説明

改善された経時的プロファイル及び/又は香味プロファイルを有する合成甘味料組成物、その配合方法、および使用

本発明は、通常、合成甘味料およびそれにより甘味を付与される組成物の味を改善することに関する。特に、本発明は、より砂糖のような味または特徴を与えることによって合成甘味料の味を改善することができる組成物に関する。特に、組成物および方法は甘味の開始および甘味の残存を含むより砂糖のような経時的プロファイル及び/又は浸透味を含むより砂糖のような香味プロファイルを与える。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの合成甘味料と;
炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの甘味改善組成物とを含む甘味料組成物。
【請求項2】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、前記甘味料組成物が前記甘味料組成物の水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記甘味料組成物中に存在し、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項3】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料組成物よりも多くの砂糖のような香味プロファイルを前記甘味料組成物に与える、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項4】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料組成物よりも多くの砂糖のような経時的プロファイルを前記甘味料組成物に与える、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項5】
第一甘味改善組成物と異なり且つ炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの第二甘味改善組成物をさらに含む、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項6】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は、前記甘味料組成物が前記甘味料組成物の水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記甘味料組成物中に存在し、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項7】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項8】
少なくとも1つの前記合成甘味料はネオテームである、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項9】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は、ポリオールである、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項10】
少なくとも1つの前記ポリオールは、エリトリトールからなる、請求項9に記載の甘味料組成物。
【請求項11】
少なくとも1つの前記ポリオールは、キシリトールからなる、請求項9に記載の甘味料組成物。
【請求項12】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つのアミノ酸からなる、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項13】
少なくとも1つの前記アミノ酸は、グリチン、アラニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルタミン、またはこれらの組み合わせからなる、請求項12に記載の甘味料組成物。
【請求項14】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は、ポリアミノ酸である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項15】
少なくとも1つの前記ポリアミノ酸は、ポリ−L−アスパラギン酸、ポリ−L−α−リジン、ポリ−L−ε−リジン、ポリ−L−α−オルニチン、ポリ−L−ε−オルニチン、ポリ−L−アルギニン、これらの塩、またはこれらの組み合わせからなる、請求項14に記載の甘味料組成物。
【請求項16】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの無機塩からなる、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項17】
少なくとも1つの前記無機塩は、ナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウム塩である、請求項16に記載の甘味料組成物。
【請求項18】
少なくとも1つの無機リン酸塩をさらに含む、請求項16に記載の甘味料組成物。
【請求項19】
少なくとも1つの前記無機リン酸塩は、リン酸ナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムからなる、請求項18に記載の甘味料組成物。
【請求項20】
少なくとも1つの無機塩化物をさらに含む、請求項16に記載の甘味料組成物。
【請求項21】
少なくとも1つの前記無機塩化物は、塩化ナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムからなる、請求項20に記載の甘味料組成物。
【請求項22】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの炭水化物からなる、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項23】
少なくとも1つの前記炭水化物は、スクロース、高フルクトースコーンシロップ、グルコース、またはスクロースからなる、請求項22に記載の甘味料組成物。
【請求項24】
少なくとも1つの前記炭水化物は、前記組成物の約10,000ppm〜約80,000ppmの量で前記組成物中に存在している、請求項23に記載の甘味料組成物。
【請求項25】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は糖酸またはその塩である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項26】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は無機酸である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項27】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は苦味化合物である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項28】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は渋味化合物である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項29】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は蛋白質または蛋白質加水分解物である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項30】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は界面活性剤である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項31】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は乳化剤である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項32】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物はフラボノイドである、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項33】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物はアルコールである、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項34】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記合成甘味料と異なる合成甘味料である、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項35】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は、ポリリジン、ポリオルニチン、ポリエチレニミン、キトサン、スクロースエステル、ソルビン酸エステル、ソルビタン、ソルビタンエステル、陰イオン洗剤、ポリソルベート、ポリエチレンソルビタンエステル、プロピレングリコモノエステル、グリセロールモノエステル、ポリグリセロールエステル、ポリエチレンエステル、複合エステル、陽イオン洗剤、アカシアセネガルゴム、アカシアセヤルゴム、陰イオンポリマー、ポリエチレングリコール、レシチン、リン酸イノシトール、サポニン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるポリマーである、請求項1に記載の甘味料組成物。
【請求項36】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項37】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つの炭水化物からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項38】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つの炭水化物からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項39】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項40】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つの蛋白質または蛋白質加水分解物からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項41】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つの蛋白質または蛋白質加水分解物からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項42】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つの炭水化物からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項43】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項44】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのポリマーからなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項45】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つの苦味化合物からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項46】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのポリアミノ酸からなる、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項47】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物と異なる少なくとも1つの第三甘味改善組成物をさらに含む甘味料組成物において、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は、炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項48】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つの炭水化物からなり、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなる、請求項47に記載の甘味料組成物。
【請求項49】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つの炭水化物からなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなり、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなる、請求項47に記載の甘味料組成物。
【請求項50】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなり、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は少なくとも1つの炭水化物からなる、請求項47に記載の甘味料組成物。
【請求項51】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなり、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなる、請求項47に記載の甘味料組成物。
【請求項52】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物、および少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物と異なる少なくとも1つの第四甘味改善組成物をさらに含む甘味料組成物において、少なくとも1つの前記第四甘味改善組成物は、炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項47に記載の甘味料組成物。
【請求項53】
少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物は少なくとも1つのポリオールからなり、少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は少なくとも1つのアミノ酸からなり、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は少なくとも1つの無機塩からなり、少なくとも1つの前記第四甘味改善組成物は少なくとも1つの有機酸塩からなる、請求項52に記載の甘味料組成物。
【請求項54】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項5に記載の甘味料組成物。
【請求項55】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項47に記載の甘味料組成物。
【請求項56】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項52に記載の甘味料組成物。
【請求項57】
少なくとも1つの合成甘味料と;
グルタミン酸、イノシン1リン酸、グアノシン1リン酸、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの甘味改善組成物とを含む甘味料組成物。
【請求項58】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項59】
少なくとも1つの前記合成甘味料はフクラロースである、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項60】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物はグルタミン酸である、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項61】
少なくとも1つの甘味改善組成物はイノシン1リン酸である、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項62】
少なくとも1つの甘味改善組成物はグアノシン1リン酸である、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項63】
少なくとも1つの甘味改善組成物は、グルタミン酸、イノシン1リン酸およびグアノシン1リン酸の混合物からなる、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項64】
少なくとも1つの甘味改善組成物は、グルタミン酸およびイノシン1リン酸の混合物からなる、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項65】
少なくとも1つの甘味改善組成物は、グルタミン酸およびグアノシン1リン酸の混合物からなる、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項66】
少なくとも1つの甘味改善組成物は、イノシン1リン酸およびグアノシン1リン酸の混合物からなる、請求項57に記載の甘味料組成物。
【請求項67】
合成甘味料に、より砂糖のような経時的プロファイル、より砂糖のような香味プロファイル、または両方を与えるための方法であって、少なくとも1つの合成甘味料と、炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの甘味改善組成物とを組み合わせることからなる方法。
【請求項68】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、前記合成甘味料および少なくとも1つの甘味改善組成物の組み合わせが前記組み合わせの水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記合成甘味料に添加され、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料よりも多くの砂糖のような香味プロファイルを前記合成甘味料および少なくとも1つの甘味改善組成物の組み合わせに与える、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料よりも多くの砂糖のような経時的プロファイルを前記合成甘味料および少なくとも1つの甘味改善組成物の組み合わせに与える、請求項67に記載の方法。
【請求項71】
少なくとも1つの前記合成甘味料および少なくとも1つの前記甘味改善組成物に、第一甘味改善組成物と異なり且つ炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの第二甘味改善組成物を組み合わせることをさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
少なくとも1つの前記合成甘味料、少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物は、前記合成甘味料、少なくとも1つの第一甘味改善組成物および少なくとも1つの第二甘味改善組成物の組み合わせが前記組み合わせの水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で存在し、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
少なくとも1つの前記合成甘味料はネオテームである、請求項67に記載の方法。
【請求項75】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項71に記載の方法。
【請求項76】
少なくとも1つの前記合成甘味料、少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物、および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物に、少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物と異なる第三甘味改善組成物を組み合わせることをさらに含む方法において、少なくとも1つの前記第三甘味改善組成物は、炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項71に記載の方法。
【請求項77】
甘味付与可能な組成物と;
少なくとも1つの合成甘味料と;
炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの甘味改善組成物とを含む甘味付与組成物。
【請求項78】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記合成甘味料および少なくとも1つの甘味改善組成物の組み合わせが、前記組成物の水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記甘味付与組成物中に存在し、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項79】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料よりも多くの砂糖のような香味プロファイルを前記甘味付与組成物に与える、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項80】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料よりも多くの砂糖のような経時的プロファイルを前記甘味付与組成物に与える、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項81】
少なくとも1つの第一甘味改善組成物と異なり且つ炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの第二甘味改善組成物をさらに含む、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項82】
少なくとも1つの前記合成甘味料、少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物の組み合わせは、前記組み合わせが前記組み合わせの水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記甘味付与組成物中に存在し、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項81に記載の甘味付与組成物。
【請求項83】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項84】
少なくとも1つの前記合成甘味料はネオテームである、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項85】
前記甘味付与可能な組成物は、食品、飲料、薬品、タバコ、栄養補助食品、口腔衛生製品、および化粧品からなる群から選択される、請求項77に記載の甘味付与組成物。
【請求項86】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項81に記載の甘味付与組成物。
【請求項87】
前記甘味付与可能な組成物は、食品、飲料、薬品、タバコ、栄養補助食品、口腔衛生製品、および化粧品からなる群から選択される、請求項81に記載の甘味付与組成物。
【請求項88】
合成甘味料甘味付与組成物に、より砂糖のような経時的プロファイル、香味プロファイル、または両方を与えるための方法であって、甘味付与可能な組成物と、少なくとも1つの合成甘味料、および炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの甘味改善組成物とを組み合わせることからなる方法。
【請求項89】
少なくとも1つの合成甘味料および少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記合成甘味料および少なくとも1つの甘味改善組成物の組み合わせが前記組み合わせの水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記甘味付与可能な組成物と組み合わされ、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料よりも多くの砂糖のような香味プロファイルを前記甘味付与組成物に与える、請求項88に記載の方法。
【請求項91】
少なくとも1つの前記甘味改善組成物は、少なくとも1つの前記甘味改善組成物を含んでいない合成甘味料よりも多くの砂糖のような経時的プロファイルを前記甘味付与組成物に与える、請求項88に記載の方法。
【請求項92】
前記甘味付与可能な組成物、少なくとも1つの前記合成甘味料、および少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物に、第一甘味改善組成物と異なり且つ炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびこれに相当する塩、ポリアミノ酸およびこれに相当する塩、糖酸およびこれに相当する塩、有機酸、無機酸、有機塩、無機塩、苦味化合物、香味料、渋味化合物、ポリマー、蛋白質または蛋白質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、フラボノイド、アルコール、天然高甘味度甘味料、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの第二甘味改善組成物を組み合わせることをさらに含む、請求項88に記載の方法。
【請求項93】
少なくとも1つの前記合成甘味料、少なくとも1つの前記第一甘味改善組成物、および少なくとも1つの前記第二甘味改善組成物の組み合わせは、前記組み合わせが前記組み合わせの水溶液に10mOsmole/L〜500mOsmole/Lの浸透性を与えるために有効な量で前記甘味付与組成物と組み合わされ、
前記合成甘味料は、スクロースの10重量%水溶液の最大甘み強度に等価である最大甘み強度を与えるために十分な量で前記水溶液中に存在している、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項88に記載の方法。
【請求項95】
少なくとも1つの前記合成甘味料はネオテームである、請求項88に記載の方法。
【請求項96】
前記甘味付与可能な組成物は、食品、飲料、薬品、タバコ、栄養補助食品、口腔衛生製品、および化粧品からなる群から選択される、請求項88に記載の甘味付与組成物。
【請求項97】
少なくとも1つの前記合成甘味料は、スクラロース、アセスルファメカリウム、アスパルテーム、アリテーム、サッカリン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、ネオテーム、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−3−メチルブチル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、N−[N−[3−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステル、およびこれらの塩からなる群から選択される、請求項92に記載の方法。
【請求項98】
少なくとも1つの前記合成甘味料はネオテームである、請求項92に記載の方法。
【請求項99】
前記甘味付与可能な組成物は、食品、飲料、薬品、タバコ、栄養補助食品、口腔衛生製品、および化粧品からなる群から選択される、請求項92に記載の方法。

【公表番号】特表2009−517037(P2009−517037A)
【公表日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−542375(P2008−542375)
【出願日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2006/044726
【国際公開番号】WO2007/081442
【国際公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【出願人】(391026058)ザ・コカ−コーラ・カンパニー (238)
【氏名又は名称原語表記】THE COCA−COLA COMPANY
【Fターム(参考)】