説明

既設埋設管の回収工法

【課題】大きな引張力をかけずに埋設管を引き抜くことができ、必要な設備を小型化でき、しかも能率良く安全に一工程で作業を完了できるようにする。
【解決手段】回収対象である埋設管10の始端位置、終端位置にそれぞれ立坑である発進坑11、到達坑12を掘削し、埋設管の推進工法に用いる推進機20を発進坑11に設置し、推進機20にパイロット管30を取り付け、推進機20によってパイロット管30を埋設管10の外周面に沿って到達坑12まで到達するまで推進する。到達坑側に突き抜けたパイロット管30の先端部に滑材を吐出するノズル部を有するスクレーパ34を取り付け、このスクレーパ34から滑材を吐出しながらパイロット管30を引き抜き、埋設管10の外周面と地盤の間に滑材を注入する。しかる後、推進機20で埋設管10を引き抜き、これを回収する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地中に既に設埋されて老朽化した鋼管やヒューム管を回収する工法に関する。
【背景技術】
【0002】
水道、ガス等のライフラインとして地中に埋設されている埋設管は、経年により老朽化するので、適時に回収して新たな埋設管に交換する必要がある。また、埋設管が不要になった場合も、そのまま放置しないで回収する必要がある。
【0003】
このような既設埋設管を回収するために、古くは、埋設箇所を開削することで埋設管を掘り出していたが、近時は、開削することなく既設埋設管を回収するために、図7並びに図8に示すような工法が行われている。
【0004】
図7は、グリッパー方式による工法を示す。図7において、参照番号10は、地中に埋設されている埋設管を示す。長さのある埋設管10を回収する場合には、埋設管10を中央のところから切断して、それぞれ反対側に引き抜く。そのための作業スペースをつくるために、立坑11、12が地表から掘られる。
【0005】
図7に示すように、埋設管10の右半分を引き抜くために、右側の立坑11に複数の油圧シリンダを備えたジャッキ13がセットされる。このジャッキ13からは、ロッド14が延びており、このロッド14の先端には、埋設管10の内周面を保持するグリッパー15が設けられている。このグリッパー15で埋設管10を保持して、ジャッキ13の油圧シリンダでロッド14を引っ張れば、埋設管10を引き抜くことができる。
【0006】
このようなグリッパー方式は、埋設管10の強度が十分でなければ適用できない。そこで、老朽化して強度の足りない埋設管の回収には、図8に示す鞘管方式が用いられる。
【0007】
この鞘管方式による工法では、立坑11には、推進工法に用いられる推進機16が設置されている。図8に示すように、例えば埋設管10の右半分を回収する場合、鞘管としての鋼管17を、推進機16により回転させながら埋設管10と同心的に図8に示す位置まで押し込む。そして、鞘管10の中に作業員が入って、埋設管10を分断してこれを立坑12に運び出す。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図7に示したグリッパー方式による工法では、埋設してから長期間が経過した埋設管10では、管材が地盤の土砂と密着してしまっており、管を引き抜くのに大きな引張力を与えなければならない。例えば、長さ20m、直径1.3mのヒューム管の場合、通常は200トン以上の力が必要とされる。このため、引き抜きに用いるジャッキ13やグリッパー15には大容量の大型のものが必要される。また、大きな引張力をかけるため、地盤に強固に拘束されてしまった埋設管では途中で破断してしまうこともあった。
【0009】
他方、図8に示した鞘管方式による工法では、老朽化による強度不足のため埋設管を強引できない場合に回収できるという利点はあるものの、鞘管の推進工程と回収工程の二工程になる上に、実際に人が狭い鞘管の中に入って解体作業、回収作業をしなければならないので、作業効率が非常に低いという問題がある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、大きな引張力をかけずに埋設管を引き抜くことができ、必要な設備を小型化でき、しかも能率良く安全に一工程で作業を完了できるようにした既設埋設管の回収工法を提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の目的は、埋設管を引き抜いて回収する際の抵抗を低減し、埋設管の引き抜きを容易にする既設埋設管の回収工法における滑材充填方法および装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記の目的を達成するために、本発明による既設埋設管の回収工法は、地中に埋設された既設の埋設管を非開削で地上に回収する工法であって、回収対象である埋設管の始端位置、終端位置にそれぞれ立坑である発進坑、到達坑を掘削し、埋設管の推進工法に用いる推進機を前記発進坑に設置する工程と、前記推進機にパイロット管を取り付け、前記推進機によって前記パイロット管を埋設管の外周面に沿って前記到達坑まで到達するまで推進する工程と、前記到達坑側に突き抜けたパイロット管の先端部から滑材を吐出し、前記パイロット管を引き抜きながら、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を注入する工程と、前記埋設管の到達坑側の末端に連結板を取り付け、前記推進機から延びるロッドを前記連結板に接続するとともに、到達坑側の開口部を仕切板で閉塞しておき、前記推進機によって前記ロッドを介して当該埋設管を引っ張り、充填材を注入しながら当該埋設管を発進坑側に引き抜く工程と、発進坑側に引き抜いた埋設管を適当な箇所で切断し、地上に回収する工程と、からなることを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明による滑材充填方法は、地中に埋設された既設の埋設管を引き抜いて非開削で地上に回収するために、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を充填する工法であって、回収対象である埋設管の始端位置、終端位置にそれぞれ立坑である発進坑、到達坑を掘削し、埋設管の推進工法に用いる推進機を前記発進坑に設置する工程と、推進機にパイロット管を取り付け、前記推進機によって前記パイロット管を埋設管の外周面に沿って前記到達坑まで到達するまで推進する工程と、前記到達坑側に突き抜けたパイロット管の先端部に滑材を吐出するノズル部を有するスクレーパを取り付け、前記スクレーパから滑材を吐出しながら前記パイロット管を引き抜き、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を注入する工程と、からなることことを特徴とするものである。
【0014】
さらに、本発明による滑材充填装置は、地中に埋設された既設の埋設管を引き抜いて非開削で地上に回収するために、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を充填する工法に用いる充填装置であって、埋設管の推進工法に用いる推進機に接続され、埋設管の外周面に沿って推進されるパイロット管と、前記パイロット管の先端部に取り付けられ、滑材を吐出するノズル部を有するスクレーパと、前記パイロット管に滑材を供給する滑材供給装置と、を備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、大きな引張力をかけずに埋設管を引き抜くことができ、必要な設備を小型化でき、しかも能率良く安全に一工程で作業を完了できるようになるので、老朽化した埋設管の回収工事の進歩発展に大いに寄与する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明による既設埋設管の回収工法の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る既設埋設管の回収工法を実施するために使用する推進機を示す。図1において、参照番号20が推進機である。この推進機20には、非開削で埋設管を地中に推進する工法で広く用いられる公知の推進機が使用される。参照番号10は、この推進機20を使って回収しようとする既設の埋設管である。この埋設管10は、鋼管、ヒューム管等種類は問わない。
【0017】
地表からは、埋設管10の始端位置に立坑11(以下、発進坑という)が掘削され、終端位置には立坑12(以下、到達坑)が掘削される。推進機20は発進坑11に運び込まれる。
【0018】
推進機20においては、ベースとなるガイドフレーム21の上に推進機本体22が移動可能に設置されている。この推進機本体22の左右両側には、推進力を発生するとともに、埋設管10を引き抜く引張力を発生する油圧シリンダ23が配設されている。この油圧シリンダ23のピストンロッドの先端部は、反力受24に固定されている。推進機本体22は、トルクを発生する油圧モータ25を備えており、この油圧モータ25の駆動トルクは、図示しない中空式減速機を介してパイロット管30に伝えられる。
【0019】
パイロット管30の先端には、パイロットヘッド31が着脱自在に取り付けられている。このパイロットヘッド31は、軸方向に対して斜めに傾斜した受圧面31aが形成されており、パイロット管30を推進すると、地盤からの反力がこの受圧面31aに作用するようになっている。
【0020】
なお、パイロット管30の先端には、図2に示すように、パイロットヘッド31に替えて、滑材を充填するために、スクレーパ34が取り付けられる。このスクレーパ34については後述する。
【0021】
次に、図1乃至図6を参照しながら、埋設管10を回収する工程を順を追って説明する。
【0022】
まず、図1に示すように、回収しようとする埋設管10の始端位置、終端位置にそれぞれ発進坑11、到達坑12を掘削しておく。そして、推進機20を発進坑11に設置する。
【0023】
次に、推進機20にパイロット管30を接続する。このパイロット管30の先端には、パイロットヘッド31を取り付けておく。このとき、パイロットヘッド31の受圧面31aは、図1に示すように埋設管10の外周面に対して向背する向きに向けておく。
【0024】
そこで、推進機20でパイロット管30を回転させながら油圧シリンダ23を伸長させ、パイロット管30を推進力を加える。これにより、パイロット管30を埋設管10の外周面に沿って推進する。パイロット管30を順次継ぎ足しながら、パイロットヘッド31が到達坑12まで到達するまで推進する。
【0025】
パイロット管30を推進させる過程では、次のようにして、推進方向の修正制御が行われる。
図1において、パイロットヘッド31には、レーザターゲット40が配置され、このレーザターゲット40に向けて、推進機20に配置したレーザセオドライト42からレーザが照射される。レーザターゲット40でのレーザビームの偏位からパイロット管30の推進方向のずれを検出できるようになっている。そして、ずれが生じた場合には、そのずれをパイロットヘッド31を利用して修正する。
【0026】
すなわち、パイロット管30の先端には、パイロットヘッド31が取り付けられているので、このパイロットヘッド31の受圧面31aが図1に示す向きを保つようにして、推力だけをパイロット管30にかける。そうすると、パイロットヘッド31の受ける土圧によって、埋設管10に接近するように推進方向を修正することができる。
【0027】
こうしてパイロット管30が到達坑12側に突き抜けたら、図2に示すように、パイロット管30の先端からパイロットヘッド31を取り外し、これに替えてスクレーパ34を取り付ける。
【0028】
図3は、スクレーパ34を示す。図3(a)はスクレーパ34の平面図、図3(b)はスクレーパ34の正面図である。
スクレーパ34の本体部35の一端部は、パイロット管30との継手部35aになっている。この本体部35は中空になっており、他端部は、滑材を吐出するノズル部36となっている。この実施形態では、ノズル部36の吐出口は、ゴム板37a、37bで閉塞されている。滑材の圧力でゴム板37a、37bが押し開かれると、滑材が吐出するようになっている。
スクレーパ34では、翼形に展開するブレード38a、38bが本体部35と一体的に形成されている。このブレード38a、38bは、埋設管10に付着した土砂を掻き寄せるためのもので、テーパのついた刃が付いているとともに埋設管10の外周面に倣って湾曲した形状をもっている。このようなスクレーパ34を取り付けたパイロット管30には、ポンプとタンクを備えた滑材供給装置40から滑材が供給される。なお、滑材としては、ヒューム管等の管の推進工法において、管を押し込むときの抵抗を低減させるために用される滑材を使用できる。
【0029】
そこで、図4に示すように示すように、スクレーパ34から滑材42を吐出しながら、パイロット管30を推進機20によって引き抜き、埋設管10の外周面と地盤の間に滑材42を注入する。パイロット管30を引き抜く過程で、スクレーパ34は、埋設管10の外周面に沿って土砂を掻き寄せ、埋設管10の外周と地盤の間に滑材42を注入していく。そしてパイロット管30を順次回収しながら、埋設管10の長さ方向全体に亘って滑材を注入する。
以上のようなこの滑材の充填は、図5に示すように、順次位置を変えながら繰り返して行う。この図5の場合、45°ずつ、パイロット管30の推進位置を埋設管10の周方向にずらしながら、埋設管10の外周全体に亘って滑材42を注入している。この推進位置の変更は、推進機20の高さや位置を適当にずらすことで可能である。なお、滑材を充填するためにパイロット管推進の位置、回数は、埋設管10と地盤との密着状態によるので、長い年月が経過して地盤と強固に密着している埋設管10では、回数を多くすればよい。
【0030】
次いで、図6に示すように、埋設管10を推進機20で引っ張り回収する。このとき回収に先だって、到達坑12側の埋設管10の末端には、連結板50を取り付けておく。そして、推進機20からロッド52を継ぎ足して、このロッド52を連結板50に接続しておく。連結板50には、充填材を吐出するノズル53を取り付けておき、このノズル53には、充填材プラント54から延びるホース55が接続される。その後、到達坑12側の開口部は仕切板56で閉塞しておく。
【0031】
以上のような準備を経て、推進機20の油圧シリンダ23で引張力を発生させて埋設管10を強引する。このとき、埋設管10は、ロッド52によって引っ張られ、しかも、前述のように滑材が注入されて抵抗が軽減されているので、埋設管10を破損させることなく、円滑に引き抜くことができる。
【0032】
図6に示すように、埋設管10を引き抜く過程では、ノズル53から充填材60が吐出され、抜管後に残る空間が充填材で満たされる。以後、充填材60を注入しながら埋設管10を発進坑11側に引き抜き、1〜2mの適当な長さに埋設管10を切断し、地上に回収することになる。
【0033】
埋設管10を回収した後は、推進機20を地上に回収し、立坑11、12を埋めて既設管の撤去作業は終了する。なお、本発明は既設管の撤去だけに限らず、既設管10の回収後、別の埋設管を推進して置換する作業に進んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施形態による既設埋設管の回収工法において、パイロット管を推進する工程の説明図。
【図2】本発明の一実施形態による既設埋設管の回収工法において、パイロット管を推到達抗まで突き抜けた後、スクレーパを取り付けた状態を示す工程説明図。
【図3】本発明の一実施形態による既設埋設管の回収工法において、パイロット管に取り付けるスクレーパを示す図。
【図4】本発明の一実施形態による既設埋設管の回収工法において、パイロット管を引き抜き、滑材を注入する工程の説明図。
【図5】埋設管の外周における滑材の注入位置の説明図。
【図6】本発明の一実施形態による既設埋設管の回収工法において、埋設管を引く抜く工程の説明図。
【図7】従来のグリッパー方式による既設埋設管の回収方法の説明図。
【図8】従来の鞘管方式による既設埋設管の回収方法の説明図。
【符号の説明】
【0035】
10 埋設管
11 発進抗
12 到達抗
20 推進機
23 油圧シリンダ
30 パイロット管
31 パイロットヘッド
34 スクレーパ
40 レーザターゲット
42 滑材
52 ロッド
54 充填材プラント
60 充填材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地中に埋設された既設の埋設管を非開削で地上に回収する工法であって、
回収対象である埋設管の始端位置、終端位置にそれぞれ立坑である発進坑、到達坑を掘削し、埋設管の推進工法に用いる推進機を前記発進坑に設置する工程と、
前記推進機にパイロット管を取り付け、前記推進機によって前記パイロット管を埋設管の外周面に沿って前記到達坑まで到達するまで推進する工程と、
前記到達坑側に突き抜けたパイロット管の先端部から滑材を吐出し、前記パイロット管を引き抜きながら、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を注入する工程と、
前記埋設管の到達坑側の末端に連結板を取り付け、前記推進機から延びるロッドを前記連結板に接続するとともに、到達坑側の開口部を仕切板で閉塞しておき、前記推進機によって前記ロッドを介して当該埋設管を引っ張り、充填材を注入しながら当該埋設管を発進坑側に引き抜く工程と、
発進坑側に引き抜いた埋設管を適当な箇所で切断し、地上に回収する工程と、
からなることを特徴とする既設埋設管の回収工法。
【請求項2】
前記パイロット管の先端には、方向制御用のパイロットヘッドを取り付け、推進するときに、方向を修正しながら推進することを特徴とする請求項1に記載の既設埋設管の回収工法。
【請求項3】
前記埋設管の周方向に前記パイロット管の推進位置を順次変えて、前記埋設管の外周全体に亘って滑材を注入することを特徴とする請求項1に記載の既設埋設管の回収工法。
【請求項4】
前記滑材を吐出するためのノズル部の付いたスクレーパを取り付け、前記パイロット管を引き抜き前記スクレーパにより土砂を掻き寄せながら、滑材を吐出することを特徴とする請求項1に記載の既設埋設管の回収工法。
【請求項5】
地中に埋設された既設の埋設管を引き抜いて非開削で地上に回収するために、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を充填する工法であって、
回収対象である埋設管の始端位置、終端位置にそれぞれ立坑である発進坑、到達坑を掘削し、埋設管の推進工法に用いる推進機を前記発進坑に設置する工程と、
推進機にパイロット管を取り付け、前記推進機によって前記パイロット管を埋設管の外周面に沿って前記到達坑まで到達するまで推進する工程と、
前記到達坑側に突き抜けたパイロット管の先端部に滑材を吐出するノズル部を有するスクレーパを取り付け、前記スクレーパから滑材を吐出しながら前記パイロット管を引き抜き、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を注入する工程と、
からなることを特徴とする既設埋設管の回収工法における滑材充填方法。
【請求項6】
地中に埋設された既設の埋設管を引き抜いて非開削で地上に回収するために、前記埋設管の外周面と地盤の間に滑材を充填する工法に用いる充填装置であって、
埋設管の推進工法に用いる推進機に接続され、埋設管の外周面に沿って推進されるパイロット管と、
前記パイロット管の先端部に取り付けられ、滑材を吐出するノズル部を有するスクレーパと、
前記パイロット管に滑材を供給する滑材供給装置と、
を備えたことを特徴とする既設埋設管の回収工法に用いる滑材充填装置。
【請求項7】
前記スクレーパの本体部には、前記埋設管の外周面の形状に倣って翼形に展開するブレードを有することを特徴とする請求項6に記載の既設埋設管の回収工法に用いる滑材充填装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2008−25308(P2008−25308A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−202146(P2006−202146)
【出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【出願人】(000177416)三和機材株式会社 (144)
【Fターム(参考)】