から下向きに開口した状態に形成されている。上差込穴33aは、下差込穴33bに対し若干両側にずれていると共に、深さ的に浅くなっている。係止穴34は、両側の上差込穴33aの略中間に位置し、水平方向の横穴となっている。
【0011】
クリップ本体10は、全体が概略矩形の板状をなし、上側中間部分の一部を欠如した切欠部11と、切欠部11の真下に位置して両側のスリット12により区画されている弾性舌片13と、裏面側に2段に突設された合計4個の差込片14と、切欠部11内に片持ち状態に設けられた押圧片15とを一体に有している。外観的には、周囲が両側部分10a及び下部分10bにて区画され、舌片13及び押圧片15が下部分10bの中間部上に位置している。両側部分10aの上側は、取付面32に対応して多少湾曲形成されていると共に、図5(b)の如く裏面側にあって上下の差込片4の間の一部10cを欠肉した凹状となっている。下部分10bの裏面側には2個のリブ状の突起18が設けられている。
【0012】
切欠部11は、クリップ本体10の上側中間部分を略矩形に欠如し、内側略中間幅方向に横片部16が設けられると共に、押圧片15が横片部16の前側中間から下向きに突出された状態となっている。横片部16は、両側部分10aの間にあって背面側に位置し、両側部分10aの前面よりも一段低くなっている。横片部16の下両側には受け部16aが付設され、図6等に示す如く各受け部16aを利用して前記した一部10cの凹状内に通じる操作レバー用の係合穴17が設けられている。押圧片15は、多少湾曲した弾性片であり、横片部16の下側から舌片13に接近し、先端が前面側に位置していて、前面側から押したときに反力が得られるようになっている。舌片13は、両側がスリット12を介し両側部分10aと分離され、上側が横片部16の下側に位置する切欠部11に通じている。形状的には、略矩形板状をなし、下部分10bと連結された下連結部13aから後側斜め上方へ突出されている。すなわち、この舌片13は、上又は先端側が少なくとも両側部分10aの背面よりも後方に位置しており、下連結部13を支点として弾性的に揺動される。そして、図3の如くベルト40に対する掛け止め時には、両側部分10aと取付面32との間の間隔にベルト40を挿入するが、その際、舌片13は弾性的に揺動しつつベルト40の挿入を許容し、挿入後はベルト40を取付面32側へ弾性的に押し付けるものである。
【0013】
差込片14は、両側部分10aの上背面側に設けられており、上段左右の上差込片14a及び下段左右の下差込片14bとからなる。上差込片14aは両側部分10aの上縁部から下向きに突出され、下差込片14bは上記した一部10cを区画している下壁から下向きに突出されている。2個の上差込片14aは、対応する下差込片14bよりも若干両側にずれていると共に、下差込片14bよりも短くなっている。なお、これら上下差込片14a,14bは、取付面32側の上下差込穴33a,33bに対応するものである。図中、符合19a,19bは両側部分10aの前面側に必要に応じて形成される窪みである。
【0014】
これに対し、操作レバー20は、舌片13上の切欠部11に対応して形成されており、図2の如く舌片13と若干の隙間を保った状態で切欠部11をほぼ覆う大きさになっている。形状的には、図8の如く上側が取付面32に対応して多少湾曲形成されていると共に、裏面ないしは背面側の周囲が縁取り21されており、縁取り21の内側にあって上側湾曲部の背面に突出された係合爪22と、縁取り21の両側略中間に突出された軸部23等を有している。係合爪22は、取付面32側の係止穴34に対応して設けられ、背面側幅方向に設けられて、先端が略水平方向へ突出している。この係合爪22は、この下両側に設けられたリブ22aにより補強されている。各軸部23は、クリップ本体10の対応する係合穴17に嵌合可能な長さに形成されている。縁取り21には、両軸部23の上側に対応する部分を略直角に欠如した受け面24が設けられている。この受け面24は、操作レバー20をクリップ本体10の切欠部11に配置したときに、横片部16の上側縁部に当たるようになっている。前面には、下部側に補強と滑り止めを兼ねる複数の横リブ25が設けられている。また、前面には図示を省略したが、横リブ25の上側にPUSH等の文字が刻印されている。
【0015】
以上の操作レバー20は、クリップ本体10に対し、切欠部11に対応して配置されて、両側の軸部23を対応する係合穴17にそれぞれ差し込むことによりベルトクリップ1として組み付けられる。組立状態では、図3等の如く操作レバー20が背面側から押圧片15の反発力を受けて、軸部23を支点として反時計回り(係合爪22のロック方向)に回動される。この回動は、受け面24が横片部16の上側縁部に当たることにより規制され、通常のロック位置に保持される。ベルトクリップ1はその状態から携帯品31に取り付けられることになる。
【0016】
携帯品31への取付要領は、図3に示すベルトクリップ1を取付面32に対し上側から下向き摺動操作するが、この場合、クリップ本体10の各差込片14a,14bが取付面32側の差込穴33a,33bに対応するよう図3の矢印方向へ摺動する。そして、操作レバー20の係合爪22は、各差込片14a,14bが対応する差込穴33a,33bに完全に差し込まれる直前に、横穴の係止穴34に落ち込んで係合する。この係合爪22は、前述したように操作レバー20が押圧片15により係合爪22のロック方向へ回動付勢されているため、一旦係止穴34に係合されると、操作レバー20を押圧片15の付勢力に抗して回動しない限り解除されない。このように、ベルトクリップ1は、取付面32に対し各差込片14a,14bによる4箇所の差込係合により位置規制されると共に、各差込片14a,14bの抜けが係合爪22の係合により阻止された状態で取り付けられている。この取付状態は、押圧片15の反発力に応じたテンションが係合爪22に加わっているため確実に維持される。
【0017】
以上のベルトクリップ1は、ベルト40(例えば、ベルト以外に衣類の端側であってもよい)に対して、図9の従来品と同様な要領にて掛け止めされて携帯品31を装着することになる。従来と異なる点は、取付面32とクリップ本体10との間に弾性舌片13が位置しており、この舌片13による作用が発現されることである。すなわち、通常は、図3の下側に示したように、ベルト40がクリップ本体10の突起18と取付面32との間隔よりも厚くなっており、クリップ本体10を反時計回り(同図のA矢印方向)に押し広げながら挿入され、更に舌片13を実線の初期位置から想像線の方向へ下連結部13aを支点として変位しつつ挿入される。このため、このベルトクリップ1では、ベルト40に掛け止めされた状態において、ベルト40が舌片13の初期位置に復元しようとする反発力により取付面32側に圧接される。この結果、ベルト40との間で相対的な動きが少なくなり、携帯品31をより安定した状態で装着保持することができる。この作用は、被装着物であるベルト40の厚さ等が異なっても、舌片13の弾性作用により同様に得ることができる。また、ベルトクリップ1は、ベルト40の初期挿入時や舌片13が弾性変位した状態において、上側を支点として図3のA矢印方向へ押される。A矢印方向の押圧力は、係止穴34に対する係合爪22の係合を強めてロック力を増大する。同様に、携帯品31がベルト40に装着された状態において、携帯品31に図3のF矢印方向の外力が加わった場合にも、係止穴34と係合爪22との係合を強めるよう作用する。したがって、この構造では、ベルトクリップ1が取付面32に対し容易に取り付け操作されると共に、一旦取り付けられると携帯品31等に加わる外力により不用意に外れないものとなる。
【0018】
また、以上のベルトクリップ1は、携帯品31から必要に応じて取り外したいことがある。その場合は、図4(a)に示す如く操作レバー20の下側を押圧片15の反発力に抗して同図の丸数字1矢印方向へ押すと、操作レバー20が軸部23を支点として時計回りに回動して、係合爪22が係止穴34から外される。その状態から、ベルトクリップ1を同図の丸数字2矢印方向つまり取付時の摺動と逆方向へ摺動すると、クリップ本体10の各差込片14a,14bが差込穴33a,33bから抜け出る。このように、この構造では、携帯品31に対する着脱操作が極めて容易であり、大きな力を必要としない。
【0019】
なお、本発明のベルトクリップ1は、被装着物が主にベルト40を対象とするものであるが、例えば、ズボン等の衣服の端部や縁回りにも同様にして掛け止め可能なものである。また、携帯品31の形状については、適用携帯機器類に応じて種々変形されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明を適用したベルトクリップを携帯品の取付面との関係で示す分解斜視図である。
【図2】上記ベルトクリップを携帯品に取り付けた状態で示す正面図である。
【図3】上記ベルトクリップを携帯品に取り付ける要領を図2のA−A線に沿って示す一部省略した断面図である。
【図4】図3のベルトクリップを取り外す要領及び図2のB−B線に沿って示す一部省略した断面図である。
【図5】上記ベルトクリップの本体を表裏から見た図である。
【図6】図5のC−C線及びD−D線に沿って示す断面図である。
【図7】図5のE−E線,F−F線及びG−G線に沿って示す断面図である。
【図8】上記ベルトクリップの操作レバーを示す図である。
【図9】従来ベルトクリップの一例を使用状態で示す図である。
【符号の説明】
【0021】
1はベルトクリップ
10はクリップ本体(本体)
11は切欠部
12はスリット
13は舌片
15は押圧片
14a,14bは差込片
17は係合穴
20は操作レバー
22は係合爪
23は軸部
31は携帯品
31A,31Bはハウジング
32は取付面
33は差込穴
34は係止穴
40はベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯品に着脱自在に取り付けられて、ベルトへの掛け止めにより携帯品をベルトに装着するベルトクリップにおいて、
前記携帯品の取付面に所定の間隔を保って配置されて、上側部分に形成された切欠部及び該切欠部内に突出された弾性押圧片並びに背面側で略下向きに突設された差込片を有する板状の本体と、
背面側に突設された係合爪を有し、前記切欠部に回動自在に組み付けられたとき前記押圧片により前記係合爪のロック方向へ付勢される操作レバーとからなり、
前記携帯品の取付面に設けられた差込穴及び係止穴に対し、前記本体を摺動することにより、前記差込片が前記差込穴に挿入されると共に、前記係合爪が前記係止穴に係合し固定され、前記操作レバーを前記押圧片の付勢に抗して押すことにより係合解除されることを特徴とする携帯機器用ベルトクリップ。
【請求項2】
前記操作レバーは、本体の一部を構成するよう形成されていると共に、本体に対し軸部及び係合穴を介し回動自在に組み付けられている請求項1に記載の携帯機器用ベルトクリップ。
【請求項3】
前記本体が、一部にスリット等を介し区画形成されて、下連結部から後側斜め上方へ突出し下連結部を支点として揺動される弾性舌片を有している請求項1又は2に記載の携帯機器用ベルトクリップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−160143(P2008−160143A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−16225(P2008−16225)
【出願日】平成20年1月28日(2008.1.28)
【分割の表示】特願平10−362152の分割
【原出願日】平成10年12月21日(1998.12.21)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】