説明

治療剤としてのスピロ−オキシインドール化合物の使用

本発明は、式(I):(式中、k、j、Q、R、R2a、R2b、R2c、R2d、R3a、R3b、R3cおよびR3dは本明細書で規定した通りである)のスピロ−オキシインドール化合物をその立体異性体、鏡像体、互変異性体またはその混合物として、あるいはその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはプロドラッグを、高コレステロール血症、良性前立腺肥大症、そう痒症および癌の治療および/または予防のために使用する方法に関する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳類の高コレステロール血症を治療または予防する方法であって、該治療または予防を必要とする哺乳類に、治療的有効量の式(I):
【化17】

の化合物をその立体異性体、鏡像体、互変異性体またはその混合物として、あるいはその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはプロドラッグを投与することを含む、方法
(式中、
jおよびkは、それぞれ独立して、0、1、2または3であり;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S(O)−(式中、mは0、1または2である)、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
1aは、水素または−ORであり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−S(O)−R、−R−S(O)−R(式中、mは、0、1または2である)、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORであり;
あるいはRは、−C(O)N(R)Rで置換されたアラルキルであり、ここで、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルであり;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルであり;
またはRおよびRは、これらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成し;
ここで、RおよびRに関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
あるいは、Rは、場合によっては、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されたアラルキルであり;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたはヘテロアリールであり;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−N(R)R、−R−ORまたは−R−CNであり;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rであり;
ここで、R10およびR11に関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよい)であり;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、ここで該ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、場合によっては、オキソ、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、−R−N(R)R、−R−C(O)N(R)R、−R−N(R)C(O)R、−R−S(O)(式中、mは0、1または2)、−R−CNまたは−R−NOからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
2a、R2b、R2cおよびR2dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
ここで、R2a、R2b、R2cおよびR2dに関するシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−S(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよく;
またはR2aおよびR2bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2cおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2bおよびR2cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2cおよびR2dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2bは、先に規定した通りであり;
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
またはR3aおよびR3bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3cおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3bおよびR3cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3cおよびR3dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3bは、先に規定した通りであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
またはRおよびRが、それぞれ、同じ窒素原子に結合する場合、RおよびRは、これらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してもよく;および
各Rは、直接結合、または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖、または直鎖または分岐状アルキニレン鎖であり;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)。
【請求項2】
哺乳類の良性前立腺肥大症を治療または予防する方法であって、該治療または予防を必要とする哺乳類に、治療的有効量の式(I):
【化18】

の化合物をその立体異性体、鏡像体、互変異性体またはその混合物として、あるいはその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはプロドラッグを投与することを含む、方法
(式中、
jおよびkは、それぞれ独立して、0、1、2または3であり;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S(O)−(式中、mは0、1または2である)、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
1aは、水素または−ORであり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−S(O)−R、−R−S(O)−R(式中、mは、0、1または2である)、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORであり;
あるいはRは、−C(O)N(R)Rで置換されたアラルキルであり、ここで、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルであり;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルであり;
またはRおよびRは、これらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成し;
ここで、RおよびRに関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
あるいは、Rは、場合によっては、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されたアラルキルであり;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたはヘテロアリールであり;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−N(R)R、−R−ORまたは−R−CNであり;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rであり;
ここで、R10およびR11に関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよい)であり;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、ここで該ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、場合によっては、オキソ、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、−R−N(R)R、−R−C(O)N(R)R、−R−N(R)C(O)R、−R−S(O)(式中、mは0、1または2)、−R−CNまたは−R−NOからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
2a、R2b、R2cおよびR2dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
ここで、R2a、R2b、R2cおよびR2dに関するシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−S(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよく;
またはR2aおよびR2bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2cおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2bおよびR2cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2cおよびR2dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2bは、先に規定した通りであり;
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
またはR3aおよびR3bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3cおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3bおよびR3cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3cおよびR3dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3bは、先に規定した通りであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
またはRおよびRが、それぞれ、同じ窒素原子に結合する場合、RおよびRは、これらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してもよく;および
各Rは、直接結合、または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖、または直鎖または分岐状アルキニレン鎖であり;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)。
【請求項3】
哺乳類のそう痒症を治療または予防する方法であって、該治療または予防を必要とする哺乳類に、治療的有効量の式(I):
【化19】

の化合物をその立体異性体、鏡像体、互変異性体またはその混合物として、あるいはその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはプロドラッグを投与することを含む、方法
(式中、
jおよびkは、それぞれ独立して、0、1、2または3であり;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S(O)−(式中、mは0、1または2である)、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
1aは、水素または−ORであり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−S(O)−R、−R−S(O)−R(式中、mは、0、1または2である)、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORであり;
あるいはRは、−C(O)N(R)Rで置換されたアラルキルであり、ここで、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルであり;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルであり;
またはRおよびRは、これらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成し;
ここで、RおよびRに関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
あるいは、Rは、場合によっては、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されたアラルキルであり;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたはヘテロアリールであり;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−N(R)R、−R−ORまたは−R−CNであり;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rであり;
ここで、R10およびR11に関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよい)であり;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、ここで該ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、場合によっては、オキソ、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、−R−N(R)R、−R−C(O)N(R)R、−R−N(R)C(O)R、−R−S(O)(式中、mは0、1または2)、−R−CNまたは−R−NOからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
2a、R2b、R2cおよびR2dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
ここで、R2a、R2b、R2cおよびR2dに関するシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−S(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよく;
またはR2aおよびR2bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2cおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2bおよびR2cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2cおよびR2dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2bは、先に規定した通りであり;
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
またはR3aおよびR3bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3cおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3bおよびR3cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3cおよびR3dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3bは、先に規定した通りであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
またはRおよびRが、それぞれ、同じ窒素原子に結合する場合、RおよびRは、これらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してもよく;および
各Rは、直接結合、または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖、または直鎖または分岐状アルキニレン鎖であり;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)。
【請求項4】
哺乳類の癌を治療または予防する方法であって、該治療または予防を必要とする哺乳類に、治療的有効量の式(I):
【化20】

の化合物をその立体異性体、鏡像体、互変異性体またはその混合物として、あるいはその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはプロドラッグを投与することを含む、方法
(式中、
jおよびkは、それぞれ独立して、0、1、2または3であり;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S(O)−(式中、mは0、1または2である)、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−であり;
1aは、水素または−ORであり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−S(O)−R、−R−S(O)−R(式中、mは、0、1または2である)、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORであり;
あるいはRは、−C(O)N(R)Rで置換されたアラルキルであり、ここで、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルであり;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルであり;
またはRおよびRは、これらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成し;
ここで、RおよびRに関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
あるいは、Rは、場合によっては、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されたアラルキルであり;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたはヘテロアリールであり;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−N(R)R、−R−ORまたは−R−CNであり;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rであり;
ここで、R10およびR11に関するアリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよい)であり;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、ここで該ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、場合によっては、オキソ、アルキル、ハロ、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、−R−N(R)R、−R−C(O)N(R)R、−R−N(R)C(O)R、−R−S(O)(式中、mは0、1または2)、−R−CNまたは−R−NOからなる群から選択される1個以上の置換基で置換され;
2a、R2b、R2cおよびR2dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
ここで、R2a、R2b、R2cおよびR2dに関するシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、それぞれ、場合によっては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−S(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択される1個以上の置換基で置換されてもよく;
またはR2aおよびR2bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2cおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2bおよびR2cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2dは、先に規定した通りであり;
またはR2cおよびR2dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR2aおよびR2bは、先に規定した通りであり;
3a、R3b、R3cおよびR3dは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−OS(O)CF、−R−C(O)R、−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)Rおよび−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは、独立して、0、1または2であり、各nは、独立して、1または2である)からなる群から選択され;
またはR3aおよびR3bは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3cおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3bおよびR3cは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3dは、先に規定した通りであり;
またはR3cおよびR3dは、これらが直接結合する炭素環原子と一緒になって、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してもよく、およびR3aおよびR3bは、先に規定した通りであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
またはRおよびRが、それぞれ、同じ窒素原子に結合する場合、RおよびRは、これらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してもよく;および
各Rは、直接結合、または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖、または直鎖または分岐状アルキニレン鎖であり;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)。

【公表番号】特表2010−506854(P2010−506854A)
【公表日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−532606(P2009−532606)
【出願日】平成19年10月12日(2007.10.12)
【国際出願番号】PCT/US2007/081247
【国際公開番号】WO2008/060789
【国際公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【出願人】(506030826)ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (47)
【氏名又は名称原語表記】XENON PHARMACEUTICALS INC.
【Fターム(参考)】