説明

漏洩箇所検出装置

【課題】天井ハウジング内等で蒸気管漏洩が発生したときに漏洩箇所を速やかに特定できる漏洩箇所検出装置を提供すること。
【解決手段】ボイラ10を有するプラント11の蒸気管13が配設された天井ハウジング12内に複数配設され、天井ハウジング12内の音響データを検出する音響センサ16と、プラント11の正常運転時に音響センサ16によって検出され所定の運転出力毎に記憶された正常運転時音響データと音響センサ16によって任意の計測時に検出された任意計測時音響データとを運転出力に応じて比較することによって蒸気管13から蒸気が漏洩しているか否かを判定すると共に漏洩箇所を特定する制御装置20と、制御装置20によって判定された内容を出力する判定内容出力装置22と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、火力発電所等の蒸気プラント(以下、プラントと称する。)において破損した蒸気管からの蒸気の漏洩(以下、適宜、リークと称する。)箇所を特定可能な漏洩箇所検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図5は、従来のプラントの天井ハウジング内の様子を示す斜視図であり、説明の便宜上、天井ハウジング12内を透視的に示してある。図5に示すように、プラント11は、ボイラ10を備え、ボイラ10の上部の天井ハウジング12には、ボイラ10から延びる多数の蒸気管13を有する。ボイラ10の運転時には、蒸気管13には高温高圧の蒸気が流れる。なお、図示例の天井ハウジング12は、数十メートル(例えば、40メートル)四方の面積を有している。
【0003】
上記のようなプラント11において、いずれかの蒸気管13が金属疲労等によって破損し、高温高圧の蒸気が漏洩した場合、ボイラ10の運転を停止すると共に、できるだけ速やかに漏洩箇所を特定して復旧計画を立てた上で、漏洩箇所に係る蒸気管13を除去して新規なものに交換する等、復旧作業を迅速に開始する必要がある。復旧作業の開始が遅れると、設備の損傷の拡大を招くと共に、プラント11の運転停止による経済的損失が莫大なもの(例えば、一日当たり数億円の損失等)となってしまうからである。
【0004】
特に、ボイラ10の天井ハウジング12内で蒸気管13の漏洩が発生した場合、天井ハウジング12内は、漏洩した蒸気で高温になっている。したがって、天井ハウジング12内に通ずる所定の出入口(図示しないマンホール等)を開放し、天井ハウジング12内に作業員が入って漏洩箇所を特定する作業を行うためには、ボイラ10が停止され、天井ハウジング12内が十分に冷却されている必要がある。
【0005】
このような事態に対処可能な従来技術として、天井ハウジング内を、常設の大容量かつ高温仕様の誘引通風機を用いて急速に冷却できるようにした冷却装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
この特許文献1に係る従来技術は、ボイラの停止後に天井ハウジング内を冷却するために、冷空気を吸い込む開口部を当該天井ハウジングに備え、天井ハウジングと誘引通風機上流側ガスダクトとを結ぶ接続ダクトを設けると共に、この接続ダクトの出入口又はそのどちらか一方にダンパを設けたものである。
【0007】
この従来技術によれば、接続ダクトのダンパを開き、誘引通風機を運転することによって、天井ハウジングの開口部から冷空気を吸い込んで天井ハウジング内を冷却した後、冷空気を接続ダクト、誘引通風機及び煙突を通して大気に放出することで、高温空気を冷空気で置換することができる、としている。
【特許文献1】特開平6−159653号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来技術によって天井ハウジング12内を急速に冷却できるとしても、作業員が立ち入れる温度に冷却されるまでには、ある程度の時間(例えば、1日間)が必要である。
【0009】
また、当該冷却が行われた後であっても、天井ハウジング12内は多数の蒸気管13が複雑に配設されており、足場が非常に悪く、更に漏洩箇所或いはその近傍においては、高温高圧の蒸気が噴き出していたため、蒸気管13を被覆していた保温材等が散乱している等、漏洩箇所を特定する作業環境は劣悪な状態となっていることが多い。
【0010】
このため、足場を確保するための別途の片付け作業が必要となる等、漏洩箇所が特定されるまでには更に多くの時間(例えば、1日間)を要する。また、漏洩箇所が特定されなければ、具体的な復旧作業計画も立てられないため、それだけ復旧作業の開始が遅れてしまう。
【0011】
したがって、作業員が天井ハウジング12内に立ち入らなくても、蒸気管13の漏洩が発生した時点で、漏洩箇所をある程度特定して具体的な復旧作業計画を立案できるようにする一方、天井ハウジング12内が冷却した後には、作業員が天井ハウジング12内に立ち入ることで漏洩箇所を詳細に特定(確定)できるようにし、復旧期間を短縮できるような手段の提供が望まれていた。
【0012】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、天井ハウジング内等で蒸気管漏洩が発生したときに漏洩箇所を速やかに特定できる漏洩箇所検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するため、本発明は、以下のような漏洩箇所検出装置を提供する。
【0014】
(1) ボイラを有するプラントの蒸気管が配設されたハウジング内に複数配設され、当該ハウジング内の音響データを検出する音響センサと、前記プラントの正常運転時に前記音響センサによって検出され所定の運転出力毎に記憶された正常運転時音響データと前記音響センサによって任意の計測時に検出された任意計測時音響データとを運転出力に応じて比較することによって前記蒸気管から蒸気が漏洩しているか否かを判定すると共に当該漏洩の箇所を特定する漏洩箇所特定手段と、前記漏洩箇所特定手段によって判定された内容を出力する判定内容出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
(1)の発明によれば、天井ハウジング内等で蒸気管漏洩が発生したときに漏洩箇所を速やかに特定できる漏洩箇所検出装置を提供することができる。
【0016】
(2) (1)に記載の発明においては、複数の前記音響センサは、前記ハウジング内の前記蒸気管の上方に所定ピッチで規則的に配設されていることが好ましい。
【0017】
(2)の発明によれば、音響センサによる計測点を所定ピッチで規則的に配置することで、音響(リーク音)の大きな計測点を把握し易くできると共に、音響センサの支持部材(例えば、音響センサを天井ハウジングの天井部から吊り下げて支持するための部材等)を一定ピッチで設置できるので、設置コストを低減することができる。
【0018】
(3) (1)に記載の発明においては、複数の前記音響センサは、前記ハウジング内の前記蒸気管の上方に当該蒸気管が配設されている密度に応じて配設されていることが好ましい。
【0019】
(3)の発明によれば、蒸気管が密に配設されている箇所には音響センサを密に配設し、蒸気管が密に配設されていない箇所には音響センサの配設数を少なくすることで、計測点の密度に軽重を付けて測定精度を向上させることができると共に、計測不要箇所への音響センサの配設数を減らすことで、コストを削減することができる。
【0020】
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の発明においては、前記漏洩箇所特定手段によって特定の前記蒸気管から蒸気が漏洩していると判定された場合に、前記ボイラの運転を停止するボイラ運転停止制御手段を更に備えることが好ましい。
【0021】
(4)の発明によれば、蒸気が漏洩していると判定されると、ボイラ運転停止制御手段によって自動的にボイラの運転が停止され、復旧作業を迅速に開始できるので、復旧期間を更に短縮できる。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、天井ハウジング内等で蒸気管漏洩が発生したときに漏洩箇所を速やかに特定できる漏洩箇所検出装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0024】
図1は、本発明の一実施形態に係る漏洩箇所検出装置を適用するプラントを示す模式図、図2は、音響センサ計測点の一例を示す平面図、図3は、漏洩箇所検出装置の構成を示すブロック図である。
【0025】
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る漏洩箇所検出装置5が適用される火力発電所等のプラント11は、ボイラ10を有する。ボイラ10が備える多数の蒸気管13は、ハッチングで示す天井ハウジング12内に配設されている。
【0026】
天井ハウジング12及び蒸気管13は、例えば、上述の図5に示したものと同様の構成となっているが、図1では、詳細な図示を省略している。なお、ボイラ10からの排気は、煙道14にて所定の無害化処理等が施され、煙突15から大気に放出されるようになっている。
【0027】
図1及び図3に示すように、漏洩箇所検出装置5は、音響センサ16と、制御装置20と、記憶装置21と、判定内容出力装置22とを備える。
【0028】
音響センサ16は、天井ハウジング12内の音響を検出し、音響データとして制御装置20に出力するためのものである(図3参照)。音響データは、例えば、周波数であるが、これに限定されず、正常運転時とリーク時の音響の差異を検出できれば、どのような物理量であってもよい。
【0029】
また、音響センサ16は、蒸気漏洩時に高温・高圧の環境に曝されるため、その環境に耐え得る仕様のものが選定される。
【0030】
制御装置20は、CPU(中央演算処理装置)及び所定のメモリからなり、各構成要素の動作を制御し、各機能を実行する。例えば、不揮発性のメモリであるROMには、後述する図4に示す制御プログラム等が格納されている。
【0031】
制御装置20は、後述する正常運転時音響データと任意計測時音響データとを運転出力に応じて比較することによって蒸気管13から蒸気が漏洩しているか否かを判定すると共に、当該漏洩箇所を特定する漏洩箇所特定手段として機能する。
【0032】
なお、ボイラ10への補給通水量も別途モニタされているので、上記漏洩判定の際には、この補給通水量が増加したか否かも考慮されることが好ましい。
【0033】
また、制御装置20は、蒸気管13から蒸気が漏洩していると判定された場合に、ボイラ10の運転を停止するボイラ運転停止制御手段としても機能する(後述する図4のステップS16参照)。
【0034】
プラント11が運転をしているときには、常時、任意のタイミングで音響センサ16によって運転音が検出される。そして、検出された運転音は、図3に示すように、音響データ(任意計測時音響データ)として制御装置20に出力される。
【0035】
検出される音響データは、プラント11の運転出力毎に異なるので、所定の正常運転出力毎に予め正常運転時音響データ(所定のテーブル)として記憶装置21に記憶されている。
【0036】
一方、蒸気管13が金属疲労等によって破損した場合には、この音響データは、当該破損箇所から高温高圧の蒸気が噴き出すときに生ずる、いわゆるリーク音を含んだものとなる。すなわち、リーク時の音響データは、上記運転音に加え、リーク音を含んだものとなる。
【0037】
なお、上記音響データは、例えば、アナログ信号として検出され、所定のフィルタによってノイズ成分が除去されてから、デジタル信号に変換されることが好ましい。デジタル信号に変換されたデータは、制御装置20を介して記憶装置21に記憶される。
【0038】
また、図1及び図2に示すように、音響センサ16による音響センサ計測点17は、等しいピッチLで平面視碁盤格子状に規則的に配置されている。音響センサ16は、例えば、所定の支持部材を介して天井ハウジング12の天井部から吊り下げられている。
【0039】
音響センサ16をこのように規則的に配置したのは、例えば、漏洩箇所Pの近傍に配設された音響センサ計測点17が、音響(リーク音)の大きな計測点18a,18bとして把握されるので、漏洩箇所が特定し易くなるからである。
【0040】
図3に示す判定内容出力装置(判定内容出力手段)22は、制御装置20によって判定された内容を出力するためのものであり、例えば、モニタ画面やプリンタ等から構成されている。
【0041】
次に、漏洩箇所検出装置5による制御について図3を参照して説明する。ここで、図3は、漏洩箇所検出装置による制御例を示すフローチャートである。なお、下記の制御は、制御装置20により所定時間に所定回数繰り返すことによって、プラント11の蒸気漏洩発生による変化を迅速に検出することができる。
【0042】
先ず、ステップS10では、現時点でのプラント11の運転出力の検出を行う。次に、ステップS11では、ステップS10で検出された該当運転出力において正常運転時の音響データとして予め検出され、記憶装置21(図3参照)に記憶されている正常運転時音響データを読み出し、ステップS12に移る。これらの正常運転時音響データは、上述した全ての音響センサ16によって検出されたものである。
【0043】
ステップS12では、現時点(現在の運転出力)での天井ハウジング12内の音響データを、上述した全ての音響センサ16によって検出し、任意計測時音響データとして取得してから、ステップS13に移る。
【0044】
ステップS13では、上記ステップS11で読み出された正常運転時音響データと、上記ステップS12で取得された任意計測時音響データとを比較する。すなわち、現時点の音響データが、略同一出力での正常運転時音響データと差異があるか否かを比較する。差異があった場合には、その差異があった音響データを検出した音響センサ16の位置を記憶装置21が記憶し、ステップS14に移る。
【0045】
ステップS14では、上記ステップS13での比較結果に基づいて特定の蒸気管13でのリーク(漏洩)の有無を判断する。すなわち、現時点の音響データが、略同一出力での正常運転時音響データと差異があり、リークがあると判断されたら(ステップS14のYES)、ステップS15に移る。
【0046】
ステップS15では、プラント11の運転制御室等に設置されている判定内容出力装置22によってリークの発生を報知する。より具体的には、判定内容出力装置22は、モニタ画面やプリンタ等からなるので、異常データを検出した音響センサ16の位置情報、すなわち、リークしている蒸気管13の位置情報をモニタ画面に表示したり、プリンタから出力する。これらの出力結果を見ることによって、運転制御室等の作業員がリークの発生を知ることができる。ステップS15でリーク発生を報知した後に、ステップS16に移る。
【0047】
ステップS16では、制御装置20がプラント11の運転を停止し、制御を終える。これにより、リークが発生した時点でプラント11(ボイラ10)の運転を速やかに停止できるので、天井ハウジング12内の冷却に必要な時間を短縮できる。したがって、その後、復旧作業を迅速に開始できるので、復旧期間を更に短縮できる。
【0048】
なお、上記ステップS14での判定がNOの場合には、ステップS17に移って正常運転中である旨を判定内容出力装置22によって表示し、制御を終える。この出力結果を見ることによって、運転制御室等の作業員は、天井ハウジング12内で蒸気管13のリークが発生しておらず、正常運転中であることを知ることができる。
【0049】
以上のように、この実施形態に係る漏洩箇所検出装置5によれば、蒸気管13の漏洩が発生した時点で、漏洩箇所をある程度特定することができる。これにより、作業員が天井ハウジング12内に立ち入らなくても、早い段階で具体的な復旧作業計画を立案できる。
【0050】
そして、天井ハウジング12内が冷却した後には、作業員が天井ハウジング12内に立ち入り現地調査することで漏洩箇所を詳細に特定(確定)できるので、復旧期間を短縮できる。
【0051】
また、音響センサ16による音響センサ計測点17を、等しいピッチLで平面視碁盤格子状に規則的に配置することで(図2参照)、音響(リーク音)の大きな計測点18a,18bを把握し易くできる。
【0052】
更に、音響センサ16の支持部材(例えば、音響センサ16を天井ハウジング12の天井部から吊り下げて支持するための部材等)を一定ピッチで設置できるので、設置コストを低減することができる。
【0053】
なお、上記実施形態においては、音響センサ16による音響センサ計測点17を、等しいピッチLで平面視碁盤格子状に規則的に配置するものとして説明したが(図2参照)、これに限定されず、例えば、隣接する音響センサ16同士が互いに等間隔となるように配設してもよい。この場合も、上記実施形態と同様の効果を期待できる。
【0054】
また、複数の音響センサ16を、天井ハウジング12内の蒸気管13の上方に当該蒸気管13が配設されている密度に対応するように配設してもよい。すなわち、蒸気管13が密に配設されている箇所には音響センサ16を密に配設し、蒸気管13が密に配設されていない箇所には音響センサ16の配設数を少なくするようにしてもよい。
【0055】
これにより、計測点の密度に軽重を付けて測定精度を向上させることができると共に、計測不要箇所への音響センサ16の配設数を減らすことで、コストを削減することができる。
【0056】
なお、上記実施形態においては、本発明を天井ハウジング12に適用するものとして説明したが、蒸気管が配設された場所であって、音響センサ16が設置できる箇所であれば、天井ハウジング12に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の一実施形態に係る漏洩箇所検出装置を適用するプラントを示す模式図である。
【図2】音響センサ計測点の一例を示す平面図である。
【図3】漏洩箇所検出装置の構成を示すブロック図である。
【図4】漏洩箇所検出装置による制御例を示すフローチャートである。
【図5】従来のプラントの天井ハウジング内の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0058】
P 漏洩箇所
L ピッチ
5 漏洩箇所検出装置
10 ボイラ
11 プラント
12 天井ハウジング(ハウジング)
13 蒸気管
16 音響センサ
17 音響センサ計測点
18a、18b 音響の大きな計測点
20 制御装置(漏洩箇所特定手段、ボイラ運転停止制御手段)
21 記憶装置
22 判定内容出力装置(判定内容出力手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボイラを有するプラントの蒸気管が配設されたハウジング内に複数配設され、当該ハウジング内の音響データを検出する音響センサと、
前記プラントの正常運転時に前記音響センサによって検出され所定の運転出力毎に記憶された正常運転時音響データと前記音響センサによって任意の計測時に検出された任意計測時音響データとを運転出力に応じて比較することによって前記蒸気管から蒸気が漏洩しているか否かを判定すると共に当該漏洩の箇所を特定する漏洩箇所特定手段と、
前記漏洩箇所特定手段によって判定された内容を出力する判定内容出力手段と、
を備えることを特徴とする漏洩箇所検出装置。
【請求項2】
複数の前記音響センサは、前記ハウジング内の前記蒸気管の上方に所定ピッチで規則的に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の漏洩箇所検出装置。
【請求項3】
複数の前記音響センサは、前記ハウジング内の前記蒸気管の上方に当該蒸気管が配設されている密度に応じて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の漏洩箇所検出装置。
【請求項4】
前記漏洩箇所特定手段によって特定の前記蒸気管から蒸気が漏洩していると判定された場合に、前記ボイラの運転を停止するボイラ運転停止制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の漏洩箇所検出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−133585(P2010−133585A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−308139(P2008−308139)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】