説明

歯科用測定具

【課題】 測定したい一方の点が仮想点であっても、2点間の距離の測定を簡易にししかも正確に行なえるようにし、測定精度の向上を図る。
【解決手段】 口腔内にある顎堤の前後方向であって、顎堤の前側に位置する第1測定点と、顎堤の後方に位置する仮想の第2測定点との2点間距離を測定するもので、顎堤の前後方向に亘って配置される所定長さの本体11と、本体11の長手方向一端側に突設され第1測定点の粘膜翻転部に係止される棒状の第1係止部12と、本体11の長手方向他端側に突設され顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位に係止されて該所定部位間に掛け渡されるとともに第2測定点を通る板状の第2係止部13とを備えて構成し、第1係止部12及び第2係止部13の間隔をスライド機構14により可変にした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯科治療において義歯などを作成する際に、口腔内の所要の2点間の距離を測定するための歯科用測定具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の歯科用測定具としては、例えば、特開平8−224260号公報(特許文献1)に掲載されたものが知られている。
これは、図6に示すように、所謂製図のデバイダ型に形成されており、一端が互いに回動可能に連結された一対のアーム1,2と、各アーム1,2の先端に設けられ口腔内の部位に係止される先端が尖った係止部3とを備えて構成されているとともに、一方のアーム1を伸縮可能にしている。そして、口腔内に係止部3を入れ、アーム1,2を適宜回動させ、あるいは、伸縮させることにより、各係止部3を口腔内の部位に係止し、アーム1,2に設けた目盛4,5により、係止部3間の距離を測定するようにしている。
【0003】
【特許文献1】特開平8−224260号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このような従来の歯科用測定具においては、係止部3を口腔内の部位に係止して、直接、2点間の距離を測定するので、例えば、測定したい距離が、口腔内にある顎堤の前側の実際に存在する部位と、顎堤の後方であって顎堤の左右に位置する一対の所定部位間にある仮想点との間の距離を測定したいような場合には、仮想点を明瞭に把握できないので、係止部3をこの仮想点に対応する部位に正確に位置させることができないことから、正確に測定できないという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、測定したい一方の点が仮想点であっても、2点間の距離の測定を簡易にししかも正確に行なえるようにし、測定精度の向上を図った歯科用測定具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するための本発明の歯科用測定具は、口腔内にある顎堤の前後方向であって、該顎堤の前方に位置する第1測定点と、上記顎堤の後方に位置する仮想の第2測定点との2点間距離を測定する歯科用測定具であって、上記第1測定点に係止される第1係止部と、上記第2測定点を通り該第2測定点に関連する口腔内の部分に係止される第2係止部とを備えて構成し、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を可変にした構成としている。
【0007】
この歯科用測定具によって2点間距離を測定するときは、測定具を口腔内に入れ、測定具の第2係止部を第2測定点を通りこの第2測定点に関連する口腔内の部分に係止するとともに、第1係止部及び第2係止部の間隔を調整しながら、第1係止部を第1測定点に係止する。これにより、第1係止部及び第2係止部の間隔の寸法が決まるので、第1測定点と第2測定点との間の距離が分かる。この場合、第2測定点は仮想点であるが、第2係止部は、第2測定点を通って係止されるので、第2測定点に位置決めされることになり、そのため、2点間の距離の測定が簡易にしかも正確に行なえるようになり、測定精度の向上が図られる。
【0008】
そして、必要に応じ、上記第2係止部を、顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位に係止されて該所定部位間に掛け渡されるとともに上記第2測定点を通る板状若しくは棒状に形成している。第2係止部が板状若しくは棒状に形成されているので、係止しやすく、また、仮想点である第2測定点を通過させ易くすることができる。
【0009】
具体的には、口腔内にある顎堤の前後方向の顎堤中心線を通る粘膜翻転部に対応する第1測定点と、上記顎堤中心線に直交し該顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位間を通る直交線の当該顎堤中心線上の第2測定点との間の距離を設定する歯科用測定具であって、上記顎堤の前後方向に亘って配置される所定長さの本体と、該本体の長手方向一端側に突設され上記第1測定点の粘膜翻転部に係止される棒状の第1係止部と、上記本体の長手方向他端側に突設され上記顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位に係止されて該所定部位間に掛け渡されるとともに上記第2測定点を通る板状若しくは棒状の第2係止部とを備えて構成し、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を可変にした構成としている。
【0010】
そして、必要に応じ、上記第1係止部を上記本体の長手方向に沿って移動可能に支持するスライド機構を備えて構成している。スライドにより間隔を可変にできるので、操作が容易に行なわれる。
この場合、上記スライド機構を、上記本体の長手方向に沿って設けられる長孔と、上記第1係止部に延設され上記長孔を貫通するとともに該長孔を摺動するスライダと、該スライダを上記長孔に対して抜け止めするストッパとを備えて構成したことが有効である。簡易な機構でスライド機構を構成することができる。
【0011】
また、必要に応じ、上記本体に、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を表示する目盛を設けた構成としている。
より具体的には、上記第1係止部を上記本体の長手方向に沿って移動可能に支持するスライド機構を備え、該スライド機構を、上記本体の長手方向に沿って設けられる長孔と、上記第1係止部に延設され上記長孔を貫通するとともに該長孔を摺動するスライダと、該スライダを上記長孔に対して抜け止めするストッパとを備えて構成し、上記本体に、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を表示する目盛を設け、上記スライダ側に上記目盛を指し示す指示部を設けた構成としている。寸法を本測定具において直接視認して読み取ることができるので、測定が容易になる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、第2係止部を第2測定点を通りこの第2測定点に関連する口腔内の部分に係止するとともに、第1係止部及び第2係止部の間隔を調整しながら、第1係止部を第1測定点に係止すれば、第1係止部及び第2係止部の間隔の寸法が決まるので、第1測定点と第2測定点との間の距離を測定することができる。この測定においては、第2測定点は仮想点であるが、第2係止部は、第2測定点を通って係止されるので、第2測定点に位置決めされることになり、そのため、2点間の距離の測定が簡易になり、しかも正確に行なえるようになり、測定精度の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る歯科用測定具について詳細に説明する。
一般に、歯科治療において義歯などを作成する際、患者の口腔内の無歯顎堤あるいは有歯顎堤の形を転写するための印象材を保持する歯科用印象トレーを使用するが、本発明の実施の形態に係る歯科用測定具は、この歯科用印象トレーを製造する際や、患者の顎堤に良くあった歯科用印象トレーを選択する際などにおいて、患者の口腔内の測定を行なうものである。
【0014】
図1に示す本発明の実施の形態に係る歯科用測定具10が測定する口腔内においては、図2及び図3に示すように、上顎顎堤GAと、下顎顎堤GBがあり、これらの周囲には、粘膜翻転部Hが形成されている。上顎顎堤GAにおいては、その外側に粘膜翻転部Hが形成されている。また、下顎顎堤GBにおいては、その外側に粘膜翻転部H(a)が形成されるとともに、内側にも粘膜翻転部H(b)が形成されている。ここで、粘膜翻転部Hとは、顎堤とその周囲組織(頬・口腔底・舌)粘膜との移行部のことを云い周囲組織から陥没した溝状を成している。そのため、粘膜翻転部Hは、線として部位を特定することができる。ただし、上顎の内側から後方にかけては、顎堤から咽頭まで溝を形成することなく移行しているため、この部分の粘膜翻転部Hは特定できない。
【0015】
また、上顎顎堤GAの後方左右には、ハミュラーノッチNといわれる部位が特定できる。上顎結節の遠心端と側頭骨の翼状突起内側板のあいだには骨の連結部があり、これに相当する粘膜面はくぼんでいる。この部分をハミュラーノッチNという。
また、下顎顎堤GBの中心線PB上には、顎堤の内側に舌小帯Rがある。下顎の後側部には臼後三角Sがある。
【0016】
図1,図4及び図5に示すように、本発明の実施の形態に係る歯科用測定具10は、口腔内にある顎堤GA,GBの前後方向であって、顎堤GA,GBの前側に位置する第1測定点YA1,YB1と、顎堤GA,GBの後方に位置する仮想の第2測定点YA2,YB2との2点間距離を測定するものである。
詳しくは、本発明の実施の形態に係る歯科用測定具は、図2及び図4に示すように、上顎において、上顎顎堤GAの前後方向の顎堤中心線PAを通り上顎顎堤GAの外側に位置する粘膜翻転部Hに対応する第1測定点YA1と、顎堤中心線PAに直交し上顎顎堤GAの後方左右に位置するハミュラーノッチN間を通る直交線C4の当該顎堤中心線PA上の第2測定点YA2との間の縦寸法YAを測定する。
一方、下顎においては、図3及び図5に示すように、下顎顎堤GBの前後方向の顎堤中心線PBを通り下顎顎堤GBの内側に位置する粘膜翻転部Hに対応する第1測定点YB1と、顎堤中心線PBに直交し下顎顎堤GBの後方左右に位置する臼後三角Sの後縁Sa間を通る直交線C5の当該顎堤中心線PB上の第2測定点YB2との間の縦寸法YBを測定する。
【0017】
測定具10は、図1,図4及び図5に示すように、顎堤GA,GBの前後方向に亘って配置される所定長さの矩形板状の合成樹脂製や金属製の本体11と、本体11の長手方向一端側に突設され第1測定点YA1,YB1の粘膜翻転部H(上顎においては顎堤の外側の粘膜翻転部H,下顎においては顎堤の内側の粘膜翻転部H)に係止される棒状の第1係止部12と、本体11の長手方向他端側に突設され顎堤GA,GBの後方左右に位置する一対の所定部位(上顎においてはハミュラーノッチN,下顎においては臼後三角Sの後縁Sa)に係止されてこの所定部位間(上顎においてはハミュラーノッチN間,下顎においては臼後三角Sの後縁Sa間)に掛け渡されるとともに、第2測定点YA2,YB2を通る板状若しくは棒状の第2係止部13とを備えて構成されている。
【0018】
詳しくは、第1係止部12は、先端先細りの円錐状あるいは舌片状に形成され、合成樹脂や金属で形成されている。第1係止部12の先端は、口腔内を傷つけないように、半球状に面取り形成されることが望ましい。
第2係止部13は、板状に形成されており、合成樹脂や金属で形成されている。第2係止部13のエッジ及び両端は、口腔内を傷つけないように、角部を面取り形成されることが望ましい。本体11と第2係止部13との間には、三角板状の補強板11aが設けられている。
【0019】
また、測定具10は、図1に示すように、第1係止部12を本体の長手方向に沿って移動可能に支持するスライド機構14を備えて構成されており、第1係止部12及び第2係止部13の間隔は可変になっている。スライド機構14は、本体11の長手方向に沿って設けられる長孔15と、第1係止部12に延設され長孔15を貫通するとともに長孔15を摺動するスライダ16と、スライダ16の上下に設けられ長孔15の幅よりも大径に形成されて長孔15の開口縁を摺接し、スライダ16を長孔15に対して抜け止めするストッパ17とを備えて構成されている。長孔15は、本体11の端部から長孔15を構成する溝を形成し、この端部に樹脂製などのキャップ11bを嵌め込むことにより、形成されている。本体11には、第1係止部12及び第2係止部13の間隔を表示する目盛18が設けられている。スライダ16側で上のストッパ17の中央には、目盛18を指し示す指示部19が設けられている。17aはストッパ17に突設された操作用ノブである。
【0020】
従って、この測定具10によって、上記の縦寸法YA,YBを測定するときは、図2及び図4に示すように、上顎においては、測定具10を口腔内に入れ、測定具10の第2係止部13を、ハミュラーノッチN間に掛け渡すとともに、操作用ノブ17aを操作してスライダ16を適宜スライドさせながら第1係止部12を顎堤の外側の粘膜翻転部Hである第1測定点YA1に係合する。これにより、指示部19の目盛18を読み取ると、第1係止部12及び第2係止部13の間隔の寸法が読み取られ、この寸法は、第1測定点YA1と第2測定点YA2との間の距離であることから、上顎の縦寸法YAが分かる。
【0021】
一方、図3及び図5に示すように、下顎においては、測定具10を口腔内に入れ、測定具10の第2係止部13を、臼後三角Sの後縁Saに当接させて臼後三角Sの後縁Sa間に掛け渡すとともに、操作用ノブ17aを操作してスライダ16を適宜スライドさせながら第1係止部12を顎堤の内側の粘膜翻転部Hである第1測定点YB1に係合する。これにより、指示部19の目盛18を読み取ると、第1係止部12及び第2係止部13の間隔の寸法が読み取られ、この寸法は、第1測定点YB1と第2測定点YB2との間の距離であることから、下顎の縦寸法YBが分かる。
【0022】
この場合、第2測定点YA2,YB2は仮想点であるが、第2係止部13は、第2測定点YA2,YB2を通って係止されるので、第2測定点YA2,YB2に位置決めされることになり、そのため、2点間の距離ができるだけ正確に測定され、測定精度の向上が図られる。また、第2係止部13は、板状に形成されているので、係止しやすく、また、仮想点である第2測定点YA2,YB2を通過させ易くすることができる。更に、第1係止部12をスライド機構14により本体11の長手方向に沿って移動させて間隔を可変にできるので、操作が容易に行なわれる。
【0023】
尚、上記実施の形態において、第2係止部13は、板状に形成されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、金属線や金属ロッドなどの棒状に形成してもよく適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、第2係止部13は、上顎においてはハミュラーノッチN間,下顎においては臼後三角Sの後縁Sa間に掛け渡すようにしているが、測定距離によって、どのような部位に掛け渡すようにしてもよく、適宜変更して差支えない。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施の形態に係る歯科用測定具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る歯科用測定具が測定する上顎の測定部位を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る歯科用測定具が測定する下顎の測定部位を示す平面面である。
【図4】本発明の実施の形態に係る歯科用測定具において、上顎の測定部位を測定している状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る歯科用測定具において、下顎の測定部位を測定している状態を示す縦断面図である。
【図6】従来の歯科用測定具の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0025】
GA 上顎顎堤
GB 下顎顎堤
H 粘膜翻転部
N ハミュラーノッチ
R 舌小帯
S 臼後三角
Sa 後縁
PA,PB 顎堤中心線
YA1,YB1 第1測定点
C4 直交線
C5 直交線
YA2,YB2 第2測定点
YA,YB 縦寸法
10 歯科用測定具
11 本体
11a 補強板
11b キャップ
12 第1係止部
13 第2係止部
14 スライド機構
15 長孔
16 スライダ
17 ストッパ
17a 操作用ノブ
18 目盛
19 指示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
口腔内にある顎堤の前後方向であって、該顎堤の前方に位置する第1測定点と、上記顎堤の後方に位置する仮想の第2測定点との2点間距離を測定する歯科用測定具であって、
上記第1測定点に係止される第1係止部と、上記第2測定点を通り該第2測定点に関連する口腔内の部分に係止される第2係止部とを備えて構成し、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を可変にしたことを特徴とする歯科用測定具。
【請求項2】
上記第2係止部を、顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位に係止されて該所定部位間に掛け渡されるとともに上記第2測定点を通る板状若しくは棒状に形成したことを特徴とする請求項1記載の歯科用測定具。
【請求項3】
口腔内にある顎堤の前後方向の顎堤中心線を通る粘膜翻転部に対応する第1測定点と、上記顎堤中心線に直交し該顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位間を通る直交線の当該顎堤中心線上の第2測定点との間の距離を設定する歯科用測定具であって、
上記顎堤の前後方向に亘って配置される所定長さの本体と、該本体の長手方向一端側に突設され上記第1測定点の粘膜翻転部に係止される棒状の第1係止部と、上記本体の長手方向他端側に突設され上記顎堤の後方左右に位置する一対の所定部位に係止されて該所定部位間に掛け渡されるとともに上記第2測定点を通る板状若しくは棒状の第2係止部とを備えて構成し、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を可変にしたことを特徴とする歯科用測定具。
【請求項4】
上記第1係止部を上記本体の長手方向に沿って移動可能に支持するスライド機構を備えて構成したことを特徴とする請求項3記載の歯科用測定具。
【請求項5】
上記スライド機構を、上記本体の長手方向に沿って設けられる長孔と、上記第1係止部に延設され上記長孔を貫通するとともに該長孔を摺動するスライダと、該スライダを上記長孔に対して抜け止めするストッパとを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載の歯科用測定具。
【請求項6】
上記本体に、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を表示する目盛を設けたことを特徴とする請求項3乃至5何れかに記載の歯科用測定具。
【請求項7】
上記第1係止部を上記本体の長手方向に沿って移動可能に支持するスライド機構を備え、該スライド機構を、上記本体の長手方向に沿って設けられる長孔と、上記第1係止部に延設され上記長孔を貫通するとともに該長孔を摺動するスライダと、該スライダを上記長孔に対して抜け止めするストッパとを備えて構成し、
上記本体に、上記第1係止部及び第2係止部の間隔を表示する目盛を設け、上記スライダ側に上記目盛を指し示す指示部を設けたことを特徴とする請求項3記載の歯科用測定具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−220605(P2008−220605A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−62579(P2007−62579)
【出願日】平成19年3月12日(2007.3.12)
【出願人】(507080237)
【Fターム(参考)】