説明

枠付き容器用物品払出し装置

【課題】払出し容器から物品を自動的に払い出すことができる払出し容器用物品払出し装置を提供する。
【解決手段】本発明は、ボックスパレット20などの枠付き容器内に積載された物品30を払い出すための物品払出し装置1において、ボックスパレットが載置される第1部分3、および、第1部分の一縁部から略垂直に延びる第2部分4からなる、傾動可能に支持された本体2と、第2部分に設けられた、第1部分の側の面を搬送面とするコンベヤ機構8と、ボックスパレットが第1部分に載置された状態で本体が払出し姿勢に傾動されたときに、ボックスパレットにおける左右の垂直側板22a、22cを支持して、ボックスパレットを固定し物品のみを払出すと共に、ボックスパレットがコンベヤ機構の搬送面と非接触状態となるようにする支持部材9、10とを備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボックスパレットのような枠付き容器に積載された物品を払い出すためのボックスパレット用物品払出し装置に関する。
【背景技術】
【0002】
カゴ車などと称される折り畳み式ボックスパレットなどの枠付き容器に積載された物品を払い出すために、従来、人手により運び出す手法がとられている。この手法では、例えば従事者が枠付き容器と払出し台との間に立ち、枠付き容器から物品を持ち上げ、払出し台の方向へ向きを変え、払出し台に物品を置く、などの作業が必要となる。これらの作業は従事者に相当の肉体的負荷を要するため、枠付き容器から物品を自動的に払い出すことができる手法が望まれている。
【0003】
一方、野菜やおしぼりなどの小物類を積載した、手運びできる程度の大きさのコンテナを反転させて内容物を取り出すという作業において、上記作業と類似したニーズがある。このニーズに応えるべく、例えば特許文献1には、ベルトコンベアが旋回支点を中心として鉛直方向から水平方向に回転可能に設置されたコンテナ反転装置が開示されている。このコンテナ反転装置は、ベルトコンベアが鉛直方向に向いた状態で複数のコンテナをベルトコンベアに沿って鉛直方向に積載させる。そして、ベルトコンベア上にコンテナが載置されるようにベルトコンベアを水平方向に回転させ、ベルトコンベアを駆動させることで、複数のコンテナを自動的に順次送り出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−239453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のコンテナ反転装置を、上述の枠付き容器からの物品の払出し作業に適用するには問題があった。すなわち、特許文献1に記載のコンテナ反転装置は、小物類が積載されたコンテナ自体を移動させるものであるので、枠付き容器の場合には、積載された物品のみならず枠付き容器も送り出されることになり、枠付き容器から物品のみを自動的に払い出すことができないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記の問題点を解決し、枠付き容器から物品を自動的に払い出すことができる枠付き容器用物品払出し装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、パレット上の垂直面に少なくとも1面の開口面を有する枠付き容器内に積載された物品を払い出すための枠付き容器用物品払出し装置において、枠付き容器が載置される第1部分、および、第1部分の一縁部から略垂直に延びる第2部分からなる本体であり、第1部分が略水平となる基本姿勢と、第2部分が倒れ込む払出し姿勢との間で傾動可能に支持されている、前記本体と、第2部分に設けられた、第1部分の側の面を搬送面とするコンベヤ機構と、枠付き容器の開口部を第2部分に向けて枠付き容器が第1部分に載置された状態で、本体が払出し姿勢に傾動されたときに、枠付き容器における、開口面の左右の垂直側板を支持して、枠付き容器を固定し、物品のみを払い出すと共に、枠付き容器がコンベヤ機構の搬送面と非接触状態となるようにする支持部材とを備えることを特徴としている。
【0008】
この構成により、枠付き容器が本体の第1部分に載置されて払出し姿勢に傾動されたときに、枠付き容器が支持手段により支持されて、コンベヤ機構の搬送面と非接触状態になるので、枠付き容器内の物品のみがコンベヤ機構に落下して、搬送面に移載される。この状態でコンベヤ機構を駆動させることにより、物品が装置外へ払い出される。また、払出し姿勢の際には、枠付き容器は支持部材により支持されているので、枠付き容器の中身のみが払い出され、枠付き容器はその場に留まる。
【0009】
また、本発明の枠付き容器用物品払出し装置において、本体の第1部分に載置されている枠付き容器を第1部分から送り出す送出し機構をさらに備えるのが好適である。この構成により、枠付き容器から物品を払い出した後に、空の枠付き容器を装置外へ自動的に送り出すことができ、従事者の負担を軽減することが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
上述したように、本発明に係る枠付き容器用物品払出し装置によると、本体が払出し姿勢にあるときに、枠付き容器がコンベヤ機構と非接触状態にあり、枠付き容器の枠が固定されているので、枠付き容器から物品を自動的に且つ確実に払い出すことができる。これにより、作業効率が格段に向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態に係るボックスパレット用物品払出し装置の構成を示す図である。
【図2】本実施形態に係るボックスパレット用物品払出し装置によるボックスパレットから物品を払い出す動作において、本体が基本姿勢をとっている状態を示す図である。
【図3】本実施形態に係るボックスパレット用物品払出し装置によるボックスパレットから物品を払い出す動作において、本体が払出し姿勢をとっている状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0013】
図1〜3は、本発明による枠付き容器用物品払出し装置の一実施形態を示す図である。なお、本実施形態は、枠付き容器の一例として折畳み式ボックスパレットに本発明を適用したものである。本実施形態に係る物品払出し装置1は、折り畳み式のボックスパレット20を略90度倒し込んで、ボックスパレット20内に積載された古本束(物品)30をボックスパレット20から隣接のコンベヤ40に払い出す装置である。
【0014】
なお、本明細書において、「折り畳み式ボックスパレット」とは、JIS規格Z0106に基づき、パレット上の上部構造物として3面の垂直側板(網目、格子状などを含む)を持ち、左右の垂直側板が中央の垂直側板に対して回転可能であるパレットのことをいう。また、「パレット」とは、ユニットロードシステムを推進するために用いられ、物品を荷役、輸送、保管するために単位数量にとりまとめて載せる面をもつ台のことをいう。
【0015】
すなわち、本実施形態に係るボックスパレット20は、古本束30を積載する四角形状のパレット21と、このパレット21に三辺に沿って各々鉛直方向に設置される3つの垂直側板22a〜22cとを備える。中央の垂直側板22bとは反対側の、左右の垂直側板22a、22c間は開口しており、この開口部から古本束30の出し入れが可能となっている。また、左右の垂直側板22a、22cは、中央の垂直側板22bとの接辺を中心としてパレット21上を回転可能に構成されており、パレット21に古本束30が積載されていない場合には折り畳まれる。
【0016】
図1に示すように、ボックスパレット用物品払出し装置1は、ボックスパレット20を固定する本体2を備える。本体2は、L字形状をなし、ボックスパレット20を載置する第1部分3と、この第1部分3の一縁部から略垂直に延びる第2部分4とを備える。
【0017】
図1及び図2に示す基本姿勢において、第1部分3は略水平となり、ボックスパレット20を載置することが可能となる。なお、図2から理解される通り、本実施形態では、ボックスパレット20の載置を容易にするために、基本姿勢にあるとき、第1部分3は床面を掘り下げた部分に配置され、その上面が床面と実質的に面一となる。また、図面において符号5は、第1部分3に載置されたボックスパレット20を自動的に装置外に送り出すための機構である。この送出し機構5は、ロッドレスシリンダ6と、ロッドレスシリンダ6により左右横方向に移動されるプッシャ7とから構成されている。ボックスパレット20が第1部分3に載置された際、送出し機構5のプッシャ7はボックスパレット20におけるパレット21の一縁部に隣接して配置されるが、ロッドレスシリンダ6を駆動してプッシャ7を動作させることで、ボックスパレット20はプッシャ7に押され、自動的に第1部分3から床面上に送り出されることになる。
【0018】
本体2の第2部分4には、ボックスパレット20内の古本束30を払い出すためのコンベヤ機構8が備えられている。本実施形態においてコンベヤ機構8はベルトコンベヤであり、図示しないコンベヤ駆動モータにより駆動される。コンベヤ機構8は、より詳細には、第2部分4の上部と下部にそれぞれ設けられたプーリ8a、8bに無端状ベルト8cを巻き掛けて構成されており、第1部分3の側となる面が搬送面となっている。
【0019】
さらに、第2部分4には、コンベヤ機構8の搬送面から垂直方向に一定間隔を空けて第1の支持部材9と、第2の支持部材10とが備えられている。第1の支持部材9は、第1部分3に載置されたボックスパレット20の垂直側板22a、22cを受け止めて、垂直側板22a、22cがコンベヤ機構8の搬送面に接するのを防止すると共に、ボックスパレット20が払出し時に物品と一緒に移動するのを防止する。本実施形態では、第1の支持部材9には、垂直側板22a、22cの側縁部を受け入れて動きを制限することができるよう、図1に示すような半円状の受け具11が設けられている。
【0020】
第2の支持部材10は、ボックスパレット20のパレット21を支持して、パレット21がコンベヤ機構8の搬送面に接するのを防止する。本実施形態では、第2の支持部材10は図1に示すように2つの棒状体からなっている。なお、この第2の支持部材10は、下側ほどコンベヤ機構8の搬送面から離れるよう湾曲されているが、これは、例えばボックスパレット20をフォークリフト等を用いて上方から第1部分3に降ろした場合に、ボックスパレット20がコンベヤ機構8の搬送面に接するような位置にあったとしても、第2の支持部材10の湾曲面により案内されて適正な位置に修正されるようにするためである。
【0021】
また、ボックスパレット用物品払出し装置1は、本体2を傾動可能に支持するための支持フレーム12を備えている。支持フレーム12は床面に固定されており、回転軸13において本体2の第2部分4を支持している。これによって、本体2は、この回転軸13を中心として、図1及び図2の基本姿勢と図3の払出し姿勢との間で略90度に傾動可能となる。
【0022】
ボックスパレット用物品払出し装置1には、さらに、本体2を傾動させるための駆動手段が設けられている。本実施形態では、駆動手段は油圧シリンダ14であり、図示しない油圧制御ユニットにより駆動力が制御される。図示の油圧シリンダ14は、本体2の第2部分4から、第1部分3から離れる方向に延びており、そのシリンダチューブの末端が支持フレーム12に枢支され、ピストンロッドの先端が本体2の第2部分4に枢支されている。これにより、油圧シリンダ14を伸縮させることで、本体2の回転軸13まわりの位置を決定することが可能となる。
【0023】
すなわち、油圧シリンダ14が最も縮んだ状態では、本体2は、第1部分3を水平方向に、第2部分4を鉛直方向にとるような位置(図1及び図2の基本姿勢)となる。また、油圧シリンダ14が最も伸びた状態のときに、本体2は、第1部分3を鉛直方向に、第2部分4を水平方向にとるような位置(図3の払出し姿勢)になる。この払出し姿勢では、本体2の第2部分4は、隣接するコンベヤ40と同一平面をなすように接する。
【0024】
なお、本体2の第2部分4には、コンベヤ機構8の両側にガードレール15が設けられている。ガードレール15は、ボックスパレット20から古本束30を隣接するコンベヤ40に払い出す際に、古本束30がコンベヤ機構8の搬送面からこぼれるのを防止する。
【0025】
さらに、第2部分4には、隣接するコンベヤ40と接する端部に荷崩しバー16が設けられるとよい。荷崩しバー16は、古本束30が重なった状態でコンベヤ40に払い出されるのを防止する。
【0026】
次に、上述したような構成のボックスパレット用物品払出し装置1の作用について説明する。
【0027】
まず、本体2が図1及び図2の基本姿勢をとるときに、古本束30が積載されたボックスパレット20が、本体2の第1部分3に載置される。ボックスパレット20は、フォークリフトにより第2部分4との対向側から第1部分3に載置されるか、または、本体側方より人力または自動により第1部分3に導入され載置される。
【0028】
このとき、ボックスパレット20は、垂直側板22a、22cの側縁部が第1の支持部材9の受け具11により受けられるように、また、パレット21の縁部が第2の支持部材10と接するように位置決めされる。
【0029】
次いで、図示しない油圧制御ユニットにより油圧シリンダ14が最大まで伸ばされて、本体2が図3の払出し姿勢まで傾動される。
【0030】
このとき、ボックスパレット20は、垂直側板22a、22cの側縁部が第1の支持部材9により支持され、また、パレット21の側縁部が第2の支持部材10により支持されているので、図3に示すようにコンベヤ機構8の搬送面より上方に保持されている。このため、ボックスパレット20に積載されていた古本束30は、ボックスパレット20の開口部からコンベヤ機構8に落下して、搬送面上に移載される。
【0031】
そして、古本束30がコンベヤ機構8に積載された状態で、図示しないコンベヤ駆動モータを駆動させることにより、コンベヤ機構8の無端状ベルト8cが循環駆動し、隣接するコンベヤ40へと古本束30が払い出される。
【0032】
古本束30がコンベヤ40へ払い出される際、ガードレール15の存在により古本束30は確実にコンベヤ40に導かれる。
【0033】
また、図3に示すように、荷崩しバー16により2段や3段に重なった古本束30が崩されて、古本束30が一段ずつコンベヤ40へ払い出される。これは、隣接のコンベヤ40において古本束30を更に仕分ける場合に従事者の作業効率を向上させるものである。
【0034】
古本束30がコンベヤ40へ払い出された後に、図示しない油圧制御ユニットにより油圧シリンダ14が縮められ、本体2が、図1及び図2の基本姿勢まで傾動される。
【0035】
本体2が基本姿勢に復帰すると、送出し機構5のプッシャ7がロッドレスシリンダ6により駆動され、ボックスパレット20がプッシャ7に押されて本体2の第1部分3から床面に送り出される。
【0036】
以上に説明したように、本実施形態に係るボックスパレット用物品払出し装置1は、ボックスパレット20が本体2に固定されて払出し姿勢に傾動されたときに、ボックスパレット20が第1の支持部材9及び第2の支持部材10により支持されて、コンベヤ機構8の搬送面と非接触状態になるので、ボックスパレット20内の古本束30のみがコンベヤ機構8に移載される。この状態でコンベヤ機構8を駆動させることにより、古本束30が装置外へ払い出される。また、払出し姿勢の際には、ボックスパレット20の垂直側板22a、22cが第1の支持部材9の受け具11により拘束されているので、ボックスパレット20の位置ずれが防止される。このように、ボックスパレット用物品払出し装置1は、払出し姿勢においてボックスパレット20がコンベヤ機構8と非接触状態にあり、ボックスパレット20の枠が固定されて位置ずれが防止されているので、ボックスパレット20から古本束30を自動的に且つ確実に払い出すことができる。
【0037】
なお、ボックスパレットは、その構造上、ボックスパレットの側面のうち垂直側板を備えない面が下方となるようにボックスパレットを倒し込むと、左右の垂直側板が折り畳まれてしまう虞がある。本実施形態に係るボックスパレット用物品払出し装置1によれば、払出し姿勢の際には、ボックスパレット20の垂直側板22a、22cが第1の支持部材9の受け具11により拘束されているので、ボックスパレット20の畳み込みが防止される。
【0038】
なお、上記実施形態では、ボックスパレット20に積載される物品として古本束30についてのみ説明したが、これに限らず、通常枠付き容器に積載されるその他の物品についても、本発明を同様に適用することが可能である。
【0039】
また、ボックスパレット用物品払出し装置1の駆動手段は油圧シリンダ14に限られず、本体2を基本姿勢と払出し姿勢の間で傾動させる駆動力が得られるならば、モータなど他の駆動手段であってもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、ボックスパレット20における垂直側板22a、22cの動きを拘束するために、半円状受け具11を用いることとしているが、垂直側板22a、22cの側縁部を受け止めて、装置の動作中にボックスパレット20の位置ずれを防止できれば他の形状でもよい。例えば二つの棒材や板材で垂直側板22a、22cを挟み込む形態、断面がL字形状の部材、または摩擦係数の高い表面で垂直側板22a、22cと接する形態などが適用可能である。また、開口に余裕の欲しい場合には、強制的に左右の受け具を外側へ動かすことも可能である。
【0041】
更に、コンベヤ機構8は、ベルトコンベヤに限られず、他の形式のコンベヤを用いることができる。
【0042】
更にまた、上記実施形態では、物品の払出し時に本体2の第2部分4が略水平になるまで傾動するとしたが、ボックスパレット20内の物品が第2部分4のコンベヤ機構8に移動する程度まで本体2が倒れ込めば、実施可能である。
【符号の説明】
【0043】
1…ボックスパレット用物品払出し装置(枠付き容器用物品払出し装置)、2…本体、3…第1部分、4…第2部分、5…送出し機構、8…コンベヤ機構、9…第1の支持部材、10…第2の支持部材、12…支持フレーム、13…回転軸、14…油圧シリンダ、15…ガードレール、16…荷崩しバー、20…ボックスパレット(枠付き容器)、21…パレット、22a〜22c…垂直側板、30…古本束、40…コンベヤ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パレット上の垂直面に少なくとも1面の開口面を有する枠付き容器(20)内に積載された物品(30)を払い出すための枠付き容器用物品払出し装置(1)において、
前記枠付き容器(20)が載置される第1部分(3)、および、前記第1部分(3)の一縁部から略垂直に延びる第2部分(4)からなる本体(2)であり、前記第1部分(3)が略水平となる基本姿勢と、前記第2部分(4)が倒れ込む払出し姿勢との間で傾動可能に支持されている、前記本体(2)と、
前記第2部分(4)に設けられた、前記第1部分(3)の側の面を搬送面とするコンベヤ機構(8)と、
前記枠付き容器(20)の開口部を前記第2部分(4)に向けて前記枠付き容器(20)が前記第1部分(3)に載置された状態で、前記本体(2)が前記払出し姿勢に傾動されたときに、前記枠付き容器(20)における、前記開口面の左右の垂直側板(22a、22c)を支持して、前記枠付き容器を固定し、物品のみを払い出すと共に、前記枠付き容器(20)が前記コンベヤ機構(8)の前記搬送面と非接触状態となるようにする支持部材(9,10)と
を備えることを特徴とする枠付き容器用物品払出し装置。
【請求項2】
前記第1部分(3)に載置されている枠付き容器(20)を前記第1部分(3)から送り出す送出し機構(5)をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の枠付き容器用物品払出し装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−148608(P2011−148608A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−11993(P2010−11993)
【出願日】平成22年1月22日(2010.1.22)
【出願人】(502380361)トーヨーカネツソリューションズ株式会社 (50)
【Fターム(参考)】