説明

標識用具

【課題】取り付け先のバー、例えばコーンバーへの取り付けを容易とし、取り付け時間の大幅な短縮を図る。
【解決手段】標識用具100は、標識シート部110、バー取り付け部120および重り部材130とからなる。標識シート部110は、標識内容を表示する部分であり、長方形状の軟質材料で形成されている。バー取り付け部120は標識シート部110の上側に取り付けられている。このバー取り付け部120は、取り付け先のバーにワンタッチ操作で簡単に取り付けるために、取り付け先バーに対応した径を持ち、円周方向に180°より若干大きな角度を持つ、半割円筒状に形成されている。重り部材130は標識シート部110の下側に取り付けられ、取り付け時に、軟質材料からなる標識シート部110を下方に引っ張って、表示を安定化させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば工事現場等で使用して好適な標識用具に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、工事現場等において、当該工事現場に関係者以外の者が立ち入ると危険であるので、工事現場への入口に立入禁止、あるいは工事中等を知らせるための標識用具(標識板)を設置することが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、本体部の一端側に平面ファスナを用いた係止用部材を用いて、コーンバーに着脱自在に吊り下げ可能にした標識用具が記載されている。また、例えば、特許文献2には、本体部の一端側に筒部を設け、当該筒部にコーンバーを通すことで、コーンバーに着脱自在に吊り下げ可能にした標識用具が記載されている。
【特許文献1】実用新案登録3080698号公報
【特許文献2】実用新案登録3039495号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される技術では、ユーザは、係止用部材をコーンバーに巻き付けて平面ファスナで止めるものであり、標識用具をコーンバーに取り付ける際に時間がかかり、また、平面ファスナの接着強度によっては強風などによって標識用具が外れる等のおそれがある。
【0005】
また、特許文献2に記載される技術では、コーンバーの少なくとも一端側の吊り輪は取り外し自在である必要があり、また、当該取り外し自在の吊り輪を外した後に筒部にコーンバーを通し、その後に取り外した吊り輪をコーンバーの一端側に装着するため、標識用具をコーンバーに取り付ける際に時間がかかる。
【0006】
この発明の目的は、取り付け先のバーへの取り付けを容易とし、取り付け時間の大幅な短縮を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の概念は、
長方形状の軟質材料からなる標識シート部と、上記標識シート部の一方向の一端側に、周方向の一端側が取り付けられた半割円筒状のバー取り付け部と、
上記標識シート部の上記一方向の他端側に取り付けられた重り部材と
を備えることを特徴とする標識用具にある。
【0008】
この発明においては、長方形状の軟質材料からなる標識シート部を備えている。この標識シート部により、標識内容としての、文字、図形、記号またはこれらの組み合わせが表示される。このように標識シート部が軟質材料(例えば、塩化ビニル等)で形成されていることから、保管時には当該標識シート部を巻いた状態で保管でき、収納スペースを節約できる。
【0009】
ここで、例えば、標識シート部自体に標識内容(文字、図形、記号等)が記載または印刷により表示されていてもよい。また、この場合、例えば、標識シート部が第1のシート部材と第2のシート部材とが積層されてなり、これら2つのシート部材の少なくともいずれかが透明材料からなるものとされ、2つのシート部材の間に標識内容が記載または印刷により表示された標識シートが挿入されてもよい。このように標識シートを2つのシート部材の間に挿入可能な構成とされることで、標識内容の差し替えが可能となり、種々の場所での使用が可能となる。
【0010】
なお、このように標識シートを2つのシート部材の間に挿入可能な構成とされる場合、2つのシート部材のいずれか一方に切り欠きあるいは貫通孔が設けられてもよい。このように一方のシート部材に切り欠きあるいは貫通孔が設けられることで、標識シートの挿入、取り出しの際に、ユーザは、2つのシート部材を容易の離間させることができる。
【0011】
標識シート部の一の方向の一端側(取り付け時には上側)に、半割円筒状のバー取り付け部が取り付けられる。例えば、このバー取り付け部は、取り付け先のバーの径より若干小さな内径を有するものとされ、また、円周方向に180°より若干大きな角度を持つものとされる。この場合、バー取り付け部120を、取り付け先のバー、例えばコーンバーに嵌合することで取り付けを行うことができ、ユーザは、標識用具を、ワンタッチ操作で、取り付け先のバーに取り付けることができ、取り付け時間を大幅に短縮できる。
【0012】
なお、このバー取り付け部にユーザが手を引っかけるための窪み状の把手部が設けられてもよい。例えば、この把手部は、切り欠きあるいは貫通孔などとされる。このようにバー取り付け部に把手部が設けられることで、ユーザは、取り付け先のバーから当該バー取り付け部を容易に取り外すことができる。
【0013】
また、標識シート部の一の方向の他端側(取り付け時には下側)に、重り部材が取り付けられる。標識シート部は上述のように軟質材料からなるものであるが、取り付け時に下側となる側に重り部材が取り付けられることで、標識シート部は取り付け時には下方に引っ張られた状態となり、風等の影響を抑制でき、標識内容を安定した状態で表示できる。
【0014】
なお、この重り部材は、上述のバー取り付け部と同様の、半割円筒状の部材であってもよい。例えば、この半割円筒状の部材は、バー取り付け部の外形より若干大きな内径を有するものとされ、また、円周方向に180°より若干大きな角度を持つものとされる。これにより、標識シート部をバー取り付け部に巻き付けた状態で保管する際に、重り部材としての半割円筒状の部材を外周側に嵌合させて、巻き付け状態の保持が可能となる。
【0015】
なお、この発明において、例えば、標識シート部自体に標識内容(文字、図形、記号等)が記載または印刷されるものにあっては、標識シート部に、空気を通すための複数の貫通孔が設けられてもよい。貫通孔は、標識内容の認識に影響を与えないよう程度の径を持つものとされる。このように標識シート部に空気を通すための複数の貫通孔が設けられることで、標識シート部は上述のように軟質材料からなるものであるが、風の影響を抑制でき、標識内容を安定した状態で表示できる。また、このように標識シート部に空気を通すための複数の貫通孔が設けられることで、標識シート部が透明でない場合であっても、当該標識シート部を通して向こう側を見ることが可能となる。
【発明の効果】
【0016】
この発明によれば、取り付け先のバーへの取り付けを容易とし、取り付け時間を大幅に短縮できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1、図2は、実施の形態としての標識用具100の構成例を示している。図1(a)は標識用具100の正面図、図1(b)は標識用具100の上面図、図1(c)は標識用具の側面図である。また、図2(d)は標識用具100の正面側から見た斜視図、図2(e)は標識用具100を背面側から見た斜視図である。
【0018】
標識用具100は、標識シート部110と、バー取り付け部120と、重り部材130とからなっている。
【0019】
標識シート部110は、標識内容としての、文字、図形、記号またはこれらの組み合わせを表示するものであり、標識用具100の本体を構成している。この表紙シート部110は、塩化ビニル等の軟質材料で形成されている。この標識シート部110は、図3(a)に示すように、第1のシート部材111および第2のシート部材112が積層された構造とされている。
【0020】
この場合、これら2つのシート部材111,112の上端側(図3(b)に矢印Puで示す)および下端側(図3(b)に矢印Pdで示す)は接着状態あるいは融着状態にあるが、その他の部分については接着あるいは融着はされていない。そのため、積層状態にある2つのシート部材111,112からなる標識シート部110は、その上下方向における中間部でシート部材111,112を離間させることができ、図3(b)に示すように、標識内容が記載あるいは印刷により表示された標識シート113を、2つのシート部材111,112の間に挿入できる。このように標識シート113を2つのシート部材111,112の間に挿入可能な構成とされることで、標識内容の差し替えが可能となり、種々の場所での使用が可能となる。
【0021】
なお、標識シート部110は、上述したように2つのシート部材111,112の間に標識シート113を挿入するものであり、少なくとも、標識シート113の標識内容を確認する側、例えば正面側のシート部材は透明とされている。
【0022】
また、標識シート部110は、上述したように2つのシート部材111,112の間に標識シート113を挿入するものであり、2つのシート部材111,112のいずれか一方に切り欠きあるいは貫通孔が設けられる。図4(a)は、第1の部材111に切り欠き114が設けられた状態を示している。また、図4(b)は、第1の部材111に貫通孔115が設けられた状態を示している。
【0023】
このように、2つのシート部材111,112のうちのいずれかに切り欠き114あるいは貫通孔115が設けられることで、上述の標識シート113を2つのシート部材111,112の間に挿入する際、あるいは、上述の標識シート113を2つのシート部材111,112の間から取り出す際に、ユーザは、当該切り欠き114あるいは貫通孔115の形成部分を用いて、当該2つのシート部材111,112を容易に離間させることができる。
【0024】
バー取り付け部120は、例えば、プラスチック等の弾性を有する材料により、半割円筒状に形成されている。この半割円筒状のバー取り付け部120の周方向の一端側が、標識シート部110の、取り付け時に上側となる一の方向の一端側に、接着等で取り付けられている。このバー取り付け部120は、取り付け先のバー、例えばコーンバーの径より若干小さな内径を有するものとされ、また、円周方向に180°より若干大きな角度を持つものとされる。これにより、バー取り付け部120を取り付け先のバーに嵌合した取り付け状態では、その状態が強固にかつ安定して保持される。
【0025】
バー取り付け部120には、ユーザが手を引っかけるための窪み状の把手部121が設けられている。バー取り付け部120の肉厚が薄いので、把手部121は、例えば、切り欠きあるいは貫通孔として形成される。図示の例の把手部121は、切り欠きとして形成されたものである。なお、実施の形態においては、把手部121が1個だけ設けられたものを示したが、2個以上設けてもよい。このように、バー取り付け部120に把手部121が設けられることで、ユーザは、この把手部120に手を引っかけることができ、取り付け先のバー、例えばコーンバーから当該バー取り付け部120を容易に取り外すことができる。
【0026】
また、重り部材130は、半割円筒状の部材とされている。この半割円筒状の部材は、例えば、プラスチック等の弾性を有する材料により形成されている。この場合、この半割円筒状の部材の一端側が、標識シート部110の、取り付け時に下側となる一の方向の他端側に、接着等で取り付けられている。この重り部材130は、取り付け時に、その重量によって、標識シート部110を下方に引っ張る。なお、重り部材130としての半割円筒状の部材は、上述のバー取り付け部120の外形より若干大きな内径を有するものとされ、また、円周方向に180°より若干大きな角度を持つものとされる。
【0027】
上述の図1、図2に示す標識用具100は、図5に示すように、そのバー取り付け部120を、取り付け先のバー、例えばコーンバー221に嵌合することで、当該コーンバー221に取り付けられる。なお、図5は、2つのコーン222の頂部にコーンバー221の両端に設けられた吊り輪が挿入され、2つのコーン222にコーンバー221が掛け渡されている状態を示している。図6(a)は、図5における、標識用具100がコーンバー221に取り付けられた状態を拡大して示した斜視図である。また、図6(b)は、標識用具100がコーンバー221に取り付けられた状態を示す側面図である。
【0028】
このように、図1、図2に示す標識用具100は、標識シート部110に取り付けられている半割円筒状のバー取り付け部120を、取り付け先のバー、例えばコーンバー221に嵌合することで取り付けを行うものであり、ユーザは、標識用具100を、ワンタッチ操作で、取り付け先のバーに取り付けることができ、取り付け時間を大幅に短縮できる。
【0029】
また、図1、図2に示す標識用具100は、標識シート部110の一の方向の他端側(取り付け時には下側)に、重り部材130が取り付けられているので、標識シート部110が軟質材料からなるものであっても重り部材130によって下側に引っ張られた状態となるため、風等の影響を抑制でき、標識内容を安定した状態で表示できる。
【0030】
また、図1、図2に示す標識用具130は、標識シート部110が軟質材料で形成されているので、保管時には当該標識シート部110を巻いた状態で保管でき、収納スペースを節約できる。図7は、収納動作の一例を示している。この例は、コーンバー221に取り付けたままで保管する場合の例である。
【0031】
図7(a)は、標識用具100がコーンバー221に取り付けられて使用されている状態を示している。この状態から、図7(b)に示すように、バー取り付け部120をコーンバー221の周りを摺動回転させるようにして、標識シート部110をバー取り付け部120上に巻いていく。そして、最終的に、図7(c)に示すように、バー取り付け部120の外面側に、重り部材130としての半割円筒状の部材を嵌合させ、巻き付け状態を保持させる。
【0032】
なお、上述実施の形態においては、重り部材130が半割円筒状の部材で構成されたものを示したが、重り部材130は当該半割円筒状の部材に限定されるものではない。要は、標識用具100を取り付け先のバーに取り付けて使用する際に、軟質材料で形成される標識シート部110の下端側を下方に引っ張るようになされていればよい。
【0033】
また、上述実施の形態においては、標識シート部110が2つのシート部材111,112から構成され、これらの間に標識内容が表示された標識シート113を挿入して使用するものを示したが、標識シート部110が1つのシート部材からなり、当該標識シート部110自体に標識内容が記載あるいは印刷されて表示されていてもよい。
【0034】
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。図8は、他の実施の形態としての標識用具100Aの構成例を示している。この標識用具100Aは、標識シート部110Aと、バー取り付け部120と、重り部材130とからなっている。
【0035】
標識シート部110Aの一の方向の一端側(取り付け時には上側)にバー取り付け部120が取り付けられていると共に、この標識シート部110Aの一の方向の他端側(取り付け時には下側)に重り部材130が取り付けられている。バー取り付け部120および重り部材130に関しては、上述の図1、図2に示す標識用具100のバー取り付け部120および重り部材130と同様であるので、その説明は省略する。
【0036】
標識シート部110Aは、塩化ビニル等の軟質材料で形成されている。この標識シート部110Aは、上述の図1、図2に示す標識用具100の標識シート部110とは異なり、1つのシート部材から構成されている。そして、この標識シート部110Aは、当該標識シート部110A自体に標識内容が記載あるいは印刷されて表示されている。
【0037】
また、この標識シート部110Aには、空気を通すための複数の貫通孔116が設けられている。図8には、図面の簡単化のために、「立」の文字に対応した範囲にのみ貫通孔116を示しているが、この貫通孔116は、実際には、標識シート部110Aの全面に形成されている。この貫通孔116は、標識内容(図8の例では、「立入禁止」の文字)の認識に影響を与えないよう程度の径を持つものとされる。
【0038】
図8に示す標識用具100Aのその他は、図1、図2に示す標識用具100と同様に構成されている。この図8に示す標識用具100Aにおいても、標識シート部110Aが軟質材料からなっていること、標識シート部110Aの取り付け時の上側に半割円筒状のバー取り付け部120が取り付けられていること、さらに標識シート部110Aの下側に重り部材130が取り付けられていることなどから、図1、図2に示す標識用具100と同様の効果を得ることができる。
【0039】
また、この図8に示す標識用具100Aにおいては、標識シート部110Aに空気を通すための複数の貫通孔116が設けられているので、風の影響を抑制でき、標識内容を安定した状態で表示できる。また、このように標識シート部110Aに空気を通すための複数の貫通孔116が設けられているので、標識シート部110Aが透明でない場合であっても、当該標識シート部110Aを通して向こう側を見ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
この発明は、取り付け先のバー、例えばコーンバーへの取り付けを容易とし、取り付け時間の大幅な短縮を図ることができるものであり、工事現場等で安全標識を表示する場合等に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明の実施の形態としての標識用具の構成例を示す正面図、上面図、側面図である。
【図2】この発明の実施の形態としての標識用具の構成例を示す正面側から見た斜視図、背面側から見た斜視図である。
【図3】標識シート部が2つのシート部材の積層構造からなることを説明するための図である。
【図4】2つのシート部材のいずれかに設けられる切り欠きあるいは貫通孔を説明するための図である。
【図5】この発明の実施の形態としての標識用具をコーンバーに取り付けた状態を示す図である。
【図6】標識用具をコーンバーに取り付けた状態を示した斜視図、側面図である。
【図7】この発明の実施の形態としての標識用具の収納動作の一例を説明するための斜視図である。
【図8】この発明の他の実施の形態としての標識用具の構成例を示す正面図である。
【符号の説明】
【0042】
100,100A・・・標識用具、110,110A・・・標識シート部、111・・・第1のシート部材、112・・・第2のシート部材、113・・・標識シート、114・・・切り欠き、115・・・貫通孔、116・・・貫通孔、121・・・把手部、221・・・コーンバー、222・・・コーン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長方形状の軟質材料からなる標識シート部と、
上記標識シート部の一方向の一端側に、周方向の一端側が取り付けられた半割円筒状のバー取り付け部と、
上記標識シート部の上記一方向の他端側に取り付けられた重り部材と
を備えることを特徴とする標識用具。
【請求項2】
上記重り部材は、
上記標識シート部の上記一方向の他端側に、周方向の一端側が取り付けられた半割円筒状の部材である
ことを特徴とする請求項1に記載の標識用具。
【請求項3】
上記標識シート部は、第1のシート部材と第2のシート部材とが積層されてなり、
上記第1のシート部材および上記第2のシート部材の少なくともいずれかは透明材料からなり、
上記第1のシート部材および第2のシート部材の間に標識内容を表示した標識シートの挿入が可能とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の標識用具。
【請求項4】
上記第1のシート部材および上記第2のシート部材のいずれか一方に切り欠きあるいは貫通孔が設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の標識用具。
【請求項5】
上記バー取り付け部にユーザが手を引っかけるための窪み状の把手部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の標識用具。
【請求項6】
上記標識シート部には、空気を通すための複数の貫通孔が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の標識用具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−228308(P2009−228308A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−75042(P2008−75042)
【出願日】平成20年3月24日(2008.3.24)
【出願人】(596133119)中電プラント株式会社 (101)
【Fターム(参考)】