説明

画像形成装置及び画像形成方法

【課題】図形等と文字のどちらを優先的に拡大して印刷するかをユーザが設定可能な画像形成装置等を提供する。
【解決手段】本発明は、画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、文字オブジェクトと図形オブジェクトのサイズを調整するステップとを含む。調整するステップは、優先度が高いオブジェクトのサイズを拡大し、優先度の低いオブジェクトのサイズを縮小する。また、調整するステップは、文字オブジェクトと図形オブジェクトのサイズを自動的に調整することを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、図形オブジェクトと文字オブジェクトを含む画像のレイアウトを調整可能な技術に関する。
【背景技術】
【0002】
元の印刷データが小さい文字の指定で構成されている場合、印刷物においては文字が潰れて読めなくなる場合がある。また、複数ページを1ページにまとめて印刷し、又は、小さな用紙に印刷する場合、ページそのものを縮小するため、ページ内に含まれるオブジェクトも縮小される。その結果、小さい文字が更に小さくなり見えにくくなり、又は、細かい図形が潰れてしまって見えなくなるといった課題がある。これを解決する方法として、例えば特許文献1に開示された方法がある。この方法は、用紙サイズの変更時はテキストと画像を分け、用紙の大きさに合わせて画像のサイズを変更する/しないを切り替えた後、文字が収まるよう文字サイズを調整して文書を再レイアウトするものである。
【0003】
【特許文献1】特開2003−170636号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、図形又は画像は自動的に縮小されるので、印刷された図形等が非常に見づらくなる場合がある。また、図形等と文字のどちらを優先的に大きくして印刷するかをユーザが選択できないため、ユーザが意図した印刷物が得られない場合もある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、図形等と文字のどちらを優先的に拡大して印刷するかをユーザが設定可能な画像形成装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、画像を入力する手段と、画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離する手段と、ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、文字オブジェクトと図形オブジェクトのサイズを調整する手段と、サイズが調整された文字オブジェクトと図形オブジェクトとをレイアウトする手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の画像形成方法は、画像を入力するステップと、画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、文字オブジェクトと図形オブジェクトのサイズを調整するステップと、サイズが調整された文字オブジェクトと図形オブジェクトとをレイアウトするステップとを含むことを特徴とする。
【0008】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、画像を入力するステップと、画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、文字オブジェクトと図形オブジェクトのサイズを調整するステップと、サイズが調整された文字オブジェクトと図形オブジェクトとをレイアウトするステップとを実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0009】
本発明のプログラムは、コンピュータに、画像を入力するステップと、画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、文字オブジェクトと図形オブジェクトのサイズを調整するステップと、サイズが調整された文字オブジェクトと図形オブジェクトとをレイアウトするステップとを実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、文字オブジェクトを拡大表示するか、それとも図形オブジェクトを拡大表示するかをユーザが選択できるため、ユーザは、希望するレイアウトの印刷物を得ることができる。
【0011】
本発明によれば、文字オブジェクトと図形オブジェクトの優先度を設定可能であるため、各オブジェクトのサイズをフレキシブルに調整できる。
【0012】
本発明によれば、図形オブジェクトと文字オブジェクトのサイズを一旦調整した後に、調整後の文字サイズを考慮して、再度、各オブジェクトのサイズを調整可能であるため、文字サイズが縮小されすぎて判読不可能になることを防止できる。
【0013】
本発明によれば、自動的に図形オブジェクトと文字オブジェクトのサイズを調整する機能を有するため、ユーザは特に何も指定しなくとも、一定レベル以上の高品質なレイアウトからなる印刷物を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の画像形成装置を備える画像形成システムの構成例を示すブロック図である。
【0016】
画像形成システムは、複写機能、印刷機能、送信機能等を搭載する複合機であるMFP等の画像形成装置104と、画像形成装置104を利用するクライアント101〜103とを備える。画像形成装置104とクライアント101〜103は、LAN等のネットワーク105を介して通信を行う。
【0017】
クライアント101〜103は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であって、CPU、RAM、ROM、ハードディスク、外部記憶装置、ネットワークインターフェース、ディスプレイ、キーボード、マウス等を備える。
【0018】
尚、図1に示したシステム構成は一例であって、システムを構成する画像形成装置の台数やクライアントの台数は図に示されたものに限らない。
【0019】
図2は、図1に示す画像形成システムの構成をより詳細に示すブロック図である。
【0020】
201は、クライアント101等のパーソナルコンピュータに搭載されているオペレーティングシステムを示す。オペレーティングシステム201は、アプリケーション202、プリンタドライバ203を統括的に制御する機能を有する。
【0021】
画像形成装置104は、ページ記述言語解析部204、オブジェクト分析部205、スキャナ206、領域分離部207、画像分析部208、オブジェクト情報作成部211、中間言語生成部212、HDD等の記憶装置213を備える。画像分析部208は、内部に文字解析部210とベクトル化部209を備える。
【0022】
ページ記述言語解析部204は、ネットワーク105を経由して、プリンタドライブ203からPDL(ページ記述言語)データを受け取り、それを解析する。
【0023】
オブジェクト分析部205は、PDLデータの解析結果に基づき、ページに含まれるオブジェクトを分析する。
【0024】
オブジェクト情報作成部211は、オブジェクトの分析結果に基づき、オブジェクト情報を作成する。
【0025】
一方、領域分離部207は、スキャナ206が読み取った画像データ(スキャンデータ)に基づいて、画像内のどの部分に何が描かれているかを分析し、その分析結果に基づいて画像を複数のオブジェクトに分離する。具体的には、領域分離部207は、文字が描かれている領域を文字オブジェクトとして分離し、図形が描かれている領域を図形オブジェクトとして分離し、イメージが描かれている領域をイメージオブジェクトとして分離する。
【0026】
文字解析部210は、文字オブジェクトに対して文字解析を行い、ベクトル化部209は、図形オブジェクトに対してベクトル化処理を行う。尚、ベクトル化部209は、イメージオブジェクトに対してはベクトル化処理を行わない。
【0027】
中間言語生成部212は、描画コマンドからなる中間言語を生成する。
【0028】
記憶装置213は、印刷データをスプールする。スプールとは、印刷データを高速に処理できるように一時的にHDD等の記憶装置に保存しておくことである。
【0029】
次に、画像形成装置104が、中間言語とメタデータとを結合して印刷データを生成し、その印刷データを記憶装置213にスプールするまでの一連の処理を説明する。
【0030】
図3は、当該処理の流れを示すフローチャートである。
【0031】
S301において、画像形成装置104は、クライアント101又はスキャナ206からPDLデータ又はスキャンデータを受け取る。以下の説明において、画像形成装置104が内蔵するCPU(図示せず)は、画像形成装置104に含まれる上記の各コンポーネント(204〜213)を総括的に制御する。
【0032】
S302において、画像形成装置104は、受け取ったデータがスキャンデータかPDLデータかを判定し、スキャンデータの場合はS303の処理に進み、PDLデータの場合にはS309の処理に進む。
【0033】
S302において受け取ったデータがスキャンデータと判定された場合、S303において、領域分離部207は、そのスキャンデータに基づいて、画像内のどの部分に何が描かれているかを分析し、その分析結果に応じて画像を複数のオブジェクトに分離する。
【0034】
S304、S305、S308のフローに沿って、文字解析部210は、文字オブジェクトに対して文字解析を行う。これに対して、S304〜S307のフローに沿って、ベクトル化部208は、図形オブジェクトに対してベクトル化を行う。
【0035】
一方、S302において受け取ったデータがPDLデータと判定された場合、S309において、ページ記述言語解析部204は、PDLデータを解析し、フォーマット変換する。次いで、オブジェクト分析部205は、PDLデータの解析結果に基づき、ページを構成するオブジェクトを分析して文字オブジェクトを分離する。S310において、オブジェクト分析部205は、分離した文字オブジェクトに対して文字解析を行う。
【0036】
S311において、オブジェクト情報生成部211は、分離した各オブジェクトのメタデータを生成する。メタデータとは、データそのものではなく、そのデータに関連する情報のことである。メタデータの生成方法については、後述する。
【0037】
S312において、中間言語生成部212は、中間言語を生成する。
【0038】
S313において、画像形成装置104は、中間言語生成部212が生成した中間言語と、オブジェクト情報生成部211が生成したメタデータとを結合し、スプールデータを生成する。
【0039】
図7は、記憶装置213にスプールされるデータ、すなわちスプールデータを概略的に表した図である。
【0040】
スプールデータ700は、オブジェクト情報生成部211が生成したメタデータ701と中間言語生成部212が生成した中間言語702とを有する。
【0041】
最後に、S314において、記憶装置213は、生成された印刷データをスプールする。
【0042】
次に、オブジェクト情報生成部211がメタデータを生成する処理(図3のS311)の詳細を説明する。
【0043】
図4は、当該処理の流れを示すフローチャートである。
【0044】
S401において、オブジェクト情報生成部211は、入力されたオブジェクトが文字オブジェクトか否かを判定し、文字オブジェクトである場合はS402の処理に進む。
【0045】
S402において、オブジェクト情報生成部211は、当該文字オブジェクトに含まれる文字の数をカウントする。
【0046】
S403において、オブジェクト情報生成部211は、当該文字オブジェクト内の文字列を取得する。
【0047】
一方、S401において入力オブジェクトが文字オブジェクトでないと判定された場合、S405において、オブジェクト情報生成部211は、図形オブジェクト又はイメージオブジェクトの外枠サイズを取得する。
【0048】
S404において、オブジェクト情報生成部211は、取得した文字列又は外枠サイズに基づいて、文字オブジェクト、図形オブジェクト又はイメージオブジェクトのメタデータを作成する。
【0049】
図5、図6は、分離された文字オブジェクト、図形オブジェクト又はイメージオブジェクトから文字数と外枠サイズを取得する仕組みを示した図である。
【0050】
文字解析部210は、元画像501(図5)又は元画像601(図6)に含まれる文字オブジェクトを解析する。
【0051】
例えば、図5に示す例では、オブジェクト情報生成部211は、文字数データ502(17文字)、504(432文字)、文字列データ503、505を取得する。図6に示す例では、オブジェクト情報生成部211は、文字数データ602(216文字)、文字列データ603を取得する。
【0052】
さらに、図5に示す例では、オブジェクト情報生成部211は、図形オブジェクト507の外枠サイズデータ(10cm×10cm)506又はイメージオブジェクト605の外枠サイズデータ(18cm×16cm)604を取得する。
【0053】
一方、ベクトル化部209は、図形オブジェクトに対してベクトル化を行う。尚、ベクトル化部209は、イメージオブジェクトに対してはベクトル化処理を行わず、そのままにしておく。
【0054】
S404において、オブジェクト情報生成部211は、上記の取得したデータを用いてメタデータを作成する。
【0055】
次に、GUI(Graphical User Interface)を用いて印刷レイアウトを決定する操作手順を、図面を参照して説明する。
【0056】
図8〜図14は、当該GUI画面の例を示す図である。
【0057】
図8〜図10を参照すると、ユーザは、垂直スクロールバー801(図8)、901(図9)、1001(図10)を操作することで希望する印刷レイアウトを選択できる。選択された印刷レイアウトは、802(図8)、902(図9)、1002(図10)に示すように、画面上に大きく表示される。
【0058】
図8に示す例では、垂直スクロールバー801による選択(レイアウト選択:1/3)により、画面800には2ページを左右に並べて1ページにするレイアウト図である802が表示される。
【0059】
図9に示す例では、垂直スクロールバー901による選択(レイアウト選択:2/3)により、画面900には2ページを結合して1ページ(横向き)にしたレイアウト図である902が表示される。
【0060】
図10に示す例では、垂直スクロールバー1001による選択(レイアウト選択:3/3)により、画面1000には2ページを結合して1ページ(縦向き)にしたレイアウト図である1002が表示される。
【0061】
図11は、図8と同様に、2ページを左右に並べて1ページにするレイアウトを選択したときに画面1100に表示されるレイアウト図である1101を示す図である。
【0062】
例えば、図11に示すように、レイアウト図である1101の左ページ1102を選択し、さらに、図12に示すように、ページプレビューから円グラフのページ1204を選択する。すると、図11における左ページ1102に円グラフのページ1204が挿入され、図12のレイアウト図である1202が得られる。次に、例えば、図13に示すように、レイアウト図である1301の右ページ1303を選択し、さらに、図14に示すように、ページプレビューからネットワーク図のページ1405を選択する。すると、図13における右ページ1303にネットワーク図である1405のページが挿入され、図14のレイアウト図である1403が得られる。
【0063】
次に、ユーザが行う上記操作にしたがい、2つのページを結合して1ページにする処理の流れを説明する。
【0064】
図15は、当該処理の流れを示すフローチャートである。
【0065】
S1501において、画像形成装置104は、合成対象データ(合成する2つのページデータ)を取得する。
【0066】
S1502において、画像形成装置104は、取得した合成対象データのメタデータを解析する。
【0067】
S1503において、画像形成装置104は、メタデータが文字オブジェクトに関するものであるか否かを判定し、文字オブジェクトに関するメタデータと判定した場合はS1504の処理に進む。
【0068】
S1504において、画像形成装置104は、メタデータから各ページの文字数を取得する。
【0069】
S1505において、画像形成装置104は、合成する2つのページの文字数の総和(図16の1601)を求める。
【0070】
S1506において、画像形成装置104は、メタデータから各ページの文字列を取得する。
【0071】
S1507において、画像形成装置104は、合成する全てのページの文字列を結合し、結合文字列(図16の1602)を取得する。
【0072】
一方、S1503においてメタデータが図形オブジェクト又はイメージオブジェクトに関するものと判定した場合は、画像形成装置104は、S1509の処理に進む。
【0073】
S1509において、画像形成装置104は、メタデータから図形又はイメージの外枠サイズデータ(図16の1605:10cm×10cm又は16cm×18cm)を取得する。
【0074】
ステップS1510において、画像形成装置104は、結合するページ数の平方根で縦と横のサイズを割ることによって、縦横のサイズを調整する(図6の1605:7.07cm×7.07cm又は11.32m×12.7cm)。
【0075】
S1508において、画像形成装置104は、文字数の総和1601、結合した文字列1602、調整した図形又はイメージの外枠サイズ1605をメタデータ化する。4つのページを結合して1ページにする等、複数ページを結合して1ページにする場合も同様の処理を行う。
【0076】
次に、GUIを用いて、文字、図形・イメージの大きさを拡大/縮小調整する操作手順を、図面を参照して説明する。
【0077】
図17は、当該GUI画面の例を示す図である。
【0078】
図17を参照すると、ユーザは、文字/図形サイズ調整用のラジオボタン1701a、1701b、1701cを操作することで文字・図形サイズの調整方法を選択する。文字/図形サイズの調整方法の選択とは、概略すると、文字を拡大表示すると共に図形を縮小表示するか、又は、逆に、文字を縮小表示すると共に図形を拡大表示するかを選択することである。例えば、ラジオボタン1701aをチェックすると「元画像固定」が選択され、上記調整は行われない。ラジオボタン1701bをチェックすると「自動調整」が選択され、上記調整が自動的に行われる。ラジオボタン1701cをチェックすると「手動調整」が選択され、ユーザはスライドバー1702を操作することにより上記調整を手動で行う。
【0079】
「手動調整」を選択し、スライドバー1702を左側(文字優先側)にスライドさせると、文字の表示サイズを大きくする一方、図形の表示サイズを小さくする設定が行われる。これに対して、スライドバー1702を右側(図形優先側)にスライドさせると、図形の表示サイズが大きくする一方、文字の表示サイズを小さくする設定が行われる。このようにスライドバー1702を左右にスライドさせることにより、いずれか一方のオブジェクトのサイズを拡大すると共に他方のオブジェクトのサイズを縮小することができる。
【0080】
スライドバー1702を左端にスライドすることは文字表示の優先度を最高にすることを意味し、右端にスライドすることは図形表示の優先度を最高にすることを意味する。
【0081】
図18は、手動調整モードにおいてスライドバー1702を左端にスライドさせることにより文字表示の優先度を最高にした場合の画面例を示す図である。
【0082】
図18に示すように、スライドバー1802を左端にスライドさせると、文字表示の優先度が最高になる。その結果、文字の表示サイズは、印刷する予定の全ての文字が印刷可能領域内に収まる範囲内で最大になり、それに応じて、円グラフやネットワーク図の図形の表示サイズが小さくなる。
【0083】
次に、ユーザが行う上記調整操作にしたがい、文字や、図形(イメージを含む)の表示サイズを調整する処理の流れを説明する。
【0084】
図19は、当該処理の流れを示すフローチャートである。
【0085】
S1901において、画像形成装置104は、調整対象データを取得する。
調整対象データとは、1704、1705のような元画像データのことを指す。
【0086】
S1902において、画像形成装置104は、元画像固定のラジオボタン1701aがチェックされ元画像固定が選択されているか否かを判定し、選択されている場合はS1903の処理に進む。
【0087】
S1903において、画像形成装置104は、元画像1704、1705それぞれのサイズを結合するページ数の平方根で縮小して1ページにレイアウトする。その結果が1703のように表示される。
【0088】
一方、ステップS1902において元画像固定が選択されていない場合は、画像形成装置104は、S1905の処理に進む。
【0089】
S1905において、画像形成装置104は、手動調整のラジオボタン1701cがチェックされ手動調整が選択されているか否かを判定し、選択されている場合はS1906の処理に進む。
【0090】
S1906において、画像形成装置104は、スライドバー1702の位置に応じて、文字サイズと図形サイズを調整する。この際も、同様に調整結果が1703のように表示される。
【0091】
一方、ステップS1905において手動調整が選択されていない場合、すなわち、自動調整が選択されている場合は、画像形成装置104は、S1907の処理に進む。
【0092】
S1907において、画像形成装置104は、文字サイズを可読サイズ以下にならないように文字サイズと図形サイズを自動調整する。可読サイズの文字とは、印刷時に半角一字あたりの大きさが、可読最小サイズである幅1mm高さ2mm以上の大きさを有する文字である。この際も、同様に調整結果が1703のように表示される。S1908にて完了が選択されると、S1904へ進む。
【0093】
S1904において、画像形成装置104は、S1903、S1906又はS1907の処理によってサイズが調整されたデータを記憶装置213にスプールする。また、調整をやり直したい場合にはS1908にて完了を選択しないで、S1902へ戻り、再度調節又は元画像固定のまま縮小を行うことも可能である。
【0094】
次に、図19のS1906の処理(手動調整)の詳細を説明する。
【0095】
図20は、当該処理の流れを示すフローチャートである。
【0096】
S2001において、画像形成装置104は、調整対象データ(調整対象オブジェクト)を取得する。
【0097】
S2002において、画像形成装置104は、調整対象データに含まれるメタデータを解析する。
【0098】
S2003において、画像形成装置104は、スライドバー1702の位置に基づいて、図形(イメージを含む)表示の優先度が最高に設定されているか否かを判定し、その優先度が最高に設定されている場合はS2004の処理に進む。
【0099】
S2004において、画像形成装置104は、図形の外枠サイズを4倍に拡大する。
【0100】
S2005において、画像形成装置104は、拡大した図形の外枠が印字可能領域枠と重なるか否かを判定し、重なる場合は、S2006の処理に進む。すなわち、画像形成装置104は、S2005において、拡大した図形が印字可能領域をはみ出すか否かを判定する。
【0101】
S2006において、画像形成装置104は、印字可能領域内にぴったり収まるようにS2004で拡大した図形を縮小する設定を行う。
【0102】
一方、S2003において判定した結果、図形表示の優先度が最高に設定されていない場合は、画像形成装置104は、S2013の処理に進む。
【0103】
S2013において、画像形成装置104は、スライドバー1702が図形表示を優先する側に位置している否かを判定し、図形表示を優先する側に位置している場合は、S2014の処理に進む。
【0104】
S2014において、画像形成装置104は、図形の外枠サイズを2倍に拡大する(図26の2603)。
【0105】
S2015において、画像形成装置104は、拡大した図形の外枠が印字可能領域枠と重なるか否かを判定し、重なる場合は、S2016の処理に進む。すなわち、画像形成装置104は、S2015において、拡大した図形が印字可能領域をはみ出すか否かを判定する。
【0106】
S2016において、画像形成装置104は、印字可能領域内にぴったり収まるようにS2014で拡大した図形を縮小する設定を行う。
【0107】
一方、S2013において判定した結果、図形表示を優先する設定がされていない場合には、画像形成装置104は、S2017の処理に進む。
【0108】
S2017において、画像形成装置104は、スライドバー1702の位置に基づいて、文字表示の優先度が最高に設定されているか否かを判定し、優先度が最高に設定されている場合は、S2018の処理に進む。
【0109】
S2018において、画像形成装置104は、図形の外枠の縦・横サイズを2分の1に縮小する。すなわち、画像形成装置104は、図形の面積を4分の1に縮小する(図22の2203)。
【0110】
一方、S2017において判定した結果、文字表示の優先度が最高に設定されていない場合は、画像形成装置104は、S2019の処理に進む。
【0111】
S2019において、画像形成装置104は、スライドバー1702が文字表示を優先する側に位置しているか否かを判定し、文字表示を優先する側に位置している場合は、S2020へ進む。
【0112】
S2020において、画像形成装置104は、図形の外枠の縦・横サイズを(2の平方根)分の1に縮小する。すなわち、画像形成装置104は図形の面積を2分の1に縮小する。
【0113】
S2007において、画像形成装置104は、図形面積の総和を計算する。
【0114】
S2008において、画像形成装置104は、印字領域高さ(図23の2301、図27の2701)と印字領域幅(図23の2302、2303、図27の2702、2703)とを用いて印字領域面積を計算する。次いで、画像形成装置104は、計算した印字領域面積から図形面積の総和(図22の2203、図26の2603)を減算し、文字を挿入する文字領域サイズ(図23の2305、図27の2705)を算出する。
【0115】
S2009において、画像形成装置104は、総文字数(図22の2201、図26の2601)を取得する。
【0116】
S2010において、画像形成装置104は、文字領域サイズ(図23の2305、図27の2705)と文字数(図22の2201、図26の2601)から最適な文字サイズを算出する。最適な文字サイズとは、例えば印刷可能領域のうち文字が印刷可能な文字領域内に全ての文字が収まる範囲内で一番大きい文字サイズのことである。
【0117】
S2011において、画像形成装置104は、図形の配置(図24の2402、2404、図28の2802、2804)を調整する。
【0118】
S2012において、画像形成装置104は、文字を図形に重ならないようにレイアウトする(図25、図29)。
【0119】
次に、図19のS1907の処理(自動調整)の詳細を説明する。
【0120】
図21は、当該処理の流れを示すフローチャートである。
【0121】
S2101において、画像形成装置104は、調整対象データを取得する。
【0122】
S2102において、画像形成装置104は、メタデータを解析する。
【0123】
S2103において、画像形成装置104は、図形(イメージを含む)面積の総和を算出する。
【0124】
S2104において、画像形成装置104は、印字領域面積から図形面積の総和を減算し、文字領域サイズを算出する。
【0125】
S2105において、画像形成装置104は、メタデータより総文字数を取得する。
【0126】
S2106において、画像形成装置104は、文字領域サイズと文字数から最適な文字サイズを算出する。
【0127】
S2107において、画像形成装置104は、文字サイズはシステム個別に設定されている可読最小サイズより小さいか否かを判断し、小さい場合は、S2108の処理に進む。
【0128】
S2108において、画像形成装置104は、文字可読最小サイズと文字数から文字領域面積を算出する。
【0129】
S2109において、画像形成装置104は、印字領域面積から、S2108において得られた文字領域面積を減算し、図形領域面積を算出する。
【0130】
S2110において、画像形成装置104は、図形外枠サイズを図形領域面積に収まるよう調整する。
【0131】
一方、S2107において判定した結果、文字サイズがシステム個別に設定されている可読最小サイズ以上である場合は、画像形成装置104は、S2111の処理に進む。
【0132】
S2111において、画像形成装置104は、図形の配置を調整する。
【0133】
S2112において、画像形成装置104は、文字を図形に重ならないようにレイアウトする。
【0134】
次に、GUIを用いて、2ページを結合して1ページ縦向きにしたレイアウト(図10)する場合の操作手順を、図面を参照して説明する。
【0135】
図30〜図35は、当該GUI画面の例を示す図である。
【0136】
図30に示す例では、原稿を挿入するページ3001を選択し、次に、挿入するページ3502をプレビューから選択すると、図31に示すレイアウト図の3101が表示される。次に、更に追加したいページ3103をプレビューから選択すると、図32に示すレイアウト図の3201が表示される。レイアウト図の3201は、ページ3202とページ3203の各々が縮小された後に結合された状態を示す。この時、スプールされている印刷データ内のメタデータも結合される。更に、図33に示すように、文字/図形サイズ調整3304を手動調整3304cに設定すると、スライドバー3505がアクティブになる。
【0137】
図33において、スライドバー3305を右側(図形優先側)にスライドさせると、図33に示すレイアウト図の3301は、図34に示すレイアウト図の3401のようになる。すなわち、スライドバー3305を右側(図形優先側)にスライドさせると、ページ内の図形を拡大する一方、文字を縮小する設定がされる。更に、スライドバー3405を右端にスライドさせることによって図形表示の優先度を最高にすると、図35に示すレイアウト図の3501のようになる。すなわち、ページ内の図形は更に拡大する一方、文字は更に縮小する。このようにレイアウトが調整されたデータは、記憶装置にスプールされる。
【0138】
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に装着し、システム等のコンピュータが記録媒体からプログラムコードを読み取り実行することによっても達成される。記録媒体はコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成する。また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現されてもよい。また、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張カードや機能拡張ユニットに書込まれた後、機能拡張カード等がプログラムコードの指示に基づき処理の一部または全部を行うことで、前述の実施例を実現してもよい。
【0139】
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納される。
【図面の簡単な説明】
【0140】
【図1】本発明の画像形成装置を備える画像形成システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】画像形成システムの構成をより詳細に示すブロック図である。
【図3】画像形成装置104が、中間言語とメタデータとを結合して印刷データを生成し、その印刷データを記憶装置213にスプールするまでの一連の処理を示すフローチャートである。
【図4】オブジェクト情報生成部211がメタデータを生成する処理(図3のS311)の流れを示すフローチャートである。
【図5】分離された文字オブジェクト、図形オブジェクト又はイメージオブジェクトから文字数と外枠サイズを取得する仕組みを示した図である。
【図6】分離された文字オブジェクト、図形オブジェクト又はイメージオブジェクトから文字数と外枠サイズを取得する仕組みを示した図である。
【図7】記憶装置213にスプールされるデータを概略的に表した図である。
【図8】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図9】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図10】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図11】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図12】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図13】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図14】印刷レイアウトを決定する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図15】2つのページを結合して1ページにする処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】データ構造を示す図である。
【図17】文字、図形・イメージの大きさを拡大/縮小調整する操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図18】手動調整モードにおいてスライドバー1702を左端にスライドさせることにより文字表示の優先度を最高にした場合の画面例を示す図である。
【図19】文字や、図形(イメージを含む)の表示サイズを調整する処理の流れを示すフローチャートである。
【図20】S1906の処理(手動調整時の処理)の流れを示すフローチャートである。
【図21】S1907の処理(自動調整時の処理)の流れを示すフローチャートである。
【図22】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図23】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図24】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図25】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図26】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図27】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図28】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図29】レイアウトされる文字オブジェクトと図形オブジェクトとの関係を示す図である。
【図30】2ページを結合して1ページ縦向きにイアウトする場合の操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図31】2ページを結合して1ページ縦向きにイアウトする場合の操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図32】2ページを結合して1ページ縦向きにイアウトする場合の操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図33】2ページを結合して1ページ縦向きにイアウトする場合の操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図34】2ページを結合して1ページ縦向きにイアウトする場合の操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【図35】2ページを結合して1ページ縦向きにイアウトする場合の操作手順を説明するための画面例を示す図である。
【符号の説明】
【0141】
101〜103 クライアント
104 画像形成装置
201 オペレーティングシステム
202 アプリケーション
203 プリンタドライバ
204 ページ記述言語解析部
205 オブジェクト分析部
206 スキャナ
207 領域分離部
208 画像分析部
209 ベクトル化部
210 文字解析部
211 オブジェクト情報作成部
212 中間言語生成部
213 記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を入力する手段と、
前記画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離する手段と、
ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのサイズを調整する手段と、
サイズが調整された前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトとをレイアウトする手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記調整する手段は、
前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのうちのいずれか一方のオブジェクトのサイズを拡大すると共に、他方のオブジェクトのサイズを縮小することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記調整する手段は、
前記優先度が高いオブジェクトのサイズを拡大し、前記優先度の低いオブジェクトのサイズを縮小することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記調整する手段は、
前記文字オブジェクトに含まれる文字数と調整後の文字オブジェクトのサイズとに基づいて、調整後の文字オブジェクトの中に含まれる文字のサイズを調整することを更に含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記調整する手段は、
前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのサイズを自動的に調整する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記自動的に調整する手段は、
前記調整後の文字オブジェクに含まれる文字数と、前記調整後の文字オブジェクトとに基づいて、前記調整後の文字オブジェクトに含まれる文字のサイズを算出し、当該文字のサイズが可読最小サイズより小さい場合には、当該可読最小サイズと前記文字数とに基づいて、前記調整後の文字オブジェクトのサイズを拡大することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記自動的に調整する手段は、
印字領域のサイズから図形オブジェクトのサイズを減算して文字オブジェクトのサイズを算出し、当該文字オブジェクトのサイズと当該文字オブジェクトに含まれる文字数から文字サイズを算出し、当該文字サイズが可読最小サイズよりも小さい場合には、当該可読最小サイズと当該文字数に基づき文字オブジェクトのサイズを拡大すると共に図形オブジェクトのサイズを縮小することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像を入力するステップと、
前記画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、
ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのサイズを調整するステップと、
サイズが調整された前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトとをレイアウトするステップと
を含むことを特徴とする画像形成方法。
【請求項9】
前記調整するステップは、
前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのうちのいずれか一方のオブジェクトのサイズを拡大すると共に、他方のオブジェクトのサイズを縮小することを特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
【請求項10】
前記調整するステップは、
前記優先度が高いオブジェクトのサイズを拡大し、前記優先度の低いオブジェクトのサイズを縮小することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成方法。
【請求項11】
前記調整するステップは、
前記文字オブジェクトに含まれる文字数と調整後の文字オブジェクトのサイズとに基づいて、調整後の文字オブジェクトの中に含まれる文字のサイズを調整することを更に含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項12】
前記調整するステップは、
前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのサイズを自動的に調整するステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
【請求項13】
前記自動的に調整するステップは、
前記調整後の文字オブジェクに含まれる文字数と、前記調整後の文字オブジェクトとに基づいて、前記調整後の文字オブジェクトに含まれる文字のサイズを算出し、当該文字のサイズが可読最小サイズより小さい場合には、当該可読最小サイズと前記文字数とに基づいて、前記調整後の文字オブジェクトのサイズを拡大することを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
【請求項14】
前記自動的に調整するステップは、
印字領域のサイズから図形オブジェクトのサイズを減算して文字オブジェクトのサイズを算出し、当該文字オブジェクトのサイズと当該文字オブジェクトに含まれる文字数から文字サイズを算出し、当該文字サイズが可読最小サイズよりも小さい場合には、当該可読最小サイズと当該文字数に基づき文字オブジェクトのサイズを拡大すると共に図形オブジェクトのサイズを縮小することを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
【請求項15】
コンピュータに、
画像を入力するステップと、
前記画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、
ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのサイズを調整するステップと、
サイズが調整された前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトとをレイアウトするステップと
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項16】
コンピュータに、
画像を入力するステップと、
前記画像に含まれる文字オブジェクトと図形オブジェクトとを分離するステップと、
ユーザが指定したオブジェクトの優先度にしたがい、前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトのサイズを調整するステップと、
サイズが調整された前記文字オブジェクトと前記図形オブジェクトとをレイアウトするステップと
を実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【公開番号】特開2009−194561(P2009−194561A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−32266(P2008−32266)
【出願日】平成20年2月13日(2008.2.13)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】