消費電力表示システム
【課題】
PCなどの電子機器の消費電力を個人別及びフロア別、機器別に表示する。
【解決手段】
ネットワーク装置から取得できるMacアドレスを用いてPCの場所を特定する。また、サーバは、Macアドレスをキーとした機器の消費電力を事前に登録しておき、PCからは社員IDとPCのMacアドレスをサーバへ通知することにより個人別、フロア別の消費電力を算出する。
PCなどの電子機器の消費電力を個人別及びフロア別、機器別に表示する。
【解決手段】
ネットワーク装置から取得できるMacアドレスを用いてPCの場所を特定する。また、サーバは、Macアドレスをキーとした機器の消費電力を事前に登録しておき、PCからは社員IDとPCのMacアドレスをサーバへ通知することにより個人別、フロア別の消費電力を算出する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、例えば、ネットワーク上のパーソナルコンピュータ(PC)やプリンタ等のネットワーク機器の消費電力を算出し、表示するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来からPC等の電子機器の消費電力をモニタリングする手段として様々な方法が提案または実用化されている。
【0003】
消費電力モニタリングシステムの一例として特開2007−34669号公報に記載された発明がある。この発明では、管理サーバとクライアントPCはネットワークを介して接続されており、クライアントPCが現在の起動状態をサーバへ通知することによりサーバ側にて消費電力を算出する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−34669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術は、PCの稼動状態をサーバに通知することにより消費電力を算出することは出来るが、1つのサーバにてフロア別や個人別の消費電力を表示することは考慮されていない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は前記点に鑑みなされたものであり、ネットワーク装置から取得できるMacアドレスを用いて電子機器、例えばPC等の場所を特定する構成とする。また、電子機器がサーバの場合は、Macアドレスをキーとした機器の消費電力を事前に登録しておき、PCからは識別子例えば社員IDとPCのMacアドレスをサーバへ通知することにより個人別、フロア別の消費電力を算出する構成とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、情報を全員が共有でき、消費電力をリアルタイムに把握することができる。また、ネットワーク情報や識別子(社員ID等)により端末の状態を取得する為、フロア別または個人別での情報把握が可能になり、省エネへの意識改革へと繋がる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施例を示す消費電力表示システムのブロック図
【図2】ネットワーク情報テーブル
【図3】ネットワーク統計テーブル
【図4】PC情報テーブル
【図5】ユーザ状態情報テーブル
【図6】フロアテーブル
【図7】プリンタ情報テーブル
【図8】プリント統計テーブル
【図9】ネットワーク機器からMIB情報を取得するシーケンスを示す図
【図10】PCからの状態を処理するシーケンスを示す図
【図11】プリンタから機器の状態を取得するシーケンスを示す図
【図12】個人別の情報を取得するシーケンスを示す図
【図13】フロア別の情報を取得するシーケンスを示す図
【図14】機器別の情報を取得するシーケンスを示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1において、管理サーバ101は管理アプリケーション102、消費電力算出アプリケーション103、状態表示アプリケーション104、PC情報テーブル105、ユーザ状態情報テーブル106、ネットワーク情報テーブル107、ネットワーク統計テーブル108、プリンタ情報テーブル109、プリント統計テーブル、フロアテーブル111で構成される。PC114やプリンタ115はIPネットワーク112とネットワーク機器113を介して接続されている。
【0011】
ネットワーク情報テーブル107は図2に示す如く、スイッチID1071、IPアドレス1072の各情報を含んでいる。ネットワーク統計テーブル108は図3に示す如く、スイッチID1081、ポート番号1082、Macアドレス1083の各情報を含んでいる。
【0012】
PC情報テーブル105は図4に示す如く、PC−ID1051、Macアドレス1052、消費電力1053、総起動時間1054、リフレッシュ時の総起動時間1055の各情報を含んでいる。
【0013】
ユーザ状態情報テーブル106は図5に示す如く、ユーザID1061、Macアドレス1062、ステータス1063、総消費電力1064、接続時間1065、前回切断時刻1066の各情報を含んでいる。フロアテーブル111は図6に示す如く、フロア1111、スイッチID1112、ポート番号1113、総消費電力1114の各情報を含んでいる。
【0014】
プリンタ情報テーブル109は図7に示す如く、プリンタID1091、IPアドレス1092の各情報を含んでいる。
【0015】
プリント統計テーブル110は図8に示す如く、プリンタID1101、ユーザID1102、プリント枚数1103の各情報を含んでいる。
【0016】
次に、図9から図14を参照して各アプリケーション、各テーブル、ネットワーク機器、プリンタ、PC等の関係動作を説明する。
【0017】
図9において、管理アプリケーション102はネットワーク情報テーブル107に対してネットワーク情報取得要求を行い(ステップS901)、該テーブルからスイッチID1071、IPアドレス1072とコミュニティ名を含むネットワーク情報を取得する(Sステップ902)。取得した情報を元に、各ネットワーク機器113に対してSNMP (Simple Network Management Protocol)等の管理プロトコルを用いて、MIB(Management Information Base)等の情報取得要求を行い(ステップS903)、MIB情報を取得する(ステップS904)。
【0018】
しかるのち、ネットワーク統計情報テーブル108に対してMIBによって取得したネットワーク機器113に接続されているPC114のMacアドレスと、そのMacアドレスがつながっているポート番号を図3に示す如く書き込む(ステップS905,S906)。
【0019】
図10において、PC114は定期的に管理サーバ101の管理アプリケーション102に対してユーザID、Macアドレス、PC起動時間、現在のステータスを送信する(ステップS1001)。
【0020】
ここで、ユーザIDはPC114を利用している人が特定できるIDである。PC起動時間は、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)等により取得できるハードディスクの起動時間である。ステータスはPC114がスクリーンセーバ中や操作中であることがわかるものである。
【0021】
PC114から通知を受けた管理アプリケーション102はPC情報テーブル105に一致するMacアドレスのPC起動時間を総起動時間として記録する。ここで、PC114の消費電力を表示させるための単位、すなわち月単位や日単位毎に起動時間をリセットするためにリフレッシュ時の総起動時間として決められたタイミングで時間を書き込む(ステップS1002)。
【0022】
消費電力アプリケーション103はPC情報テーブル105の総起動時間1054からリフレッシュ後の総起動時間を引いたものを取得し、管理アプリケーション102へ通知する(ステップS1003)。
【0023】
管理アプリケーション102はユーザ状態情報テーブル106のユーザIDが一致する部分にMacアドレス、ステータス、接続時間を書き込む(ステップS1004)。
【0024】
次に、消費電力算出アプリケーション103はPC114の消費電力とPCの起動時間により接続中に使用した電力を計算し、計算結果を総消費電力に加算する(ステップS1005,S1006)。
【0025】
管理アプリケーション102は一致するMacアドレスのスイッチIDとポート番号を図3のネットワーク統計テーブル108から取得する(ステップS1007,S1008)。
【0026】
消費電力算出アプリケーション103はフロアテーブル111のスイッチIDとポート番号から一致するものを見つけ、フロアの消費電力にPC114の消費電力を加算する(ステップS1009,S1010)。
【0027】
図11において、管理アプリケーション102はプリンタ情報テーブル109からプリンタ情報(図7参照)を取得する(ステップS110,S111)。また、取得した情報により、指定のプリンタ115からユーザID毎のプリント枚数等のプリンタ状態情報を取得する(ステップS112,S113)。管理アプリケーション102は取得した情報をプリント統計テーブル110へ書き込みを行う(ステップS114,S115)。
【0028】
図12において、PC114が状態表示アプリケーション104へ個人別の情報取得依頼を出す(ステップS1201)。それを受けとった状態表示アプリケーション104はプリント統計テーブル110に対しユーザID毎のプリント枚数等の情報を問い合わせる(ステップS1202,S1203)。
【0029】
次に、ユーザ状態情報テーブル106に対し一致するユーザIDの消費電力を取得する(ステップS1204,S1205)。状態表示アプリケーション104はPC114に対してWeb画面等を通じて要求のあったユーザIDのプリント枚数や消費電力を表示する(ステップS1206)。
【0030】
図13において、PC114が状態表示アプリケーション104へフロア別の情報取得依頼を出す(ステップS1301)。それを受けとった状態表示アプリケーション104はフロアテーブル111に対しフロア毎の消費電力等の情報を問い合わせ、フロアテーブル111からフロア消費電力情報を取得する(ステップS1302,S1303)。状態表示アプリケーション104はPC114に対してWeb画面等を通じて要求のあったフロアの消費電力を表示する(ステップS1304)。
【0031】
図14において、PC114が状態表示アプリケーション104へ機器別の情報取得依頼を出す(ステップS1401)。それを受けとった状態表示アプリケーション104は消費電力算出アプリケーション103を経由してPC情報テーブル105へ機器の消費電力を問い合わせ、PC情報テーブル105から機器別消費電力情報を取得する(ステップS1402)。機器別の消費電力情報を取得した消費電力算出アプリケーション103は消費電力から例えば消費した二酸化炭素の量を計算して状態表示アプリケーション104に通知する(ステップS1403)。状態表示アプリケーション104はPC114に対してWeb画面等を通じて要求のあった機器の消費電力等を表示する(ステップS1404)。
【符号の説明】
【0032】
101:管理サーバ
102:管理アプリケーション
103:消費電力算出アプリケーション
104:状態表示アプリケーション
105:PC情報テーブル
106:ユーザ状態情報テーブル
107:ネットワーク情報テーブル
108:ネットワーク統計テーブル
109:プリンタ情報テーブル
110:プリント統計テーブル
111:フロアテーブル
112:IPネットワーク
113:ネットワーク機器
114:PC
115:プリンタ
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、例えば、ネットワーク上のパーソナルコンピュータ(PC)やプリンタ等のネットワーク機器の消費電力を算出し、表示するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来からPC等の電子機器の消費電力をモニタリングする手段として様々な方法が提案または実用化されている。
【0003】
消費電力モニタリングシステムの一例として特開2007−34669号公報に記載された発明がある。この発明では、管理サーバとクライアントPCはネットワークを介して接続されており、クライアントPCが現在の起動状態をサーバへ通知することによりサーバ側にて消費電力を算出する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−34669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術は、PCの稼動状態をサーバに通知することにより消費電力を算出することは出来るが、1つのサーバにてフロア別や個人別の消費電力を表示することは考慮されていない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は前記点に鑑みなされたものであり、ネットワーク装置から取得できるMacアドレスを用いて電子機器、例えばPC等の場所を特定する構成とする。また、電子機器がサーバの場合は、Macアドレスをキーとした機器の消費電力を事前に登録しておき、PCからは識別子例えば社員IDとPCのMacアドレスをサーバへ通知することにより個人別、フロア別の消費電力を算出する構成とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、情報を全員が共有でき、消費電力をリアルタイムに把握することができる。また、ネットワーク情報や識別子(社員ID等)により端末の状態を取得する為、フロア別または個人別での情報把握が可能になり、省エネへの意識改革へと繋がる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施例を示す消費電力表示システムのブロック図
【図2】ネットワーク情報テーブル
【図3】ネットワーク統計テーブル
【図4】PC情報テーブル
【図5】ユーザ状態情報テーブル
【図6】フロアテーブル
【図7】プリンタ情報テーブル
【図8】プリント統計テーブル
【図9】ネットワーク機器からMIB情報を取得するシーケンスを示す図
【図10】PCからの状態を処理するシーケンスを示す図
【図11】プリンタから機器の状態を取得するシーケンスを示す図
【図12】個人別の情報を取得するシーケンスを示す図
【図13】フロア別の情報を取得するシーケンスを示す図
【図14】機器別の情報を取得するシーケンスを示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1において、管理サーバ101は管理アプリケーション102、消費電力算出アプリケーション103、状態表示アプリケーション104、PC情報テーブル105、ユーザ状態情報テーブル106、ネットワーク情報テーブル107、ネットワーク統計テーブル108、プリンタ情報テーブル109、プリント統計テーブル、フロアテーブル111で構成される。PC114やプリンタ115はIPネットワーク112とネットワーク機器113を介して接続されている。
【0011】
ネットワーク情報テーブル107は図2に示す如く、スイッチID1071、IPアドレス1072の各情報を含んでいる。ネットワーク統計テーブル108は図3に示す如く、スイッチID1081、ポート番号1082、Macアドレス1083の各情報を含んでいる。
【0012】
PC情報テーブル105は図4に示す如く、PC−ID1051、Macアドレス1052、消費電力1053、総起動時間1054、リフレッシュ時の総起動時間1055の各情報を含んでいる。
【0013】
ユーザ状態情報テーブル106は図5に示す如く、ユーザID1061、Macアドレス1062、ステータス1063、総消費電力1064、接続時間1065、前回切断時刻1066の各情報を含んでいる。フロアテーブル111は図6に示す如く、フロア1111、スイッチID1112、ポート番号1113、総消費電力1114の各情報を含んでいる。
【0014】
プリンタ情報テーブル109は図7に示す如く、プリンタID1091、IPアドレス1092の各情報を含んでいる。
【0015】
プリント統計テーブル110は図8に示す如く、プリンタID1101、ユーザID1102、プリント枚数1103の各情報を含んでいる。
【0016】
次に、図9から図14を参照して各アプリケーション、各テーブル、ネットワーク機器、プリンタ、PC等の関係動作を説明する。
【0017】
図9において、管理アプリケーション102はネットワーク情報テーブル107に対してネットワーク情報取得要求を行い(ステップS901)、該テーブルからスイッチID1071、IPアドレス1072とコミュニティ名を含むネットワーク情報を取得する(Sステップ902)。取得した情報を元に、各ネットワーク機器113に対してSNMP (Simple Network Management Protocol)等の管理プロトコルを用いて、MIB(Management Information Base)等の情報取得要求を行い(ステップS903)、MIB情報を取得する(ステップS904)。
【0018】
しかるのち、ネットワーク統計情報テーブル108に対してMIBによって取得したネットワーク機器113に接続されているPC114のMacアドレスと、そのMacアドレスがつながっているポート番号を図3に示す如く書き込む(ステップS905,S906)。
【0019】
図10において、PC114は定期的に管理サーバ101の管理アプリケーション102に対してユーザID、Macアドレス、PC起動時間、現在のステータスを送信する(ステップS1001)。
【0020】
ここで、ユーザIDはPC114を利用している人が特定できるIDである。PC起動時間は、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)等により取得できるハードディスクの起動時間である。ステータスはPC114がスクリーンセーバ中や操作中であることがわかるものである。
【0021】
PC114から通知を受けた管理アプリケーション102はPC情報テーブル105に一致するMacアドレスのPC起動時間を総起動時間として記録する。ここで、PC114の消費電力を表示させるための単位、すなわち月単位や日単位毎に起動時間をリセットするためにリフレッシュ時の総起動時間として決められたタイミングで時間を書き込む(ステップS1002)。
【0022】
消費電力アプリケーション103はPC情報テーブル105の総起動時間1054からリフレッシュ後の総起動時間を引いたものを取得し、管理アプリケーション102へ通知する(ステップS1003)。
【0023】
管理アプリケーション102はユーザ状態情報テーブル106のユーザIDが一致する部分にMacアドレス、ステータス、接続時間を書き込む(ステップS1004)。
【0024】
次に、消費電力算出アプリケーション103はPC114の消費電力とPCの起動時間により接続中に使用した電力を計算し、計算結果を総消費電力に加算する(ステップS1005,S1006)。
【0025】
管理アプリケーション102は一致するMacアドレスのスイッチIDとポート番号を図3のネットワーク統計テーブル108から取得する(ステップS1007,S1008)。
【0026】
消費電力算出アプリケーション103はフロアテーブル111のスイッチIDとポート番号から一致するものを見つけ、フロアの消費電力にPC114の消費電力を加算する(ステップS1009,S1010)。
【0027】
図11において、管理アプリケーション102はプリンタ情報テーブル109からプリンタ情報(図7参照)を取得する(ステップS110,S111)。また、取得した情報により、指定のプリンタ115からユーザID毎のプリント枚数等のプリンタ状態情報を取得する(ステップS112,S113)。管理アプリケーション102は取得した情報をプリント統計テーブル110へ書き込みを行う(ステップS114,S115)。
【0028】
図12において、PC114が状態表示アプリケーション104へ個人別の情報取得依頼を出す(ステップS1201)。それを受けとった状態表示アプリケーション104はプリント統計テーブル110に対しユーザID毎のプリント枚数等の情報を問い合わせる(ステップS1202,S1203)。
【0029】
次に、ユーザ状態情報テーブル106に対し一致するユーザIDの消費電力を取得する(ステップS1204,S1205)。状態表示アプリケーション104はPC114に対してWeb画面等を通じて要求のあったユーザIDのプリント枚数や消費電力を表示する(ステップS1206)。
【0030】
図13において、PC114が状態表示アプリケーション104へフロア別の情報取得依頼を出す(ステップS1301)。それを受けとった状態表示アプリケーション104はフロアテーブル111に対しフロア毎の消費電力等の情報を問い合わせ、フロアテーブル111からフロア消費電力情報を取得する(ステップS1302,S1303)。状態表示アプリケーション104はPC114に対してWeb画面等を通じて要求のあったフロアの消費電力を表示する(ステップS1304)。
【0031】
図14において、PC114が状態表示アプリケーション104へ機器別の情報取得依頼を出す(ステップS1401)。それを受けとった状態表示アプリケーション104は消費電力算出アプリケーション103を経由してPC情報テーブル105へ機器の消費電力を問い合わせ、PC情報テーブル105から機器別消費電力情報を取得する(ステップS1402)。機器別の消費電力情報を取得した消費電力算出アプリケーション103は消費電力から例えば消費した二酸化炭素の量を計算して状態表示アプリケーション104に通知する(ステップS1403)。状態表示アプリケーション104はPC114に対してWeb画面等を通じて要求のあった機器の消費電力等を表示する(ステップS1404)。
【符号の説明】
【0032】
101:管理サーバ
102:管理アプリケーション
103:消費電力算出アプリケーション
104:状態表示アプリケーション
105:PC情報テーブル
106:ユーザ状態情報テーブル
107:ネットワーク情報テーブル
108:ネットワーク統計テーブル
109:プリンタ情報テーブル
110:プリント統計テーブル
111:フロアテーブル
112:IPネットワーク
113:ネットワーク機器
114:PC
115:プリンタ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
管理アプリケーション、消費電力算出アプリケーション、状態表示アプリケーションを含む管理サーバと、前記管理サーバにネットワークとネットワーク機器を介して接続されているPCとプリンタとからなるシステムにおいて、
前記PCが管理サーバに対してユーザIDと、Macアドレスと、PCの状態とPCの起動時間を送信し、
前記管理サーバは前記管理アプリケーションをもって前記ネットワーク機器に対して定期的に情報を取得し、前記消費電力算出アプリケーションをもって前記通知されてきたPCの起動時間から消費電力を算出し、前記状態表示アプリケーションをもってフロア単位とユーザ単位と機器単位で状態表示することを特徴とする消費電力表示システム。
【請求項1】
管理アプリケーション、消費電力算出アプリケーション、状態表示アプリケーションを含む管理サーバと、前記管理サーバにネットワークとネットワーク機器を介して接続されているPCとプリンタとからなるシステムにおいて、
前記PCが管理サーバに対してユーザIDと、Macアドレスと、PCの状態とPCの起動時間を送信し、
前記管理サーバは前記管理アプリケーションをもって前記ネットワーク機器に対して定期的に情報を取得し、前記消費電力算出アプリケーションをもって前記通知されてきたPCの起動時間から消費電力を算出し、前記状態表示アプリケーションをもってフロア単位とユーザ単位と機器単位で状態表示することを特徴とする消費電力表示システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2010−286934(P2010−286934A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−138771(P2009−138771)
【出願日】平成21年6月10日(2009.6.10)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年6月10日(2009.6.10)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
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