説明

殺真菌剤としてのビスオキシム

本発明は、望ましくない微生物を駆除するための一部公知のビスオキシムの新規使用、その製造方法、新規ビスオキシム、それらの製造方法並びに作物及び資材を保護するために望ましくない微生物及び昆虫を駆除するためのその使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
作物保護及び資材の保護において望ましくない微生物を駆除するための、一般式(I)のビスオキシムの使用。
【化83】

(式中、
及びRは、互いに独立に、水素、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−ハロアルキル、OH、C−C−アルコキシ、(C−C−アルコキシ)カルボニル、SH、C−C−アルキル−チオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルフィニル(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルホニル(C−C−アルキル)、アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、(C−C−アルキル)アミノ、C−C−アルケニル、C−C−アルキニルを表し、各事例において、場合によって置換された、フェニル、ベンジル、ヘテロシクリル又はヘタリールを表し、
及びAは、互いに独立に、以下の環の1つを表し(A及びAは、場合によって置換されたフェニルを同時に表さない。)、
【化84】

(Yは、N又はCRを表し、
は、N又はCRを表し、
は、N又はCRを表し、
は、N又はCRを表し、
は、N又はCR10を表し、
、R、R、R、R、R、R及びR10は、互いに独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、OR11、SR11、SOR11、SO11、SON(R11、COR11、NR11CO12、N(R11、NR11COR11、NR11SO11、OCON(R11、O(CO)R11、CON(R11、CO11、(CHOR11、(CHSR11、(CHN(R11、(CHCO12、(CHNR11CO12、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−ハロアルキル、C−C−シクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、トリ−C−C−アルキル−シリル、フェニル−(ジ−C−C−アルキル)−シリル、置換された又は置換されていない、フェニル又はヘタリール、置換された又は置換されていない、ベンジル又は−CH−ヘタリールを表し、
さらに、置換された、C−C−アルケニル又はC−C−アルキニルを表し、
さらに、各事例において、2つの隣接する基R、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R10又はR、R10は、これらが結合している炭素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式5員から7員環を形成し、
11は、水素、置換されていない又は置換された、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−ハロアルキル、C−C−シクロアルキル、トリ−C−C−アルキル−シリルを表し、各事例において置換された又は置換されていない、アリール、−CH−アリール、ヘタリール又は−CH−ヘタリールを表し、
さらに、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキルを表し、
2つの基R11が炭素又は窒素原子に結合されている場合には、これらの基R11は同一又は別異であり得、
さらに、2つの基R11が窒素原子に結合されている場合には、これら2つの基R11は、これらが結合している窒素原子と一緒に、3員から7員の置換されていない又は置換された飽和又は不飽和環を形成し、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
さらに、基NR11COR11中の2つの基R11は、これらが結合しているこの基と一緒に、4員から7員の置換されていない又は置換された飽和又は不飽和環を形成し、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
12は、水素、置換されていない又は置換されたC−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、−(CHOR11、トリ−C−C−アルキル−シリルを表し、
mは、数1、2、3、4、5、6、7又は8を表し、
nは、数1、2、3又は4を表す。)
Xは、以下の基X−1からX−10の1つを表す
【化85】

(Zは、CR1314又はSiR1516を表し(各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16は、これらが結合している炭素又はケイ素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
及びZは、互いに独立に、CR1314又はSiR1516を表し、但し、2つのケイ素原子は隣接しておらず(各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15は、これらが結合している炭素又はケイ素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
及びZは、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、及びZは、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z、Z若しくはZ、Zは、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−3は、これらの基を最高1つ含有することができ、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
及びZ10は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ及びZは、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子若しくは2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z、Z若しくはZ、Z若しくはZ、Z10は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−4は、これらの基を最高1つ含有することができ、各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
11及びZ15は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ12、Z13及びZ14は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z11、Z12若しくはZ12、Z13若しくはZ13、Z14若しくはZ14、Z15は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−5は、これらの基の2以下を含有することができ(これらに関しては、重ねてはならない。)、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
16及びZ21は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ17、Z18、Z19及びZ20は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子若しくは2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z16、Z17若しくはZ17、Z18若しくはZ18、Z19若しくはZ19、Z20若しくはZ20、Z21は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−6は、これらの基の3つ以上を含有することはできず(これらに関しては、重ねてはならない。)、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
22及びZ28は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ23、Z24、Z25、Z26及びZ27は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子若しくは2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z22、Z23若しくはZ24、Z25若しくはZ25、Z26若しくはZ26、Z27若しくはZ27、Z28は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−7は、これらの基の3つ以上を含有することはできず(これらに関しては、重ねてはならない。)、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
29及びZ36は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ30、Z31、Z32、Z33、Z34及びZ35は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z29、Z30若しくはZ30、Z31若しくはZ31、Z32若しくはZ32、Z33若しくはZ33、Z34若しくはZ34、Z35若しくはZ35、Z36は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−8は、これらの基の3つ以上を含有することはできず(これらに関しては、重ねてはならない。)、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
37及びZ45は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ38、Z39、Z40、Z41、Z42、Z43及びZ44は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子若しくは2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z37、Z38若しくはZ38、Z39若しくはZ39、Z40若しくはZ40、Z41若しくはZ41、Z42若しくはZ42、Z43若しくはZ43、Z44若しくはZ44、Z45は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−9は、これらの基の3つ以上を含有することはできず(これらに関しては、重ねてはならない。)、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
46及びZ55は、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ47、Z48、Z49、Z50、Z51、Z52、Z53及びZ54は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し、但し、2つのケイ素原子若しくは2つの酸素原子は隣接しておらず、又は各事例において、2つの隣接する基Z46、Z47若しくはZ47、Z48若しくはZ48、Z49若しくはZ49、Z50若しくはZ50、Z51若しくはZ51、Z52若しくはZ52、Z53若しくはZ53、Z54は、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−からなる群から選択される基を表し、X−10は、これらの基の3つ以上を含有することはできず(これらに関しては、重ねてはならない。)、
各事例において、2つの基R13、R14又はR15、R16又はR13、R15又はR13、R17又はR15、R17は、これらが結合している炭素、ケイ素又は窒素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成することができ、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
並びに、基X−2からX−10は基ZからZ55の1つのみ(スピロ化合物)又は2つの基ZからZ55又は3つの基ZからZ55又は4つの基ZからZ55を環要素として含有する最大1つの環を含有し、
13、R14、R15、R16及びR17は、互いに独立に、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、ニトロ、OR11、SR11、SOR11、SO11、SON(R11、COR11、NR11CO12、N(R11、NR11COR11、NR11SO11、OCON(R11、O(CO)R11、CON(R11、CO11、(CHOR11、(CHSR11、(CHN(R11、(CHCO12、(CHNR11CO12、置換されていない又は置換された、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−ハロアルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、トリ−C−C−アルキル−シリル、置換された又は置換されていない、フェニル又はヘタリール、置換された又は置換されていない、ベンジル又は−CH−ヘタリールを表し、
さらに、R13及びR14は、両者で、=CR1819、=O、=S又は=NOR20を表し、
18、R19及びR20は、互いに独立に、水素、置換されていない又は置換された、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、置換されていない又は置換された、フェニル又はヘタリールを表し、
さらに、R18及びR19は、これらが結合している炭素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成し、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができる(2つの酸素原子は隣接していない。)。)。)
【請求項2】
及びRが、互いに独立に、水素、塩素、臭素、ヨウ素、C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、OH、C−C−アルコキシ、(C−C−アルコキシ)カルボニル、SH、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルフィニル(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルホニル(C−C−アルキル)、アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミン、(C−C)アミン、C−C−アルケニル、C−C−アルキニルを表し、フェニル、ベンジル、ヘテロシクリル又はヘタリール(これらの各々は、ハロゲン、シアノ、1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−アルコキシによって、場合によって置換されている。)を表し、
及びAが、互いに独立に、以下の環A−1からA−43の1つを表し、
【化86】


及びAは、環A−1を同時に表さず、
、R、R、R、R、R、R及びR10は、互いに独立に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、OR11、SR11、SOR11、SO11、SON(R11、COR11、NR11CO12、N(R11、NR11COR11、NR11SO11、OCON(R11、O(CO)R11、CON(R11、CO11、(CHOR11、(CHSR11、(CHN(R11、(CHCO12、(CHNR11CO12、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、各事例において1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、トリ−C−C−アルキル−シリル、フェニル−(ジ−C−C−アルキル)−シリル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチルを表し、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル又はピロリルメチル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、各事例において1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって一置換又は多置換されている。)を表し、
さらに、R、R、R、R、R、R、R及びR10は、互いに独立に、C−C−アルコキシ−C−C−アルケニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキニル、(C−C−アルキル)カルボニルオキシ−C−C−アルケニル又は(C−C−アルキル)カルボニルオキシ−C−C−アルキニルを表し、
さらに、各事例において、2つの隣接する基R、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R10又はR、R10は両者で、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式5員から7員環を形成し、
11は、水素、C−C−アルキル、ビニル、アリル、エチニル、プロパルギル、各事例において1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−シクロアルキル、トリ−(C−C)−アルキル−シリル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチルを表し、フェニル又はベンジル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、各事例において1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって一置換又は多置換されている。)を表し、2つの基R11が炭素又は窒素原子に結合されている場合には、これらの基R11は、同一又は別異であり得、
さらに、2つの基R11が窒素原子に結合されている場合には、これらの2つの基R11は、これらが結合している窒素原子と一緒に、3員から6員の置換されていない又は置換された飽和又は不飽和環を形成し、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
さらに、基NR11COR11中の2つの基R11は、これらが結合しているこの基と一緒に、4員から6員の置換されていない又は置換された飽和又は不飽和環を形成し、該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなるヘテロ原子を含有することができ(2つの酸素原子は隣接していない。)、
12は、水素、C−C−アルキル、各事例において1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、−(CHOR11、トリ−C−C−アルキル−シリルを表し、
mが、数1、2、3、4、5又は6を表し、
nが、数1、2、3又は4を表し、
Xが、基X−1、X−2、X−3、X−4、X−5、X−6、X−7又はX−10の1つを表し、
が、CR1314若しくはSiR1516を表し、又は、各事例において、置換されていない又は置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、
及びZが、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し(但し、2つのケイ素原子は隣接していない。)、又は各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し(X−2は、最大1個のスピロ基を含有する。)、
、Z及びZが、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し(但し、2つのケイ素原子は隣接していない。)、又はZ及びZが、互いに独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し、並びにZが、これらと独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し、又はさらに、Zが、1,3−オキサゾリジン−4,4−ジイルを表し(X−3は最大1個のスピロ基を含有する。)、又は2つの隣接する基Z、Z若しくはZ、Zが−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−若しくはピリジンジイルを表し、又は2つの隣接する基Z、Z若しくはZ、Zが、さらに、シクロペンタン若しくはシクロヘキサンを表し、又はX−3が場合によってハロゲン若しくはC−C−アルキル置換されたピリミジンジイルを表し、又はX−3が、さらに、シクロペンタン−1,3−ジイル若しくはシクロヘキサン−1,3−ジイルを表し(X−3は、最大1個のこのような基又はこのような環を含有し得、並びにZ及びZが、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、ZはCR1314又はNR17を表す。)、
、Z、Z及びZ10が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ及びZ10が、互いに独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジ−イル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し、並びにZ及びZが、互いに独立に、各事例において、置換されていない又は置換された、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−4は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は2つの隣接する基Z、Z若しくはZ、Z若しくはZ、Z10が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル、オキシラン−2,3−ジイル、1,2−フェニレン、2,3−ピリジンジイル又は3,4−ピリジンジイルを表し(X−4は、最大1個のこのような基又はこのような環を含有し得、並びにZ及びZ10が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z及びZは、CR1314又はNR17を表す。)、
11、Z12、Z14及びZ15が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ13が、これらと独立に、CR1314SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ11及びZ15が、互いに独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジ−イル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し、並びにZ12、Z13及びZ14が、互いに独立に、各事例において、置換されていない又は置換された、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−5は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は、各事例において、2つの隣接する基Z11、Z12若しくはZ12、Z13若しくはZ13、Z14若しくはZ14、Z15が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル、オキシラン−2,3−ジイルを表し、又はZ12、Z13及びZ14が、三者で、各事例において、置換された又は置換されていない、1,3−フェニレン、ピリジン−2,6−ジイル、ピリジン−2,4−ジイル若しくはピリジン−3,5−ジイルを表し(X−5は、最大1個のこのような基又はこのような環を含有し得、並びにZ11及びZ15が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z12及びZ14は、CR1314又はNR17を表す。)、
16、Z17、Z20及びZ21が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ18及びZ19は、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ16及びZ21が、互いに独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジ−イルを表し、並びにZ18、Z17、Z19及びZ20が、互いに独立に、各事例において、置換されていない又は置換された、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−6は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は、各事例において、2つの隣接する基Z16、Z17若しくはZ17、Z18若しくはZ18、Z19若しくはZ19、Z20若しくはZ20、Z21が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し(X−6は、このような基の3つ以上を含有することはできない(これらに関しては、重ねてはならない。)。)、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル若しくはオキシラン−2,3−ジイルを表し、又はZ16、Z17及びZ18若しくはZ17、Z18及びZ19が、三者で、各事例において、置換された又は置換されていない、1,4−フェニレン若しくはピリジン−2,5−ジイルを表し(X−6は、最大1個のこのような環を含有し得、並びにZ16及びZ21が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z17及びZ20は、CR1314又はNR17を表す。)、
22、Z23、Z27及びZ28が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ24、Z25及びZ26、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ22及びZ28が、互いに独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し、並びにZ23、Z24、Z25、Z26及びZ27が、互いに独立に、各事例において、置換されていない又は置換された、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−7は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は、各事例において、2つの隣接する基Z22、Z23若しくはZ23、Z24若しくはZ24、Z25若しくはZ25、Z26若しくはZ26、Z27若しくはZ27、Z28が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し(X−7は、このような基の3つ以上を含有することはできない(これらに関しては、重ねてはならない。)。)、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル若しくはオキシラン−2,3−ジイルを表し(X−7は、最大1個のこのような環を含有し得、並びにZ22及びZ28が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z23及びZ27は、CR1314又はNR17を表す。)、
46、Z47、Z54及びZ55が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ48、Z49、Z50、Z51、Z52及びZ53が、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ46及びZ55が、互いに独立に、各事例において、置換されていない若しくは置換された、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、又はZ47、Z48、Z49、Z50、Z51、Z52、Z53及びZ54が、互いに独立に、各事例において、置換されていない又は置換された、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−10は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は、各事例において、2つの隣接する基Z46、Z47若しくはZ47、Z48若しくはZ48、Z49若しくはZ49、Z50若しくはZ50、Z51若しくはZ51、Z52若しくはZ52、Z53若しくはZ53、Z54若しくはZ54、Z55が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し(X−10は、このような基の3つ以上を含有することはできない(これらに関しては、重ねてはならない。)。)、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル若しくはオキシラン−2,3−ジイルを表し(X−10は、最大1個のこのような環を含有し得る。)、並びにZ46及びZ55が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z47及びZ54は、CR1314又はNR17を表し、
13、R14、R15、R16及びR17が、互いに独立に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ヒドロキシル、OR11、SR11、SOR11、SO11、SON(R11、COR11、NR11CO12、N(R11、NR11COR11、NR11SO11、OCON(R11、O(CO)R11、CON(R11、CO11、(CHOR11、(CHSR11、(CHN(R11、(CHCO12、(CHNR11CO12、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、各事例において1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルケニル、トリ−C−C−アルキル−シリル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチルを表し、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、各事例において1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって一置換又は多置換されている。)を表し、
さらに、R13及びR14が、両者で、=CR1819、=O、=S、=NOR20を表し、
18、R19及びR20が、互いに独立に、水素、C−C−アルキル、1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチルを表し、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、各事例において1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって一置換又は多置換されている。)を表し、
さらに、R18及びR19が、これらが結合している炭素原子と一緒に、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式3員から8員環を形成する(該環は、環の大きさに応じて、最大3個のさらなる窒素原子あるいはN、O及びSからなる群から選択される最大2個のさらなる複素原子を含有することができる(2つの酸素原子は隣接していない。)。)、
請求項1に記載の使用。
【請求項3】
及びRが、互いに独立に、水素、塩素、臭素、C−C−アルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、OH、C−C−アルコキシ、(C−C−アルコキシ)カルボニル、SH、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−Cアルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルフィニル(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルホニル−(C−C−アルキル)、アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミン、(C−C−アルキル)アミン、C−C−アルケニル、C−C−アルキニルを表し、フェニル、ベンジル、チエニル、ピペラジニル又はモルホリニル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、シアノ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、ジクロロメチル、C−C−アルキル、C−C−アルコキシによって、場合によって置換されている。)を表し、
及びAが、互いに独立に、請求項2に定義されている環A−1、A−2、A−4、A−5、A−6、A−7、A−8、A−9、A−10、A−11、A−12、A−13、A−14、A−15、A−16、A−17、A−18、A−19、A−20、A−21、A−22、A−23、A−24、A−25、A−26、A−27、A−28、A−29、A−30、A−31、A−32、A−33又はA−34の1つを表し、A及びAは、環A−1を同時に表さず、
、R、R、R、R、R、R及びR10が、互いに独立に、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−、t−ブトキシ、−O(CHOH、−O(CHOCH、−O(CHOH、−O(CHOCH、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、SH、S−Me、S−Et、S−Pr、S−iPr、S−Bu、S−secBu、S−isoBu、S−tBu、SCF、SO−Me、SO−Et、SO−Pr、SO−iPr、SO−Bu、SO−secBu、SO−isoBu、SO−tBu、SO−Me、SO−Et、SO−Pr、SO−iPr、SO−Bu、SO−secBu、SO−isoBu、SO−tBu、SONHMe、SONMe、SONHEt、SONEt、SONHPr、SONPr、SONHBu、SONBu、SONHCF3、SON(CF、SONHMe、SONMe、SONEt、SONHEt、SONPr、SONHPr、SONHCF、SON(CF、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、CO−isoBu、COtBu、COCF、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCOsecBu、NHCOisoBu、NHCOtBu、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCOiBu、NHCOsecBu、NHCOisoBu、NHCOtBU、NHCO(CHOH、NHCO(CHOCH、NHCO(CHOH、NHCO(CHOCH、N(Me)COMe、N(Me)COEt、N(Me)COPr、N(Me)COiPr、N(Me)COBu、N(Me)COsecBu、N(Me)COtBu、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、NMe、NEt、NHMe、NH、NHtBu、NHEt、NHPr、NHiPr、NHBu、NHi−Bu、NHsecBu、NHSOMe、NHSOMe、NHSOEt、NHSOEt、NMeSOMe、NMeSOMe、NMeSOEt、NMeSOEt、NHSOCF、NHSOCF、OCONHMe、OCONHEt、OCONHPr、OCONHiPr、OCONHBu、OCONHsecBu、OCONHisoBu、OCONHtBu、OCONMe、OCONEt、OCONPr、OCONiPr、OCONBu、OCONsecBu、OCONisoBu、OCONHtBu、OCOR11、OCOMe、OCOEt、OCOPr、OCOiPr、OCOBu、OCOsecBu、OCOisoBu、OCOtBu、CON(R11、CONHEt、CONEt、CONHMe、CONMe、CONHPr、CONPr、CONHBu、CONHsecBu、CONHisoBu、CONHtBu、CONHCH(CH)CHOH、CONHCH(CH)CHOCH、CONHCH(C)CHOH、CONHCH(C)CHOCH、CONH(CHOCH、CONH(CHOH、CONH(CHOCH、CONH(CHOH、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、COisoBu、COtBu、CO(CHOH、CO(CHOCH、CO(CHOH、CO(CHOCH、CHOH、(CHOH、(CHOH、(CHOH、CHOMe、(CHOMe、(CHOMe、(CHOMe、CHSH、(CHSH、(CHSH、(CHSH、CHSMe、(CHSMe、(CHSMe、(CHSMe、(CHN(R12、CHNH、CHNAc、CHN(COCF、CHNHAc、CHNHCOCF、(CHNH、(CHNH、(CHNH、CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、CHCOMe、(CHCOMe、(CHCOMe、CHCOEt、(CHCOEt、(CHCOEt、CHCOPr、(CHCOPr、(CHCOPr、CHCOiPr、(CHCOiPr、(CHCOiPr、CHCOtBu、(CHCOtBu、(CHCOtBu、CHCO(CHOH、CHCO(CHOCH、CHCO(CHOH、CHCO(CHOCH3、CHNHCOMe、CHNHCOtBu、CHNHCOEt、CHNHCOPr、CHNHCOiPr、CHNHCOBu、CHNHCOtBu、CHNHCOsecBu、CHNHCOisoBu、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル及び1−エチル−2−メチルプロピル;CF、CFH、CCl、CHCF、C、C、CF(CF、SiMe、SiMeBu、SiMePh、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、ピリジン−4−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−2−イル、チエン−2−イル、チエン−3−イル、フラン−2−イル、フラン−3−イル、ピロール−2−イル、ピロール−3−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、モルホリン−1−イル、1−ピロリジン−2−オン、1−ピペリジン−2−オン、1−アゼチジン−2−オンを表し、
さらに、R、R、R、R、R、R、R及びR10が、互いに独立に、ヨウ素、ビニル、アリル、プロプ−1−エン−1−イル、エチニル、プロパルギル、ビニルオキシ、アリルオキシ、プロパルギルオキシ、メトキシプロプ−1−エン−1−イル、メトキシ−プロプ−1−イン−1−イル、アセチルオキシ−プロプ−1−エン−1−イル、アセチルオキシ−プロプ−1−イン−1−イル及びピロリジン−1−イルを表し、
さらに、各事例において、2つの隣接する基R、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R10又はR、R10は両者で、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式5員から7員環を形成し、
Xが、基X−1、X−3、X−5、X−6又はX−10の1つを表し、
が、CR13若しくはSiR1516を表し、又はオキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、
、Z及びZが、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し(但し、2つのケイ素原子は、隣接していない。)、又はZ及びZが、互いに独立に、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイル、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し、並びにZが、これらと独立に、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、又はC−Cアルキル、C−C−アルケニル、フェニル及びハロフェニルからなる群から得られる同一若しくは別異の置換基によって、場合によって一置換若しくは多置換されている4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−3は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は2つの隣接するZ、Z若しくはZ、Zが、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−若しくはピリジン−2,3−ジイルを表し、又はX−3が、フッ素、塩素若しくはメチルによって、5位において場合によって置換されたピリミジン−4,6−ジイルを表し(X−3は、最大1個のこのような基又はこのような環を含有し得、並びにZ及びZが、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、ZはCR1314又はNR17を表す。)、
11、Z12、Z14及びZ15が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ13が、これらと独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ11及びZ15が、互いに独立に、各事例において、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジ−イルを表し、並びにZ12、Z13及びZ14が、互いに独立に、各事例において、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、又はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、フェニル若しくはハロフェニルによって、場合によって一置換された若しくは多置換された、4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−5は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は、各事例において、2つの隣接する基Z11、Z12若しくはZ12、Z13若しくはZ13、Z14若しくはZ14、Z15が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル若しくはオキシラン−2,3−ジイルを表し、又はZ12、Z13及びZ14が、三者で、1,3−フェニレン若しくはピリジン−2,6−ジイル(これらの各々は、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって一置換又は多置換されている。)を表し(X−5は、最大1個のこのような基又はこのような環を含有し得、並びに、Z11及びZ15が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z12及びZ14は、CR1314又はNR17を表す。)、
16、Z17、Z20及びZ21が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ18及びZ19が、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ16及びZ21が、互いに独立に、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジ−イルを表し、並びにZ17、Z18、Z19及びZ20が、互いに独立に、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、又はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、フェニル若しくはハロフェニルによって、場合によって一置換された若しくは多置換された4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−6は、最大1個のスピロ基を含有する。)、又は、各事例において、2つの隣接する基Z17、Z18若しくはZ18、Z19若しくはZ19、Z20が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し(X−6は、このような基の3つ以上を含有することはできず(これらに関しては、重ねてはならない。)、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル若しくはオキシラン−2,3−ジイルを表し、又はZ16、Z17及びZ18若しくはZ17、Z18及びZ19が、三者で、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルからなる群から得られる同一若しくは別異の置換基によって一置換若しくは多置換された、1,4−フェニレンを表し(X−6は、最大1個のこのような環を含有し得、並びにZ16及びZ21が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z17及びZ20は、CR1314又はNR17を表す。)、
46、Z47、Z54及びZ55が、互いに独立に、CR1314若しくはSiR1516を表し、並びにZ48、Z49、Z50、Z51、Z52及びZ53が、互いに独立に、CR1314、SiR1516、O若しくはNR17を表し(但し、2つのケイ素原子又は2つの酸素原子は隣接していない。)、又はZ46及びZ55が、互いに独立に、オキセタン−3,3−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、又はZ47、Z48、Z49、Z50、Z51、Z52、Z53及びZ54が、互いに独立に、各事例において、オキセタン−2,2−ジイル、オキセタン−3,3−ジイル、オキシラン−2,2−ジイル、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル、シクロヘキサン−1,1−ジイルを表し、又はC−C−アルキル、C−C−アルケニル、フェニル及びハロフェニルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって、場合によって一置換された若しくは多置換された4,5−ジヒドロイソオキサゾール−5,5−ジイルを表し(X−10は、最大1個のスピロ基を含有する。)を表し、又は、各事例において、2つの隣接する基Z47、Z48若しくはZ48、Z49若しくはZ49、Z50若しくはZ50、Z51若しくはZ51、Z52若しくはZ52、Z53若しくはZ53、Z54が、−CR13=CR14−、−CR13=N−、−N=CR13−若しくは−C≡C−を表し(X−10は、このような基の3つ以上を含有することはできない(これらに関しては、重ねてはならない。)。)、又は、各事例において、置換されていない若しくは置換された、1,3−ジオキソラン−4,5−ジイル、1,4−ジオキサン−2,3−ジイル若しくはオキシラン−2,3−ジイルを表し(X−10は、最大1個のこのような環を含有し得、並びにZ46及びZ55が、互いに独立に、C=O又はC=Sを表す場合には、Z47及びZ54は、CR1314又はNR17を表す。)、
13、R14、R15、R16及びR17が、互いに独立に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−、t−ブトキシ、−O(CHOH、−O(CHOCH、−O(CHOH、−O(CHOCH、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、SH、S−Me、S−Et、S−Pr、S−iPr、S−Bu、S−secBu、S−isoBu、S−tBu、SCF、SO−Me、SO−Et、SO−Pr、SO−iPr、SO−Bu、SO−secBu、SO−isoBu、SO−tBu、SO−Me、SO−Et、SO−Pr、SO−iPr、SO−Bu、SO−secBu、SO−isoBu、SO−tBu、SONHMe、SONMe、SONHEt、SONEt、SONHPr、SONPr、SONHBu、SONBu、SONHCF3、SON(CF、SONHMe、SONMe、SONEt、SONHEt、SONPr、SONHPr、SONHCF、SON(CF、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、CO−isoBu、COtBu、COCF、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCOsecBu、NHCOisoBu、NHCOtBu、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCOiBu、NHCOsecBu、NHCOisoBu、NHCOtBU、NHCO(CHOH、NHCO(CHOCH、NHCO(CHOH、NHCO(CHOCH、N(Me)COMe、N(Me)COEt、N(Me)COPr、N(Me)COiPr、N(Me)COBu、N(Me)COsecBu、N(Me)COtBu、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、NMe、NEt、NHMe、NH、NHtBu、NHEt、NHPr、NHiPr、NHBu、NHi−Bu、NHsecBu、NHSOMe、NHSOMeNHSOEt、NHSOEt、NMeSOMe、NMeSOMe、NMeSOEt、NMeSOEt、NHSOCF、NHSOCF、OCONHMe、OCONHEt、OCONHPr、OCONHiPr、OCONHBu、OCONHsecBu、OCONHisoBu、OCONHtBu、OCONMe、OCONEt、OCONPr、OCONiPr、OCONBu、OCONsecBu、OCONisoBu、OCONHtBu、OCOR11、OCOMe、OCOEt、OCOPr、OCOiPr、OCOBu、OCOsecBu、OCOisoBu、OCOtBu、CON(R11、CONHEt、CONEt、CONHMe、CONMe、CONHPr、CONPr、CONHBu、CONHsecBu、CONHisoBu、CONHtBu、CONHCH(CH)CHOH、CONHCH(CH)CHOCH、CONHCH(C)CHOH、CONHCH(C)CHOCH、CONH(CHOCH、CONH(CHOH、CONH(CHOCH、CONH(CHOH、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、COisoBu、COtBu、CO(CHOH、CO(CHOCH、CO(CHOH、CO(CHOCH、CHOH、(CHOH、(CHOH、(CHOH、CHOMe、(CHOMe、(CHOMe、(CHOMe、CHSH、(CHSH、(CHSH、(CHSH、CHSMe、(CHSMe、(CHSMe、(CHSMe、(CHN(R12、CHNH、CHNAc、CHN(COCF、CHNHAc、CHNHCOCF、(CHNH、(CHNH、(CHNH、CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、CHCOMe、(CHCOMe、(CHCOMe、CHCOEt、(CHCOEt、(CHCOEt、CHCOPr、(CHCOPr、(CHCOPr、CHCOiPr、(CHCOiPr、(CHCOiPr、CHCOtBu、(CHCOtBu、(CHCOtBu、CHCO(CHOH CHCO(CHOCH、CHCO(CHOH、CHCO(CHOCH3、CHNHCOMe、CHNHCOtBu、CHNHCOEt、CHNHCOPr、CHNHCOiPr、CHNHCOBu、CHNHCOtBu、CHNHCOsecBu、CHNHCOisoBu、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル及び1−エチル−2−メチルプロピル;CF、CFH、CCl、CHCF、C、C、CF(CF、SiMe、SiMetBu、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、フェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−2−イル、チエン−2−イル、チエン−3−イル、フラン−2−イル、フラン−3−イル、ピロール−2−イル、ピロール−3−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、モルホリン−1−イル、1−ピロリジン−2−オン、1−ピペリジン−2−オン、1−アゼチジン−2−オンを表し、
さらに、R13及びR14が、両者で、=CR1819、=O、=S、=NOR20を表し、
18、R19及びR20が、互いに独立に、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−、i−、s−、t−ブチル、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチルを表し、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリジニルメチル、チエニル、テニル、フリル、フルフリル、ピロリル、ピロリルメチル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、メトキシ、トリフルオロフルオロメチルからなる群から得られる同一又は別異の置換基によって一置換又は多置換されている。)を表す、
請求項1又は2に記載の使用。
【請求項4】
及びRが、互いに独立に、水素、塩素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−、i−、s−又はt−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロ−n−プロピル、ヘプタフルオロ−i−プロピル、OH、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−又はt−ブトキシ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、SH、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、i−プロピルチオ、n−、i−、s−又はt−ブチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、i−プロピルスルフィニル、n−、i−、s−又はt−ブチルスルフィニル、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、i−プロピルスルホニル、n−、i−、s−又はt−ブチルスルホニル、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、エトキシメチル、メチルチオメチル、メチルチオエチル、エチルチオエチル、エチルチオメチル、メチルスルホニルメチル、メチルスルホニルエチル、エチルスルホニルエチル、エチルスルホニルメチル、アミノ、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、イソプロピルアミン、n−プロピルアミン、ビニル、アリル、ブテニル、エチニル、プロパルギルを表し、フェニル、ベンジル、チエニル、ピペラジニル又はモルホリニル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、シアノ、トリフルオロメチル、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−、i−、s−、t−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−、t−ブトキシによって、場合によって置換されている。)を表し、
及びAが、互いに独立に、請求項2に定義されている環A−1、A−2、A−4、A−5、A−6、A−7、A−8、A−9、A−10、A−11、A−14、A−15、A−16、A−18、A−20、A−21、A−24、A−26、A−30又はA−33の1つを表し(A及びAは、環A−1を同時に表さない。)、
、R、R、R、R、R、R及びR10が、互いに独立に、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−、t−ブトキシ、−O(CHOH、−O(CHOCH、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、SH、S−Me、S−Et、S−Pr、S−iPr、S−Bu、S−secBu、S−isoBu、S−tBu、SCF、SO−Me、SO−Et、SO−tBu、SO−Me、SO−Et、SO−Pr、SO−iPr、SONHMe、SONMe、SONHEt、SONEt、SONHPr、SONPr、SONHCF3、SON(CF、SONHMe、SONMe、SONEt、SONHEt、SONPr、SONHPr、SONHCF、SON(CF、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、CO−isoBu、COtBu、COCF、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCOsecBu、NHCOisoBu、NHCOtBu、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCO(CHOH、NHCO(CHOCH、N(Me)COMe、N(Me)COEt、N(Me)COPr、N(Me)COiPr、N(Me)COBu、N(Me)COsecBu、N(Me)COtBu、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、NMe、NEt、NHMe、NH、NHtBu、NHEt、NHPr、NHiPr、NHBu、NHiBu、NHsecBu、NHSOMe、NHSOMe、NHSOEt、NHSOEt、NMeSOMe、NMeSOMe、NMeSOEt、NMeSOEt、NHSOCF、NHSOCF、OCONHMe、OCONHEt、OCONHPr、OCONHiPr、OCONHBu、OCONHsecBu、OCONHisoBu、OCONHtBu、OCONMe、OCONEt、OCONPr、OCONiPr、OCOMe、OCOEt、OCOPr、OCOiPr、OCOBu、OCOsecBu、OCOisoBu、OCOtBu、CONHEt、CONEt、CONHMe、CONMe、CONHPr、CONPr、CONHBu、CONHsecBu、CONHisoBu、CONHtBu、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、COisoBu、COtBu、CO(CHOH、CO(CHOCH、CHOH、(CHOH、CHOMe、(CHOMe、(CHN(R12、CHNH、CHNAc、CHN(COCF、CHNHAc、CHNHCOCF、(CHNH、(CHNH、CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、CHCOMe、(CHCOMe、CHCOEt、(CHCOEt、CHCOPr、(CHCOPr、CHCOiPr、(CHCOiPr、CHCOtBu、(CHCOtBu、CHNHCOMe、CHNHCOtBu、CHNHCOEt、CHNHCOPr、CHNHCOiPr、CHNHCOBu、CHNHCOtBu、CHNHCOsecBu、CHNHCOisoBu、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル及び1−エチル−2−メチルプロピル;CF、CFH、CCl、CHCF、C、C、CF(CF、SiMe、SiMetBu、SiMePh、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、ピリジン−4−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−2−イル、チエン−2−イル、チエン−3−イル、フラン−2−イル、フラン−3−イル、ピロール−2−イル、ピロール−3−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、モルホリン−1−イル、1−ピロリジン−2−オン、1−ピペリジン−2−オン、1−アゼチジン−2−オンを表し、
さらに、R、R、R、R、R、R、R及びR10が、互いに独立に、ヨウ素、ビニル、アリル、プロプ−1−エン−1−イル、エチニル、プロパルギル、ビニルオキシ、アリルオキシ、プロパルギルオキシ、メトキシプロプ−1−イン−1−イル、アセチルオキシプロプ−1−イン−1−イル及びピロリジン−1−イルを表し、さらに、各事例において、2つの隣接する基R、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R又はR、R10又はR、R10は、置換されていない又は置換された不飽和又は完全飽和又は部分飽和の複素環式又は炭素環式5員環又は7員環を形成し、
Xが、基X−3、X−5、X−6又はX−10の1つを表し、
X−3が、−CH−C(R1314)−CH−、−C(R1314)−CH−C(R1314)−、−C(R1314)−C(R1314)−CH−、−C(R1314)−C(R1314)−C(R1314)−、−C(R1314)−C(=CH)−C(R1314)−、−C(R1314)−C(=O)−C(R1314)−、−[C(R1314)]−C(=O)−、−C(=O)−C(R1314)−C(=O)−、−C(=O)−NR17−C(=O)−、−CH−Si(R1516)−CH−又は−CH−C(=NOR20)−CH−を表し、
X−5が、−(CH−C(R1314)−(CH−、−(CH−O−(CH−、−C(R1314)−(CH−C(R1314)−、−(CH−C(=O)−、−(CH−C(=O)−(CH−、−(CH−C(=O)−(CH−、−C(=O)−(CH−C(=O)−若しくは−(CH−Si(R1516)−(CH−又は以下の基
【化87】

の1つを表し、
X−6が、−(CH−C(R1314)−(CH−、−C(R1314)−(CH−C(R1314)−、−(CH−C(=O)−、−C(=O)−(CH−C(=O)−、−(CH)−C(=O)−(CH−、−(CH−C(=O)−(CH−又は−(CH−Si(R1516)−(CH−を表し、又は1,4−フェニレンを表し、
X−10が、−(CH−C(R1314)−(CH−、−(CH−O−(CH−、−(CH−O−(CH−O−(CH−、−C(R1314)−(CH−C(R1314)−、−(CH−C(=O)−、−C(=O)−(CH−C(=O)−又は−(CH−Si(R1516)−(CH−を表し、
13、R14、R15、R16及びR17は、互いに独立に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−、t−ブトキシ、−O(CHOH、−O(CHOCH、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、SH、S−Me、S−Et、S−Pr、S−iPr、S−Bu、S−secBu、S−isoBu、S−tBu、SCF、SO−Me、SO−Et、SO−tBu、SO−Me、SO−Et、SO−Pr、SO−iPr、SONHMe、SONMe、SONHEt、SONEt、SONHPr、SONPr、SONHCF3、SON(CF、SONHMe、SONMe、SONEt、SONHEt、SONPr、SONHPr、SONHCF、SON(CF、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、CO−isoBu、COtBu、COCF、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCOsecBu、NHCOisoBu、NHCOtBu、NHCOMe、NHCOEt、NHCOPr、NHCOiPr、NHCOBu、NHCO(CHOH、NHCO(CHOCH、N(Me)COMe、N(Me)COEt、N(Me)COPr、N(Me)COiPr、N(Me)COBu、N(Me)COsecBu、N(Me)COtBu、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、N(Me)CO(CHOH、N(Me)CO(CHOCH、NMe、NEt、NHMe、NH、NHtBu、NHEt、NHPr、NHiPr、NHBu、NHiBu、NHsecBu、NHSOMe、NHSOMe、NHSOEt、NHSOEt、NMeSOMe、NMeSOMe、NMeSOEt、NMeSOEt、NHSOCF、NHSOCF、OCONHMe、OCONHEt、OCONHPr、OCONHiPr、OCONHBu、OCONHsecBu、OCONHisoBu、OCONHtBu、OCONMe、OCONEt、OCONPr、OCONiPr、OCOMe、OCOEt、OCOPr、OCOiPr、OCOBu、OCOsecBu、OCOisoBu、OCOtBu、CONHEt、CONEt、CONHMe、CONMe、CONHPr、CONPr、CONHBu、CONHsecBu、CONHisoBu、CONHtBu、COMe、COEt、COPr、COiPr、COBu、COsecBu、COisoBu、COtBu、CO(CHOH、CO(CHOCH、CHOH、(CHOH、CHOMe、(CHOMe、(CHN(R12、CHNH、CHNAc、CHN(COCF、CHNHAc、CHNHCOCF、(CHNH、(CHNH、CHNMe、(CHNHMe、(CHNMe、CHCOMe、(CHCOMe、CHCOEt、(CHCOEt、CHCOPr、(CHCOPr、CHCOiPr、(CHCOiPr、CHCOtBu、(CHCOtBu、CHNHCOMe、CHNHCOtBu、CHNHCOEt、CHNHCOPr、CHNHCOiPr、CHNHCOBu、CHNHCOtBu、CHNHCOsecBu、CHNHCOisoBu、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル及び1−エチル−2−メチルプロピル;CF、CFH、CCl、CHCF、C、C、CF(CF、SiMe、SiMetBu、SiMePh、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、フェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−2−イル、チエン−2−イル、チエン−3−イル、フラン−2−イル、フラン−3−イル、ピロール−2−イル、ピロール−3−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、4−メチルピペラジン−1−イル、モルホリン−1−イル、1−ピロリジン−2−オン、1−ピペリジン−2−オン、1−アゼチジン−2−オンを表し、
さらに、R13及びR14が、両者で、=CR1819、=O、=S、=NOR20を表し、
18、R19及びR20が、互いに独立に、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−,i−、s−、t−ブチル、トリフルオロメチル、フェニル、シクロを表す、
請求項1、2又は3の何れかに記載の使用。
【請求項5】
及びRが各々メチルを表す、請求項1から4の何れかに記載の使用。
【請求項6】
及びAが各々環A−2を表す、請求項1から4の何れかに記載の使用。
【請求項7】
及びRが各々メチルを表し、並びにA及びAが各々環A−2を表す、請求項1から4の何れかに記載の使用。
【請求項8】
式(I−1)のビスオキシム。
【化88】

(式中、
1a及びR2aは、互いに独立に、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−ハロアルキル、OH、C−C−アルコキシ、(C−C−アルコキシ)カルボニル、SH、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルフィニル(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルホニル(C−C−アルキル)、アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミン、(C−C−アルキル)アミン、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、各事例において、場合によって置換された、フェニル、ベンジル、ヘテロシクリル又はヘタリールを表し、
及びAは、互いに独立に、以下の環の1つを表し(A1a及びA2aは、場合によって置換されたフェニルを同時に表さない。)、
【化89】

(Y、Y、Y、Y及びYは、請求項1に記載されている意味を有し、
5aはN又はCR10aを表し、Y5aがCR10aを表す場合には、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR10aは水素を表さず、
、R、R、R、R、R、R及びR10は、請求項1に挙げられている意味を有し、
4a、R5a及びR10aは、それぞれ、請求項1に挙げられているR、R及びR10の意味を有し、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR10aは水素を表さない。)
は、請求項1に挙げられているXの意味を有する(但し、Xは、ピリミジン−2,4−ジイル又はピリミジン−4,6−ジイルを表さない。)
【請求項9】
1a及びR2aが、互いに独立に、塩素、臭素、ヨウ素、C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、1から13個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、OH、C−C−アルコキシ、(C−C−アルコキシ)カルボニル、SH、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルフィニル(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルホニル(C−C−アルキル)、アミノ、ジ(C−C−アルキル)−アミン、(C−C−アルキル)アミン、C−C−アルケニル、C−C−アルキニルを表し、フェニル、ベンジル、ヘテロシクリル又はヘタリール(これらの各々は、ハロゲン、シアノ、1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、C−C−アルコキシによって場合によって置換されている。)を表し、
1a及びA2aが、互いに独立に、以下の環A−1からA−43の1つを表し、
【化90】


(A1a及びA2aは環A−1を同時に表さず、並びに、A−18、A−19、A−24及びA−25において、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR10aは水素を表さず、
、R、R、R、R、R、R及びR10は、請求項2に挙げられている意味を有し、
4a、R5a及びR10aは、それぞれ、請求項2に挙げられているR、R及びR10の意味を有し、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR10aは水素を表さない。)
が、請求項2に挙げられているXの意味を有する(但し、Xは、ピリミジン−2,4−ジイル又はピリミジン−4,6−ジイルを表さない。)、
請求項8に記載の式(I−1)のビスオキシム。
【請求項10】
1a及びR2aが、互いに独立に、塩素、臭素、C−C−アルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1から9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、OH、C−C−アルコキシ、(C−C−アルコキシ)カルボニル、SH、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、(C−C−アルキル)チオ(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルフィニル(C−C−アルキル)、(C−C−アルキル)スルホニル−(C−C−アルキル)、アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミン、(C−C−アルキル)アミン、C−C−アルケニル、C−C−アルキニルを表し、フェニル、ベンジル、チエニル、ピペラジニル又はモルホリニル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、シアノ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、ジクロロメチル、C−C−アルキル、C−C−アルコキシによって、場合によって置換されている。)を表し、
1a及びA2aが、互いに独立に、請求項9に定義されている環A−1、A−2、A−4、A−5、A−6、A−7、A−8、A−9、A−10、A−11、A−12、A−13、A−14、A−15、A−16、A−17、A−18、A−19、A−20、A−21、A−22、A−23、A−24、A−25、A−26、A−27、A−28、A−29、A−30、A−31、A−32、A−33又はA−34の1つを表し、A1a及びA2aは環A−1を同時に表さず、並びに、A−18、A−19、A−24及びA−25において、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR10aは水素を表さず、
、R、R、R、R、R、R及びR10が、請求項3に挙げられている意味を有し、
4a、R5a及びR10aが、それぞれ、請求項3に挙げられているR、R及びR10の意味を有し、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR1Oaは水素を表さず、
が、請求項3に挙げられているXの意味を有する(但し、Xは、ピリミジン−2,4−ジイル又はピリミジン−4,6−ジイルを表さない。)、
請求項8又は9の何れかに記載の式(I−1)のビスオキシム。
【請求項11】
1a及びR2aが、互いに独立に、塩素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−、i−、s−又はt−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロ−n−プロピル、ヘプタフルオロ−i−プロピル、OH、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−又はt−ブトキシ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、SH、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、i−プロピルチオ、n−、i−、s−又はt−ブチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、i−プロピルスルフィニル、n−、i−、s−又はt−ブチルスルフィニル、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、i−プロピルスルホニル、n−、i−、s−又はt−ブチルスルホニル、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、エトキシメチル、メチルチオメチル、メチルチオエチル、エチルチオエチル、エチルチオメチル、メチルスルホニルメチル、メチルスルホニルエチル、エチルスルホニルエチル、エチルスルホニルメチル、アミノ、ジ(C−C−アルキル)アミン、(C−C−アルキル)アミン、C−C−アルケニル、C−C−アルキニルを表し、フェニル、ベンジル、チエニル、ピペラジニル又はモルホリニル(これらの各々は、フッ素、塩素、臭素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−、i−、s−、t−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−、i−、s−、t−ブトキシによって、場合によって置換されている。)を表し、
1a及びA2aが、互いに独立に、請求項9に定義されている環A−1、A−2、A−4、A−5、A−6、A−7、A−8、A−9、A−10、A−11、A−14、A−15、A−16、A−18、A−20、A−21、A−24、A−26、A−30又はA−33の1つを表し(A1a及びA2aは環A−1を同時に表さず、並びに、A−18及びA−24において、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR1Oaは水素を表さない。)、
、R、R、R、R、R、R及びR10が、請求項4に挙げられている意味を有し、
4a、R5a及びR10aが、それぞれ、請求項4に挙げられているR、R及びR10の意味を有し、少なくとも1つの置換基R4a又はR5a又はR10aは水素を表さず、
が、請求項4に挙げられているXの意味を有する(但し、Xは、ピリミジン−2,4−ジイル又はピリミジン−4,6−ジイルを表さない。)、
請求項8、9又は10の何れかに記載の式(I−1)のビスオキシム。
【請求項12】
1a及びR2aが各々メチルを表す、請求項8から11の何れかに記載の式(I−1)のビスオキシム。
【請求項13】
1a及びA2aが各々環A−2を表す、請求項8から11の何れかに記載の式(I−1)のビスオキシム。
【請求項14】
1a及びR2aが各々メチルを表し、並びにA1a及びA2aが各々環A−2を表す、請求項8から11の何れかに記載の式(I−1)のビスオキシム。
【請求項15】
増量剤及び/又は界面活性剤の他に、請求項8に記載の式(I−1)の少なくとも1つのビスオキシムを含むことを特徴とする、望ましくない微生物又は昆虫を駆除するための組成物。
【請求項16】
望ましくない微生物及び昆虫を駆除するための、請求項8に記載の式(I−1)の少なくとも1つのビスオキシムの使用。
【請求項17】
請求項8に記載の式(I−1)の少なくとも1つのビスオキシムが微生物及び/又はその生息環境に適用されることを特徴とする、望ましくない微生物を駆除するための方法。
【請求項18】
請求項8に記載の式(I−1)のビスオキシムが増量剤及び/又は界面活性剤と混合されることを特徴とする、望ましくない微生物を駆除するための組成物を調製する方法。
【請求項19】
トランスジェニック植物を処理するための、請求項8に記載の式(I−1)のビスオキシムの使用。
【請求項20】
(A−1)適宜触媒の存在下で、及び適宜希釈剤の存在下で、式(II)のアシル(ヘタ)アリール
【化91】

(A及びRは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を、式(IIa)のアシル(ヘタ)アリール
【化92】

(R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と、及び式(III)のビスヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化二水素塩)
【化93】

(Xは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と反応させること、
又は
(A−2)適宜触媒の存在下で、及び適宜希釈剤の存在下で、式(II)のアシル(ヘタ)アリール
【化94】

(A及びRは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を、まず、式(III)のビスヒドロキシルアミン(又はそのビスハロゲン化水素塩)
【化95】

(Xは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と反応させて、式(XII)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)
【化96】

(A、R及びXは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を得、及び、次いで、式(IIa)のアシル(ヘタ)アリール

【化97】

(R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と反応させること、
又は
(B)適宜触媒の存在下で、適宜酸結合剤の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で、式(V)の遊離のオキシム
【化98】

(A及びRは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を、式(Va)の遊離のオキシム
【化99】

(R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と、及び式(IV)の二官能性化合物
【化100】

(LGはハロゲン又はスルホナートを表し、2つのLGは同一又は別異であり得、並びに
Xは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と反応させること、
又は
(C)適宜触媒の存在下で、適宜酸結合剤の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で、式(V)の遊離のオキシム
【化101】

(A及びRは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
若しくは式(Va)の遊離のオキシム
【化102】

(R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を、まず、及び式(IV)の二官能性化合物
【化103】

(LGはハロゲン又はスルホナートを表し、2つのLGは同一又は別異であり得、並びに
Xは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と反応させて、式(VI)の中間体
【化104】

(A、R及びXは、請求項1に記載の意味を有し、並びに
LGは、上記意味を有する。)
若しくは式(VIa)の中間体
【化105】

(A、R及びXは、請求項1に記載の意味を有し、並びに
LGは、上記意味を有する。)
を得、次いで、これを式(Va)若しくは(V)の遊離のオキシムと、適宜触媒の存在下で、適宜酸結合剤の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で反応させること、
又は
式(Ia)のビスオキシム
【化106】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
は、請求項1に挙げられている基X−3からX−10の1つを表す(但し、基Z、Z、Z、Z12からZ14、Z17からZ20、Z23からZ27、Z30からZ35、Z38からZ44、Z47からZ54の正確に1つは、
【化107】

(R20は、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を表す。)
が、
(D)適宜触媒の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で、式(Ib)のビスオキシム
【化108】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
は、請求項1に挙げられている基X−3からX−10の1つを表す(但し、基Z、Z、Z、Z12からZ14、Z17からZ20、Z23からZ27、Z30からZ35、Z38からZ44、Z47からZ54の正確に1つは、
【化109】

(R18及びR19は、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を表す。)
を、まずオゾンと反応させ、及び次いで、中間体として得られた、式(Ic)のビスオキシム
【化110】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
は、請求項1に挙げられている基X−3からX−10の1つを表す(但し、基Z、Z、Z、Z12からZ14、Z17からZ20、Z23からZ27、Z30からZ35、Z38からZ44、Z47からZ54の正確に1つは、
【化111】

を表す。)
を、式(VII)の遊離のオキシム(又はそのハロゲン化水素塩)
N−OR20 (VII)
(R20は、請求項1に挙げられている意味を表す。)
と、適宜触媒の存在下で、適宜酸結合剤の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で反応させることによって得られること、
式(Id)のビスオキシム
【化112】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
は、請求項1に挙げられている基X−3からX−10の1つを表す(但し、基Z、Z、Z、Z12からZ14、Z17からZ20、Z23からZ27、Z30からZ35、Z38からZ44、Z47からZ54の少なくとも1つは、
【化113】

を表し、若しくは
【化114】

(R18及びR19は、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を表し、並びに
21は、水素、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル、各事例において、場合によって置換された、フェニル、ベンジル、ヘテロシクリル又はヘタリールを表す。)
が、
(E)N−クロロスクシンイミドの存在下で、適宜触媒の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で、式(Ib)のビスオキシム
【化115】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
並びにXは、上記意味を有する。)
を、式(VIII)のアルドキシム
【化116】

(R21は、上記意味を有する。)
と反応させることによって得られること、
又は、式(Ie)のビスオキシム
【化117】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
は、請求項1に挙げられている基X−3からX−10の1つを表す(但し、基Z、Z、Z、Z12からZ14、Z17からZ20、Z23からZ27、Z30からZ35、Z38からZ44、Z47からZ54の少なくとも1つは、
【化118】

(R18及びR19は、請求項1に挙げられている意味を有する。)
が、
(F)適宜触媒の存在下で及び適宜希釈剤の存在下で、式(Ib)のビスオキシム
【化119】

(A、R、R及びAは、請求項1に挙げられている意味を有し、
並びにXは、上記意味を有する。)
を、水素又は水素源と反応させることによって得られること、
を特徴とする、請求項1に記載の一般式(I)のビスオキシムを調製する方法。
【請求項21】
式(II−1)、(II−2)及び(II−3)のアシル(ヘタ)アリール。
【化120】

【請求項22】
式(IIIa)のビスヒドロキシルアミン。
【化121】

(Xは、請求項1に記載のXの意味を有する
(Xが、1から3個の非隣接酸素原子によって分断され得る、2から12個の炭素原子を有する飽和又は不飽和脂肪族、直鎖又は分岐炭化水素基[特に、−CH−、−(CH、−(CH、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、(CH10−、−(CH−O−(CH、−(CH−O−(CH−O−(CH−]を表し、又は−SiMe−、−SitBu−、−Si(Me)tBu−、−SiH−、−C(=O)−C(=O)−、(1−フェニル)エタン−1,2−ジイル、−CH(COEt)−CH−、−CH−CH(OH)−CH−、−CH−CHCl−CH、−CH−N(NO)−CH、−CH(COEt)−CH−CH(COEt)−、−C(=O)−CH(OH)−CH−C(=O)−、−C(=O)−(CH−C(=O)−、−CH(COH)−(CH−CH(COH)−、−(CH−CHBr−(CH−、−CH−N(NO)−CH−N(NO)−CH−、−(CH−N[(CHNH]−(CH−、−CH(COH)−(CH−CH(COH)−、−CH(COH)−(CH−CH(COH)−、−CH−C(=O)−NH−NH−C(=O)−CH−、−CH−CH(COH)−NH−C(=O)−C(NO)=CH−CH−、−CH−CH(OH)−CH=N−CH−CH(OH)−CH、−CH(COH)−(CH−CH(COH)−、−(CH−NH−(CH−NH−(CH−、−C(=O)−NH−(CH−NH−C(O)−、−CH−C(=O)−NH−(CH−NH−C(=O)−CH−、−CH−C(=O)−NH−NH−C(=O)−CH−O−NH−C(=O)−CH−を表し、又は以下の基
【化122】

の1つを表す、式(IIIa)の化合物を除く。)。)
【請求項23】
式(VI)及び(VIa)の中間体。
【化123】


(A、R、R、A及びXは、請求項1に挙げられている意味を有し、
LGは、ハロゲン又はスルホナートを表し、2つのLGは同一又は別異である。)
【請求項24】
式(XIa)のビスヒドロキシフタルイミド誘導体。
【化124】

(式中、
は、請求項1に記載のXの意味を有する
(Xが、−C(=O)−、−C(=NH)−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−C(=O)−C(=O)−、(1−フェニル)エタン−1,2−ジイル、−CH−CCl−、−CH−CH(CH−ON=CH)−、−CH−CH(CHOH)−、−CH−CH(OH)−CH−、−CH(CH)−(CH−、−CH(COEt)−CH−CH(COEt)−、−CH(COEt)−(CH−CH(COEt)−、−CH(COEt)−(CH−CH(COEt)−、−CH(COEt)−(CH−CH(COEt)−、−(CH−O−(CH−O−(CH−、−(CH−O−(CH−、−CH(COEt)−(CH−CH(COEt)−、−CH−C(=O)−NH−(CH−NH−C(=O)−CH−又は以下の基の1つ
【化125】


を表す、式(XIa)の化合物を除く。)。)
【請求項25】
作物保護及び資材の保護において望ましくない微生物を駆除するための、式(XII)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)
【化126】

(A、R及びXは、請求項1から7の何れかに挙げられている意味を有する。)
の使用。
【請求項26】
式(XIIa)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)。
【化127】

(R1g、A1g及びXは各々、請求項1から7の何れかにおいて、それぞれ、R、A及びXに対して挙げられている意味を有し、
a)R1gが水素を表し、及びXが−(CH−を表す場合には、A1gは、フェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル若しくは2,4−ジクロロフェニルを表さず、又は
b)R1gが水素を表し、及びXが−(CH−を表す場合には、A1gは、フェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、2−ヒドロキシフェニル、2−ヒドロキシ−5−ブロモフェニル、3−{[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]オキシ}フェニル、2−ヒドロキシ−3,5−ビス−tert−ブチルフェニル、2−ヒドロキシ−3−メチルチオフェニル、2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル又は4−ニトロフェニルを表さない。)
【請求項27】
増量剤及び/又は界面活性剤の他に、請求項26に記載の式(XIIa)の少なくとも1つのヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)を含むことを特徴とする、望ましくない微生物又は昆虫を駆除するための組成物。
【請求項28】
望ましくない微生物又は昆虫を駆除するための、請求項26に記載の式(XIIa)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)の使用。
【請求項29】
請求項26に記載の式(XIIa)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)が微生物及び/又はその生息環境に適用されることを特徴とする、望ましくない微生物を駆除するための方法。
【請求項30】
請求項26に記載の式(XIIa)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)が増量剤及び/又は界面活性剤と混合されることを特徴とする、望ましくない微生物を駆除するための組成物を調製する方法。
【請求項31】
トランスジェニック植物を処理するための、請求項26に記載の式(XIIa)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)の使用。
【請求項32】
(A−2)式(II)のアシル(ヘタ)アリール
【化128】

(A及びRは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
を、適宜触媒の存在下で、及び適宜希釈剤の存在下で、式(III)のビスヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化二水素塩)
【化129】

(Xは、請求項1に挙げられている意味を有する。)
と反応させることを特徴とする、
((a)Rが水素を表し、及びXが−(CH−を表す場合には、Aは、フェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル若しくは2,4−ジクロロフェニルを表さず、又は
b)Rが水素を表し、及びXが−(CH−を表す場合には、Aは、フェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、2−ヒドロキシフェニル、2−ヒドロキシ−5−ブロモフェニル、3−{[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]オキシ}フェニル、2−ヒドロキシ−3,5−ビス−tert−ブチルフェニル、2−ヒドロキシ−3−メチルチオフェニル、2−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル又は4−ニトロフェニルを表さない。)
請求項26に記載の一般式(XIIa)のヒドロキシルアミン(又はそのハロゲン化水素塩)を調製するための方法。

【公表番号】特表2010−513343(P2010−513343A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−541829(P2009−541829)
【出願日】平成19年12月11日(2007.12.11)
【国際出願番号】PCT/EP2007/010798
【国際公開番号】WO2008/074418
【国際公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【出願人】(302063961)バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト (524)
【Fターム(参考)】