説明

液体を扱う方法

【課題】本出願は、特に、室温において、粘着性がある液体を貯蔵部から更に粘性液体を処理するための荷受コンテナまで測定移動するための液体を扱う方法を記載する。
【解決手段】本方法において、荷受コンテナは、液体によって充満状態にされる。本装置において、液体は複数の個々の部分の中にある。さらにまた、個々の部分が大部分固体の凝集状態にあるように液体は冷却される。好ましくは、移動された液体が冷凍された粒状体であるように、個々の部分は十分により小型である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の参照]本出願は、2005年11月10日に出願のドイツ国特許出願第10 2005 053 695.6の出願日の利益を主張するものであり、その開示を参照することによって本願明細書に援用される。
【0002】
本発明は、液体を扱う方法に関し、特に、粘着性液体を更に処理のために貯蔵部から荷受コンテナまで室温で粘着性がある液体の測定移動に関する。
【背景技術】
【0003】
いわゆる樹脂トランスファ成形(RTM)方法において、寸法に対する切断補強繊維の中に含まれる乾燥半成品の繊維様製品は、上部シェルおよび下部シェルを含む2部ツールに配置される。
ツールは、その時閉じており、かつ、封緘されている。
その後、第1のフィードラインを経由して、樹脂によって充満状態にされる外部貯蔵部は、ツールに接続される。
さらに、第2のフィードラインを経由して、真空ポンプは、ツールに空気作用により、接続される。
真空が作用するときに、樹脂は第1のフィードラインを経由して外部貯蔵部からツールまで移動される。
このようにして、樹脂は、半成品の繊維様製品を含浸する。
オプションとして、圧縮空気は、同様に貯蔵部に作用することで、その中で含まれる樹脂が加わって、ツールに押し込まれる。
【0004】
加熱することによって、ツールに対する適切な発熱体を経由し、樹脂を含浸させた構成要素に供給される、構成要素の個々の繊維が互いに連結されるので、この結果、樹脂は硬化されている。
硬化の完了の後、発生される複合構成要素は、ツールから取り除かれる。
清浄の後、ツールの上部シェルおよび下部シェルは、再び新たな構成要素の生産に利用できる。
【0005】
本方法の実施態様は、貯蔵部が充満状態にされる場合に、樹脂の移動された量が非常に不正確にただ測定出力される可能性があるという問題と関連している。
これは、本樹脂が通常、充満状態にしている手順の間、糸を引く非常に粘着性液体であるからである。
概して、樹脂の求められた量が貯蔵部へ移動された直後に、これらの糸は必ずしも直ちに裂けない。
【0006】
貯蔵部の中を充満状態にする際に更なる問題がある。それは上記に加えて、樹脂材が非常に粘着性の物質であるので、その結果、通常、貯蔵部を充満状態にすることで、貯蔵部を多量の外側への流出に導くことになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
粘性液体の場合も、貯蔵部へ移動される正確かつ新しい液体の量から測定を可能にする、液体を扱う方法を提供したいという要求がある。
【0008】
特に、室温において粘着性のある液体の測定移動のために、貯蔵部から更に粘性液体を処理して荷受コンテナまでの液体を扱う方法によって対処したいという要求がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この方法は、液体を有する荷受コンテナを充満状態にするステップを含み、液体が複数の個々の部分に存在し、液体が冷却される結果、個々の部分は大部分が固体の凝集状態で存在する、ことを特徴とする。
【0010】
必要とされる低温に冷却される場合に、原則として、いかなる液体も凍る認識に基づく上記の方法は、このように固体凝集状態を呈する。
必要とされる凝固点温度は、移動される液体の種類に依存する。
この出願の環境において用いられるように、「凍っている」用語は、液体から固体凝集状態まで物質の遷移の任意の要求された種類を含む。
粘着性物質の場合、例えば熱可塑性材料の場合、液体から固体凝集状態への遷移が同様に「凝固」としばしば呼ばれることは特に、指摘されるべきである。
【0011】
単体による粘性液体の移動と比較して流出するときに、冷凍個々の部分の使用は液体の糸の任意の形成を回避することになる。
従って、多量の極めて大きい粘着性のある液体も、非常に正確に外側で測定されることになる。
さらに、冷凍された液体の移動は、同様に、荷受コンテナの外側領域上のこぼれた量に注意を必要とすることなく、単純な方法で行われる。
【0012】
さらにまた、従来の方法によって、これまで達成するのが不可能だった的確な測定が、特に粘性液体の場合に達成される。
このような特に高い粘着性の液体には、不正確に測定する前に、液体の粘性を低下させるために、従来必要とされる加熱があり、少しでも的確な測定の可能性を得ていた。
しかしながら、以降の移動処理において、温度は、無条件に正確なうえに一定であるため設定できないので、転送プロセスの間の粘性の変動を回避できない。
この温度の変動のため、測定の一部の誤りと関連し、常に従来の移動プロセス内の結果になる場合がある。
これに対して、上記の方法の測定精度が、移動が粘性液体を含まず、液体がむしろ固体の個々の断片でできている粉流体であるいう理由から、直ちに、都合よく温度から独立していることとして説明した。
従って、温度変動には、測定精度に対する影響または微々たる影響だけがない場合がある。
【0013】
この出願によって、荷受コンテナへ移動された冷凍液体は、凍結状態においても更に処理される場合があり、また、冷凍液体は、最初に加熱される場合があり、このように液体または粘着性状態を呈する場合がある。
説明の序文において説明されるRTM方法は、更に粘性液体の処理の一例である。
【0014】
説明された液体を扱う方法がRTM方法の使用に決して限定されないことは、明白に指摘されるべきである。
樹脂の使用とは別に、上記の方法は同様に他の粘性液体によって都合よく実施される場合がある。
実施例は、いかなる形であれ限定して解釈されない、接着部の生産における接着剤の測定移動出力、または、正確に電子モジュールの生産における粘着性はんだペーストの測定移動出力を含む。
さらにまた、この出願の用語「液体」が室温の液体である材料に関連する場合があり、特に、用語「冷凍液体」または「固体液体」は、材料が固体である温度範囲で同一材料に関連する場合がある点に留意する必要がある。
特に、この出願において、用語「液体」は、粘性液体、すなわち、室温において、相対的により高い粘性を呈しない液体である材料にに関連する場合がある。
用語「流れやすい液体」は、特に、材料が流れやすい状態、特に、より高い温度で材料が低い粘性を呈することに関連する場合がある。
【0015】
本発明の例示的な実施態様によれば、荷受コンテナの中で充満状態にするステップは、冷凍された粒状体の形である液体によって生じる。
粒状体が通常冷凍された液体の複数のより小さい個々の部分を含むので、特に、移動される液体の全体の量により正確な測定出力が達成される。
この文脈において、液体を扱う説明された方法は、液体が連続的に移動されない切替法を含むことを強調すべきである。しかし、その代わりとして、荷受コンテナに分離した部分が移動される。
従って、測定精度は、全てのより大きいもの、より小さいもの、小粒、または冷凍液体のペレットとしてもよい。
【0016】
本発明の更に例示的な実施態様によって、荷受コンテナを充満状態にするステップは、すなわち、冷凍された液体の正確に規定された量が荷受コンテナへ移動されるように、計量装置に準備される。
この構成では、測定は、例えば、移動された個々の部分の数を記録することによって行われるので、個々の部分の寸法または容積が正確に知られている場合に、充満状態の量は、このように正確に決定される。
同様に、個体部分の平均寸法が正確に知られている場合、正確な測定出力が供給され、大きい個体部分や小さい個体部分が互いを平均された複数の個体部分が移動される。
同様に、個体部分の寸法が比較的小さい場合、特定の時間が経過する間、エッグタイマの原理に従って、より小さい個体部分の多数は計量装置から離れ、正確な測定出力が行われる。
【0017】
本発明の更に例示的な実施態様によれば、荷受コンテナを充満状態にするステップは、冷間の環境において生じる。
このような計測によって、冷間の個体部分上の大気の湿気による結露は、大部分は防止される。
このようにして、荷受コンテナへの水のいかなる望まれていない移動も、回避される。
【0018】
本発明の更に例示的な実施態様によれば、荷受コンテナを充満状態にするステップは、乾燥した環境において生じる。
この計測は、同様に冷間の個体部分上の大気の湿気の望まれていない結露を防止することができる。
乾燥空気、他のガスによる乾燥した環境であると理解され、例えば窒素空間において、充満状態にするステップが行われる。
この装置において、例えば、移動プロセスは、液移動の領域が外部環境から切り離されるように、チャンバにおいて行われる。
しかしながら、液移動は、外側のものの方向へ同様に開いて確保され、対応している流れを通って、乾燥空気または乾燥ガスは、液移動および荷受コンテナの領域に届く。
【0019】
本発明の更に例示的な実施態様によって、追加ステップは内側に提供され、計量装置は空気より重いガスによって充満状態にされる。
より重いガスを有する貯蔵部を充満状態にするステップは、荷受コンテナへの移動の前に、すでに冷間の個体部分上の大気の湿気の結露を防止する。
ガスは、従って、大気の湿気の結露を確実に防止する保護ガスとして作用する。
計量装置が充満状態にしている手順の間、荷受コンテナより上に設置される場合に、冷凍個体部分と共に自動的に重いガスは、冷凍個体部分のように荷受コンテナに届く。
このように、計量装置のだけでなく荷受コンテナも充満状態にするステップの間、結露水分に対する個体部分が保護されている。
【0020】
本発明の更に例示的な実施態様によれば、冷凍された液体の複数の個体部分が発生される更なるステップが提供される。
この文脈において、最初に液体が冷却され、その後でだけ冷凍液体小粒の中で選抜することが行われるかどうかは、重要でなく、または、最初に液体がより小さい個体部分に分けられ、その後でだけ個体部分が冷却されるかどうかは、重要でない。
同様に、冷却して、選抜することは、共有のステップで行うことができる。
【0021】
本発明の更に例示的な実施態様によって、最初に冷凍液体の複数の個体部分を発生するステップは、個体型枠に流れやすい液体を充満状態にすることによって行われ、個体型枠に充満状態にされる液体の部分を冷却するステップによって続けられる。
この種の、液体の冷凍および選抜された部分を発生するステップは、角氷を発生するための方法に似ており、例えば、飲物の急速冷却のために使用される。
【0022】
本発明の更に例示的な実施態様によれば、冷凍液体の最初の複数の個体部分を発生するステップは、液体の指定された量を冷却するステップによって行われる。
冷凍された材料があるまで、冷却するステップは継続する。
この個体部分が所定寸法になるまで、冷凍された材料の選抜出力を機械的に続ける。
冷凍された液体の個体部分の生産の形態は、機械的な破砕と同等である。
機械的な破砕プロセスで、寸法違いの個体断片が発生されることがしばしばあることが指摘されている。
この場合、個体部分が所定の寸法にある特徴は、所定の平均寸法を有する個体部分という意味において解釈されるべきである。
【0023】
本発明の更に例示的実施態様によれば、液体の複数のより小さい液滴が発生するように、冷凍液体第1の複数の個々の部分を発生することが液体を噴霧することによって生じる。
その後で、液体のこれらの液滴が凝固するように、液体のより小さい液滴が冷却される。
冷間の空気に液体を噴霧することによって、液体は特により小さいか微細な個体に、部分を変換される。
このようにして、特に良い測定出力精度が達成される。
【0024】
液体の粘性が低下するように噴霧される液体が噴霧手順の前に暖められるという点で、特に液体の小さい液滴および特に冷凍された液体の小部が発生されることになることは、指摘されるべきである。
液体の冷凍された液滴の特に小さ個々の部分の結果、盛っている精度は、更に強化されることになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
更に、本発明の効果および特徴は、好適な例示的実施態様の以下の例示的な説明から生じる。図面は、以下に概略的に示す。
【0026】
同じまたは対応している構成要素の図面の参照符号がそれらの第1桁によって異なるだけである点に留意する必要がある。
【0027】
図1は、室温において、粘着性である液体を有する荷受コンテナ120を充満状態にすることを概略的に示す。
液体は、冷凍された粒状体100の形であるので、荷受コンテナ120が充満状態にされる場合に、液体状態の糸でない。
荷受コンテナ120へ移動される粒状体の正確な計量出力を達成するために、計量装置110が提示される。
一方では、計量装置110は、正確に移動される粒状体の量の一回分を盛ることを可能性と作成し、他方では、室温で粘着性のある液体を有する荷受コンテナ120を適切に充満状態にする。
このように荷受コンテナ120を充満状態にすることは、冷凍された液体の複数の小さい個々の部分の分離した移動を意味する。
本方法では液体の糸が発生されないので、荷受コンテナ120の環境に望まれていない流出を防止することをこのような単純な方法で可能性である。
【0028】
図2は、冷凍された液体粒状体200を有する荷受コンテナ220を充満状態にする有益な実施態様の変形例を示す。
計量装置210によって正確に測定する目的で充満状態が生じる。
図1に示す実施例とは異なり、境界壁を含む搬送チャンバ230において充満状態が生じる。
境界壁には、好ましくは熱的に絶縁効果があるので、その結果、冷凍機器240によりチャンバ230の中で低温が生成される可能性があり、更に保持される可能性がある。
冷間の空気の荷受コンテナ220を充満状態にすることで効果を内側に提供するので、充填プロセスの間、大気の湿気は冷凍された粒状体200に堆積しない。
このようにして、冷凍された液体の要求された移動に加え、冷凍粒状体200上に堆積させた凝縮物の形の水の状況は防止され、荷受コンテナ220へ移動される。
【0029】
図3は、冷凍された液体粒状体300を有する荷受コンテナ320を充満状態にすることの更に有益な実施態様変形例を示す。
先に述べた例示的実施形態の場合のように、本実施例においても、計量装置310を使用することにより充満状態を生じる。
内側に充填の方法として、図2に示すように、冷間の空気とは異なり、例示的な実施態様に従って乾燥した空気において充満状態を生じることで、同様に、冷凍粒状体300上の結露水分の堆積が防止される。
上記の乾燥した空気は、主にガスの漏らない境界壁を含む搬送チャンバ330において生成される。
搬送チャンバ330内にある大気の湿気を収集する空気除湿器350を用いて乾燥した空気を生じ、搬送チャンバ330の外部環境へ搬送する。
乾き空気を含む代わりに、搬送チャンバ330は、同様に一部の他のガス(例えば窒素)を含む可能性があると、指摘されるべきである。
【0030】
図4は、冷凍された液体粒状体400を有する荷受コンテナ420を充満状態にすることの更に有益な実施態様の変形例を示す。
図4に記載される例示的実施形態によって、冷凍粒状体400上の大気の湿気の結露は、荷受コンテナ420を実際に充満状態にする前にすでに計量装置410に導入される保護ガス460を用いて防止される。
上記の保護ガス460は、空気より重い。
このように、計量装置410の下方に接近して配置される荷受コンテナ420の中で充満状態にする間、上記の保護ガス460は、自動的に荷受コンテナ420内に流入する。
この冷凍粒状体400が保護ガス460によって常に囲まれることを確保する。
保護ガスは、このように同様に任意の粒状体400上の結露水分を堆積させることを防止することができる。
本例示的実施形態によれば、この保護は、充満状態にする間、確保されるだけでない。
結露水分からの保護は、同様に、計量装置410、荷受コンテナ420に存在する。
【0031】
図5、図6および図7に関して、下記の3つのオプションは、室温で、粘着性がある液体の位置を定めることについて記載され、液体の単純な処理の目的で、冷凍された液体の複数の冷凍された個々の部分がある。
【0032】
図5に示すように、まだ最初は液体である液体502が、液体502の所定の量を収容するために複数の窪みまたは凹部を含む型枠570に貯蔵部504から注入されるので、冷凍された液体500の個々の部分が発生する。
型枠570が充満状態にされた後、その中に含まれる液体と型枠570が冷却され、液体が凍る。
このようにして、冷凍された液体500の多くの個々の部分が発生する。
冷凍さえる個々の部分を発生する方法は、通常の角氷の普遍的に周知の製造と同様であり、例えば、飲物を冷却することに提供され、例えば、飲物を冷却するために提供する。
【0033】
図6に示すように、冷凍された液体の粒状体600は、同様に、機械的選別プロセスを用いることにより発生することができる。
この種の粒状体製造は、周知の破砕に対応する。
この装置において、冷凍された材料の1つ部分としてある冷凍された液体680の相当な量は、粉砕機コンテナ682に配置される。
粉砕機コンテナ682において研磨ギア684は、駆動軸686を通ってモータ688により駆動され、冷凍された液体680の段階的選別を確保する。
このようにして、冷凍された粒状体600の個々の小粒600の平均寸法は、とりわけ研磨ギア684の形状に依存して発生し、同様に、破砕プロセスの継続期間の特に研磨ギア684の回転速度に依存して発生する。
小粒600の加熱又は望まれていない溶解を防止するために、粉砕機コンテナ682は、冷蔵室に配置される場合があるので、その結果、全体破砕プロセスの間、粉砕機コンテナ682の内部は一様に低い温度が確保される。
【0034】
図7に示すように、冷凍された液体を含んでいる粒状体700は、同様に、冷間の空気に最初に流れやすい液体702を噴霧することによって発生される。
この効果に対して、液体702は、噴霧器拡散筒790または液体噴霧拡散筒による高圧で押される。
出口孔792を通って出る間、又は、複数の数のより小さい出口孔792を通って出る間、小さい液体−液滴700の形の液体は、凍結室792に噴霧される。
凍結室792の内部には、凍結室792の中で低温を確保する冷凍機器794が設けられている。
凍結室792の内部が低温であるため液体−液滴700の温度が急速に下って冷却されるので、その結果、複数のより小さい冷凍小粒700を形成する。
小粒700は、それらが保持されるトラフ(容器)796に収集される。
粒状体700の一定数量が発生された場合に、トラフ796は、図1〜図4に示す計量装置に粒状体の単純な移動を可能にする。
【0035】
噴霧される液体が噴霧手順の前に暖められ、その結果、上記の液体の粘性は低下するので、特に液体の小さい液滴、特に微細な粒状体が発生される可能性があることを指摘すべきである。
液体−液滴の増加した温度は、凍結法に反対方向に影響しない。
特に小さい液体−液滴の場合、液体−液滴の容積に対する表面比が特に高いので、この結果、加熱された小さい液体−液滴を冷却することは、これに代わって非加熱でいくらか大きい液体−液滴を冷却することよりも、少なくとも急速に生じる。
【0036】
また、「備える」は、他の部材またはステップを除外せず、「1つの」は、複数を除外しないことを指摘する。
さらに、上記の例示的実施形態の1つに関して記載され、指摘されるべき特徴または工程は、他の上記の例示的実施態様の他の特徴または工程と結合して同様に使用される可能性がある。
特許請求の範囲における参照符号は、限定として解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】計量装置に含まれる冷凍された液体粒状体を有する荷受コンテナの充満状態を示す図である。
【図2】冷間空気の中で冷凍された液体粒状体を有する荷受コンテナの充満状態を示す図である。
【図3】乾燥空気の中で冷凍された液体粒状体を有する荷受コンテナの充満状態を示す図である。
【図4】保護ガスによって囲まれる冷凍された液体粒状体を有する荷受コンテナの充満状態を示す図である。
【図5】続いて冷凍された液体の個々の部分を発生する目的で、より小型の個々の型枠に流れやすい液体の充満状態を示す図である。
【図6】冷凍された液体でできている粒状体を発生するために冷凍された液体の冷凍された材料を機械的に選抜していることを示す図である。
【図7】冷凍された液体でできている純粋な粒状体を発生するために冷間の空気に流れやすい液体を噴霧していることを示す図である。
【符号の説明】
【0038】
100 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
110 計量装置
120 荷受コンテナ
200 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
210 計量装置
220 荷受コンテナ
230 トランスファチャンバ(熱的に遮断された)
240 冷凍機器
300 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
310 計量装置
320 荷受コンテナ
330 トランスファチャンバ(ガスの漏らない)
350 空気除湿器
400 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
410 計量装置
420 荷受コンテナ
460 保護ガス
500 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
502 液体(粘着性)
504 貯蔵部
570 型枠
600 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
680 冷凍された液体
682 シュレッダ・コンテナ
684 研磨ギア
686 駆動軸
688 駆動モータ
700 液体(冷凍されたおよび選抜された)/粒状体
702 液体(粘着性)
790 噴霧器拡散筒
792 出口孔
792 凍結室
794 冷凍機器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
室温において、粘着性がある液体を貯蔵部から粘着性液体を処理するため荷受コンテナ(120)まで測定移動するための液体を扱う方法であって、
冷間環境、乾燥環境の何れか一方にある液体を有する前記荷受コンテナ(120、220、320)を充満状態にするステップを含み、
前記液体は複数の個々の部分(100)に存在し、
前記液体が冷却される結果、前記個々の部分(100)は、大部分が固体の凝集状態で存在する、ことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記液体が冷凍された粒状体(100)の形状である、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記荷受コンテナ120を充満状態にする前記ステップは、
冷凍された液体(100)の正確に規定された量が前記荷受コンテナへ移動されるように設計されている計量装置(110)を使用することにより行われる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
空気より重いガス(460)を有する前記計量装置(410)を充満状態にするステップを更に有する、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
冷凍された液体の複数の個々の部分(500、600、700)を発生するステップを、更に有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の方法。
【請求項6】
前記冷凍された液体の複数の個々の部分(500)を発生するステップは、
設計された個々の型枠(570)に応じて液体を充満状態にするステップと、
前記個々の型枠(570)に充満状態にされる液体(500)の前記部分を冷却するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記冷凍された液体の複数の個々の部分(600)を発生するステップは、
冷凍された材料(680)が発生するまで、液体の所定の量を冷却するステップと、
前記個々の部分(600)が所定の寸法になるまで機械的に前記冷凍された材料(680)を選抜するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記冷凍された液体の複数の個々の部分(700)を発生するステップは、
複数の小型の液体−液滴(700)が発生するように前記液体(702)を噴霧するステップと、
前記小型の液体−液滴(700)を冷却して凍らせるステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2009−514752(P2009−514752A)
【公表日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−539323(P2008−539323)
【出願日】平成18年11月7日(2006.11.7)
【国際出願番号】PCT/EP2006/010659
【国際公開番号】WO2007/054267
【国際公開日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(504467484)エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー (268)
【出願人】(505117412)ドイッチエス・ツェントルム・フュール・ルフト−ウント・ラウムファールト・アインゲトラーゲネル・フェライン (9)
【Fターム(参考)】