説明

歯磨剤組成物

【解決手段】ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物に、(A)l−メントールを0.1〜1.0質量%と、(B)テアニンを0.1〜2.0質量%とを配合したことを特徴とする歯磨剤組成物。
【効果】本発明のラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨組成物は、異味のない高い清涼感を実現させることができ、歯磨き後に満足できる使用実感を与えて使用者の歯磨したことへの満足度を高め、継続使用を促進できるもので、ラウロイルサルコシンナトリウム由来の殺菌効果を効果的に発揮させることが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、異味のない高い清涼感を有する、ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物及び歯磨剤組成物の異味の発現を改善する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、歯磨剤組成物には、口腔内の不具合を予防する目的で種々の有効成分が配合されている。虫歯の発生及び進行を予防する目的では、殺菌効果を有する様々な有効成分やフッ素化合物が用いられており、特に近年、ラウロイルサルコシンナトリウムが口腔内細菌に対する殺菌効果に優れることから汎用されている。
【0003】
ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物は、その殺菌効果を有効に発揮させるため、使用実感を高め、歯磨したことへの満足度を高めることで、継続使用を促進することが好ましいが、その使用実感は十分とは言い難く、より満足な使用実感を有する製剤が望まれる。
【0004】
なお、ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物に、l−メントールを含有させることで清涼感を付与し、歯磨後の口腔内をさっぱりさせることで使用後に生活者が満足できる使用実感を与えることは可能と考えられる。しかし、一定濃度以上のメントールを含有させると、異味が発現してしまうという欠点が生じ、使用感が低下してしまう。
従って、優れた使用実感を有し、使用感も良好なラウロイルサルコシンナトリウム含有歯磨剤組成物の開発が望まれる。
【0005】
【特許文献1】特許第3543478号公報
【特許文献2】特開平11−137212号公報
【特許文献3】特開2007−131553号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、異味のない高い清涼感を有し、優れた使用実感を有するラウロイルサルコシンナトリウム含有歯磨剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物に、l−メントールを0.1〜1.0質量%と、テアニンを0.1〜2.0質量%とを配合することにより、l−メントールによる清涼感の向上効果が高く発揮される上、ラウロイルサルコシンナトリウム含有歯磨剤組成物にl−メントールを配合した場合に生じる異味の発現を満足に抑制でき、使用感も良好となること、よって、歯磨き後の口腔内をさっぱりさせることで満足できる使用実感を与えて使用者の歯磨したことへの満足度を高め、継続使用を促進でき、ラウロイルサルコシンナトリウム由来の殺菌効果を効果的に発揮させることが可能であることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】
なお、テアニンは、緑茶のうま味成分として一般的に知られており、皮膚への応用として、保湿剤としての機能(特許文献1参照)や、しわやたるみの予防や、美白効果を有すること(特許文献2参照)が知られている。また口腔内への応用例としては、アルコール含有口腔用組成物において、エタノール特有の刺激を低減する目的で配合することが報告されている(特許文献3参照)。このように口腔用組成物へのテアニンの配合は公知であるが、ラウロイルサルコシンナトリウム配合歯磨剤組成物にl−メントールとテアニンとを併用することによって、メントールの配合による異味の発現という課題を解決して高い使用実感を与えることは知られておらず、本発明者らの新知見である。
【0009】
従って、本発明は、ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物に、(A)l−メントールを0.1〜1.0質量%と、(B)テアニンを0.1〜2.0質量%とを配合したことを特徴とする歯磨剤組成物、及びラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物にl−メントールを配合することにより生じる異味の発現を改善する方法であって、前記歯磨剤組成物にl−メントールを0.1〜1.0質量%と、テアニンを0.1〜2.0質量%とを配合することを特徴とする歯磨剤組成物の異味の発現を改善する方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物は、異味のない高い清涼感を実現させることができ、歯磨き後に満足できる使用実感を与えて使用者の歯磨したことへの満足度を高め、継続使用を促進できるもので、ラウロイルサルコシンナトリウム由来の殺菌効果を効果的に発揮させることが可能である。本発明方法によれば、ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物にl−メントールを配合することにより生じる異味の発現を改善することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明につき更に詳細に説明する。本発明に係る歯磨剤組成物は、ラウロイルサルコシンナトリウムを含有し、(A)l−メントール、及び(B)テアニンを含有する。
【0012】
ラウロイルサルコシンナトリウムは、アミノ酸の1種であるサルコシンとラウリン酸との縮合物で、酸アマイド型アニオン活性剤であり、口腔内細菌に対する殺菌効果を有することから虫歯予防の有効成分などとして使用される。
本発明において、ラウロイルサルコシンナトリウムとしては、化粧品、医薬品の配合成分として通常使用されているものを使用することができ、例えば川研ファインケミカル株式会社などから入手できる。
【0013】
ラウロイルサルコシンナトリウムの含有量は、医薬部外品の薬用歯磨類において虫歯予防の有効成分として認められている範囲とすることができ、歯磨剤組成物全体の0.1〜0.5%(質量%、以下同様。)とすることができる。
【0014】
(A)成分のl−メントールとしては、高砂香料工業(株)から販売されているものを使用できる。l−メントールの配合量は、組成物全体の0.1〜1.0%であり、好ましくは0.4〜0.8%である。0.1%未満では十分な清涼感が得られず、1.0%を超えると異味を改善することができなくなってしまう。
【0015】
(B)成分のテアニンは、グルタミルエチルアミドという別名でも呼ばれているグルタミン酸の誘導体であり、天然には茶葉に含まれ、緑茶のうま味成分として知られている。テアニンは、L−テアニン、D−テアニン、DL−テアニンがあるが、特にL−テアニンが好適に使用される。
テアニンとしては、茶葉からの抽出物等の天然品を用いても、合成品を使用してもよく、太陽化学(株)製のL−テアニンであるサンテアニン(商品名)などの市販品を使用することもできる。
【0016】
テアニンの配合量は、組成物全体の0.1〜2.0%であり、好ましくは0.3〜1.7%である。0.1%未満では異味の改善効果が発揮されず、2.0%を超えるとテアニン由来の異味が生じて使用感が低下してしまう。
【0017】
本発明の歯磨剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、上記必須成分に加えて任意成分としてその他の添加剤を配合できる。例えば研磨剤、粘稠剤、粘結剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、色素、香料等を配合でき、これら成分と水とを混合し製造できる。
【0018】
研磨剤としては、沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物、第2リン酸カルシウム無水和物、ピロリン酸カルシウム等のリン酸系研磨剤、水酸化アルミニウム、アルミナ、2酸化チタン、結晶性ジルコニウムシリケート、ポリメチルメタアクリレート、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、フルオロアパタイト、カルシウム欠損アパタイト、第3リン酸カルシウム、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシウム、合成樹脂系研磨剤などを、1種又は2種以上を組み合わせて用いられる。この中でも刷掃実感などの使用感の点などからシリカ系研磨剤や炭酸カルシウム系、リン酸系研磨剤や重質炭酸カルシウムが好ましく用いられる。配合量は通常、組成物全量に対して7〜60%であり、シリカ系研磨剤では一般に7〜30%、リン酸系研磨剤や重質炭酸カルシウムでは一般に15〜50%の範囲で用いられる。
【0019】
粘稠剤としては、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール、分子量200〜6000のポリエチレングリコール、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、還元でんぷん糖化物等の多価アルコール、糖アルコールなどの1種又は2種以上を組み合わせて配合することができる。配合量は通常、組成物全量に対して5〜70%である。
【0020】
粘結剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチルエチルセルロース、メチルセルロースなどのセルロース系粘結剤、キサンタンガム、カラギーナン、グアガム、アルギン酸ナトリウム、カチオン化セルロース、モンモリロナイト、ゼラチン、ポリアクリル酸ナトリウム等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を組み合わせて配合することができる。配合量は通常、組成物全量に対して0.1〜5%である。
【0021】
界面活性剤としては、ラウロイルサルコシンナトリウム以外の界面活性剤を配合できる。具体的には、アニオン性界面活性剤として、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウム、α−オレフィンスルフォン酸ナトリウムなどが挙げられる。ノニオン性界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、アルキルグルコシド、ラウリン酸デカグリセリル等が用いられる。この中でも泡立ちの点からポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルグリコシドなどが挙げられる。両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインや、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が用いられるが、上記に限られるものではない。上記界面活性剤の配合量は通常0.1〜10%である。
【0022】
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アスパラテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ぺリラルチン等、防腐剤としては、ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
【0023】
各種有効成分としては、ラウロイルサルコシンナトリウムに加えて、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズなどのフッ素化合物、正リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化合物、トラネキサム酸、イプシロン−アミノカプロン酸、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒノキチオール、アスコルビン酸、酢酸dl−トコフェロール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロール、クロルヘキシジン塩類、アズレン、グリチルレチン、グリチルレチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィル、グリセロホスフェートなどのキレート性リン酸化合物、グルコン酸銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレステリン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の抽出物などが挙げられる。添加量は本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる。
【0024】
香料としては、l−メントールに加えて、その他の香料、例えばアネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テレピネオール、シトロネリルアセテート、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁字油あるいはユーカリ油等が挙げられる。なお、l−メントールを含有する香料を配合する場合は、組成物中のl−メントールの総含有量が上記範囲内になるように添加する。
【0025】
着色剤としては、青色1号、黄色4号、緑色3号等が例示される。なお、これら成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0026】
本発明の歯磨剤組成物を収容する容器の材質は特に制限されず、通常、歯磨剤組成物に使用される容器を使用できる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等のプラスチック容器等が使用できる。
【実施例】
【0027】
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
【0028】
〔実施例、比較例〕
表1に示す組成の歯磨剤組成物を下記製造法により調製し、清涼感及び異味の程度を下記方法で評価した。結果を表1に併記する。なお、表1中の配合量を表す数値はいずれも質量%である。
【0029】
歯磨剤組成物の製造法;
(i)精製水中に水溶成分(粘結剤、プロピレングリコールを除く)を常温で混合溶解させたA相を調製する。
(ii)プロピレングリコール中に粘結剤を常温で分散させたB相を調製する。
(iii)撹拌中のA相の中にB相を添加混合し、C相を調製する。
(iv)C相中に、香料、研磨剤等の水溶性成分以外の成分を1.5Lニーダー(石山工作所製)を用い常温で混合し、減圧(5.3kPa)による脱泡を行い、歯磨剤組成物1.2kgを得た。
【0030】
得られた歯磨剤組成物を、最内層が直鎖状低密度ポリエチレンからなる直径26mmのラミネートチューブ(LDPE55/PET12/LDPE20/白LDPE60/EMAA20/AL10/EMAA30/LDPE20/LLDPE30、厚み257μm(大日本印刷(株)製))に50g充填した。
使用したラミネートチューブの層構成における略号と名称は以下の通りであり、略号に続く数字は各層の厚み(μm)を示したものである。
LDPE:低密度ポリエチレン
白LDPE:白色低密度ポリエチレン
LLDPE:直鎖状低密度ポリエチレン
AL:アルミニウム
PET:ポリエチレンテレフタレート
EMAA:エチレン・メタクリル酸の共重合体樹脂
【0031】
(1)清涼感の評価方法
専門家パネラー10人を用いた官能試験により評価した。歯磨剤組成物の適量を歯ブラシ上に乗せ、約3分間通常の方法で歯を磨き、清涼感について以下の基準で評価した。なお、対照サンプルとして比較例1のサンプルを使用し、これを基準として評価を行った。10名の評価結果を平均し、以下の評価基準で清涼感を判断した。
清涼感の程度(評点);
3点:対照サンプルと比較して清涼感が強い。
2点:対照サンプルと比較して清涼感がやや強い。
1点:対照サンプルと比較して清涼感が同等、又は弱い。
評価基準;
◎:清涼感が2.5点以上3.0点以下
○:清涼感が2.0点以上2.5点未満
△:清涼感が1.5点以上2.0点未満
×:清涼感が1.5点未満
【0032】
(2)異味の程度の評価方法
専門家パネラー10人を用いた官能試験により評価した。歯磨剤組成物の適量を歯ブラシ上に乗せ、約3分間通常の方法で歯を磨き、異味の程度について以下の基準で評価した。なお、対照サンプルとして比較例2のサンプルを使用し、これを基準として評価を行った。10名の評価結果を平均し、以下の評価基準で異味の程度を判断した。
異味の程度(評点);
3点:対照サンプルと比較して異味の程度が弱い。
2点:対照サンプルと比較して異味の程度がやや弱い。
1点:対照サンプルと比較して異味の程度が同等、又は強い。
評価基準;
◎:異味の程度が2.5点以上3.0点以下
○:異味の程度が2.0点以上2.5点未満
△:異味の程度が1.5点以上2.0点未満
×:異味の程度が1.5点未満
【0033】
【表1】

【0034】
表1の結果から、(A)l−メントールを0.1〜1.0%、及び(B)テアニンを0.1〜2.0%配合したラウロイルサルコシンナトリウム含有歯磨剤組成物は、清涼感が高く、かつ異味がほとんどなく使用感に優れることが確認された。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物に、(A)l−メントールを0.1〜1.0質量%と、(B)テアニンを0.1〜2.0質量%とを配合したことを特徴とする歯磨剤組成物。
【請求項2】
ラウロイルサルコシンナトリウムを含有する歯磨剤組成物にl−メントールを配合することにより生じる異味の発現を改善する方法であって、前記歯磨剤組成物にl−メントールを0.1〜1.0質量%と、テアニンを0.1〜2.0質量%とを配合することを特徴とする歯磨剤組成物の異味の発現を改善する方法。

【公開番号】特開2009−143811(P2009−143811A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−319482(P2007−319482)
【出願日】平成19年12月11日(2007.12.11)
【出願人】(000006769)ライオン株式会社 (1,816)
【Fターム(参考)】