説明

携帯通信端末

【課題】汎用的な携帯電話等携帯通信端末をゲームコントローラとして機能させ、多様なゲーム機に対応して、各種のゲーム機で実行するゲームのデータを1箇所に集約する。
【解決手段】第1ゲーム機から第1ゲーム機で実行したゲームのゲームデータを受信するゲームデータ受信部と、ゲームデータを格納するゲームデータ格納部と、第2ゲーム機にゲームデータを、第2ゲーム機で実行するゲームのゲームデータとして送信するゲームデータ送信部と、を備える携帯通信端末を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯通信端末に関する。本発明は、特に、据え置き型ゲーム機におけるゲームコントローラとして機能する携帯通信端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、たとえば特許文献1に記載されている複合ゲームシステムが知られている。当該文献は、ディスプレイに接続されたビデオゲーム機に複数の携帯ゲーム機が接続されることを開示する。また当該文献は、携帯ゲーム機を操作することによって、ビデオゲーム機で実行するゲームが進行されることを開示する。
【特許文献1】特開2001−58086号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記文献記載の複合ゲームシステムによれば、ビデオゲーム機のコントローラとして携帯ゲーム機を利用する。よって携帯ゲーム機を有するユーザは、ビデオゲーム機で実行するゲームに参加できる。しかし、ゲームに参加するには携帯ゲーム機を持っていなければならず、より汎用的な携帯電話等携帯通信端末がゲームコントローラとして機能することが好ましい。またビデオゲーム機に限られず多様なゲーム機に対応して、各種のゲーム機で実行するゲームのデータが1箇所に集約されることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、第1ゲーム機から第1ゲーム機で実行したゲームのゲームデータを受信するゲームデータ受信部と、ゲームデータを格納するゲームデータ格納部と、第2ゲーム機にゲームデータを、第2ゲーム機で実行するゲームのゲームデータとして送信するゲームデータ送信部と、を備える携帯通信端末を提供する。
【0005】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0007】
図1は、本実施形態の携帯電話108、110を用いるゲームシステム100の一例を示す。ゲームシステム100は、据え置きビデオゲーム機102、テレビ104、据え置きビデオゲームコントローラ106、携帯電話108、携帯電話110を備える。据え置きビデオゲーム機102は、第1ゲーム機または第2ゲーム機の一例であってよく、ゲームプログラムを実行する。テレビ104は、据え置きビデオゲーム機102に接続されて、ゲームの画面およびサウンドを出力する。据え置きビデオゲームコントローラ106は、据え置きビデオゲーム機102に有線接続または無線接続されて、据え置きビデオゲーム機102をコントロールする。
【0008】
携帯電話108は、据え置きビデオゲームコントローラ106に有線接続または無線接続されて、据え置きビデオゲームコントローラ106を介して据え置きビデオゲーム機102をコントロールする。携帯電話110は、据え置きビデオゲーム機102に有線接続または無線接続されて、据え置きビデオゲーム機102をコントロールする。携帯電話108は、据え置きビデオゲームコントローラ106とともに使用され、携帯電話110は、据え置きビデオゲームコントローラ106に代えて使用される。
【0009】
携帯電話108および携帯電話110は、携帯通信端末の一例であってよい。携帯電話108および携帯電話110は、同一の構成を有してよく、据え置きビデオゲームコントローラ106が有する機能は携帯電話108に備えなくても良い。以下の説明において、携帯電話108および携帯電話110を代表して携帯電話110の構成を説明する。
【0010】
図2は、携帯電話110の構成の一例を示す。携帯電話110は、受信部120、送信部140、処理部150、簡易ゲームプログラム実行部152、ゲームデータ格納部154、表示部156、バイブレータ158、操作部160、動き検知部162を備える。受信部120は、ゲームデータ受信部122、簡易ゲームプログラム受信部124、プログラムシリアルナンバ受信部126、鍵データ受信部128、ゲームコントロールデータ受信部130を有する。送信部140は、ゲームデータ送信部142、プログラムシリアルナンバ送信部144、鍵データ送信部146、ゲームコントロールデータ送信部148を有する。
【0011】
ゲームデータ受信部122は、第1ゲーム機または第2ゲーム機の一例であってよい据え置きビデオゲーム機102から、据え置きビデオゲーム機102で実行したゲームのゲームデータを受信する。簡易ゲームプログラム受信部124は、第1ゲーム機または第2ゲーム機の一例であってよい据え置きビデオゲーム機102から、据え置きビデオゲーム機102で実行するゲームの簡易ゲームプログラムを受信する。
【0012】
プログラムシリアルナンバ受信部126は、第1ゲーム機または第2ゲーム機の一例であってよい据え置きビデオゲーム機102から、据え置きビデオゲーム機102で実行するゲームのプログラムシリアルナンバを受信する。鍵データ受信部128は、据え置きビデオゲーム機102で実行するゲームの実行禁止を解除する鍵データを管理サーバから受信する。ゲームコントロールデータ受信部130は、据え置きビデオゲーム機102から実行しているゲームのコントロールデータを受信する。
【0013】
ゲームデータ送信部142は、ゲームデータ受信部122が受信したゲームデータを、据え置きビデオゲーム機102とは別の他のゲーム機に当該他のゲーム機で実行するゲームのゲームデータとして送信する。なお、当該他のゲーム機は第2ゲームの一例であってよい。プログラムシリアルナンバ送信部144は、プログラムシリアルナンバ受信部126が受信したプログラムシリアルナンバと携帯電話110の識別情報とを、ゲームの管理サーバに送信する。
【0014】
鍵データ送信部146は、鍵データ受信部128が受信した鍵データによりゲームの実行禁止を解除すべく、鍵データを第1ゲーム機または第2ゲーム機の一例であってよい据え置きビデオゲーム機102に送信する。ゲームコントロールデータ送信部148は、据え置きビデオゲーム機102で実行しているゲームをコントロールするゲームコントロールデータを据え置きビデオゲーム機102に送信する。
【0015】
処理部150は、携帯電話110を制御する。簡易ゲームプログラム実行部152は、簡易ゲームプログラム受信部124が受信した簡易ゲームプログラムを携帯電話110にインストールして、当該インストールした簡易プログラムを実行する。ゲームデータ格納部154は、ゲームデータ受信部122が受信したゲームデータを格納する。
【0016】
表示部156は、処理部150における処理の出力を表示する。あるいは表示部156は、簡易ゲームプログラム実行部152が実行している簡易ゲームの出力を表示する。バイブレータ158は、ゲームコントロールデータ受信部130が受信しているコントロールデータに応じて、携帯電話110に振動を生じさせる。
【0017】
操作部160は、処理部150における処理の入力値を入力する。あるいは簡易ゲームプログラム実行部152が実行している簡易ゲームの入力値を入力する。操作部160が入力するデータとして、たとえばテンキー入力、音声入力、カメラ等による撮像データ入力を例示できる。動き検知部162は、ゲームコントロールデータ送信部148が送信するゲームコントロールデータとして、携帯電話110の動きを採用する場合に、携帯電話110の動きを検知する。
【0018】
図3は、本実施形態の携帯電話110を用いるゲームシステム200を示す。ゲームシステム200では、携帯電話110と各ゲーム機とが各種の通信技術によって接続される。ゲーム機として、たとえば据え置きビデオゲーム機102、主にゲームセンター等のアミューズメントスポットに設置されるメダルゲーム機212あるいはアーケードゲーム機214、携帯ゲーム機208、パーソナルコンピュータ210が例示できる。
【0019】
携帯電話110と据え置きビデオゲーム機102とは、たとえばブルートゥース規格を用いた無線通信により接続できる。携帯電話110とメダルゲーム機212あるいはアーケードゲーム機214とは、たとえば非接触型ICカードの技術方式を利用した無線通信により接続できる。携帯電話110と携帯ゲーム機208とは、たとえば無線LANによって接続できる。携帯電話110とパーソナルコンピュータ210とは、たとえばブルートゥース規格を用いた無線通信あるいはUSBによる有線通信によって接続できる。
【0020】
上記各ゲーム機でのゲームコントローラとして、携帯電話110が利用できる。また、各ゲーム機に専用のコントローラが存在する場合には、当該専用のコントローラと携帯電話110とを接続して使用できる。そして、各ゲーム機で実行したゲームのゲームデータを携帯電話110のデータベース(ゲームデータ格納部154)に格納できる。ゲームデータ格納部154に格納したゲームデータは、他のゲーム機で同種のゲームを実行する場合にゲームデータとして使用できる。ゲームデータとして、たとえばゲームのハイスコアあるいはゲームのセーブデータが例示できる。
【0021】
上記各ゲーム機において、たとえば据え置きビデオゲーム機102とその専用コントローラには、十分なデータ記憶容量が用意されていない場合がある。このような場合であっても、携帯電話110のゲームデータ格納部154をゲームデータの格納に利用する場合には、十分なゲームデータの記憶領域が確保できる。またゲームシステム200では、各ゲーム機で利用するゲームデータを全て1つの携帯電話110に集約できる。よって、様々な場所で容易にゲームデータを利用してゲームを楽しむことができる。
【0022】
さらに、各ゲーム機で実行するゲームにおいて、ミニゲーム等の簡易ゲームプログラムが提供される場合には、当該簡易ゲームプログラムを携帯電話110にダウンロードできる。携帯電話110が各ゲーム機を離れてコントローラとして使用されないときでも、携帯電話110で簡易ゲームを楽しむことができる。
【0023】
なお、携帯電話110の電話またはデータ通信網を提供する3G網216を介して、携帯電話110は、ゲームで使用するデータをダウンロードできる。ダウンロードしたデータは各ゲーム機でのゲーム内容に反映して使用できる。ダウンロードするデータとして、たとえばゲーム内で用いるトレーディングカードデータあるいはゲーム内で使用する追加アイテム、レアアイテム等のデータを例示できる。さらにゲームの課金データを例示できる。
【0024】
図4は、本実施形態の携帯電話110を用いるゲームセキュリティシステム300を示す。ゲームセキュリティシステム300では、ゲームプログラムが記録されたCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の媒体306を据え置きビデオゲーム機102に挿入すると、据え置きビデオゲーム機102から携帯電話110にゲームのシリアルナンバが送信される。携帯電話110は、ゲームのシリアルナンバとともに携帯電話110の識別情報、たとえば電話番号あるいはSIMカード(Subscriber Identity Module Card)番号をゲームサーバ308に送信する。
【0025】
ゲームサーバ308は、送信されたゲームのシリアルナンバと携帯電話110の識別情報とを照合して、正当な組み合わせであればゲームの実行禁止を解除する鍵データ310を携帯電話110に送信する。鍵データ310を受信した携帯電話110は鍵データ310を据え置きビデオゲーム機102に送信して、据え置きビデオゲーム機102は当該鍵データを適用してゲームの実行禁止を解除する。
【0026】
ゲームセキュリティシステム300によれば、ゲームの不正使用を防止することができるとともに、正当なユーザが自己の所有するゲームプログラムを他のゲーム機においても正当に使用できる。また、ゲームサーバ308において正当なユーザを把握できるので、ユーザに対してゲームに関する情報を適宜配信することが可能になる。
【0027】
図5は、携帯電話110を用いた情報配信システム400を示す。図4に示したゲームサーバ308において把握された正当なユーザ情報は、情報配信サーバ406に通知される。情報配信サーバ406は、3G網216を介して、ゲームに関する情報を、ユーザの携帯電話110に配信できる。ゲームに関する情報としては、たとえば新ゲームの発売告知情報、ゲーム内で使用できるアイテムの解禁情報等が例示できる。また、ゲームに関する特典を付与する等の場合、携帯電話110のゲームデータ格納部154の内容を書き換えて、特典データを付与することができる。
【0028】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0029】
たとえば、上記実施形態で説明した携帯電話110は、言うまでもなく携帯電話として機能するから、ゲームコントローラとして使用している場合においても通話が可能である。たとえば、ヘッドセットまたイヤホンを装着して、ゲーム機におけるゲームまたは携帯電話110における簡易ゲームを実行しているとき、ゲームまたは簡易ゲームを中断することなく通話機能を使用できる。また、ゲームのコントロール中または簡易ゲームの実行中に着信があった場合には、着信を契機として自動的にゲーム機または簡易ゲームの実行部に中断信号を送信して、通話を開始できる。また、任意のボタン等操作部160を操作してゲームまたは簡易ゲームを中断する信号を送信でき、ゲームまたは簡易ゲームを中断した状態で通話機能を使用できる。そして通話終了後に、任意のボタン等操作部160を操作してゲームまたは簡易ゲームを再開できる。
【0030】
すなわち、携帯電話110は、ゲーム機が実行するゲームをコントロールする処理部、または簡易ゲームを実行する簡易ゲームプログラム実行部と、通話の着信を契機として、ゲーム機におけるゲームまたは簡易ゲームプログラム実行部における簡易ゲームの中断を指示する中断信号を生成する中断信号生成部と、中断信号をゲーム機または簡易ゲームプログラム実行部に送信する送信部と、ゲームまたは簡易ゲームの中断後に、着信に係る通話を開始する通話部と、を備えることができる。また、携帯電話110は、ゲーム機が実行するゲームをコントロールする処理部、または簡易ゲームを実行する簡易ゲームプログラム実行部と、ユーザの操作を受け付ける操作部と、操作部が操作を受けた場合に、ゲーム機におけるゲームまたは簡易ゲームプログラム実行部における簡易ゲームの中断を指示する中断信号を生成する中断信号生成部と、中断信号をゲーム機または簡易ゲームプログラム実行部に送信する送信部と、ゲームまたは簡易ゲームの中断後に、着信に係る通話を開始する通話部と、を備えることができる。また、携帯電話110は、通話部と、ユーザの操作を受け付ける操作部と、通話部における通話の終了後に操作部が操作を受けた場合に、ゲーム機において一時停止しているゲームまたは簡易ゲームプログラム実行部において一時停止している簡易ゲームの再開を指示する再開信号を生成する再開信号生成部と、再開信号をゲーム機または簡易ゲームプログラム実行部に送信する送信部と、を備えることができる。また、携帯電話110は、ゲーム機が実行するゲームをコントロールする処理部、または簡易ゲームを実行する簡易ゲームプログラム実行部と、ヘッドセットまたはイヤホンの装着を検知した場合には、ゲームのコントロールまたは簡易ゲームの実行を中断することなく、通話を実行する通話部と、を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本実施形態の携帯電話108、110を用いるゲームシステム100の一例を示す。
【図2】携帯電話110の構成の一例を示す。
【図3】携帯電話110を用いるゲームシステム200を示す。
【図4】携帯電話110を用いるゲームセキュリティシステム300を示す。
【図5】携帯電話110を用いた情報配信システム400を示す。
【符号の説明】
【0032】
100 ゲームシステム
102 据え置きビデオゲーム機
104 テレビ
106 据え置きビデオゲームコントローラ
108 携帯電話
110 携帯電話
120 受信部
122 ゲームデータ受信部
124 簡易ゲームプログラム受信部
126 プログラムシリアルナンバ受信部
128 鍵データ受信部
130 ゲームコントロールデータ受信部
140 送信部
142 ゲームデータ送信部
144 プログラムシリアルナンバ送信部
146 鍵データ送信部
148 ゲームコントロールデータ送信部
150 処理部
152 簡易ゲームプログラム実行部
154 ゲームデータ格納部
156 表示部
158 バイブレータ
160 操作部
162 動き検知部
200 ゲームシステム
208 携帯ゲーム機
210 パーソナルコンピュータ
212 メダルゲーム機
214 アーケードゲーム機
216 3G網
300 ゲームセキュリティシステム
306 媒体
308 ゲームサーバ
310 鍵データ
400 情報配信システム
406 情報配信サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ゲーム機から前記第1ゲーム機で実行したゲームのゲームデータを受信するゲームデータ受信部と、
前記ゲームデータを格納するゲームデータ格納部と、
第2ゲーム機に前記ゲームデータを、前記第2ゲーム機で実行するゲームのゲームデータとして送信するゲームデータ送信部と、
を備える携帯通信端末。
【請求項2】
前記第1ゲーム機、或いは、前記第2ゲーム機からゲームの簡易ゲームプログラムを受信する簡易ゲームプログラム受信部と、
前記簡易ゲームプログラムをインストールして実行する簡易ゲームプログラム実行部と、
をさらに備える請求項1に記載の携帯通信端末。
【請求項3】
ゲーム機からソフトウェアのプログラムシリアルナンバを受信するプログラムシリアルナンバ受信部と、
前記プログラムシリアルナンバと携帯通信端末の識別情報とを管理サーバに送信するプログラムシリアルナンバ送信部と、
前記プログラムシリアルナンバと前記携帯通信端末の識別情報とが正当な組み合わせである場合に、前記管理サーバから前記ゲームの実行禁止を解除する鍵データを受信する鍵データ受信部と、
前記鍵データにより前記ソフトウェアの実行禁止を解除すべく、前記鍵データを前記ゲーム機に送信する鍵データ送信部と、
を備える携帯通信端末。
【請求項4】
ゲーム機が実行するゲームをコントロールする処理部、または簡易ゲームを実行する簡易ゲームプログラム実行部と、
通話の着信を契機として、前記ゲーム機における前記ゲームまたは前記簡易ゲームプログラム実行部における前記簡易ゲームの中断を指示する中断信号を生成する中断信号生成部と、
前記中断信号を前記ゲーム機または前記簡易ゲームプログラム実行部に送信する送信部と、
前記ゲームまたは前記簡易ゲームの中断後に、前記着信に係る前記通話を開始する通話部と、
を備える携帯通信端末。
【請求項5】
ゲーム機が実行するゲームをコントロールする処理部、または簡易ゲームを実行する簡易ゲームプログラム実行部と、
ユーザの操作を受け付ける操作部と、
前記操作部が前記操作を受けた場合に、前記ゲーム機における前記ゲームまたは前記簡易ゲームプログラム実行部における前記簡易ゲームの中断を指示する中断信号を生成する中断信号生成部と、
前記中断信号を前記ゲーム機または前記簡易ゲームプログラム実行部に送信する送信部と、
前記ゲームまたは前記簡易ゲームの中断後に、前記着信に係る前記通話を開始する通話部と、
を備える携帯通信端末。
【請求項6】
通話部と、
ユーザの操作を受け付ける操作部と、
前記通話部における通話の終了後に前記操作部が前記操作を受けた場合に、ゲーム機において一時停止しているゲームまたは簡易ゲームプログラム実行部において一時停止している簡易ゲームの再開を指示する再開信号を生成する再開信号生成部と、
前記再開信号を前記ゲーム機または前記簡易ゲームプログラム実行部に送信する送信部と、
を備える携帯通信端末。
【請求項7】
ゲーム機が実行するゲームをコントロールする処理部、または簡易ゲームを実行する簡易ゲームプログラム実行部と、
ヘッドセットまたはイヤホンの装着を検知した場合には、前記ゲームの前記コントロールまたは前記簡易ゲームの前記実行を中断することなく、通話を実行する通話部と、
を備える携帯通信端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−28107(P2009−28107A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−192697(P2007−192697)
【出願日】平成19年7月24日(2007.7.24)
【出願人】(501275178)ソフトバンクBB株式会社 (112)
【Fターム(参考)】