説明

生物付着を防止する地震ストリーマアセンブリおよびその形成方法

2部材の加熱硬化型シリコーンエラストマー(120)がコーティングされた可撓性管材(110)により形成された生物付着を防止する地震ストリーマのケーシング(100、100´)が提供される。該地震ストリーマのケーシング(100、100´)は、可撓性管材を供給し(200)、該管材の外側表面を前処理し(210)、2部材からなるシリコーンエラストマーを混合し(220)、該混合された2部材のシリコーンエラストマーを管材にコーティングし(230)、該管材を加熱してコーティングを硬化させる(240)ステップを含む方法により形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生物付着防止コーティングに関する。具体的には、本発明は地震ストリーマのケーシングを形成するために用いる可撓性管材に施す生物付着防止コーティングに関する。さらに本発明は、地震ストリーマのケーシングの形成方法に係り、2部材からなる加熱硬化型(heat cured)シリコーンエラストマーを、コーティングとの接着性を高めるために前処理された可撓性管材に適用する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
船体への海洋生物付着は、何世紀にも及ぶ問題となっている。近年では、海中センサやロボットシステムが長期間にわたってますます使用されるようになっており、生物付着の制御はより重要性を増している。歴史的には、生物付着防止コーティングは、殺生物剤を用いており、コーティングから長期間浸出する殺生物剤の海洋生物に対する毒性によって、生物付着の定着を防止していた。この制御方法には、数多くの問題が存在する。まず第一に、殺生物剤は浸出により消耗されるため、コーティングの生物付着耐性は時とともに減少する。さらに、有毒なコーティングは、造船所労働者の毒物暴露の危険性を高め、有害廃棄物の処理問題を引きおこし、海洋生物に有害な環境影響を与える。
【0003】
ある種のエラストマーをベースとしたコーティングを使用して、付着生物の強力な接着に適さない表面を提供することにより、耐付着性が付与される。シリコーンコーティングは、本来的には非接着性ではあるが、1つ以上の中間プライマー層を使用することにより、シリコーンコーティングと比較的硬い基材との十分な接着を提供することは可能であり、たとえば船体のような基材と、シリコーンの外層とを接着することができる。これらのシステムで伝統的に使用されているシリコーンエラストマーは、常温加硫型(縮合硬化型)シリコーンエラストマーである。
【0004】
出願人の知る最良の従来技術としては、米国特許第2986474号、第3973510号、第3987537号、第4025693号、第4072769号、第4312693号、第4844986号、第4894254号、第5449553号、第5691019号、第6101973号、第6221498号、第6348237号、第6403105号、第6570821号、米国出願公開第2001/0032568号および第2004/0017731号がある。しかしながら、いかなる従来技術のシステムも、生物付着を防止するために可撓性管材に適用される、2部材からなる加熱硬化型シリコーンエラストマーについては開示していない。また、周知の従来技術は、シリコーンエラストマーの生物付着防止コーティングを、連続的な自動工程で適用する方法についても開示していない。
【特許文献1】米国特許第2986474号
【特許文献2】米国特許第3973510号
【特許文献3】米国特許第3987537号
【特許文献4】米国特許第4025693号
【特許文献5】米国特許第4072769号
【特許文献6】米国特許第4312693号
【特許文献7】米国特許第4844986号
【特許文献8】米国特許第4894254号
【特許文献9】米国特許第5449553号
【特許文献10】米国特許第5691019号
【特許文献11】米国特許第6101973号
【特許文献12】米国特許第6221498号
【特許文献13】米国特許第6348237号
【特許文献14】米国特許第6403105号
【特許文献15】米国特許第6570821号
【特許文献16】米国出願公開第2001/0032568号
【特許文献17】米国出願公開第2004/0017731号
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
2部材からなる加熱硬化型シリコーンエラストマーの層でコーティングされ、これにより生物付着を防止する可撓性管材を含む地震ストリーマケーシングが提供される。地震ストリーマケーシングは、可撓性管材を供給するステップと、2部材からなるシリコーンエラストマーの2部材を混合するステップを含む方法によって、形成される。さらに、この方法は、混合した2部材のシリコーンエラストマーを、可撓性管材にコーティングするステップと、コーティングされた可撓性管材を加熱してコーティングを硬化するステップを含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1には、地震ストリーマ20を牽引する地震調査船10が示されている。海中地質調査や石油探査は、船10のような船舶を用いて行われるが、そこでは、船から発信され、水中を通過して海底を貫通する音響パルスが使用される。そして、反響返信信号を船10の後ろに牽引した1つ以上の地震ストリーマ20で受信する。船は、典型的に、5つから8つの可撓性管構造からなる、一連の地震ストリーマを牽引する。この可撓性管構造は、オイルまたは浮力のある固体と、反響返信信号を受信するための多数のセンサとが充填されている。オイルは、地震ストリーマに浮力を追加し、また誘電体としても機能する。
【0007】
地震ストリーマは、一層以上の層で形成されるケーシングを有する。多層構造の最も外側の層を、ストリーマを組立る際に、基礎となる管構造に被覆されるシースとすることができる。基礎となる管構造は、オイルを充填した管でもよいし、コア内に内部電子アセンブリをモールド形成したソリッドコアでもよい。他の管またはソリッドコアに被覆されるシースであるにせよ、それ自体センサや浮力のある物質で満たされた単層または多層の管であるいにせよ、ここで地震ストリーマケーシングという場合、それは、地震ストリーマアセンブリの管構造の最も外側を意味する。
【0008】
地震ストリーマのケーシングは、ポリウレタンのような可撓性のプラスチック材で形成され、典型的には、およそ5〜6.4cm(2〜2.5inch)の直径を有する。地震ストリーマの長さは、約30.5m(100ft)程度であるが、石油探査に一般に使用される地震ストリーマの場合は、およそ10〜15kmの長さを有する。地震ストリーマは、およそ約1.5〜4.6m(5〜15ft)の深さで水中を牽引され、およそ8ヶ月間水中にとどまる。
【0009】
ポリウレタンのような素材は、容易には接着できない表面を有してはいるものの、それでも生物付着は起こる。ツルアシ類の地震ストリーマへの付着は、容認できないレベルの流体力学的障害を引きおこし、牽引されている地震ストリーマのポジショニングを混乱させるため、音響信号の受信に悪影響を与える。こうした問題を克服するため、本発明は、図2に示すような地震ストリーマケーシング100を提供する。地震ストリーマケーシング100は、2部材からなる加熱硬化型シリコーンエラストマーで形成された外層120を有する可撓性管材110を含む。シリコーンエラストマー層120は、約0.0025〜5mm(0.0001〜0.2inch)の厚さである。およそ0.8〜6.4mm(1/32〜1/4inch)の厚さを有する管材110の可撓性の壁が、貫通孔105を包囲しており、この貫通孔の中に、オイルおよび地震ストリーマの器具が入れられる。管材110は、可撓性に加えて、弾性をも有する材料によって形成されるが、この材料は、地震ストリーマ内に含まれるオイルとの接触による劣化を回避するため、炭化水素耐性である必要がある。管材110は、ウレタン、ポリウレタン、塩化ポリビニルなどの材料で形成されるが、中でもポリウレタンは、石油探査に使用される地震ストリーマにおいて、最も広汎に用いられる素材である。
【0010】
前述したように、管材110の表面は、他の材料とあまり強力に接着しない。同様に、シリコーンエラストマーも、一般的に、強い接着性を示さない。この欠点を克服するため、何らかの前処理を施して、シリコーンエラストマーと管材110とが強力に接着するようにする。図2に示す実施例の場合、施される前処理はいずれも、管材110の表面を凹凸とする物理的変形である。管材110への利用に適した前処理の種類については、後述する。
【0011】
図3に示す構成において、地震ストリーマケーシング100´は、貫通孔105および2部材からなる加熱硬化型シリコーンエラストマー120を有する、同様の管材110で形成される。これ加えて、地震ストリーマケーシング100´は、中間層115を含み、シリコーンエラストマーと、管材110を形成する可撓性組成物の外側面との接着を高めるための結合コートを形成している。この結合コート115は、市販されている製品であり、シリコーンエラストマーの接着強度と硬度を増加させる。1層以上の結合コート層の使用と、物理的な表面変形とを併用すれば、層間の接着をさらに高めることが可能である。しかしながら、管材110の可撓性は、従来的にシリコーンエラストマーが生物付着防止コーティングとして適用されてきた硬い基材の場合と異なり、結合コート組成物が同様に可撓性であることが要求される。従って、海中用に従来使用されてきた結合コート組成物は、必要とされる可撓性を有しておらず、地震ストリーマケーシングを形成するための使用には適さない。接着性の組成物をベースとしたウレタンまたはポリウレタンで構成される結合コート組成物が、結合コート115には使用される。
【0012】
図4には、本発明の地震ストリーマケーシングの形成方法を表すブロック図が示されている。ステップ200において、可撓性管材が供給される。前述したように、最近はポリウレタンの管材が、地震ストリーマ用の材料として一般に使用されている。管材は、エンドユーザがそのまま使用できるよう、予め定められた長さ、たとえば40〜15000mで提供される。代替的に、管材をより長く提供して、硬化プロセスの後で所望の長さに切断することもできる。可撓性管材を前処理して、エラストマーとの接着強度を向上させる場合は、次のステップは210であるが、そうでない場合は、この工程を飛ばしてステップ220に移る。
【0013】
ステップ210において、可撓性管材は、シリコーンエラストマーコーティングとの接着を強化するため前処理される。前処理は、機械的または化学的手段により、可撓性管材表面の物理的特性を変化させることにより行う。機械的な表面処理手段としては、研磨による表面のエッチング、レーザアブレーション、微粒子または液体ブラスティング、またはプラズマ処理等がある。周知の数ある技術による化学エッチング液もまた、可撓性管材の表面特性を物理的に変化させるために用いることができる。ステップ210の前処理プロセスは、付加的または代替的に、プライマーとして結合コート層を塗布するステップを含む。
【0014】
ステップ220において、シリコーンエラストマーの2部材であるAとBが混合される。シリコーンエラストマーの2部材AおよびBは、ポリシロキサンポリマーおよびプラチナ触媒である。本発明の実施に適したシリコーンエラストマーは、市販されている。ダウ・コーニング・コーポレーション(Dow Corning Corporation)の商品名Silastic590、591、593、594、595、およびゼネラル・エレクトリック・カンパニーの商品名SLE51000、SLE5300、SLE5400、SLE5500、SLE5600などである。
【0015】
ステップ230において、混合したシリコーンエラストマーで可撓性管材をコーティングする。混合したシリコーンエラストマーで可撓性管材をコーティングする方法については後述するが、これには、スプレー法、ブラッシング法、浸漬コーティング、押し出しコーティングおよびフローコーティングなどがある。コーティング工程に入る際に、管材を加圧すれば、可撓性管材は全長にわたって一定で均一の外形を維持できるようになるため、コーティング工程の精度が向上する。コーティングに続くステップ240において、コーティングされた管材は、シリコーンエラストマーコーティングの硬化を促進および/または加速するため、予め定められた時間(1分〜30分以内)、93〜260℃(200〜500゜F)の温度の熱に暴露される。
【0016】
図5には、本発明の地震ストリーマケーシングを形成するための形成工程がブロック図で示されている。この工程は、可撓性管材300を供給することから始まる。可撓性管材300は、必要とされる長さに応じて、スプールに巻いて提供される。管材をスプールから解き、後に塗布されるシリコーンエラストマーと管材の接着を強化するため、前処理を施す。前処理310は、前述したように、様々な方法で行うことができる。本発明の実施例の1つにおいては、ポリウレタンの管基材の表面を加工するため、プラズマ処理を行う。管材の外側表面は、対称に配置された多数の電極付近を通過し、高電圧のコロナ放電に暴露される。
【0017】
前処理ステップの後、ステップ320において、管材の両端をシールして加圧し、エラストマーのコーティングを行うために、均一な円筒状の外形を維持できるようにする。可撓性管材の加圧は、コーティングの際に、管材が円環状の断面形状を維持するのに役立ち、このような管材形状により均一にコーティングが行える。ステップ330においては、シリコーンエラストマーによるコーティングを行う。前述したコーティング方法のいずれを使用することも可能であるが、前処理したポリウレタン管基材のコーティングには、ディップコーティングのヴァリエーションよるコーティングが首尾よく使用できたため、図7の工程との関連で、この方法について後述する。
【0018】
ステップ330でシリコーンエラストマーによるコーティングを行った後、ステップ340では、コーティングした管材に硬化炉を通過させ、シリコーンエラストマーを熱して、その加硫を促進および/または加速する。硬化炉は、シリコーンエラストマーを、93〜260℃(200〜500゜F)の温度で、1分〜30分間熱する。
【0019】
図6には、形成工程の代替的な変更例が示されている。図6においては、管材のシールおよび加圧ステップ320は、可撓性管材がまだ実質的にリールに巻かれている状態で行われる。この形成方法においては、前処理ステップ310に先立って、可撓性管材の加圧を行う。可撓性管材への加圧により、管材の断面形状は実質的に一定に維持されるため、コーティング工程の場合と同様に、表面処理を管材の表面全体に均一に行えるようになる。物理的な表面処理の均一性は、可撓性管材とシリコーンエラストマーとの接着力の向上に貢献する。このように、管基材への加圧は、生物付着を防止する地震ストリーマケーシングを形成するための可撓性管材処理工程において、重要な役割を果たしている。その後に行われる前処理310、シリコーンエラストマーによるコーティング330、加熱硬化340の各工程は、前述の場合と同様である。
【0020】
図7には、地震ストリーマケーシングの形成工程の一例が、図式的に示されている。本発明の地震ストリーマを提供するための工程は、前述した本発明の方法の各ステップを、逐次的に遂行する連続工程である。図7に示される実施例の形成工程において、これから処理されようとしている可撓性管材412は、供給スプール410に巻かれている。処理工程を開始するに先立って、スプールに巻かれた状態のまま、管材の両端はシールされ、圧縮流体源400によって加圧される。加圧流体源は、エアコンプレッサ、窒素または空気などのガスの圧縮ボトルである。加圧流体は、液体であってもよい。管材の加圧に液体を用いる場合、その液体が地震ストリーマ用オイルまたはオイル融和性のある液体でない限り、液体を排出し、管材の内側を乾かすステップを追加する必要がある。
【0021】
加圧された可撓性管材412は、まず前処理チャンバ420を通過する。前述したように、前処理方法の1つとして首尾よく使用されたのはプラズマ処理であるが、研磨、レーザーアブレーション、化学エッチングといった表面を物理的に変化させるその他の方法を使用することも可能である。前処理を済ませた管材422は、前処理チャンバからコーティングタンク430へと移動する。前処理済管材422は、タンクの底端に位置するシールを通過して、コーティングタンク430を垂直に移動する。コーティングタンク430は、エラストマーサプライ440から供給を受けるが、部材AおよびBは、コーティングタンク430へと供給される前に、エラストマーサプライ440で混合される。
【0022】
コーティングされた管材432は、垂直のまま硬化炉450に入り、ここで管材は、シリコーンエラストマーを硬化するのに必要とされる時間、93〜260℃(200〜500゜F)の範囲の適切な硬化温度に維持される。従って、必要とされる硬化時間が20分であり、管材が毎分0.3m(1ft)の速度で移動する場合、管材が硬化温度に十分に暴露されるためには、硬化炉の全長はおよそ6m(20ft)必要ということになる。硬化炉450を出た地震ストリーマケーシング452は、その後エンドユーザへと輸送するため、巻きスプール460に巻かれる。供給スプール410は、単数のストリーマ用の全体長さの管材を運搬する場合もあるし、複数のストリーマ用に十分量の管材を運搬する場合もある。供給スプールが、複数のストリーマ用の材料を運んでいる場合、硬化炉450と巻きスプール460との間に切断作業を挿入し、複数の巻きスプール460のそれぞれに、単数の地震ストリーマケーシングを巻くようにする。
【0023】
これまで本発明を、特定の形態およびその実施形態との関連で説明してきたが、上述した他にも、本発明の主旨および範囲を逸脱することなく、様々な変更が可能である。ここに示され記述された要素または工程ステップは、同等の要素または工程ステップに置き換えることができ、ある特徴を、その他の特徴と独立して単独使用することもでき、また、場合によっては、要素または工程ステップの順序を逆にしたり、挿入したりすることも可能であるが、これらすべては、添付する請求の範囲に示される本発明の思想および範囲を逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明が使用される海洋地震探査システムを示す。
【図2】本発明の地震ストリーマケーシングの断面図である。
【図3】本発明の地震ストリーマケーシングのもう1つの構成を示す断面図である。
【図4】本発明の方法のブロック図である。
【図5】本発明の形成工程を示すブロック図である。
【図6】本発明の形成工程のヴステップァリエーションを示すブロック図である。
【図7】本発明の地震ストリーマケーシングを形成する方法の略図である。
【符号の説明】
【0025】
10 地震調査船
20 地震ストリーマ
100、100′ 地震ストリーマケーシング
105 貫通孔
110 可撓性管材
115 中間層
120 シリコーンエラストマー層
400 圧縮流体源
410 供給スプール
412 可撓性管材
420 前処理チャンバ
430 コーティングタンク
440 エラストマーサプライ
450 硬化炉
460 巻きスプール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2部材からなる加熱硬化型シリコーンエラストマーの層でコーティングされ、これにより生物付着を防止する可撓性管材からなる地震ストリーマケーシング。
【請求項2】
前記可撓性管材がポリウレタンで形成される、請求項1に記載の地震ストリーマケーシング。
【請求項3】
a.管材を供給するステップと、
b.2部材からなるシリコーンエラストマーの2部材を混合するステップと、
c.上記混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にコーティングするステップと、
d.上記コーティングされた管材を加熱するステップとからなる地震ストリーマケーシングを形成する方法。
【請求項4】
前記管材を供給するステップは、管材の表面を前処理するステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記前処理ステップに先立って、上記管材を加圧する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記前処理ステップは、上記管材上に粗面を形成するステップを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記コーティングステップに先立って、管材の加圧ステップを行う、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にスプレーするステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にブラッシングするステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材に浸漬コーティングするステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項11】
前記浸漬コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーのタンクを、上記管材が実質的に垂直に通過するステップを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にフローコーティングするステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項13】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にスプレーするステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項14】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にブラッシングするステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項15】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材に浸漬コーティングするステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項16】
前記コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーを上記管材にフローコーティングするステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項17】
前記浸漬コーティングステップは、混合された2部材からなるシリコーンエラストマーのタンクを、上記管材が実質的に垂直に通過するステップを含む、請求項14に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2008−506928(P2008−506928A)
【公表日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−519517(P2007−519517)
【出願日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【国際出願番号】PCT/US2005/023717
【国際公開番号】WO2006/005045
【国際公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【出願人】(506423626)ミッド−マウンテン マテリアルズ,インク (1)
【出願人】(307021483)
【Fターム(参考)】