説明

新規ネットワーク接続の自動検出および試験

【課題】ユーザがネットワーク接続を構成するのを支援するためのシステムを提供する。
【解決手段】新規接続ウィザードは、利用可能なネットワークハードウェアならびに利用可能なネットワークを自動的に検出する。次いでウィザードは、選択肢のリスト、すなわちセットアップ可能な様々な接続タイプをユーザに提示する。このオプションリストは、最初に検出されたハードウェアおよびネットワークに基づいている。したがって、ウィザードは、実際に利用できる接続タイプだけをユーザに提示する。ユーザが接続タイプを選択し、ウィザードによる構成を完了した後、ウィザードは接続を自動的に試験し、成功または失敗をユーザに報告する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般にネットワーキングに関し、より詳細には、ユーザがネットワーク接続を構成するのを支援するためのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータの使用が、自宅環境でもビジネス環境でも広く普及するにつれて、それらのコンピュータを相互接続する必要の重要性も増してきている。たとえば、自宅環境では、ユーザは、たとえば1台または複数台のコンピュータ、ならびにおそらく1台または複数台の周辺装置を含む無線ネットワークなどのホームネットワークに接続することを望むかもしれない。あるいは、ユーザは、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)に接続することを望むかもしれない。同様に、ビジネス状況では、ユーザはしばしば、ネットワークを利用して内部的に、またカスタマ、サプライヤなどと外部的に通信を行う必要がある。いずれの場合でも、ユーザは、最初に適切なネットワークとの接続を、すなわち、適切なソフトウェアおよびハードウェアによって、構成する必要がある。
【0003】
しかし、他の環境においてもそうであるが、特に自宅環境における通常のコンピュータユーザは、コンピュータの専門家ではない。そのようなユーザにとって、正しく機能するネットワーク接続をセットアップすることは、彼らが持ち合わせていないスキルや知識をしばしば必要とする。典型的な接続構成プロセスでは、構成のいくつかの基本的側面についてユーザを案内する、「ウィザード」と呼ばれることもある別個のソフトウェアエンティティを使用する。しかし、慣れていないユーザにとって、それだけでは不十分であり、構成の試みは失敗してしまう。そのような失敗には主に2つの原因がある。第1には、ユーザが、存在しないネットワークハードウェアを使用して接続を試みてしまうことである。たとえば、イーサネット(登録商標)接続は、当該コンピュータが適切なネットワークカードを欠いている場合、正常に確立することができない。失敗の第2の原因は、適切なハードウェアおよびネットワークは存在するが、ユーザが接続を誤って構成してしまうことである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシステムに固有の、ネットワーク接続構成のこれらの欠点その他を解決する、ユーザ案内システムが必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の諸実施形態では、どのネットワーク接続が可能であるかを判定し、それらのオプションだけをユーザに提示することによって、従来技術に固有の諸欠点が解決される。さらに、ユーザ案内および接続試験の技法を使用して、ネットワーク接続が正常に構成されるようにする。
【0006】
本発明の一実施形態では、ユーザが「新規接続ウィザード」を起動したとき、システムは自動的に、利用可能なネットワークハードウェアおよび利用可能なネットワークを検出する。次にこのウィザードは、選択肢のリスト、すなわちセットアップすることのできる様々な接続タイプをユーザに提示する。このオプションのリストは、最初に検出されたハードウェアおよびネットワークに基づいている。したがって、ウィザードは、実際に利用できる接続タイプだけをユーザに提示する。たとえば、通達範囲内に無線ネットワークが存在しない場合、またはWiFiネットワーク装置が設置されていない場合、ウィザードはWiFiオプションを表示しない。
【0007】
ユーザがウィザードによって接続タイプを選択し、構成を完了した後、ウィザードは、自動的にその接続を試験する。システムは、接続を試験するために、密かにバックグラウンドで接続し、インターネット接続の試験を行い、バックグラウンドで切断し、成功か失敗かをユーザに報告する。
【0008】
本発明の実施形態による上記の方法の結果、ユーザは、ハードウェアまたはネットワークタイプを決定するよう求められなくなり、その代わりにシステムが、「賢い(smart)選択肢」、すなわち実際に確立(create)できる接続をユーザに提示する。さらに、新規接続がユーザによって確立されると、正しく機能することを確認するために試験される。したがって、通常のユーザは、所望のネットワーク接続の生成、ユーザ満足度の向上、ユーザの失敗の削減、およびサポートへの電話の削減をより達成しやすくなる。
【0009】
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照して行われる、例示的な諸実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0010】
添付の特許請求の範囲で本発明の特徴を詳細に記述しているが、本発明およびその利点は、以下の詳細な説明を下記の添付の図面と併せ読むことにより、最もよく理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の諸実施形態は、一般に、ネットワーク接続構成の際にユーザを支援することに関する。上述したように、ユーザは、従来の「ウィザード」の案内を用いても、ネットワークへの接続を正常に構成するのにしばしば困難を伴う。概括すると、本発明の諸実施形態では、賢い選択肢、すなわち、どのネットワーク接続を確立できるかの選択肢のリストを提示し、その後、成功を確実にするために、構成された接続を試験することによって、ユーザを支援する。
【0012】
図1は、読者が以降のより複雑な図を理解するのを支援するための、構成プロセスの流れ図を示す。流れ図100のステップ101で、ユーザは、ネットワーク接続などを必要とするアプリケーションを実行するなどにより、新規接続を構成したいとの要望を示す。ステップ103で、オペレーティングシステムなどにより、接続ウィザードがインスタンス化される。本発明の一実施形態では、このウィザードは、適切なメニューアイテムを選択するか、またはその他の方法などにより、ユーザが手動で開始することもできる。
【0013】
ステップ105で、ウィザードは、どのネットワーク接続を行えるかを判定する。本発明の一実施形態では、これは、ネットワークハードウェアおよび接続(すなわち、ハードウェアの接続対象のネットワーク)の検出を伴う。ハードウェアタイプには、モデムハードウェア、無線802.11および/または802.16(WiMAX)ネットワークハードウェア、Bluetoothネットワークハードウェア、GSM/CDMAネットワークハードウェア、ならびにイーサネット(登録商標)ネットワークハードウェアが含まれるが、それだけには限らない。ネットワークタイプには、イーサネット(登録商標)(認証不要)、WiFi(802.11ネットワーク)、802.16(WiMAX)ネットワーク、GSM/CDMAネットワーク、BIuetooth PANネットワーク、およびダイアルアップモデム接続が含まれるが、それだけには限らない。
【0014】
ステップ107で、ウィザードは、ネットワーク接続オプションをユーザに提示し、その際、そのオプションには、ネットワーク接続が可能なネットワーク機構だけが含まれる。たとえば、WiFi接続ハードウェアは存在するが、無線ネットワークが通達範囲内に存在しない場合、WiFiオプションはユーザに提示されない。ステップ109で、ユーザはオプションを選択する。その後、ステップ111で、ウィザードは必要ならユーザに問い合わせてネットワーク接続を確立し、次いでステップ113で、ウィザードは確立されたばかりの接続を試験し、接続が正常に構成されていることを確認する。最後にステップ115で、ウィザードは、構成の試みに関するステータスをユーザに報告する。たとえば、ウィザードは、「接続が正常に構成された」または「接続の構成が失敗した」ことを示すことができる。接続の試みが失敗した場合、本発明の一実施形態では、ウィザードは、可能であれば失敗の理由の1つまたは複数をも示す。
【0015】
図2は、接続を試験する際にウィザードによって実行されるプロセスを表す流れ図である。流れ図200のステップ201で、ウィザードは、ユーザが接続タイプを選択し、構成の諸ステップを完了したとの指示を受け取る。ステップ203で、ウィザードは、この新規接続を使用して密かにバックグラウンドで接続を行う。ステップ205で、ウィザードは、インターネット(または他のネットワーク)への接続の接続性を試験する。次いでウィザードは、ステップ207で、バックグラウンドで切断し、ステップ209で、上記で論じたようにユーザに報告する。接続を構成するのに失敗した場合、ユーザはウィザードによって、問題を是正するための一連の診断ステップへ導かれる。接続機構が検出されなかった場合、ユーザには手動で接続を構成するよう促すプロンプトが出される。さらに、本発明の一実施形態では、ユーザは、ウィザードが接続オプションを検出したときでも、接続を手動で構成するよう選択することができる。
【0016】
5つのネットワークタイプに関して接続が可能かどうかを判定するプロセスが、図3〜7の流れ図に示されている。図3では、GPRS接続が可能かどうかを判定するプロセスが示されている。フローチャート300のステップ301で、このプロセスは、WWANカードがインストールされているかどうかを判定する。そのようなカードがインストールされていない場合、プロセスはステップ307に進む。そうでない場合、プロセスはステップ303に進み、そこで何れのWWANネットワークが利用可能かを検出する。判断305で、利用可能なWWANネットワークがない場合、プロセスはステップ307に進み、そこではウィザードによってWWANオプションがユーザに表示されない。そうでない場合、プロセスはステップ309に進み、そこでウィザードによってWWANオプションがユーザに表示される。
【0017】
図4では、モデム接続が可能かどうかを判定するプロセスが示されている。まず流れ図400のステップ401で、ウィザードは、既存のダイアルアップ接続が存在するかどうかを判定する。存在する場合、プロセスはステップ403に進み、そこで既存の接続がユーザに提供される。ステップ401で既存のダイアルアップ接続が存在しないと判定された場合、プロセスはステップ405に進み、そこでモデムがインストールされているかどうかが判定される。モデムがインストールされている場合、プロセスはステップ407に進み、そこでダイアルアップ接続オプションがユーザに表示される。そうではなくモデムがインストールされていないと判定された場合、プロセスはステップ409に進み、そこではダイアルアップ接続オプションはユーザに表示されない。
【0018】
図5では、イーサネット(登録商標)接続が可能かどうかを判定するプロセスが示されている。流れ図500のステップ501で、ウィザードはまず、イーサネット(登録商標)カードまたはブロードバンドモデムがユーザのマシンにインストールされているかどうかを判定する。イーサネット(登録商標)カードおよび/またはブロードバンドモデムがユーザのマシンにインストールされている場合、ステップ503で、ウィザードはブロードバンド接続オプションをユーザに表示する。そうではなく、イーサネット(登録商標)カードもブロードバンドモデムもユーザのマシンにインストールされていないと判定された場合、ステップ505で、ウィザードはブロードバンドオプションをユーザに表示しない。
【0019】
図6では、802.11接続が可能かどうかを判定するプロセスが示されている。まずステップ601で、ウィザードは、802.11アダプタがユーザのマシンにインストールされているかどうかを判定する。802.11アダプタがユーザのマシンにインストールされていないと判定された場合、プロセスはステップ609に分岐し、そこではウィザードは802.11接続オプションをユーザに表示しない。そうでない場合、プロセスはステップ603に進み、そこでウィザードは利用可能な802.11ネットワークを検出する。判断605で、少なくとも1つの802.11ネットワークが利用可能であると判定された場合、プロセスはステップ607に進み、そこでウィザードは802.11接続オプションをユーザに表示する。
【0020】
図7では、Bluetooth PAN接続が可能かどうかを判定するプロセスが示されている。流れ図700のステップ701で、ウィザードはまずBluetooth PAN(BTPAN)アダプタがインストールされているかどうかを判定する。BTPANアダプタがインストールされていないと判定された場合、プロセスはステップ709に進み、そこでウィザードはBTPAN接続オプションをユーザに表示しない。そうでない場合、プロセスはステップ703に進み、そこでウィザードは利用可能なBTPANネットワークを検出しようと試みる。判断705で、少なくとも1つのBTPANネットワークが検出された場合、プロセスはステップ707に進み、そこでウィザードはBTPAN接続オプションをユーザに表示する。そうでない場合、プロセスはステップ709に進み、そこでウィザードはBTPAN接続オプションをユーザに表示しない。
【0021】
図11では、WiMAX(802.16)接続が可能かどうかを判定するプロセスが示されている。流れ図1100のステップ1101で、ウィザードはまず、802.16アダプタがインストールされているかどうかを判定する。802.16アダプタがインストールされていないと判定された場合、プロセスはステップ1109に進み、そこでウィザードは802.16接続オプションをユーザに表示しない。そうではない場合、プロセスはステップ1103に進み、ウィザードは利用可能な802.16ネットワークを検出しようと試みる。判断1105で、少なくとも1つの802.16ネットワークが検出された場合、プロセスはステップ1107に進み、そこでウィザードはWiMAX接続オプションをユーザに表示し、検出された802.16ネットワークを列挙する。そうでない場合、プロセスはステップ1109に進み、そこでウィザードは802.16接続オプションをユーザに表示しない。
【0022】
図8は、ユーザマシン内のウィザードおよびその構成要素を示すアーキテクチャの略図を示す。特に、ユーザマシンは輪郭線801によって示され、ウィザードは輪郭線803によって示されている。ウィザード803は、ユーザインターフェース生成モジュール805、ハードウェアおよびネットワーク検出モジュール807、および試験モジュール809を含む、いくつかのサブモジュールを含んでいる。モジュール805、807、809は、以下に述べるように互いに交信する。ユーザインターフェース生成モジュール805は、オプションリスト、命令、選択ボックスまたはボタンなど、ユーザに見られるインターフェース要素を生成する。ユーザインターフェース生成モジュール805はまた、ユーザからユーザインターフェースを介して入力を受け取る。本発明の一実施形態では、そのような情報には、マウスクリックおよびマウス選択、ならびにキーボードコマンドが含まれる。
【0023】
ユーザマシン801はまた、以下に述べるように、通常いくつかの他の要素を含んでいる。ここで関係のある存在し得る他の要素には、いくつかのネットワーク接続モジュール811、813、815、817、819、821、および823が含まれる。これらのモジュールには通常、ネットワークアダプタカードなどのハードウェア、ならびにドライバなどのソフトウェアが含まれる。本発明の一実施形態では、以下で理解されるように、ハードウェアおよびネットワーク検出モジュール807ならびに試験モジュール809が、適切なドライバを介してネットワーク接続モジュール811、813、815、817、819、821、および823と通信する。
【0024】
ネットワーク接続モジュール811、813、815、817、819、821、および823はそれぞれ、異なる接続機構をサポートする。RASダイアルアップ接続モジュール811が、利用可能な適切なネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からモデム接続を行うことができる。RAS VPN接続モジュール813が、利用可能な適切なネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からVPN接続を行うことができる。RAS PPPoE接続モジュール815が、利用可能な適切なネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からPPPoE接続を行うことができる。WiFi接続モジュール817が、利用可能な適切な無線ネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からWiFi接続を行うことができる。WWAN接続モジュール819が、利用可能な適切な無線ネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からWWAN接続を行うことができる。Bluetooth PAN接続モジュール821が、利用可能な適切なBluetoothネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からBluetooth PAN接続を行うことができる。最後に、WiMAX(802.16)接続モジュール823が、利用可能な適切な802.16ネットワークとともに存在する場合、ユーザマシン801からWiMAX接続を行うことができる。
【0025】
ユーザマシン801の諸構成要素とウィザード803の間の対話は以下のとおりである。ユーザインターフェース生成モジュール805は、ウィザードが呼び出され動作可能なとき、マシン801のユーザにビジュアルインターフェースを提示する。ユーザに表示される情報のタイプには、選択可能な手動接続オプション、構成命令、構成結果、診断情報などを含めた選択可能な接続オプションが含まれる。
【0026】
上述したように、ユーザマシン801のハードウェアおよびネットワーク検出モジュール807が、ネットワーク接続モジュール811、813、815、817、819、821、および823とともに、この接続オプションを生成する。すなわち、ハードウェアおよびネットワーク検出モジュール807は、適切なハードウェアおよび適切なネットワークの存在を検証する。ハードウェアおよびネットワーク検出モジュール807は、生成されたオプションをユーザに表示するためにユーザインターフェース生成モジュール805に渡す。
【0027】
ユーザがユーザインターフェースを介してネットワーク接続オプションを選択し構成すると、ユーザインターフェース生成モジュール805は、その選択を試験モジュール809に渡し、このモジュールがユーザマシン801のネットワーク接続モジュール811、813、815、817、819、821、および823のうちの適切な1つを使用して、構成された接続を検証する。この目的で、試験モジュール809は、ネットワーク接続モジュール811、813、815、817、819、821、および823のうちの適切な1つによって、密かにバックグラウンドで接続し、インターネットまたはその他のネットワーク接続の試験を行い、バックグラウンドで切断し、ユーザインターフェース生成モジュール805に成功または失敗を報告する。ユーザインターフェース生成モジュール805は、接続構成の成功または失敗をユーザに表示する。
【0028】
様々なデバイスタイプからユーザ装置を選択することができるが、本発明の様々な実施形態を実施できる1つのタイプのコンピュータを以下で説明する。多くのパーソナルコンピュータおよびその他のデバイスタイプは、この基本アーキテクチャに従う。必ずしもそうである必要はないが、本発明の諸実施形態は、コンピュータによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的なコンテキストで本明細書に記述されている。一般に、プログラムには、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データタイプを実装するルーチン、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。本明細書で使用する用語「プログラム」は、単一のプログラムモジュールも、協調して動作する複数のプログラムモジュールも意味し得る。本明細書で使用する用語「コンピュータ」および「コンピューティング装置」は、パーソナルコンピュータ(PC)、ハンドヘルド装置、複数プロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのプログラム可能な家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、タブレットPC、ラップトップコンピュータ、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを有する民生機器、ルータ、ゲートウェイ、ハブなど、1つまたは複数のプログラムを電子的に実行する任意の装置を含む。本発明の諸実施形態はまた、分散コンピューティング環境で使用することもでき、その場合、通信ネットワークを介してリンクされているリモート処理装置によってタスクが実行される。分散コンピューティング環境では、プログラムは、ローカルおよびリモートのどちらのメモリ記憶装置に配置することもできる。
【0029】
図9を参照すると、本明細書に記載された本発明の諸態様を実装できるコンピュータ902の基本構成の例が示されている。その最も基本的な構成では、コンピュータ902は通常、少なくとも1つの処理ユニット904およびメモリ906を含んでいる。処理ユニット904は、本発明の様々な諸実施形態に従ってタスクを実行するための命令を実行する。そのようなタスクを実行する際に、処理ユニット904は、何らかの結果を生じさせるために、コンピュータ902の他の部分、およびコンピュータ902の外部の装置に電子的信号を送信することができる。コンピュータ902の具体的な構成およびタイプに応じて、メモリ906は揮発性(RAMなど)、不揮発性(ROMやフラッシュメモリなど)、またはその2つの何らかの組合せとすることができる。この最も基本的な構成が、図9の破線908によって示されている。
【0030】
コンピュータ902は、追加の機能を有することもできる。たとえば、コンピュータ902は、それだけには限らないが、磁気または光のディスクまたはテープを含めた追加の記憶装置(取外し可能記憶装置910および/または取外し不能記憶装置912)を含むこともできる。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ実行可能命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータを含めた、情報の記憶用の任意の方法または技術で実装されている、揮発性および不揮発性の、取外し可能および取外し不能媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、それだけには限らないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD−ROM、DVD(digital versatile disk)またはその他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは所望の情報を格納するために使用できコンピュータ902によってアクセスできるその他の媒体が含まれる。そのような任意のコンピュータ記憶媒体を、コンピュータ902の一部分とすることができる。
【0031】
コンピュータ902は好ましくは、この装置がリモートコンピュータ916など他の装置と通信できるようにする通信接続914も含む。通信接続は、通信媒体の一例である。通信媒体は通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波その他の搬送機構などの変調データ信号中の他のデータを具現し、それには任意の情報送達媒体が含まれる。例を挙げると、それだけには限らないが、用語「通信媒体」は、音響、RF、赤外線、その他の無線媒体などの無線媒体を含む。本明細書で使用する用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。本発明の諸実施形態内で有用な例示的な通信接続には、それだけには限らないが、ダイアルアップ接続、VPN接続、PPPoE接続、WiFi接続、WWAN接続、およびBluetooth接続が含まれる。
【0032】
コンピュータ902はまた、キーボード、キーパッド、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置などの入力装置918を有することもできる。ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力装置920を含むこともできる。これらの装置はすべて、従来技術で周知であり、ここで詳細に説明する必要はない。
【0033】
本発明の様々な実施形態による接続ウィザードについて上記で説明したので、次にいくつかの利用シナリオについて説明する。最初の例として、ある個人、アビーが、既存のアカウントを使用して、ダイアルアップモデム(RASダイアルアップ)を介してインターネットに接続したいものと仮定する。アビーの新しいPCは、内蔵モデムおよびBluetoothアダプタを有する。アビーは、インターネットにアクセスするために新しいPCをセットアップする必要がある。アビーがコンピュータを開梱し、電源をオンにすると、様々なオプションを提示するウェルカム画面が表示されるが、そのうちの1つが「インターネットへの接続」である。アビーがこのオプションを選択すると、上述したウィザードが起動される。
【0034】
ウィザードはアビーに、既存のISPがあるかどうかを尋ね、アビーは「はい」と答える。次にウィザードは、アビーのPCをチェックして接続方法を判定し、数秒後に、ブロードバンド接続またはダイアルアップ接続のどちらを構成するかの選択肢をアビーに提示する。アビーは、ダイアルアップを選択して、先に進む。次にウィザードは、接続の認証およびISP電話番号をアビーに求める。アビーは、要求されたすべての情報を入力し、選択可能なUI要素「次へ」を押す。次いでウィザードは、接続を確立(build)し、試験する。短時間後、デフォルトブラウザが起動し、アビーはインターネットをブラウズできるようになる。
【0035】
第2の例として、既存のアカウントを使用してブロードバンド(DSL/ケーブルモデムのPPPoE)接続を生成する場合を考える。この例では、ウィザードが、ブロードバンド接続またはダイアルアップ接続のどちらを構成するかの選択肢をアビーに提示するまで、上記と同様に進む。今度は、アビーは、ブロードバンドを選択し、先に進む。次にウィザードは、接続の認証をアビーに求める。アビーは、要求された情報を入力し、「次へ」を押す。次いでウィザードは、接続を確立し、試験する。短時間後、デフォルトブラウザが起動し、アビーはインターネットをブラウズできるようになる。
【0036】
上述したように、ウィザードは、次の例のように手動接続も行えるようにする。ジョンは、中小企業ネットワークの管理者である。営業チームの新規メンバーが客先でインターネットにアクセスする必要があり、構成およびセットアップについて助力を求めている。ジョンの会社は、ISPの中小企業アカウントを有しており、ジョンは接続を容易に確立し構成することができる。残念ながら、問題のユーザは、営業チームのPCカードモデムを自宅に置いてきている。接続を可能にするにはそのカードが必要なので、ウィザードは、ダイアルアップ接続を確立するオプションを表示しない。
【0037】
ジョンは、ラップトップコンピュータにログオンし、ウィザードを起動する。ウィザードは、ラップトップコンピュータをチェックして接続方法を判定し、数秒後に、オプションのリストをジョンに提示する。ジョンにはダイアルアップ接続を構成するためのオプションが表示されないので、ジョンは、語句「他の方法を試す」などと示されている手動構成オプションを選択する。次にジョンにはすべての接続タイプのリストが表示され、ジョンはそこから「ダイアルアップモデム」を選択する。ジョンはウィザードを完了し、RAS接続をどのように使用するかをユーザに示す。
【0038】
本発明の実施形態内で、いくつかのユーザインターフェースタイプおよび構成が利用可能である。たとえば、ウィザードは、それ自体のウィンドウのホストとなることもできるし、ブラウザやファイルシステムナビゲータなど別のプログラムまたはエンティティのウィンドウ内でホストによって実行されてもよい。さらに、ウィザードのユーザインターフェースは、好ましくは、ウィザード内のナビゲーションならびにウィザードのウィンドウの操作を容易にするためのツールを提供する。ウィザードが呼び出された後の、接続プロセスの初期段階による例示的なユーザインターフェースが、図10に示されている。ウィザードは、それ自体のウィンドウ1000内でホストによって実行されている。ウィンドウ1000のフレーム1001は、いくつかの構成およびナビゲーションコントロールを含んでいる。たとえば、ウィンドウ操作ツール1003が、フレーム1001の右上隅に位置している。ウィンドウ操作ツール1003は、ウィンドウ最小化ツール1005、ウィンドウ最大化ツール1007、ウィンドウクローズツール1009を含んでいる。フレーム1001はまた、ウィザードの前または次のステップにそれぞれ移動するための選択可能ナビゲーション矢印1011、1013も含んでいる。
【0039】
このフレームは、通常はテキスト形式であるが、グラフィックその他の情報を含み得る情報1015を、その内部に含んでいる。情報の個々の行を選択し、したがって、選択した方法でウィザードを実行させることができる。たとえば、本発明のこの実施形態では、ユーザが行「接続を手動で構成する」を選択した場合、ウィザードは、手動構成によってユーザを案内するためのUI要素を提示する。その代わりに、またはそれに加えて、各行の隣のブリット(bullet)記号またはアイコン1017を選択することもできる。
【0040】
刊行物、特許出願、特許および添付書類、本明細書での引用物を含めたすべての参照を、各参照が参照によって組み込まれることが個別にかつ具体的に示され、本明細書にその全文が記載されているのと同じように同程度に、ここに参照により組み込む。
【0041】
本発明を記述する文脈内(特に添付の特許請求の範囲の文脈内)における用語「ある (a)」、「ある(an)」、「その(the)」、および類似の指示物の使用は、本明細書で別段の指示がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、単数と複数を両方包含するものと解釈される。用語「備える(comprising)」、「有する(having)」、「含む(including)」、および「含有する(containing)」は、別段の記述がない限り、オープンエンドの用語(すなわち、「含むが、それだけには限らない(including,but not limited to,)」)と解釈される。本明細書における値の範囲の記載は、本明細書で別段の指示がない限り、その範囲に入るそれぞれ別々の値を個々に指す簡略な方法の役割を果たすことを単に意図したものであり、それぞれ別々の値が、本明細書で個々に記載されるのと同じように本明細書に組み込まれる。本明細書で記述される方法はすべて、本明細書で別段の指示がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、適切な任意の順序で実施することができる。本明細書で提供されるあらゆるすべての例、または例示的な言葉(たとえば「など(such as)」)の使用は、単に本発明をより明らかにすることを意図したものであり、特許請求の範囲で別段の記載がない限り本発明の範囲を限定しない。本明細書中のどんな言葉も、特許請求の範囲に記載されていない任意の要素が本発明の実施に不可欠であると示すものと解釈されるべきではない。
【0042】
本発明を実施するための、本発明者等に知られている最良の形態を含めて、本発明の好ましい実施形態が本明細書に記載されている。それら好ましい実施形態の変形形態は、上記の説明を読めば当業者には明らかとなり得る。本発明者等は、当業者が適切な変形形態を利用すると予想しており、本明細書に具体的に記述されているのとは別の方法で本発明が実施されることを意図している。したがって、本発明は、準拠法により容認される、本明細書に添付の特許請求の範囲で記載される主題のすべての変更形態および等価形態を含んでいる。さらに、上述の要素の任意の組合せが、本明細書で別段の指示がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、本発明に包含される。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態による、構成プロセスの流れ図である。
【図2】本発明の一実施形態による、接続を試験する際にウィザードによって実行されるプロセスを表す流れ図である。
【図3】本発明の一実施形態による、GPRS接続が可能かどうかを判定するためのウィザードによって使用されるプロセスを示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施形態による、モデム接続が可能かどうかを判定するためのウィザードによって使用されるプロセスを示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施形態による、イーサネット(登録商標)接続が可能かどうかを判定するためのウィザードによって使用されるプロセスを示す流れ図である。
【図6】本発明の一実施形態による、802.11接続が可能かどうかを判定するためのウィザードによって使用されるプロセスを示す流れ図である。
【図7】本発明の一実施形態による、Bluetooth PAN接続が可能かどうかを判定するためのウィザードによって使用されるプロセスを示す流れ図である。
【図8】本発明の一実施形態による、ユーザマシン内のウィザードおよびその構成要素を示す、アーキテクチャの略図である。
【図9】本発明の一実施形態を実装するために使用できる例示的なコンピュータシステムを全体的に示す略図である。
【図10】本発明の一実施形態による、例示的なユーザインターフェースの図である。
【図11】本発明の一実施形態による、802.16接続が可能かどうかを判定するためのウィザードによって使用されるプロセスを示す流れ図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザマシンからネットワークへの新規ネットワーク接続を構成する方法であって、
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続を判定するステップと、
前記ユーザマシンのユーザに、前記ユーザマシンによってサポート可能なネットワーク接続をリストしたネットワーク接続オプションのリストを提示するステップと、
第1のネットワークに関連するネットワーク接続オプションのユーザ選択を受け取るステップと、
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの接続を構成するステップと、
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの確立済みの前記接続を試験するステップとを含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続を判定する前記ステップは、前記ユーザマシンが、前記1つまたは複数のネットワーク接続に適したネットワークハードウェアを含むと判定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続を判定する前記ステップは、前記1つまたは複数のネットワーク接続で使用可能なタイプの1つまたは複数のネットワークが存在すると判定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザマシンのユーザにネットワーク接続オプションのリストを提示する前記ステップは、前記ユーザに手動接続オプションを提示するステップをさらに含み、それによって前記ユーザはネットワーク接続を手動で構成することを選択できるようになることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザが、提示された前記ネットワーク接続オプションのリストにリストされていないネットワーク接続を手動で構成することを選択することができることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの確立済みの前記接続を試験する前記ステップは、
前記ユーザマシン上でバックグラウンドで前記第1のネットワークに接続するステップと、
ネットワーク接続を検証するステップと、
バックグラウンドで前記ユーザマシンを前記第1のネットワークから切断するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの確立済みの前記接続を試験する前記ステップは、前記ユーザマシンのユーザに前記ネットワーク接続のステータスを通知するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ユーザマシンによってサポート可能な前記1つまたは複数のネットワーク接続は、イーサネット(登録商標)、802.11、802.16(WiMAX)、GSM/CDMA、Bluetooth PAN、およびダイアルアップからなる群から選択されたタイプのネットワークを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ユーザマシンからネットワークへの新規ネットワーク接続を構成する方法を実行するためのコンピュータ可読命令を有するコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続を判定するための命令と、
前記ユーザマシンのユーザに、前記ユーザマシンによってサポート可能な前記ネットワーク接続をリストしたネットワーク接続オプションのリストを提示するための命令と、
第1のネットワークに関連するネットワーク接続オプションのユーザ選択を受け取るための命令と、
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの接続を構成するための命令と、
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの確立済みの前記接続を試験するための命令とを含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項10】
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続を判定するための前記命令は、前記ユーザマシンが前記1つまたは複数のネットワーク接続に適したネットワークハードウェアを含むと判定するための命令を含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項11】
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続を判定するための前記命令は、前記1つまたは複数のネットワーク接続で使用可能なタイプの1つまたは複数のネットワークが存在すると判定するための命令をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項12】
前記ユーザマシンのユーザへのネットワーク接続オプションのリストを提示するための前記命令は、前記ユーザに手動接続オプションを提示するための命令をさらに含み、それにより前記ユーザはネットワーク接続を手動で構成することを選択できるようになることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項13】
前記ユーザが、提示された前記ネットワーク接続オプションのリストにリストされていないネットワーク接続を手動で構成することを選択することができることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項14】
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの確立済みの前記接続を試験するための前記命令が、
前記ユーザマシン上でバックグラウンドで前記第1のネットワークに接続するための命令と、
ネットワーク接続を検証するための命令と、
バックグラウンドで前記ユーザマシンを前記第1のネットワークから切断するための命令とをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項15】
前記ユーザマシンから前記第1のネットワークへの確立済みの前記接続を試験するための前記命令は、前記ユーザマシンのユーザに前記ネットワーク接続のステータスを通知するための命令をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項16】
前記ユーザマシンによってサポート可能な前記1つまたは複数のネットワーク接続は、イーサネット(登録商標)、802.11、802.16(WiMAX)、GSM/CDMA、Bluetooth PAN、およびダイアルアップからなる群から選択されたタイプのネットワークを含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項17】
ユーザマシンのユーザが、前記ユーザマシンからネットワークへの接続を構成するのを支援するための接続ウィザードであって、
前記ユーザマシンによってサポート可能な1つまたは複数のネットワーク接続タイプを判定するためのネットワークおよびネットワークハードウェア検出モジュールと、
前記ネットワークおよびネットワークハードウェア検出モジュールと通信するユーザインターフェースモジュールであって、前記ユーザマシンによってサポート可能な前記1つまたは複数のネットワーク接続タイプの通知を受け取るため、かつ前記ユーザマシンによってサポート可能な前記1つまたは複数のネットワーク接続タイプのリストを提示するユーザインターフェースを生成するため、かつ構成すべき第1のネットワーク接続タイプのユーザ選択を受け取るため、かつ前記第1のネットワーク接続タイプのネットワーク接続を構成するプロセスにより前記ユーザインターフェースを介して前記ユーザを案内するためのユーザインターフェースモジュールと、
前記ユーザインターフェースモジュールと通信する試験モジュールであって、前記ユーザインターフェースモジュールから前記第1のネットワーク接続タイプの接続の前記構成が完了したとの指示を受け取るため、かつ前記構成された接続を試験するための試験モジュールとを含むことを特徴とする接続ウィザード。
【請求項18】
前記構成された接続を試験することは、バックグラウンドで接続すること、およびバックグラウンドで切断することを含むことを特徴とする請求項17に記載の接続ウィザード。
【請求項19】
前記構成された接続を試験することは、前記ユーザに表示するために、前記接続のステータスを前記ユーザインターフェースモジュールに報告することをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の接続ウィザード。
【請求項20】
前記ユーザマシンによってサポート可能な前記1つまたは複数のネットワーク接続は、イーサネット(登録商標)、802.11、802.16(WiMAX)、GSM/CDMA、Bluetooth PAN、およびダイアルアップからなる群から選択されたタイプのネットワークを含むことを特徴とする請求項17に記載の接続ウィザード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−217575(P2006−217575A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2005−373133(P2005−373133)
【出願日】平成17年12月26日(2005.12.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】