説明

Fターム[2E139BA15]の内容

Fターム[2E139BA15]に分類される特許

1 - 20 / 28


【課題】トーションバースプリングの捩じり構造に工夫を加えることにより、高いダンパー効果が得られ、しかもコンパクト性にも優れたトーションダンパーを提供することを課題とする。
【解決手段】トーションバースプリング11、トーションバースプリング11の一端部を回転不可能な状態に収納したスプリングホルダー12、ロータリダンパー13、一対の傘歯車39、48を収納したギヤボックス30、トーションバースプリング11の捩じり端部18に捩じり荷重を加える回転リンク14、スプリングホルダー12に取り付けられた逆回転リンク15によって構成され、回転リンク14と逆回転リンク15に逆トルクを加えることにより、傘歯車39、48を経てトーションバースプリング11の捩じり端部に捩じり荷重を加え、その捩じり回転によってロータリダンパー13を回転させダンパー効果を発揮させるようにした。 (もっと読む)


【課題】小型でかつ加えられた振動をフライホイールによる慣性モーメントと磁気粘性流体で調整可能な抵抗力とで減衰でき、更に磁気粘性流体攪拌用の振動を与えなくても磁性粘性流体が機能を発揮するようにする。
【解決手段】減衰装置1は、第1のシリンダー10と第2のシリンダー20とで形成されたケーシング30を備える。第1のシリンダー10に進退動できるスリーブ40が配置され、スリーブ40にはボールナット42が取り付けられ、スリーブ40の進退動はボールねじ43で回転運動に変換され第2のシリンダー20内のフライホイール50を回転させる。フライホイール50と第2のシリンダー20の内面と間に密閉領域46が形成され、磁気粘性流体49が封入されている。第2のシリンダー20の内周にはフライホイール50を磁気回路の一部として密閉領域46を横切る強度調整可能な磁場Mを形成する磁場形成手段60が配置されている。 (もっと読む)


【課題】建物壁空間に配置した制震壁による建物柱の震動減衰、延いては構造物の震動減衰を効果的に行うことができる制震構造物を提供すること。
【解決手段】制震構造物1は、互いに平行となって並置されていると共に夫々直立されたH型鋼からなる一対の建物柱2及び3と、一対の建物柱2及び3を水平方向Hにおいて橋絡して互いに平行となって並置されていると共に夫々リブ部材4により補強されたH型鋼からなる一対の建物梁5及び6と、ラーメン構造となった一対の建物柱2及び3並びに建物梁5及び6により規定された建物壁空間7に水平方向Hにおいて建物柱2及び3間及び上下方向Vにおいて建物梁5及び6間に配されていると共に建物壁空間7の鉛直面内での一対の建物柱2及び3の水平方向Hの震動を減衰する制震壁8とを具備している。 (もっと読む)


【課題】従来のプール状の免震ピットの代わりに、液体を閉じ込める形態をした免震層を設けることにより、従来の浮体式免震構造に比し同等以上の機能をもたせつつ、コンパクトで経済的な免震機構を提供することを目的とする。
【解決手段】浮体構造物本体と地盤の間に、免震装置を備え、シール材で囲まれ液体を閉じ込める免震層を設ける。免震層側面等に弾性機能を持たせ、免震層に注入される加圧液体と、その液体を加圧調整するための液体加圧機構を設けて部分浮体式免震構造とする。免震層の上部等に空気層と液体層からなり抵抗体を備える流体室を設ける。さらに流体室に圧搾空気を送り込むための圧搾空気機構を設けて完全浮体式免震構造への移行を可能とする。また鉛直方向の免震性能向上等において浮体構造物本体外部に空気室を設ける。 (もっと読む)


【課題】制震手段の点検が容易な建物を提供する。
【解決手段】内壁パネル114のダンパ74と対向する部分に点検口118を形成し、点検口118は、通常は蓋119で閉塞する。ダンパ74を点検する際には、蓋119を外して点検口118を開放することで、ダンパ74を容易に点検することができる。 (もっと読む)


【課題】ねじれ振動を防止することができる構造体の連結制震構造を提供する。
【解決手段】重心位置の異なる2つの構造体A、Bを複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造10であって、軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパー12を、その軸方向の延長線上に一方の構造体Aの重心が位置するように設置した。この場合、この一方の構造体にはこれら2つの軸抵抗型ダンパーによるねじりモーメントは作用しない。 (もっと読む)


【課題】床下空間に人が立ち入ることができる二重床を有する建物構造、建物及び免震建物を提供する。
【解決手段】梁22の下部に床スラブ34が設けられ、床スラブ34と床スラブ34に支持された床部36との間には、人の立ち入り可能な高さの床下空間50が形成されている。よって、床下空間50に敷設されている設備用ケーブルや設備用機器などのメンテナンス作業を、人が床下空間50に立ち入って行うことができる。 (もっと読む)


【課題】建物壁空間に配置した制震壁による建物柱の震動減衰、延いては構造物の震動減衰を効果的に行うことができる制震構造物を提供すること。
【解決手段】制震構造物1は、互いに平行となって並置されていると共に夫々直立されたH型鋼からなる一対の建物柱と、一対の建物柱を水平方向において橋絡して互いに平行となって並置されていると共に夫々リブ部材により補強されたH型鋼からなる一対の建物梁、一対の建物柱並びに建物梁により規定された建物壁空間に上下方向において建物梁間に配されていると共に建物壁空間の鉛直面内での一対の建物柱の水平方向の震動を減衰する制震壁とを具備している。 (もっと読む)


【課題】下部材と上部材との間に設けられて、下部材と上部材との上下方向の相対移動を低減することが可能なダンパー及び建築物を提供する。
【解決手段】傾斜部材24は、下部材12と上部材16との間に斜めに配置され、傾斜部材24の上端部が上下移動したときに、傾斜部材24の下端部及び抵抗板26が横移動する。粘性層44は、抵抗板26の横移動に伴って生じるせん断変形によって粘性抵抗を抵抗板26に与える。よって、下部材12と上部材16との上下方向の相対移動を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】より簡単な構造の免震構造物を提供する。
【解決手段】免震構造物1は、地表面が掘削された掘込みAに形成され、液体を貯留可能な土槽10と、土槽10の底面10a上に設けられ、構築物Bの水平移動を許容し且つ構築物Bの鉛直荷重を支える水平移動装置11と、土槽10内に充填され、粘性により構築物Bの水平振動を減衰させる粘性液体12とを有している。水平移動装置11は、構築物Bの鉛直荷重を支え転動可能な複数の球体20と、複数の球体20を収容し囲む枠体21を有している。 (もっと読む)


【課題】超高層建物等の制震構造化に用いられる粘性制震壁の減衰性能の安定化および強力化を図り、装置のコストパフォ−マンスを高め、より高性能の制震構造建物の実現に寄与する。
【解決手段】建築物およびその他の構造物の上階と下階を結ぶ壁部材であり、粘性制震壁の立ち上がり壁(外壁鋼板)31の両端部に孔34を設け、その外側に粘性流体5が充填される水平連通管路35を設ける。併せて、垂下壁(内壁鋼板)と立ち上がり壁(外壁鋼板)を利用した摩擦ダンパー機能を付加することにより、粘性抵抗機構の安定化、抵抗力のアップ、温度による抵抗力変動比率の低減を図る。 (もっと読む)


高い構造緩衝性を有し、簡単な構造を有し、および耐腐食性対策のために多くの費用を要求しない支持構造を完成させるために、少なくとも一つの支持要素(2)を有する支持構造(1)において、支持要素(2)が少なくとも一つの空洞部(5)および、この空洞部と通じる少なくとも一つのロッド(4)を備え、その際、空洞部(5)が物質で満たされており、その際、支持要素(2)が変形されると、ロッド(4)がその長手方向の延在に沿って支持要素(2)に対して相対的にスライド可能であり、その際、ロッド(4)が少なくとも一箇所において支持要素(2)に対してスライド不可能に固定されており、および、支持要素(2)に対する相対的スライドの発生の際に、このロッドがエネルギーを消散させるよう形成されている支持構造(1)が提案される。
(もっと読む)


【課題】簡単な構成で壁内に筋交い状に又は柱に該柱と略平行であって略鉛直方向に伸びて設置できて価格を低減でき、しかも、揺動において異音の発生のない吸振器を提供すること。
【解決手段】吸振器7は、円筒部材からなる中空の外側の長尺体21と、同じく円筒部材からなる中空の内側の長尺体22と、長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の円筒状の隙間25に、これら長尺体21及び22の内面23及び外面24に夫々接触して配された粘性体26と、開口端27側の一端部28を有する長尺体21の軸方向Xの閉塞側の他端部29及び長尺体22の閉塞側の一端部30の夫々に固着された矩形状の取付板部材31及び32と、長尺体21の一端部28における長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の隙間25を保持する保持手段33とを具備している。 (もっと読む)


【課題】地震などにより振動が生じた際に、効率よく振動を減衰させることができる。
【解決手段】免震構造物1の免震ピット2の底部2aに形成された凹部2cがなす貯液槽11と、貯水槽11に収容された水などの液体12と、液体12中に配設された透水構造体13と、構造物本体4に固定されて、透水構造体13を所定範囲の水平方向に移動可能に保持する保持部材14と、貯液槽11の底部11aに設置され、透水構造体13の底面13aと接するベアリング15とから構成される減衰装置5を免震構造物1に設置する。保持部材14は、複数の水平バネ21と、水平バネ21の一方の端部を構造物本体4に固定する水平バネ固定部材22と、水平バネ21の他方の端部と透水構造体13とを連結する透水構造体連結部材23とから構成される。 (もっと読む)


【課題】 簡易な手順により構造体の特定の振動モードである特定振動モードでの固有振動数を同定する固有振動数同定方法を提供しようとする。
【解決手段】
従来の固有振動数同定方法にかわって、固有振動数同定方法を、バネ付きマスダンパーを構造体の特定の箇所での特定振動モードで相対変位をする2点間に前記ネジ送り方向を相対変位する向きに沿わせる様に接続し、前記バネ付きマスダンパーのダンパー固有振動数ωrを変化させながら前記バネ付きマスダンパーの振動データを前記ダンパー固有振動数ωrに対応させてデータ取得し、前記振動データを用いて建物の特定振動モードでの固有振動数ωnを決定するものとした。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータが故障した場合であっても、制振対象物の振動を十分に抑制することが可能な制振装置を実現する。
【解決手段】制振装置10は、建物100の固有周期を長周期化させる免震支承体20と、地盤110と建物100とに固定され、該建物100の振動を制振する制振機構30とを有し、制振機構30は、その先端部を所定方向に変位させるアクチュエータ31と、前記所定方向に沿って伸縮して建物100に減衰力を付加し、伸縮方向一端部が前記先端部に固定されたダンパ32と、を有する。 (もっと読む)


【課題】構造物本体が水中に配設されない免震構造物または制震構造物の構造物本体の水平挙動を透水構造体が液体中を相対移動して減衰させる。
【解決手段】構造物本体4が液体12中に配設されない免震構造物1aに、液体12を収容した貯液槽11と、透水性能を有し液体12中に配設されて液体12中を相対移動して液体12との間で振動を減衰させる透水構造体13と、透水構造体13を構造物本体4に連結する連結部材14aとを備えた制震ダンパー5aを配設する。構造物本体4が地震などで振動すると、構造物本体4に連結された透水構造体13は液体12中を相対移動し、液体12との間に摩擦を生じさせて振動エネルギーを吸収し、透水構造体13及び構造物本体4の振動を減衰させる。 (もっと読む)


【課題】建物の曲げ変形を抑え効果的に大きな制震効果を得る。
【解決手段】柱510には上方に引き抜く方向に軸力が作用するが、制震装置700によって柱510には下方に押さえつける方向に軸力が加わる。一方、柱518には下に押さえつける方向に軸力が作用するが、制震装置710によって柱518には上方に引き抜く方向に軸力が加わる。したがって、柱510、518の軸方向の変形が拘束されるので、建物500全体の曲げ変形が抑制され、その結果、大きな制震効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】壁空間を有効に利用し得て、しかも、大きな制震機能を得ることができ、下側水平部材及び上側水平部材のうちの少なく一方と一対の柱との連結部での極端な応力集中を避けることができて、連結部での早期の損壊を低減できる制震壁取付構造及び該制震壁取付構造を具備した建物を提供すること。
【解決手段】制震壁取付構造1は、一対の鉛直柱11及び12と、下梁13と、一対の鉛直柱11及び12及び下梁13と共に壁空間14を形成している上梁15と、壁空間14に配されている下端部16及び下端部16に対して壁空間14の面内で水平方向Hに可動な上端部17を有し、下端部16に対する壁空間14の面内での上端部17の移動に対する減衰力を発生する制震壁18と、制震壁18の下端部16を下梁13に、制震壁18の上端部17を上梁15に連結する連結手段19とを具備している。 (もっと読む)


【課題】高層ビルディング等のせん断変形が主となる構造物の耐震性能を向上させること。
【解決手段】下部構造の上に上部構造を支持させると共に、同上部構造は、主に骨組み構造で主たる鉛直荷重と水平荷重に抵抗する構造物であって、上部構造は、固定端側となる最下層階を下部構造に固定させた複数の階層からなる固定端側階層部と、同固定端側階層部の上層階を形成する折曲部形成階層と、同折曲部形成階層が形成する上層階まで複数の階層からなりかつ自由端側となる最下層階を下部構造に水平移動自在に支持させた自由端側階層部とから、一体の片持ちせん断構造体となしている。そのため、下端を固定した従来のせん断構造体に比べると、本発明の折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期に関係する力学上の階数は高さ方向の階数の約2倍となる。そして、せん断構造体の固有周期は階数に比例して増加するので、本発明の折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期は、従来のせん断構造体の固有周期の約2倍になる。 (もっと読む)


1 - 20 / 28