説明

炊飯器

【課題】鍋の底を誘導加熱により加熱する炊飯器において、炊飯器の外形を大きくすることなく、安価で効果的に雑音端子電圧を低減できる炊飯器を提供する。
【解決手段】鍋を誘導加熱する加熱コイルの下部に放射状に設けたフェライト6aと交流電源リード線51間に雑音防止コンデンサ26を配置することにより、加熱コイルから発生しフェライトで集中した磁界を確実に雑音防止コンデンサで除去し、外部に接続される交流電源リード線からの雑音端子電圧を低減することができ、炊飯器の外形を大きくすることなく、設置し、持ち運び性を損なわずに雑音端子電圧を低減させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍋を誘導加熱により加熱する炊飯器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の炊飯器は、鍋を加熱するために加熱コイルに高周波電流を流して、高周波磁界を発生させ、この高周波磁界で鍋の表面に渦電流を発生させて鍋を加熱している。この高周波磁界のエネルギーの一部は鍋以外の外部に漏れる漏洩磁界となるため、この漏洩磁界を抑制するために、炊飯器底部に防磁板を設けて前記加熱コイル底面に配置している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3149825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、外部への漏洩磁界は抑制されるが、加熱コイルから発生する磁界は加熱コイル下部のフェライトに集中しているので、その磁界が加熱基板と商用電源を接続するための交流電源リード線に影響を与え、雑音端子電圧の増加となっていた。
【0005】
また、加熱基板は雑音端子電圧を抑制するために雑音防止コンデンサを具備しているが、雑音防止コンデンサと交流電源リード線との間にフェライトに集中した磁界の影響を受けると雑音防止コンデンサの機能を果たせず電源ラインへの雑音となるという課題を有していた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、炊飯器の外形を大きくすることなく、また、安価で効果的に雑音端子電圧を低減できる炊飯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、鍋と、鍋を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイルの下部に放射状に設けたフェライトと、加熱コイルに接続し加熱コイルに流れる電流を導通、遮断する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と交流電源を整流しインバータ回路に電力供給する整流回路とインバータ回路から発生する雑音端子電圧を低減する雑音防止コンデンサを有する加熱基板と、加熱基板に商用電源を接続するための交流電源リード線とを備えた炊飯器において、交流電源リード線とフェライト間に雑音防止コンデンサを配置したものである。
【0008】
これによって、加熱コイルから発生しフェライトで集中した磁界は炊飯器構成部品例えば加熱基板に磁界の影響を与えた場合においても、雑音防止コンデンサで雑音端子電圧を低減させてから交流電源リード線に接続されているため、構成部品を増やすことなく外部へ出力される雑音端子電圧は低減される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の炊飯器は、加熱コイルから発生しフェライトで集中した磁界を確実に雑音防止コンデンサで除去し、外部に接続される交流電源リード線からの雑音端子電圧を低減することができ、構成部品を増やす必要がないため炊飯器の外形を大きくすることなく、設置
性、持ち運び性を損なわずに雑音端子電圧を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図
【図2】本発明の実施の形態1における炊飯器の電気回路図
【図3】(a)本発明の実施の形態1における炊飯器の商用電源21の電圧波形図(b)本発明の実施の形態1における炊飯器のインバータ回路24動作時の平滑コンデンサ23の両端電圧の波形図(c)本発明の実施の形態1における炊飯器の高周波電流IL1の包絡線波形図
【図4】一般的な誘導加熱式炊飯器の加熱コイル上に鍋を置いたときのインダクタンス値と抵抗値の周波数特性図
【図5】本発明の実施の形態1における炊飯器の底加熱コイルとフェライトと加熱基板と雑音防止コンデンサの配置関係図
【図6】本発明の実施の形態2における炊飯器の電気回路図
【図7】本発明の実施の形態2における炊飯器の底加熱コイルとフェライトと加熱基板と雑音防止コンデンサの配置関係図
【発明を実施するための形態】
【0011】
第1の発明は、鍋と、鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの下部に放射状に設けたフェライトと、前記加熱コイルに接続し前記加熱コイルに流れる電流を導通、遮断する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と交流電源を整流し前記インバータ回路に電力供給する整流回路と前記インバータ回路から発生する雑音端子電圧を低減する雑音防止コンデンサを有する加熱基板と、前記加熱基板に商用電源を接続するための交流電源リード線とを備えた炊飯器において、前記交流電源リード線とフェライト間に雑音防止コンデンサを配置したことにより、炊飯器本体の外形を大きくすることなく、設置性、持ち運び性を損なわずに雑音端子電圧を低減することができる。
【0012】
第2の発明は、鍋と、鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの下部に放射状に設けたフェライトと、前記加熱コイルに接続し前記加熱コイルに流れる電流を導通、遮断する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と交流電源を整流し前記インバータ回路に電力供給する整流回路を有する加熱基板と、前記加熱基板に接続し、前記インバータ回路から発生する雑音端子電圧を低減するノイズフィルター基板と、前記ノイズフィルター基板に商用電源を接続するための交流電源リード線とを備えた炊飯器において、前記交流電源リード線とフェライト間にノイズフィルター基板を配置したことにより、炊飯器本体の外形を大きくすることなく、設置性、持ち運び性を損なわずに雑音端子電圧を低減することができる。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の断面図を示すものである。
【0015】
図1において、炊飯器本体1は、内部に米と水を入れる鍋2を着脱自在に収納可能な鍋収納部3を設け、その鍋収納部3の外側には鍋2の側面部に対向するように渦巻状に巻かれた底外加熱コイル4を配置し、鍋2の側面部に対向するように渦巻状に巻かれた底内加熱コイル5を配置しており、底外加熱コイル4と底内加熱コイル5から発生する磁界により鍋2の底部分を誘導加熱するようにしている。
【0016】
炊飯器本体1の上部(コイルの開口部方向)から見た場合、底外加熱コイル4の巻き中
心部と底内加熱コイル5の巻き中心部は略同一に配置されている。なお、底外加熱コイル4と底内加熱コイル5は特に図示していないが、直列に接続されている。
【0017】
底外加熱コイル4の外側と、底内加熱コイル5の外側には磁性体群を構成するフェライト6a、6b、6c、6d(6c、6dは断面図の都合上図示しない)が配置され、それぞれのコイルから漏れる漏れ磁界を抑えるとともに、フェライト6a〜6dの端部に磁束を集中させている。
【0018】
炊飯器本体1の上面開口部には、鍋2を着脱可能なように開閉自在な外蓋7を備えている。炊飯器本体1の下方部には底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に高周波電流を供給するインバータ回路(図示せず)を搭載する加熱基板8を配置している。
【0019】
さらに、外蓋の内部には、インバータ回路を制御する制御回路や炊飯器を操作する操作キーを搭載している制御基板9を配置している。
【0020】
交流電源リード線51は特に図示していないが、2つのリード線で構成されている。各リード線の一方は加熱基板8と繋がりもう一方はコードリール52と繋がっている。コードリール52は電源コンセントに差し込まれるプラグを有する電源リード線であり、バネを利用して巻き取られる構造である。
【0021】
図2は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の電気回路図であり、一部をブロック化した主要部の回路図を示すものである。
【0022】
図2に示すように、炊飯器本体1を商用電源21に接続すると、加熱基板8上に搭載された雑音防止コンデンサ26を介して全波整流器22と平滑コンデンサ23を介してインバータ回路24に直流電源が供給される。
【0023】
このインバータ回路24には底外加熱コイル4と底内加熱コイル5の直列回路が接続され、インバータ回路24は底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に高周波電流IL1を供給する。
【0024】
底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に供給された高周波電流IL1は磁界を発生させ、フェライト6a〜dに磁束を集中させる。フェライト6aに集中した磁束はノイズとして加熱基板8の電流経路に重畳する。
【0025】
この加熱基板8で発生したノイズを外部に放出しないように雑音防止コンデンサ26で低減される。
【0026】
制御基板9に搭載された制御回路25は、加熱基板8上のインバータ回路24の通電状態や発振周波数を制御する。
【0027】
図3(a)は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の商用電源21の電圧波形図、(b)は本発明の第1の実施の形態における炊飯器のインバータ回路24動作時の平滑コンデンサ23の両端電圧の波形図、(c)は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の高周波電流IL1の包絡線波形図である。
【0028】
高周波電流IL1の周波数は、人間の耳には聞こえない20kHz以上で、フェライトに磁束を集中させ鍋2を加熱させるが、フェライト端面で発生した磁界は漏洩磁界となる。
【0029】
図4は一般的な誘導加熱式炊飯器の加熱コイル上に鍋を置いた時のインダクタンス値と抵抗値の周波数特性図である。(a)はインダクタンス値、(b)は抵抗値を示している。
【0030】
図4に示すように、周波数が高くなるほど、インダクタンス値は減少し、抵抗値が増加する。つまり、高周波磁界は鍋を加熱することができる。
【0031】
フェライトに磁束を集中させるため、フェライトの端面では漏洩磁界が発生することを示している。
【0032】
図5は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の底加熱コイルとフェライトと加熱基板と雑音防止コンデンサの配置関係図であり、底外加熱コイル4と底内加熱コイル5とフェライト6a〜dと加熱基板8上の雑音防止コンデンサ26と交流電源リード線51の位置関係を炊飯器下部から示したものである。
【0033】
図5に示すように配置することで、底外加熱コイル4と底内加熱コイル5の磁束はフェライト6a〜dに集中するようになる。
【0034】
フェライト6a〜dに集中した磁束は近傍にある加熱基板8の電流経路に重畳し、交流電源リード線51から外部に雑音として出力されるが、交流電源リード線51とフェライト6aの近傍の電流経路の間に雑音防止コンデンサ26があることにより、雑音端子電圧を低減させ交流電源リード線51への雑音漏れを防止することができる。
【0035】
従って、雑音端子電圧を増加させるフェライト6a〜dに磁束は集中されるが、加熱基板8の電流経路に重畳し外部への雑音漏れは雑音防止コンデンサ26を必ず経由することになり、コンデンサを増やさず、位置を決めるだけで済むので、炊飯器の外形を大きくすることなく、安価で効果的に雑音端子電圧を低減することができる。
【0036】
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。図1〜図5を用いて説明する。
【0037】
まず、鍋2を炊飯器本体1の所定の位置にセットし操作キーを操作すると、制御回路25は予め設定されている炊飯シーケンスに基づいて鍋2を加熱するようにインバータ回路24の動作を制御する。
【0038】
制御回路25は鍋2を加熱制御する際、インバータ回路24に駆動信号を送り、インバータ回路24が高周波電流IL1を底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に供給する。この高周波電流が加熱コイルに流れることにより、鍋2に加熱コイルから高周波磁界が供給される。
【0039】
同時にフェライト6a〜dに集中した磁束は加熱基板8の電流経路に影響を及ぼす。しかし、加熱基板8に実装された雑音防止コンデンサ26が交流電源リード線51とフェライト6aの間にあるので雑音端子電圧を低減させることができる。
【0040】
以上のように、本実施の形態においては、フェライト6aと交流電源リード線51間に雑音防止コンデンサ26を配置することにより雑音端子電圧を低減させることができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、フェライト6a〜dは4本であるが、フェライトの本数に関係なく同じ効果を有するものである。
【0042】
また、本実施の形態では、加熱コイルは底外加熱コイル4と底内加熱コイル5となっているが、加熱コイルの数及び向き、巻き数に関係なく同じ効果を有するものである。
【0043】
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における炊飯器の電気回路図であり、一部をブロック化した主要部の回路図を示している。
【0044】
図6において、炊飯器本体1を商用電源21に接続すると、ノイズフィルター基板61を介して加熱基板8上に搭載された全波整流器22と平滑コンデンサ23を介してインバータ回路24に直流電源が供給される。
【0045】
このインバータ回路24には底外加熱コイル4と底内加熱コイル5の直列回路が接続され、インバータ回路24は底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に高周波電流IL1を供給する。
【0046】
底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に供給された高周波電流IL1は磁界を発生させ、フェライト6a〜dに磁束を集中させる。フェライト6aに集中した磁束はノイズとして加熱基板8の電流経路に重畳する。
【0047】
この加熱基板8で発生したノイズを外部に放出しないように加熱基板8に接続されたノイズフィルター基板61で低減される。
【0048】
ノイズフィルター基板61には図示していないが、少なくとも1つ以上の雑音防止コンデンサを有している。
【0049】
制御基板9に搭載された制御回路25は、加熱基板8上のインバータ回路24の通電状態や発振周波数を制御する。
【0050】
図7は本発明の第2の実施の形態における炊飯器の底加熱コイルとフェライトと加熱基板と雑音防止コンデンサの配置関係図であり、炊飯器を構成する底外加熱コイル4と底内加熱コイル5とフェライト6a〜dとノイズフィルター基板61と加熱基板8と交流電源リード線51の位置関係を炊飯器下部から示したものである。
【0051】
図7に示すように配置することで、底外加熱コイル4と底内加熱コイル5の磁束はフェライト6a〜dに集中するようになる。
【0052】
フェライト6a〜dに集中した磁束は近傍にある加熱基板8の電流経路に重畳し、交流電源リード線51から外部に雑音として出力されるが、交流電源リード線51とフェライト6aの近傍の加熱基板8の電流経路の間にノイズフィルター基板61があることにより、雑音端子電圧を低減させ、交流電源リード線51への雑音漏れを防止することができる。
【0053】
従って、雑音端子電圧を増加させる磁束はフェライト6a〜dに集中されるが、加熱基板8の電流経路にも重畳する。しかし、外部への雑音漏れはノイズフィルター基板61を必ず経由することになり、コンデンサを増やさず、位置を決めるだけで済むので、炊飯器の外形を大きくすることなく、安価で効果的に雑音端子電圧を低減することができる。
【0054】
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を図1、図6、図7を用いて説明する。
【0055】
鍋2を炊飯器本体1の所定の位置にセットし操作キーを操作すると、制御回路25は予め設定されている炊飯シーケンスに基づいて鍋2を加熱するようにインバータ回路24の動作を制御する。
【0056】
制御回路25は鍋2を加熱制御する際、インバータ回路24に駆動信号を送り、インバータ回路24が高周波電流IL1を底外加熱コイル4と底内加熱コイル5に供給する。この高周波電流が加熱コイルに流れることにより、鍋2に加熱コイルから高周波磁界が供給される。
【0057】
同時にフェライト6a〜dに集中した磁束は加熱基板8の電流経路に影響を及ぼす。しかし、加熱基板8に接続されたノイズフィルター基板61が交流電源リード線51とフェライト6aの間にあるので雑音端子電圧を低減させることができる。
【0058】
以上のように、本実施の形態においては、フェライト6aと交流電源リード線51間にノイズフィルター基板61を配置することにより雑音端子電圧を低減させることができる。
【0059】
なお、本実施の形態では、フェライト6a〜dは4本であるが、フェライトの本数に関係なく同じ効果を有するものである。
【0060】
また、本実施の形態では、加熱コイルは底外加熱コイル4と底内加熱コイル5となっているが、加熱コイルの数及び向き、巻き数に関係なく同じ効果を有するものである。
【産業上の利用可能性】
【0061】
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、交流電源リード線とフェライト間に雑音防止コンデンサ又はノイズフィルター基板を配置することにより、外形を大きくすることなく、また安価に雑音端子電圧を低減させることが可能となるので、家庭用途のみならず業務用途の加熱コイルを有する調理器の用途に有効である。
【符号の説明】
【0062】
1 炊飯器本体
2 鍋
4 底外加熱コイル(加熱コイル)
5 底内加熱コイル(加熱コイル)
6a、6b、6c、6d フェライト
8 加熱基板
21 商用電源(交流電源)
22 全波整流器(整流回路)
24 インバータ回路
26 雑音防止コンデンサ
51 交流電源リード線
61 ノイズフィルター基板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鍋と、鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの下部に放射状に設けたフェライトと、前記加熱コイルに接続し前記加熱コイルに流れる電流を導通、遮断する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と交流電源を整流し前記インバータ回路に電力供給する整流回路と前記インバータ回路から発生する雑音端子電圧を低減する雑音防止コンデンサを有する加熱基板と、前記加熱基板に商用電源を接続するための交流電源リード線とを備えた炊飯器において、前記交流電源リード線と前記フェライト間に前記雑音防止コンデンサを配置した炊飯器。
【請求項2】
鍋と、鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの下部に放射状に設けたフェライトと、前記加熱コイルに接続し前記加熱コイルを導通、遮断する半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と交流電源を整流し前記インバータ回路に電力供給する整流回路を有する加熱基板と、前記加熱基板に接続し前記インバータ回路から発生する雑音端子電圧を低減するノイズフィルター基板と、前記ノイズフィルター基板に商用電源を接続するための交流電源リード線とを備えた炊飯器において、前記交流電源リード線と前記フェライト間に前記ノイズフィルター基板を配置した炊飯器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−10843(P2012−10843A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−148725(P2010−148725)
【出願日】平成22年6月30日(2010.6.30)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】