説明

携帯端末装置

【課題】補強板金の形状を、小型化・単純化すると共に加工の簡略化を図ることができ、コジリ強度を高めることができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】携帯端末装置100の筐体110は、ケース120と、ケース120に組み込まれる基板130と、基板130に底面側が取り付けられた外部接続コネクタ140と、外部接続コネクタ140の周囲を底面140b以外の三方面から囲んで補強する補強板金150と、ケース120に装着されるカバー160と、を備える。補強板金150は、外部接続コネクタ140の底面140b以外の周囲を外形近似した折曲部150a−150dを有する。また、ケース120、補強板金150、基板130、及びカバー160は、ネジ101により共締めして固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部接続コネクタを有する携帯電話機などの携帯端末装置に関し、特に、外部接続コネクタの補強構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機等の携帯端末装置では、薄型化の要求が高まっている。また、携帯端末装置には、小型で軽量の外部接続コネクタが実装される。外部接続コネクタは、機器の外部から、プラグの抜き差しが行われる。特に、小型な外部接続コネクタは、強度が弱く、コンタクト(ソケット端子)や周囲配線や周囲部品が緩み変形し、断線する虞がある。
【0003】
特許文献1には、外部接続コネクタとは別体の補強板金を用いて、電子機器の筐体に実装された外部接続コネクタを補強する外部接続コネクタの補強構造が記載されている。特許文献1記載の外部接続コネクタの補強構造は、外部接続コネクタを別体の補強板金で押さえ、電子機器の角部ネジにより筐体と共締めする。補強板金は端部を折り曲げ加工し、内側は突起加工したボスにより左右上下に当て部を設けた構造としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−199229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の外部接続コネクタの補強構造は、補強板金が大きいばかりか、その形状及び構造が複雑で、さらに上記補強板金の筐体への取付け方法も記載されていない。
【0006】
このため、外部接続コネクタの補強のためだけに、小型・薄型化が求められる携帯端末装置に、上記補強板金を実装することは考え難い。具体的には、長大な上記補強板金を、筐体に取り付けるためのネジ止め/ネジ受けなど新たな構造の付加によるコストアップ、上記補強板金が筐体内を専有することによる設置スペースの確保、長大な上記補強板金が設置されることによるアンテナ感度の低下やノイズ増大の課題がある。
【0007】
以上に加えて、特許文献1記載の外部接続コネクタの補強構造は、プラグの抜き差しについては記載されているものの、外部接続コネクタにプラグを挿した状態で、プラグを上下左右に少し振る、いわゆる抉り(コジリ)については記載がない。コジリ強度を強化するには、上記補強板金を精度良く加工する必要がある。特許文献1記載の外部接続コネクタの補強構造は、コジリに強い構造にはなっていない。上記補強板金の加工に困難性があることも、コジリ強化を妨げている。
【0008】
なお、以下の説明において、外部接続コネクタにプラグを挿した状態で、プラグを上下左右などプラグ抜差しと違う方向に力を加え、その結果、プラグがプラグ抜差しと違う方向に動く状態を、コジリと呼ぶことにする。また、コジリ強度とは、プラグ抜差しと違う方向に力を加えても、コジリが生じない限界強さをいうものとする。
【0009】
本発明の目的は、補強板金の形状を、小型化・単純化すると共に加工の簡略化を図ることができ、コジリ強度を高めることができる携帯端末装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の携帯端末装置は、筐体と、前記筐体に収容される基板と、外形が略直方体で、一つの面に外部端子を差込み可能な差込口を有し、前記差込口が設けられた面と直交する一つの面である底面が、前記基板に固定された外部接続コネクタと、前記外部接続コネクタの前記底面以外の周囲を囲んで補強する補強板金と、を備える構成を採る。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、外部接続コネクタを補強する補強板金の形状を、小型化・単純化すると共に加工の簡略化を図ることができ、コジリ強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施の形態に係る携帯端末装置の筐体の分解斜視図
【図2】上記実施の形態に係る携帯端末装置の補強板金の構成を示す斜視図
【図3】上記実施の形態に係る携帯端末装置の補強板金の外部接続コネクタへの取付けを示す斜視図
【図4】上記実施の形態に係る携帯端末装置の補強板金とケースとの取付けを示す斜視図
【図5】図4の要部拡大図
【図6】上記実施の形態に係る携帯端末装置のケースへの補強板金の取付けを示す斜視図
【図7】図6のA−A矢視断面図
【図8】上記実施の形態に係る携帯端末装置のケースへの補強板金の取付け後の状態を示す斜視図
【図9】図8のA−A矢視断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末装置の筐体の分解斜視図である。
【0015】
以下、本発明に係る携帯端末装置を、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末で具現化する。また、カメラ付き携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System)の携帯通信端末に適用してもよい。
【0016】
図1に示すように、携帯端末装置100は、バータイプの筐体110を備える。なお、携帯端末装置100が、折畳式携帯電話機の場合、筐体110は、本体側筐体である。
【0017】
筐体110は、ケース120(第1筐体)と、ケース120に組み込まれる基板130と、基板130に底面140b側が取り付けられた外部接続コネクタ140と、外部接続コネクタ140の周囲を底面140b以外の三方面から囲んで補強する補強板金150と、ケース120に装着されるカバー160(第2筐体)と、を備える。
【0018】
上記ケース120、基板130、補強板金150、及びカバー160は、ネジ101により共締めされる。
【0019】
ケース120は、例えばABS樹脂等の合成樹脂フレームと金属板から構成され、図示しない表示パネル、スピーカ、マイクロホン、カメラ等が搭載される。
【0020】
基板130は、外部接続コネクタ140、及びmicroSDカードスロット131等の部品が実装されている。
【0021】
外部接続コネクタ140は、差込口140aと、差込口140aの外周を囲う、底面140bと、底面140bに向かい合う表面140cと、底面140bと表面140c間の側面140d,140eと、を有する。底面140bは、基板130上に直付け固定されている。底面140bと表面140cは、平坦部となっている。
【0022】
外部接続コネクタ140は、例えばMicroUSBである。MicroUSBは、PC及びその周辺機器だけでなく、携帯電話機やモバイルデバイスとのデータ送受信用に使用される。MicroUSBは、MiniUSBと比較して外形寸法が約半分となっている。小型化により抜き差しに対応する耐久性と外部からの加重に耐える構造であることが必要である。本実施の形態のように、外部接続コネクタ140が、MicroUSBである場合、特にコジリ強度を確保する必要がある。なお、外部接続コネクタ140は、MicroUSBに限定されるものではなく、MiniUSB、各種USB変換コネクタ、Micro HDMIコネクタなどが使用される。
【0023】
図2は、補強板金150の構成を示す斜視図である。図2(a)は、基板130への取付け方向を上面と見た場合の斜視図、図2(b)は、その下面から見た場合の斜視図である。
【0024】
図2に示すように、補強板金150は、外部接続コネクタ140の、基板130への直付け底面140b以外の三方面(表面140c及び側面140d,140e)を外形近似して折り曲げた折曲部150a−150dと、折曲部150bと折曲部150cとの間の平坦部150eと、を有する。
【0025】
補強板金150は、平坦部150eから折曲部150a−150dに直交する方向の外方に延びたストッパ部150fと、ストッパ部150fから前記折り曲げ方向に突出した引掛かり部150gと、を有する。
【0026】
引掛かり部150gは、ケース120に形成された補強板金引掛け部122(図4参照)に挿入され、引掛かり部150gを係止させる。ストッパ部150fは、引掛かり部150gの係止後、ケース120に形成された補強板金脱落防止リブ123(図4参照)に当接して、ストッパ部150fの脱落を防止する。
【0027】
補強板金150は、基板130にネジ止めするためのネジ穴150h,150iを両端に有する。補強板金150は、外部接続コネクタ140が固定された基板130に、外部接続コネクタ140を覆って、ケース120と共にネジ101で共締めされる。なお、補強板金150は、外部接続コネクタ140の外周面突起に合わせた切欠部150jを有する。
【0028】
このように、補強板金150は、外部接続コネクタ140の底面140b以外の三方面(表面140c及び側面140d,140e)を外形近似して、折曲部150a−150dにより折り曲げた構成となっている。図2から分かるように、補強板金150は、形状が従来例と比べ非常に単純化されている。形状が単純化されているので、加工工程も単純化されることになる。また、このような単純化された補強板金150は、単板を、打ち抜き・曲げ加工するだけで作成することができる。本実施の形態では、補強板金150の折り曲げ回数が少ないことから、加工の簡略化を図ることができる。
【0029】
また、補強板金150は、外部接続コネクタ140の必要強度に合わせて厚さを選定することも可能である。補強板金150の厚さの選定は、補強板金150の形状、及び加工の容易性に依存する。本実施の形態では、補強板金150は、形状が単純化されているので、必要強度に合わせた厚さの選定することができ、適用範囲を広げることができる。
【0030】
図3は、補強板金150の外部接続コネクタ140への取付けを示す斜視図である。図3(a)は、その取付け後の斜視図、図3(b)は、その基板130への取付け方向を上面と見た場合の斜視図、図3(c)は、その下面から見た場合の斜視図である。
【0031】
図3(b)(c)に示すように、外部接続コネクタ140を、補強板金150と基板130とで挟み込み、図3(a)に示すように、補強板金150を基板130に固定する。補強板金150と基板130とは、図1に示すように、ネジ101によるケース120、補強板金150、基板130、及びカバー160を共締めして固定される。共締めに筐体(ケース120及びカバー160)を含むことにより、筐体110の強度を取り込んだ強度向上を図ることができる。
【0032】
また、図3(a)に示すように、補強板金150は、外部接続コネクタ140の両脇直近にネジ穴150h,150iが形成されている。補強板金150は、外部接続コネクタ140の直近にネジ穴150h,150iを形成しているので、小型化を図ることができる。携帯電話等の電波を有する電子機器において、補強板金150の小型化は、アンテナ感度や、ノイズへの影響を小さくする効果がある。さらに、補強板金150は、外部接続コネクタ140の直近にネジ穴150h,150iを形成しているので、コジリの際の補強板金150のたわみ変形量を少なくすることができ、強度アップを図ることができる。
【0033】
図4は、補強板金150とケース120との取付けを示す斜視図であり、図5は、図4の要部拡大図である。図4は、ケース120を背面すなわち基板120側から見た図である。
【0034】
図4に示すように、ケース120には、補強板金150及び外部接続コネクタ140を収納する収納部121が形成されている。収納部121は、補強板金150の引掛かり部150gが係止する補強板金引掛け部122と、補強板金150のストッパ部150fが当接する補強板金脱落防止リブ123と、を有する。
【0035】
補強板金引掛け部122は、図5に示すように、断面コ字形状に形成されており、補強板金150の引掛かり部150gが挿入され、引掛かり部150gを引っ掛けて係止する。
【0036】
補強板金脱落防止リブ123は、引掛かり部150gが挿入された補強板金150のストッパ部150fに当接して補強板金150の脱落を防止する。
【0037】
図6乃至図9は、ケース120への補強板金150の取付け方法を説明する図である。図6は、ケース120への補強板金150の取付けを示す斜視図、図7は、図6のA−A矢視断面図である。図8は、ケース120への補強板金150の取付け後の状態を示す斜視図、図9は、図8のA−A矢視断面図である。
【0038】
図6及び図7に示すように、ケース120の収納部121に補強板金150を配置する。この配置は、補強板金引掛け部122に、補強板金150の引掛かり部150gが向かい合う位置である。
【0039】
まず、ケース120の補強板金引掛け部122に、補強板金150の引掛かり部150gの先端を差し込んで引っ掛ける。
【0040】
そして、図6及び図7矢印に示すように、補強板金150のネジ穴150h側を押し込むと、引掛かり部150gは、補強板金引掛け部122の奥まで進入し、ストッパ部150fは、補強板金脱落防止リブ123の面取り部分を滑って収納部121底部まで押し込まれる。
【0041】
図6及び図7に示すように、ストッパ部150fが、収納部121底部まで押し込まれると、ケース120への補強板金150の取付けは終了する。この状態では、ストッパ部150fの端面は、ストッパ部150fの側面にほぼ垂直で当接するので、当接した面同士が簡単に離れることはない。このため、ストッパ部150fは、収納部121から飛び出すことはなく、補強板金150は、ケース120の収納部121に、確実に取り付けられた状態となる。
【0042】
このように、補強板金150は、ケース120には簡単に取り付けられるが、抜けない構造となっている。
【0043】
また、ケース120の組み立てと同時に補強板金150が取り付けられるので、組み立てが簡単である利点がある。また、補強板金引掛け部122や補強板金脱落防止リブ123は、ケース120側で構成されるので、補強板金150の形状は単純であり、保持のための曲げ加工も不要である。さらに、補強板金150は、直接ケース120に取り付けられるので、取り付けるための粘着テープなどの別部品が不要という利点がある。
【0044】
以上詳細に説明したように、本実施の形態の携帯端末装置100の筐体110は、ケース120と、ケース120に組み込まれる基板130と、基板130に底面側が取り付けられた外部接続コネクタ140と、外部接続コネクタ140の周囲を底面140b以外の三方面から囲んで補強する補強板金150と、ケース120に装着されるカバー160と、を備える。補強板金150は、外部接続コネクタ140の底面140b以外の周囲を外形近似した折曲部150a−150dを有する。また、ケース120、補強板金150、基板130、及びカバー160は、ネジ101により共締めして固定される。
【0045】
この構成により、外部接続コネクタ140は、補強板金150で覆われ、かつ基板130との間で挟み押さえ込まれることで、コジリ強度を高めることができる。また、ケース120、補強板金150、基板130、及びカバー160を共締めして固定することで、筐体110の強度を取り込むことができ、より一層コジリ強度を向上させることができる。
【0046】
また、補強板金150の形状を単純化させることができ、必要強度に合わせて厚い板金でも対応することが可能になる。
【0047】
また、補強板金150が小型化されるので、本外部接続コネクタの補強構造を、携帯電話等の電波を有する電子機器に適用した場合、アンテナ感度やノイズへの影響を小さくすることができる。
【0048】
本実施の形態では、共締めのネジ101の位置を、外部接続コネクタ140の直近に配置したので、補強板金150の撓みによる変形量をより少なくすることができ、コジリ強度をより一層高めることができる。
【0049】
また、補強板金150は、ケース120の収納部121に、簡単に組み込まれるので、組み立て性の向上を図ることができる。因みに、基板130側に、補強板金150を取り付けようとする場合には、補強板金150を取り付けた基板130を、ケース120に組み込むまでの間の保持が困難である。
【0050】
さらに、補強板金150を両面テープ等の別部品を用いることなく、ワンタッチで取り付けることができ、補強板金150の組み立て性をより一層向上させることができる。
【0051】
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
【0052】
上記実施の形態では、携帯端末装置としてバータイプの携帯情報端末に適用した例について説明しているが、PDA等の携帯情報端末に限らず携帯電話機の通信端末、パーソナルコンピュータ又はその融合された装置、さらにはMP3プレーヤー、HDDプレーヤーなどの携帯機器に適用可能である。
【0053】
また、上記実施の形態では携帯情報端末、携帯端末装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、携帯端末、電子機器、外部接続コネクタの補強構造等であってもよい。
【0054】
さらに、上記携帯端末装置を構成する各部、例えば筐体、補強板金、筐体カバーの種類・材質、その形状及び取付方法などはどのようなものでもよい。また、補強板金は打ち抜き加工が一般的であるが、これには限定されない。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本発明に係る携帯端末装置は、外部接続コネクタを有する携帯電話機などの携帯端末装置の外部接続コネクタの補強を図ることができまた、携帯端末装置として携帯端末以外の各種電子機器に適用することも可能である。
【符号の説明】
【0056】
100 携帯端末装置
101 ネジ
110 筐体
120 ケース(第1筐体)
121 収納部
122 補強板金引掛け部
123 補強板金脱落防止リブ
130 基板
140 外部接続コネクタ
140a 差込口
140b 底面
140c 表面
140d,140e 側面
150 補強板金
150a−150d 折曲部
150e 平坦部
150f ストッパ部
150g 引掛かり部
150h,150i ネジ穴
150j 切欠部
160 カバー(第2筐体)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に収容される基板と、
外形が略直方体で、一つの面に外部端子を差込み可能な差込口を有し、前記差込口が設けられた面と直交する一つの面である底面が、前記基板に固定された外部接続コネクタと、
前記外部接続コネクタの前記底面以外の周囲を囲んで補強する補強板金と、
を備える携帯端末装置。
【請求項2】
前記補強板金は、前記外部接続コネクタの前記底面以外の周囲を外形近似して折り曲げた折曲部を有する、
請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項3】
前記筐体と前記基板と前記補強板金とは、ネジにより共締めされる、
請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項4】
前記筐体に嵌め合わされる第2筐体を備え、
前記筐体と前記基板と前記補強板金と前記第2筐体とは、ネジにより共締めされる、
請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項5】
前記外部接続コネクタは、前記底面と、該底面に向かい合う表面と、前記底面と前記表面との間の両側面と、を有し、
前記補強板金は、前記表面及び前記両側面を囲んで補強し、
前記補強板金は、前記両側面の直近に前記ネジを通すネジ穴を有する、
請求項3又は請求項4に記載の携帯端末装置。
【請求項6】
前記筐体は、前記補強板金を引掛けて係止する引掛け部と、
前記引掛け部による係止後、前記補強板金の脱落を防止する防止リブと、
を備える、請求項1記載の携帯端末装置。
【請求項7】
前記補強板金は、前記引掛け部に引掛かる引掛かり部と、
前記防止リブに当接するストッパ部と、
を備える、請求項6記載の携帯端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−209883(P2012−209883A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−75785(P2011−75785)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】