説明

画像処理装置及び画像処理方法

【課題】記録媒体の管理を容易にするレーベル印刷用データを簡単に生成できるようにする。
【解決手段】ディスク112から取得したメディア情報と、ディスク112に記録されている画像情報のサムネイル画像や記録容量などの情報とに基づく印刷用データを生成するようにして、ディスクに記録されたデータの内容が明確なレーベル画像を簡単に生成してユーザーに提供することを可能とし、何を記録したディスクであるかが明確になるとともに、ディスク間でデザインに統一感があることにより視認性の向上し、フォーマット及びディスクの種別など後から再生する場合に必要となる情報をレイアウトでき、ディスクの管理が容易になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、レーベル印刷用の画像データを生成するために用いて好適な技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ディスクなどの記録媒体に記録された画像データなどを元にレーベル用の画像データを生成して記録媒体上に印刷する場合は、まず、記録された画像データをパーソナルコンピュータ(PC)へ転送し、PC上でレーベル用の印刷用データを生成する。その後、PCからプリンタへ印刷用データを送信して、印刷作業を行う必要があった。
【0003】
そこで、このような煩わしい操作を簡易化するために、画像再生装置とプリンタとを直接接続し、画像再生装置からプリンタへ画像データを直接転送することができる印刷システムが多数提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、印刷作業を簡略化することができ、システムをローコスト化することができる。
【0004】
【特許文献1】特開2006−140708号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、前記特許文献1に記載の印刷システムでは、ユーザー自身が印刷する画像を選別したりレイアウトを決定したりして印刷するため、記録媒体間で統一性が乏しくなり、記録された内容やフォーマットが不明瞭になりやすい。この結果、長い時間が経過した後に何を記録した記録媒体なのかを判断しにくく、さらに、フォーマット形式が印刷されなかった場合は、再生作業を行うまで対応されているかどうかを知ることができない。このように、前記特許文献1に記載の印刷システムによってレーベル印刷された場合、記録媒体間で統一性がなく、記録媒体を管理しにくいという問題点があった。
【0006】
本発明は前述の問題点に鑑み、記録媒体の管理を容易にするレーベル印刷用データを簡単に生成できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像処理装置は、記録媒体に関する情報を前記記録媒体から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを有することを特徴とする。
【0008】
本発明の画像処理方法は、記録媒体に関する情報を前記記録媒体から取得する取得工程と、前記取得工程において取得した情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成する印刷用データ生成工程とを有することを特徴とする。
【0009】
本発明のプログラムは、記録媒体に関する情報を前記記録媒体から取得する取得工程と、前記取得工程において取得した情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成する印刷用データ生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0010】
本発明の記憶媒体は、前記に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、記録媒体から取得した記録媒体に関する情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成するようにした。これにより、記録媒体の種別や記録媒体に記録されている内容を容易に判別できるレーベル印刷用データを簡単に生成することができる。したがって、記録媒体の管理を容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るビデオカメラの機能構成例を示すブロック図である。
図1において、カメラ部101は、画像を取り込むためのものであり、システム制御部102は全体の動作を制御するためのものである。通信部104は転送手段として機能し、プリンタへ印刷用データを送信したり、PCと接続して画像情報を転送したりするためのものである。
【0013】
A/D部105は、カメラ部101から出力された画像情報をデジタル化するためのものであり、カメラ部101から出力される動画像のアナログ信号をデジタル化する機能を有する。ビットマップデータ表示制御部106は、取り込んだ画像や加工された画像(例えば、レーベル画像)を表示する場合に表示する制御を行うためのものである。画像情報処理部107は印刷用データ生成手段として機能し、後述する記録再生部111で取得したメディア情報や、カメラ部101から出力された画像情報に関するデータ(例えば、サムネイル画像データ)から印刷用データ(レーベル画像データ)を生成する。
【0014】
D/A部108は、表示したい画像情報や画像情報処理部107から出力される印刷用データを表示する場合などに、デジタル化された画像信号をアナログ化するためのものであり、液晶パネル109は表示を行うためのものである。SDRAM110は、カメラ部101から取り込まれた画像情報を圧縮したり、圧縮した画像情報を図示しないバッファに一時的に格納したりするためのものである。また、記録再生部111は、圧縮された画像情報をディスク112に記録したり、ディスク112から画像情報を再生したりするためのものである。
【0015】
さらに、記録再生部111は取得手段として機能し、ディスク112からメディア情報を取得する。取得するメディア情報には、8cm/12cmなどのメディアサイズ、CD/DVDやR/RWなどのディスクの種別、記録可能時間(記録容量及び残り容量)、対応する記録フォーマット、及び両面/片面などのメディア構造などが含まれる。
【0016】
また、ユーザーインターフェースを可能にするメニュー設定画面を呼び出すためのキー類を含む操作部(図示せず)や、ビデオカメラ100にディスク112を挿入したりイジェクトしたりするためのメカ部(図示せず)も有している。
【0017】
図2は、レーベル画像の生成を開始するためのメニュー画面、生成中の画面、及び生成終了後の画面の一例を示す図である。
図2(a)は、ビデオカメラ100に挿入されているディスク112のレーベル画像の生成を開始するためのメニュー画面の一例を示している。ユーザーによりスタートの欄が選択されることにより、図2(b)に示すレーベル画像生成中の画面へ遷移する。図2(b)に示す画面では、レーベル画像の生成が終了するまでの目安として、プログレスバーが表示される。
【0018】
レーベル画像の生成が終了すると、印刷作業に入るために、図2(c)に示すようなディスク112をプリンタへセットするよう指示する内容の待ち受け画面へ遷移する。図2(c)に示す例では、実際に印刷されるレーベル画像が表示される。ユーザーは表示されたレーベル画像を参照し、そのまま作業を続行するか、もしくはレーベル画像の構成が適切ではないと判断すれば作業を中断させるために作業中止を選択することもできる。ユーザーによりディスク112がプリンタにセットされ、セット終了が選択されると、プリンタへレーベル画像データの送信を開始し、図2(d)に示す送信中画面へ遷移する。
【0019】
図3は、図2(c)に示すようなレーベル画像を生成するまでの処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、ユーザーによりスタートの欄が選択されることによりレーベル用画像の生成を開始する。そして、ステップS302において、記録再生部111は、ディスク112の種別を含むメディア情報を読み取る。
【0020】
次に、ステップS303において、記録再生部111は、メディア情報に含まれるディスク112の種別情報から、挿入されているディスクの種別を判定する。この判定の結果、挿入されているディスクがDVDである場合は、ステップS304に進み、画像情報処理部107は、DVD用の印刷エリアを設定する。これは、記録メディアの種類によってレーベル印刷が可能なエリアが異なるため、DVD用の印刷エリアを設定している。一方、ステップS303の判定の結果、挿入されているディスクがCDである場合は、ステップS305に進み、画像情報処理部107は、CD用の印刷エリアを設定する。
【0021】
次に、ステップS306において、記録再生部111は、ディスク112から動画像データ及び静止画像データの数の情報を取得する。そして、ステップS307において、動画像データの方が多いか否かを判断する。この判断の結果、動画像データの方が多い場合は、ステップS308に進み、動画像データ用のレーベル画像を生成する。
【0022】
ここで、画像データの数の比較においては、単にデータ数のみで比較するのではなく、再生時間や、記録された静止画像枚数を考慮して比較を行うようにしてもよい。これは、1つの動画像データが長時間再生可能な場合もあるからである。一方、ステップS307の判断の結果、静止画像データの方が多い場合は、ステップS309に進み、静止画像データ用のレーベル画像を生成する。そして、ステップS310において、処理を終了する。
【0023】
図4は、図3に示した手順で生成されたレーベル画像の一例を示す図である。
図4(a)に示す例では、ディスク112に動画像データが記録されているため、動画像データから取得したサムネイル画像と、記録開始年月日、ディスク種別、記録時間、及び記録容量についての情報とがレーベル画像に挿入されている。ユーザーはこのレーベル画像を参照することによって、記録されている画像データの内容と、ディスクについての情報とを確認することができる。なお、他にも記録残量やメディア構造といった情報を加えてもよい。
【0024】
また、図4(b)に示す例では、ディスク112に静止画像データが記録されているため、静止画像中心の記録を行ったことを示すアルバムの画像がレーベル画像に挿入されている。さらに、静止画像データから取得したサムネイル画像と、記録開始年月日、メディア種別、記録枚数及び記録容量についての情報とがレーベル画像に挿入されている。なお、他にも記録残量やメディア構造といった情報を加えてもよい。
【0025】
図5は、図3のステップS308における動画像データ用のレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS501において、処理を開始すると、ステップS502において、記録再生部111は、動画像データのサムネイル画像をディスク112に記録された画像情報から取得する。
【0026】
次に、ステップS503において、動画像データの記録開始年月日の情報を取得し、ステップS504において、総再生時間の情報を取得する。次に、ステップS505において、記録容量(画像サイズ)の情報を取得する。そして、ステップS506において、画像情報処理部107は、これらの情報及び図3のステップS302で取得したメディア情報を基に、ユーザーにとって見やすく配置したレーベル画像を生成し、ステップS507において、処理を終了する。
【0027】
図6は、図3のステップS309における静止画像データ用のレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS601において、処理を開始すると、ステップS602において、記録再生部111は、静止画像データのサムネイル画像をディスク112に記録された画像情報から取得する。
【0028】
次に、ステップS603において、静止画像データの記録開始年月日の情報を取得し、ステップS604において、総記録枚数の情報を取得する。次に、ステップS605において、記録容量(画像サイズ)の情報を取得し、ステップS606において、背景に配置させるためのアルバム画像の情報を取得する。そして、ステップS607において、画像情報処理部107は、これらの情報及び図3のステップS302で取得したメディア情報を基に、ユーザーにとって見やすく配置したレーベル画像を生成し、ステップS608において、処理を終了する。
【0029】
以上のように本実施形態においては、ディスク112から取得したメディア情報と、ディスク112に記録されている画像情報のサムネイル画像や記録容量などの情報とに基づく印刷用データを生成するようにした。これにより、ディスクに記録されたデータの内容が明確なレーベル画像を簡単に生成してユーザーに提供することが可能となる。したがって、何を記録したディスクであるかが明確になるとともに、ディスク間でデザインに統一感があることにより視認性の向上し、フォーマット及びディスクの種別など後から再生する場合に必要となる情報をレイアウトでき、ディスクの管理が容易になる。
【0030】
(第2の実施形態)
本実施形態では、ビデオカメラ本体を外部機器であるDVDレコーダに接続し、DVDレコ−ダに装着されたディスクにビデオカメラ本体で撮影された画像を記録する場合のレーベル画像の印刷方法について説明する。
【0031】
図7は、本実施形態のレーベル印刷システムの構成例を示す図である。
図7において、ビデオカメラである内蔵HDDカムコーダは、外部機器のDVDレコーダと印刷機器とに接続されている。DVDレコーダとビデオカメラとの接続においては、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子及びDLNA(Digital Living Network Alliance)によって接続されている。一方、印刷機器とビデオカメラとの接続においては、USB(Universal Serial Bus)端子及びDLNAによって接続されている。なお、ビデオカメラと外部機器との接続方法は、前述した例に限定されるものではない。
【0032】
図8は、本実施形態に係るビデオカメラの機能構成例を示すブロック図である。
図8において、カメラ部801は、レンズ、及びCCDを介して撮像した画像データを生成するためのものであり、信号処理部802は、生成された画像データを記録に適した信号に変換するためのものである。
【0033】
SDRAM803は、画像データの圧縮や表示データの重畳を行ったり、各種プログラム制御に使用される情報を確保したりするためのものである。ROM804は、プログラムや各種調整パラメータを保存するためのものであり、通信部805は、通信インターフェースを含み、第1の外部機器806及び第2の外部機器818との通信を行うためのものである。第1の外部機器806は、ビデオカメラ800と接続されるものであり、本実施形態では、DVDレコーダである。また、第2の外部機器818は、ビデオカメラ800と接続されるものであり、本実施形態では、プリンタである。
【0034】
表示部807は、ビデオカメラ800に装着されたLCDパネルなどであり、映像及びビットマップ表示画像を表示する。また、表示部807は、映像及びビットマップ表示画像を外部モニターに出力することも可能である。記録再生回路808は、信号処理部802で圧縮等の信号処理された画像データを記憶媒体809に記録したり、記憶媒体809から記録データを再生したりするためのものである。
【0035】
また、記憶媒体809は、画像データを記録するためのものであり、本実施形態においては、内蔵HDDである。なお、記憶媒体809は、カードメディアや、DVDメディアなどであってもよい。システム制御部810は、マイコンを用いて各種ハードデバイスを制御するものである。
【0036】
次に、システム制御部810を構成する各制御部について説明する。通信制御部811は、通信部805による送受信データの設定や送受信の制御を行う。メディア情報取得部812は、DVDレコーダである第1の外部機器806に装着されたDVDメディアなどのディスクに記憶されているメディア情報を、通信部805及び通信制御部811を用いて取得する。
【0037】
メディア情報解析部813は、メディア情報取得部812により取得されたメディア情報からレーベル印刷を実行するために必要な情報を解析する。印刷画像生成部814は印刷用データ生成手段として機能し、レーベル印刷に必要な画像データを生成する。印刷データ転送制御部815は転送手段として機能し、印刷画像生成部814で生成された印刷画像データを第2の外部機器818に転送する制御を行うためのものである。なお、プリンタに印刷画像データを転送する場合は、通信部805及び、通信制御部811も用いる。
【0038】
コンテンツデータ転送制御部816はデータ転送手段として機能し、第1の外部機器806に動画像データや静止画像データなどの映像コンテンツデータを転送する制御を行う。本実施形態においては、記憶媒体809に記録された映像コンテンツデータをDVDレコーダなどの第1の外部機器806に挿入されたディスクなどの他の記憶媒体に複製する場合に、記録したい映像コンテンツデータを第1の外部機器806に転送する制御を行う。ビットマップデータ表示制御部817は、本実施形態において、警告表示やレーベル画像の画面表示などを行うためのものである。
【0039】
図9は、本実施形態において、第1の外部機器806に装着されたディスクから取得されるメディア情報の構成例を示す図である。メディア情報には、8cm/12cmなどのメディアサイズ、CD/DVDやR/RWなどのディスクの種別、記録可能時間、及び両面/片面などのメディア構造が含まれる。なお、図9に示したもの以外では、対応する記録フォーマットや、記録容量、残り容量といったメディア情報も含まれる。
【0040】
図10は、本実施形態のビデオカメラ800において、メディア情報の中のメディアサイズの情報を用いて第1の外部機器806に装着されたディスクのレーベル印刷画像を生成して、転送するまで処理手順の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、メディアサイズの情報を用いてレーベル画像を生成する処理について説明するが、この他にディスクの種別/記録可能時間/メディア構造の情報を用いてもよい。
【0041】
図10において処理を開始すると、まず、ステップS1001において、通信制御部811は、DVDレコーダ(第1の外部機器806)と双方向で通信が可能となるようにHDMI/DLNAによる接続を行う。そして、ステップS1002において、前述したメディア情報をメディア情報取得部812により取得する。
【0042】
次に、ステップS1003において、メディア情報解析部813は、取得したメディア情報を解析した上で、レーベル画像を生成するために必要な情報を取得する。本実施形態では、12cm/8cmといったメディアサイズの情報を取得する。そして、メディアサイズが8cmであるか12cmであるかを判断する。
【0043】
この判断の結果、メディアサイズが8cmである場合は、ステップS1004に進む。そして、ビットマップデータ表示制御部817は、ROM804に格納されているレーベルテンプレート情報のうち、を8cmのテンプレートデータを用いて図11に示すようなレーベル生成画面上に表示する。一方、ステップS1003の判断の結果、メディアサイズが12cmである場合は、ステップS1005に進み、8cmの場合の処理と同様に12cmのテンプレートデータを表示する。
【0044】
次に、ステップS1006において、コンテンツデータ転送制御部816は、第1の外部機器806に、記録すべき映像コンテンツデータを転送する。なお、映像コンテンツデータの転送処理については、メディア情報を取得する前に映像コンテンツデータを転送してもよい。
【0045】
次に、ステップS1007において、ビットマップデータ表示制御部817は、ユーザーに選択させるための、転送した映像コンテンツデータに適したレーベル画像の候補を表示部807に表示する。そして、メディア情報から取得したメディアサイズの情報に基づいたテンプレートとともに、レーベル印刷に使用される印刷画像データの生成画面を構成する。
【0046】
なお、レーベル画像の候補としては、サムネイル画像を含む、シーンを代表する代表画像などがある。記録再生回路808は、記憶媒体809に記憶されている映像コンテンツデータから代表画像を再生し、ビットマップデータ表示制御部817は、再生した代表画像を表示部807に表示する。なお、第1の外部機器806で記録処理が終了している場合は、第1の外部機器806から代表画像を取得してもよい。また、これらのレーベル画像の生成画面の一例として図11に示す。これにより、ユーザーは、図11に示すような生成画面に基づき、候補の中から自由に配置してレーベル画像のデータを生成することが可能となる。
【0047】
次に、ステップS1008において、印刷画像生成部814は、ユーザーにより選択されたレーベル画像のデータを生成する。この時、第1の実施形態で示したように、転送したコンテンツデータに関する記録日時や記録容量等が含まれるようにしてもよい。この場合、レーベル画像の候補を読み出す手順と同様に、記録日時や記録容量等の情報を取得する。次に、ステップS1009において、印刷データ転送制御部815は、生成されたレーベル画像のデータをUSBやDLNAなどで接続されたプリンタ(第2の外部機器818)に転送し、処理を終了する。DVDレコーダで記録が終了したディスクがレーベル画像のデータの転送前にプリンタに装着されている場合は、プリンタ側で印刷を開始する。これにより、映像コンテンツデータに適したレーベル画像を印刷することが可能となる。
【0048】
以上のように本実施形態においては、第1の外部機器806に装着されたディスクから取得したメディア情報と、前記ディスクに記録する映像コンテンツデータのサムネイル画像などの情報とに基づく印刷用データを生成するようにした。これにより、プリンタを用いてディスクにレーベル画像を印刷する場合も、煩わしい処理を行わずに本体機器主体でディスクに適したレーベル印刷を実現できる。さらには、ディスクに記録されたデータの内容が明確なレーベル画像を生成することにより、ディスクの管理を容易にすることができる。
【0049】
なお、本実施形態では、ディスクのサイズとサムネイル画像などの代表画像とからレーベル印刷用データを生成したが、取得したメディア情報の中のディスクの種別や記録フォーマットなどの情報をレーベル画像に加えてもよい。これにより、フォーマット及びディスクの種別など後から再生する場合に必要となる情報をレイアウトでき、ディスクの管理をさらに容易にすることができる。
【0050】
(第3の実施形態)
本実施形態では、ビデオカメラ本体を外部機器であるDVDレコーダに接続し、DVDレコーダに装着されたディスクにビデオカメラで撮影された画像を記録する場合に、DVDレコーダの動作状態の情報を取得する。そして、取得した情報に応じてビデオカメラよりDVDレコーダに動作命令を送ることにより、第2の実施形態で説明した処理を自動化する方法について説明する。
【0051】
なお、本実施形態における構成は図7及び図8と同様である。また、HDMI端子は規格上、画像データを送るとともに双方向通信により動作命令や機器の動作状態を示すステータス情報を転送することが可能である。さらに、メディア情報取得部812によって取得されるDVDレコーダに装着されたディスクのメディア情報も図9に示すものと同様である。
【0052】
図13は、メディア情報の中のメディアサイズの情報を用いてDVDレコ−ダの動作状態を確認し、動作状態に応じた動作命令をDVDレコーダに送る処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態においても第2の実施形態と同様にメディアサイズの情報を用いてレーベル画像を生成する処理について説明するが、この他にディスクの種別/記録可能時間/メディア構造の情報を用いてもよい。
【0053】
図13において処理を開始すると、まず、ステップS1301において、通信制御部811は、DVDレコーダ(第1の外部機器806)と双方向で通信が可能となるようにHDMI/DLNAによる接続を行う。そして、ステップS1302において、前述したメディア情報をメディア情報取得部812により取得する。
【0054】
次に、ステップS1303において、メディア情報解析部813は、取得したメディア情報を解析した上で、レーベル画像を生成するために必要な情報を取得する。本実施形態では、12cm/8cmといったメディアサイズの情報を取得する。そして、メディアサイズが8cmであるか12cmであるかを判断する。
【0055】
この判断の結果、メディアサイズが8cmである場合は、ステップS1304に進む。そして、ビットマップデータ表示制御部817は、ROM804に格納されているレーベルテンプレート情報のうち、8cmのテンプレートデータを用いて、図11に示すようなレーベル生成画面上に表示する。一方、ステップS1303の判断の結果、メディアサイズが12cmである場合は、ステップS1005に進み、8cmの場合の処理と同様に12cmのテンプレートデータを表示する。
【0056】
次に、ステップS1306において、コンテンツデータ転送制御部816は、第1の外部機器806に、記録すべき映像コンテンツデータの転送を開始する。なお、映像コンテンツデータの転送処理については、メディア情報を取得前に映像コンテンツデータを転送してもよい。そして、ステップS1307において、映像コンテンツデータの転送が完了したか否かを判断する。この判断の結果、転送が終了していない場合は終了するまで待機し、転送が終了した場合は、ステップS1308に進む。
【0057】
次に、ステップS1308において、受信完了情報を第1の外部機器818から通信部805を介して受け取る。そして、この受信完了情報に応じて、システム制御部810は、DVDレコーダ側に対する記録開始命令を生成する。そして、ステップS1309において、通信制御部811は通信手段として機能し、通信部805を介して第1の外部機器806に記録開始命令を転送する。そして、記録開始命令を受信したDVDレコーダ(第1の外部機器806)側で、装着されたディスクに対して、転送された映像コンテンツの記録を速やかに開始させる。
【0058】
次に、ステップS1310において、ビットマップデータ表示制御部817は、ユーザーに選択させるための、転送した映像コンテンツデータに適したレーベル画像の候補を表示部807に表示する。そして、メディア情報から取得したメディアサイズの情報に基づいたテンプレートとともに、レーベル印刷に使用される印刷画像データの生成画面を構成する。
【0059】
なお、レーベル画像の候補としては、サムネイル画像を含む、シーンを代表する代表画像などがある。記録再生回路808は、記憶媒体809に記憶されている映像コンテンツデータから代表画像を再生し、ビットマップデータ表示制御部817は、再生した代表画像を表示部807に表示する。また、これらのレーベル画像の生成画面の一例として図11に示す。これにより、ユーザーは、図11に示すような生成画面に基づき、候補の中から自由に配置してレーベル画像のデータを生成することが可能となる。
【0060】
次に、ステップS1311において、印刷画像生成部814は、ユーザーにより選択されたレーベル画像のデータの生成を開始する。この時、第1の実施形態で示したように、転送したコンテンツデータに関する記録日時や記録容量等が含まれるようにしてもよい。この場合、レーベル画像の候補を読み出す手順と同様に、記録日時や記録容量等の情報を取得する。そして、ステップS1312において、レーベル画像のデータの生成が完了したか否かを判断する。この判断の結果、データの生成が完了していない場合は、完了するまで待機し、データの生成が完了した場合は、ステップS1313に進む。
【0061】
次に、ステップS1313において、通信制御部811は通信手段として機能し、DVDレコーダ(第1の外部機器806)での映像コンテンツデータの記録状態が終了したことを示す記録終了ステータス情報を受信したか否かを判断する。この判断の結果、記録終了ステータス情報を受信していない場合は、受信するまで待機し、記録終了ステータス情報を受信した場合は、ステップS1314に進む。
【0062】
次に、ステップS1314において、受信した記録終了ステータス情報を基に、システム制御部810は、記録メディア(ディスク)の取り出し命令を生成する。そして、通信制御部811は通信手段として機能し、第1の外部機器806に対して取り出し命令を転送する。この取り出し命令により、第1の外部機器806側では記録が完了したディスクを取り出すことができる状態となる。
【0063】
本実施形態では、レーベル画像のデータの生成が完了した後に、DVDレコーダ側から記録終了ステータス情報を取得してディスクの取り出し要求を転送している。ところが、ステップS1310の印刷画像データの生成画面を構成している段階であっても、DVDレコーダ側で映像コンテンツの記録が終了している場合に、ディスク取り出し要求を送信できるようにしてもよい。
【0064】
次に、ステップS1315において、ビットマップデータ表示制御部817は、ユーザーに対してUSBなどで接続された印刷機器にディスクを装着することを促す警告表示を表示部807に表示する。この警告表示例を図12に示す。
【0065】
次に、ステップS1316において、印刷データ転送制御部815は、生成されたレーベル画像のデータをUSBなどで接続されたプリンタ(第2の外部機器806)に転送して、処理を終了する。DVDレコーダで記録が終了したディスクがレーベル画像のデータの転送前にプリンタに装着されている場合は、プリンタ側で印刷を開始する。これにより、映像コンテンツデータに適したレーベル画像を印刷することが可能となる。
【0066】
以上のように本実施形態においては、記録開始命令やディスクの取り出し命令を第1の外部機器806に転送するようにした。これにより、プリンタを用いてディスクにレーベル画像を印刷する場合も、より効率よくディスクに適したレーベル印刷を実現できる。
【0067】
(本発明に係る他の実施形態)
第2及び第3の実施形態では、ビデオカメラと、DVDレコーダと、プリンタとの3機器で連携する場合のレーベル画像の生成方法について説明したが、DVDレコーダとプリンタとが一体となった装置を用いてレーベル画像を生成してもよい。この場合、DVDレコーダとプリンタとが一体となった装置と接続する手段としては、例えば、DLNAを用いる。
【0068】
また、第1〜第3の実施形態では、動画像データまたは静止画像データが記録された記録媒体のレーベル画像を生成した。一方、音楽などの音声データが記録された記録媒体のレーベル画像を生成することも可能である。音声データを代表する代表画像がある場合は、その代表画像をレーベル画像に用い、再生時間、データ数、記録容量などの情報もレーベル画像に付加する。
【0069】
さらに、第1〜第3の実施形態では、レーベル印刷の対象となる記録媒体が光ディスクである場合の例について説明したが、SDカードや小型のハードディスクドライブに適用してもよい。この場合、記録媒体の形状をメディア情報として取得することにより、レーベル画像のサイズを決定することができる。
【0070】
前述した本発明の実施形態における画像処理装置を構成する各手段、並びに画像処理方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
【0071】
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0072】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図3、5、6、10、13に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0073】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0074】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
【0075】
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
【0076】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
【0077】
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザーに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0078】
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザーに配布し、所定の条件をクリアしたユーザーに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0079】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0080】
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るビデオカメラの機能構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態において、レーベル用画像の生成を開始するためのメニュー画面、生成中の画面、及び生成終了後の画面の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるレーベル画像の構成例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における動画像用のレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態における静止画像用のレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るビデオカメラにDVDレコーダとプリンタとが接続された構成例を示す全体図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るビデオカメラの機能構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施形態におけるメディア情報の一例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態におけるレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態におけるレーベル画像の構成例を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態におけるレーベル画像の生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施形態における警告表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0082】
100 ビデオカメラ
101 カメラ部
102 システム制御部
104 通信部
105 A/D部
106 ビットマップデータ表示制御部
107 画像情報処理部
108 D/A部
109 液晶パネル
110 SDRAM
111 記録再生部
112 ディスク
800 ビデオカメラ
801 カメラ部
802 信号処理部
803 SDRAM
804 ROM
805 通信部
806 第1の外部機器
807 表示部
808 記録再生回路
809 記憶媒体
810 システム制御部
811 通信制御部
812 メディア情報取得部
813 メディア情報解析部
814 印刷画像生成部
815 印刷データ転送制御部
816 コンテンツデータ転送制御部
817 ビットマップデータ表示制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体に関する情報を前記記録媒体から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記記録媒体に関する情報は、少なくとも前記記録媒体の種別、サイズ、形状、記録容量、残り容量、及びフォーマットの中の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報は、少なくともデータの種類、代表画像、再生時間、記録枚数、画像サイズ、及び記録日時の中の何れかであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記印刷用データ生成手段は、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータから画像データを取得して印刷用データを生成することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記印刷用データ生成手段は、前記データの種類に応じて、前記印刷用データへ付加する情報を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記印刷用データへ付加する情報には、少なくとも前記記録媒体の種別、フォーマット、残り容量及び記録容量の中の何れかを含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記印刷用データ生成手段は、前記取得手段によって取得された情報に応じて前記印刷用データのレイアウトを決定することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記印刷用データ生成手段によって生成された印刷用データを印刷装置に転送する転送手段を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記記録媒体が外部機器に装着されている場合に、前記外部機器に対して動作命令を送信するとともに、前記外部機器の動作状態の情報を受信する通信手段を有することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記通信手段は、前記外部機器の動作状態に応じて、前記外部機器に対して動作命令を送信することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
【請求項11】
前記動作状態は、前記外部機器に装着された記録媒体に対する記録状態を含み、前記動作命令は、前記外部機器に装着された記録媒体の取り出し命令、及び記録開始命令を含むことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
【請求項12】
前記転送手段は、前記通信手段により前記外部機器の動作状態の情報を受信した後に、前記印刷用データ生成手段によって生成された印刷用データを前記印刷装置に転送することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
【請求項13】
前記記録媒体に記録するためのデータを前記外部機器に送信するデータ転送手段を有し、
前記転送手段は、前記データ転送手段による転送処理を行った後に前記印刷用データの転送を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
【請求項14】
前記印刷用データ生成手段による生成処理を行った後に、警告表示を表示部に表示する表示制御手段を有することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項15】
前記記録媒体は、ディスク、SDカード、またはハードディスクドライブであることを特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項16】
記録媒体に関する情報を前記記録媒体から取得する取得工程と、
前記取得工程において取得した情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成する印刷用データ生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項17】
記録媒体に関する情報を前記記録媒体から取得する取得工程と、
前記取得工程において取得した情報と、前記記録媒体に記録されているデータまたは前記記録媒体に記録するデータに関する情報とに基づく印刷用データを生成する印刷用データ生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項18】
請求項17に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2009−100037(P2009−100037A)
【公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−266847(P2007−266847)
【出願日】平成19年10月12日(2007.10.12)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】