説明

椅子式マッサージ機

【課題】 オットマンのスライド調整を円滑且つ確実に行うことができる椅子式マッサージ機を提供する。
【解決手段】 座部前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部19と、連結支持部19に対してオットマン6を所定のスライド方向に進退自在に連結させるスライド機構と、任意のスライド量でオットマン6を連結支持部19に固定させるスライド固定機構とを具備する椅子式マッサージ機であって、上記スライド固定機構を、オットマン6側に固定されていてスライド方向に複数の係止溝16を列設する固定部材17と、連結支持部19側に回動自在に支持されていて上記固定部材17の任意の係止溝16内に嵌入するストッパ29と、ストッパ29を上記嵌入方向に付勢する付勢ばね41とで形成したものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オットマンを備えた椅子式マッサージ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、被施療者が着座する座部と、着座状態にある被施療者の脚部を保持するオットマンとを具備して成る椅子式マッサージ機が知られている(特許文献1参照)。これら椅子式マッサージ機のオットマンは、該オットマンに形成してある凹溝内に被施療者の脚部を嵌め込み、この脚部に対してエアバッグ等の施療手段を用いてマッサージを施す構造になっている。しかし、上記オットマンを有する椅子式マッサージ機においては、被施療者の体型が様々であることからオットマンの施療手段を所望の施療部位に当てることができない場合があるという問題があった。
【0003】
そこで、本発明者らは本発明に至る過程で、座部の前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部と、連結支持部に対してオットマンを被施療者の足先方向に沿う所定のスライド方向に進退自在に連結させるスライド機構と、任意のスライド量でオットマンを連結支持部に固定させるスライド固定機構とを具備する椅子式マッサージ機を考えた。上記スライド固定機構は、多数の係止孔を穿設してある固定部材をオットマン側に固定するとともに、連結支持部側には突没自在な可動ピンを設置し、この可動ピンを固定部材の係止孔の一つに嵌入させる構造である。
【0004】
上記構成によれば、被施療者の体型に応じてオットマンと座部との距離を自在に設定し、且つオットマンをその設定距離で確実に固定することができる。ところが、上記のような突没自在な可動ピンを用いたスライド固定機構にあっては、特にオットマンに荷重をかけた状態では固定部材の係止孔から可動ピンを円滑に出し入れしてスライド調整を行うことが困難な場合があるという問題があった。
【特許文献1】特開2002−238963号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、オットマンを任意のスライド量で固定可能であり、且つこのオットマンのスライド調整を円滑且つ確実に行うことができる椅子式マッサージ機を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明に係る椅子式マッサージ機を、被施療者が着座する座部2と、被施療者の脚部を保持するオットマン6と、座部2の前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部19と、連結支持部19に対してオットマン6を所定のスライド方向に進退自在に連結させるスライド機構27と、任意のスライド量でオットマン6を連結支持部19に固定させるスライド固定機構30とを具備する椅子式マッサージ機であって、上記スライド固定機構30を、オットマン6側に固定されていてスライド方向に沿って複数の係止溝16を列設する固定部材17と、連結支持部19側に回動自在に設置されていて上記固定部材17の任意の係止溝16内に嵌入自在なストッパ29と、ストッパ29を上記嵌入方向に付勢する付勢ばね41とで形成したものとする。
【0007】
上記構成の椅子式マッサージ機とすることで、座部2に着座状態にある被施療者が脚部をオットマン6に保持させながらマッサージを施すことができることに加えて、連結支持部19の回動によりオットマン6の姿勢を変更させることや、スライド機構27を介してオットマン6をスライドさせて座部2からの距離を変更させ、スライド固定機構30によってそのスライド量でオットマン6を固定することが可能である。そして、オットマン6のスライド量を変更する際には回転式のストッパ29をその回転によって係止溝16から出し入れすればよいので、オットマン6に荷重をかけた状態であってもスライド調整が円滑に行われるものである。
【0008】
また、上記の椅子式マッサージ機にあっては、上記固定部材17の係止溝16のストッパ29と当る内側面に、スライド方向に向けてオットマン6にかかる荷重を該係止溝16内からストッパ29を押出す力に変換させる傾斜面47を形成することが好適である。このようにすることで、荷重が小さなうちはオットマン6をそのスライド量で固定するとともに、荷重が或る程度を超えた場合にのみ自動的にオットマン6のスライド固定を解除してスライド量を変更させることができる。
【0009】
更に、上記傾斜面47が、座部2側に接近するスライド方向に向けてオットマン6にかかる荷重を該係止溝16内からストッパ29を押出す力に変換させるものであることも好適である。このように設けることで、オットマン6の下端を床面に接地させた状態で該オットマン6の先端部分に被施療者が体重をかけた場合には、オットマン6には座部2側に接近するスライド方向に向けて荷重が働くこととなって、ストッパ29が係止溝16内から押出されて係止を解除した後に、オットマン6が座部2に1段階接近した個所の係止溝16内に嵌入されることとなる。即ち、オットマン6は座部2に近付く側に向けて自動的にスライド量を変更するので、床面との接地点を中心としてマッサージ機全体が持ち上がって動くという危険が防止されるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の椅子式マッサージ機は、オットマンを任意のスライド量で固定可能であり、且つこのオットマンのスライド調整を円滑且つ確実に行うことができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図4には、本発明の実施形態における一例の椅子式マッサージ機全体を示している。本例の椅子式マッサージ機は、被施療者が着座するための座部2と、座部2に着座状態にある被施療者が背中を凭れ掛けるために座部2の後方に起倒自在に設けた背凭れ部3と、座部2に着座状態にある被施療者が腕を置くために座部2の左右両側に設けた肘置き部4と、上記各部2〜4を支持する支持脚部5とで主体を成すマッサージ機本体1に、座部2に着座状態にある被施療者が脚部の膝下部分(即ち脹脛部分から足裏部分まで)を保持させるためのオットマン6を姿勢変更自在及びスライド量変更自在に連結させたものである。なお、本文中に用いる上下、左右、前後等の各方向は、座部2に着座状態にある被施療者側から見た方向を基準とする。
【0012】
上記オットマン6には、被施療者の脚部の膝下部分全体が嵌まり込む左右一対の凹溝9を形成しており、脚部の足先方向に伸びる凹溝9の基端側及び正面側を開放させて被施療者の脚部を該開放部分から出入自在に設けている。ここで、凹溝9の先端側に形成される部分が、被施療者の足裏及び足先、足首部分が嵌まり込む足裏保持部8の溝部分であり、足裏保持部8の該溝部分の内壁に配してあるエアバッグ等の施療手段(図示せず)を駆動することで足裏や足先、足首部分に対してマッサージを施すようになっている。そして、凹溝9における上記足裏保持部8の溝部分よりも基端側の部分が、被施療者の脹脛部分が嵌まり込む脹脛保持部7の溝部分であり、脹脛保持部7の溝部分内壁に配してあるエアバッグ等の施療手段(図示せず)を駆動することで脹脛部分に対してマッサージを施すようになっている。なお、本例にあっては上記のようにオットマン6として脹脛保持部7と足裏保持部8とが一体のものを用いているが、脹脛保持部7と足裏保持部8が別体に形成された構造であっても構わない。
【0013】
上記オットマン6は図5に示すように、連結支持部19を介することでマッサージ機本体1に回動自在且つスライド自在に連結される構造になっている。この連結支持部19は、座部2の前方位置においてマッサージ機本体1に上下方向に回動自在に支持されるとともに(図中の矢印C参照)、オットマン6を足先方向に沿う所定のスライド方向に進退自在に連結させるものである。上記スライド方向はオットマン6が座部2側から離れる或いは接近する方向であるから、以下においては座部2側から離れるスライド方向を特にスライド方向Aとし、座部2側に接近するスライド方向を特にスライド方向Bとする。
【0014】
図1には、オットマン6とこれの背面側に連結される連結支持部19とを、連結支持部19側から見た状態を示している。上記連結支持部19は、図示の如く左右方向に伸びるパイプ20と、パイプ20の左右両端に固定されるとともに支持軸受21を有する一対の支持板22と、パイプ20の左右両側からスライド方向に伸びるように延設される一対のサイドパイプ23と、左右両側のサイドパイプ23間に架け渡すように固定される一対の連結板24とで主体を成すものである。
【0015】
また、図1に示すように上記オットマン6は、底部の外形部分を保持するベースパイプ10と、ベースパイプ10から立設されて各凹溝9の側壁部分を保持する補強パイプ11と、補強パイプ11と連結されて各凹溝9先端の足裏が当る部分を保持する足裏保持部材13とで全体の枠組を形成し、この枠組上にカバー14を被嵌させることで主体を成している。オットマン6の左右方向の中央部分には、脚部の足先方向に伸びるスライド部材15を固定している。上記スライド部材15は、連結支持部19の連結板24に固定されるスライド支持部材26(図3参照)とスライド自在に嵌合することでスライド機構27を形成するものである。
【0016】
更に、オットマン6のベースパイプ10の左右両端部には、断面コ字状を成す一対の傾倒防止部材18を互いの開口側が向い合うように固定しており、この傾倒防止部材18が連結支持部19のサイドパイプ23を囲んで位置することで、オットマン6が連結支持部19に対して左右方向に傾倒することを防止している。また、連結支持部19とオットマン6との間には、座部2側に接近するスライド方向Bに向けてオットマン6を付勢するための付勢手段として、左右一対のコイル状の引張ばね33を介在させている。
【0017】
上記連結支持部19は、その基端側のパイプ20の左右両端に設けてある支持板22の支持軸受21を、マッサージ機本体1の座部2の前方位置に設けてある左右方向に伸びる支持軸35を回動自在に嵌合させることで、先端側を下げて座部2の座面と略直行するような垂直姿勢と、先端側を持ち上げて座部2の座面と略平行になるような水平姿勢との間で、上記支持軸35を中心として上下方向に回動自在に連結されるものである。連結支持部19の姿勢を制御するための機構は特に図示していないが、モータやエアで駆動されるリンク等の伸縮自在な支持手段を用いることが好適である。
【0018】
そして、本例のオットマン6には、上記スライド部材15と平行に即ちスライド方向に伸び、且つ多数の係止溝16をスライド方向に沿って一側面側に列設して成るラック状の固定部材17を固定しており、連結支持部19に回動自在に設置されるストッパ29を任意の係止溝16に嵌合自在に設けることでスライド固定機構30の主体を形成している(図2参照)。上記係止溝16は、図2(b)に示すように側方開口16a側が溝底16b側よりも幅広となるものである。
【0019】
上記ストッパ29は、一対の連結板24のうち先端側の連結板24の正面側に、軸40中心に回動自在に設置してあり、軸40を挟む一端側に付勢ばね41を接続させるとともに、軸40を挟む他端側には平板状の係止片42(図中の斜線部分)と引張り片43を突設している。上記係止片42は、固定部材17の係止溝16内に側方から嵌入される部分であり、引張りばねである付勢ばね41の付勢力が、ストッパ29を上記嵌入方向(図中のイ方向)に付勢するように設けている。上記係止片42と隣接して位置する引張り片43には、ストッパ29を上記嵌入方向と逆方向(図中ロ方向)に引張るワイヤ44を接続させるとともに、マッサージ機本体1の座部2と肘置き部4との間に配してある調整レバー45の後方への引張り操作によってこのワイヤ44が引張られるように設けている。
【0020】
また、上記固定部材17の各係止溝16の内側面であって嵌入状態における係止片42の座部2側を向く平板面42aと当る部分には、この平板面42aと平行な係止面46を形成するとともに、各係止溝16の内側面であって嵌入状態における係止片42の座部2と反対側を向く平板面42bと当る部分には、この平板面42bに対して角度θだけ傾斜する傾斜面47を形成している。上記傾斜面47は、側方開口16a側に近付く程に係止片42との距離を広げるように傾斜しているので、座部2側に接近するスライド方向Bに向けてオットマン6に荷重をかければ、この荷重が、オットマン6側に固定される固定部材17の傾斜面47を介して係止溝16内から係止片42を側方に押出す力に変換され、したがってストッパ29が図中ロ方向に回動して固定部材17との係止状態を自動的に解除するものである。解除後のストッパ29は、固定部材17の足先側に一つずれた箇所の係止溝16内にばね付勢されて嵌入されることとなる。
【0021】
なお本例にあっては、係止溝16内面の傾斜面47との対向側には上記の係止面46を形成してあって、オットマン6に対して座部2側から離れるスライド方向Aに向けて荷重がかかる場合にはストッパ29の係止が自動的に解除されることがなく、且つ座部2に近付くスライド方向Bに荷重がかかる場合にだけストッパ29の係止が解除される所謂ラチェット機構のような構造に設けているが、係止溝16内面の傾斜面47との対向側にも該傾斜面47と同様の(即ち、側方開口16a側に近付く程に係止片42との距離を広げるように傾斜する)傾斜面を形成することで、座部2側から離れるスライド方向Aに荷重がかかる場合にもストッパ29が自動的に係止溝16内から押出されるように設けても構わない。
【0022】
しかして、上記構成を具備する本例の椅子式マッサージ機において、マッサージ機本体1の座部2に着座した状態にある被施療者が自身の左右両脚部の膝下部分をオットマン6の左右一対の凹溝9内に夫々嵌め込み、オットマン6の先端側に形成される足裏保持部8の溝部分に足裏部分を当てるとともに、オットマン6の基端側に形成される脹脛保持部7の溝部分に脹脛部分を嵌合させた状態で、足裏保持部8の溝部分内壁に配してある施療手段を駆動させて足裏部分や足先、足首部分にマッサージを施すとともに、脹脛保持部7の溝部分内壁に配してある施療手段を駆動させて脹脛部分にマッサージを施すことができる。
【0023】
オットマン6の姿勢を変更しようとする場合には、マッサージ機本体1の座部2前方の支持軸35を中心に連結支持部19を上下方向に回動させればよい。オットマン6の連結支持部19を介した回動により、該オットマン6を垂直姿勢と水平姿勢との間の任意の姿勢に移動させることができる。
【0024】
また、スライド固定機構30により連結支持部19に固定されるオットマン6のスライド位置を変更しようとする場合には、図2のように固定部材17の係止溝16の一つに嵌入させてあるストッパ29の係止片42を、調整レバー45及びワイヤ44を用いて引張って図中ロ方向に回動させ、係止片42と係止溝16との係合状態を解除させる。そして、スライド機構27を介して連結支持部19に対するオットマン6のスライド量を変更したうえで、調整レバー45を戻してストッパ29を付勢ばね41の付勢力により図中イ方向に回動させて前回嵌入していた係止溝16とは別の係止溝16に嵌入させれば、この変更したスライド量においてオットマン6は連結支持部19に再度固定されるものである。
【0025】
スライド量の変更は以下のようにして行う。例えば被施療者が膝下の長い体型である等してオットマン6の先端側へのスライド量を増加させようとする場合には、被施療者はストッパ29による係止を上記のように解除したうえで足裏保持部8を自身の足裏部分で先端側へと押し込むことで、引張ばね33の引張力に抗してオットマン6を先端側へとスライドさせればよい。一方、例えば被施療者が膝下の短い体型である等してオットマン6の先端側へのスライド量を減少させようとする場合には、被施療者がストッパ29を回動させて係止を解除させればオットマン6は引張ばね33の引張力によって座部2に近付く側に自動的にスライドすることとなる。
【0026】
そして、ストッパ29の上記の係止解除は、該ストッパ29が回転式であって側方開口16aが幅広である係止溝16からの出し入れ動作が円滑に行われることから、例えばオットマン6に荷重をかけた状態であってもスライド調整を円滑に行うことができる。
【0027】
ここで、例えばオットマン6を先端側に大きくスライドさせたうえでスライド固定機構30によってオットマン6を固定し、この状態で連結支持部19を介してオットマン6を下方に回動させたときには、図5に示すようにオットマン6の先端が床面に接地する場合がある。このとき、オットマン6の足裏保持部8先端に被施療者が自身の体重Wをかければ、接地点Pを中心としてマッサージ機本体1全体を前方に持ち上げる力が働くこととなる。このようにマッサージ機本体1が不用意に持ち上がって動くことは危険であり、問題であるが、この持ち上がり時にオットマン6には座部2側に接近するスライド方向Bに向けて大きな荷重が働くので、本例の椅子式マッサージ機にあってはこの荷重によって上述の如くストッパ29の係止片42が係止溝16内から押出され、係止を解除した後に、固定部材17における1段階縮んだ個所の係止溝16内に嵌入されることとなる。即ち、座部2に接近するようにオットマン6のスライド量が自動的に変更されるので、マッサージ機本体1の持ち上がりが防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施形態における一例の椅子式マッサージ機の、オットマン及び連結支持部を背面側から見た説明図である。
【図2】(a)、(b)は同上のオットマンと連結支持部との間に形成されるスライド固定機構の説明図である。
【図3】同上のオットマンと連結支持部を下面側から見た説明図である。
【図4】同上の椅子式マッサージ機の全体斜視図である。
【図5】同上の椅子式マッサージ機のオットマンが床面に接地した状態の説明図である。
【符号の説明】
【0029】
2 座部
6 オットマン
16 係止溝
17 固定部材
19 連結支持部
27 スライド機構
29 ストッパ
30 スライド固定機構
41 付勢ばね
47 傾斜面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被施療者が着座する座部と、被施療者の脚部を保持するオットマンと、座部の前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部と、連結支持部に対してオットマンを所定のスライド方向に進退自在に連結させるスライド機構と、任意のスライド量でオットマンを連結支持部に固定させるスライド固定機構とを具備する椅子式マッサージ機であって、上記スライド固定機構を、オットマン側に固定されていてスライド方向に沿って複数の係止溝を列設する固定部材と、連結支持部側に回動自在に設置されていて上記固定部材の任意の係止溝内に嵌入自在なストッパと、ストッパを上記嵌入方向に付勢する付勢ばねとで形成することを特徴とする椅子式マッサージ機。
【請求項2】
上記固定部材の係止溝のストッパと当る内側面に、スライド方向に向けてオットマンにかかる荷重を係止溝内からストッパを押出す力に変換させる傾斜面を形成することを特徴とする請求項1に記載の椅子式マッサージ機。
【請求項3】
上記傾斜面が、座部側に接近するスライド方向に向けてオットマンにかかる荷重を係止溝内からストッパを押出す力に変換させるものであることを特徴とする請求項2に記載の椅子式マッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−20650(P2007−20650A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−203526(P2005−203526)
【出願日】平成17年7月12日(2005.7.12)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】