説明

照明装置

発光ダイオード及び発光ダイオードを制御する制御回路を備える、車両用の照明装置が開示される。発光ダイオード用の回路も開示される。さらに、照明装置を形成するための方法も開示される。照明装置、回路及び方法は、例えば、車両の内装を照射するために用いられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の説明)
この発明は、「LED車両照明」と題され、2007年4月27日に出願された米国仮出願番号60/924,046、「車両用照明アセンブリ」と題され、2007年3月22日に出願された米国仮出願番号60/919,485、「LED車両照明」と題され2007年6月28日に出願された米国仮出願番号60/929,459の優先権を主張するものであり、それらの全体の参照を本明細書に組み込むことにより開示するものである。
【背景技術】
【0002】
以下の背景技術は、開示される装置、回路、及び方法の補助として単に提供されるものであり、さらに先行技術を説明するため又は構成するために許容されるものではない。
【0003】
本開示の発明は、車両用の照明装置、発光ダイオード用回路、及び照明装置を形成するための方法に関する。本照明装置、回路及び方法は、例えば、自動車、列車、航空機、ボート等のような、ただし制限されるものではないが、様々な車両にて用いられる。具体的な例としては、それらはオーバーヘッドコンソール或いは後部灯アセンブリのような車両内装配置に用いられる。
【発明の概要】
【0004】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、第1の基板に接続される制御回路と、第2の基板に接続される発光ダイオードを備える。前記制御回路は前記発光ダイオードを駆動するように構成される。
【0005】
一具現化例によれば、車両用の照明装置であって、第1の基板の第1の部分に接続される制御回路と、前記第1の基板の第2の部分及び第2の基板の一つに接続される発光ダイオードと、前記制御回路を前記発光ダイオードに接続するフレキシブル導電性インターコネクタとを備える。前記第1の基板の前記第2の部分及び前記第2の基板の一つは前記第1の基板の前記第1部に相対的に着脱可能に構成され、前記制御回路は前記発光ダイオードを駆動するために構成される。
【0006】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、発光ダイオードを駆動するように形成され、さらに第1の基板に接続される制御回路と、前記制御回路を前記発光ダイオードに電気的に接続するフレキシブル導電性インターコネクタと、前記フレキシブル導電性インターコネクタと前記発光ダイオードとの間に電気的接続を提供するように形成される機械的コネクタとを備える。
【0007】
一具現化例によれば、車両用照明装置は、ハウジングと、前記発光ダイオードに電力を供給し、さらに前記ハウジングにプリントされるか、スタンプされるか、デポジットされるか、付着されるか、及びモールドされる内の少なくとも一つで構成される回路とを備える。
【0008】
一具現化例によれば、車両用照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路と、前記発光ダイオードから発光される光を、車両の内装の少なくとも一部内にて、周囲光を提供するための第1の区域に向け、さらに前記車両の前記内装内にて、前記第1の区域よりも狭い第2の区域内にて前記発光ダイオードから発光される光を向けるように構成される光ガイドとを備える。
【0009】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、前記車両上の概ね透明な基板上に取り付けられるように構成される電気的部品と、前記電気的部品に電力を供給するための概ね透明な基板上に取り付けられるように構成される少なくとも一つの薄い導電性ストリップを備える。
【0010】
一具現化例によれば、車両用照明装置であって、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路と、前記発光ダイオード及び前記制御回路を過温度状態から守るために温度を感知するための機構を備える。
【0011】
一具現化例によれば、車両用照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路を備える。前記制御回路は、電力源と、前記電力源に接続され、さらにインダクタ及び前記発光ダイオードに直列に接続されるスイッチと、前記スイッチ、前記発光ダイオード及び抵抗器に、前記発光ダイオードを介して定電流が流れるのを確実にするために、接続される制御回路とを備える。
【0012】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための回路は、電力源と、前記電力源に接続され、さらにインダクタ及び前記発光ダイオードに直列に接続されるスイッチと、前記スイッチ、前記発光ダイオード及び抵抗に、前記発光ダイオードを介して定電流が流れるのを確実にするために、接続される制御回路とを備える。
【0013】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路とを備える。前記制御回路は、電力源と、前記電力源に接続される発光ダイオードと、前記発光ダイオードに直列に接続されるトランジスタと、第1の抵抗及び前記トランジスタに直列に接続され、前記増幅器の負端子に帰還され、さらに前記発光ダイオードの電流を検出するために第2の抵抗に接続される出力を有して、接地される増幅器と、前記増幅器の正端子に接続される参照電圧とを備える。
【0014】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための電力供給線形増幅器は、電力源と、前記電力源に接続される発光ダイオードと、前記発光ダイオードに直列に接続されるトランジスタと、第1の抵抗及び前記トランジスタに直列に接続され、前記増幅器の負端子に帰還され、さらに前記発光ダイオードの電流を検出するために第2の抵抗に接続される出力を有して、接地される増幅器と、前記増幅器の正端子に接続される参照電圧とを備える。
【0015】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路を備える。前記制御回路は、電力源と、前記電力源に直列に接続される一つ以上の発光ダイオードであり、各発光ダイオードは前記発光ダイオードに並列に接続されるスイッチを有し、前記発光ダイオード及び前記電力源に直列に接続され、前記発光ダイオードを駆動するための発光ダイオードドライバとを備える。
【0016】
一具現化例によれば、複数の発光ダイオードを駆動するための単一のドライブ回路は、電力源と、前記電力源と直接に接続される一つ以上の発光ダイオードであって、各発光ダイオードは前記発光ダイオードに並列に接続されるスイッチを有する発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するために、前記発光ダイオード及び前記電力源に直列に接続される発光ダイオードとを備える。
【0017】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路とを備える。前記制御回路は、演算増幅器と、前記演算増幅器の正入力に接続されるツェナーダイオードにある電圧値を提供する電気部品と、電力入力を受信し、さらに前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調節可能な線形電圧レギュレータと、前記演算増幅器の出力に接続され、前記出力は前記演算増幅器の負端子に帰還されるトランジスタであり、トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータのバイアス電流の一部を短絡する。
【0018】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための回路は、演算増幅器と、前記演算増幅器の正入力に接続されるツェナーダイオードにある電圧値を供給する電気部品と、電力入力を受信し、前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調整可能線形電圧レギュレートと、前記演算増幅器の出力であって、前記演算増幅器の負端子に負帰還される出力に接続されるトランジスタであり、前記トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータバイアス電流の一部を短絡する。
【0019】
一具現化例によれば、車両用の照明装置であって、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路を備える。前記制御回路は、電力源と、前記電力源の正端子に直接に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記電力源の負端子に接続される参照電圧に接続される前記第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタにノードで接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電力源の正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電力源の正端子に直列に接続される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電力源の正端子に接続され、前記第3のトランジスタは直列に接地される前記第4の抵抗に接続される。
【0020】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための回路は、電力源と、前記電力源の正端子に直列に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記第1のトランジスタは前記電力源の負端子に接続される参照電圧に接続され、前記第1のトランジスタでノードにて接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電力源の前記正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電力源の正端子に直列に接続される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電力源の前記正端子に接続され、前記第3のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続される。
【0021】
一具現化例によれば、発光ダイオード灯は、複数の発光ダイオードが独立的に制御可能とされる基板に接続される一つ以上の発光ダイオードを有する。
【0022】
一具現化例によれば、二つ以上の発光ダイオードによる色及び/又は強度を変化するための回路は、二方向性電流源と、抵抗に直列に接続され、さらに前記二方向性電流源に接続される第1の発光ダイオードと、前記第1の発光ダイオードに並列に接続される第2の発光ダイオードとを備える。
【0023】
一具現化例によれば、車両用照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動するための制御回路とを備える。前記制御回路は、スイッチを有する電気制御モジュールと、前記電気制御モジュールへの入力としての継続信号及び起動信号とを備える。
【0024】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための回路は、スイッチを有する電気制御モジュールと、前記電気制御モジュールへの入力としての継続信号及び起動信号とを備える。
【0025】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードと駆動するための制御回路とを備える。前記制御回路は、電力源と、前記電流源の正端子に直列に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記第1のトランジスタは前記電流源の負端子に接続される参照電圧に接続され、前記第1のトランジスタにノードにて接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電流源の正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電流源の正端子に直列に抵抗される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電流源の正端子に接続され、さらに前記第3のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続される。
【0026】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための回路は、電流源と、前記電力源の正端子に直接に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記電力源の負端子に接続される参照電圧に接続される前記第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタにノードで接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電力源の正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電力源の正端子に直列に接続される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電力源の正端子に接続され、前記第3のトランジスタは直列に接地される前記第4の抵抗に接続される。
【0027】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオードを駆動する制御回路とを備える。前記制御回路は、演算増幅器と、前記演算増幅器の正入力に接続される電圧値と、電力入力を受信し、前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調節可能な線形電圧レギュレートと、前記演算増幅器の出力に接続され、前記出力は前記演算増幅器の負端子に帰還されるトランジスタであり、トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータのバイアス電流の一部を短絡する。
【0028】
一具現化例によれば、発光ダイオードを駆動するための回路であって、演算増幅器と、前記演算増幅器の正入力に接続される電圧値と、電力入力を受信し、さらに前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調節可能な線形電圧レギュレータと、前記演算増幅器の出力に接続され、前記出力は前記演算増幅器の負端子に帰還されるトランジスタであり、トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータのバイアス電流の一部を短絡する。
【0029】
一具現化例によれば、車両用の照明装置は、発光ダイオードと、前記発光ダイオード及び車両の少なくとも一つの他の電気部品を制御するために形成されるプロセッサとを備える。
【0030】
一具現化例によれば、車両用の照明装置を形成する方法は、前記調整装置のための発光ダイオードについてのデータを得ることと、前記発光ダイオードの制御情報を作り出すためのソフトウェアにより前記データを処理することと、前記発光ダイオードを制御するであろうプロセッサに前記制御情報をローディングすることを備える。
【0031】
前述した全般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、ただ具体的及び説明的なものである。これら及び他の特徴、仕様及び有利な効果は以下の説明及び、下記に簡単に説明される図面に示される補助の説明的な具現化例により明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】前部及び後部に配置されるオーバーヘッド照明装置付き車両の具体例の概略的な図である。
【図2】第1の基板上に制御回路を、第2の基板上に発光ダイオードを有する照明装置の具体例を示す図である。
【図3】例えば、車両の後部座席に配置されるように、形成される照明装置の具体例の分解図である。
【図4】例えば、車両の前部座席に配置されるように、形成される照明装置の具体例の分解図である。
【図5】図4に示した照明装置の内部ブラケット及び回路基板の具体例のより具体的な分解図である。
【図6】図4に示した照明装置の内部ブラケット、回路基板、及び接続構造の具体例のより具体的な分解図である。
【図7A】図4に示した照明装置の回路基板及びフレキシブル導体インターコネクタの具体例を示す図である。
【図7B】メイン回路基板に回路基板を結合するフレキシブルコネクタの二つの具現化例を示す図である。
【図7C】メイン回路基板に回路基板を結合するフレキシブルコネクタの二つの具現化例を示す図である。
【図7D】メイン回路基板に回路基板を結合するフレキシブルコネクタの二つの具現化例を示す図である。
【図7E】メイン回路基板に回路基板を結合するフレキシブルコネクタの二つの具現化例を示す図である。
【図8】図4に示した照明装置のドーム照明を介して得られる断面図である。
【図9】図4に示した照明装置のドーム照明を介して得られる断面図である。
【図10】フレキシブル導体インターコネクタと発光ダイオードとの間の電気的結合を与える機械的なコネクタを有する照明装置の他の具現化例を示す図である。
【図11】照明装置上に設けられる制御回路付きハウジングを有する照明装置の具現化例の斜視図である。
【図12A】照明装置上に設けられる制御回路付きハウジングを有する照明装置の他の具現化例の斜視図である。
【図12B】照明装置上に設けられる制御回路付きハウジングを有する照明装置の他の具現化例の断面図である。
【図13】図4に示した照明装置の断面図であり、周囲光用の車両の第1の位置及びより小さな第2の位置、例えば収納領域への光を示す光ガイドを有する具現化例を例示する、断面図である。
【図14A】概ね透明なルーフパネル上に取り付けられる照明装置を有し、さらに前記照明装置に電力を供給するための薄い導電性ストリップを有する具現化例を示す図である。
【図14B】概ね透明なルーフパネル上に取り付けられる照明装置を有し、さらに前記照明装置に電力を供給するための薄い導電性ストリップを有する具現化例を示す図である。
【図14C】概ね透明なルーフパネル上に取り付けられる照明装置を有し、さらに前記照明装置に電力を供給するための薄い導電性ストリップを有する具現化例を示す図である。
【図15】照明装置の回路の具体例を示す図である。
【図16】照明装置の回路の具体例を示す図である。
【図17】照明装置の回路の具体例を示す図である。
【図18】照明装置の回路の具体例を示す図である。
【図19A】照明装置用のバックスイッチモード変換回路の具現化例を示す図である。
【図19B】照明装置用のバックスイッチモード変換回路の具現化例を示す図である。
【図20】照明装置のシングル駆動回路の具現化例を示す図である。
【図21】照明装置用の駆動回路であり、色及び強度の変化を処理することができる駆動回路の具現化例を示す図である。
【図22】照明装置用の駆動回路であり、費用及び熱管理を処理することができる駆動回路の具現化例を示す図である。
【図23】温度に基づいて電流を調整するように形成される照明装置用の駆動回路の具現化例を示す図である。
【図24】照明装置用のバックスイッチモード変換回路の具現化例を示す図である。
【図25】色補償用に構成される照明装置用回路の具現化例を示す図である。
【図26】発光ダイオード駆動用回路の具体例を示す図である。
【図27】発光ダイオード駆動用回路の具体例を示す図である。
【図28】色変動及び電流源の温度及び変動性を処理するように構成される照明装置の具現化例を示す図である。
【図29】データに基づいて発光ダイオードを駆動するように構成された照明装置用の回路の具現化例を示す図である。
【図30】発光ダイオード制御用に形成された照明装置用回路の具現化例を示す図である。
【図31】発光ダイオードを駆動するために形成された照明装置用回路の具現化例を示す図である。
【図32A】バックライトボタンの集合を有する照明装置の具現化例の分解図である。
【図32B】バックライトボタンの集合を有する照明装置の具現化例の断面図である。
【図33】オーバーヘッド灯用の遠隔スイッチを有する車両の具現化例の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
前述の全体的な説明及び以下の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的であることが理解される。照明装置、回路及び方法の特徴、仕様及び利点は、簡潔に示される以下の説明及び図に示される添付の具体的な具現化例から明らかになるであろう。以下の説明は、例示の具体例を説明することを意図されたものであり、請求される発明を制限することを意図したものではないことに留意すべきである。
【0034】
図面全体によれば、照明装置及び回路がいくつかの具体的な具現化例に示されている。照明装置及び回路は、例えば、限定されるものではないが、自動車、列車、航空機、ボート等の様々な車両に利用される。具体的な例としては、それらはオーバーヘッドコンソール或いは後部灯アセンブリのような車両内装配置に用いられる。
【0035】
図1はオーバーヘッドコンソール10内に照明装置を、オーバーヘッド後部灯20内に照明装置を有する車両の具現化例の概略的側面図である。これらオーバーヘッドコンソール10及びオーバーヘッド灯20の配置は、単に例として示される。オーバーヘッドコンソール10は、好ましくは車両の内装に配置され、より好ましくはルーフであり、前方座席上に配置される。オーバーヘッド後部灯20は、好ましくは車両の内装内のさらに後部、さらに好ましくは後部座席領域上の中央部に配置される。
【0036】
図2は、例えば、オーバーヘッドコンソール10又はオーバーヘッド後部灯20に組込むことが可能な照明装置の具現化例の斜視図である。この具現化例は、例えば、熱管理及び光ビーム方向に関連する問題を処理するように構成される。図2に示される具現化例のように、照明装置は、第2の基板505上の光源510(好ましくは電気照明、より好ましくはLED)を駆動する制御回路を第1の基板405上に備える。この具体的な具現化例によると、第1及び第2の基板は好ましくはプリント回路基板である。制御回路とLEDを異なる基板405,505上に配置することにより、制御回路によって発生される熱に関する問題を処理することができる。例えば、制御回路によって発生される熱はLEDの能力を次第に減じる。LED510から制御回路を切り離すことによって、この影響は減少される。さらに、前記制御回路からLED510を切り離すことによって、LED510を照準しさらに方向つけるために、より有利な構成が提供される。例えば、LED510は、直接又は間接的に、第2の基板505を処理することにより、照準が合わされ、方向付けられるように形成される。
【0037】
図3は、本明細書において記述される照明装置の一つ以上の具現化例に組み込まれるように構成されるオーバーヘッド後部灯20のような具現化例の分解図を示す。灯は光源、当該光源のオン及びオフをトグルスイッチで操作するための一つ以上のボタン、外部表示器、レンズ単板、本体、一つ以上のレンズ、内部ブラケット、プリント回路基板及び照明装置を制御するための他の部品、及びトップパネルを備える。例えば、光源は好ましくは、複数の発光ダイオード(LEDs)であるが、例えば白熱球のような、他の光源が、いくつかの構成のなかで使用される。他の具体例として、二つのLEDが、読書用又はマップライトのような作業又は車内光として提供される、さらに二つのLEDはスイッチ類のバックライトとしても提供される。ひとつ以上のLEDは、個々に白い光を放射する白発光ダイオードである。従来の構成に加えて、プリント回路基板は、例えば、以下の、フレックス回路、フラットフレックスケーブル、打ち抜き回路及びモールド回路トレースのいずれかである。後部灯20は、オーバーヘッドコンソール10のプリント回路基板上の制御回路から受信した信号に基づいて制御される。
【0038】
図4は、この明細書にあって、照明装置の一つ以上の具現化例に組み込まれるように構成されるオーバーヘッドコンソール10の具現化例の分解図を示している。一般的に、コンソール10は制御回路及び光源を有する内部ブラケットを好ましくは備える。図5は、オーバーヘッドコンソール10の内部ブラケット及び制御基板のより詳しい分解図を示す。内部ブラケットは、メイン回路基板のような第1の基板405と、角度のある基板のような一対の第2の基板からなる。
【0039】
メイン回路基板405は、制御回路、例えば回路部品が接続される表面または部材を提供できる。一具現化例によると(図4及び5に示す)、メイン回路基板405は、全体的にU形状である。メイン回路基板405は、照明ボタンにバックライトを提供する複数LED515を備える。一具現化例によると、メイン回路基板405は、各ボタンソケットに整列する複数のLED515を備える。各ボタンはLED515によって照明されるクリア部分又はレンズ付きの特定の型の開口を備える。メイン回路基板405はまた、ボタンに整列され、さらにボタンがユーザによって押された時にボタンによって作動するスイッチ520を備える。メイン回路基板405は、ベゼル内のレンズに整列されるLEDオーバーヘッドドームライト515もさらに備える。アクセント照明は、周囲光LED515のような光源及び光ガイド又はメイン回路基板405上のガイドが提供される。周囲光515は、全ての時間オンとされ、或いはスイッチ520に結び付けられる(例えば、ユーザ作動スイッチ、非ユーザ作動スイッチ(例えば光レベルセンサ)など)。いくつかの具現化例にあって、周囲光515はヘッドライトがオンとされたとき、及び/又はインストルメントバックライトがオンとされたときに、オンとなるように構成される。複数LED515は、白、青、赤、緑、又は如何なる適切な光でもよい。
【0040】
角度のついた回路基板505は、一つ或いは複数のLED510のような光源が接続される表面或いは部材を提供する。LED510は、マップ/読書ライトのような作業照明である。角度付き回路基板505は、メイン回路基板405に対して角度付き回路基板505の動きを許容するために形成された従来の機構(図示せず)によってメイン回路基板405に接続される。角度付き回路基板505は、LED510の向きが変わるのを許容する。
【0041】
作業照明用のLED、ドーム照明、バックライト、及び周囲照明は、例えば、白色発光ダイオード或いは青又は赤又は緑LEDのような非白色LEDである。
【0042】
図5に示される具現化例によれば、回路基板405/505は、16個のLED510/515を備え、さらにLED510/515はバックライト、読書又はマップライト、周囲照明又はドーム照明を提供する。例えば、LEDは、レンズと整列されることができる。様々な具現化例によれば、レンズは全般的にクリアな材料又は色つき半透明材料又は透明材料から形成される。レンズは、単純な幾何学的形状又は照明球のイラスト又はワードのようなより複雑な形状である。
【0043】
加えて、例えばコンソール10は、オーバーヘッド作業照明(例えば、マップ又は読書ライトなど)の制御、他の内装照明の制御、サンルーフの制御、及び/又は短距離高周波通信装置(例えば、Bluetooth(登録商標)、Homelink(登録商標)無線制御システム(WCS)、等)の制御を含む様々な作業用に構成された多数のボタンを備える。他のオーバーヘッドコンソールは、バックカバー、多数のボタンソケット付き出力ベゼル、ボタンソケット内で受容されるボタン、ボタンソケット内でボタンを閉じ込める内部ブラケットも備える。
【0044】
図5に示すように、内部ブラケットはベゼル内にフィットし、ベゼルにネジ、スナップフィット、又は他の適切な固締方法により結合される。内部ブラケットは、好ましくはボタンソケットに整列される開口を備える。内部ブラケットは、内部ブラケットとベゼルとの間のボタン用にピボットアームを取り付ける。内部ブラケットは、照明ブロック及びボタン用の物理的なストッパを提供するために下方向に延設する、ボタンに整列される壁をも含む。内部ブラケットは、周囲光LED515用の光ガイドも備える。
【0045】
図6は、オーバーヘッドコンソール10の一部(例えば、マップライト組立体)の具体例の部分的な分解図である。図6の左側は、マップライト部品の分解図を示し、図6の右側はマップライト部品の組立て図を示す。図6の左側に示すように、内部ブラケットは、角度の付けられた基板505(例えばマップライト回路基板)用の表面取り付けとして供給されるマップライトブラケットを備える。マップライトブラケットは、角度付き回路基板505方向に角度が付けられるので、マップライトLEDは車両内部の所望の位置を照射する。角度付き回路基板505は、角度付きマップライトブラケットの上部に結合され、さらに角度付きマップライトブラケットは、LED510を受容するための中央開口部を備える。マップライトレンズは、角度付きマップライトブラケットの底部に結合され、LED510によって作り出される光の一部をフォーカスする。角度付き回路基板505は、角度付きマップライトブラケットに、例えば図6に示される3本のネジのような複数のネジによって組立てられるか、或いは他の適切な取り付け方法によって組立てられる。この具現化例によれば、角度付きマップライトブラケットは、異なる角度(内部ブラケットに対して異なる方向で)のブラケットによって置き換えられ、照明アプリケーションに依存して、車両内の異なる位置を照射する。したがって、図6の照明組立体は、複数の車両照明アプリケーションで用いられることができる構成を提供できる。
【0046】
一具現化例によれば、角度付き回路基板505(及びその上のLED510)のそれぞれは、メイン回路基板405(及びその上の制御回路)に、フレキシブル導電性インターコネクタによって電気的に接続される。制御回路からの電力は、メイン回路基板405上に存在する角度付き回路基板を動力で動かすために、フレキシブル導電性インターコネクタを通して回路基板505に供給される。フレキシブル導電性インターコネクタの具体例は、図7A−7Eに関連して説明されるであろう。
【0047】
図7Aは、メイン回路基板405に接続されるオーバーヘッドコンソール10の角度付き回路基板505を示す。図7B乃至7C及び図7D乃至7Eは、マップライトLED回路基板505をメイン回路基板405に結合するための二つの具体的なフレキシブル導電性インターコネクタ1005を示す。図7B乃至7C及び図7D乃至7Eの両方にあって、回路基板は、フレックス回路を含むフレキシブル導電性インターコネクタ1005に接続される。図7B乃至7Cに示される一具現化例によれば、フレキシブル導電性インターコネクタ1005は、回路基板405、505の表面に全体的に垂直な端部を備える。端部は、回路基板405、505内の開口の中をとおり、回路基板405、505の反対側に半田付けされる。図7D乃至7Eに示される他の具現化例によれば、フレキシブル導電性インターコネクタ1005は、回路基板405、505の表面に全体的に平行な端部を有する。端部は、回路基板405に対して横たえられ、さらに回路基板405、505に半田付けされる。他の具現化例によれば、フレキシブル導電性インターコネクタの端部は、ソケットまたはメイン回路基板405及び角度付回路基板505に接続されるコネクタによって受容される。メイン回路基板に対して着脱可能なマップライトLED用の独立した回路基板を提供することは、回路基板組み立て体を様々な車両に使用されるようにする。したがって、異なる複数車両は、マップライト用ターゲットを変動し、メイン回路基板に対して着脱可能なマップライト回路基板はマップライトの方向を車両の必要性にフィットするために調整する。
【0048】
オーバーヘッドコンソール10は、どんなシステムがモジュールに含まれるかに応じて多くの異なるバリエーションを必要とする。例えば、一具現化例は、照明装置(例えば、マップライト、オーバーヘッド照明、周囲照明なと)のみを備える。他の具現化例は、照明装置、ハンドフリーテレホン(HFT)マイクロホン、及び無線制御システム(WCS)を備える。他の具現化例は、照明装置およびマイクロホンを備える。他の具現化例は、ナビゲーションマイクロホンおよびWCSを備える。これらの各具体例は、照明装置およびWCSを備える。WCSが含まれない場合、パネルがWCSボタンの代わりに用いられる。
【0049】
図8及び図9は、ドーム照明を採用するオーバーヘッドコンソール10の具現化例の断面図である。図8及び9のコンソールは、非常に広い領域を照らすことができる。図8にあって、照明によって照らされる領域は、それら照明がオーバーラップしないように構成されている。図9にあって、照明によって照らされる領域は、それら照明がオーバーラップするように構成されている。言い換えると、左側ドーム照明によって照らされる領域及び右側ドーム照明によって照らされる領域はオーバーラップし、さらに両方のドーム照明は中間の一領域を照らす。オーバーラップする照明範囲は、ドーム照明に、車両の一部のためにより際立った照射を行わせる。前記照明は、例えば、LED510によって照射される。
【0050】
オーバーヘッドコンソール10の外側レンズは、付加的な焦点特性を備える。焦点特性は、凹形光学系、凸形光学系、ピラミッド形光学系、柱形光学系、テキスチャ表面、及び染料、ガラスビーズなどの付加物を備える。外側レンズは、以下の問題についての解決策を提供する。LED510からの焦点が合わされた照明は、色分布及びかなり小さな照射領域を有する。内部レンズにおける焦点特性は、読書/マップライト用のより焦点が合った光束を作り出す。外側レンズ又は柱形レンズの残りは、焦点の合わされた部分を囲むより拡散された、照明を有する。内部及び外部レンズは、単一LED510に、マップ灯及び車内灯の両方として作用させる。
【0051】
図10は、図5に示されたのと同様のオーバーヘッドコンソールモジュールの部分断面図である。しかし、図10のコンソールは、別個の二次的な回路基板及びLEDマップライト用の照明ガイドを除いている。それに代わり、LED4905がハウジング4910(例えば、1/4ターン接続により)に結合されるモジュールの一部として設けられている。LEDモジュール4905は、図7B乃至7C及び図7D乃至7Eに示したのと同様のフレキシブル導電性インターコネクタ4920によりメイン回路基板4915に接続されている。フレキシブル導線であってもよい、フレキシブル導電性インターコネクタ4920は、メイン回路基板に対して異なる位置及び方向にLED4905を動かすのを可能とする。制御回路は、LED4905と同一の基板に、基板の一体部を形成するフレキシブル導電性インターコネクタにより取り付けられる。それに代わり、制御回路は、メイン回路基板上に取り付けられてもよいし、LED4905は角度のある回路基板上に取り付けられてもよいし、さらにフレキシブル導電性インターコネクタはそれらの間に配置されてもよい。
【0052】
図11は、ハウジング、ハウジングに取り付けられたLED及び回路を有する車両用照明装置の概略図である。回路は、スタンプ、プリント又はモールドされた回路である。この方法により形成された回路は、PCBを不要とする。図11の回路は、コスト及び熱管理問題を処理する。図11は、複数のLEDと抵抗が直接固定される回路を示す。それに代わり、複数のLED及び抵抗は、スタンプ回路に半田付け又は別の方法で取り付けられる。回路はまた、車両結合ヘッダに組み込まれる。図12Aは等角投影図であり、図12Bはプリント導体を含むハウジングの部分断面図である。プリント導体は、導電性インク又はハウジングに適用可能な他の適切な材料(例えば、スクリーンプリンティング処理、プレーティング処理など)又は、別個のプリント回路基板を不要とする、LEDに電力を供給するための他の構造的な部材である。
【0053】
図13は、照明を収納エリア1610に向ける照明ガイド1605を示す、図8のオーバーヘッドコンソール8の断面図である。他の具現化例によれば、照明はオーバーヘッドコンソール内に設けられる光源(例えば、車内灯、タスク灯、周囲灯等)から向けられてもよいし、他の適切な方法(例えば、反射面、光学ケーブル等)により収納エリア1610に向けられてもよい。この構成は、周囲を照らすために必要とされる所望の照明の数を削減する。
【0054】
図14A及び図14Bは、透明ルーフパネル5305及び透明ルーフパネル5305に結合された一つ以上のLEDオーバーヘッド灯5310付きの車両の上面及び側面図である。図14Cは、一具現化例に係る透明ルーフパネル5305及びLEDオーバーヘッド灯5310の部分的な断面図である。導電性引き込み線5315は、ルーフパネル5305に接続され、さらにLEDオーバーヘッド灯5310に電力を供給する。LEDオーバーヘッド灯5310は、環境照明及び作業関連照明を車両の内部に提供できる。透明ループパネル5305は、ガラス又は他の適切な透明材料である。
【0055】
図15乃至18は、図1乃至5の照明デバイスに関連する電気的な具現化例を示す。図15は、照明装置の電気回路図である。オーバーヘッドコンソールは、スイッチ照明光、オーバーヘッド光、他の室内光、及び短距離ラジオ通信装置2010(例えば、車庫扉開放機の、HomeLink(登録商標)WCS)用の制御回路2005、2015を備える。制御回路2005、2015は、照明装置のLEDを制御するためにLEDデータ(温度データ、強度低下、他の製造データなど)を用いることができる。
【0056】
図16は、図15に示すマップライト及び内部光制御回路2005のより詳細な図である。制御回路2005は、米国特許公報第2006-0274540に開示されているような、多数の特徴を備えており、その全体は本明細書に参照として組み込まれている。
【0057】
図17は図15に示される制御回路用無線制御システム2010ホームリンク(HomLink(登録商標)WCS)のより詳細な図である。WCS2010用の回路は、米国特許番号5,442,340;5,479,155;5,583,485;5,614,885;5,614,885;5,614,891;5,646,701,5,661,804;5,699,054;5,708,415;5,854,593;5,903,226;6,137,421;6,703,941;及び/又は7,057,494の一つ以上に開示の多数の構成を有する。これら米国特許の開示は、本出願の開示を含むそれらの範囲をこの明細書において参照によって組み込まれる。前述に挙げた特許の構成に加えて(又は追加として)、WCS2010は、米国特許公報第2006/0217850;2006/0214813;2006/0198523;2006/0181428;2006/0158344;2005/0024229;2004/0110472;2003/0216139及び/又は2003/0197594の一つ以上に開示されているような構成を備える。これらの米国特許公報の開示は、本出願の開示のリマインダと共にそれらが備える範囲で、本明細書に参照として組み込まれている。
【0058】
一方、別回路として示される、WCS回路2010及びLED制御回路2005は、PCT特許出願番号、PCT/US2007/076779に共通に示される回路であり、その開示は全体が本願にあっては参照として組み込まれる。
【0059】
図18は、LED照明スイッチ及び他の要素(ボタン)を制御するためのスイッチ照明制御回路2015のより詳細な図である。
【0060】
図19乃至31は、複数のLEDを使用する照明装置にて用いられる様々な電気回路の具体的な例である。以下に記述されるいずれの回路も、前述の図15乃至18にて説明された制御回路に用いられることができる。
【0061】
一具現化例にあって、図29はLEDを駆動するLEDドライバを制御するためにLEDデータを用いる制御回路の一例である。制御回路2905はLEDデータ2910を入力として受信する。LEDデータ2010に基づいて、制御回路2905はLED2920を駆動するLEDドライバ2915を制御する。
【0062】
図19A乃至図19Bは、一具体例によれば、熱管理ドライバ用のバックスイッチモード変換器である。LEDはもちろんパワーLED用の定電流ドライバは、もし線形モードであるならば、大量の電力を浪費しなければならないだろう。つまり、図19A乃至19Bに示される回路は、スイッチング供給を、効率を上げるためにLEDドライバ回路用の電力源として用いる。加えて、スイッチングモード電力供給は、LEDに電力を供給するために用いられる電力を削減する。LED周辺の補助回路は、もはや熱源ではない。図19Aに示される回路は、電力源2405、スイッチ2410、制御回路2415、LED2420、ダイオード2425、インダクタ2430、抵抗2435及びコンデンサ2440を備える。図19A乃至19Bに示される回路は、一つ以上のLEDを駆動するために用いられる。図に示されるように、図19Bは図19Aのより詳細な具体例である。
【0063】
図24は、図19Aに示された回路の詳細なバージョンであり、LEDドライバに定電流を供給する回路図を示す。回路は、例えばLuxeon(登録商標)スターパワーライトソース(Star Power Light Source)のような、高電力LEDを駆動する問題を解決する。回路は、変化しない明るさ及び色温度出力を維持している間は、最小の熱発生(例えば電力損失)を引き起こすだけである。回路は、バック(buck)レギュレータ(regulator)に電流帰還をもたらす。R7及びQ4の組み合わせは、ごくわずか350mAでLEDを通して電流を維持し、レギュレータのために制御フィードバックを提供している間は、システム電圧又はLEDの順方向電圧降下には無関係である。システム電圧及びLED順方向電圧降下は、幅広く変動しているので、この設計は、それらのパラメータがその機能に重要でないという点で理想的である。明るさ出力及び色温度は、LEDを通して電流に直接関係し、そのためこの回路設計はこのパラメータを確実に制御する。加えて、図24の回路は、複数のシリアルLEDに、何の変更もパフォーマンスの何の低下も招くことなく、駆動させる。LEDの数は、システム電圧、さらにはLEDの順方向電圧降下の合計によって制限される。各LEDを流れる電流は同一であるので、LEDの出力も、製造許容範囲内で同一である。
【0064】
図20乃至21は電流変動のための色及び強度変動を処理するためのLEDドライバ回路である。LEDドライバ回路は部品の近辺での電磁発生の影響も減らす。LEDからLEDへの順方向電圧変動は、色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。さらに、供給電圧変動は、結果的に色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。図20は、図21に示した回路の詳細な実装例である。図20は、複数LED用の単一駆動回路を用いるドライバ用の回路を示す回路図である。回路は、線形の、一定の電流供給を提供し、さらにLEDの動作上の電磁発生の影響を削減する。
【0065】
図21の回路は、演算増幅器(OP−AMP)2605帰還を用い、LED2610の一定電流駆動を制御する。OP−AMP2605は、電流をLED2610に流し、さらにコンスタントな光強度を得るため固定される電流を維持する。さらに詳しくは、参照電圧Vref2615はOP−AMPの正端子に供給される。OP−AMP2605の負端子は、負帰還にあって、OP−AMPの出力に接続され、非反転増幅構成となる。抵抗(R1)2635及びトランジスタ2620(例えばNチャンネル電界効果トランジスタ(NチャンネルFET))は、OP−AMP2605の出力端子に直列に接続され、それによりトランジスタ2620のソースはOP−AMP2605の負端子に帰還結合され、さらにそれによりトランジスタ2620のドレインは光照射ダイオード(LED)2610のカソードに接続される。トランジスタ2620のゲート及びトランジスタ2620のソースは、共に結合される。LED2610のアノードは、電力源2625に結合される。トランジスタ2620のソース(さらにOP−AMP2605の負端子)は、抵抗(R2)2635を介して接地される。当業者は、PチャンネルFET、バイポーラ結合トランジスタ(BJT),又はPNP又はNPNトランジスタのような、他のタイプのトランジスタを、図21のNチャンネルFETの代わりに使用できるのを理解できるであろう。
【0066】
図21の回路に代わるものとして、回路は光出力を測定し、さらにLED2610を通して、電流を状況に応じて調整することができるセンサを備える。複数のLEDは元々それらを横切る電圧を有し、その電圧はLED毎に変動する。センサは個々のLED間の変動を補償する。
【0067】
図22は、費用及び熱管理問題を扱うための定電流LEDドライバ回路である。図22の回路は、二つ以上のLED用に単一のドライブ回路を用いる。図22の回路は、第1のLED2710に並列に接続される第1のスイッチ2715を備え、少なくとも第2のスイッチ2715は第2のLED2710、及びLEDドライバ2720に、複数のLED2710を駆動するために並列に接続される。複数のLED2710は、一つ以上のスイッチ2715によってターンオン及びオフされる。複数スイッチ2715の開放は、それぞれのLED2710をターンオンし、さらに複数スイッチ2715の短絡は、それぞれのLED2710をターンオフする。電力源2625は、電流供給をLED2710のアノードに行う。図22に示したスイッチ2715に代わり、トランジスタ、リレー又は、ターンオン/ターンオフ動作モードを有する他のタイプの電気機械デバイスが直列に接続された複数のスイッチ2710を独立して制御するために用いられる。
【0068】
図23は、温度引き下げ能力付き線形定電流ドライバである。この回路は、温度のような値に基づいて供給電流を調整する。回路は、レギュレータ(U3)2805,OP−Amp(U1)2810,ツェナーダイオード(CR3)2815,LED2829,トランジスタ(Q4)2825及び(Q5)2860(トランジスタ(Q5)はオプショナルである),及び抵抗(R1)2830,(R6)2835,(R12)2840,(R14)2845及び(R17)2850を調整可能な3端子を備える。電圧値2855は、OP−Amp(U1)2810の正入力に提供されるように、ツェナーダイオード(CR3)2815に入力され、それによってバイアス電流はトランジスタ(Q4)2825のドレインに供給される。電圧値は、どの部品によっても生成される。一具現化例によれば、電圧値は温度センサによって生成される。イグニッション信号2865は、レギュレータ(U3)2805の入力Vinに供給され、レギュレータ(U3)2805の出力VoutはLED2820のアノードに供給される。オプショナルパルス幅変調(PWM)入力信号2870は、この回路の代替的実装にあってオプショナルトランジスタ(Q5)2860に供給される。
【0069】
図25は、2つの色LEDパッケージを駆動するための回路である。ある色は、単一のLEDを通しては実現不可能である。図25の回路は、交流電流(AC)波形3805にてLED3810を、色を整える或いはシフトするための単一パッケージ内にて第2のLED3815ダイの使用を可能とするために駆動する。抵抗(R1)3820,(R2)3825及び(R3)3830も、交流電流(AC)波形3805に接続されることができる。2つの的確な色の使用に依存して、無限の数の色の組み合わせが作り出され、可視色スペクトラムの大部分をカバーする。例えば、電流がACサイクル内にて一経路に流れると、LEDパッケージは赤い光を放射し、電流がACサイクル内にて他の経路に流れると、LEDパッケージは白い光を放射する。当業者は、この回路が異なる色LEDによって異なる色混合を形成するように用いられるのを正しく理解できるであろう。
【0070】
図26乃至27は、負荷制限を無視するための追加電流を引き出すための回路を示す。LEDは、車両負荷制限がターンオンのため能動的であるときには十分な電流を引き出さない。図26の回路は、スイッチ4010及び、電気制御回路モジュール4005への入力信号として継続性信号4015及び起動信号4020を有する、電気制御モジュール4005を備える。図27の回路は、第1、第2及び第3のコンデンサ4025、反転保護ダイオード4030、及び反転保護ダイオード4030に並列に提供される第1の抵抗4035を備える。図30Bの回路も、バイポーラトランジスタ4040の異なる部分(ベース、エミッタ、コレクタ)に結合される第2、第3、及び第4の抵抗4035を備える。起動信号4020は、第4の抵抗(R4)4035を介してトランジスタ4040のベースに供給され、さらにInadv電力信号は、LED(この図には示さない)のための制御回路に最終的に供給される。
【0071】
図31は色変動及び温度及び電流源の変動性を処理するための回路を示す回路図である。LEDからLEDへの順方向電圧変動は、色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。さらに、供給電圧変動は、色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。図31の回路は、LED定電流ドライブを制御するために離散トランジスタ4105、4110を用いる。図41の回路は、二つのバックトウバックバイポーラ結合トランジスタ4105、4110、第1から第2の抵抗4115、参照電圧源Vref3120、電力源4125、NMOSトランジスタ4130、及びLED4135を備える。
【0072】
図30は、一具現化例に係る、参照電圧に基づいてLEDを駆動するための線形定電流ドライバである。図30の回路は、トランジスタ(Q4)をターンオン及びオフするための離散的ロジックを用いる。図30の回路は、図23に示す回路と類似しており、さらにOP−AMP(U2)、レギュレータU3、トランジスタQ4、LED、及びトランジスタQ5を備える。回路はさらにコンデンサC8及び抵抗R11,R12,R14及びR17を備える。電力信号POWER(電力)は、レギュレータU3の入力ポートVinに提供され、参照電圧信号Vrefは、Op−AMP(U2)の正端子に提供され、さらにLEDイネーブル信号はトランジスタQ5のゲートに提供される。
【0073】
図31は、例えば、車両の内部にて用いられる照明装置のような、LEDを用いる照明装置と共に用いられる電気的特徴の具現化例である。LEDからLEDの順方向電圧変動及び供給電圧変動は、色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。図31は、LEDによって放射される光を制御(及び維持)するために定電流レベルを提供する負帰還増幅器を用いるLED光源用の回路を示す。R24及びR32は、TP72にて負帰還増幅器によって反映されるTP62にて固定された参照電圧を発生する。回路は、R35,R46及びR58はもちろんQ4,Q6A,Q6B及びQ9からなるOP−AMPを離散的に実装する。R16は、MOSFET(Q7)及びLED(CR11)を通して電流を測定するためのサンプリング抵抗として働く。Q9は、TP64にて測定される約0.7ボルト(Q9の固有の0.7ボルトVBEのため)のオフセットを伴いTP72にて電圧をバッファするエミッタフォロワである。同様に、Q4は、TP68にて降下が観察される固有の0.7ボルトVBEを伴いTP62にて電圧をバッファする。Q4及びQ9は、おおよそ同一の電流を搬送し、これらVBE降下は動作温度範囲を補償する。トランジスタ対Q6A及びQ6Bは、Q6A及びQ6B(TP64及びTP68それぞれに)のエミッタ間で異なる電圧を増幅するように動作する。再び、Q6A及びQ6BのVBE電圧降下は、互いに動作温度範囲にわたって補償する。この増幅電圧の相違は、Q6A及びQ6B及びR35を横切る電圧のコレクタ電流に違いを招く。このR35を横切る電圧は、前記Q7のソース電流を適切に増加又は減少するように、さらに適切にCR11の照射電流を変更するように、ゲートをソースバイアス電圧に、増加又は減少する働きをする。この分散的な実装は、設計者に負帰還増幅器の内部ノードにアクセスさせるので、バイパスコンデンサC18,C32,C34,C36,及びC39用の比較的に大きな値の使用により、RF妨害の影響を受けにくくする。この記述した回路は、設計の離散的な実装の例外ということで図26の回路と機能的に類似している。Q17は、見せかけの定電流及びLED照射の一定の色を維持している間、設計に、LEDを適切な明るさに変動するために、パルス幅変調(PWM)のようなディセーブリング入力を、使用させる。当業者は、これらの特徴が、例えば、PチャンネルFET、又はPNP又はNPN極性のバイポーラ接合トランジスタ(BJT)のような他のタイプの複数のトランジスタを用いることでも実現されることを理解できるであろう。
【0074】
具体的な実現例によると、熱管理用の回路は、LEDを駆動するために用いられる。回路は、例えば、LED、正の温度係数(Positive Temperature Coefficient(PTC))サーモスタット、LED制御及びドライバユニット、及び電力源を備える。複数のLEDはもちろん電力用複数LED用の定電流源ドライバは、大量の電力を消費するかもしれない。この結果、LEDは、フル電力強度で点灯されないかもしれない。回路は、LEDに電力を供給するために用いられる電流、及びLEDに電力を与え点灯するときに生成される温度を削減するための可変抵抗器として、PTCを用いる。回路は、バッテリのような電流源、LED、PTC、及びLED制御及びドライバを備える。
【0075】
一具現化例によると、電圧管理用の回路は、LEDを駆動する。LEDからLEDへの順方向電圧変動は、色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。加えて、供給電圧変動は、結果として色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。電圧管理回路は、定電流負荷/ソース(例えば、電解効果トランジスタ(Field Effect Transistor (例えば、JFET))を用いる。電圧管理用回路は、バッテリのような電力源、LED、JFET,及び選択的に、抵抗を有する。この回路は、LEDにより発光される光を制御するため(及び維持するため)に定電流レベルを提供する。
【0076】
一具現化例によると、LED駆動用回路は、温度管理及び電圧管理用の回路である。LEDからLEDへの順方向電圧変動は、色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。加えて、供給電圧変動は色及び強度シフトを招くLED電流変動を引き起こす。さらに、電力LED用の定電流ドライバは、大量の電力を消費し、その結果、定電流ドライバはダメージを受けるかもしれない。熱管理及び電圧回路は、定電流源として線形レギュレータを用いる。線形レギュレータは、オーバーヒートすると遮断するので、回路はLEDがオーバーヒートしさらにダメージを被る前にシャットダウンする。電流源は、このため、熱的に保護される。熱管理及び電圧管理回路は、バッテリのような電力源、線形レギュレータ、抵抗、及びLEDを備える。線形レギュレータは、レギュレータ又は同等のものに整合するLM317であることができる。
【0077】
一具現化例によれば、すぐにターンオン又はターンオフされるよりも、LED照明は徐々にターンオン又はターンオフ(例えば、調光すること)される。回路は、LEDをすぐにターンオン又はターンオフすることをいつも要求されるわけではない。回路は、電力源、前記電力源に接続されるLED、前記LEDに接続されるLEDドライバ及び前記LEDドライバに接続する時間の経過と共に増加(減少)するパルス幅変調制御器を備える。回路は、LEDへの電力のソフトスタートまたはソフトストップのためにパルス幅変調信号を形成するためのタイマ(例えば、LM555タイマチップ)を用いる。回路は、さらに、電圧源の負側とLEDのアノードとの間に結合される、直列に接続されたコンデンサ及び抵抗をさらに備える。回路は、LEDのカソードとタイマの配線の間に提供されるLEDドライバも備える。増加(減少)レートコントローラは、タイマに結合される。時間の経過と共に増加(減少)されるパルス幅変調コントローラは、ターンオンで、100%デューティに向かってゆっくりと時間の経過と共に増加する非常に低いデューティサイクルPWMを生成する。ターンオフで、前記処理は、反転するので、前記デューティサイクルはゆっくりと0%に向かって時間の経過とともに減少する。このため信号は、デジタル形式でLEDの強度を変調する。
【0078】
一具現化例によると、過電圧及び熱を処理するための回路が提供される。回路は、以下の問題の解決策を提供する。複数のLEDそれ自身はもとより、電力LED用のドライバは、大量の電力を消費しなければならない。その結果、ドライバは、フル電力強度で稼働することができないかもしれない。加えて、ときどきLEDを薄暗くする。
【0079】
過電圧及び熱を処理するための回路は、他の抵抗を切り換えることにより、電流を元の状態に戻すための離散部品を用いる。この回路は、抵抗配列の第1及び第2の抵抗に並列に設けられる第1及び第2のリレーを備える。前記第1及び第2のリレーは、トランジスタ、リレー、又は代替的な実行において他の電気機械デバイスとして実行される。この抵抗ネットワークは、ON及びOFFに切り替えられ、前記抵抗はLEDの強度を制御する。図39の回路図に示される抵抗配列は、二つの抵抗を備えるが、他の具体例によれば、前記抵抗配列は3つ以上の抵抗を備えることが理解されるべきである。
【0080】
一つの具現化例によれば、時間及び/又は温度の結果として、LED出力の所望されない低下についての解決策をもたらす回路が提供される。前記回路は、アナログ回路を介してか或いはマイクロコントローラを介してかのいずれかにより、LED出力又は照射における変化を補償するための強度帰還を用いる。低下カーブ又はマイクロコントローラ内にプログラムされた同様の情報もある。前記回路は、制御回路、光センサ、及びLEDドライバ回路を備える。この回路の代替としては、光センサよりも強度低下の情報源を備えることができる。
【0081】
一具現化例によれば、熱補償及び/又はLED経年低下を処理する回路が提供される。LED出力は、温度により変動する。熱補償及び/又はLED経年低下を処理する回路は、温度/時間帰還に基づいたドライブ回路の参照電圧を変動する。前記回路は、参照電圧源Vref、LEDドライバ、LED、及び電力源を備える。データストリームは、積算回路の一部分に提供され、それによりVrefは積算回路の他の部分に供給される。データストリームは、温度データ及びLEDの強度低下データを備える。積算回路の出力は、LEDを駆動するLEDドライバに補償信号を提供する。より詳細には、色及びLEDの強度は、LEDの温度を変化する。つまり、回路は、これら温度変化を補償する。
【0082】
他の具現化例によれば、LED回路用のヒートシンクが提供される。前記ヒートシンクは、プリント回路基板の熱管理のために用いられる。LEDそれ自身はもとより電力LED用の定電流ドライバは、大量の電力を消費しなければならない。その結果、前記定電流ドライバは、ヒートシンクなしには、正確には動作しないかもしれない。一具現化例によれば、挿入モールドされる金属ネジBOSがプリント回路基板用のヒートシンクとして用いられることができる。このヒートシンクは、プリント回路基板の熱管理用に用いられる。LED自身はもとより電力LED用定電流ドライバは、大量の電力を消費しなければならない。その結果、それらは、ヒートシンクなしには正確に動作しないかもしれない。他の具現化例によれば、TO−220パッケージがヒートシンク付きプリント回路基板上に配置され、これらの部品は、そののち、単一リベットによって一緒に留められる。
【0083】
図32Aは、バックライトボタン組み立て体の分解図である。図32Bは、バックライトボタン組み立て体の断面図である。図32A−32Bのボタン組み立て体は、以下の課題の解決策をもたらす。コンソール又は他の部品は、バックライティング付きの二つ以上のボタンを備える。図32A乃至32Bは、複数ボタンを照らすための手段に単一LEDを設ける。ボタン組み立て体は、回路基板に接続される一つ以上のスイッチを備える。回路基板は、複数ボタン用にバックライトを提供するためのLEDをさらに備える。光ガイドは、概ね複数のスイッチを取り囲み、さらにLEDに接近する端部を有する。図32A及び32Bに薄いフィルムとして示されるフロントパネルは、回路基板の反対側の光ガイドに接続される。パネルは、光ガイドによってLEDから向けられる光がパネルを通して光るための部分的に透明な領域を備える。他の複数の具現化例によれば、複数LEDが複数のボタン又はボタン群を照射するために設けられる。
【0084】
図33は、オーバーヘッド後部灯又はオーバーヘッドコンソールのようなオーバーヘッド灯用の遠隔スイッチ付き車両の側面図である。オーバーヘッド灯用遠隔スイッチは、以下の課題の解決手段を提供する。灯りは、ユーザが操作するには難しい複数スイッチを備える。その灯りは、中央フロアコンソールまたはドアパネルのような操作するのが容易な領域に配置されるスイッチによって制御されるかもしれない。図35の具現化例にあって、スイッチの形のインプットデバイスは、運転者側ドアのドアハンドルに設けられる。ドアハンドルを操作することにより、信号をオーバーヘッド灯に送信するために入力デバイスをトリガすることができるので、オーバーヘッド灯はターンオン/オフする。他の具現化例によれば、前記灯りは、スイッチレス入力デバイスによって制御される。スイッチレス入力デバイスは、小さな子供たち又は老人のようなユーザには操作又は接近が困難なスイッチに解決策を提供する。スイッチレス入力デバイスは、オーバーヘッド灯をターンオン/オフするためにオーバーヘッド灯に送られる信号を生成する。様々な具現化例によれば、スイッチレス入力デバイスは、タッチセンサ又は動きセンサを備え、さらに前記デバイスは赤外線信号、ラジオ信号などを生成する。遠隔スイッチ及びスイッチレス入力デバイスは、また消費者/ユーザに驚きと喜びをもたらす。
【0085】
様々な具現化例の中に示してきた照明装置の構成及びアレンジメントは説明のためにだけ用いたものであることに留意されたい。本発明のシステムのいくつかの具体例がこの開示に詳細に記述されてきたが、この開示を検討する当業者ならば、本出願に記載された発明の主体の新規な教示及び有用性から実質的にそれることがなければ、容易に多くの変形例(例えば、大きさのバリエーション、寸法、構成、形状及び様々な部品の比率、パラメータの値、取り付けられるアレンジメント、材料の使用、色、方向等)が可能であることを正しく理解する。例えば、一体的に形成されて示される要素は、複数の部分又は要素として構成されるかもしれない、要素の位置は反転又はさもなければ変化され、さらに離散要素又は位置の数は代替又は変動される。つまり、全ての変形は、本出願にて説明された発明の主体の範囲内に含まれることを意図されている。いかなる処理又は方法ステップのオーダー又はシーケンスは、他の具現化例によって変形又は並べ替えられる。他の代用、改良、変形及び省略は、具現化例の設計、動作条件及びアレンジメントにあってなされるかもしれない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用の照明装置であり、
第1の基板に接続される制御回路と、
第2の基板に接続される発光ダイオードを備え、
前記制御回路は前記発光ダイオードを駆動するように構成される照明装置。
【請求項2】
前記第1の基板はプリント回路基板を備える請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記第1の基板に対する前記第2の基板の動作を許容するように構成される機構をさらに備える請求項1記載の照明装置。
【請求項4】
前記制御回路を前記発光ダイオードに電気的に接続するフレキシブル導線性インターコネクタをさらに備える請求項1記載の照明装置。
【請求項5】
前記第1の基板に接続される発光ダイオードをさらに備える請求項1記載の照明装置。
【請求項6】
複数の発光ダイオードが前記第2の基板に接続される請求項1記載の照明装置。
【請求項7】
前記車両の内装部分に前記第1の基板を取り付けるためのハウジングをさらに備える請求項1記載の照明装置。
【請求項8】
車両用の照明装置であって、
第1の基板の第1の部分に接続される制御回路と、
前記第1の基板の第2の部分及び第2の基板の一つに接続される発光ダイオードと、
前記制御回路を前記発光ダイオードに接続するフレキシブル導電性インターコネクタを備え、
前記第1の基板の前記第2の部分及び前記第2の基板の一つは前記第1の基板の前記第1部に相対的に着脱可能に構成され、
前記制御回路は前記発光ダイオードを駆動するために構成される照明装置。
【請求項9】
前記第1の基板の前記第1の部分はプリント回路基板を備える請求項8記載の照明装置。
【請求項10】
前記フレキシブル導電性インターコネクタは前記第1の基板の第3の部分を備える請求項8記載の照明装置。
【請求項11】
前記フレキシブル導電性インターコネクタは前記第1の基板及び前記第2の基板から分離された部品である請求項8記載の照明装置。
【請求項12】
前記第1の基板の前記第1の部分に接続される発光ダイオードをさらに備える請求項8記載の照明装置。
【請求項13】
複数の発光ダイオードが前記第1の基板の前記第2の部分及び前記第2の基板の少なくとも一つに接続される請求項8記載の照明装置。
【請求項14】
前記車両の内装部分上に前記第1の基板を取り付けるためのハウジングをさらに備える請求項8記載の照明装置。
【請求項15】
車両用の照明装置であって、
発光ダイオードと、
発光ダイオードを駆動するように形成され、さらに第1の基板に接続される制御回路と、
前記制御回路を前記発光ダイオードに電気的に接続するフレキシブル導電性インターコネクタと、
前記フレキシブル導電性インターコネクタと前記発光ダイオードとの間に電気的接続を提供するように形成される機械的コネクタと
を備える車両用照明装置。
【請求項16】
前記第1の基板は、プリント回路基板を備える請求項15記載の照明装置。
【請求項17】
前記フレキシブル導電性インターコネクタは、前記第1の基板に接続される請求項15記載の照明装置。
【請求項18】
前記フレキシブル導電性インターコネクタは、前記第1の基板に一体に形成される請求項15記載の照明装置。
【請求項19】
前記第1の基板に接続される発光ダイオードをさらに備える請求項15記載の照明装置。
【請求項20】
前記車両の内装部分に第1の基板を取り付けるためのハウジングをさらに備える請求項15記載の照明装置。
【請求項21】
車両用照明装置であって、
ハウジングと、
前記発光ダイオードに電力を供給し、さらに前記ハウジングにプリントされるか、スタンプされるか、デポジットされるか、付着されるか、及びモールドされる内の少なくとも一つで構成される回路と
を備える照明装置。
【請求項22】
車両用照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路と、
前記発光ダイオードから発光される光を、車両の内装の少なくとも一部内にて、周囲光を提供するための第1の区域に向け、さらに前記車両の前記内装内にて、前記第1の区域よりも狭い第2の区域内にて前記発光ダイオードから発光される光を向けるように構成される光ガイドと
を備える照明装置。
【請求項23】
前記第2の区域は、収納部分を備える請求項22記載の照明装置。
【請求項24】
前記第1の区域はハウジングの外側であり、前記第2の区域は前記ハウジングの内側であるハウジングをさらに備える請求項22記載の照明装置。
【請求項25】
車両用照明装置であって、
前記車両上の概ね透明な基板上に取り付けられるように構成される電気的部品と、
前記電気的部品に電力を供給するための概ね透明な基板上に取り付けられるように構成される少なくとも一つの薄い導電性ストリップを
備える照明装置。
【請求項26】
前記電気的部品は、発光ダイオードを備える請求項25記載の照明装置。
【請求項27】
前記薄い導電性ストリップは、5mmより狭い可視の幅と1/2mmより薄い可視の厚さを有する請求項25記載の照明装置。
【請求項28】
車両用照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路と、
前記発光ダイオード及び前記制御回路を過温度状態から守るために温度を感知するための機構を
備える照明装置。
【請求項29】
一つ以上の発光ダイオードを制御するための制御回路をさらに備え、前記制御回路は第2の照明装置を制御するように構成される請求項28記載の照明装置。
【請求項30】
無線制御システムを備える請求項28記載の照明装置。
【請求項31】
スイッチ照明制御回路をさらに備える請求項28記載の照明装置。
【請求項32】
前記発光ダイオードを駆動するための電力供給スイッチモードをさらに備える請求項28記載の照明装置。
【請求項33】
前記発光ダイオードを駆動するための電力供給線形増幅器をさらに備える請求項28記載の照明装置。
【請求項34】
複数の前記発光ダイオードを供給するための電力供給スイッチモード及び電力供給線形増幅の少なく一つをさらに備える請求項28記載の照明装置。
【請求項35】
車両用照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路であり、前記制御回路は、
電力源と、
前記電力源に接続され、さらにインダクタ及び前記発光ダイオードに直列に接続されるスイッチと、
前記スイッチ、前記発光ダイオード及び抵抗器に、前記発光ダイオードを介して定電流が流れるのを確実にするために、接続される制御回路と
を備える照明装置。
【請求項36】
発光ダイオードを駆動するための回路であって、
電力源と、
前記電力源に接続され、さらにインダクタ及び前記発光ダイオードに直列に接続されるスイッチと、
前記スイッチ、前記発光ダイオード及び抵抗に、前記発光ダイオードを介して定電流が流れるのを確実にするために、接続される制御回路と
を備える発光ダイオード駆動回路。
【請求項37】
車両用の照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路であり、前記制御回路は、
電力源と、
前記電力源に接続される発光ダイオードと、
前記発光ダイオードに直列に接続されるトランジスタと、
第1の抵抗及び前記トランジスタに直列に接続され、前記増幅器の負端子に帰還され、さらに前記発光ダイオードの電流を検出するために第2の抵抗に接続される出力を有して、接地される増幅器と、
前記増幅器の正端子に接続される参照電圧とを備える照明装置。
【請求項38】
発光ダイオードを駆動するための電力供給線形増幅器であって、
電力源と、
前記電力源に接続される発光ダイオードと、
前記発光ダイオードに直列に接続されるトランジスタと、
第1の抵抗及び前記トランジスタに直列に接続され、前記増幅器の負端子に帰還され、さらに前記発光ダイオードの電流を検出するために第2の抵抗に接続される出力を有して、接地される増幅器と、
前記増幅器の正端子に接続される参照電圧を備える
電力供給線形増幅器。
【請求項39】
車両用照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路であり、前記制御回路は、
電力源と、
前記電力源に直列に接続される一つ以上の発光ダイオードであり、各発光ダイオードは前記発光ダイオードに並列に接続されるスイッチを有し、
前記発光ダイオード及び前記電力源に直列に接続され、前記発光ダイオードを駆動するための発光ダイオードドライバと
を備える照明装置。
【請求項40】
複数の発光ダイオードを駆動するための単一のドライブ回路であって、
電力源と、
前記電力源と直接に接続される一つ以上の発光ダイオードであって、各発光ダイオードは前記発光ダイオードに並列に接続されるスイッチを有する発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するために、前記発光ダイオード及び前記電力源に直列に接続される発光ダイオードと
を備えるドライブ回路。
【請求項41】
車両用の照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路であって、前記制御回路は、
演算増幅器と、
前記演算増幅器の正入力に接続されるツェナーダイオードにある電圧値を提供する電気部品と、
電力入力を受信し、さらに前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調節可能な線形電圧レギュレータと、
前記演算増幅器の出力に接続され、前記出力は前記演算増幅器の負端子に帰還されるトランジスタであり、トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータのバイアス電流の一部を短絡する照明装置。
【請求項42】
前記電気的な部品は温度センサを備える請求項41記載の照明装置。
【請求項43】
発光ダイオードを駆動するための回路であって、
演算増幅器と、
前記演算増幅器の正入力に接続されるツェナーダイオードにある電圧値を供給する電気部品と、
電力入力を受信し、前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調整可能線形電圧レギュレートと、
前記演算増幅器の出力であって、前記演算増幅器の負端子に負帰還される出力に接続されるトランジスタであり、前記トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータバイアス電流の一部を短絡する
回路。
【請求項44】
前記電気部品は、温度センサを備える請求項43記載の回路。
【請求項45】
車両用の照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路であり、前記制御回路は、
電力源と、
前記電力源の正端子に直接に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記電力源の負端子に接続される参照電圧に接続される前記第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタにノードで接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電力源の正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電力源の正端子に直列に接続される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、
前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電力源の正端子に接続され、前記第3のトランジスタは直列に接地される前記第4の抵抗に接続される、
照明装置。
【請求項46】
発光ダイオードを駆動するための回路であって、
電力源と、
前記電力源の正端子に直列に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記第1のトランジスタは前記電力源の負端子に接続される参照電圧に接続され、
前記第1のトランジスタでノードにて接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電力源の前記正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電力源の正端子に直列に接続される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、
前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電力源の前記正端子に接続され、前記第3のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続される、
回路。
【請求項47】
複数の発光ダイオードが独立的に制御可能とされる基板に接続される一つ以上の発光ダイオードを有する発光ダイオード灯。
【請求項48】
二つ以上の発光ダイオードによる色及び/又は強度を変化するための回路であって、
二方向性電流源と、
抵抗に直列に接続され、さらに前記二方向性電流源に接続される第1の発光ダイオードと、
前記第1の発光ダイオードに並列に接続される第2の発光ダイオードと
を備える回路。
【請求項49】
車両用照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードを駆動するための制御回路であって、前記制御回路は、
スイッチを有する電気制御モジュールと、
前記電気制御モジュールへの入力としての継続信号及び起動信号と
を備える照明装置。
【請求項50】
発光ダイオードを駆動するための回路であって、
スイッチを有する電気制御モジュールと、
前記電気制御モジュールへの入力としての継続信号及び起動信号と
を備える回路。
【請求項51】
車両用の照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオードと駆動するための制御回路であって、前記制御回路は、
電力源と、
前記電流源の正端子に直列に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記第1のトランジスタは前記電流源の負端子に接続される参照電圧に接続され、
前記第1のトランジスタにノードにて接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電流源の正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電流源の正端子に直列に抵抗される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、
前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電流源の正端子に接続され、さらに前記第3のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続される、
照明装置。
【請求項52】
発光ダイオードを駆動するための回路であって、
電流源と、
前記電力源の正端子に直接に接続される第1の抵抗に接続される第1のトランジスタであり、前記電力源の負端子に接続される参照電圧に接続される前記第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタにノードで接続される第2のトランジスタであり、前記ノードは前記電力源の正端子に直列に接続される第2の抵抗を有し、前記第2のトランジスタは前記電力源の正端子に直列に接続される第3の抵抗に接続され、前記第2のトランジスタは直列に接地される第4の抵抗に接続され、
前記第2のトランジスタに接続され、前記発光ダイオードに接続される第3のトランジスタであり、前記発光ダイオードは前記電力源の正端子に接続され、前記第3のトランジスタは直列に接地される前記第4の抵抗に接続される、
回路。
【請求項53】
車両用照明装置であって、
発光ダイオードと
前記発光ダイオードを駆動する制御回路であって、前記制御回路は、
演算増幅器と、
前記演算増幅器の正入力に接続される電圧値と、
電力入力を受信し、前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調節可能な線形電圧レギュレートと、
前記演算増幅器の出力に接続され、前記出力は前記演算増幅器の負端子に帰還されるトランジスタであり、トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータのバイアス電流の一部を短絡する照明装置。
【請求項54】
発光ダイオードを駆動するための回路であって、
演算増幅器と、
前記演算増幅器の正入力に接続される電圧値と、
電力入力を受信し、さらに前記発光ダイオードのアノードに接続される出力を有する調節可能な線形電圧レギュレータと、
前記演算増幅器の出力に接続され、前記出力は前記演算増幅器の負端子に帰還されるトランジスタであり、トランジスタは前記調整可能な線形電圧レギュレータのバイアス電流の一部を短絡する回路。
【請求項55】
車両用の照明装置であって、
発光ダイオードと、
前記発光ダイオード及び車両の少なくとも一つの他の電気部品を制御するために形成されるプロセッサと
を備える照明装置。
【請求項56】
車両用の照明装置を形成する方法であって、
前記調整装置のための発光ダイオードについてのデータを得ることと、
前記発光ダイオードの制御情報を作り出すためのソフトウェアにより前記データを処理することと、
前記発光ダイオードを制御するプロセッサに前記制御情報をローディングすること
を備える方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図7E】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19A】
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【図19B】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33】
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【公表番号】特表2010−522113(P2010−522113A)
【公表日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−554787(P2009−554787)
【出願日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際出願番号】PCT/US2008/057954
【国際公開番号】WO2008/116208
【国際公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(598147400)ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー (224)
【氏名又は名称原語表記】Johnson Controls Technology Company
【Fターム(参考)】