説明

火災報知設備用の保守電話

【課題】施工時およびメンテナンス時の作業性を改善した火災報知設備用の保守電話を得る。
【解決手段】電話線を介して接続された火災受信機10と端末機器20との間の通話を行うために、それぞれに設けられた電話ジャック(被着脱部)に接続される火災報知設備用の保守電話であって、電話ジャック(被着脱部)に差し込むことで、火災受信機または端末機器との接続を可能とする電話プラグ35(着脱部)と、ハンズフリー通話用の第1のスピーカ33aおよび第1のマイク34aと、ハンドセット通話用の第2のスピーカ33bおよび第2のマイク34bと、第1のスピーカおよび第1のマイクを介してハンズフリー通話を行うか、第2のスピーカおよび第2のマイクを介してハンドセット通話を行うかの選択切り換えを行うフックスイッチ37(通話切り換えスイッチ)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災受信機および端末機器の間で通話を行うときに、通話用途に応じて、ハンドセット通話またはハンズフリー通話を切り換えるようにした火災報知設備用の保守電話に関する。
【背景技術】
【0002】
火災報知設備の施工時およびメンテナンス時において、火災受信機および端末機器の電話ジャックにハンドセットを接続して、火災受信機および端末機器の間でハンドセット通話を行えるようにした従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平05−062083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
上記ハンドセット通話は、ハンズフリー通話と比較して、現場が騒がしくても良好に相手先との通話が行える。一方、ハンドセットの電話ジャックへの装着中は、作業者は、ハンドセットを常時手に持っていなければならず、また、火災受信機および端末機器の前に拘束される。このため、施工時およびメンテナンス時の作業性がよくないといった問題がある。
【0005】
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、施工時およびメンテナンス時の作業性を改善した火災報知設備用の保守電話を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る火災報知設備用の保守電話は、電話線を介して接続された火災受信機と端末機器との間の通話を行うために、それぞれに設けられた被着脱部(電話ジャック)に接続される火災報知設備用の保守電話であって、被着脱部(電話ジャック)に接続することで、火災受信機または端末機器との接続を可能とする着脱部(電話プラグ)と、ハンズフリー通話用の第1のスピーカおよび第1のマイクと、ハンドセット通話用の第2のスピーカおよび第2のマイクと、第1のスピーカおよび第1のマイクを介してハンズフリー通話を行うか、第2のスピーカおよび第2のマイクを介してハンドセット通話を行うかの選択切り換えを行う通話切り換えスイッチとを備えるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る火災報知設備用の保守電話によれば、通話用途に応じて、ハンズフリー通話またはハンドセット通話に切り換えて通話を行うことにより、施工時およびメンテナンス時の作業性を改善した火災報知設備用の保守電話を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施の形態1における火災報知設備、およびそれに用いられる保守電話の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1における受信機および発信機の接続関係の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1における保守電話の内部構成図である。
【図4】本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、発信機側から受信機側に着信する場合の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、単方向のハンズフリー通話を行う場合の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、双方向のハンズフリー通話を行う場合の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、発信機側ではハンズフリー通話を行い、受信機側ではハンドセット通話を行う場合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の火災報知設備用の保守電話の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
【0010】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における火災報知設備、および保守電話の構成図である。受信機10(火災受信機に相当)と発信機20(端末機器に相当)は、それぞれ電話プラグ(着脱部)を介して保守電話30a、30bが接続される構成を有している。
【0011】
本発明に係る火災報知設備用の保守電話は、通話用途に応じて、ハンズフリー通話またはハンドセット通話に切り換えて通話を行うことを技術的特徴としている。そこで、図2、図3を用いて、この切り換え通話の実現方法について説明する。
【0012】
図2は、本発明の実施の形態1における受信機10および発信機20の接続関係の説明図である。受信機10は、制御回路CPU11、送受信部12、電話ジャック13(被着脱部)、受信機側接続検出回路14、通話回路15、端末側接続検出回路16、およびスピーカ17で構成される。一方、発信機20は、電話ジャック23(被着脱部)を有している。また、受信機10と発信機20は、火災感知に関する情報の送受信を行うための信号線SGと、通話用の電話線TLとで、互いに接続されている。なお、信号線SGには、発信機の他にも、端末機器としての火災感知器(図示せず)などが接続される。
【0013】
先の図1における受信機10側の保守電話ツール30aは、電話プラグを電話ジャック13に差し込むことで、受信機10と接続される。また、発信機20側の保守電話30bは、電話プラグを電話ジャック23に差し込むことで、発信機20と接続される。そして、2台の保守電話30a、30b同士は、電話線TLを介して、通話が可能となる。
【0014】
受信機側接続検出回路14は、電話ジャック13に保守電話30aの電話プラグが差し込まれたか否かを検出する。一方、端末側接続検出回路16は、電話ジャック23に保守電話30bの電話プラグが差し込まれたか否かを、電話線TLを介して検出する。
【0015】
受信機10内の制御回路CPU11は、送受信部12および信号線SGを介して、発信機20と、火災感知に関する情報通信を行う。発信機20は、火災の発見者が手動操作する押しボタン(図示せず)を備え、例えば、火災報知設備がオンオフ型のシステムの場合は、火災の発見者が発信機20を操作したときに、発信機20が信号線SGを略短絡状態にすることで受信機10に火災を通知する。さらに、制御回路CPU11は、端末側接続検出回路16により、保守電話30bが発信機20側に接続されたことが検出されることで、スピーカ17を介して着信音を鳴動する。
【0016】
その後、制御回路CPU11は、受信機側接続検出回路14により、保守電話30aが受信機10側に接続されたことが検出されることで、着信音を停止させる。このようにして、受信機10側および発信機20側にそれぞれ接続された保守電話30a、30b同士は、通話回路15により、電話線TLを介して、通話が可能となる。
【0017】
次に、保守電話30a、30bの内部構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1における保守電話30の内部構成図である。保守電話30は、制御回路CPU31、音声回路32、ハンズフリー通話用のスピーカ33a(第1のスピーカ)とマイク34a(第1のマイク)、ハンドセット通話用のスピーカ33b(第2のスピーカ)とマイク34b(第2のマイク)、電話プラグ35(着脱部)、電話線クリップ36、フックスイッチ37(通話切り換えスイッチ)、および送話用スイッチ38を備えている。
【0018】
保守電話30は、電話プラグ35を、先の図2における電話ジャック13または電話ジャック23に差し込むことにより、受信機10または発信機20に接続することができる。あるいは、電話線クリップ36を、先の図2における電話線TLに接続することでも、発信機20の被着脱部23に着脱部35を差し込む代わりとすることができる。
【0019】
本実施の形態1における保守電話30は、フックスイッチ37と送話用スイッチ38の2つの切り換えスイッチを有している。フックスイッチ37は、オン側に切り換えることで、音声回路32を、ハンズフリー通話用のスピーカ33aとマイク34aに接続させることができる。一方、オフ側に切り換えることで、音声回路32を、ハンドセット通話用のスピーカ33bとマイク34bに接続させることができる。
【0020】
なお、保守電話30の筐体(図示せず)にハンドセットHSが載置された状態(常時)は、フックスイッチ37は、オンであり、保守電話30の筐体(図示せず)からハンドセットHSが持ち上げられると、フックスイッチ37は、オフに切り換えられる。ここで、本実施の形態では、ハンズフリー通話とハンドセット通話との通話切り換えスイッチをフックスイッチとしているが、押しボタンスイッチ、ディップスイッチ等の様々なスイッチが利用可能である。
【0021】
また、送話用スイッチ38は、常時は維持されているオフ側からオン側に切り換えることで、マイク34aを有効とし、オフ側に切り換えることで、マイク34aを無効とすることができる。従って、この送話用スイッチ38をオフ側に切り換えることで、ハンズフリー通話時にスピーカ33aから出力される音声を聞き取ることができるが、マイク34aを介して収集される音声を出力しないようにすることができる。なお、保守電話30は、この送話用スイッチ38がない構成とすることも可能である。
【0022】
次に、上述した図1〜図3の基本構成に基づいて、通話用途に応じて、ハンズフリー通話またはハンドセット通話に切り換えて通話を行う本発明の技術的特徴について、図4〜図7を用いて、具体的に説明する。なお、以下の説明では、受信機10側に接続される保守電話30a、および発信機20側に接続される保守電話30bの内部構成は、ともに、図3に示した符号を使用して説明する。
【0023】
図4は、本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、発信機側から受信機側に着信する場合の説明図である。この図4においては、次の手順で、着信が行われる。
・ローカル側である発信機20の電話ジャック23に、保守電話30bの電話プラグ35を差し込むことで、発信機20の電話ジャック23をオンさせる。
・受信機10内の端末側接続検出回路16は、電話線TLを介して、発信機20の電話ジャック23がオンしたことを検出する。ここで、オンしたことの検出方法としては、被着脱部23がオンしたことにより通電して、電話線TLを介して端末側接続検出回路16に電流が流れることにより検出する方法などである。
・受信機10内の制御回路CPU11は、端末側接続検出回路16の検出結果に基づいて、スピーカ17を介して電話着信音を鳴動する。
【0024】
次に、図5は、本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、単方向のハンズフリー通話を行う場合の説明図である。この図5においては、次の手順で、ローカル側である発信機20から受信機10への単方向のハンズフリー通話が行われる。
【0025】
・電話着信音が鳴動した後に、受信機10の電話ジャック13に、保守電話30aの電話プラグ35を差し込むことで、受信機10の電話ジャック13をオンさせる。
・受信機10内の受信機側接続検出回路14は、電話ジャック13がオンしたことを検出する。ここで、オンしたことの検出方法は、発信機20の被着脱部23がオンしたときと同様であり、受信機側接続検出回路14は被着脱部13がオンしたことを検出する。
【0026】
・受信機10内の制御回路CPU11は、受信機側接続検出回路14の検出結果に基づいて、電話着信音の鳴動を停止させる。
・ローカル側である発信機20の保守電話30bで、送話用スイッチ38をオンさせ、ハンズフリー用のマイク34aを有効にして、ハンズフリー通話での音声入力を可能とする。
【0027】
・受信機10側の保守電話30aでは、ローカル側の通話音声が、スピーカ33aからハンズフリーで聞こえる。
・一方、受信機10側の保守電話30a内の送話用スイッチ38がオフであるため、ハンズフリー用のマイク34aが無効なため、ローカル側の保守電話30bでは、受信機側の通話音声は、聞こえない。
【0028】
なお、保守電話30に設けられている送話用スイッチ38のオン/オフ動作は、被着脱部13または23をオンしたとき通話オン(すなわち、常時は送話用スイッチ38をオンとして、ハンズフリー通話用のマイク34aを有効とする)として、上記のオン/オフ動作とは逆にするようにしてもよい。また、ローカル側の保守電話30bでは、電話ジャック23をオンしたとき通話オン(すなわち、常時は送話用スイッチ38をオンとして、ハンズフリー通話用のマイク34aを有効にする)とし、受信機側の保守電話30aでは、電話ジャック13をオンしたとき通話オフ(すなわち、常時は送話用スイッチ38をオフとして、ハンズフリー通話用のマイク34aを無効にする)とすることもできる。
【0029】
これによって、ローカル側では送話用スイッチ38を操作する手間を掛けることなく通話できるため、現場作業員は、作業に集中でき、防災センター等の多くの人がいる場所に設置される火災受信機では、必要なときに送話用スイッチ38をオンにすることで、ローカル側にノイズ(不要な会話)を出力しないため、現場作業員の集中力を削がないなどの効果が期待できる。
【0030】
次に、図6は、本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、双方向のハンズフリー通話を行う場合の説明図である。この図6においては、図5の手順に続いて、次の手順で、ローカル側である発信機20と受信機10との双方向のハンズフリー通話が行われる。
・受信機側の保守電話30aの送話用スイッチ38をオンさせる。
・これにより、受信機側も、ハンズフリー通話用のマイク34aが有効となり、受信機側とローカル側で双方向のハンズフリー通話が可能となる。
【0031】
次に、図7は、本発明の実施の形態1における火災報知設備用の保守電話で、発信機側ではハンズフリー通話を行い、受信機側ではハンドセット通話を行う場合の説明図である。この図7においては、図5または図6の手順に続いて、次の手順で、ローカル側ハンズフリー通話、受信機側保守電話通話が行われる。
・受信機側の保守電話30aのハンドセットHSを取り上げることで、フックスイッチ37(常時はオン)をオフにする。
【0032】
・この結果、ローカル側は、ハンズフリー通話のままであるが、受信機側は、ハンズフリー通話ではなく、ハンドセットHSを使用したハンドセット通話の状態となる。つまり、フックスイッチ37がオフ状態となったことにより、音声回路32は、スピーカ33aおよびマイク34aと接続された状態から、スピーカ33bおよびマイク34bと接続された状態に切り替わる。ハンドセット通話は、周りが騒がしいときに通話者の音声が明瞭になるため好適である。
なお、ローカル側の保守電話30bのハンドセットを取り上げることで、同様に、ローカル側の保守電話30bでもハンドセットを使用したハンドセット通話を行うことができる。
【0033】
[変形例]
着脱部および被着脱部の一例として、電話プラグ35および電話ジャック13,23を例に挙げて説明したが、コネクタ、ピンプラグおよびピンジャック、モジュラージャックおよびモジュラープラグなどその他の物でもよい。
また、変形例として、保守電話30を、火災受信機または端末機器に内蔵してもよい。
【0034】
また、ハンドセット通話手段に代えて、ヘッドホンマイクなどの外部通話装置および外部通話装置を接続するための接続端子を有する外部通話装置通話手段としてもよい。その場合、接続端子に外部通話装置を接続したときに、ハンズフリー通話手段から外部通話装置通話手段による通話に切り換えることとなる。
【0035】
さらに、ハンドセット通話手段に代えて、無線式のヘッドホンマイクなどの無線式外部通話装置および無線式外部通話装置と音声を送受信する送受信回路とを有する無線式外部通話装置通話手段としてもよい。その場合、ハンズフリー通話手段から無線式外部通話装置通話手段による通話に切り換える切り換えスイッチを備えるようにする。
【0036】
以上のように、実施の形態1によれば、例えば、施工時およびメンテナンス時において、作業性を向上させるために、ハンズフリー通話によって通話を行う。一方、現場が騒がしいなどでハンズフリー通話に支障がある場合には、フックスイッチをオフすることで、ハンドセット通話によって通話を行うことができる。このように、通話用途に応じてスイッチを切り換えることで、ハンズフリー通話またはハンドセット通話いずれか所望の通話方法を選択することが可能となる。
【0037】
さらに、通話を行うときに、最初はデフォルトとして作業性を向上させるためのハンズフリー通話の設定としておくことができる。そして、必要に応じて、フックスイッチをオフすることによって、ハンドセット通話に切り換えることができる。
【0038】
さらに、送話用スイッチの切り換えによってハンズフリー通話用のマイクの有効/無効を切り換えることで、単方向または双方向のハンズフリー通話を選択的に切り換えることが可能となる。
【0039】
さらに、保守電話に、受信機10および発信機20の本体に対してマグネット固定できる構成を持たせることで、保守電話の固定を容易に行うことができる。
【符号の説明】
【0040】
10 受信機、11 制御回路CPU、12 送受信部、13 電話ジャック、14 受信機側接続検出回路、15 通話回路、16 端末側接続検出回路、17 スピーカ、20 発信機、23 電話ジャック、30、30a、30b 保守電話、31 制御回路CPU、32 音声回路、33a、33b スピーカ、34a、34b マイク、35 電話プラグ、36 電話線クリップ、37 フックスイッチ、38 送話用スイッチ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電話線を介して接続された火災受信機と端末機器との間の通話を行うために、それぞれに設けられた被着脱部に接続される火災報知設備用の保守電話であって、
前記被着脱部に接続することで、前記火災受信機または前記端末機器との接続を可能とする着脱部と、
ハンズフリー通話用の第1のスピーカおよび第1のマイクと、
ハンドセット通話用の第2のスピーカおよび第2のマイクと、
前記第1のスピーカおよび前記第1のマイクを介してハンズフリー通話を行うか、前記第2のスピーカおよび前記第2のマイクを介してハンドセット通話を行うかの選択切り換えを行う通話切り換えスイッチと
を備えることを特徴とする火災報知設備用の保守電話。
【請求項2】
請求項1に記載の火災報知設備用の保守電話において、
前記着脱部が前記被着脱部に接続されたことで、前記通話切り換えスイッチをハンズフリー通話側に切り換える
ことを特徴とする火災報知設備用の保守電話。
【請求項3】
請求項1または2に記載の火災報知設備用の保守電話において、
ハンズフリー通話時に前記第1のマイクの有効/無効を切り換える送話用スイッチをさらに備えることを特徴とする火災報知設備用の保守電話。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の火災報知設備用の保守電話において、
前記火災受信機あるいは前記端末機器に固定するためのマグネット構造を筐体に有することを特徴とする火災報知設備用の保守電話。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−231581(P2010−231581A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−79373(P2009−79373)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(000233826)能美防災株式会社 (918)
【Fターム(参考)】