説明

構内無線ネットワークシステム

【課題】 無線通信端末装置が内線通話サービスのみでなく各種業務用のサーバのサービスを受けることができる構内無線ネットワークシステムを提供すること。
【解決手段】 本発明に係る構内無線ネットワークシステム100は、ユーザLAN105と、ユーザLAN105に接続され内線通話サービス以外の少なくとも1つのサービスを行うサービスサーバ103−1、103−2と、ユーザLAN105に接続されている少なくとも1つのLAN直結型の基地局102−1と、基地局102−1と無線で通信を行う複数の無線通信端末装置と、ユーザLAN105に接続されサービスサーバ103−1、103−2と基地局102−1、102−2との通信の中継を行うサービスサーバ対応の内線サーバ104と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信端末装置がユーザLAN上の各種サービスサーバへアクセスしてサービスを受けるための構内無線ネットワークシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の構内無線ネットワークシステムとして、図5に示すものがある(非特許文献1及び非特許文献2参照)。
【0003】
この従来の構内無線ネットワークシステム10は、無線通信端末装置11−1、11−2、基地局(IP−BTS)12−1、12−2、内線サーバ13及びユーザLAN14を具備している。
【0004】
基地局12−1、12−2及び内線サーバ13は、ユーザLAN14に接続されている。また、ユーザLAN14は、公衆IP伝送サービスネットワーク20を介してキャリアコアネットワーク30に接続されている。キャリアコアネットワーク30は、一般公衆通信ネットワーク40に接続されている。
【0005】
一般公衆通信ネットワーク40は、通常基地局40−1、40−2及び無線通信端末装置40−3、40−4を有している。
【0006】
無線通信端末装置40−3、40−4は、一般の携帯通信端末装置である。通常基地局40−1、40−2は、無線通信端末装置40−3、40−4を収容し、キャリアコアネットワーク30と接続する。通常の外線通話(公衆通話)の場合、無線通信端末装置は通常基地局40−1、40−2を通してキャリアコアネットワーク30と接続され、キャリアコアネットワーク30を介して相手方の無線通信端末装置と通話情報の送受信を行う。
【0007】
一方、内線通話サービスを提供する従来の構内無線ネットワークシステム10では、基地局12−1、12−2及び内線サーバ13がユーザLAN14に接続されている。内線サーバ13は、内線通話専用のサーバである。
【0008】
なお、ユーザLAN14は、既存の公衆IP伝送サービスであるFTTH及び広域イーササービスなどを通して、キャリアコアネットワーク30と接続されている。無線通信端末装置40−3、40−4は、ユーザ構内に入った場合に基地局12−1、12−2と接続される。無線通信端末装置40−3、40−4が内線通話を行う場合には、内線サーバ13を介して相手方の無線通信端末装置と通話できる。
【非特許文献1】NIKKEI COMMUNICATIONS 2004.3.22 REPORT タイトル「通信キャリアがLAN直結の基地局を開発し、モバイルセントレックスサービスを提供する」 公開日2004年3月22日
【非特許文献2】NIKKEI COMMUNICATIONS 2004.4.12 タイトル「IPセントレックスサービス」 公開日2004年4月12日
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来の構内無線ネットワークシステムにおいては、無線通信端末装置が内線通話サービスのみしか受けることができず、各種業務用のサーバのサービスを受けることができないという問題がある。
【0010】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、無線通信端末装置が内線通話サービスのみでなく各種業務用のサーバのサービスを受けることができる構内無線ネットワークシステム提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る構内無線ネットワークシステムは、ユーザLANと、前記ユーザLANに接続され内線通話サービス以外の少なくとも1つのサービスを行うサービスサーバと、前記ユーザLANに接続されている少なくとも1つのLAN直結型の基地局と、前記基地局と無線で通信を行う複数の無線通信端末装置と、前記ユーザLANに接続され前記サービスサーバと前記基地局との通信の中継を行うサービスサーバ対応の内線サーバと、を具備する構成を採る。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、内線通話サービス以外の少なくとも1つのサービスを行うサービスサーバと基地局との通信の中継を行うサービスサーバ対応の内線サーバを具備するため、無線通信端末装置が内線通話サービスのみでなく各種業務用のサーバのサービスを受けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0014】
(一実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステム100は、無線通信端末装置101−1、101−2、基地局(IP−BTS)102−1、102−2、サービスサーバ103−1、103−2、サービスサーバ対応の内線サーバ104及びユーザLAN105を具備している。
【0016】
基地局102−1、102−2、サービスサーバ103−1、103−2及びサービスサーバ対応の内線サーバ104は、ユーザLAN105に接続されている。また、ユーザLAN105は、公衆IP伝送サービスネットワーク110を介してキャリアコアネットワーク120に接続されている。
【0017】
無線通信端末装置101−1、101−2は、基地局102−1、102−2と無線で通信を行う。基地局102−1、102−2は、LAN直結型のものである。基地局102−1、102−2は、ユーザLAN105を介してサービスサーバ103−1、103−2及び内線サーバ104と情報を送受信する。
【0018】
サービスサーバ103−1、103−2は、内線通話サービス以外の少なくとも1つのサービスを行うものである。サービスサーバ対応の内線サーバ104は、内線通話サービスを行うとともに、ユーザLAN105を介してサービスサーバ103−1、103−2及び基地局102−1、102−2と情報を送受信することにより、無線通信端末装置101−1、101−2とサービスサーバ103−1、103−2との通信の中継を行う。
【0019】
サービスサーバ103−1、103−2は、例えば、企業の経理業務、プロジェクト毎の一般管理業務、電話会議システムや今後導入されるであろう企業内VoD、及び、放送などの各種の情報を提供するサービスを行う。
【0020】
サービスサーバ対応の内線サーバ104は、無線通信端末装置101−1及び101−2との間の内線通話サービスを提供するともに、基地局102−1、102−2を経由した無線通信端末装置101−1、101−2とサービスサーバ103−1、103−2との通信ルートを確立し、無線通信端末装置101−1、101−2がサービスサーバ103−1、103−2からの情報を受けることができる、すなわち、サービスサーバ103−1、103−2のサービスを受けることができるようにする。
【0021】
図2は、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステム100のサービスサーバ対応の内線サーバ104の構成を詳細に示すブロック図である。
【0022】
図2に示すように、サービスサーバ対応の内線サーバ104は、内線サーバ転送部201、制御系パケット処理部202及び転送系パケット処理部203を具備している。
【0023】
内線サーバ転送部201は、パケット受信部2011、パケット送信部2012及びスイッチング部2013を具備している。
【0024】
制御系パケット処理部202は、パケット転送先判定部2021、内線サーバ制御部2022、内部基地局制御部2023、複数のサービスサーバ対応の内部無線端末制御部2024−1、2024−2〜2024−N及びサービスサーバIF制御部2025を具備している。
【0025】
転送系パケット処理部203は、内部基地局転送部2031、内部無線端末転送部2032及びサービスサーバIF転送部2033を具備している。
【0026】
まず、内線サーバ転送部201について、図面を参照して説明する。
【0027】
パケット受信部2011は、物理インタフェースからパケットを受信し、スイッチング部2013へ転送する。パケット送信部2012は、スイッチング部2013から転送されるパケットを物理インタフェースへ送信する。
【0028】
スイッチング部2013は、受信するパケットを宛先に応じて転送するためのスイッチングを行う。すなわち、スイッチング部2013は、制御系パケットを制御系パケット処理部202のパケット転送先判定部2021へ転送し、また、APLデータ系パケットを転送系パケット処理部203へ転送する。ここで制御系パケットとは、制御系プロトコルのパケットを示す。一方APLデータ系パケットとは、ユーザ自身が転送したいデータ、例えば音声データ等のパケットを示す。
【0029】
また、スイッチング部2013は、受信するパケットの正常性チェック等の必要なプロトコル処理を行う。また、スイッチング部2013は、送信パケットのQoS制御及びスケジューリング処理を行う。
【0030】
次に、制御系パケット処理部202について、図面を参照して説明する。
【0031】
パケット転送先判定部2021は、受信する制御系パケットが、内線サーバ又は内部基地局宛かを判断し、宛先にしたがって内線サーバ制御部2022又は内部基地局制御部2023へパケットを転送する。また、パケット転送先判定部2021は、内線サーバ制御部2022又は内部基地局制御部2023から受信するパケットを内線サーバ転送部201のスイッチング部2013へ転送する。
【0032】
内線サーバ制御部2022は、制御系プロトコルを終端し、その内容を必要な機能部へ設定して、各機能部からの通知内容を処理する。ここで、制御系プロトコルとは、通信経路を確立するために使用される携帯端末系の制御プロトコルである。一方、確立された通信経路は、音声データなどに代表されるアプリケーションデータ(APLデータ)などが運ばれる。内線サーバ制御部2022は、制御系プロトコルにより要求された無線通信端末装置同士の通信経路を確立する。
【0033】
内部基地局制御部2023は、従来の基地局の制御系プロトコルの終端処理を行う。また、内部基地局制御部2023は、APLデータ系の通信経路の確立に必要となる設定を内部基地局転送部2031に対して行う。
【0034】
内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nは、サービスサーバ103−1、103−2を各々を1つの無線通信端末装置とみなして制御系プロトコル処理を終端する。また、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nは、APLデータ系の通信経路の確立に必要となる設定を内部無線端末転送部2032に対して行う。内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nは、内線番号を保持しており、他の無線通信端末装置からのアクセスに対しては通常の無線通信端末装置として動作する。
【0035】
サービスサーバIF制御部2025は、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nがサービスサーバ103−1、103−2にアクセスするために必要となるIP系プロトコルの終端を行う。サービスサーバIF制御部2025は、内部無線端末制御部2024−1、2024−2とサービスサーバ103−1、103−2との対応表をもっており、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nからの接続要求を受けると、対応するサービスサーバ103−1、103−2との接続手続きを行う。サービスサーバIF制御部2025は、IP系プロトコルの終端を行うとともに、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nが終端する制御系プロトコルとのインターワークを行う。
【0036】
IP系プロトコルとは、制御系プロトコルとは異なる一般LAN系プロトコルである。例えば、サービスサーバ103−1、103−2にアクセスするためには、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nは、ユーザLAN105のアドレス体系を持つIPアドレスが必要となる。DHCPによるIPアドレス取得が行われる場合、このDHCPもIP系プロトコルに含む。
【0037】
また、通信するためには実際のサービスサーバのIPアドレスが必要となるが、そのIPアドレスを取得するためにDNSが必要ならば、サービスサーバIF制御部2025はDNS機能を含む。また、サービスサーバIF制御部2025は、ARP処理及びICMP処理も行う。さらに、サービスサーバIF制御部2025は、ユーザLAN105のシステム機能にしたがった機能を有する。サービスサーバIF制御部2025は、APL系データ系の通信経路の確立に必要となる設定をサービスサーバIF転送部2033に対して行う。
【0038】
次に、転送系パケット処理部203について、図面を参照して説明する。
【0039】
内部基地局転送部2031は、通常の基地局のAPLデータ系パケットのプロトコル処理を行う。内部無線端末転送部2032は、通常の無線通信端末装置のAPLデータ系パケットのプロトコル処理を行う。サービスサーバIF転送部2033は、サービスサーバ103−1、103−2と通信するために無線通信端末装置101−1、101−2のAPLデータ系プロトコルとIP系プロトコルの変換処理を行う。
【0040】
次に、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステム100の制御系プロトコルに基づく動作について、図1及び図2と共に図3を参照して説明する。
【0041】
図3は、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステム100の制御系プロトコルに基づく動作を説明するためのシーケンス図である。
【0042】
相手の無線通信端末装置が発呼することにより制御系パケットがキャリアコアネットワーク120へ送信される。キャリアコアネットワーク120は、宛先番号に基づいて、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nの1つと、この内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nの1つを収容する内部基地局制御部2023及び内線サーバ制御部2022との間で制御系プロトコルにより内線用の通信経路を確立させる。
【0043】
キャリアコアネットワーク120は、通常の無線通信端末装置及び通常の基地局と同じ制御系プロトコルにより、内線サーバ104の内部無線端末制御部2024−1〜2024−N及び内部基地局制御部2023と制御系パケットを送受信する。なお、キャリアコアネットワーク120と内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nとの間の制御プロトコル、キャリアコアネットワーク120と内部基地局制御部2023との間の制御プロトコル、及び、キャリアコアネットワーク120と内線サーバ104との間の制御プロトコルは、同じではない。
【0044】
実際に、内線サーバ104において制御系プロトコルを扱うのは、内線サーバ制御部2022、内部基地局制御部2023及び内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nである。内線サーバ制御部2022は、内線サーバ転送部201に対して、APLデータの通信経路を接続するための設定を行なう。内部基地局制御部2023は、内部基地局転送部2031に対して、APLデータの通信経路を接続するための設定を行う。内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nは、内部無線端末転送部2032に対して、APLデータの通信経路を接続するための設定を行う。これにより、相手の通信端末装置から内部無線端末転送部2032までのAPLデータの通信経路が確立される。
【0045】
その後、内部無線端末制御部2024−1〜2024−Nは、サービスサーバIF制御部2025に対して、内部無線端末制御部の接続通知を発行する。サービスサーバIF制御部2025は、その通知に対する応答を返すとともに、サービスサーバ103−1、103−2との接続制御を開始する。
【0046】
最初に、ユーザLANは、内部無線端末制御部2024−1〜2024−NがユーザLANの通常の通信端末装置として通信を行うためのIPアドレスを取得する。一般的にDHCPを用いてIPアドレスが取得される場合が多いことを想定すると、サービスサーバIF制御部2025は、DHCP要求を送出しその応答を受け取ることによりIPアドレスを取得する。また、サービスサーバIF制御部2025は、ターゲットとなるサービスサーバ103−1、103−2のIPアドレスを取得するためにDNS要求を送出しDNS応答を受信する。そして、サービスサーバIF制御部2025は、サービスサーバIF転送部2033に対して、APLデータの通信経路を確立するための設定を行う。
【0047】
以上の処理により、APLデータの通信経路が、相手の通信端末装置からサービスサーバ103−1、103−2まで確立される。
【0048】
次に、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステム100のAPLデータ系のパケットの処理について、図1及び図2と共に図4を参照して説明する。
【0049】
図4は、本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステム100のAPLデータ系のパケットの処理を説明するためのシーケンス図である。
【0050】
相手の通信端末装置からのAPLデータは、内線通信のためキャリアコアネットワーク120を通らずに直接に内線サーバ転送部201へ届く。内線サーバ転送部201は、通信端末装置からのAPLデータに対して内線サーバ用のAPLデータ関連プロトコル処理を行い、内部基地局転送部2031へAPLデータを送信する。
【0051】
内部基地局転送部2031は、内線サーバ転送部201からのAPLデータに対して基地局用のAPLデータ関連プロトコル処理を行い、内部無線端末転送部2032へAPLデータを送信する。内部無線端末転送部2032は、内部基地局転送部2031からのAPLデータに対して無線通信端末装置用のAPLデータ関連プロトコル処理を行い、APLデータをサービスサーバIF転送部2033へ送信する。
【0052】
サービスサーバIF転送部2033は、内部無線端末転送部2032からのAPLデータに対して無線通信端末装置系のプロトコルからユーザLAN系のプロトコルへプロトコル変換処理を行い、内線サーバ転送部201へAPLデータを送信する。内線サーバ転送部201は、パケット送信部2012からAPLデータを送信する。
【0053】
サービスサーバ103−1、103−2からのAPLデータに対する処理は、上記処理が逆に行なわれて処理後のデータが相手の通信端末装置へ到達することになる。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明は、無線通信端末装置が内線通話サービスのみでなく各種業務用のサーバのサービスを受けることができる効果を有し、構内無線ネットワークシステムに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステムのサービスサーバ対応の内線サーバの構成を詳細に示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステムの制御系プロトコルに基づく動作を説明するためのシーケンス図
【図4】本発明の一実施の形態に係る構内無線ネットワークシステムのAPLデータ系のパケットの処理を説明するためのシーケンス図
【図5】従来の構内無線ネットワークシステムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
【0056】
100 構内無線ネットワークシステム
101−1、101−2 無線通信端末装置
102−1、102−2 基地局(IP−BTS)
103−1、103−2 サービスサーバ
104 内線サーバ
105 ユーザLAN
110 公衆IP伝送サービスネットワーク
120 キャリアコアネットワーク
201 内線サーバ転送部
202 制御系パケット処理部
203 転送系パケット処理部
2011 パケット受信部
2012 パケット送信部
2013 スイッチング部
2021 パケット転送先判定部
2022 内線サーバ制御部
2023 内部基地局制御部
2024−1、2024−2〜2024−N 内部無線端末制御部
2031 内部基地局転送部
2032 内部無線端末転送部
2033 サービスサーバIF転送部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザLANと、前記ユーザLANに接続されて内線通話サービス以外の少なくとも1つのサービスを行うサービスサーバと、前記ユーザLANに接続されている少なくとも1つのLAN直結型の基地局と、前記基地局と無線で通信を行う複数の無線通信端末装置と、前記ユーザLANに接続され前記サービスサーバと前記基地局との通信の中継を行うサービスサーバ対応の内線サーバと、を具備する構内無線ネットワークシステム。
【請求項2】
前記サービスサーバが企業の経理業務、企業の一般管理業務、企業内VoD及び放送業務のいずれかの情報の提供のサービスを行う請求項1に記載の構内無線ネットワークシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−261798(P2006−261798A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−73348(P2005−73348)
【出願日】平成17年3月15日(2005.3.15)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】