説明

樹脂製フェンダパネル取り付け構造

【課題】固定式三角窓を有する車両に樹脂製フェンダパネルを取り付けることが可能な樹脂製フェンダパネル取り付け構造を提供する。
【解決手段】車両10の前輪上方に配置され車両10の前部側面の外板をなす樹脂製のフェンダパネル12と、フェンダパネル12から上方に延在するフロントピラー11とを備える車両10の樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、樹脂製フェンダパネルは12、フロントピラー11下部を巻き込む形で覆う巻き込み部13を有し、巻き込み部13の車幅方向内側の内側壁13aに開孔17を形成し、開孔17に締結部材18を挿通させて樹脂製フェンダパネル12をフロントピラー11下部に固定した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製フェンダパネル取り付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車のフロントピラー下部近傍に三角形状に形成された開口に三角形状のガラスを嵌め込むことで構成された固定式三角窓が採用される車両が多くなってきている。このような固定式三角窓の一例が下記特許文献1に開示されている。また、自動車の前部側面の前輪上部には、車両の外板をなすフェンダパネルが設置されるが、近年、フェンダパネルの軽量化や歩行者保護やデザインの成形性の観点から、フェンダパネルを樹脂により成形した樹脂製フェンダパネルが採用される車両が多くなってきている。このような固定式三角窓の一例が下記特許文献2に開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2005−96502号公報
【特許文献2】特開2006−96169号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような状況から、固定式三角窓を有する車両に樹脂製フェンダパネルの採用に対する要求が高まっている。しかしながら、固定式三角窓を有する車両に対し樹脂製のフェンダパネルを取り付ける場合、固定式三角窓のガラスによりフロントピラー下部にフェンダパネルの取り付け点を確保することができず、フェンダパネルを取り付けることが困難となる。
【0005】
また、フェンダパネルを取り付けるために、ガラスの下面に取り付け点を設定した場合、フェンダパネルを取り外すときには、必ず固定式三角窓のガラスも取り外さなければならず、フェンダパネル脱着時の作業性が著しく損なわれてしまう。
【0006】
以上のことから、本願発明は、固定式三角窓を有する車両に樹脂製フェンダパネルを取り付けることが可能な樹脂製フェンダパネル取り付け構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に対応)に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造によれば、
車両の前輪上方に配置され前記車両の前部側面の外板をなす樹脂製のフェンダパネルと、前記フェンダーパネルから上方に延在するフロントピラーとを備える車両の樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、
前記樹脂製フェンダパネルは、フロントピラー下部を巻き込む形で覆う巻き込み部を有し、
前記巻き込み部の車幅方向内側の内側壁に開孔を形成し、
前記開孔に締結部材を挿通させて前記樹脂製フェンダパネルを前記フロントピラー下部に固定する
ことを特徴とする。
【0008】
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に対応)に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造によれば、第1の発明に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、
前記フロントピラーから車幅方向内側へ延在するフロントガラスをさらに有し、
前記内側壁は、前記フロントガラスよりも車両外側に延在する延在部を形成し、
前記開孔を前記延在部に形成した
ことを特徴とする。
【0009】
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に対応)に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造によれば、第1の発明又は第2の発明に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、
前記内側壁は、車幅方向内側面を斜め上方に向くよう車幅方向外側へ傾斜する傾斜面を有し、
前記開孔は、前記傾斜面に設けられる
ことを特徴とする。
【0010】
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に対応)に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造によれば、第1の発明乃至第3の発明のいずれかに係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、
前記フロントピラー下部には、前記フロントピラーの表面と前記巻き込み部に覆われる面とをつなぐ段差部を形成し、
前記開孔はその径を前記締結部材の径より大きく形成して前記巻き込み部の取り付け位置を調整可能な構成とし、
前記段差部と前記巻き込み部の上端縁との隙間を調整することができる
ことを特徴とする。
【0011】
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に対応)に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造によれば、第1の発明乃至第4の発明のいずれかに係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、
前記フロントピラーの下部から車幅方向内側へ延在するデッキガーニッシュをさらに備え、
前記デッキガーニッシュの車幅方向の端部に前記巻き込み部の前記内側壁の下端部を差し込むことが可能なスリット状の差込部を形成した
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
第1の発明によれば、車両の前輪上方に配置され車両の前部側面の外板をなす樹脂製のフェンダパネルと、フェンダーパネルから上方に延在するフロントピラーとを備える車両の樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、樹脂製フェンダパネルは、フロントピラー下部を巻き込む形で覆う巻き込み部を有し、巻き込み部の車幅方向内側の内側壁に開孔を形成し、開孔に締結部材を挿通させて樹脂製フェンダパネルをフロントピラー下部に固定することにより、樹脂製フェンダパネルの巻き込み部を車両外側から見にくい場所で締結することで、車両外観を損なうことなく、フロントピラー下部における樹脂製フェンダパネルのめくれを防止して取付剛性及び取り付け品質を向上させた。
【0013】
第2の発明によれば、第1の発明による効果に加え、フロントピラーから車幅方向内側へ延在するフロントガラスをさらに有し、内側壁は、フロントガラスよりも車両外側に延在する延在部を形成し、開孔を延在部に形成したことにより、フロントガラスを取り外すことなく、樹脂製フェンダパネルの取り外しが可能となる。
【0014】
第3の発明によれば、第1の発明又は第2の発明による効果に加え、内側壁は、車幅方向内側面を斜め上方に向くよう車幅方向外側へ傾斜する傾斜面を有し、開孔は、傾斜面に設けられることにより、締結部材を斜め上方から挿入することができるため、締結部材の締め付けが容易となる。
【0015】
第4の発明によれば、第1の発明乃至第3の発明のいずれかによる効果に加え、フロントピラー下部には、フロントピラーの表面と巻き込み部に覆われる面とをつなぐ段差部を形成し、開孔はその径を締結部材の径より大きく形成して巻き込み部の取り付け位置を調整可能な構成とし、段差部と巻き込み部の上端縁との隙間を調整することができることにより、樹脂製フェンダパネルの取付剛性及び取り付け品質を向上させた。
【0016】
第5の発明によれば、第1の発明乃至第4の発明のいずれかによる効果に加え、フロントピラーの下部から車幅方向内側へ延在するデッキガーニッシュをさらに備え、デッキガーニッシュの車幅方向の端部に巻き込み部の内側壁の下端部を差し込むことが可能なスリット状の差込部を形成したことにより、デッキガーニッシュ端部のめくれ上がりを防止し、取り付け品質が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本願発明に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造の一実施形態について図1から図7を用いて説明する。図1は本願発明に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造の斜視図、図2は本願発明に係るフロントピラー側固定部のフェンダパネル取り付け前の斜視図、図3は本願発明に係るフロントピラー側固定部のフェンダパネル取り付け後の斜視図、図4は図1にA−Aで示す断面での断面図、図5は本願発明に係るデッキガーニッシュ側支持部の斜視図、図6は図5にB−Bで示す断面での断面図、図7は本願発明に係る車両の斜視図である。なお、各図中において、Frは車両前方を、In車幅方向内側を、Upは車両上方を示す。
【0018】
以下、本願発明の一実施形態に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造について説明する。図7に示すように、車両10の前部側面のフロントピラー11の下部には、車両前部側面の外板をなすフェンダパネル12が取り付けられている。本実施形態において、フェンダパネル12は樹脂により成形する。
【0019】
フェンダパネル12の車両後方側の上部には、フロントピラー11の下部を巻き込む形で覆う巻き込み部13が形成されている。エンジンルーム(図示省略)の上部には、エンジンルーム上部の開口を覆うフード14が設置されている。車両10の車室前面には、フロントガラス15が設置されている。フロントピラー12の下方でフェンダパネルの上方には、三角形状の固定式三角窓23が設置されている。
【0020】
図1に示すように、フロントピラー11の下部を覆うフェンダパネル12の巻き込み部13は、巻き込み部13の上端部近傍において、巻き込み部13をフロントピラー11の下部に固定するフロントピラー側固定部1が設けられている。フロントピラー11の車幅方向内側には、フロントガラスを設置するためのフランジ部11bが形成されている。また、巻き込み部13の下端部には、フード14とフランジ部11bとの間に位置するデッキガーニッシュ16に支持されるデッキガーニッシュ側支持部2が設置されている。
【0021】
図2に示すように、フロントピラー側固定部1には、フロントピラー11の下部でフェンダパネル12の巻き込み部13(図1参照)に覆われる面11aにフェンダパネル12の巻き込み部13を取り付けるためのフェンダブラケット3が設置されている。また、フロントピラー11の表面と巻き込み部に覆われる面とをつなぐ段差部11cが形成される。フェンダブラケット3は、フェンダパネル12の巻き込み部13が取り付けられるフェンダパネル取り付け部3aと、フロントピラー11の下部でフェンダパネル12の巻き込み部13に覆われる面11aに溶接して結合される基部3bとにより形成される。フェンダパネルブラケット3のフェンダパネル取り付け部3aには、ボルト孔3cが形成されている。
【0022】
本実施形態においては、剛性を確保するためフェンダブラケット3は板金製としたが、十分な剛性を確保できるのであれば樹脂製としてもよい。また、フェンダブラケット3は別体の部品により形成したが、可能であればフロントピラー11に直接形成してもよい。
【0023】
図3に示すように、フロントピラー11の下部には、フェンダパネル12の巻き込み部13が取り付けられる。そして、巻き込み部13は、巻き込み部13の車幅方向内側に形成される壁面(内側壁13a)に設けられたボルト挿入孔17にボルト18を挿入して、フェンダブラケット3(図2参照)のボルト孔3c(図2参照)にボルト締めして固定される。その後、このボルト18を隠すために蓋状のフェンダカバー19を取り付ける。
【0024】
尚、フロントピラー11の上面は、フロントガラスよりも車両外側上方に向かって出っ張っており、内側壁13aはフロントガラスよりも車両外側に延在する延在部13b(図4参照)を形成する。つまり、延在部13bは、上方に向かって立設した縦壁を有する。そして、ボルト挿入孔17は、フロントガラスよりも上方の延在部13bに穿設されている。
【0025】
図4に示すように、フロントピラー11(図1参照)の下部でフェンダパネル12の巻き込み部13に覆われる面11aには、フェンダブラケット3の基部3bが溶接により結合されている。フェンダブラケット3のフェンダパネル取り付け部3aの裏面には、ボルト孔3cに対応した位置にナット20が溶接により結合されている。
【0026】
フェンダパネル12(図1参照)は、巻き込み部13の内側壁13aの裏面側でフェンダパネル取り付け部3aと接している。巻き込み部13とフェンダパネル取り付け部3aとは、巻き込み部13の内側壁13aの調整代付ボルト孔17と、フェンダパネル取り付け部3aのボルト孔3bとにボルト18を通してナット20にボルト締めされる。
【0027】
巻き込み部13の内側壁13aの調整代付ボルト孔17の径は、ボルト18のネジ部18aの径よりも大きく形成され、巻き込み部13の取り付け位置を調整するための調整代Pを有している。このため、図3に示すように、巻き込み部13はフロントピラー11との位置調整が可能となり、段差部11cと巻き込み部の上端縁との隙間を調整して、フェンダパネル12の表面とフロントピラー11の表面とを面一な状態に調整することができるため、見栄え良く連続面を形成することができる。
【0028】
また、図4に示すように、フロントピラー11(図1参照)のフランジ部11bの上面には、フロントガラス15が設置されている。このフロントガラス15の縁部には、フロントガラス15とフランジ部11bとのシールのためにモール21が設置されている。
【0029】
本実施形態に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造では、巻き込み部13の内側壁13aは、フロントガラスよりも車両外側に延在し、上方に向かって立設した縦壁(延在部13b)が形成されており、開孔3cは、この延在部に設けられる。このため、フロントガラス15を取り外すことなく工具22によりボルト18を取り外し、フェンダパネル12の取り外しを行うことができる。また、巻き込み部13の内側壁13aは、車幅方向内側面を斜め上方に向くよう車幅方向外側へ傾斜する傾斜面が形成されており、開孔3cは、この傾斜面に設けられる。このため、フロントガラス15を取り外すことなく工具22によりボルト18を取り外し、フェンダパネル12の取り外しを行うことができる。つまり、傾斜面を設けることで、工具22がフロントガラス15に干渉することなく、ボルト18の締付け、取り外しが可能となっている。
【0030】
図5に示すように、デッキガーニッシュ側支持部2は、フェンダパネル12(図1参照)の巻き込み部13の内側壁13aの下端部が、デッキガーニッシュ16(図1参照)の車幅方向外側の端部近傍に形成されたスリット状の差込部4に差し込まれて支持されている。
【0031】
図6に示すように、巻き込み部13の内側壁13aにはフック部5が形成されており、デッキガーニッシュ16の差込部4にはフック部5に対応した形状の鉤部6a,6bが上下に形成されてるため、差込部4に差し込んだ巻き込み部13の内側壁13aによって、デッキガーニッシュ16の端部に形成された差込部4が上方側に抜けてしまうことを防ぐことができる。つまり、デッキガーニッシュ16の端部の浮き上がりを防ぐことができる。
【0032】
以上のように、本実施形態に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造によれば、図1に示すように、フロントピラー側固定部1において、巻き込み部13の内側壁13a側からフロントピラー下部に取り付けられることで、ボルト18又はフェンダカバー19は車両の外側や上方から見えにくくなり、さらに乗員からはフロントガラスにより見えにくくなるため、車両の概観を損なうことなく巻き込み部13のめくれを防止することができる。
【0033】
特に、開孔3cは、巻き込み部13の内側壁13aであって、フロントガラスよりも車両外側に延在し、上方に向かって立設した縦壁(延在部13b)に設けられるので、ボルト18又はフェンダカバー19は車両の外側や上方から見えにくくなり、さらに乗員からはフロントガラスにより見えにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本願発明に係る樹脂製フェンダパネル取り付け構造の斜視図である。
【図2】本願発明に係るフロントピラー側固定部のフェンダパネル取り付け前の斜視図である。
【図3】本願発明に係るフロントピラー側固定部のフェンダパネル取り付け後の斜視図である。
【図4】図1にA−Aで示す断面での断面図である。
【図5】本願発明に係るデッキガーニッシュ側支持部の斜視図である。
【図6】図5にB−Bで示す断面での断面図である。
【図7】本願発明に係る車両の斜視図である。
【符号の説明】
【0035】
1 フロントピラー側固定部
2 デッキガーニッシュ側支持部
3 フェンダブラケット
3a フェンダパネル取り付け部
3b 基部
3c ボルト孔
4 差込部
5 フック部
6a,6b 鉤部
10 車両
11 フロントピラー
11c 段差部
11b フランジ部
12 フェンダパネル
13 フェンダパネル巻き込み部
13a 巻き込み部内側壁
13b 巻き込み部内側壁の延在部
14 フード
15 フロントガラス
16 デッキガーニッシュ
17 調整代付きボルト孔
18 ボルト(締結部材)
19 フェンダカバー
20 ナット
21 モール
22 工具
23 固定式三角窓

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の前輪上方に配置され前記車両の前部側面の外板をなす樹脂製のフェンダパネルと、前記フェンダパネルから上方に延在するフロントピラーとを備える車両の樹脂製フェンダパネル取り付け構造において、
前記樹脂製フェンダパネルは、フロントピラー下部を巻き込む形で覆う巻き込み部を有し、
前記巻き込み部の車幅方向内側の内側壁に開孔を形成し、
前記開孔に締結部材を挿通させて前記樹脂製フェンダパネルを前記フロントピラー下部に固定する
ことを特徴とする樹脂製フェンダパネル取り付け構造。
【請求項2】
前記フロントピラーから車幅方向内側へ延在するフロントガラスをさらに有し、
前記内側壁は、前記フロントガラスよりも車両外側に延在する延在部を形成し、
前記開孔を前記延在部に形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の樹脂製フェンダパネル取り付け構造。
【請求項3】
前記内側壁は、車幅方向内側面を斜め上方に向くよう車幅方向外側へ傾斜する傾斜面を有し、
前記開孔は、前記傾斜面に設けられる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂製フェンダパネル取り付け構造。
【請求項4】
前記フロントピラー下部には、前記フロントピラーの表面と前記巻き込み部に覆われる面とをつなぐ段差部を形成し、
前記開孔はその径を前記締結部材の径より大きく形成して前記巻き込み部の取り付け位置を調整可能な構成とし、
前記段差部と前記巻き込み部の上端縁との隙間を調整することができる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の樹脂製フェンダパネル取り付け構造。
【請求項5】
前記フロントピラーの下部から車幅方向内側へ延在するデッキガーニッシュをさらに備え、
前記デッキガーニッシュの車幅方向の端部に前記巻き込み部の前記内側壁の下端部を差し込むことが可能なスリット状の差込部を形成した
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の樹脂製フェンダパネル取り付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−162414(P2008−162414A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−354231(P2006−354231)
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【出願人】(000176811)三菱自動車エンジニアリング株式会社 (402)
【Fターム(参考)】