説明

無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ

【課題】 特に無線タイヤ圧力受信器に設けられたアンテナを延長することにより、信号の強さを向上させた、無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナを提供する。
【解決手段】 絶縁材質からなるメインケーシングと、絶縁材質からなると共に、該メインケーシングと隣接するように設置されるサブケーシングとを備える絶縁ケーブルと、
前記メインケーシングの長手方向に貫設されると共に、少なくとも1本の電源線を備える少なくとも1つの電源ケーブルと、
前記サブケーシングの長手方向に貫設されるアンテナとを有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に無線タイヤ圧力受信装置のケーブルに設置され、電源線からの干渉を遮蔽するアンテナに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的なタイヤは合成ゴムからなり、内部に空気を注入して使用するものであり、圧力の状態によってタイヤを使用できるか否か判断している。また、タイヤは車にとってとても重要な部分であることから、常にタイヤの圧力や温度をチェックして、タイヤの安全性を保つことが必要である。
【0003】
既存の無線タイヤ圧力検知技術においては、ドライバーが常にタイヤの圧力を確認できるようにするために、新車のタイヤにそれぞれ無線タイヤ圧力検知装置を装着し、周期的にタイヤの圧力を検知して無線通信手段によって車内に装着された無線タイヤ圧力受信器に送信するものである。これによれば、その無線タイヤ圧力受信器を介してデータを分析し表示することにより、ドライバーに対してタイヤの圧力状態を提供できるので、ドライバーは、タイヤの圧力が異常な時には、問題が発生する前に処置を施すことができる。
【0004】
しかしながら、前記無線タイヤ圧力検知装置と無線タイヤ圧力受信器とを組み合わせて使用する場合は、各無線タイヤ圧力検知装置からの信号を受信するために、無線タイヤ圧力受信器の内部にアンテナを装着する必要があると共に、該無線タイヤ圧力検知装置は、体積はそれほど大きくないが、運転席の近傍において重心効果を最適化した既定の設置箇所がないことから、無線タイヤ圧力受信器に設けられたアンテナにおける好適な規格を選択すること及び該アンテナの性能を十分に発揮させることができなく、優れた受信効果が得られなかった。
【0005】
前記問題を鑑み、本発明の出願人はその後、「無線タイヤ圧力受信器のアンテナの改良構成」の実用新案権を登録し、その特許文献1によれば、無線タイヤ圧力受信器の受信効果を増大させることができる。
【0006】
図18及び図19に示すように、前記文献1による技術手段は、箱体を呈する無線タイヤ圧力受信器1を有し、その箱体の内部に、アンテナ2と、該アンテナ2と連接される電気回路3と、角部付近に設置されるソケット4と、電気接続用の電源線5とを備えるものであり、該無線タイヤ圧力受信器1を使用する時は、電源線5を介して車内のシガーライターに接続することにより、電力を電気回路3に供給する。
【0007】
さらに、前記文献1に関する主な改良設計においては、無線タイヤ圧力受信器1の箱体に設置されたアンテナ2がソケット4まで延出すると共に、電源線5の内部にアンテナ51を包む構造を有し、それら電源線5及びアンテナ51がソケット52を介して無線タイヤ圧力受信器1のソケット4に差し込まれることにより、電気回路を形成し、また、この考案によれば、電源線5のアンテナ51と無線タイヤ圧力受信器1のアンテナ2とが連結されることにより、アンテナを延長することができるので、信号の強さを増強することができる。
【0008】
上述したように、特許文献1においては、電源線にアンテナが結合されることから、無線タイヤ圧力受信器1に設けられたアンテナを延長できるので、信号の強さを増強することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】台湾実用新登録M280309号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、前記既存の技術手段によれば、電源線とアンテナとの間に干渉が発生するので、遮蔽処置を施す必要があると共に、アンテナが電源線に被包されることから、アンテナを使用する場合、一体に鎧装される電源線及びアンテナを電流が通過することによる互いの干渉の防止がし難いものであったので、アンテナを正常に使用することができなかった。
【0011】
上述したように、無線タイヤ圧力受信器は、アンテナに電源線が被包される技術によって、信号の強さを増強することはできるが、既有の技術では干渉の防止は難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の請求項1は、絶縁材質からなるメインケーシングと、絶縁材質からなると共に、該メインケーシングと隣接するように設置されるサブケーシングとを備える絶縁ケーブルと、
前記メインケーシングの長手方向に貫設されると共に、少なくとも1本の電源線を備える少なくとも1つの電源ケーブルと、
前記サブケーシングの長手方向に貫設されるアンテナとを有することを特徴とする無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0013】
本発明の請求項2は、前記メインケーシングは、楕円形の断面と、厚さと、広さと、内側縁部と、外側縁部とを有し、
前記サブケーシングは、前記メインケーシングの厚さと同一の直径を有し、該メインケーシングと隣接するように内側縁部に連結され、
前記絶縁ケーブルはさらに、少なくとも1つの空気通路を備え、該各空気通路は、前記メインケーシングの内側縁部の近傍に位置するように、該メインケーシングの長手方向にに貫設されることを特徴とする請求項1に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0014】
本発明の請求項3は、前記絶縁ケーブルは、前記メインケーシング及びサブケーシングと一体に成形され、平たい形状を呈すると共に、少なくとも1つの空気通路を有し、
前記各空気通路は、平たい形状を呈し、前記メインケーシングとサブケーシングとの間に位置するように、前記絶縁ケーブルの長手方向にに貫設され、前記電源ケーブルとアンテナとを隔絶することを特徴とする請求項2に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0015】
本発明の請求項4は、前記絶縁ケーブルは、前記電源ケーブルを取り巻くように被包される金属層を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0016】
本発明の請求項5は、前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記空気通路の内壁に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0017】
本発明の請求項6は、前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記電源ケーブルを取り巻くように被包されることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0018】
本発明の請求項7は、前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記電源線をそれぞれ取り巻くように被包されることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0019】
本発明の請求項8は、前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記電源ケーブルを取り巻くように被包されると共に、前記空気通路の内壁に設けれられることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【0020】
本発明の請求項9は、前記各空気通路に遮蔽部材が充填されることを特徴とする請求項2、3、5ないし8項の何れか1項に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ、を提供する。
【発明の効果】
【0021】
本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナは、上記の課題を解決するものであり、無線タイヤ圧力受信器に設けられたアンテナを延長することにより、信号を増強することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第一実施例の斜視図である。
【図2】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第一実施例の第一断面図である。
【図3】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第一実施例の第二断面図である。
【図4】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の斜視図である。
【図5】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の第一断面図である。
【図6】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の第二断面図である。
【図7】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の第三断面図である。
【図8】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の第四断面図である。
【図9】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の第五断面図である。
【図10】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例の第六断面図である。
【図11】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の斜視図である。
【図12】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の第一断面図である。
【図13】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の第二断面図である。
【図14】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の第三断面図である。
【図15】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の第四断面図である。
【図16】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の第五断面図である。
【図17】本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例の第六断面図である。
【図18】従来の無線タイヤ圧力受信装置の部分分解斜視図である。
【図19】従来の無線タイヤ圧力受信装置の使用状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
図1乃至図3に示すように、本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第一実施例は、絶縁ケーブル10と、少なくとも1つの電源ケーブル20と、アンテナ30とを有する。
【0025】
前記絶縁ケーブル10は、メインケーシング11と、サブケーシング12と、金属層14とを備え、その内、該サブケーシング12は、該メインケーシング11と隣接するように、その一側に設けられ、該メインケーシング11の直径よりも小さい直径を有するものであり、それらメインケーシング11及びサブケーシング12は、絶縁材質からなるものである。
【0026】
本発明に係る第一実施例においては、一本の電源ケーブル20を有し、該電源ケーブル20は、メインケーシング11の長手方向に貫設され、少なくとも1本の電源線を備えると共に、該各電源線は、ケーブルコア21と、該ケーブルコア21を取り巻くケーブルカバー22とを備えるものである。尚、図2に示すように、前記メインケーシング11に、電磁干渉を遮蔽する機能を具備するために、前記金属層14を、電源ケーブル20を取り巻くように、或いは、図3に示すように、複数の電源線をそれぞれ取り巻くように被包してもよい。また、前記アンテナ30は、サブケーシング12の長手方向に貫設される。
【0027】
前記アンテナ30は、サブケーシング12にカバーされると共に、電源ケーブル20は、金属層14に被包された後、メインケーシング11に被包されることから、該電源ケーブル20とアンテナ30との間に発生した電磁干渉を有効的に防止することができる。
【0028】
図4乃至図6に示すように、本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第二実施例は、絶縁ケーブル10と、少なくとも1本の電源ケーブル20と、アンテナ30とを有する。
【0029】
前記絶縁ケーブル10は、メインケーシング11と、サブケーシング12と、少なくとも1つの空気通路13と、少なくとも1つの金属層14とを備え、その内、該メインケーシング11は、楕円形の断面を有するものであり、厚さと、広さと、内側縁部15と、外側縁部16とを有し、該サブケーシング12は、メインケーシング11の厚さと同一の直径を有し、該メインケーシング11と隣接するように内側縁部15に連結され、該各空気通路13は、該メインケーシング11の内側縁部15の近傍に位置するように、該メインケーシング11の長手方向に貫設され、該各金属層14は、空気通路13の内壁に設けられる。
【0030】
本発明に係る第二実施例は、一本の空気通路13と、1層の金属層14と、1本の電源ケーブル20とを有し、その電源ケーブル20は、メインケーシング11の長手方向に貫設されると共に、該メインケーシング11の外側縁部16と空気通路13との間に位置し、少なくとも1本の電源線を備えるものである。尚、本実施例においては、電源ケーブル20に2本の電源線を有し、図7に示すように、金属層14は、対応する電源ケーブル20を取り巻くように被包されてもよく、または、図8に示すように、2本の電源線を取り巻くように被包されてもよく、または、図9に示すように、対応する電源ケーブル20を取り巻くように被包されると共に、対応する空気通路13の内壁に設けられても構わない。
【0031】
前記アンテナ30は、サブケーシング12の長手方向に貫設されると共に、前記メインケーシング11の内側縁部15と反対する側のサブケーシング12内に、偏心状態で貫設される。
【0032】
前記空気通路13は、電源ケーブル20とアンテナ30との間に位置し、前記金属層14は、該空気通路13の内壁に設けられると共に、該電源ケーブル20を取り巻くように被包される。尚、前記金属層14は、各電源線をそれぞれ取り巻くように被包されてもよく、或いは、電源ケーブル20及び空気通路13を取り巻くように設けられてもよい。上記構成によれば、前記電源ケーブル20及びアンテナ30は、互いに電気干渉を遮蔽することができ、図10に示すように、前記空気通路13に遮蔽部材17が充填されると、電気干渉の遮蔽効果がより向上する。
【0033】
図11乃至図13に示すように、本発明に係る無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナの第三実施例は、絶縁ケーブル40と、少なくとも1つの電源ケーブル20と、アンテナ30とを有する。
【0034】
前記絶縁ケーブル40は、メインケーシング11と、サブケーシング12と、少なくとも1つの空気通路41と、少なくとも1つの金属層44とを備え、該メインケーシング11及びサブケーシング12に一体に成形されると共に、フラット状を呈するものであり、該各空気通路41は、平たい形状を呈し、メインケーシング11とサブケーシング12との間に位置するように、該絶縁ケーブル40の長手方向に貫設される。
【0035】
本発明に係る第三実施例は、1つの空気通路41と、一層の金属層44と、一本の電源ケーブル20とを有する。
【0036】
前記電源ケーブル20は、少なくとも1本の電源線を有し、絶縁ケーブル40の長手方向に沿ってメインケーシング11内に貫設され、前記アンテナ30は、絶縁ケーブル40の長手方向に沿ってサブケーシング12内に貫設され、前記電源ケーブル20とアンテナ30は、平行するように配置されると共に、該少なくとも1つの空気通路41により隔絶され、該空気通路41の内壁に前記金属層44が設けられる。
【0037】
図14に示すように、金属層44は、電源ケーブル20を取り巻くように被包されてもよく、或いは、図15に示すように、前記各電源線をそれぞれ取り巻くように被包されてもよく、或いは、図16に示すように、電源ケーブル20及び絶縁ケーブル40を取り巻くように設けられても構わない。
【0038】
また、図16の構成によれば、少なくとも1つの空気通路41は、電源ケーブル20とアンテナ30との間に位置し、金属層44は、空気通路41の内壁に設けられると共に、電源ケーブル20を取り巻くように設けられる。尚、前記金属層44は、各電源線をそれぞれ別個に取り巻くように被包されてもよく、或いは、電源ケーブル20及び空気通路41を取り巻くように設けられてもよく、それにより、前記電源ケーブル20及びアンテナ30は、互いに電気干渉を遮蔽することができる。更に、図17に示すように、前記空気通路41に遮蔽部材47が充填されると、電気干渉を遮蔽する効果がより向上される。
【0039】
また、従来の無線タイヤ圧力受信器の電源ケーブルを、上述した前記実施例のアンテナに交換する場合は、単に電源ケーブル及びアンテナをそれぞれ、電源入力端及び無線タイヤ圧力受信器の内部に設置される嵌入式アンテナと接続すればよく、この構成によれば、その嵌入式アンテナの受信信号が、本発明のアンテナを介することにより、より強くなると共に、電源ケーブルとアンテナとの間に電磁干渉は発生する虞もない。さらに、上述したように、本発明におけるアンテナは、直接に無線タイヤ圧受信器と接続して受信可能とするものである。即ち、その無線タイヤ圧力受信器は、内部にアンテナを設置することが不要であるので、コストの削減を達成できると共に、受信器内部の空間を節約することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナは上記の構成を有するので、アンテナを延長すると共に、電源線とアンテナとの間の電磁干渉を遮蔽できるので、受信強度に優れたアンテナを提供することができる。
【符号の説明】
【0041】
10 絶縁ケーブル
11 メインケーシング
12 サブケーシング
13 空気通路
14 金属層
15 内側縁部
16 外側縁部
17 遮蔽部材
20 電源ケーブル
21 ケーブルコア
22 ケーブルカバー
30 アンテナ
40 絶縁ケーブル
41 空気通路
44 金属層
47 遮蔽部材
1 無線タイヤ圧力受信器
2 アンテナ
3 電気回路
4 ソケット
5 電源線
51 アンテナ
52 ソケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁材質からなるメインケーシングと、絶縁材質からなると共に、該メインケーシングと隣接するように設置されるサブケーシングとを備える絶縁ケーブルと、
前記メインケーシングの長手方向に貫設されると共に、少なくとも1本の電源線を備える少なくとも1つの電源ケーブルと、
前記サブケーシングの長手方向に貫設されるアンテナとを有することを特徴とする無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項2】
前記メインケーシングは、楕円形の断面と、厚さと、広さと、内側縁部と、外側縁部とを有し、
前記サブケーシングは、前記メインケーシングの厚さと同一の直径を有し、該メインケーシングと隣接するように内側縁部に連結され、
前記絶縁ケーブルはさらに、少なくとも1つの空気通路を備え、該各空気通路は、前記メインケーシングの内側縁部の近傍に位置するように、該メインケーシングの長手方向にに貫設されることを特徴とする請求項1に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項3】
前記絶縁ケーブルは、前記メインケーシング及びサブケーシングと一体に成形され、平たい形状を呈すると共に、少なくとも1つの空気通路を有し、
前記各空気通路は、平たい形状を呈し、前記メインケーシングとサブケーシングとの間に位置するように、前記絶縁ケーブルの長手方向にに貫設され、前記電源ケーブルとアンテナとを隔絶することを特徴とする請求項2に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項4】
前記絶縁ケーブルは、前記電源ケーブルを取り巻くように被包される金属層を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項5】
前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記空気通路の内壁に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項6】
前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記電源ケーブルを取り巻くように被包されることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項7】
前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記電源線をそれぞれ取り巻くように被包されることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項8】
前記絶縁ケーブルは、少なくとも1層の金属層を備え、該各金属層は、前記電源ケーブルを取り巻くように被包されると共に、前記空気通路の内壁に設けれられることを特徴とする請求項2又は3に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。
【請求項9】
前記各空気通路に遮蔽部材が充填されることを特徴とする請求項2、3、5ないし8項の何れか1項に記載の無線タイヤ圧力受信装置の干渉防止アンテナ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2012−244410(P2012−244410A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−112574(P2011−112574)
【出願日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(508068847)橙的電子股▲分▼有限公司 (3)
【Fターム(参考)】