説明

景品交換システム及び該システムを備えた景品交換装置

【課題】ポイントに基づく景品交換の際に生じる従業員の手間を省き、かつ、従業員と対面することなく、希望の景品を遊技者自身の操作によって獲得することができる景品交換システム及び該システムを備えた景品交換装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に記録されたポイントを読み取る読み取り手段11と、各種景品を貯留する景品貯留手段7を備え、かつ、人為的に選択操作可能な操作手段、および前記操作手段が操作されると選択された景品を前記景品貯留手段から払い出す景品払出手段とを備えた景品選択払出手段と、前記読み取り手段により読み取られたポイントに応じて前記景品選択払出手段を制限する制限手段とで構成されることを特徴とする景品交換システム及び該システムを備えた景品交換装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、会員に対して付与したポイントを景品と交換する景品交換システム及び該システムを備えた景品交換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
遊技機例えば弾球遊技機や回胴式遊技機を設置したホールにおいて、会員登録している会員遊技者へのサービス向上を通して遊技者を固定化することを目的として、従来から、来店や遊技内容に合わせて所定のポイントを付与し、付与されたポイントを所定の景品と交換する景品交換システムを提供している。
このような、景品交換システムの先行技術として、例えば、特許文献1は、次のような景品交換システムを開示する。
すなわち、遊技に関連するポイントを遊技者に対して付与するポイント付与手段と、このポイント付与手段によって得られたポイントを記録する記録媒体とを備え、遊技者は、この記録媒体にポイントが累積すると、前記記録媒体を景品カウンタの従業員に渡し、前記従業員は、受け取った前記記録媒体をPOS(point of sales system)端末の読み取り装置に挿入することによって、読み取り装置の表示部に表示される累積したポイントの値に応じて、遊技者が希望する景品を差し出すシステムである。
【特許文献1】特開2001−321553号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の景品交換システムでは、景品を景品交換カウンタで交換する必要があり、従業員は、遊技者の遊技媒体の獲得数に基づく景品の交換作業と、ポイントに基づく景品の交換作業の双方の対応をする必要が生じ、作業が煩雑になってしまう。
さらに、遊技者は、希望の景品を景品カウンタの従業員に伝える必要があるので、希望の景品の名称が判らない場合などには、実際に希望している景品が前記従業員に伝わらず、希望の景品を入手することができないことがあった。
【0004】
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的とするところは、ポイントに基づく景品交換の際に生じる従業員の手間を省き、かつ、従業員と対面することなく、希望の景品を遊技者自身の操作によって獲得することができる景品交換システム及び該システムを備えた景品交換装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような目的を達成するために、第1の発明による景品交換システムは、記録媒体に記録されたポイントを読み取る読み取り手段11と、各種景品を貯留する景品貯留手段7を備え、かつ、人為的に選択操作可能な選択操作手段6、および前記選択操作手段6が操作されると選択された景品を前記景品貯留手段7から払い出す景品払出手段とを備えた景品選択払出手段と、前記読み取り手段11により読み取られたポイントに応じて前記景品選択払出手段を制限する制限手段とで構成されていることを特徴とする。
例えば、前記制限手段は、前記景品選択払出手段を構成している前記選択操作手段6と前記景品払出手段のいずれかの手段を制限する。一例を挙げれば、前記景品払出手段が常に有効であって、前記選択操作手段6は、読み取り手段11によって読み取られたポイントに応じて制限される。
また、前記制限手段は、前記景品選択払出手段を構成している前記選択操作手段6と前記景品払出手段の双方を前記読み取り手段11によって読み取られたポイントに応じて、制限するものであってもよい。
【0006】
本発明によれば、記録媒体に記録されているポイントを読み取り、そのポイントに応じて、交換が不可能な景品に対応した景品選択払出手段が制限され、遊技者は、制限されていない景品選択払出手段を操作することによって、景品貯留手段7に貯留されている所定の景品を選択して払い出すことができる。従って、従業員を介さずに、遊技者が直接ポイントを景品に交換することができるようになったので、景品カウンタの従業員は、ポイントに基づく景品交換作業の手間を省くことができるようになる。
また、遊技者は、選択した所定の景品を遊技者自身の操作によって獲得することができるので、満足感を直ぐに感じることができるとともに従業員と対面する煩わしさから解放される。
【0007】
第2の発明による景品交換システムは、第1の発明において、記録媒体に記録されたポイントから払い出した景品に対応するポイントを減算した残りのポイントを記録媒体に書き込む書き込み手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ポイントを書き込む書き込み手段を設けたので、遊技者が、記録媒体に記録されたポイントを景品に交換する際に、記録媒体に記録されているポイントを全て使用しなかった場合であっても、記録媒体に記録されたポイントから払い出した景品に対応するポイントを減算して、残りのポイントを記録媒体に書き込むことができる。これにより、記録媒体に記録されたポイントの一部を景品と交換した場合、その景品に対応するポイントが減算され、残ったポイントは、前記記録媒体に書き込んで返却されるため、再度残ったポイントの範囲内で、別の景品を獲得することができる。
【0009】
第3の発明による景品交換システムは、第1または第2の発明において、記録媒体は、遊技機において特定の条件が成立したことにより付与されるポイントを記録することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、記録媒体に記録されるポイントは、遊技において遊技機に特定の条件が成立した場合に付与されるポイントとしたので、特定の演出が発生してない遊技状態であっても、遊技者に遊技に対する興趣を持ち続けさせることができ、遊技に熱中させることができる。
【0011】
第4の発明による景品交換システムは、第3の発明において、記録媒体は、遊技機において特定の演出が発生したことを条件として付与されるポイントを記録することを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、記録媒体に記録されるポイントは、遊技において、遊技機に特定の演出が発生した場合に付与されるポイントとしたので、特定の演出が発生することに対して強い興趣を遊技者に持たせることができ、より遊技に熱中させることができる。
【0013】
第5の発明による景品交換装置は、第1乃至第4のいずれかに記載の景品交換システムを備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明の景品交換装置によれば、読み取り手段11によって記録媒体に記録されているポイントを読み取った後、そのポイントに応じて交換が不可能な景品に対応した景品選択払出手段が制限され、遊技者は、制限されていない景品選択払出手段を操作することによって、景品貯留手段7に貯留されている所定の景品を選択して払い出すことのできる景品交換システムを備えた装置が提供できる。
従って、本発明の景品交換装置をホールの所定位置に設置しておけば、従業員を介さずに、遊技者がポイントを直接景品に交換することができるため、景品カウンタの従業員は、ポイントに基づく景品交換作業の手間を省くことができる。
また、本発明の景品効果装置によれば、遊技者は、選択した所定の景品を遊技者自身の操作によって獲得することができるので、満足感を直ぐに感じることができるとともに従業員と対面する煩わしさから解放される。
【0015】
また、本発明の景品交換装置によれば、さらに、記録媒体に記録されたポイントから払い出した景品に対応するポイントを減算した残りのポイントを記録媒体に書き込む書き込み手段を有する景品交換システムを備えることも可能である。
これによれば、遊技者が、記録媒体に記録されたポイントを景品に交換する際に、記録媒体に記録されているポイントを全て使用しなかった場合であっても、記録媒体に記録されたポイントから払い出した景品に対応するポイントを減算して、残りのポイントを記録媒体に書き込むことができる。これにより、記録媒体に記録されたポイントの一部を景品と交換した場合、その景品に対応するポイントが減算され、残ったポイントは、前記記録媒体に書き込んで返却されるため、再度残ったポイントの範囲内で、別の景品を獲得することができる。
【0016】
そして、本発明の景品交換装置によれば、さらに、読み取り手段11によって読み取られる記録媒体に記録されたポイントは、遊技機において特定の条件が成立したことにより付与されるポイントとする景品交換システムを備えることも可能である。従って、特定の演出が発生していない遊技状態の時であっても、遊技機において特定の条件が成立すればポイントが付与されるため、遊技に対する興趣を遊技者に持ち続けさせることができ、遊技者を遊技に熱中させることができる。
また、本発明の景品交換装置によれば、さらに、読み取り手段11によって読み取られる記録媒体に記録されたポイントは、遊技機において特定の演出が発生したことを条件として付与されるポイントとする景品交換システムを備えることも可能である。従って、遊技機における遊技において、特定の演出が発生することに対して強い興趣を遊技者に持たせることができ、より遊技に熱中させることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、ポイントに基づく景品の交換の際に生じる景品カウンタの従業員の手間を省き、遊技者は、従業員と対面することなく、所望の景品を遊技者自身の操作によって獲得することができる景品交換システム及び該システムを備えた景品交換装置を提供することができるようになった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎずなんらこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
【実施例1】
【0019】
図1は、本発明による景品交換システムを備えた景品交換装置の一例を例示する。
図1に示すように、景品交換装置は、外郭1と、ポイントが記録されている記録媒体を受け入れる受入口4と、前記記録媒体に記録されたポイントを読み取る読み取り手段11と、各種景品を貯留する景品貯留手段7とを備え、かつ、人為的に選択操作可能な選択操作手段6、および前記選択操作手段6が操作されると選択された景品を前記景品貯留手段7から払い出す景品払出手段とを備えた景品選択払出手段と、前記読み取り手段11により読み取られたポイントに応じて前記景品選択払出手段を制限する制限手段とを備える。
【0020】
外郭1は、所定の高さ及び横幅と奥行きを有する箱状体であって、その内部には、上記各手段を収容可能な大きさの空間を有する。なお、外郭1の形状は本実施例で図示した形状になんら限定されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
【0021】
外郭1は、符号Hで示す高さ方向を水平方向で二分した上領域d1と下領域d2を備え、上領域d1には、景品貯留部1a、選択操作手段6及び表示部10を備え、下領域d2には、前記受入口4、読み取り手段11及び制御手段12を備えている。
【0022】
景品貯留部1aは、上領域d1内に形成した空間S1に一個乃至複数個の景品を貯留する景品貯留手段7を備え、かつ該貯留部1aに対応する外郭1の正面には開口した窓部2を設けるとともに、該窓部2に透明ガラス板・透明樹脂板などの透明性部材2aを備えて前記景品貯留手段7に貯留されている景品を視認可能としている。
【0023】
景品貯留手段7は、景品吊り下げ手段7a,7b,7cと、景品係止手段9a,9b,9cと、景品ポイント表示手段8a,8b,8cとを備える。
【0024】
景品吊り下げ手段7a,7b,7cは、前記空間S1の天井部から景品を吊り下げ支持する棒状の部材であり、吊り下げられる景品を支持可能な強度と耐久性を有している。
【0025】
景品係止手段9a,9b,9cは、前記景品吊り下げ手段7a,7b,7cの下端に備えられ、景品の上端を係止保持する機能を有するもので、例えば、前記係止手段は、前記景品吊り下げ手段7a,7b,7cの下端にて電気的な操作によって上下方向に旋回作動可能に構成されている。すなわち、例えば、電気的な操作によって前記景品係止手段9a,9b,9cを上方向に旋回作動させることで所定の景品を吊り下げ係止し、また下方向に旋回作動させることで係止を解いて、吊り下げ保持されていた所定の景品を下方の景品払出空間に排出させることが可能である。
前記景品吊り下げ手段7a,7b,7cおよび景品係止手段9a,9b,9cは、貯留される景品の数に対応して設置され、前記景品交換装置の正面視奥行き方向に向けて同種類の景品が並び、前記景品交換装置の正面視横方向に向けて異種類の景品が並ぶように設置される。
なお、図1には一例として、「A太郎/キーホルダー」、「A太郎/マグカップ」、「A太郎/時計」の3種類の異なる景品が貯留される構成としたが、景品貯留部1aに貯留される景品の種類は特に限定されず実施の形態に応じて自由に選択することができる。
特に、遊技者の希望の高い商品や、あるいは所定の遊技機のキャラクタ関連商品など一般市場では購入し難い商品を適宜選択して景品とするとよい。すなわち、このような景品選択をすれば、遊技者はそれら購入し難い景品を獲得するためポイントを集めようとして遊技に熱中するため、遊技者の遊技意欲を向上させることとなる。
【0026】
景品ポイント表示手段8a,8b,8cは、最も手前側(窓部2側)に配置される前記景品係止手段9a,9b,9cの上下方向中間位置に夫々設けられ、前記手前側に向けて各景品の交換に要するポイントが表示され、本実施例では、例えば、正面視左側から、「50pt」、「100pt」、「200pt」と表示されている楕円形状のプレートを採用する。
【0027】
選択操作手段6は、前記景品貯留部1aの景品貯留手段7に貯留されている所定の景品を選択操作する手段であって、制御手段12と双方向通信可能に連絡されている押しボタン6a,6b,6cと、これら押しボタン6a,6b,6cのうち、前記記録媒体から読み込んだポイント値によって交換可能な景品に対応する押しボタン6a(6b,6c)を遊技者に対して報知する報知機能とを備え、該いずれかの押しボタン6a(6b,6c)を操作した信号が制御手段12へと伝達される。
【0028】
前記景品貯留部1aの窓部2の上方には、景品貯留手段7に貯留される景品の種類に対応した数だけ横方向に整列して押しボタン6a,6b,6cが備えられると共に、これら押しボタン6a,6b,6c内には、いずれかの押しボタンが操作可能であるということを遊技者に光で視覚的に報知すべく報知機能としての図示しないランプが格納されている。
また、前記押しボタン6a,6b,6cの表面には、夫々「1」、「2」、「3」の番号が表示されている。なお、押しボタン6a,6b,6c表面に表示している番号は特に限定解釈されるものでなく、番号以外の他の表示を採用することも、表示をしないことも可能で本発明の範囲内で設計変更可能である。
また、本実施例では前記報知機能として、遊技者に対して光で視覚的に報知する手段として図示しないランプを採用したが、報知機能はこれに限定されず、他の報知機能、例えば所定のポイント値を印字等したシート状部材を打ち出して報知することも可能で、また音声による聴覚的な報知機能を採用することも可能である。
【0029】
表示部10は、貯留される景品の種類に応じて、夫々、景品の交換に要するポイント数と景品の説明を表示するもので、上領域d1における窓部2の下方に備えられている。
本実施例では、例えば、正面視左側から、「50ポイント/A太郎/キーホルダー」、「100ポイント/A太郎/マグカップ」、「200ポイント/A太郎/時計」と表示されている。
また、表示部10は、前記押しボタン6a,6b,6cと共に並設して備えることも可能で、この場合、窓部2の上方若しくは下方のいずれかに、前記表示部10と前記押しボタン6a,6b,6cとを並設する。
【0030】
受入口4は、景品交換装置の内側に備えられた読み取り手段11に記録媒体を受け入れるための手段で、本実施例では、外郭1における下領域d2に対応する正面部左上方位置に備えられている。
受入口4の形状は、本景品交換システムに用いられる記録媒体に応じて決定され、本実施例では、記録媒体として図示しない磁気カードを採用するので、その磁気カードを挿入可能なスリット形状をしている。なお、その受入口4の前記スリットは、前記景品交換装置の外側から内側に貫通して設けられている。
【0031】
記録媒体は、ポイント値を記録して読み出すことが可能であり、かつ、携帯可能であれば如何様な媒体が使用されても良く、例えば、電波等を使用した非接触型の記録媒体を使用しても良い。そのような非接触型の記録媒体を採用した場合には、前記記録媒体の受入口4に代えて、記録媒体とポイント値の情報を通信することが可能な送受信手段が採用される。
【0032】
次に、記録媒体に予め記録されたポイントの一例として、例えば弾球遊技機による遊技によって付与されたポイントである場合を下記に説明する。
【0033】
例えば、ポイントは、遊技機において特定の演出が発生したことを条件として付与され、また、前記特定の演出の発生以外であっても、遊技中に特定のキャラクタが出現したことにより所定のポイントが付与される。
【0034】
前記所定の遊技状態に対して予め定められた所定のポイント値は、遊技機の機種やホールでの催事の要望に合わせて自由に設定されるものであるが、本実施例では、一例として図4に示すように予め定められている。
例えば図4(a)では、ポイントが発生する遊技状態を下記の項目に分けている。
前記演出表示装置9に表示される図柄の変動が停止表示された結果、図柄の組み合わせが特定の組み合わせ、例えば、「7」「7」「7」が揃う等の各大当り図柄が揃うという条件を「大当り図柄(21a)」。
前記図柄の変動中であって、あと一つの図柄が揃うと前記大当り図柄が揃う状態となった場合に発生するリーチアクション中に、特定のリーチキャラ図柄が、前記演出表示装置9に出現するという条件を「リーチキャラ図柄(21b)」。
前記図柄の変動中に出現率の低い特定のプレミアキャラ図柄が、前記演出表示装置9に出現するという条件を「プレミアキャラ図柄(21c)」。
遊技領域に備えられていて入賞球が入賞する機会のすくない一般入賞装置へ入賞球が入賞するという条件を「一般入賞装置(21d)」。
前記大当りが特定の図柄で発生して、その大当り遊技終了後の一定の時間に再度大当りとなる確率が高く設定される確率変動遊技状態が継続して行なわれるという条件を「確変継続(21e)」。
上記項目に分類される遊技状態には、夫々次のようにポイントを設定する。
【0035】
「大当り図柄」(21a)という項目には、前記大当り遊技状態が発生した図柄として、「111図柄(21a1)」、「222図柄(21a2)」、「333図柄(21a3)」、「444図柄(21a4)」、「555図柄(21a5)」、「666図柄(21a6)」、「777図柄(21a7)」、「888図柄(21a8)」、「999図柄(21a9)」が分類され、夫々の大当り図柄に対応して付与されるポイント値が定められている。例えば、図4(b)に示すように、「111図柄(21a1)」の場合は2ポイント、「222図柄(21a2)」の場合は1ポイント、「333図柄(21a3)」の場合は2ポイント、「444図柄(21a4)」の場合は1ポイント、「555図柄(21a5)」の場合は2ポイント、「666図柄(21a6)」の場合は1ポイント、「777図柄(21a7)」の場合は2ポイント、「888図柄(21a8)」の場合は1ポイント、「999図柄(21a9)」の場合は2ポイントと設定する。
【0036】
「リーチキャラ図柄(21b)」という項目には、前記大当り図柄が揃う前に演出表示されるリーチアクション中で出現するリーチキャラクタ図柄として、「A太郎図柄(21b1)」、「B助図柄(21b2)」、「A太郎図柄+B助図柄(21b3)」、「C子図柄(21b4)」が分類され、夫々のリーチキャラクタ図柄に対応して付与されるポイント値が定められている。
例えば、図4(b)に示すように、「A太郎図柄(21b1)」出現の場合は0ポイント、「B助図柄(21b2)」出現の場合は1ポイント、「A太郎図柄+B助図柄(21b3)」出現の場合は2ポイント、「C子図柄(21b4)」出現の場合は3ポイントと設定する。
【0037】
「プレミアキャラ図柄(21c)」という項目には、遊技中に演出表示されるプレミアキャラクタ図柄として、「C子図柄(21c1)」、「3連A太郎図柄(21c2)」、「3連C子図柄(21c3)」が分類され、夫々のプレミアキャラクタ図柄に対応して付与されるポイント値が定められている。
例えば、図4(b)に示すように、「C子図柄(21c1)」出現の場合は3ポイント、「3連A太郎図柄(21c2)」出現の場合は4ポイント、「3連C子図柄(21c3)」出現の場合は5ポイントと設定する。
【0038】
「一般入賞装置(21d)」という項目には、例えば、遊技者側から見て最も左側の入賞装置14に入賞するという条件を「A(21d1)」、遊技者側から見て左から2番目の入賞装置14に入賞するという条件を「B(21d2)」、遊技者側から見て左から3番目の入賞装置14に入賞するという条件を「C(21d3)」、遊技者側から見て最も右側の入賞装置14に入賞するという条件を「D(21d4)」が分類され、夫々の入賞装置14に対応して付与されるポイント値が定められている。
例えば、図4(b)に示すように、「A(21d1)」に該当した場合は1ポイント、「B(21d2)」に該当した場合は1ポイント、「C(21d3)」に該当した場合は1ポイント、「D(21d4)」に該当した場合は1ポイントと設定する。
【0039】
「確変継続回数(21e)」という項目には、前記確率変動遊技状態が継続して行なわれた回数として、「1セット(21e1)」、「2セット(21e2)」、「3セット(21e3)」、「4セット(21e4)」、「5セット(21e5)」、「6セット(21e6)」、「7セット(21e7)」、「8セット(21e8)」、「9セット(21e9)」、「10セット以上(21e10)」が分類され、夫々の継続回数に対応して付与されるポイント値が定められている。
例えば、図4(b)に示すように「1セット(21e1)」の場合は0ポイント、「2セット(21e2)」の場合は0ポイント、「3セット(21e3)」の場合は1ポイント、「4セット(21e4)」の場合は2ポイント、「5セット(21e5)」の場合は2ポイント、「6セット(21e6)」の場合は3ポイント、「7セット(21e7)」の場合は3ポイント、「8セット(21e8)」の場合は4ポイント、「9セット(21e9)」の場合は4ポイント、「10セット以上(21e10)」の場合は5ポイントと設定する。
【0040】
上述のように、大当りなど遊技者に有利な演出が発生する条件が発生しなかった時、例えば大当りとはならずにリーチのみの演出が発生したような場合であっても、所定のキャラクタが出現すればポイントが付与されるため、遊技者の遊技に対する注目度が向上し、遊技の興趣を向上し得る。
【0041】
また、本発明において記録媒体に記録されるポイントとしては、このように遊技によって付与されるポイントに限定して解釈されるものではなく、その他、弾球遊技機による遊技によって獲得した遊技球の数、例えば、1万発で20ポイント、2万発で30ポイント、3万発で40ポイントのように付与されたものであっても良い。また、前記弾球遊技機や回胴式遊技機が設置されたホールにおいて、遊技機の大当たりの発生状況を報知する装置によって、一日に一回に限り、記録媒体に1ポイント付与されるものであっても良く、さらに、他の遊技装置によって付与されたポイントや、クイズや懸賞によって付与されたポイントをホールのカウンタで前記記録媒体に記録したポイントであっても良い。
【0042】
なお、ポイント付与方法としては、ポイントが付与される条件と遊技の演出との間に密接な関係を有することが好ましい。たとえば、従来から、ホール内のカードリーダに記録媒体を挿入すると一日に一回に限り1ポイント付与されたり、遊技に1万円使用すれば1ポイント付与されたりしているが、そのような場合では、カードリーダに記録媒体を挿入してポイントを獲得したのみで遊技をしなかったり、使用金額が所定金額に達することばかり気にしてしまい遊技の演出には興味がなくなってしまったりする。
このようなポイント付与の方法ではいずれも遊技との密接な関係は介在せず、遊技機の稼働率の低下や、遊技に対する興趣が低下したりするので、このような問題を解消するためには、前述のように、遊技状態に対応したポイント数を設定して、遊技の状態に応じてポイントが付与されるようにすれば、遊技機の稼働率向上と遊技への興趣向上が果たせるのである。
【0043】
読み取り手段11は、下領域d2の前記記録媒体の受入口4奥側(外郭の下領域内部)に備えられ、前記記録媒体に記録されたポイント値を読み出す手段で、本実施例では、例えば、磁気カードリーダを採用する。従って本実施例では、前記記録媒体の受入口4を介して受け入れられた記録媒体は、前記読み取り手段11にセットされ、該読み取り手段11によって磁気カードに記録されている最新のポイント値データを読み取ると共に、制御手段12にそのデータ信号を伝達する。
なお、前記読み取り手段11には、前記記録媒体に情報を書き込む書き込み手段を設けても良い。この場合には、前記記録媒体に予め記録されていたポイント値から、交換した景品に要するポイント値を減算したポイント値を記録することが可能となる。
【0044】
前記制限手段は、前記読み取り手段11によって読み取られたポイント値に応じて、払い出すことができない景品に対応した、前記景品選択払出手段を制限する。
本実施例では、前記景品選択払出手段を構成している前記選択操作手段6と前記景品払出手段のうち、前記景品払出手段が常に有効であって、前記選択操作手段6は読み取り手段11によって読み取られたポイントに応じて制限される。
具体的には、前記景品選択払出手段は、前記読み取り手段11によって読み取られた記録媒体に記録されているポイント値データが制御手段12に伝達され、その伝達されたポイント値データに応じて交換不可能な景品に対応する押しボタン6a,6b,6cの操作を制限するとともに、操作が制限されるボタン6a,6b,6cのランプの点灯も制限する。
なお、前記制限される手段は、前記景品選択払出手段を構成している前記選択操作手段6と前記景品払出手段のうち、いずれかの手段が制限されればよく、選択操作手段6のみを制限する構成の他に、景品払出手段のみを制限する構成であっても良い。
また、前記制限手段は、前記景品選択払出手段を構成している前記選択操作手段6と前記景品払出手段の双方が、読み取り手段11によって読み取られたポイントに応じて制限される構成であってもよい。
【0045】
景品払出手段は、前記選択操作手段6によって作動され、前記景品貯留手段7の景品係止手段9a,9b,9cを係止解除方向(下方向)へと旋回作動させて、該景品係止手段9a,9b,9cに係止されている景品を払い出す。
また、本実施例では、前記景品払出手段によって払い出された景品を受け止める図示しない景品受け止め部と、該受け止め部の前方であって、下領域d2の外郭正面部下方に開口して設けた景品取出口3と、その景品取出口3の前面に備えられた開閉可能な扉体3aを備えている。
なお、景品受け止め部には、落下した景品が損壊しないように受け止める緩衝手段、例えば、ウレタン製のマットを設けるものとすると好ましい。
【0046】
このような構成によって、景品は次のようにポイントと交換されて払い出される。
【0047】
まず、景品交換装置に記録媒体が受け入れられていない場合には、全ての押しボタン6a,6b,6cの操作は制限され、いずれの景品も払い出せない状態にされている。
遊技者が、記録媒体を前記記録媒体の受入口4に挿入すると、その記録媒体は、前記受入口4の奥に設けられた記録媒体の読み取り手段11にセットされ、記録媒体に記録されたポイント値を読み出す。例えばここでは記録されたポイント値を180ポイントとして図1を参照しながら説明する。なお、本実施例では,制御部12は制限手段として機能する。
【0048】
そして、前記読み取り手段11を介して読み取られた180ポイントのポイント値に応じて交換が不可能な景品に対応する押しボタン、ここでは、読み出されたポイント値が180ポイントであるため、50ポイントと100ポイントの景品は交換可能であるが、200ポイントの景品は交換不可能であるので、制御部12は、前記50ポイントの景品に対応する「1」の番号が表示された押しボタン6aと、前記100ポイントの景品に対応する「2」の番号が表示された押しボタン6bの操作は有効な状態にしておき、前記200ポイントの景品に対応した「3」の番号が表示された押しボタン6cの操作を制限する。さらに、制御部12は、前記押しボタン6a,6bのランプを点灯し、前記押しボタン6cのランプの点灯を制限することで、遊技者に押しボタン6cの操作が制限されたことを報知する。
【0049】
遊技者は、ランプが点灯した押しボタンに対応する景品から希望する景品を選択する。例えば、100ポイントの景品「A太郎マグカップ」に対応する番号「2」が表示された押しボタン6bを押す。
番号「2」が表示された押しボタン6bに対応する前記景品係止手段9bは、制御部12からの信号によって景品の係止を解除して、景品「A太郎マグカップ」を落下払い出しさせる。
落下払い出しされた景品「A太郎マグカップ」は、前記図示しない景品受け止め部に受け止められ、遊技者は、景品取出口3前方の扉体3aを開いて、払い出された景品「A太郎マグカップ」を取り出す。
【0050】
そして、景品が払い出された後に、前記記録媒体に予め記録されていたポイント値から、交換した景品に要するポイント値100ポイントを減算したポイント値80ポイントを、前記読み取り手段11に備えられた書き込み手段によって、前記記録媒体に書き込み、前記記録媒体を前記受入口4から遊技者に返却する。
【0051】
(景品交換装置の動作)
以下において、本発明の一実施形態に係る景品交換装置の動作について、景品の交換に必要なポイント値を、それぞれ、50ポイント、100ポイントおよび200ポイントとして、図面を参照しながら説明する。
図2は、景品交換処理を示すフロー図である。
【0052】
[景品交換処理]
景品交換処理は、記憶媒体に記録されたポイント値に応じて交換可能な景品が選択された場合に、その景品を払い出す処理を行なう。
図2示すように、ステップ10(S10)において、制御部12は、記録媒体に記録されたポイント値を読み出す処理を行なう。
【0053】
ステップ20(S20)において、制御部12は、ステップ10(S10)において読み出されたポイント値に応じて、選択操作手段6(押しボタン6a,6b,6c)を制限する制限処理を行なう。具体的には、前記読み取り手段11によって読み取られたポイント値に応じて、制御部12が、押しボタン6a,6b,6cのうち、交換が不可能な景品に対応する押しボタン(例えば6c)の操作を制限し、交換可能な景品に対応する押しボタン(例えば6a,6b)を操作有効な状態とする。そして、操作が有効化された押しボタン(例えば6a,6b)のランプを点灯するとともに、操作が制限された押しボタン(例えば6c)のランプの点灯を制限して、押しボタン(例えば6c)の操作が制限されたことを遊技者に報知する。
【0054】
ステップ30(S30)において、制御部12は、ステップ20において有効化された押しボタン(例えば6a,6b)のうち、いずれかの押しボタン(例えば6a,6b)が押されたか否かを判定する。いずれの押しボタンも押されない場合には、制御部12は、ステップ40(S40)の処理に移り、いずれかの押しボタンが押された場合には、制御部12は、ステップ50(S50)の処理に移る。
【0055】
ステップ40(S40)において、制御部12は、所定時間が経過したか否かを判定する。
所定時間が経過していない場合には、制御部12は、ステップ30(S30)の処理に戻り、所定時間が経過している場合には、制御部12は、ステップ70(S70)の処理に移る。なお、所定時間は、本実施例では30秒とするが、貯留される景品の種類の数や環境に応じて、遊技者が景品を選択する時間を考慮しつつ、自由に設定することが可能である。
【0056】
ステップ50(S50)において、制御部12は、景品を払い出す処理を行なう。具体的には、ステップ30(S30)において、景品係止手段9a,9b,9cのうち、押された押しボタン(例えば6a)に対応した景品の景品係止手段(例えば9a)の係止を解除する。
【0057】
ステップ60(S60)において、制御部12は、ステップ10(S10)で読み込まれた前記記録媒体に予め記録されていたポイント値から、払い出された景品に対応するポイント値を減算する処理を行なう。
【0058】
ステップ70(S70)において、制御部12は、ステップ10(S10)で受け入れた前記記録媒体を返却する処理を行なう。具体的には、ステップ60(S60)で減算された現在のポイント値を、前記読み取り手段11に備えられた書き込み手段によって前記記録媒体に書き込み、前記記録媒体を前記受入口4から遊技者に返却する。
【0059】
[制限処理]
制限処理は、記憶媒体に記録されたポイント値に応じて交換することが不可能な景品に対応する押しボタンを制限する処理を行なう。
図3示すように、ステップ100(S100)において、制御部12は、読み込まれたポイント値が「50以上かつ100より小さい」という範囲に含まれるか否かを判定する。ポイント値が「50以上かつ100より小さい」という範囲に含まれない場合には、制御部12は、ステップ200(S200)の処理に移り、ポイント値が「50以上かつ100より小さい」という範囲に含まれる場合には、制御部12は、ステップ400(S400)の処理に移る。
【0060】
ステップ200(S200)において、ステップ100(S100)で、ポイント値が「50以上かつ100より小さい」という範囲に含まれないと判定された場合に、制御部12は、ポイント値が「100以上かつ200より小さい」という範囲に含まれるか否かを判定する。ポイント値が「100以上かつ200より小さい」という範囲に含まれない場合には、制御部12は、ステップ300(S300)の処理に移り、ポイント値が「100以上かつ200より小さい」という範囲に含まれる場合には、制御部12は、ステップ500(S500)の処理に移る。
【0061】
ステップ300(S300)において、ステップ200(S200)で、ポイント値が「100以上かつ200より小さい」という範囲に含まれないと判定された場合に、制御部12は、ポイント値が「200以上」であるか否かを判定する。ポイント値が「200以上」でない場合、すなわち、「50より小さい」場合には、制御部12は処理を終了し、ポイント値が「200以上」である場合には、制御部12は、ステップ600(S600)の処理に移る。
【0062】
ステップ400(S400)において、ステップ100(S100)で、ポイント値が「50以上かつ100より小さい」という範囲に含まれると判定された場合に、制御部12は、第2および第3の押しボタン6b,6cを制限する処理を行なう。具体的には、第1の押しボタン6aの操作は有効なままにしておき、第2および第3の押しボタン6b,6cの操作を制限する。さらに、第1の押しボタン6aのランプを点灯して、第2および第3のボタン6b,6cのランプの点灯を制限して、遊技者に第2および第3の押しボタン6b,6cの操作が制限されたことを報知する。
【0063】
ステップ500(S500)において、ステップ200(S200)で、ポイント値が「100以上かつ200より小さい」という範囲に含まれると判定された場合に、制御部12は、第3の押しボタン6cを制限する処理を行なう。具体的には、第1および第2の押しボタン6a,6bの操作は有効なままにしておき、第3の押しボタン6cの操作を制限する。さらに、第1および第2の押しボタン6a,6bのランプを点灯して、第3のボタン6cのランプの点灯を制限して、遊技者に第3の押しボタン6cの操作が制限されたことを報知する。
【0064】
ステップ600(S600)において、ステップ300(S300)で、ポイント値が「200以上」であると判定された場合に、制御部12は、全ての押しボタン6a,6b,6cの制限を解除する処理を行なう。具体的には、全ての押しボタン6a,6b,6cの操作を有効なままにするととともに、押しボタン6a,6b,6cのランプを点灯して、遊技者に押しボタン6a,6b,6cの操作が有効化され、いずれのボタンの操作も制限されていないことを報知する。
(変形例1)
【0065】
上述した本実施例では特に限定はされないが、次のような変形例を採用することも可能である。
例えば、景品交換装置の外郭には窓部を備えず、景品貯留部1a内の景品が視認不可能な構成とする。その場合には、景品交換装置に備えられた押しボタン6a,6b,6cとその押しボタン6a,6b,6cに対応した景品を判別可能にする説明表示が設けられていることが好ましい。
その他の構成及び作用効果は、本実施例で説明した構成及び作用効果と同様であるので説明を割愛する。
(変形例2)
【0066】
その他の変形例として、図2に示す景品交換処理に代えて、図5で示す景品交換処理としてもよい。
図5で示す景品交換処理は、図2に示す景品交換処理のステップ50(S50)で処理される景品払出処理と、ステップ60(S60)で処理されるポイント減算処理の間に、ステップ65(S65)が追加されている。
図5で示す景品交換処理のステップ65(S65)において、制御部12は、ステップ60(S60)で減算した後の現在のポイント値が50ポイント以上であるか否かを判定する。
現在のポイント値が50ポイント以上である場合には、制御部12は、ステップ20(S20)の処理に戻り、現在のポイント値が50ポイント以上でない場合には、制御部12は、ステップ70(S70)の処理に移る。
その他の処理については、図2に示す景品交換処理と同様であるので説明を割愛する。
このような処理によって、払い出された景品に対応するポイント値を減算後の現在のポイント値が、再度、いずれかの景品に交換することが可能である大きさである場合に、継続して次の景品を選択して払い出すことができるので、記録媒体に予めたくさんのポイントが蓄積されていた場合には、遊技者は複数の景品の払い出しを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本発明による景品交換装置の概略正面図。
【図2】本発明による景品交換装置の制御系のフロー図(景品交換処理)。
【図3】本発明による景品交換装置の制御系のフロー図(制限処理)。
【図4】記録媒体に記録されるポイントが付与される条件を例示する一覧表。
【図5】本発明による景品交換装置の制御系のフロー図(景品交換処理)の変形例。
【符号の説明】
【0068】
6:選択操作手段
7:景品貯留手段
11:読み取り手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体に記録されたポイントを読み取る読み取り手段と、
各種景品を貯留する景品貯留手段を備え、かつ、
人為的に選択操作可能な選択操作手段、および前記選択操作手段が操作されると選択された景品を前記景品貯留手段から払い出す景品払出手段とを備えた景品選択払出手段と、
前記読み取り手段により読み取られたポイントに応じて前記景品選択払出手段を制限する制限手段とで構成されていることを特徴とする景品交換システム。
【請求項2】
記録媒体に記録されたポイントから払い出した景品に対応するポイントを減算した残りのポイントを記録媒体に書き込む書き込み手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の景品交換システム。
【請求項3】
記録媒体は、遊技機において特定の条件が成立したことにより付与されるポイントを記録することを特徴とする請求項1または2に記載の景品交換システム。
【請求項4】
記録媒体は、遊技機において特定の演出が発生したことを条件として付与されるポイントを記録することを特徴とする請求項3に記載の景品交換システム。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の景品交換システムを備えたことを特徴とする景品交換装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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