説明

支柱固定具

【課題】支柱を支持し固定できる、車止めと側溝の蓋の機能を兼務する支柱固定具を提供する。
【解決手段】板部7と、板部7上面から長手方向に沿って立設し短手方向の縦断面を凸型に形成した凸部8とを備え、前記板部7が側溝に対して蓋、前記凸部8が車両駐車時車止めとなるように設定され、凸部8に垂直方向の貫通孔9、また凸部8の側面に雌ネジ11を形成する支柱固定具6で、支柱固定具6の貫通孔9に支柱13を挿入し、側溝19の底面を利用して支柱13を固定し、貫通孔9と支柱との隙間があるとき、必要に応じ、くさび状器具14を打ち込む、もしくは縦断面がL字状の器具15を雌ネジ11の位置に相応するよう挿入し、雌ネジ11に相応するボルト15を介して器具14・15がボルト16の底部17と支柱との間に収まるよう配置し、ボルト15を締めることにより、支柱を固定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,駐車場など敷地に排水を目的として敷設される側溝に設置された側溝蓋を兼務した車止めに、支柱を簡便で安全に固定や撤去が可能となる支柱固定具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
隣地や道路等との境界に、境界を明示したり部外者の侵入を防ぐ等の目的のためフェンス等支柱により支持を受ける構造物を施工する場合があるが、境界部分にブロックやコンクリート製の壁面等が設けられる場合には、予めそれらの支柱を埋め込んだり固定をする手段を副次的に確保されたり、多くの場合、敷地境界付近に別途地面掘削をおこない埋め込んだり、コンクリート製のブロック等を埋め込み支柱を支持する工事を別途実施されている。
【0003】
誘導や注意喚起、販売促進等を目的として看板やのぼり旗等支柱により支持を受ける器具を設置する場合があるが、それらを設置する場合支柱を支持するため、既設構造物に支柱部分をロープ等で緊縛したり、適当な重石に類するものを別途準備したり、場合によっては、別途地面掘削をおこない埋め込んだり、コンクリート製のブロック等を埋め込み支柱を支持する工事を別途実施されている。
【0004】
また、大規模なショッピングセンターや集合施設、店舗等において、人や車両の誘導を行うために、大規模な施設等では場合によって施設の管理面積を減少させ利用者の利便性を高めるため、例えば、三角コーン、境界ポール等を地面に据え置いたり、支柱を立てロープやくさりを敷設等し、表示器等を設置し対処を行っている。
【0005】
駐車場等敷地と外部との境界部分には、通常敷地に降った雨水を逃す目的や関係する建築物等から発生する雨水や汚水を敷地外へ排出する目的で側溝が設置されている。側溝は、隣地との境界付近に設置されていたり、平坦な連続した敷地を共有する複数の施設の境界に設置されていたり、道路や斜面等で連続しない敷地の端部に設置されている。
【0006】
側溝上蓋を利用した別の技術分野において、車の歩道への進行を止めるためのブロックとして歩車道境界ブロックが提案されている。この歩車道境界ブロックには、道路側溝の蓋板に凸部を形成した歩車道境界ブロックを配置したものがある(例えば、特許文献1〜8参照)。これらに共通しているのは、道路における歩道と車道を分離するための境界ブロックであり、自動車が歩道に侵入または乗り上げないようにするため一つ一つが連続していなくてはならないということである。また、降雨等による路面の水を排水する側溝として歩道など道路占有敷地内に設けることが一般的である。
【0007】
また、[特許文献9]に見られるように、側溝とフェンス支柱を固定する部分を一体化する考案があるが、製品製造時に一体となり製造する場合には、その目的を予め持った市場に対応する専用製品となり、予めその用途を想定した製品導入を実施しなくてはならず、簡便性という点でも劣る。
また、[特許文献1]に見られるように、可動式でU字溝の上蓋とフェンスを両立させようとするものが見受けられるが、そのどちらか一方の目的で使用する場合にもう一方の目的は達成されず、また、専用設備という製品の利用制限が果たされること、使用される材料が腐敗と損傷の可能性が高く加工コストが高い木材に限定しているという点で、特に利便性に乏しい。
【特許文献1】特許4007990号公報
【特許文献2】特許3877223号公報
【特許文献3】特開2000−328641号公報
【特許文献4】特開昭59−408号公報
【特許文献5】実開昭60−32480号公報
【特許文献6】実開平1−119403号公報
【特許文献7】実用新案登録第3022195号公報
【特許文献8】特開平11−140956号公報
【特許文献9】実用新案登録第3124935号公報
【特許文献10】特許第3672904号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
一般的に隣地や道路等との境界に他者の侵入を防ぐことや、景観上等の目的、外部と敷地内の遮蔽や遮音すること等を目的としてフェンス等を設置する場合があるが、ブロックやコンクリート製の壁面上部または側面に支柱を固定したり、床部に穴をあけ支柱を埋め込んだり、また図8に示すように床部にフェンス1の支柱2を立てるためのコンクリート製等の埋め込みブロック3を用いて支柱2を支持している。また、一度施工したフェンス1は、一般的には恒久的な構造物となり、移動や改修等を必要とする場合それぞれ専門業者により施工を依頼しなくてはならなく、簡便に移動や撤去が難しい。場合によって臨時に利用される場合には、図9のように地面に対し据置くフェンス等を設置したり、図10のように独立支柱4を置きロープ5を張る等により対処されるため、例えば、強風やいたずらで転倒し、第三者により移動されたり股ぐことができるなど容易に侵入を許す等の問題を抱えている。
【0009】
駐車場等に支柱で支持される表示器等を設置する場合、その支柱部分を他のもの、例えば、フェンス支柱、ガードレール支柱等既設にある構造物を利用しそれにロープ等で緊縛するなどし支柱を支持し利用されているケースがあるが、相手物を破損したり、相手物を無断で使用したり、支持方法によっては、歩行者等の障害になり事故の原因となる場合や表示が注目されにくかったりするケースがある。あるいは、一般的に市販されている金属製物干し台のコンクリート製基台等を流用し、支柱を差し込み支柱固定具とされているケースや、あるいは、金属製平板に金属製パイプが立ちそのパイプに支柱を差し込み支柱固定具とされていたり、プラスチック製で内部に水を入れ重量を付加し支柱固定具としたものが市販されている。これらは、重量もそれなりに重く設置者が設営・移動・撤去を意図した時に作業負担が大きいことや、設置後それらの器具が突起したそれなりの専有面積を持っていることや、夜間など盗難や事故の発生を防止するため表示器等を一時的に撤去した後、重量物であるため基台の移動が面倒になりそのまま放置され歩行者等の障害となる場合が多々ある。
【0010】
人や車両の誘導や区別をしようとする場合、ペイント式の道路標示や道路標識が利用されているケースがあるが、例えば駐車場のような場合、入場車両の予想以上の増減や、バス等大型車両の駐車に対し容易に対応ができず現場の混乱を招くケースがある。
【0011】
臨時な対応を行う場合、プラスチック製三角錐表示器や三角反射式表示器、金属製や木製の置きフェンス、予め地面に専用の穴を構築しそれに支柱や支柱つきフェンスを設置したり、その支柱間にロープを張るなどし対応しているケースがあるが、例えば駐車場のような場合、意図せず入場車両の増減が激しかったり、それらを準備する人手が足りなかったりと現場の混乱を招いたり、突風で吹き飛ばされる等により物損や人損が発生する場合が多々ある。
【0012】
本発明は上記の従来技術の問題点を解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の既成手法を改善するため、本発明者は側溝蓋と車止めの機能と貫通孔を持ち、貫通孔によって支柱を支持し、固定する支柱固定具を発明した。すなわち、本発明者は、平板に凸部を構成しその凸部上面から平板を貫通する貫通孔を設け、それを既設の側溝の板状に被せた後、その貫通孔に支柱を差し込み支柱を固定することを発明した。
【0014】
側溝は、あらゆる場面多くの敷地で利用されている一般的な排水を目的とする土木資材であり、特に敷地境界では、雨水を集水し下水等へ円滑に排出する設備として利用されているが、「排水溝」としての本来の役割を除き他の用途として共同利用されている例が僅少である。ゆえに、側溝は一般的に経済利益を生む手段と考えられておらず設置者にすれば付帯的な投資負担が大きいが、付帯的実利機能を加えることにより、それを自己で利用しその他の費用低減につなげることが可能になり、または、その利用を他者に促しそこから生じる賃貸料等により付加的経済的利益を生むことができる。
【0015】
支柱を貫通孔に差し込むが、貫通孔と支柱との隙間には、場合によって隙間を調整する器具等を挿入し、より確実に固定できることが好ましい。また、支柱をより強固に固定するため、凸部側面から貫通孔に対しボルト等で固定を行うことが好ましい。
【0016】
支柱を撤去する場合には、ボルトを緩め、器具を抜いて支柱を抜くのが好ましい。
【0017】
支柱の固定目的での利用が行われない場合には、本実施形態の縦断面の凸部を下向きに設置しフラットな状態で支柱をそれぞれ上記と同じ手順で設置・撤去し使用することも可能である。また、凸部を上向きの状態にすることで車止めとしても使用できる。
【0018】
貫通孔は、本実施形態に1つまたは複数構成されている。貫通孔は、対象となる支柱との嵌合性を向上させるため、口径の異なる貫通孔が複数構成されていてもよい。また、本実施形態の凸部上面の長手方向中心に構成されていなくてもよい。貫通孔は、直径が1種類であっても構わないが、多種混在する各種用途の支柱固定に対応するように、例えば、大径対応可能な貫通孔と小径対応可能な貫通孔がそれぞれ一つまたは複数構成されていれば、使用者の便宜性をさらに向上する。
【0019】
2本または複数の支柱によって構成される一体型フェンス等の支柱を固定する場合、通常は複数設置してある本実施形態を使用でき、また、複数の違った支柱間距離を持つフェンス等の支柱も同様に固定することができる。フェンスの支柱の間隔に応じて、支柱固定具6の間隔を変えたり、複数種類の寸法のものを用意することにより対応可能である。仕様により本実施形態に複数の同径貫通孔が準備されている場合であって本実施形態を単独で利用することが可能な場合には、本実施形態単独に支柱を固定し使用できる。本実施形態の設置状態によって、側溝が蓋のない解放状態になる場合、必要であれば既成の側溝蓋や金属性グレーチング蓋等をそのまま、または、必要な長さに切断し補助部品としてはめ込み、支柱固定具を設置した後の美観の向上や人や物の落下等安全対策や、隙間によって長手方向へずれて移動することを防ぐことができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明が持つ自重量が一般的な簡易固定具と比較し重く、凸部を備えることで貫通孔の距離が長くなることで支柱を支持する距離が長くなり、支柱固定が完全に行われ十分な安全性が確保でき、突風等による影響をなくすことができる。なお、ボルト等の補助器具による押さえ等を付加すれば、安定性がさらに高まる。
【0021】
本発明によれば、側溝を利用して支柱を固定することができるので、支柱固定の付帯的な工事が不要になり、また、設置場所の土質や舗装の有無等条件を選ばない。
【0022】
本発明による支柱の設置や撤去作業は、汎用工具で対応が可能であり、わかりやすい仕組みであるため、作業者の熟練を要せず、場合によってはアルバイトやパートタイマー等や老若男女の区別なく簡便・安全に支柱の設置・撤去が可能である。
【0023】
本発明は、現在市販されている多くの器具支柱に十分対応が可能であるため、支柱固定のための専用機器を新たに購入する必要がなく、設置者の金銭的負担を軽減することができる。
【0024】
本発明を利用することで、支柱を必要な時、必要な場所に、必要な規模で自由な設置が可能になることにより、支柱の固定が必要な諸機器設置が簡便・安全に実施できる。また、例えば距離が不均一な位置で設置する必要がある場合、本実施形態を位置に合わせ移動させることにより容易に対応が可能である。
【0025】
本発明は、裏返すことでフラットな側溝蓋や車止めとして利用が可能である。
【0026】
本発明の支柱固定具が破損した場合には、従来の埋め込み式と比較し代替品と容易に置き換えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、本発明における好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
【0028】
本発明の支柱固定具6は、図1に示すとおり、板部7と、板部7上面から長手方向に沿って立設し短手方向の縦断面を凸型に形成した凸部8とを備え、前記板部7が側溝に対して蓋、前記凸部8が車両駐車時車止めとなるように設定され、前記凸部8に垂直方向の貫通孔9を形成し、貫通孔9に固定したい対象物の支柱10を取り付ける。貫通孔9に対し凸部8側面から雌ねじ11を立てたものである。板部7長手方向側面には、本支柱固定具6が隙間なく設置される場合の設置・撤去時における作業性を向上させる目的で、切り欠き部12が設けられている。そのため、凸部8は、板部7の切り欠きを考慮した寸法で製作される。
【0029】
これを設置する設置工事は、本品を人力または車載式クレーン等で吊り上げ、既設側溝に通常の側溝蓋と同じく蓋状になるように据え置く。この時、固定したい支柱の間隔が決められている場合、その要求される寸法が満たされるように調整を行いながら設置する。本実施形態を設置したのち隙間ができている場合には、市販品を利用できればそれをそのまま、また、必要な寸法に切断等加工しはめ込み隙間を塞ぐ補助部品として利用してもよい。
【0030】
凸部8に構成される貫通孔9及び雌ねじ11は、凸部8材を型成形等する時に同時に成形されてもよいし、後から鑽孔加工されてもよい。貫通孔9と雌ねじ11はそれぞれ凸部8母材と同質のものでも良いし、異質の材料を凸部8製造時同時にまた後工程で挿入する等により構成してもよい。貫通孔9は、必要によって複数個異径のものが構成されてもよい。雌ねじ11は通常ひとつの貫通孔9に対し1つ対応するよう構成するが、仕様によっては、上下や上中下等複数構成してもよい。本実施形態の主たる材料は、その利用が一般的に多用されているコンクリート製側溝を想定できるため、コンクリート製品であることが望ましいが、昨今景観やリサイクル等に対応するためにプラスチック製のものが側溝蓋として利用さるケースもあることからプラスチック類を材質としても良い。また、金属製であってもよいし、板部7と凸部8の材質が違っていてもよい。
【0031】
本実施形態による支柱固定具6と支柱13を固定する場合、図1(f)の通り、支柱13を貫通孔9に通し、その下部は、側溝19の底面に当て、支柱13の自重で支持状態とする。また、図2のように、貫通孔9と支柱13との間に隙間が生じる場合には、くさび状の器具14を打ち込むか、または、縦断面がL字状になった器具15を雌ねじ11位置に相応するよう挿入し雌ねじ11に相応するボルト15を介し器具14・15がボルト16底部17と支柱13との間に収まるよう配置し、ボルト15を適度に閉め込むことによって支柱13が固定される。この器具のいずれかを利用することで、口径が異なる支柱の固定を確実にする。器具は、口径の異なる支柱に対し異なる大きさの器具を用意してもよいし、固定する支柱が特定されるようであれば、形状や厚み等専用のものを用意してもよい。ボルトや器具材質はステンレスをはじめ金属製が望ましいが、使用目的によってプラスチック類を利用してもよい。
【0032】
板部7は長さが500mm、幅が362mm、高さが190mmの例、凸部8は長さが480mm、幅が135mmの例、凸部8を持たない補助部品で使用する汎用側溝蓋は長さ500mm、幅が362mmの例が挙げられる。凸部8の高さは、140mm以下、好ましくは100mm以下(例えば、100mm)である。歩者道境界ブロックの場合は150mm〜200mmの高さが必要とされるが、車輪がブロックを乗り越えないというのが目的であるが、本実施形態で同様の高さとすると自動車のボディが当たり適当ではない。
【0033】
図1(f)に示す通り、両端底面18は、側溝ブロック19の上部開口に形成された段部20で支持されるようになっている。本発明実施形態は図3に示すように、反転して使用することが可能な構造となっている。凸部8を裏面に設置するようにすれば、表面はフラットになる。
【0034】
[使用例1]
図4に、駐車場等を保全する目的で使用される「網上フェンス」の支柱13を固定した支柱固定具の例を示す。
【0035】
[使用例2]
図5に、店舗等商業施設で利用されるのぼり旗の支柱13を固定した支柱固定具の例を示す。
【0036】
[使用例3]
図6に、土木工事現場等で仮設資材として利用される「仮設フェンス」の支柱13を固定した支柱固定具の例を示す。
【0037】
[使用例4]
図7に、反射板付きポール支柱13を固定した支柱固定具の例を示す。
【0038】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】(a)本発明実施形態による支柱固定具の概略斜視図、(b)は同じく別の実施形態の支柱固定具の概略斜視図、(c)は(a)のA-A´断面図、(d)は(b)のB-B´断面図、(e)は(b)のC-C´断面図、(f)は側溝に配置した状態の支柱固定具の断面図である。
【図2】(a)は支柱固定具による支柱固定状態の一態様を示す概略斜視図、(b)は(a)のD-D´断面図、(c)は支柱固定具による支柱固定状態の別の一態様を示す概略斜視図、(d)は同E-E´断面図である。
【図3】本発明実施形態の支柱固定具を反転使用する場合の概略断面図である。
【図4】本発明実施形態の支柱固定具の使用例1を示す斜視図である。
【図5】本発明実施形態の支柱固定具の使用例2を示す斜視図である。
【図6】本発明実施形態の支柱固定具の使用例3を示す斜視図である。
【図7】本発明実施形態の支柱固定具の使用例4を示す斜視図である。
【図8】従来の一般的なフェンス施工例である。
【図9】従来の、地面に対し据置くフェンス等を設置した別のフェンス施行例である。
【図10】従来の、独立支柱を置きロープを張る施行例である。
【符号の説明】
【0040】
1・・・フェンス 2・・・コンクリート壁面 3・・・埋め込みブロック
4・・・独立支柱 5・・・ロープ 6・・・本発明による支柱固定具
7・・・板部 8・・・凸部 9・・・貫通孔 10・・・支柱
11・・・雌ねじ 12・・・切り欠き部 13・・・支柱 14・・・くさび状器具
15・・・L字状器具 16・・・ボルト 17・・・ボルト底部
18・・・支柱固定具底面 19・・・側溝ブロック
20・・・側溝ブロック段部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
板部と、該板部上面から長手方向に沿って立設し短手方向の縦断面を凸型に形成した凸部とを備え、前記板部が側溝蓋、前記凸部が車止めとなるように設定され、前記凸部に垂直方向の貫通孔を形成し、該貫通孔に支柱を取り付けることを特徴とする、支柱固定具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−144447(P2009−144447A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−324107(P2007−324107)
【出願日】平成19年12月17日(2007.12.17)
【出願人】(506242049)株式会社合同工業 (3)
【Fターム(参考)】