説明

濡らすことが可能で分解可能な化粧用品

実質的に少なくとも一つの平面内に延びる少なくとも1つの繊維状担体を含む使い捨ての化粧用品であって、i)担体を第1の温度T0の水と接触させた時、少なくとも部分的に収縮して前記平面の少なくとも一方向で弾性を示し、且つii)担体を第1の温度T0よりも高い第2の温度T1の水と接触させた時、溶解して少なくとも部分的に分解するように選択された少なくとも1つの材料からなる化粧用品。

【発明の詳細な説明】
【発明の開示】
【0001】
本発明は、化粧用品又はケア用品に関する。ここに開示する種類の化粧用品は、これらの用品の共通点及び使いやすさを理由に、通常、担体又は「ふき取り式(ワイプ)」として知られている。この種の用品を使用することの利点は、使用前にこれを濡らし、続いて肌又は髪に対するクレンジング及び/又はケア物質の塗布のための手段として使用できることであるが、他の使用法も可能である。特に、この用品は、埃除去又はワックスがけといった家庭での用途に用いられてもよい。
【0002】
個々のクレンジング担体が以前より知られている。このような担体は、一般に、次の主たる2つの種類、つまり、「ウェットワイプ式」又は「ドライワイプ式」に分類される。本発明は、好ましくは使用時に濡らした状態にする「ドライワイプ」の分野に関連する。例えば、米国特許第4303543号明細書は、界面活性剤及びソフトナーを含む水溶液を含浸した不織繊維状担体を開示している。次いでこの不織繊維状担体を乾燥させてドライワイプの形態にする。最終的に、このドライワイプを使用する時には、使用者がこのドライワイプを水で湿らせるだけで、このワイプにより肌又は髪の汚れを取り、及び/又は髪のもつれを解くことができる。
【0003】
本発明の目的は、実質的に少なくとも一つの平面内に延びる、少なくとも1つの繊維状担体を含む使い捨て化粧用品であって、
i)担体を第1の温度(T0)の水と接触させた時、担体が少なくとも部分的に縮み、前記平面の少なくとも一方向で弾性を示し、且つ
ii)担体を、第1の温度(T0)より高い第2の温度(T1)で水と接触させた時、担体が溶解して少なくとも部分的に分解する
ように選択された少なくとも1つの材料からなる化粧用品である。
【0004】
水溶性のポリビニルアルコール繊維から本発明による不織担体を製造するためには、3つの連続するステップ、つまり、ウェブの形成、固化、そして仕上げを含む方法を実施する。しかし、最近の特定の技術開発において、これらのステップが、担体に新しい特性を与えるという目標と、部分的に又は完全にオーバーラップする傾向にある。
【0005】
まず、繊維のウェブを、チョップドファイバのボール又はフィラメントから得る。この繊維のウェブは、例えば3つの方法、つまり、乾式手段、溶融手段又は湿式手段のうち1つを用いて得ることができる。特に乾式手段は、次のようにして行うことができる。機械的処理により、もつれた繊維を平行な繊維の「布」に変化させる。このプロセスは、繊維のボールを開くことから開始し、次いで混合し、続いてコンベアベルトによってカーディング装置へ運ぶ。この装置は、繊維を梳かす細いワイヤ又は歯部を備える1つ以上の回転ドラムから形成される。
【0006】
不織布に想定される単位面積当たりの重量及び望まれる繊維の配向は重要な因子である。それによって装置のパラメータが導き出される。したがって、繊維は、ウェブの長さ方向(つまり、装置の方向であり、最終的に得られる担体の繊維の伸びの主軸にも相当する方向)に配向できる。一般に、横方向における機械特性よりも機械の方向における機械特性の方が良好である。しかし、この異方性を低減させるように装置パラメータを調節してもよい。ウェブの組成と共に、所望の特性に応じて形成の速度を変化させてもよい。
【0007】
本例では、本発明による不織布を製造するため、長さ約1cmの短いポリビニルアルコール繊維を用いて処理を開始する。特に、本発明で使用する繊維は、クラレ社のKuralon II(登録商標)の種類の水溶性繊維である。特に、この分類から選択される繊維は、所望の作用温度に応じて、20℃を超える温度、例えば約55℃又は40℃の溶解温度を有するものである。選択された繊維は、例えば欧州特許第0636716号明細書に記載の種類のものである。
【0008】
得られたウェブは、そのままでは使用に十分な固さを有していない。したがって、ウェブをまとめるために固化が必要である。固化は、不織布の製造において極めて重要なステップである。具体的には、選択した方法によって最終特性が異なる。例えば、ウェブは、ケミカルボンディング、サーマルボンディング又は機械的ボンディングによって固化することができる。不織布を固化するための最も古い技術は、ニードルボンディング又はウォータージェットを用いた交絡による機械的ボンディングである。このボンディングによって繊維が物理的に絡み合い、繊維同士の摩擦によってウェブが強化される。
【0009】
ウォータージェットによる交絡の場合、繊維は、高圧水の極めて細かいジェットの衝撃に晒されて絡まる。ジェットの圧力は、不織布に必要とされる強さを決める。この方法により得られた不織布は、特定の特性、つまり、極めて柔軟な手触り、極めて魅力的な織り目及び大きな強度を有している。一般に、ウォータージェットは、不織布に対して垂直に当てられる。
【0010】
最後に、ウェブの固化の前又は後に、多数の化学物質から選択された特定の製品を添加することによってウェブの仕上げを行うことができ、これによって、用途に応じた不織布の特定の特性、つまり、疎水性、多孔性、制電性、吸収性、導電性、難燃性、空気透過性を付与することができる。様々な処理、例えばコーティング、印刷、フロッキング、染色又は別の材料と組合せることによるさらに複雑な担体の形成が行なわれる。
【0011】
最後に、不織布ウェブが完成し、巻き取られる。これに新たな処理を施すことができ、また担体の形態に形成できる。担体の最終的な形態は、変換器内でウェブを必要に応じて分割し、切断し、折り畳み、縫製し、含浸する処理を行った後に得られる。例えば、化粧の用途のために、担体に、化粧製品、好ましくは無水の製品、特にメイク落とし製品を少なくとも部分的に含浸させる。
【0012】
本発明では、得られる不織担体の単位面積当たりの重量は、約50g/mである。
【0013】
このような不織布から形成された担体は、後で湿らせて使用できるように好ましくは乾燥状態で包装される。その後使用の際に、第1の温度(T0)で担体を濡らしたとき、担体自体の収縮は、一平面に規定された担体の長さ及び/又は幅の少なくとも45%である。好ましくは、収縮は、その平面内の一方向にいて少なくとも60%である。特に、担体は、この段階において、担体の溶解温度に相当する40℃よりも低い温度で濡らされている。
【0014】
長さ及び/又は幅に沿って担体が収縮することにより、担体が平面内に形成する面積が少なくとも4分の1まで減少する。
【0015】
担体の厚みは、全体が乾燥している第1の状態から第2の状態、つまり湿潤状態に移行することによって、任意に変化しうる。第2の状態では、厚みが増大している。これと同時に、担体の表面の粗さは、乾燥状態よりも湿潤状態において大きくなる。担体の粗さが増大することによって、肌の汚れ落としに有利な機械的特性が付与される。
【0016】
担体は、それを構成する繊維の溶解温度を下回る温度の溶液を使用して濡らした場合、上記の物理的な性質を獲得する。上記の例では、担体の溶解温度は20℃より大きく、約40℃に規定されている。
【0017】
上記の溶解温度を超える温度、この場合、上記の例については約40℃の溶液で担体を濡らした場合、担体は急速に溶解する。したがって、担体を簡単に処分することができ、しかも付加的な廃棄物が生じることがない。
【0018】
担体は、湿潤状態で、収縮すると同時に初期の乾燥状態にある場合よりもより大きな弾性を示す。この弾性を反映するものが、繊維の伸びの主軸を有する本発明の不織布の、破断が起こる時点での伸びである。この破断時の伸びは、湿潤状態で、繊維の伸びの主軸の方向において、用品が乾燥している時に得られる破断時の伸びに対し、少なくとも5倍、場合によっては10倍である。
【0019】
担体は異方性である。具体的には、第1の乾燥状態から第2の湿潤状態へ移行すると、繊維の伸びの主軸に平行な方向で観察される伸びが増大するのとは対照的に、繊維の伸びの主軸に直行する方向における破断時の伸びは減少する。
【0020】
本発明によって製造された担体は、初めて濡らされて第1の状態から第2の状態に変化してしまうと、第1の状態におけるその大きさの特徴又は機械的特性を再び獲得することはできない。第1の状態から第2の状態への変化は不可逆的である。しかし、第2の状態に到達するまで濡らされた担体も、溶解せずに開放空気中に放置されれば硬くなる。この硬くなった状態は可逆的であり、担体を再び濡らすだけで第2の状態で観察される性質、特に弾性を再び獲得することができる。したがって、初めて濡らされた後も、濡らす際の温度が担体の溶解温度よりも低い限り、肌又は髪への塗布に担体を再度使用することができる。
【0021】
本発明による担体は、四角形、楕円形又は円形の平坦な形状に切断することができるが、異なる形態及び切出し形態、例えばワイプ、手袋、パッド又は塗布チップの形態にすることもできる。担体は、単層でも多層でもよく、別の種類の担体、例えばスポンジ、布、又は浸透性もしくは非浸透性の担体と組み合わせてもよい。
【0022】
本発明による担体には、担体に組み込まれる材料に応じて多数の用途を持たせることができる。より詳細には、本発明は、界面活性剤又は他のあらゆる化粧成分及び/又はケア成分を、固体状態、例えば発泡組成物又はメイクアップ組成物の粉末の状態で含む化粧用品に関する。このような用品は、例えばカプセルで包んだ液体を含んでもよく、カプセルが壊れると、この液体が化粧用品、ひいては界面活性剤及び/又は別の化粧成分を濡らす構成とすることができる。
【0023】
例えば、この種の担体は、ファンデーション、スキンケア製品、ヘアケア製品(例えば、シャンプー、コンディショニングクリーム、スムージング液又は染料)、セルフタニング組成物、日焼け止め組成物、メイク落とし製品、香料、蚊よけ製品、小じわ取りトリートメント用もしくはニキビ抑制トリートメント製品、又はその他あらゆる化粧製品及び/又はケア製品の塗布に使用できる。
【0024】
この担体は、油脂性の物質、例えば油にのみ可溶な製品、例えばメイクアップ組成物もしくはソフトナー、或いは油にのみ可溶な日焼け止めを含む組成物を含むことができる。
【0025】
このような担体は、様々な種類のパッケージに入れて提供できる。例えば、簡単に持ち運べるように、柔軟なプラスチック製小袋内に、圧縮するか、場合によっては折り畳んで相互に積み重ねた状態で入れることができる。この種の柔軟なプラスチック製小袋は開口部を備えており、この開口部を通して担体を次々に取り出すことができる。最初の使用の前には、この開口部は、開口部を覆い、且つこの開口部の周りからの漏れを確実に止めるために粘着性の周辺部を備えたフィルムで封止され、密封されている。最初の使用後には、このフィルムは、任意で再び開口部に留めてもよく、永久的に廃棄してもよい。
【0026】
必要であれば、この開口部はさらに、開口部の隣接端部に沿って延びる柔軟なタブで囲んでもよい。これによって、小袋内に収容されている担体を取り出すときに分離することが可能な柔軟な端部を備えた開口部が得られる。
【0027】
担体は、様々な方法で折り畳むことができる。例えば、担体を互いに差し入れることにより、開口部を通して最上の担体を引き出すと、その直ぐ下に配置されている担体の少なくとも一部が開口部の外側に載り、よって小袋から担体を次々に引き出すことが容易になる。
【0028】
別の態様において、各担体は個々の小袋内に包装することができ、この場合小袋を破ることによって小袋を開封する。
【0029】
別の態様では、担体は、剛性のプラスチックボックス、ならびに担体の構造及びこれに含まれている化学組成物に適合可能な他の種類のボックス内に入れてもよい。
【0030】
顔の汚れを落とすため又はメイクアップを顔から落とすためにワイプとして担体を使用する場合、このワイプに、発泡性界面活性剤を含む、液体、又は粉末の形態等の固体の組成物を含浸させる。様々な種類の界面活性剤、例えばアニオン性、カチオン性又は両性の界面活性剤を混合することができる。含浸させた液体又は固体の組成物は、1つ以上のソフトナー、ビタミン、香料、中和剤及び他の種類の活性剤、好ましくは親水性活性剤、並びに保存料を含んでよい。発泡効果を得るために、ワイプを使用する際と、最後に使用後に濯ぐ際には、多量の水を供給してよい。
【0031】
一般に、本発明のまた別の目的は、上述のように製造された用品を使用する化粧方法であり、このプロセスでは、
i)前記用品に第1の温度(T0)の水を含浸させ、
ii)前記水を含浸させた用品の全体又は一部に少なくとも1つの化粧製品を配置し、
iii)前記化粧製品を含浸させた用品の少なくとも一方の面を、処理すべき表面、特に肌又は髪と接触させ、
iv)前記用品を第2の温度(T1)の水と接触させることにより、担体を溶解させて少なくとも部分的に前記用品を分解させる。
【0032】
別の態様において、本質的に無水の化粧組成物を既に担体に含浸させている場合、この化粧的処理方法では、
i)前記用品に第1の温度(T0)の水を含浸させ、
ii)前記化粧組成物を含浸させた用品の少なくとも一方の面を、処理すべき表面、特に肌と接触させ、
iii)前記用品を第2の温度(T1)の水と接触させることにより、担体を溶解させて少なくとも部分的に前記用品を分解させる。
【0033】
ポリビニルアルコール(PVA)繊維により製造される不織担体を、「乾燥」状態、及び「湿潤」状態、つまり水中に1時間放置した後に試験した。担体の繊維の伸びの主軸に対し、平行方向、及び直交する方向における機械的特性を試験した。示されている結果は、同一の試験を行った5つの担体からなるグループの平均値である。試験した担体は長方形であった。
【0034】
これらの担体は、平面内の直交する2方向、例えば長さ方向及び幅方向によって規定されている。さらに担体は、この平面に直交する規定の厚みを有している。厚みは、例えば0.1〜10mmである。このような担体の「乾燥」状態における厚みは、好ましくは1mm未満である。その結果、担体は、厚みよりも著しく大きな長さ及び幅を有する。担体の厚みがわずかに増している「湿潤」状態でさえ、担体の厚みは、その長さ及び幅より著しく小さい。
【0035】
2種類の担体を検討した。第1の担体は、繊維の伸びの主軸に対して平行な規定長さを有している。この担体では、初期長さは250mmであり、初期幅は50mmである。第2の担体は、繊維の伸びの主軸に対して直角な規定長さを有している。この担体では、初期長さは190mmであり、初期幅は50mmである。得られた結果を以下の表に示す。

【0036】
これらの異なる種類の不織担体の最大力及び破断時の伸びを、乾燥状態、続いて湿潤状態でそれぞれ、担体の両端部に引張り力を掛けることによって試験し、その際引張り力はこれらの担体の長さ方向に平行に掛けた。その結果を以下の表に示す。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの繊維状担体を含む使い捨て化粧用品であって、担体の少なくとも一部に無水の化粧製品又はカプセルに包まれた化粧製品が含浸されており、担体は少なくとも一つの平面内に延びていて、
i)担体は、第1の温度(T0)の水と接触させると、少なくとも部分的に収縮し、前記平面の少なくとも一方向で弾性を示し、且つ
ii)担体は、前記第1の温度(T0)よりも高い第2の温度(T1)の水と接触させると、溶解して、少なくとも部分的に分解する
ように選択された少なくとも1つの材料からなっている、化粧用品。
【請求項2】
担体が、水溶性ポリビニルアルコール(PVA)繊維からなることを特徴とする、請求項1に記載の用品。
【請求項3】
化粧製品が、メイク落とし製品であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の用品。
【請求項4】
第1の温度(T0)の水と接触させたときの担体の収縮率が、前記平面の一方向で少なくとも45%、好ましくは少なくとも60%であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の用品。
【請求項5】
第1の温度(T0)が40℃以下であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の用品。
【請求項6】
第2の温度(T1)が20℃以上であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用品。
【請求項7】
繊維状の担体が不織布であって、繊維の伸びの主軸を有していることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の用品。
【請求項8】
第1の温度(T0)の水と接触させた時の、繊維の伸びの主軸方向における破断時の伸びが、乾燥している時の破断時の伸びの少なくとも5倍、好ましくは10倍であることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の用品。
【請求項9】
第1の温度(T0)の水と接触させた時の、繊維の伸びの主軸方向に垂直な破断時の伸びが、乾燥している時の破断時の伸びより小さいことを特徴とする、請求項7又は8に記載の用品。
【請求項10】
湿らすと不可逆変化が起こることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の用品。
【請求項11】
前記第1の温度(T0)における湿潤状態で、表面状態が乾燥状態よりも粗いことを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の用品。
【請求項12】
ワイプ、パッド、塗布チップ又は手袋の形態に構成されていることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の用品。
【請求項13】
請求項1ないし12のいずれか1項に記載の用品を使用する化粧的処理の方法であって、
i)前記用品に、第1の温度(T0)の水を含浸させ、
ii)前記水を含浸させた用品の全体又は一部に、少なくとも1つの化粧製品を配置し、
iii)前記化粧製品を含浸させた用品の少なくとも一方の面を、処理すべき表面、特に肌又は髪と接触させ、
iv)前記用品を前記第2の温度(T1)の水と接触させることにより、担体を溶解させて、前記用品を少なくとも部分的に分解する
ことを含む、方法。
【請求項14】
請求項1ないし12のいずれか1項に記載の用品を使用する化粧的処理の方法であって、
i)前記用品に、第1の温度(T0)の水を含浸させ、
ii)前記化粧組成物を含浸させた前記用品の少なくとも一方の面を、処理すべき表面、特に肌と接触させ、
iii)前記用品を前記第2の温度(T1)の水と接触させることにより、担体を溶解させて、前記用品を少なくとも部分的に分解する
ことを含む、方法。

【公表番号】特表2007−527380(P2007−527380A)
【公表日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−518092(P2006−518092)
【出願日】平成16年6月11日(2004.6.11)
【国際出願番号】PCT/EP2004/007190
【国際公開番号】WO2005/003423
【国際公開日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(391023932)ロレアル (950)
【Fターム(参考)】