説明

画像形成装置

【課題】冷却ユニット側のダクトを上下に可動とすることで、装着時の現像ユニットとダクトの隙間の発生を防止して現像ユニットからのトナー飛散を防止し、且つ冷却風の漏れを防ぐ画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像ユニット16を送風により冷却するための冷却ユニット17と、冷却ユニットからの送風を現像ユニット側へと導く冷却ダクト17cとを備え、冷却ダクトは冷却ユニットからの送風を受け入れる送風入口16fを有する現像ユニット側ダクト16bと、現像ユニット側ダクト側への送風を取り出す冷却ユニット側ダクト17cとからなり、送風出口17eを送風入口16fに向けて付勢する付勢手段17dを備えており、現像ユニットの装置本体への着脱時には、送風出口は付勢力に抗する方向へ移動し、現像ユニットの装置本体への装着時には、送風出口は付勢力により送風出口と密着することを特徴とする画像形成装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着脱可能な現像ユニットを備え、現像ユニット装着時に現像ユニットからのトナー飛散を防止し、且つ冷却風の漏れを防ぐことができる画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式による画像形成装置においては、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像が現像装置によって現像されてトナー像として顕像化され、このトナー像が給送される用紙上に転写装置によって転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、定着装置へと搬送され、定着装置によってトナー像の定着を受けた後に機外に排出される。
【0003】
このような画像形成装置においては、メンテナンスの容易化等を目的として、現像装置を現像ユニットとして他のプロセス機器とは独立させてユニット化していることが多く、現像ユニットを装置前後方向、即ち現像ローラーや感光体ドラムの軸方向へスライドさせて画像形成装置本体に対して着脱することができる構成を備えている。
【0004】
現像ユニットは、定着装置等から発せられる熱によって画像形成装置内の温度が上昇すると、トナーの溶融等、種々の不具合が発生するため、冷却ファンによって現像ユニットを冷却することが行われている。現像ユニット内の現像ローラーや現像カートリッジに直接風を当てるとトナー飛散等の不具合が生じるので、現像ローラーや現像カートリッジが収納された空間に隣接して設けられるダクト内へ、冷却ファンによって送風される空気を流通させている。ダクトは、冷却ファンを備える冷却ユニット、及び現像ユニットの両方に設けられることがある。
【0005】
このようなダクト内包型現像ユニットを備える画像形成装置においては、冷却ファンによって送られる空気を現像ユニットのダクト内へ流通させるために、現像ユニット側送風口と冷却ユニット側送風口が必要であるが、現像ユニット側送風口と冷却ユニット側送風口との間に隙間があると、現像ユニット側送風口と冷却ユニット側送風口との隙間から送風空気が漏れ出してしまうので、現像ユニットへの送風効率が著しく低下してしまうという問題点があった。さらにその隙間からトナーが飛散してしまうという問題点もあった。
【0006】
特許文献1には、送風機により送られる空気が流通するダクト部材を変位させて、現像ユニットを備えるケーシングの送風口とダクト側送風口とが近接する近接状態と、この近接状態より両送風口が離隔した離隔状態と、を切り替えるダクト変位手段を備える画像形成装置、が開示されている。そして、両送風口の少なくとも一方には、近接状態時に両送風口の隙間から空気が漏れ出ることを防止するパッキンが設けられている画像形成装置、もまた開示されている。しかしながら、繰り返し現像ユニットを着脱することによるパッキンの擦れ又は破損によって、空気が漏れ出す虞があり、上記課題は完全には解消されていない。また、パッキン等のシール部材を追加することによるコストアップという問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−178608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、冷却ユニット側のダクトを上下に可動とすることで、装着時の現像ユニットと該ダクトを密着させて隙間の発生を防止することができ、これにより、現像ユニットからのトナー飛散を防止し、且つ冷却風の漏れを防ぐことができる画像形成装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に係る発明は、像担持体上に形成された静電潜像を現像するための現像ユニットと、前記現像ユニットを送風により冷却するための冷却ユニットと、前記冷却ユニットからの送風を前記現像ユニット側へと導く冷却ダクトとを備え、前記冷却ダクトは、前記現像ユニットに付設されて前記冷却ユニットからの送風を受け入れる送風入口を有する現像ユニット側ダクトと、前記冷却ユニットに付設されて前記現像ユニット側ダクト側への送風を取り出す送風出口を有する冷却ユニット側ダクトとからなり、前記冷却ユニット側ダクトの前記送風出口を、前記現像ユニット側ダクトの前記送風入口に向けて付勢する付勢手段を備えており、前記現像ユニットの装置本体への着脱時には、前記送風出口は前記付勢手段の付勢力に抗する方向へ移動し、前記現像ユニットの装置本体への装着時には、前記送風出口は前記付勢手段の付勢力により前記送風出口と密着することを特徴とする画像形成装置に関する。
【0010】
請求項2に係る発明は、前記冷却ユニット側ダクトは、前記冷却ユニットと一体化された下ダクト部材と、前記送風出口を有し、前記下ダクト部材に対して上下動可能な上ダクト部材からなり、前記付勢手段は、前記上ダクト部材と前記下ダクト部材の間に介装されて前記上ダクト部材を上方向に付勢していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置に関する。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る発明によれば、冷却ユニット側ダクトの送風出口を、前記現像ユニット側ダクトの送風入口に向けて付勢する付勢手段を備えていることで、装着時の現像ユニットと該ダクトを密着させて隙間の発生を防止することができ、これにより、現像ユニットからのトナー飛散を防止し、且つ冷却風の漏れを防ぐことができる画像形成装置を提供することができる。
【0012】
請求項2に係る発明によれば、付勢手段は、上ダクト部材と下ダクト部材の間に介装されて前記上ダクト部材を上方向に付勢していることにより、装着時の現像ユニットと該ダクトを密着させて隙間の発生を防止することができ、これにより、現像ユニットからのトナー飛散を防止し、且つ冷却風の漏れを防ぐことができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る画像形成装置の、前後方向において略中央部の正面断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の、前後方向において正面側の正面断面図である。
【図3】本発明に係る現像ユニットと冷却ユニットの部分斜視図である。
【図4】本発明に係る現像ユニットと冷却ユニットの部分正面断面図である。
【図5】本発明に係る現像ユニットと冷却ユニットの部分斜視断面図である。
【図6】本発明に係る現像ユニットの着脱時の斜視図である。
【図7】本発明に係る冷却ユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る画像形成装置の、前後方向(紙面垂直方向)において略中央部の正面断面図である。
図1に示されるように、画像形成装置(1)の正面には、装置本体(2)の下部に設けられた回動支点(3)を中心として、回動可能に取付けられた手差しトレイ(4)が設けられており、手差しトレイ(4)には給紙カセット(5)に入っていないサイズの用紙や厚紙、OHPシート等のように1枚ずつ送り込みたいものが載置される。
【0016】
装置本体(2)の内部下方には、給紙カセット(5)が配置されている。給紙カセット(5)の背面には、第1用紙搬送部(6)が備えられている。第1用紙搬送部(6)は、給紙カセット(5)から送り出された用紙を受け取り、装置本体(2)の右面に沿って垂直上方に搬送する。
【0017】
手差しトレイ(4)の右側には、第2用紙搬送部(7)が備えられている。第2用紙搬送部(7)は、給紙カセット(5)のすぐ上方にあって、手差しトレイ(4)から第1用紙搬送部(6)まで略水平に延び、第1用紙搬送部(6)に合流している。
第2用紙搬送部(7)は、手差しトレイ(4)から送り出された用紙等を受け取り、略水平に第1用紙搬送部(6)まで搬送し、次いで第1用紙搬送部(6)が二次転写ローラー(8)に用紙を搬送する。
【0018】
画像形成装置(1)は、外部コンピューター(図示せず)から原稿画像データを受信する。この画像データの情報は、第2用紙搬送部(7)の上方に配置された露光手段であるレーザ照射部(9)に送られる。レーザ照射部(9)により、画像データに基づいて制御されたレーザ光が、画像形成部(10)に向かって照射される。
【0019】
図1に示すように、レーザ照射部(9)の上方には計4台の画像形成部(10)が配置されており、更にこれら各画像形成部(10)の上方には中間転写体を無端ベルトの形で用いた中間転写ベルト(11)が備えられている。中間転写ベルト(11)は、複数のローラーに巻き掛けられて支持され、駆動装置(図示せず)により図1において反時計回りに回転する。
【0020】
4台の画像形成部(10)は、中間転写ベルト(11)の回転方向に沿って、回転方向上流側から下流側に向けて一列に配置された所謂タンデム方式である。4台の画像形成部(10)とは、上流側から順に、マゼンダ用の画像形成部(10M)、シアン用の画像形成部(10C)、イエロー用の画像形成部(10Y)、及びブラック用の画像形成部(10B)である。これらの画像形成部(10)には、各色の現像ユニット(16)が配されており、トナーが補給される。なお、以下の説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「M」「C」「Y」「B」の識別記号は、省略するものとする。
【0021】
各画像形成部(10)は、感光体ドラム(15)及び現像ユニット(16)を備えている。露光手段であるレーザ照射部(9)によって照射されたレーザ光により原稿画像の静電潜像が感光体ドラム(15)に形成される。
【0022】
現像ユニット(16)は、トナー攪拌ローラー(16c)、トナー供給ローラー(16d)及び現像ローラー(16e)を備えている。トナー攪拌ローラー(16c)が回転することにより、現像ユニット(16)内のトナーを攪拌し、攪拌されたトナーをトナー供給ローラー(16d)によって現像ローラー(16e)に供給し、現像ローラー(16e)によって感光体ドラム(15)上にトナー像を形成する。図1においては、ブラック用の画像形成部(10B)についてのみ番号を付与してあるが、他の色用の画像形成部についても同様である。
【0023】
トナー像は、各画像形成部(10)の上方に備えられた中間転写ベルト(11)表面に一次転写される。そして、中間転写ベルト(11)の回転とともに、所定のタイミングで各画像形成部(10)のトナー像が中間転写ベルト(11)に転写されることにより、中間転写ベルト(11)表面にはマゼンダ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされて、カラートナー像が形成される。
【0024】
中間転写ベルト(11)が用紙搬送路に懸かる箇所には、二次転写ローラー(8)が配置されている。中間転写ベルト(11)表面に一旦担持されたカラートナー像は、第1用紙搬送部(6)によって同期をとって送られてきた用紙に、中間転写ベルト(11)と二次転写ローラー(8)とが圧接して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
【0025】
二次転写ローラー(8)の上方には、定着装置(12)が備えられている。二次転写ローラー(8)にて未定着トナー像を担持した用紙は、定着装置(12)へと送られ、定着ローラー(13)と加圧ローラー(14)とにより中間転写ベルト(11)上のトナー像が加熱、加圧されて用紙上に定着される。
【0026】
図2及び図3に示すように、冷却ユニット(17)は、現像ユニット(16)の正面側下部に配される。図4に示すように、冷却ユニット(17)は、ファンからなる送風手段(17a)、送風手段(17a)を収納するケーシング(17b)を備えており、その上部には冷却ユニット側ダクト(17c)が付設されている。送風手段(17a)によって送られる空気は、図4中の矢印の方向、即ちケーシング(17b)の上部に配されケーシング(17b)と連通する冷却ユニット側ダクト(17c)内を流れる。冷却ユニット側ダクト(17c)は、冷却ユニット側送風出口(17e)を備えている。現像ユニット(16)の下部には、現像ユニット側ダクト(16b)が付設されており、現像ユニット側ダクト(16b)は、現像ユニット側送風入口(16f)を備えている。冷却ユニット側送風出口(17e)と現像ユニット側送風入口(16f)が連結され、これにより、前記空気は、冷却ユニット側送風出口(17e)及び現像ユニット側送風入口(16f)を通じて現像ユニット(16)に送られる。次いで、図5中の矢印で示すように、前記空気は、現像ユニット側ダクト(16b)内を流れ、これにより現像ユニット側ダクト(16b)上部の現像セクション(16a)を冷却する。1つの送風手段(17a)からの送風は、2つの現像ユニット側へと導かれるが、図4においては、一方(紙面右側)の現像ユニット(16)は省略している。
【0027】
図4に示すように、冷却ユニット側ダクト(17c)は、冷却ユニット(17)と一体化された下ダクト部材(17g)と、上記冷却ユニット側送風出口(17e)を有する上ダクト部材(17f)からなり、上ダクト部材(17f)と下ダクト部材(17g)の間には、バネ等からなる付勢手段(17d)が備えられている。付勢手段(17d)は、上ダクト部材(17f)と下ダクト部材(17g)を接続しており、上ダクト部材(17f)を上方向に付勢している。これにより、上ダクト部材(17f)は、送風出口(17e)を有しているために、冷却ユニット側ダクト(17c)の送風出口(17e)が、現像ユニット側ダクト(16b)の送風入口(16f)に向けて付勢されることとなる。上ダクト部材(17f)に下向きの力が加わると、上ダクト部材(17f)は付勢手段(17d)の付勢力に抗して下方に動き、前記力が解除されると上ダクト部材(17f)は元の位置(図4の位置)に戻って、冷却ユニット側送風出口(17e)と現像ユニット側送風入口(16f)が密着する。
【0028】
図6は、本発明に係る現像ユニットの着脱時の斜視図である。
装置本体(2)には、現像ユニット(16)を着脱するための本体側取付部(18)が備えられている。現像ユニット(16)は、本体側取付部(18)に沿って前後方向(図6の正面・背面矢印方向)にスライドすることができる。これにより、現像ユニット(16)を装置本体(2)に対して着脱することができる。
【0029】
現像ユニット(16)を本体側取付部(18)に対してスライドさせて装置本体(2)から着脱する際、図4及び図6に示す送風入口下端面(16g)と、図4及び図7に示す送風出口上端面(17h)とは、上下方向において互いに干渉する位置関係にあるように設計される。言い換えると、現像ユニット(16)は、現像ユニット(16)が装着される位置よりも低い位置(例えば1mm下方)でスライドして着脱される。これにより、着脱時において、現像ユニット(16)を本体側取付部(18)に対してスライドさせると、送風出口上端面(17h)及び上ダクト部材(17f)に下向きの力が加わり、上ダクト部材(17f)は、付勢手段(17d)の付勢力に抗して下方へ移動する。これにより、上記干渉が無くなり、現像ユニット(16)の着脱が可能となる。現像ユニット(16)が装置本体(2)の所定位置に装着されると、現像ユニット側送風口(16f)と冷却ユニット側送風口(17e)の装置前後方向の位置が合致する。
【0030】
現像ユニット(16)が装置本体(2)に装着された状態では、現像ユニット(16)は、着脱時より上方に位置する。この状態において、上ダクト部材(17f)は、付勢手段(17d)による上向きの付勢力により、現像ユニット(16)の着脱時と装着時の上下方向の高さの差の分だけ上方へ移動する。これにより、送風出口上端面(17h)と送風入口下端面(16g)は密着する。従って、装着時の送風出口上端面(17h)と送風入口下端面(16g)の間の隙間が生じることを防止でき、シール部材を用いなくてもトナーの飛散及び送風漏れを防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ等の、現像ユニットを備えた画像形成装置に対して好適に利用される。
【符号の説明】
【0032】
1 画像形成装置
2 装置本体
10 画像形成部
16 現像ユニット
16b 現像ユニット側ダクト
17 冷却ユニット
17c 冷却ユニット側ダクト
17d 付勢手段
18 本体側取付部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
像担持体上に形成された静電潜像を現像するための現像ユニットと、前記現像ユニットを送風により冷却するための冷却ユニットと、前記冷却ユニットからの送風を前記現像ユニット側へと導く冷却ダクトとを備え、
前記冷却ダクトは、前記現像ユニットに付設されて前記冷却ユニットからの送風を受け入れる送風入口を有する現像ユニット側ダクトと、前記冷却ユニットに付設されて前記現像ユニット側ダクト側への送風を取り出す送風出口を有する冷却ユニット側ダクトとからなり、
前記冷却ユニット側ダクトの前記送風出口を、前記現像ユニット側ダクトの前記送風入口に向けて付勢する付勢手段を備えており、
前記現像ユニットの装置本体への着脱時には、前記送風出口は前記付勢手段の付勢力に抗する方向へ移動し、
前記現像ユニットの装置本体への装着時には、前記送風出口は前記付勢手段の付勢力により前記送風出口と密着する
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記冷却ユニット側ダクトは、
前記冷却ユニットと一体化された下ダクト部材と、
前記送風出口を有し、前記下ダクト部材に対して上下動可能な上ダクト部材からなり、
前記付勢手段は、前記上ダクト部材と前記下ダクト部材の間に介装されて前記上ダクト部材を上方向に付勢している
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記冷却ユニット側ダクトが、
複数の前記現像ユニット側ダクトと連通していることを特徴とする請求項1乃至2記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−159679(P2012−159679A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−19187(P2011−19187)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(000006150)京セラドキュメントソリューションズ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】