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Fターム[2E139BA14]の内容

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【課題】構造物の平面的な捩れ及び高さ方向の剛性差を制御することができる制震構造物を提供することである。
【解決手段】第1の構造物6と、前記第1の構造物よりも高さが低く、かつ剛性が大きい第2の構造物4とを備え、前記第1の構造物は、上層階において水平方向に張り出し前記第2の構造物の少なくとも一部に覆い被さる張出部8を有し、前記第2の構造物は、前記張出部の階下部分10を鉛直方向に支持し、かつ前記張出部との間の水平方向のの変位に追従する水平支承14を上部に備える。 (もっと読む)


【課題】従来の制振装置に較べて減衰量を増大して、制振効果を向上させる建築物の制振装置を実現する。
【解決手段】ワイヤ6、建築物4に設けられた減衰器7及び2組の滑車群11、12を備え、ワイヤ6の途中にワイヤ6と建築物4の相対的な移動量に応じた減衰力を生じる減衰器7を介装し、ワイヤ6の両端側を、それぞれ滑車群11、12を介して張設し、両端部は、建築物4の左右に固定し、ワイヤ6の両端側は、それぞれ固定した端部から、滑車群11、12を構成する複数の滑車16〜18間を蛇行するように往復して張設され、減衰器7に向けて延びている。 (もっと読む)


【課題】剛性の異なる2つの構造物の間を制振部材で連結することにより制振する制振建物において、風荷重などの静的な荷重が作用する場合であっても低剛性の構造物に大きな変形が生じないようにする。
【解決手段】制振建物10は、異なる固有周期を有する外部構造20及び内部構造30と、一以上の高さ位置において内部構造30と外部構造20とを連結するように設置され、内部構造30と外部構造20との相対変位に応じて、変形することにより振動エネルギーを吸収する制振ダンパー41と、制振ダンパー41の変形を許容した状態と、制振ダンパー41の変形を拘束した状態とを実現しうるロック手段42と、を備える。 (もっと読む)


【課題】トーションバースプリングの捩じり構造に工夫を加えることにより、高いダンパー効果が得られ、しかもコンパクト性にも優れたトーションダンパーを提供することを課題とする。
【解決手段】トーションバースプリング11、トーションバースプリング11の一端部を回転不可能な状態に収納したスプリングホルダー12、ロータリダンパー13、一対の傘歯車39、48を収納したギヤボックス30、トーションバースプリング11の捩じり端部18に捩じり荷重を加える回転リンク14、スプリングホルダー12に取り付けられた逆回転リンク15によって構成され、回転リンク14と逆回転リンク15に逆トルクを加えることにより、傘歯車39、48を経てトーションバースプリング11の捩じり端部に捩じり荷重を加え、その捩じり回転によってロータリダンパー13を回転させダンパー効果を発揮させるようにした。 (もっと読む)


【課題】施工が容易であるとともに、制震ブレースによる制震性能の効率を最大限に発揮できる制震構造等を提供する。
【解決手段】オイルダンパーをブレース材の一方の端部に設けた一対の制震ブレースをX字状に交差して配置し制震構造1を構成する。一方の制震ブレース10−1の中間部では、第1ブレース材13−1aと第2ブレース材13−1bの間に、側面に開口部26を有する貫通箱20が設けられ、他方の制震ブレース10−2が、貫通箱20の開口部26を、貫通箱20に固定されずに貫通して配置される。貫通箱20の開口部26は、制震ブレース10−1のオイルダンパーが伸縮した際に、交差方向側板25−a1、25−b1(25−a2、25−b2)が、制震ブレース10−2のブレース材13−2に接触しないように定める。 (もっと読む)


【課題】定着部の変形性能を高めて鉄筋定着部のエネルギー吸収機能が得られるようにした鉄筋ダンパー定着構造及び耐震工法を提供する。
【解決手段】構造物母材1内に施工されたさや管30内に充填された粘性体40を通して鉄筋を挿入施工してダンパー定着部50とし、粘性体の粘性抵抗により鉄筋の定着力を得るようにする。 (もっと読む)


【課題】構成が極めて簡素で安価であり、既存の建物に対しても簡単に取り付けることができ、また、メンテナンス作業を簡単に行い得る制振装置を提供する。
【解決手段】建物の架構Fの一の柱材C1に固定された第一固定部1と、他の柱材C2に固定された第二固定部2と、筒心を架構面Pに対し垂直に向けて第一固定部1に設けられた筒部と、軸心を架構面Pに対し垂直に向けて第二固定部2に設けられた軸部4と、これら筒部と軸部4との環状の隙間に介在した緩衝部と、この緩衝部を保持する保持部6と、から制振装置10を構成した。 (もっと読む)


【課題】
建物に作用する常時荷重や地震荷重に対して主要構造部材としての十分な剛性・耐力を保持し、それに加えて新規の原理に基づく高減衰効果のある制振機能を持たせたプレキャスト部材を提供すること。
【解決手段】
部材端部の主筋に塗布または取付けられた粘弾性材料が、プレテンション方式にて主筋が緊張されてコンクリートにプレストレスが導入され、前記主筋のめり込みにより予め負のせん断変形が生じていて、地震荷重を受けたとき、前記負のせん断変形よりも大きい正負繰返しのせん断変形を生じてエネルギーを吸収するエネルギー吸収型プレキャストコンクリート部材とした。 (もっと読む)


【課題】木造住宅等の比較的軽量建築物にも摘要し得る有効な免震装置を提供する。
【解決手段】下側支持部材2に回転自在に軸支した下側ローラー5の上部に、上下ローラーが移動可能で凹面を交差するよう上下に持つ板状案内部材6を設けて、その上部に、上側支持部材3に回転自在に軸支した上側ローラー5aを、下側ローラーに交差するように構成し、各部を当接した免震装置。ローラーを交差することで全水平方向の動きに対応している。板状案内部材を設置することで交差するローラーの荷重伝達の接点が増え重荷重にも耐えられる。また、板状案内部材は上下共平らな面で、上下ローラーの回転軸を偏芯軸とすることでも同じ効果がある。また、上下を中空ローラーとして、内部に粘性体を挿入して、ローラーの回転に減衰力を得ることも出来る。また、ローラーの外部に増速ギヤ−、電磁ブレーキ装置等を接続して、風力対策も可能になる。 (もっと読む)


【課題】煩雑な演算を行うことなく簡易な構成で生活振動から地震による振動までの広い範囲の振動を減衰することができる制振システムを適用することを目的とする。
【解決手段】緊急地震速報を受信した場合に、ダンパの減衰レベルを地震モードに切換る(100〜102)と共に、震度情報に応じた減衰力になるようにダンパの減衰力を調整する(103)。そして、余震を含む地震が終了すると考えられる期間経過後に、生活振動減衰レベルに戻す(104〜106)。 (もっと読む)


【課題】外部建物の内側に構造体を構築し、これらを制震部材により連結する制震建物において、外部建物内に構築される構造体を有効利用する。
【解決手段】制震建物10は、内部に鉛直方向に延びるボイド空間40を有する外部建物20と、ボイド空間40内に外部建物20との間に隙間を設けるように構築され、外部建物20に比べて剛性の高い、立体駐車場として利用される内部建物30と、外部建物20と内部建物30との間を結ぶように設けられた制震ダンパー41と、を備え、内部建物30は、少なくとも一部が壁構造であり、外部建物20は、少なくとも一部がラーメン構造であり、内部建物30は鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造であり、外部建物20の梁剛性が、当該外部建物20を単独の構造物とした場合に、この構造物が設計地震に対して自立し得ない大きさに設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】免震装置を介して設置された建屋の上下方向の振動応答を低減する。
【解決手段】床3上に免震装置4を介して支持された基礎版5と、基礎版5上に一体に連結された主構造体6と、基礎版5を介して入力される第一の上下振動から、主構造体の振動を抑制するような第二の上下振動を発生するマスダンパー7とを有し、主構造体6内には、第一の上下振動に近似した固有振動数の機器9が配置されている免震構造物。 (もっと読む)


【課題】窓や出入り口などの開口部を様々な態様で設けられる高い設計の自由度に加え、大きな制震性能を発揮する制震建物を提供する。
【解決手段】ユニット建物B1を構成する建物ユニットが小割にした大きさの小割建物ユニット1aと1b,2aと2b,3aと3b,4aと4bの組合せとされ、小割建物ユニット1a,2a,3a,4aの柱梁架構K2内に制震装置としての油圧ダンパーが斜めにそれぞれ架設された構成とされている。 (もっと読む)


【課題】ホーム上の柱の高さや線路上空建物の階高を抑えたうえで、線路上空の建築限界に対応するように、隣設のホーム上の柱の間に梁を架設できる、免震化された駅の構造を提供する。
【解決手段】積層ゴム支承7が、線路2の両側に建てられた柱5と該柱5に支持された線路上空建物4との間に設けられることにより免震化された駅1の構造であって、線路2の両側に建てられた柱5の間に架設された梁10を備え、該梁10は、柱5から横方向に直線的に延びてから上側に曲がり、線路上方において横方向に直線的に延びるように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 塔身と木製心柱とが独立して挙動する木造多重塔において、地震や台風等により木造多重塔が振動しても、木製心柱の損傷を抑制する制振構造を提供する。
【解決手段】 塔身4と、その内部に設置されて前記塔身4と独立に挙動する木製心柱2と、を有する木造多重塔1の振動を制御する構造において、木造多重塔1の振動発生時に、木製心柱2における相輪2a頂部の変位を吸収するダンパーを、木製心柱2と塔身4の相対変位の最も大きな位置に設置した。このダンパー10により、木製心柱2と塔身4の相対変位は、ダンパー10に吸収され、木製心柱2の損傷を抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】平面計画上の制約が少なく一般の建物に広く適用可能な有効適切な制振構造を提供する。
【解決手段】下層部に制振階を設定してそこに制振装置10を集約して設置する。制振階における柱を上層部における柱よりも小断面として制振階の層剛性を上層部よりも低下させる。制振階における柱1の柱主筋をその直上階の柱2の柱主筋の内側に配筋した状態で双方の柱主筋をパネルゾーンに定着して双方の柱を接合する。制振階の柱を高強度ないし超高強度コンクリートおよび高強度ないし超高強度鉄筋による鉄筋コンクリート柱とし、さらに補強鋼材により被覆する。制振階の柱および梁により構成される架構フレームの内側に鋼製フレームを固定し、その内側に制振装置を設置する。 (もっと読む)


【課題】第1水平方向に間隔を置かれた2つの柱のうち一方の柱から第2水平方向に隔てられた位置と他方の柱から前記第2水平方向に隔てられた位置との間の空間に耐震壁を存在させることなく、地震時に各柱に作用する振動エネルギーを吸収できるようにし、前記空間を有効に利用できるようにすること。
【解決手段】建物は、第1水平方向に間隔を置かれた2つの第1柱であって一方の第1柱が、第2水平方向に隣接する第1領域及び第2領域をもつ面を有し、他方の第1柱が、前記第2水平方向に隣接する第1領域及び第2領域をもつ、前記面と向き合う面を有する2つの第1柱と、前記一方の第1柱の前記第2領域と前記他方の第1柱の前記第2領域との間の複数の第3柱と、一方の最外側の第3柱と前記一方の第1柱の前記第2領域との間の第1ダンパーと、他方の最外側の第3柱と前記他方の第1柱の前記第2領域との間の第2ダンパーとを含む。 (もっと読む)


【課題】構造部材の断面や重量を変更することなく、上下部梁間または床間に設置した制振手段に生じる変形量を増大させて振動エネルギーの吸収効果を高めることが可能となる建物床の上下振動制振システムを提供する。
【解決手段】建物10の上下部梁・床12a、12b間に、これら上下部の梁・床12a、12bの相対的な上下振動を吸収する制振手段13を設置するとともに、制振手段13の設置階11の上下部梁・床12a、12b間、または設置階11の上階の上下部梁間若しくは床間、または下階の上下部梁間若しくは床間に、上記制振手段の設置階の上記上下部梁または床の固有振動数の差を増加させる鉛直材14を設置した。 (もっと読む)


【課題】新たな積層式ダンパ装置を提供する。
【解決手段】この装置Dは、2枚のトラスコアからなるトラスコア組立体とトラスコア組立体の両面にそれぞれ対接して配置された平板形状の保持部材とからなる複数の第1のトラスコア複合体1と、トラスコア組立体が各トラスコアに複数のオリフィスが形成されて、弾性材からなる密封可能なフレキシブル袋内に組み込まれ、当該袋内に油が収容されてなる複数の第2のトラスコア複合体2とを備え、これら第1、第2のトラスコア複合体1、2が交互に並列に積層されて一体的に組み立てられる。 (もっと読む)


【課題】小型で且つ簡単な構造で、固有振動数を広い範囲で容易に調整することが可能であり、ダンパーを使用せずとも減衰性能を有することができ、既存の構造物に対しても容易に設置することができるロッキングを利用した動吸振器を提供すること。
【解決手段】円弧状の底面を有し、重心位置が円弧の曲率半径中心よりも下方にあり、底面のロッキング振動を減衰させる減衰機構を有しており、減衰機構が底面と設置面との間に配設された減衰器からなり、減衰器が、底面の両端部において該底面と設置面との間に夫々配設されるとともに内部に液体が封入された2つの袋体と、該2つの袋体間の液体の流動を許容するように該袋体同士を連通連結する管とからなることを特徴とするロッキングを利用した動吸振器とする。 (もっと読む)


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