説明

液晶表示装置

【課題】 TFTにおいて発生する光リーク電流を抑制し、表示画質の向上を図ることができる液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】 液晶表示装置を構成する液晶表示パネル1は、画素トランジスタが形成されたアレイ基板ARと、色レジスト12a〜12cを含みアレイ基板ARと対向するカラーフィルタ基板CFと、少なくとも各画素トランジスタに覆うように形成されたブラックマトリクス10とを備える。色レジスト12a〜12cとブラックマトリクス10の間にはそれぞれ反射防止膜11a〜11cが設けられている。ここで、反射防止膜11a〜11cの屈折率と膜厚は、光源からの入射光がブラックマトリクス10および反射防止膜の界面で反射する反射光と、反射防止膜および色レジストの界面で反射する反射光とが互いに打ち消しあうように定められる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バックライトを使用する液晶表示パネルに係り、特に、カラーフィルタ基板のブラックマトリクスからの反射光に起因するリーク電流を抑制することのできる液晶表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
いわゆるアクティブ・マトリックス型と称される液晶表示装置においては、各画素に、例えばアモルファスシリコンの半導体層(以下、「a−Si層」と称する。)を備える薄膜トランジスタを用いて構成されている。
【0003】
上記した液晶表示装置を構成する液晶パネルは、アレイ基板及びカラーフィルタ基板を備えている。このアレイ基板を構成する透明基板上の各画素領域には、a−Si層を有する薄膜トランジスタ(TFT(Thin Film Transistor))が形成されている。
なお、このa−Si層を有する薄膜トランジスタによって構成される画素トランジスタの構成は、後述する実施形態におけるものと同様であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0004】
カラーフィルタ基板の透明基板上には、アレイ基板の走査線、信号線及びTFTに対応する位置に例えばクロム金属からなるブラックマトリクス(遮光膜)が形成されている。このブラックマトリクスによって囲まれた領域には、例えば、R、G及びBの3色のカラーフィルタ層が形成されている。
【0005】
ところで、バックライト光は、カラーフィルタ基板を構成するブラックマトリクス(BM)の界面に入射されると、ブラックマトリクスに反射して、その反射光が画素トランジスタ(TFT)に入射される。このため、バックライト光が照射されたa−Si層を含む半導体層内には、ホトコンが発生し、このホトコンの発生によってリーク電流が生じてしまう。
【0006】
このため、ブラックマトリクスに、クロム金属膜とこのクロム金属膜の両面に配置した2つの反射防止膜(酸化クロム膜)とを設け、バックライト光がブラックマトリクスの界面に入射された場合に反射光の画素トランジスタ(TFT)への入射を防止し、リーク電流を減少させる技術が知られている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010−245639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、光が屈折率の異なる物質界面に入射するときは、その物質界面において光の反射が生じる。つまり屈折率1の空気中を通った光がガラスなどの表面に達したときは、反射が生じることになる。そのときの反射率、すなわち入射する光に対して表面で反射する光の割合は、その物質の屈折率によって決まる。
【0009】
このため、上記した従来技術においては、ブラックマトリクスと反射防止膜の界面を反射する反射光がなくなることはない。
したがって、バックライト光がブラックマトリクスと反射防止膜の界面に入射すると、反射光は、画素トランジスタ(TFT)に入射し、これによりホトコンが発生し、リーク電流が生じてしまっていた。結果として、画素トランジスタ(TFT)の特性シフトや正極と負極の印加電圧のズレが生じ、残像現象等に起因する表示画質の劣化等の問題が生じていた。
【0010】
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、バックライト光がカラーフィルタ基板を構成するブラックマトリクスと反射防止膜の界面に入射された場合に、TFTにおいて発生する光リーク電流を抑制し、表示画質の向上を図ることができる液晶表示装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した課題を解決すべく、本発明に係る液晶表示装置は、画素トランジスタが形成されたアレイ基板と、色レジストを含みアレイ基板と対向するカラーフィルタ基板と、少なくとも各画素トランジスタに覆うように形成されたブラックマトリクスとを備え、色レジストとブラックマトリクスの間に反射防止膜を設け、反射防止膜の屈折率と膜厚は、光源からの入射光がブラックマトリクスおよび反射防止膜の界面で反射する反射光と、入射光が反射防止膜および色レジストの界面で反射する反射光とが互いに打ち消しあうように定められることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、光源からの光がブラックマトリクスに入射された場合に、入射光がブラックマトリクスおよび反射防止膜の界面で反射する反射光と、入射光が反射防止膜および色レジストの界面で反射する反射光とが互いに打ち消しあうので、画素トランジスタに照射される反射光を軽減できる。このため、TFTにおいて発生する光リーク電流を抑制し、通電時のTFT特性のシフトやバラツキを抑制することができるため、残像現象を抑制することができ、結果として表示画質の向上を図ることができる。
なお、本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係る液晶表示装置を構成する液晶パネルの構成を説明するための平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】ブラックマトリクスと反射防止膜の界面で反射する反射光を軽減する原理を説明するための図である。
【図4】図3のB領域を拡大した図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明の実施形態1に係る液晶表示装置を構成する液晶表示パネルを示した図であり、図2は図1のA−A線断面図である。
【0015】
以下に、図1および図2を参照して、本発明の実施形態に係る液晶表示装置を構成する液晶表示パネル1の構成について、一般的な半導体層としてa−Si(アモルファスシリコン)層19を用いたTFTを例にとって説明する。
【0016】
図1に示すように、液晶表示パネルは、カラーフィルタの赤色(R)の画素5R、緑色(G)の画素5G、青色(B)の画素5Bで構成される単位画素を複数備えて構成されている。
図1のX方向に延在するゲート線18は、図1のY方向に延在するドレイン線15とともに、上記各画素5R,5G,5Bで構成される単位画素の領域を画するように形成されている。
各画素5R,5G,5Bのそれぞれに画像表示させるには、このゲート線18を走査し、各画素5R,5G,5Bの駆動状態に合わせた電圧を、ドレイン線15を介して各画素5R,5G,5Bに対応するドレイン電極6に印加することによって行われる。
【0017】
ガラス基板17(図2参照、以下、「透明基板」と称する。)の表面には、ゲート線18を覆うゲート絶縁膜16(図2参照)が形成されており、このゲート絶縁膜16の上面であってゲート電極(図示せず)に重なる部分には、a−Si層19が形成されている。
このa−Si層は、液晶駆動用スイッチング素子として機能する薄膜トランジスタ(TFT)の半導体層となるもので、隣接するドレイン線15の間に1個ずつ設けられている。
【0018】
薄膜トランジスタ(TFT)は、a−Si層19の上面に、ドレイン電極6と、このドレイン電極6と対向してソース電極7が形成されることにより、いわゆるボトムゲート型の薄膜トランジスタが形成されるようになっている。
ここで、ドレイン電極6は、a−Si層19の形状に沿った半円弧状のパターンに、ソース電極7は、ドレイン電極6の弧内に先端が配置される棒状のパターンに形成することによって、薄膜トランジスタTFTのチャネル幅を大きくするようになっている。
【0019】
ドレイン電極6は、ドレイン信号線15と一体に形成されている。また、ソース電極7の先端には、面積の比較的大きなパッド部が設けられており、このバッド部は、各画素5R,5G,5Bの電極と電気的に接続されるようになっている。
なお、符号8は後述する反射防止膜を適用する領域を示している。
【0020】
図2において、この液晶表示パネル1は、アレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFを備えている。
複数のゲート線(以下、「走査線」と称する。)18は、アレイ基板ARのガラス基板である透明基板17上に等間隔に平行になるように形成されている。
【0021】
また、透明基板17の全面には、走査線18を覆うようにして窒化ケイ素や酸化ケイ素などからなるゲート絶縁膜16が積層されている。このゲート絶縁膜16の上には、a−Si層19が形成されている。
また、ゲート絶縁膜16上に複数のドレイン線(以下、「信号線」と称する。)15が走査線18と交差するようにして形成されている。この信号線15からは、a−Si層19と接触するようにTFTのソース電極(図1参照)が延設されている。
更に、ゲート絶縁膜16上には、信号線15とドレイン電極(図1参照)が同じくa−Si層19と接触するように設けられている。
【0022】
図1に示すR画素5R、G画素5G、B画素5Bのそれぞれは、隣り合う走査線18,18と該走査線18,18に最初に交差する信号線15,15とに囲まれた領域を有している。そしてゲート電極、ゲート絶縁膜16、a−Si層19、ソース電極7、ドレイン電極6によってスイッチング素子となる画素トランジシタ(TFT)が構成され、それぞれの画素にこの画素トランジシタ(TFT)が形成される。
【0023】
信号線15、画素トランジシタ(TFT)、ゲート絶縁膜16の上には、これら信号線15、画素トランジシタ(TFT)、ゲート絶縁膜16を覆うように、透明基板17の全面にわたって、例えば、窒化ケイ素や酸化ケイ素からなる無機絶縁膜(保護絶縁膜)20が積層されている。
そして、この無機絶縁膜20上には、有機絶縁膜(平坦化膜)14が全体にわたって積層されている。
このように有機絶縁膜14と、ゲート絶縁膜16と、透明基板17と、走査線18と、a−Si層19と、無機絶縁膜20とによってアレイ基板ARが構成されている。
【0024】
アレイ基板ARを構成する有機絶縁膜14の上には、配向膜21が積層されている。
また、カラーフィルタ基板CFは、透明なガラス基板9と、ブラックマトリックス10と、反射防止膜11と、カラーフィルタ層12と、透明電極(ITO)13と、配向膜24とによって構成されている。
すなわち、ガラス基板9の表面には、ブラックマトリックス10が設けられている。このブラックマトリックス10表面には、a−Si膜19に対する遮光等の機能を有するブラックマトリクス10に部分的に重なるようにして、透過性を有する色レジスト(B)12a、色レジスト(G)12b、色レジスト(R)12cからなるカラーフィルタ層12が形成されている。
【0025】
また、ブラックマトリクス10と色レジスト(B)12aとの間には、反射防止膜(B画素用)11aが設けられている。また、ブラックマトリクス10と色レジスト(G)12bの間には、反射防止膜(G画素用)11bが設けられている。さらに、ブラックマトリクス10と色レジスト(R)12cの間には、反射防止膜(R画素用)11cが設けられている。
なお、この反射防止膜11a〜11cの形成領域は、それぞれ少なくとも色レジスト12a〜12cに対応した画素トランジスタ(TFT)を覆う領域、すなわち、ドレイン電極6(図1参照)およびソース電極7(図1参照)を覆う領域である。
更に、カラーフィルタ層12の表面には、共通電極である透明電極(ITO)13が設けられている。
そして、この透明電極(ITO)13の表面には、配向膜24が積層されている。
【0026】
そして、このようにして得られたアレイ基板ARとカラーフィルタ基板CFとをそれぞれ対向させ、所定の間隔で周縁部のセルギャップを一定に保つための柱状のスペーサ22を配置するとともに、アレイ基板ARとカラーフィルタ基板CFの周囲をシール材(図示せず)によってシールし、アレイ基板ARとカラーフィルタ基板CFとの間に液晶23を充填することにより、液晶表示パネル1が形成される。
【0027】
図3において、図示しない光源からのバックライト光が例えばブラックマトリクス10と反射防止膜(B画素用)11aの界面に入射されると、入射光S1の一部は、反射し、この反射した反射光S2が、配向膜21、有機絶縁膜14を介してa−si層19(図2参照)に入射される。
【0028】
この反射光S2は、入射光S1の波長、色レジスト(B)12aの屈折率と、反射防止膜11aの屈折率と、ブラックマトリクスの屈折率とが後述する条件を満たした場合に、入射光S1と打ち消し合う。このように入射光S1と打ち消し合うと反射光S2は、a−si層19に入射しない。
このように反射光S2がa−si層19に入射しないため、反射光S2のa−si層19への入射によるホトコンの発生を防止することができ、画素トランジシタ(TFT)に発生するリーク電流を抑制することができる。
【0029】
以下、図3および図4を参照して、入射光S1がブラックマトリクス10と反射防止膜(B画素用)11aの界面に入射された場合における、入射光S1と反射光S2の光学的特性について説明する。
図3は、ブラックマトリクスと反射防止膜の界面で反射する反射光を軽減する原理を説明するための図であり、図4は、図3のB領域を拡大した図である。
【0030】
ここで、入射光S1の波長をλ、色レジスト(B)12aの屈折率をn0、反射防止膜11aの屈折率をn1、ブラックマトリクスの屈折率をn2、反射防止膜11aの膜厚をdとした場合、以下の数式(1)と数式(2)を満足させる場合には、ブラックマトリクス10と反射防止膜(B画素用)11aの界面で反射する反射光S2の位相と、反射防止膜11aと色レジスト(B)12aの界面で反射する反射光S3の位相とが互いに180度ずれる。
(数式1) n12=n0×n2…………(1)
(数式2) n1×d=λ/4 …………(2)
ただし、反射光S1の波長λは、バックライト光が各色レジスト12a〜12cを透過した際に最も分光スペクトルの大きくなる波長とする。
【0031】
このように、上記した数式(1)と数式(2)の条件を満足させるように屈折率n0、n1、n2、膜厚dをあらかじめ設定し、設定された数値に基づいてブラックマトリクス10、反射防止膜11a、色レジスト12aを形成することにより反射光S2と反射光S3の位相を180度ずらすことができる。
このため、反射光S2と反射光S3とが互いに打ち消し合うことになり反射防止膜の反射防止効果を確実に向上させることができる。
【0032】
なお、反射防止膜11aと色レジスト(G)12bの界面で反射した反射光、反射防止膜11aと色レジスト(R)12cの界面で反射した反射光についても、数式(1)と数式(2)の条件を満足させるようにして、ブラックマトリクス10、反射防止膜11b,11c、色レジスト12b,12cを形成することにより上記同様の効果が得られる。
【0033】
また、数式(1)と数式(2)によれば反射防止効果は波長に依存し(波長依存性)、反射防止膜の膜厚に依存する(反射防止膜依存性)ことがわかる。このため反射防止膜を形成するときにはnm単位で行うことが必要となる。
【0034】
以下に、色ごとの反射防止膜11a、11b、11cの膜厚仕様について説明する。
上記数式(2)は以下の数式(3)に書き換えることができる。
(数式3) d=λ/(4×n1)…………(3)
上記数式(3)によれば、反射防止膜の膜厚dは波長λに依存することがわかる。
【0035】
ここで、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各波長の大小関係はR>G>Bとなっているため、上記数式(3)により、色ごとの反射防止膜11a、11b、11cの膜厚dの大小関係もR>G>Bとなることがわかる。
したがって、本実施形態では、反射防止膜11a(B)、11b(G)、11c(R)の順に膜厚dを大きくするように形成する必要がある。
【0036】
また、ブラックマトリクスの材料は、例えば、酸化クロムが挙げられ、反射防止膜11a、11b、11cの材料としては、例えば、屈折率が1〜2の範囲内で、かつ、可視光に対して透過率の高い材料であることが好ましい。例えば、酸化クロム、樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ただし、少なくとも数式(1)と数式(2)に基づく以下の数式(4)の条件を満足するような材料であることが必要である。
(数式4) n1=√(n0×n2)…………(4)
【0037】
なお、本発明は、上述の発明の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、本発明に係る液晶表示装置はTN方式に限定されず、バックライト光の輝度が高く、樹脂材料を用いたブラックマトリクスを備えたIPS方式等にも適用することができる。
【符号の説明】
【0038】
1……液晶表示パネル、6……ドレイン電極、7……ソース電極、9……ガラス基板、10……ブラックマトリクス(BM)、11a……反射防止膜(B画素用)、11b……反射防止膜(G画素用)、11c……反射防止膜(R画素用)、12a……色レジスト(B)、12b……色レジスト(G)、12c……色レジスト(R)、13……透明電極(ITO)、14……有機絶縁膜(保護絶縁膜)、15……ドレイン線、16……ゲート絶縁膜、17……ガラス基板(TFT)、18……ゲート線、19……アモルファスシリコン(a−Si層)、20……無機絶縁膜、21……配向膜(TFT側)、22……ギャップスペーサー、23……液晶、24……配向膜(CF側)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画素トランジスタが形成されたアレイ基板と、
色レジストを含み前記アレイ基板と対向するカラーフィルタ基板と、
少なくとも前記各画素トランジスタに覆うように形成されたブラックマトリクスとを備え、
前記色レジストと前記ブラックマトリクスの間に反射防止膜を設け、
前記反射防止膜の屈折率と膜厚は、光源からの入射光が前記ブラックマトリクスおよび前記反射防止膜の界面で反射する反射光と、前記入射光が前記反射防止膜および前記色レジストの界面で反射する反射光とが互いに打ち消しあうように定められる
ことを特徴とする液晶表示装置。
【請求項2】
前記色レジストの色ごとに前記反射防止膜の膜厚が異なる
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記色レジストは赤色レジスト、緑色レジスト及び青色レジストからなり、前記反射防止膜の膜厚が青色レジスト、緑色レジスト、赤色レジストの順に厚くなるように形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記色レジストの屈折率をn0、前記反射防止膜の屈折率をn1、前記ブラックマトリクスの屈折率をn2、前記入射光の波長をλとし、以下の数式(1)と数式(2)を満足させるように予め前記反射防止膜の屈折率、前記ブラックマトリクスの屈折率、及び、前記入射光の波長が定められている
n12=n0×n2・・・・(1)
n1×d=λ/4・・・・・(2)
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−37048(P2013−37048A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−170739(P2011−170739)
【出願日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(502356528)株式会社ジャパンディスプレイイースト (2,552)
【Fターム(参考)】