携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ
【課題】携帯端末機などのタッチスクリーンキーパッドアレイ、より詳細には、携帯電話、PDAなどの携帯端末機において文字を入力するタッチスクリーンキーボードでの日本語入力を効率的に行えるようにするタッチスクリーンキーパッドアレイに関して開示する。
【解決手段】本発明は、画面に仮想のキーボードがディスプレイされた状態でタッチスクリーン方式で文字が入力される日本語タッチスクリーンキーパッドアレイにおいて、初期状態で「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を表示する5個の即時入力キーと、初期状態で「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を表示する9個の選択入力キーと、最終的に選択された文字を入力するための選択キーとを含み、選択入力キーが操作されると、選択された選択入力キーの文字に該当する文字群が即時入力キー上に表示され、その状態で即時入力キーが操作されると、即時入力キーに表示されている文字が入力される携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイを提供する。
【解決手段】本発明は、画面に仮想のキーボードがディスプレイされた状態でタッチスクリーン方式で文字が入力される日本語タッチスクリーンキーパッドアレイにおいて、初期状態で「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を表示する5個の即時入力キーと、初期状態で「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を表示する9個の選択入力キーと、最終的に選択された文字を入力するための選択キーとを含み、選択入力キーが操作されると、選択された選択入力キーの文字に該当する文字群が即時入力キー上に表示され、その状態で即時入力キーが操作されると、即時入力キーに表示されている文字が入力される携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイを提供する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末機などのタッチスクリーンキーパッドアレイに関するもので、より詳細には、携帯電話、PDAなどの携帯端末機において文字を入力するタッチスクリーンキーボードでの日本語入力を効率的に行えるようにするタッチスクリーンキーパッドアレイに関するものである。
【背景技術】
【0002】
携帯電話に代表される携帯端末機は、キー入力方式にしたがって物理的なキーパッドを有するフィーチャーフォンと、タッチスクリーン方式の仮想キーパッドを有するスマートフォンとに区分することができる。
【0003】
一般のフィーチャーフォンは、12個のキーを用いて文字を入力する方式を主に使用しており、一部のスマートフォンの場合は、26キーのクワーティ(qwerty)キーボードを用いて入力する方式を使用している。
【0004】
ところが、スマートフォンのクワーティキーボードの場合、1個のキーのサイズが非常に小さく、キーの間隔が狭いので、速い入力が難しいという問題を有していた。
【0005】
本発明は、タッチスクリーンのキーパッドを4行5列で構成することによって、スマートフォンの液晶画面でのキーのサイズが過度に小さくなることを防止すると同時に、入力に不便のないキーの個数を確保し、さらに、より少ない回数のタッチで日本語文字を楽に入力するためのものである。
【0006】
ハングル又は英語のように字母構成を有する言語では、該当言語の字母音素を組み合わせて文字を入力することによって、文字の入力が比較的容易だが、日本語の場合は、字母の組み合わせでない仮名の順次的な変容によって文字が構成されるので、入力に困難がある。
【0007】
したがって、従来は、日本語の仮名に相応する発音を、まず、携帯電話(M)に代表される携帯端末機に配列された通常のアルファベットを有するキーパッドアレイ(K)を用いて英字で入力してから変換し、変換選択キーの操作によって入力している。
【0008】
しかしながら、このような変換方法だと相当の入力時間を要し、アルファベットに慣れていないユーザーにとってはその操作が非常に難しいので、文字入力が容易でないという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、日本語の文字特性に符合する入力方式を有するタッチスクリーン日本語キーパッドアレイを提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、ユーザーが文字入力方法を容易に習得することができ、文字入力の効率性を向上させたタッチスクリーン日本語キーパッドアレイを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
このような目的を達成するための本発明に係る携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイは、画面に仮想のキーボードがディスプレイされた状態でタッチスクリーン方式で文字が入力される日本語タッチスクリーンキーパッドアレイにおいて、初期状態で「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を表示する5個の即時入力キーと、初期状態で「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を表示する9個の選択入力キーと、最終的に選択された文字を入力するための選択キーとを含み、選択入力キーが操作されると、選択された選択入力キーの文字に該当する下記の文字群が即時入力キー上に表示され、その状態で即時入力キーが操作されると、即時入力キーに表示されている文字が入力されることを特徴とする。
【0012】
<選択入力キーの文字群>
か:か き く け こ
さ:さ し す せ そ
た:た ち つ て と
な:な に ぬ ね の
は:は ひ ふ へ ほ
ま:ま み む め も
や:や ゆ よ
ら:ら り る れ ろ
わ:わ ん を
【0013】
このとき、前記選択入力キーを繰り返して操作する回数に応じて、操作された選択入力キーには選択入力キーの文字群に該当する各文字が表示され、その状態で選択キーを押すことによって、最終的に選択入力キーに表示された文字が入力されることが望ましい。
【0014】
そして、前記キーパッドアレイは、4行5列の配列を有し、前記即時入力キーが1行に配列されることが望ましい。
【0015】
また、前記選択入力キーは、2行〜4行の2列〜4列に配列されることがより望ましい。
【0016】
そして、本発明に係る日本語キーパッドアレイは、平仮名と片仮名に変換するための仮名変換キーと、数字又は英字入力モードに転換するためのモード転換キーと、特殊文字入力モードに転換するための特殊文字キーと、最後に入力された文字を削除するバックスペースキーと、濁音(゛)、半濁音(゜)、全角文字、半角文字に転換するための半角変換キーとをさらに含むことが望ましい。
【0017】
併せて、前記選択キーが初期状態で操作されるとき、空欄(space)が入力されることが望ましい。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る携帯端末機などのタッチスクリーンキーパッドアレイは、従来の英字入力による変換に比べて、ユーザーがより容易に文字を入力できるように入力回数を最少化し、統一した直観性を提供することによって文字入力の効用性を最大限に増大するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例に係る携帯端末機の日本語キーパッドアレイの初期状態を示した図である。
【図2】選択入力キーのうち「か」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」が表示された状態を示した図である。
【図3】選択入力キーのうち「さ」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」が表示された状態を示した図である。
【図4】選択入力キーのうち「た」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」が表示された状態を示した図である。
【図5】選択入力キーのうち「な」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」が表示された状態を示した図である。
【図6】選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された状態を示した図である。
【図7】選択入力キーのうち「ま」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「ま」、「み」、「む」、「め」、「も」が表示された状態を示した図である。
【図8】選択入力キーのうち「や」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「や」、「ゆ」、「よ」が表示された状態を示した図である。
【図9】選択入力キーのうち「ら」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「ら」、「り」、「る」、「れ」、「ろ」が表示された状態を示した図である。
【図10】選択入力キーのうち「わ」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「わ」、「ん」、「を」が表示された状態を示した図である。
【図11】選択入力キーのうち「か」が2回連続して操作された状態を示した図である。
【図12】初期状態で選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーに「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された図6のような状態で半角変換キーが1回操作された状態を示した図である。
【図13】初期状態で選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーに「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された図6のような状態で半角変換キーが2回操作された状態を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイについて説明する。
【0021】
本発明の長所、特徴及びそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に説明する各実施例を参照すれば明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示する各実施例に限定されるものでなく、互いに異なる多様な形態で具現可能である。ただし、本実施例は、本発明を完全に開示し、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであって、本発明は特許請求の範囲の範疇によって定義されるものに過ぎない。明細書全般にわたって同一の参照符号は、同一の構成要素を示す。
【0022】
まず、日本語の平仮名文字の構成について説明する。
【0023】
〔表1〕
あ段 い段 う段 え段 お段
あ行: あ い う え お
か行: か き く け こ が ぎ ぐ げ ご
さ行: さ し す せ そ ざ じ ず ぜ ぞ
た行: た ち つ て と だ ぢ づ で ど
な行: な に ぬ ね の
は行: は ひ ふ へ ほ ば び ぶ べ ぼ
ぱ ぴ ぷ ぺ ぽ
ま行: ま み む め も
や行: や ゆ よ
ら行: ら り る れ ろ
わ行: わ ん を
【0024】
表1は、平仮名の文字表を示したものである。
【0025】
図示したように、平仮名は、それぞれの代表子音が5個の母音段と結合し、字母が結合されたような文字を構成する。
【0026】
本発明は、このような平仮名配列表に基づいて、母音段「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」と子音として他の仮名文字を結合して仮名文字を完成する方式で文字を入力する。
【0027】
例えば、「す」の場合は(さ+う)を入力し、「と」の場合は(た+お)を入力することができる。
【0028】
次に、具体的なキーパッドの配列について説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施例に係る日本語タッチスクリーンキーパッドアレイの初期状態を示したものである。
【0030】
タッチスクリーンキーパッドは、画面に仮想のキーパッドをディスプレイし、タッチされた領域のキーパッドが押されたものと認識する。
【0031】
本発明は、4行5列で20個のキーパッドをディスプレイすることを特徴とする。
【0032】
物理的なキーパッドを使用する一般の携帯電話は、12キーを基本として使用するが、多数の文字を12個のキーで入力するには多くの不便さがあった。
【0033】
特に、多数の文字を有する日本語の場合、12個のキーを使用して入力することが一層難しいという問題を有していた。
【0034】
また、クワーティキーボードをディスプレイする場合、それぞれのキーのサイズが小さくなり、タッチフォンの約3〜4インチの画面で処理する際に誤打が頻繁に発生するので使い辛かった。
【0035】
そのため、本発明は、20個のキーパッドを設定することによって、個別キーのサイズを確保し、文字入力における不便さをなくすことを特徴とする。
【0036】
20個のキーパッドは、5個の即時入力キー10と、9個の選択入力キー20と、6個の機能キーとを含んで構成される。
【0037】
機能キーは、選択された文字を入力するための選択キー30と、平仮名と片仮名に入力モードを変換するための仮名変換キー40と、数字又は英字入力モードに転換するためのモード転換キー50と、特殊文字入力モードに転換するための特殊文字キー60と、最後に入力された文字を削除するバックスペースキー70と、濁音(゛)、半濁音(゜)、全角文字、半角文字に転換するための半角変換キー80とを含む。
【0038】
図示した実施例の場合、即時入力キー10を1行に配列したが、必ずしもこれに限定されることはなく、即時入力キー10を4行に配列することもできる。
【0039】
また、選択入力キー20と各機能キー30、40、50、60、70、80の配列も変わり得る。
【0040】
図1を参照すれば、初期状態では、即時入力キー11、12、13、14、15に5個の母音(「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」)がそれぞれ表示されている。このような初期状態で即時入力キー11、12、13、14、15を操作すれば、表示されていた文字が直ちに入力される。
【0041】
初期状態では、選択入力キー21、22、23、24、25、26、27、28、29に9個の代表音(「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」)が表示されている。初期状態で選択入力キー21、22、23、24、25、26、27、28、29を入力すれば、即時入力キーにはそれぞれの代表音に該当する5個又は3個の文字が表示される。
【0042】
以下では、それぞれの代表音の選択によって表示される文字群を示す。
【0043】
<選択入力キーの代表文字に該当する文字群>
か:か き く け こ
さ:さ し す せ そ
た:た ち つ て と
な:な に ぬ ね の
は:は ひ ふ へ ほ
ま:ま み む め も
や:や ゆ よ
ら:ら り る れ ろ
わ:わ ん を
【0044】
図2〜図9は、それぞれの選択入力キーを1回押すことによってキーパッド入力状態が転換されたことを示す。
【0045】
図2は、選択入力キーのうち「か」21が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」が表示された状態を示す。
【0046】
図3は、選択入力キーのうち「さ」22が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」が表示された状態を示す。
【0047】
図4は、選択入力キーのうち「た」23が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」が表示された状態を示す。
【0048】
図5は、選択入力キーのうち「な」24が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」が表示された状態を示す。
【0049】
図6は、選択入力キーのうち「は」25が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された状態を示す。
【0050】
図7は、選択入力キーのうち「ま」26が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「ま」、「み」、「む」、「め」、「も」が表示された状態を示す。
【0051】
図8は、選択入力キーのうち「や」27が操作され、即時入力キー11、12、13にそれぞれ「や」、「ゆ」、「よ」が表示された状態を示す。
【0052】
図9は、選択入力キーのうち「ら」28が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「ら」、「り」、「る」、「れ」、「ろ」が表示された状態を示す。
【0053】
図10は、選択入力キーのうち「わ」29が操作され、即時入力キー11、12、13にそれぞれ「わ」、「ん」、「を」が表示された状態を示す。
【0054】
このような状態で即時入力キー11、12、13、14、15を操作すれば、即時入力キーに表示されていた文字が入力される。例えば、図2のような状態で「き」12を表示している12番のキーを操作すれば、「き」文字が入力される。
【0055】
このような操作方式は、代表音の選択によってそれに該当する文字群を即時入力キー11、12、13、14、15に表示することによって、ユーザーが入力される文字を直ちに確認することができ、入力の便宜性を向上させるという効果をもたらす。
【0056】
図示したように、選択入力キー20のうち一つが操作されるとして文字が直ちに入力されるのではなく、即時入力キー10部分の表示が転換されるので、選択入力キー20が操作されたことが表示されればよい(図面の場合、黄色で表示されている)。
【0057】
図11は、選択入力キーのうち「か」21を連続して2回入力した状態を示したものである。
【0058】
「か」21を1回操作すれば、図2のような状態になるが、この状態で「か」21をもう1回操作すれば、21番のキーに「き」が表示される。この状態で21番のキーをもう1回操作(連続3回)すれば、21番のキーに「く」が表示され、21番のキーを連続して4回操作すれば、21番のキーに「け」が表示され、21番のキーを連続して5回操作すれば、21番のキーに「こ」が表示される。
【0059】
このような状態で選択キーを押せば、21番のキーに表示されていた文字が選択されて入力される。
【0060】
すなわち、「か」21を連続して3回操作すれば、21番のキーに「く」が表示されるが、その次に選択キー30を操作することによって「く」が入力される。
【0061】
このような連続操作による入力方式は、残りの8個の選択入力キー22、23、24、25、26、27、28、29にも同一に適用される。
【0062】
図12は、初期状態で選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーに「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された図6のような状態で半角変換キーが1回操作された状態を示したものである。半角変換キー80は、上述したように、濁音、半濁音、半角文字、全角文字に転換するためのもので、図6のような状態で半角変換キー80が1回操作されれば、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ濁音「ば」、「び」、「ぶ」、「べ」、「ぼ」が表示される。
【0063】
図12のような状態で半角変換キーがもう1回入力されると、図13に示すように、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ半濁音「ぱ」、「ぴ」、「ぷ」、「ぺ」、「ぽ」が表示される。
【0064】
図12及び図13のような状態で即時入力キー11、12、13、14、15が操作されれば、即時入力キー11、12、13、14、15に表示されていた濁音又は半濁音が入力される。
【0065】
以上、添付の図面を参照して本発明の各実施例を説明したが、本発明は、前記各実施例に限定されるものでなく、互いに異なる多様な形態に製造可能であり、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施可能であることを理解するであろう。そのため、以上説明した各実施例は、全ての面で例示的なものであって、限定的なものでないことを理解しなければならない。
【符号の説明】
【0066】
10、11、12、13、14、15:即時入力キー、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29:選択入力キー、30:選択キー、40:仮名変換キー、50:モード転換キー、60:特殊文字キー、70:バックスペースキー、80:半角変換キー
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末機などのタッチスクリーンキーパッドアレイに関するもので、より詳細には、携帯電話、PDAなどの携帯端末機において文字を入力するタッチスクリーンキーボードでの日本語入力を効率的に行えるようにするタッチスクリーンキーパッドアレイに関するものである。
【背景技術】
【0002】
携帯電話に代表される携帯端末機は、キー入力方式にしたがって物理的なキーパッドを有するフィーチャーフォンと、タッチスクリーン方式の仮想キーパッドを有するスマートフォンとに区分することができる。
【0003】
一般のフィーチャーフォンは、12個のキーを用いて文字を入力する方式を主に使用しており、一部のスマートフォンの場合は、26キーのクワーティ(qwerty)キーボードを用いて入力する方式を使用している。
【0004】
ところが、スマートフォンのクワーティキーボードの場合、1個のキーのサイズが非常に小さく、キーの間隔が狭いので、速い入力が難しいという問題を有していた。
【0005】
本発明は、タッチスクリーンのキーパッドを4行5列で構成することによって、スマートフォンの液晶画面でのキーのサイズが過度に小さくなることを防止すると同時に、入力に不便のないキーの個数を確保し、さらに、より少ない回数のタッチで日本語文字を楽に入力するためのものである。
【0006】
ハングル又は英語のように字母構成を有する言語では、該当言語の字母音素を組み合わせて文字を入力することによって、文字の入力が比較的容易だが、日本語の場合は、字母の組み合わせでない仮名の順次的な変容によって文字が構成されるので、入力に困難がある。
【0007】
したがって、従来は、日本語の仮名に相応する発音を、まず、携帯電話(M)に代表される携帯端末機に配列された通常のアルファベットを有するキーパッドアレイ(K)を用いて英字で入力してから変換し、変換選択キーの操作によって入力している。
【0008】
しかしながら、このような変換方法だと相当の入力時間を要し、アルファベットに慣れていないユーザーにとってはその操作が非常に難しいので、文字入力が容易でないという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、日本語の文字特性に符合する入力方式を有するタッチスクリーン日本語キーパッドアレイを提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、ユーザーが文字入力方法を容易に習得することができ、文字入力の効率性を向上させたタッチスクリーン日本語キーパッドアレイを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
このような目的を達成するための本発明に係る携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイは、画面に仮想のキーボードがディスプレイされた状態でタッチスクリーン方式で文字が入力される日本語タッチスクリーンキーパッドアレイにおいて、初期状態で「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を表示する5個の即時入力キーと、初期状態で「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を表示する9個の選択入力キーと、最終的に選択された文字を入力するための選択キーとを含み、選択入力キーが操作されると、選択された選択入力キーの文字に該当する下記の文字群が即時入力キー上に表示され、その状態で即時入力キーが操作されると、即時入力キーに表示されている文字が入力されることを特徴とする。
【0012】
<選択入力キーの文字群>
か:か き く け こ
さ:さ し す せ そ
た:た ち つ て と
な:な に ぬ ね の
は:は ひ ふ へ ほ
ま:ま み む め も
や:や ゆ よ
ら:ら り る れ ろ
わ:わ ん を
【0013】
このとき、前記選択入力キーを繰り返して操作する回数に応じて、操作された選択入力キーには選択入力キーの文字群に該当する各文字が表示され、その状態で選択キーを押すことによって、最終的に選択入力キーに表示された文字が入力されることが望ましい。
【0014】
そして、前記キーパッドアレイは、4行5列の配列を有し、前記即時入力キーが1行に配列されることが望ましい。
【0015】
また、前記選択入力キーは、2行〜4行の2列〜4列に配列されることがより望ましい。
【0016】
そして、本発明に係る日本語キーパッドアレイは、平仮名と片仮名に変換するための仮名変換キーと、数字又は英字入力モードに転換するためのモード転換キーと、特殊文字入力モードに転換するための特殊文字キーと、最後に入力された文字を削除するバックスペースキーと、濁音(゛)、半濁音(゜)、全角文字、半角文字に転換するための半角変換キーとをさらに含むことが望ましい。
【0017】
併せて、前記選択キーが初期状態で操作されるとき、空欄(space)が入力されることが望ましい。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る携帯端末機などのタッチスクリーンキーパッドアレイは、従来の英字入力による変換に比べて、ユーザーがより容易に文字を入力できるように入力回数を最少化し、統一した直観性を提供することによって文字入力の効用性を最大限に増大するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例に係る携帯端末機の日本語キーパッドアレイの初期状態を示した図である。
【図2】選択入力キーのうち「か」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」が表示された状態を示した図である。
【図3】選択入力キーのうち「さ」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」が表示された状態を示した図である。
【図4】選択入力キーのうち「た」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」が表示された状態を示した図である。
【図5】選択入力キーのうち「な」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」が表示された状態を示した図である。
【図6】選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された状態を示した図である。
【図7】選択入力キーのうち「ま」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「ま」、「み」、「む」、「め」、「も」が表示された状態を示した図である。
【図8】選択入力キーのうち「や」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「や」、「ゆ」、「よ」が表示された状態を示した図である。
【図9】選択入力キーのうち「ら」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「ら」、「り」、「る」、「れ」、「ろ」が表示された状態を示した図である。
【図10】選択入力キーのうち「わ」が操作され、即時入力キーにそれぞれ「わ」、「ん」、「を」が表示された状態を示した図である。
【図11】選択入力キーのうち「か」が2回連続して操作された状態を示した図である。
【図12】初期状態で選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーに「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された図6のような状態で半角変換キーが1回操作された状態を示した図である。
【図13】初期状態で選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーに「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された図6のような状態で半角変換キーが2回操作された状態を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイについて説明する。
【0021】
本発明の長所、特徴及びそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に説明する各実施例を参照すれば明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示する各実施例に限定されるものでなく、互いに異なる多様な形態で具現可能である。ただし、本実施例は、本発明を完全に開示し、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであって、本発明は特許請求の範囲の範疇によって定義されるものに過ぎない。明細書全般にわたって同一の参照符号は、同一の構成要素を示す。
【0022】
まず、日本語の平仮名文字の構成について説明する。
【0023】
〔表1〕
あ段 い段 う段 え段 お段
あ行: あ い う え お
か行: か き く け こ が ぎ ぐ げ ご
さ行: さ し す せ そ ざ じ ず ぜ ぞ
た行: た ち つ て と だ ぢ づ で ど
な行: な に ぬ ね の
は行: は ひ ふ へ ほ ば び ぶ べ ぼ
ぱ ぴ ぷ ぺ ぽ
ま行: ま み む め も
や行: や ゆ よ
ら行: ら り る れ ろ
わ行: わ ん を
【0024】
表1は、平仮名の文字表を示したものである。
【0025】
図示したように、平仮名は、それぞれの代表子音が5個の母音段と結合し、字母が結合されたような文字を構成する。
【0026】
本発明は、このような平仮名配列表に基づいて、母音段「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」と子音として他の仮名文字を結合して仮名文字を完成する方式で文字を入力する。
【0027】
例えば、「す」の場合は(さ+う)を入力し、「と」の場合は(た+お)を入力することができる。
【0028】
次に、具体的なキーパッドの配列について説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施例に係る日本語タッチスクリーンキーパッドアレイの初期状態を示したものである。
【0030】
タッチスクリーンキーパッドは、画面に仮想のキーパッドをディスプレイし、タッチされた領域のキーパッドが押されたものと認識する。
【0031】
本発明は、4行5列で20個のキーパッドをディスプレイすることを特徴とする。
【0032】
物理的なキーパッドを使用する一般の携帯電話は、12キーを基本として使用するが、多数の文字を12個のキーで入力するには多くの不便さがあった。
【0033】
特に、多数の文字を有する日本語の場合、12個のキーを使用して入力することが一層難しいという問題を有していた。
【0034】
また、クワーティキーボードをディスプレイする場合、それぞれのキーのサイズが小さくなり、タッチフォンの約3〜4インチの画面で処理する際に誤打が頻繁に発生するので使い辛かった。
【0035】
そのため、本発明は、20個のキーパッドを設定することによって、個別キーのサイズを確保し、文字入力における不便さをなくすことを特徴とする。
【0036】
20個のキーパッドは、5個の即時入力キー10と、9個の選択入力キー20と、6個の機能キーとを含んで構成される。
【0037】
機能キーは、選択された文字を入力するための選択キー30と、平仮名と片仮名に入力モードを変換するための仮名変換キー40と、数字又は英字入力モードに転換するためのモード転換キー50と、特殊文字入力モードに転換するための特殊文字キー60と、最後に入力された文字を削除するバックスペースキー70と、濁音(゛)、半濁音(゜)、全角文字、半角文字に転換するための半角変換キー80とを含む。
【0038】
図示した実施例の場合、即時入力キー10を1行に配列したが、必ずしもこれに限定されることはなく、即時入力キー10を4行に配列することもできる。
【0039】
また、選択入力キー20と各機能キー30、40、50、60、70、80の配列も変わり得る。
【0040】
図1を参照すれば、初期状態では、即時入力キー11、12、13、14、15に5個の母音(「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」)がそれぞれ表示されている。このような初期状態で即時入力キー11、12、13、14、15を操作すれば、表示されていた文字が直ちに入力される。
【0041】
初期状態では、選択入力キー21、22、23、24、25、26、27、28、29に9個の代表音(「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」)が表示されている。初期状態で選択入力キー21、22、23、24、25、26、27、28、29を入力すれば、即時入力キーにはそれぞれの代表音に該当する5個又は3個の文字が表示される。
【0042】
以下では、それぞれの代表音の選択によって表示される文字群を示す。
【0043】
<選択入力キーの代表文字に該当する文字群>
か:か き く け こ
さ:さ し す せ そ
た:た ち つ て と
な:な に ぬ ね の
は:は ひ ふ へ ほ
ま:ま み む め も
や:や ゆ よ
ら:ら り る れ ろ
わ:わ ん を
【0044】
図2〜図9は、それぞれの選択入力キーを1回押すことによってキーパッド入力状態が転換されたことを示す。
【0045】
図2は、選択入力キーのうち「か」21が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」が表示された状態を示す。
【0046】
図3は、選択入力キーのうち「さ」22が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」が表示された状態を示す。
【0047】
図4は、選択入力キーのうち「た」23が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」が表示された状態を示す。
【0048】
図5は、選択入力キーのうち「な」24が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「な」、「に」、「ぬ」、「ね」、「の」が表示された状態を示す。
【0049】
図6は、選択入力キーのうち「は」25が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された状態を示す。
【0050】
図7は、選択入力キーのうち「ま」26が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「ま」、「み」、「む」、「め」、「も」が表示された状態を示す。
【0051】
図8は、選択入力キーのうち「や」27が操作され、即時入力キー11、12、13にそれぞれ「や」、「ゆ」、「よ」が表示された状態を示す。
【0052】
図9は、選択入力キーのうち「ら」28が操作され、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ「ら」、「り」、「る」、「れ」、「ろ」が表示された状態を示す。
【0053】
図10は、選択入力キーのうち「わ」29が操作され、即時入力キー11、12、13にそれぞれ「わ」、「ん」、「を」が表示された状態を示す。
【0054】
このような状態で即時入力キー11、12、13、14、15を操作すれば、即時入力キーに表示されていた文字が入力される。例えば、図2のような状態で「き」12を表示している12番のキーを操作すれば、「き」文字が入力される。
【0055】
このような操作方式は、代表音の選択によってそれに該当する文字群を即時入力キー11、12、13、14、15に表示することによって、ユーザーが入力される文字を直ちに確認することができ、入力の便宜性を向上させるという効果をもたらす。
【0056】
図示したように、選択入力キー20のうち一つが操作されるとして文字が直ちに入力されるのではなく、即時入力キー10部分の表示が転換されるので、選択入力キー20が操作されたことが表示されればよい(図面の場合、黄色で表示されている)。
【0057】
図11は、選択入力キーのうち「か」21を連続して2回入力した状態を示したものである。
【0058】
「か」21を1回操作すれば、図2のような状態になるが、この状態で「か」21をもう1回操作すれば、21番のキーに「き」が表示される。この状態で21番のキーをもう1回操作(連続3回)すれば、21番のキーに「く」が表示され、21番のキーを連続して4回操作すれば、21番のキーに「け」が表示され、21番のキーを連続して5回操作すれば、21番のキーに「こ」が表示される。
【0059】
このような状態で選択キーを押せば、21番のキーに表示されていた文字が選択されて入力される。
【0060】
すなわち、「か」21を連続して3回操作すれば、21番のキーに「く」が表示されるが、その次に選択キー30を操作することによって「く」が入力される。
【0061】
このような連続操作による入力方式は、残りの8個の選択入力キー22、23、24、25、26、27、28、29にも同一に適用される。
【0062】
図12は、初期状態で選択入力キーのうち「は」が操作され、即時入力キーに「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」が表示された図6のような状態で半角変換キーが1回操作された状態を示したものである。半角変換キー80は、上述したように、濁音、半濁音、半角文字、全角文字に転換するためのもので、図6のような状態で半角変換キー80が1回操作されれば、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ濁音「ば」、「び」、「ぶ」、「べ」、「ぼ」が表示される。
【0063】
図12のような状態で半角変換キーがもう1回入力されると、図13に示すように、即時入力キー11、12、13、14、15にそれぞれ半濁音「ぱ」、「ぴ」、「ぷ」、「ぺ」、「ぽ」が表示される。
【0064】
図12及び図13のような状態で即時入力キー11、12、13、14、15が操作されれば、即時入力キー11、12、13、14、15に表示されていた濁音又は半濁音が入力される。
【0065】
以上、添付の図面を参照して本発明の各実施例を説明したが、本発明は、前記各実施例に限定されるものでなく、互いに異なる多様な形態に製造可能であり、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施可能であることを理解するであろう。そのため、以上説明した各実施例は、全ての面で例示的なものであって、限定的なものでないことを理解しなければならない。
【符号の説明】
【0066】
10、11、12、13、14、15:即時入力キー、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29:選択入力キー、30:選択キー、40:仮名変換キー、50:モード転換キー、60:特殊文字キー、70:バックスペースキー、80:半角変換キー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面に仮想のキーボードがディスプレイされた状態でタッチスクリーン方式で文字が入力される日本語タッチスクリーンキーパッドアレイにおいて、
初期状態で「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を表示する5個の即時入力キーと、
初期状態で「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を表示する9個の選択入力キーと、
最終的に選択された文字を入力するための選択キーと、を含み、
選択入力キーが操作されると、選択された選択入力キーの文字に該当する下記の文字群が即時入力キー上に表示され、その状態で即時入力キーが操作されれると、即時入力キーに表示されている文字が入力されることを特徴とする携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
<選択入力キーの文字群>
か:か き く け こ
さ:さ し す せ そ
た:た ち つ て と
な:な に ぬ ね の
は:は ひ ふ へ ほ
ま:ま み む め も
や:や ゆ よ
ら:ら り る れ ろ
わ:わ ん を
【請求項2】
前記選択入力キーを繰り返して操作する回数に応じて、選択入力キーの文字群に該当する各文字が操作された選択入力キーに表示され、その状態で選択キーを押すことによって、最終的に選択入力キーに表示された文字が入力されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項3】
前記キーパッドアレイは、4行5列の配列を有し、
前記即時入力キーが1行に配列されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項4】
前記選択入力キーが2行〜4行の2列〜4列に配列されることを特徴とする、請求項3に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項5】
平仮名と片仮名に変換するための仮名変換キーと、
数字又は英字入力モードに転換するためのモード転換キーと、
特殊文字入力モードに転換するための特殊文字キーと、
最後に入力された文字を削除するバックスペースキーと、
濁音(゛)、半濁音(゜)、全角文字、半角文字に転換するための半角変換キーと、をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項6】
前記選択キーが初期状態で操作されると、空欄(space)が入力されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項1】
画面に仮想のキーボードがディスプレイされた状態でタッチスクリーン方式で文字が入力される日本語タッチスクリーンキーパッドアレイにおいて、
初期状態で「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を表示する5個の即時入力キーと、
初期状態で「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」を表示する9個の選択入力キーと、
最終的に選択された文字を入力するための選択キーと、を含み、
選択入力キーが操作されると、選択された選択入力キーの文字に該当する下記の文字群が即時入力キー上に表示され、その状態で即時入力キーが操作されれると、即時入力キーに表示されている文字が入力されることを特徴とする携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
<選択入力キーの文字群>
か:か き く け こ
さ:さ し す せ そ
た:た ち つ て と
な:な に ぬ ね の
は:は ひ ふ へ ほ
ま:ま み む め も
や:や ゆ よ
ら:ら り る れ ろ
わ:わ ん を
【請求項2】
前記選択入力キーを繰り返して操作する回数に応じて、選択入力キーの文字群に該当する各文字が操作された選択入力キーに表示され、その状態で選択キーを押すことによって、最終的に選択入力キーに表示された文字が入力されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項3】
前記キーパッドアレイは、4行5列の配列を有し、
前記即時入力キーが1行に配列されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項4】
前記選択入力キーが2行〜4行の2列〜4列に配列されることを特徴とする、請求項3に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項5】
平仮名と片仮名に変換するための仮名変換キーと、
数字又は英字入力モードに転換するためのモード転換キーと、
特殊文字入力モードに転換するための特殊文字キーと、
最後に入力された文字を削除するバックスペースキーと、
濁音(゛)、半濁音(゜)、全角文字、半角文字に転換するための半角変換キーと、をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【請求項6】
前記選択キーが初期状態で操作されると、空欄(space)が入力されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末機の日本語タッチスクリーンキーパッドアレイ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2012−79282(P2012−79282A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−269052(P2010−269052)
【出願日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(510318516)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(510318516)
【Fターム(参考)】
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