説明

木造建築物の制震装置

【課題】枠組壁工法においても枠組内で収まりよく使用でき、狭いフレーム面内でも施工可能とする。
【解決手段】枠組1において、中央の縦枠5の左右の各フレーム面内に2つのダンパー11をそれぞれ配置して、ダンパー11の軸方向の一端を枠組1の仕口部にそれぞれ取り付けると共に、ダンパー11の軸方向の他端に延長木材12を接続し、延長木材12の端部を、左右のダンパー11及び延長木材12が縦枠5を挟んだブレース状となるように縦枠5にそれぞれ取り付けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、枠組壁工法による木造建築物に設けられる制震装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、木造建築物においても制震装置を採用する施工例が増加しているが、木造建築物では設計寸法と実際の建上げ寸法との間に誤差が生じやすいため、現場においてそのような誤差に対応して取り付けできるようにするのが望ましい。そこで、本件出願人は、特許文献1において、現場での施工性を高めるために、粘弾性ダンパーの両端に軸状の延長木材を差し込み接合して、延長木材の長さ調整によって現場での誤差に対応して軸組内へブレース状に架設させる制震ダンパーの発明を提供している。また、特許文献2において、粘弾性ダンパーの両端に雄ネジ部を設けて一端にブレース体を接続し、他端に設けた雄ネジ部とブレース体に設けた雄ネジ部とをそれぞれ仕口部においてホールダウン金物を介して軸組内へブレース状に固定することで、ネジ部による固定位置の調整によって現場での誤差に対応可能とする制震ダンパーの発明を提供している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−203747号公報
【特許文献2】特開2009−228276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1,2に係る発明は、何れも軸組工法による木造建築物を対象としており、枠組壁工法には採用できない。枠組壁工法は軸組工法に比べて枠組の厚みが小さい場合があってサイズに制限を受けやすい上、枠組内にも縦枠が設けられるため、フレーム面が狭くなるからである。
【0005】
そこで、本発明は、枠組壁工法においても現場での施工性を高めるのは勿論、枠組内で収まりよく使用でき、狭いフレーム面内でも施工可能な木造建築物の制震装置を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上下の横架材と、左右の縦枠及びその中央の縦枠とを有する枠組内に架設され、軸方向の外力によって減衰性能を発揮するダンパーを備えた木造建築物の制震装置であって、中央の縦枠の左右の各フレーム面内に少なくとも1つのダンパーをそれぞれ配置して、ダンパーの軸方向の一端を、枠組の対角線上で対向する横架材と左右の縦枠との仕口部に取り付けると共に、ダンパーの軸方向の他端に延長木材を接続して、延長木材の端部を、左右のダンパー及び延長木材が中央の縦枠を挟んだブレース状となるように中央の縦枠にそれぞれ取り付けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、延長木材を接続したダンパーを各フレーム面内に2つずつ設けて、中央の縦枠を挟んだX状に配設したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、各フレーム面内で上下に位置する延長木材のそれぞれの端部同士を固定具によって連結し、固定具を中央の縦枠に固定したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3の構成において、中央の縦枠の左右に位置する一対の固定具を、中央の縦枠を貫通するボルトによって互いに連結したことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1の構成において、延長木材を接続したダンパーを各フレーム面内に1つずつ設けて、中央の縦枠を挟んだ一本のブレース状に配設したことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、各フレーム面内で延長木材の端部に固定具をそれぞれ連結し、固定具を中央の縦枠にそれぞれ固定したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、現場での建上げ寸法に対応でき、施工性が高まるのは勿論、厚みや左右幅が小さい枠組内でも収まりよく使用できる。従って、枠組壁工法の木造建築物であっても好適に採用可能となる。また、中央の縦枠を挟んで左右のダンパー及び延長木材がブレース状に接続される格好となるため、フレーム面が狭い枠組であっても十分な制震性能が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ダンパーが枠組内で両対角線上に架設される格好となり、より高い制震性能が期待できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、固定具によって延長木材の固定が容易に行えると共に、固定の信頼性も高まる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加えて、中央の縦枠を挟んだ固定具の固定が簡単に行える。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、制震装置に必要な部材や部品が少なくて済み、コスト面で有利となる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の効果に加えて、固定具によって延長木材の固定が容易に行えると共に、固定の信頼性も高まる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】形態1の制震装置を用いた枠組の説明図で、(A)が正面、(B)がフレーム面内の右側面をそれぞれ示す。
【図2】(A)はA部拡大図、(B)はB矢視図である。
【図3】(A)はC部拡大図、(B)はD矢視図である。
【図4】形態1の固定具の説明図で、(A)が正面、(B)が右側面をそれぞれ示す。
【図5】形態1の固定具の変更例の説明図で、(A)が正面、(B)が右側面をそれぞれ示す。
【図6】変更例の固定具の説明図で、(A)が正面、(B)が右側面をそれぞれ示す。
【図7】形態2の制震装置を用いた枠組の正面図である。
【図8】(A)はE部拡大図、(B)はF矢視図である。
【図9】形態2の固定具の説明図で、(A)が正面、(B)が右側面をそれぞれ示す。
【図10】形態2の固定具の変更例の説明図で、(A)が正面、(B)が右側面をそれぞれ示す。
【図11】変更例の固定具の説明図で、(A)が正面、(B)が右側面をそれぞれ示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、枠組壁工法による木造住宅の枠組部分の正面図で、上下の構造材(例えば床根太、床枠組等)6,6間に設けられる枠組1は、横架材である上枠2及び下枠3と、上下枠2,3の間で鉛直方向に立設される左右の縦枠4,4と、縦枠4,4の中間で鉛直方向に立設される中央の縦枠5とから形成されている。
そして、枠組1内に設けられる制震装置10は、縦枠5の左右のフレーム面内にそれぞれ2つずつ配置され、上下枠2,3と縦枠4,4との仕口部に一端が連結される4つのダンパー11,11・・と、各ダンパー11の他端へ延長状に接続される4本の延長木材12,12・・と、縦枠5の左右で上下に位置する延長木材12,12を縦枠5の中央部で固定する一対の固定具13,13とを含んでなる。
【0010】
まずダンパー11は、図2に示す如く、横断面矩形状の外管14と、その外管14より一回り小さい横断面矩形状で、外管14に一端側から同軸で部分的に遊挿される内管15と、両管14,15の重合部分で両管の間に介在されて両管との対向面がそれぞれ接着される粘弾性体(例えばスチレン系、図2の斜線部分)16とから形成された粘弾性ダンパーが採用されている。
このダンパー11は、内管15の端部が仕口部に連結される。すなわち、枠組1のフレーム面と直交する前後方向で内管15を前後に挟む一対のブラケット17,17を仕口部にビス止めすると共に、両ブラケット17,17と内管15とをピン18によって連結することで、ダンパー11の軸方向の一端を仕口部へ回転可能に軸着している。
【0011】
延長木材12は、ダンパー11の外管14側の端部に接続される。すなわち、延長木材12の一端に形成されたほぞ部19を外管14の端部に差し込み、延長木材12と外管14の端部とに跨って一対のプレート20,20で前後に挟み、ボルト21及びナット22でそれぞれ連結することで、延長木材12はダンパー11と延長状に接続される。なお、延長木材12は、無垢材の他、単板積層材や集積材が使用される。
【0012】
一方、延長木材12の他端を縦枠5に固定する固定具13は、図3,4にも示すように、上下の延長木材12,12における外側(外の縦枠4側)の側面を上下に跨って覆う帯状の背板部23と、その背板部23の上下で長手端縁に沿って折曲形成され、上下の延長木材12,12の前後面をそれぞれ覆う一対の側板部24,24とからなる。この背板部23を上下の延長木材12,12の端部側面にあてがって側板部24,24をビス25,25・・によってそれぞれ固定すると共に、左右の固定具13における背板部23の中央部同士を、縦枠5を左右方向に貫通するボルト26及びナット27によって緊締することで縦枠5の左右において上下の延長木材12,12の他端は、ボルト26が貫通する上下方向の間隔を残した互いの非接触状態で連結されて縦枠5に固定される。
【0013】
以上の如く構成された制震装置10においては、枠組1内に取り付ける場合、まず外管14側の端部に延長木材12を接続したダンパー11の内管15側の端部をブラケット17,17によって仕口部へ軸着する。このとき、縦枠5への当接状態で上下の延長木材12,12同士が干渉しないように、枠組1の高さ等に合わせて延長木材12の端部を切断する等して調整する。
そして、延長木材12の端部をそれぞれ縦枠5に当接させた状態で、固定具13を外側からあてがって側板部24をビス止めすると共に、左右の背板部23の中央部同士をボルト26及びナット27で固定する。これにより、制震装置10は枠組1内で縦枠5を中心としたX状に架設される。
【0014】
こうして制震装置10が取り付けられた枠組1においては、地震等によって水平な外力が反復して加わり、枠組1のフレーム面が変形すると、ダンパー11には軸方向に圧縮力と引張力とが交互に作用して、ダンパー11の外管14と内管15とが相反する軸方向へ動作する。この動作によって粘弾性体16を剪断変形させて減衰作用を生じさせることになる。
【0015】
このように、上記形態1の制震装置10によれば、縦枠5の左右の各フレーム面内に2つのダンパー11をそれぞれ配置して、ダンパー11の軸方向の一端を枠組1の仕口部にそれぞれ取り付けると共に、ダンパー11の軸方向の他端に延長木材12を接続し、延長木材12の端部を、左右のダンパー11及び延長木材12が縦枠5を挟んだブレース状となるように縦枠5にそれぞれ取り付けたことで、現場での建上げ寸法に対応でき、施工性が高まるのは勿論、厚みや左右幅が小さい枠組内でも収まりよく使用できる。従って、枠組壁工法の木造建築物であっても好適に採用可能となる。また、縦枠5を挟んで左右のダンパー11及び延長木材12がブレース状に接続される格好となるため、フレーム面が狭い枠組1であっても十分な制震性能が得られる。
【0016】
特にここでは、延長木材12を接続したダンパー11を各フレーム面内に2つずつ設けて、縦枠5を挟んだX状に配設しているので、ダンパー11が枠組1内で両対角線上に架設される格好となり、より高い制震性能が期待できる。
また、各フレーム面内で上下に位置する延長木材12,12のそれぞれの端部同士を固定具13によって連結し、固定具13を縦枠5に固定したことで、延長木材12の固定が容易に行えると共に、固定の信頼性も高まる。
さらに、縦枠5の左右に位置する一対の固定具13,13を、縦枠5を貫通するボルト26によって互いに連結しているので、縦枠5を挟んだ固定具13,13の固定が簡単に行える。
【0017】
なお、固定具は、図5,6に示す固定具13aのように側板部がない背板部のみの形状としてもよい。この場合は、固定具13aの上下部分がそれぞれ延長木材12,12の側面にビス25によって固定される。このようにすれば固定具の形状がシンプルとなって制震装置に係るコストが抑えられ、フレーム面と直交する厚み方向の寸法も小さくて済む。但し、形態1のように側板部があるコ字状として延長木材の端部を抱持させた方が、延長木材12のフレーム面外へのはらみ出しを防ぐ効果は大きくなる。
【0018】
次に他の形態を説明する。但し、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
[形態2]
図7に示す枠組1において、制震装置10aは、縦枠5の左右に1つずつ配置され、枠組1の対角線上に対向する一対の仕口部に一端が連結される2つのダンパー11,11と、各ダンパー11の他端へ延長状に連結される2本の延長木材12,12と、縦枠5の左右において各延長木材12の端部を縦枠5へ固定する固定具28とを含んでなる。ダンパー11の構造及び仕口部への取付構造、ダンパー11への延長木材12の連結構造は形態1と同じである。
【0019】
ここで用いられる固定具28は、図8,9にも示すように、延長木材12の側面に当接する帯状の背板部29と、背板部29の一端側で長手端縁に沿って折曲形成され、延長木材12の前後面を挟む一対の側板部30,30とからなるコ字状で、背板部29の他端側に、一端側で延長木材12を抱持した状態で縦枠5の側面に当接する取付部31が形成されている。
【0020】
以上の如く構成された制震装置10aにおいては、枠組1内に取り付ける場合、まず外管14側の端部に延長木材12を連結したダンパー11の内管15側の端部をブラケット17,17によって仕口部へ軸着する。このとき、縦枠5への当接状態で左右の延長木材12,12が同一直線上から大きくずれないように、枠組1の高さ等に合わせて延長木材12の端部を切断する等して調整する。
そして、延長木材12の端部をそれぞれ縦枠5に当接させた状態で、固定具28を外側からあてがって側板部30をビス25,25・・によって固定すると共に、取付部31を貫通させたビス32,32・・を縦枠5及び反対側の延長木材12までねじ込む。これにより、制震装置10aは枠組1内でブレース状に架設される。
【0021】
このように、上記形態2の制震装置10aにおいても、縦枠5の左右の各フレーム面内に1つのダンパー11をそれぞれ配置して、ダンパー11の軸方向の一端を、枠組1の対角線上で対向する仕口部に取り付けると共に、ダンパー11の軸方向の他端に延長木材12を接続して、延長木材12の端部を、左右のダンパー11及び延長木材12が縦枠5を挟んだブレース状となるように縦枠5にそれぞれ取り付けたことで、現場での建上げ寸法に対応でき、施工性が高まるのは勿論、厚みや左右幅が小さい枠組1内でも収まりよく使用できる。従って、枠組壁工法の木造建築物であっても好適に採用可能となる。また、縦枠5を挟んで左右のダンパー11及び延長木材12がブレース状に接続される格好となるため、フレーム面が狭い枠組1であっても十分な制震性能が得られる。
【0022】
特にここでは、延長木材12を接続したダンパー11を各フレーム面内に1つずつ設けて、縦枠5を挟んだ一本のブレース状に配設しているので、形態1の制震装置10と比較して必要な部材や部品が略半分で済み、コスト面で有利となる。
また、各フレーム面内で延長木材12の端部に固定具28をそれぞれ連結し、固定具28を縦枠5にそれぞれ固定したことで、固定具28によって延長木材12の固定が容易に行えると共に、固定の信頼性も高まる。
【0023】
なお、ここでの固定具も、図10,11に示す固定具28aのように側板部がない背板部のみの形状としてもよい。また、ダンパー及び延長木材は逆の対角線上に配設しても差し支えない。
そして、形態1,2に共通して、固定具は側板部をなくす以外に、逆に側板部を中央の縦枠に跨るまで長くして当該縦枠とも連結するように変更してもよい。
但し固定具は必ずしも必要ではなく、固定具を用いずに延長木材の端部をボルトやビスによって直接中央の縦枠へ固定することは可能である。
【符号の説明】
【0024】
1・・枠組、2・・上枠、3・・下枠、4,5・・縦枠、10,10a・・制震装置、11・・ダンパー、12・・延長木材、13,13a,28,28a・・固定具、14・・外管、15・・内管、16・・粘弾性体、21,26・・ボルト、22,27・・ナット、23,29・・背板部、24,30・・側板部、25,32・・ビス、31・・取付部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下の横架材と、左右の縦枠及びその中央の縦枠とを有する枠組内に架設され、軸方向の外力によって減衰性能を発揮するダンパーを備えた木造建築物の制震装置であって、
前記中央の縦枠の左右の各フレーム面内に少なくとも1つの前記ダンパーをそれぞれ配置して、前記ダンパーの軸方向の一端を、前記枠組の対角線上で対向する前記横架材と左右の縦枠との仕口部に取り付けると共に、前記ダンパーの軸方向の他端に延長木材を接続して、前記延長木材の端部を、左右の前記ダンパー及び延長木材が前記中央の縦枠を挟んだブレース状となるように前記中央の縦枠にそれぞれ取り付けたことを特徴とする木造建築物の制震装置。
【請求項2】
前記延長木材を接続した前記ダンパーを前記各フレーム面内に2つずつ設けて、前記中央の縦枠を挟んだX状に配設したことを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の制震装置。
【請求項3】
前記各フレーム面内で上下に位置する前記延長木材のそれぞれの端部同士を固定具によって連結し、前記固定具を前記中央の縦枠に固定したことを特徴とする請求項2に記載の木造建築物の制震装置。
【請求項4】
前記中央の縦枠の左右に位置する一対の前記固定具を、前記中央の縦枠を貫通するボルトによって互いに連結したことを特徴とする請求項3に記載の木造建築物の制震装置。
【請求項5】
前記延長木材を接続した前記ダンパーを前記各フレーム面内に1つずつ設けて、前記中央の縦枠を挟んだ一本のブレース状に配設したことを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の制震装置。
【請求項6】
前記各フレーム面内で前記延長木材の端部に固定具をそれぞれ連結し、前記固定具を前記中央の縦枠にそれぞれ固定したことを特徴とする請求項5に記載の木造建築物の制震装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−190620(P2011−190620A)
【公開日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−58050(P2010−58050)
【出願日】平成22年3月15日(2010.3.15)
【出願人】(000219602)東海ゴム工業株式会社 (1,983)
【Fターム(参考)】