説明

疼痛、糖尿病および脂質代謝の障害の治療に有用なスピロ縮合アゼチジン誘導体

慢性的な痛み、特に炎症性疼痛や神経因性疼痛の治療は、重要な未だに医療ニーズが満たされない領域である。式(I)の化合物および式(IIA)の化合物が開示され、そこでは、R、R、R、R、R、uおよびvは、本明細書で定義された通りである。これらの化合物は、疼痛(例えば、炎症性疼痛、慢性疼痛、および神経因性疼痛)を治療する方法、糖尿病を治療する方法、およびコレステロールの吸収を阻害する方法で使用することができる。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化100】

[式中、
は、(1)H、(2)アルキル、(3)置換されたアルキル、(4)シクロアルキル、(5)アリール、(6)置換されたアリール、(7)アリールアルキル、(8)ヘテロアリール、(9)置換されたヘテロアリール、(10)ヘテロアリールアルキル、(11)ジフェニルメチル、(12)シクロアルキルアルキル、(13)アルケニル、(14)−C(O)NQ(ここで、Qは、置換されたアリールからなる群より選択される)、および(15)−アルキレン−C(O)N(アルキル)からなる群より選択され;そして、ここで、
該置換されたアルキル部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、および(p)−P(O)(O−アルキル)からなる群より独立して選択される1個以上の置換基で各々、独立して置換され;
該置換されたアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上の置換基で各々、独立して置換され;および
該置換されたヘテロアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;
は、(1)H、(2)アルキル、(3)置換されたアルキル、(3)シクロアルキル、(4)アリール、(5)置換されたアリール、(6)アリールアルキル、(7)ヘテロアリールアルキル、(8)ヘテロシクロアルキル、(9)ヘテロシクロアルキルアルキル、(10)R−A−、(11)アルキル−O−C(O)−、(12)(アルキル)−N−アルキレン−C(O)−、(13)(アルキル)−N−C(O)−アルキレン−C(O)−、(14)CN−アルキレン−C(O)−、(15)アルキル−O−アルキレン−C(O)−、(16)アルキル−C(O)−アルキレン−C(O)−、(17)アルキル−C(O)−NH−アルキレン−C(O)−、(18)アルキル−NH−C(O)−、(19)アルキル−O−C(O)−アルキレン−C(O)−、(20)アルキル−O−C(O)−シクロアルキレン−アルキレン−、(21)NH−C(O)−NH−アルキレン−C(O)−、(22)NH−C(O)−アルキレン−C(O)−、(23)アルキル−C(O)−NH−アルキレン−S−アルキレン−C(O)−、(24)アルキル−O−C(O)−アルキレン−C(O)−、(25)アルキル−S−アルキレン−C(O)−、(26)アルキル−C(O)−シクロアルキレン−アルキレン−C(O)−、(27)アルキル−S−アルキレン−(−NHC(O)アルキル)−C(O)−、(28)アルキル(−C(O)Oアルキル)−NH−C(O)−、(29)アルキル−S−アルキレン(−NHC(O)アルキル)−C(O)−、(30)−C(O)NHQ(ここで、Qは、(a)シクロアルキル、(b)−C(O)−Oアルキルで置換されたアルキル、(c)置換されたアリール、(d)アルキル、(e)置換されたアリールアルキル、(f)置換されたヘテロシクロアルケニルベンゾ、および(g)ヘテロアリールからなる群より選択される)、(31)−C(O)NQ(ここで、QおよびQは、各々、独立して、(a)H、(b)Q(ここで、Qは、先に定義した通りである)、(c)置換されたアリール、および(d)アリールアルキルからなる群より選択される)、(32)置換されたヘテロアリールアルキル、および
【化101】

(式中、Zは、Hおよびアルキルからなる群より選択され、Qは、−C(O)Oアルキルおよび−C(O)N(Xからなる群より選択され、ここで各Xは、独立して、Hおよびアルキルからなる群より選択される)からなる群より選択され、ここで:
該置換されたアルキル部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、および(p)−P(O)(O−アルキル)からなる群より独立して選択される1個以上の置換基で各々、独立して置換され;および
該置換されたアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上の置換基で各々、独立して置換され;および
該置換されたヘテロアリールアルキル部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;および
は、(1)H、(2)アルキル、(3)置換されたアルキル、(4)シクロアルキル、(5)アリール、(6)置換されたアリール、(7)アリールアルキル、(8)アリールアルケニル、(9)アリールアルキニル、(10)ヘテロアリール、(11)置換されたヘテロアリール、(12)ヘテロアリールアルキル、(13)ヘテロアリールアルケニル、および(14)ヘテロアリールアルキニルからなる群より選択され;および、ここで、
該置換されたアルキル部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、および(p)−P(O)(O−アルキル)からなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;
該置換されたアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;および
該置換されたヘテロアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;および
の各存在は、独立して、−CH−、−CH(アルキル)−および−C(アルキル)からなる群より選択され、ここで;各Rに対する各アルキルは、独立して選択され;
の各存在は、独立して、−CH−、−CH(アルキル)−および−C(アルキル)からなる群より選択され、ここで;各Rに対する各アルキルは、独立して選択されるか;またはRとRは、上に定義された通りであり、該Rの環炭素は、該Rの環炭素に−CH−CH−基で結合しており;
uは0から3の整数であり;
vは、uとvの合計が3から5となるような0から3の整数であり;
は、(1)アルキル、(2)置換されたアルキル、(3)アリール、(4)置換されたアリール、(4)ヘテロアリール、(5)置換されたヘテロアリール、(6)シクロアルキル、(7)シクロアルキルアルキル、(8)ヘテロシクロアルキル、(9)シクロアルケニル、(10)ヘテロシクロアルケニル、(11)ベンゾ縮合シクロアルキル、(12)ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル、および(13)ベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルからなる群より選択され;および、ここで、
該置換されたアルキル部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、および(p)−P(O)(O−アルキル)からなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;
該置換されたアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して置換され;および
該置換されたヘテロアリール部分は、(a)−(C=N−O−アルキル)CH、(b)−NC(O)NH、(c)−NC(O)NH(アルキル)、(d)−NC(O)N(アルキル)、(e)−SONH、(f)−SONH(アルキル)、(g)−SON(アルキル)、(h)−CF、(i)−OH、(j)−ハロ、(k)−CN、(l)−アルコキシ、(m)−C(O)O−アルキル、(n)−S(O)アルキル、(o)−SO−アルキル、(p)−P(O)(O−アルキル)、および(q)アルキルからなる群より独立して選択される1個以上(すなわち、少なくとも1個、例えば、1個から3個)の置換基で各々、独立して、置換され;
Aは、(1)−C(O)−、(2)−C(O)−アルキレン−、(3)−C(O)−アルキレン−O−、(4)−C(O)−(CH0−2−C(O)−、(5)−C(O)−CH−NH−C(O)−、(6)−C(O)−CH−N(アルキル)−C(O)−、(7)−アルキレン−、(8)−アルケニレン−、(9)−C(O)−アルケニレン−、(10)−O−C(O)−アルキレン−C(O)−、(11)−C(O)−NH−シクロアルキレン−、(12)−C(O)−NH−、(13)−C(O)−NH−アルキレン−、(14)−C(O)−アルキレン(−NHC(O)アルキル)−、(15)−C(O)−アルキレン−NH−C(O)−アルキレン−、(16)−C(O)−アルキレン−NH−C(O)−、(17)−C(O)−アルキレン−O−アルキレン−、(18)−C(O)−アルキレン(アルコキシ)−、(19)−C(O)−アルキレン−S−、(20)−C(O)−アルキレン(−N(アルキル))−、および
【化102】

からなる群より選択され;および
ここで、表3a、3b、3c、および3dで「X」によって定義された化合物、および表4aで定義された化合物は、式Iの化合物の定義から除外される]の化合物またはそれらの医薬的に許容される塩、溶媒和物、プロドラッグもしくは立体異性体。
【請求項2】
(A)Rが、H、アルキル、置換されたアルキル、シクロアルキル、アリール、置換されたアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ジフェニルメチル、シクロアルキルアルキルおよび−アルキレン−C(O)N(アルキル)からなる群より選択され;
(B)Rが、H、アルキル、置換されたアルキル、シクロアルキル、アリール、置換されたアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、置換されたヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、R−A、アルキル−O−C(O)−、(アルキル)−N−アルキレン−C(O)−、CN−アルキレン−C(O)−、アルキル−O−アルキレン−C(O)−、アルキル−C(O)−アルキレン−C(O)−、アルキル−NH−C(O)−、アルキル−O−C(O)−アルキレン−C(O)−、
【化103】

からなる群より選択され;
(C)Rが、H、アルキル、置換されたアルキル、シクロアルキル、アリール、置換されたアリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルキル−NH−、アリールアルコキシ、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、およびヘテロアリールアルキニルからなる群より選択され;
(D)Rの各存在が、独立して、−CH−、−CH(アルキル)−および−C(アルキル)からなる群より選択され、ここで各Rに対する各アルキルは、独立して選択され;
(E)Rの各存在が、独立して、−CH−、−CH(アルキル)−および−C(アルキル)からなる群より選択され、ここで各Rに対する各アルキルは、独立して選択され;または
(F)Rの各存在が、独立して、−CH−、−CH(アルキル)−および−C(アルキル)からなる群より選択され、ここで各Rに対する各アルキルは、独立して選択され;Rの各存在が、独立して、−CH−、−CH(アルキル)−および−C(アルキル)−からなる群より選択され、ここで各Rに対する各アルキルは、独立して選択され;そしてここで、該Rの環炭素は、該Rの環炭素に−CH−CH−基で結合しており;
(G)uが、0から3の整数であり;
(H)vが、uとvの合計が3から5となるような0から3の整数であり;
(I)Rが、アルキル、アリール、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、ベンゾ縮合シクロアルキル、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル、およびベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルからなる群より選択され;
(J)Aが、−C(O)−、−C(O)−アルキレン−、−C(O)−アルキレン−O−、−C(O)−CH−N(アルキル)−C(O)−、−アルキレン−、−アルケニレン−、−C(O)−アルケニレン−、−C(O)−NH−、−C(O)−NH−アルキレン−、および
【化104】

からなる群より選択され;および
(K)ここで、表3a、3b、3c、および3dで「X」によって定義された化合物、および表4aで定義される化合物が、式Iの化合物の定義から除外される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式IIA:
【化105】

(式中、表3a、3b、3c、3dで「X」によって定義される化合物および表4a中の化合物は、式IIAの化合物から除外される)を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、(A)フェニル、(B)置換されたフェニル、(C)ヘテロアリール、および(D)置換されたヘテロアリールからなる群より選択され、そこでは、ハロおよび−CNからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基が存在する、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
が、(A)フェニル、(B)置換されたフェニル(ここで、Br、F、Cl、および−CNからなる群より独立して選択される1から3個の置換基が存在する)、(C)ピリジルおよびピリミジニルからなる群より選択されるヘテロアリール、および(D)置換されたピリジルおよび置換されたピリミンジニル(pyrimindinyl)からなる群より選択される置換されたヘテロアリール(ここで、Br、F、Cl、および−CNからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基が存在する)からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が、
【化106】

(式中、Xは、Br、F、およびClならびに−CNからなる群より選択される)からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
が、
【化107】

からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
が、(A)フェニル、(B)置換されたフェニル、(C)ヘテロアリール、および(D)置換されたヘテロアリールからなる群より選択され、そこでは、ハロおよび−CNからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基が存在する、請求項3に記載の化合物。
【請求項9】
が、(A)フェニル、(B)置換されたフェニル(ここで、Br、F、Cl、および−CNからなる群より独立して選択される1から3個の置換基が存在する)、(C)ピリジルおよびピリミジニルからなる群より選択されるヘテロアリール、および(D)置換されたピリジルおよび置換されたピリミンジニル(pyrimindinyl)からなる群より選択される置換されたヘテロアリール(ここで、Br、F、およびCl、ならびに−CNからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基が存在する)からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項10】
が、
【化108】

(式中、Xは、Br、F、およびClならびに−CNからなる群より選択される)からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項11】
が、
【化109】

からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項12】
が、メチル、i−プロピル、−CHCH(CH、−CHCH(CH
【化110】

【化111】

(式中、各Xは、Br、Cl、CNおよび−CFからなる群より独立して選択される)からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項13】
が、アルキル(−C(O)Oアルキル)−NH−C(O)−およびR−A−からなる群より選択され、ここで、Aは、−C(O)−NH−、−C(O)−または−C(O)−アルキレン−からなる群より選択され、およびRは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、ベンゾ縮合シクロアルキル、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル、およびベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルからなる群より選択される場合により置換された基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
が、フェニル、ナフチル、ピリジル、置換されたフェニル、および置換されたナフチルからなる群より選択され、ここで、該置換された基は、アルキル、F、Cl、Br、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシおよび−COアルキルからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基で置換されている、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
前記置換基が、アルキル、F、Cl、Br、CNからなる群より独立して選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
前記の置換されたフェニルが、
【化112】

(式中、各Xは、アルキル、F、Cl、およびBr、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシならびに−COアルキルからなる群より独立して選択される)からなる群より選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
前記の置換されたフェニルが、
【化113】

(式中、各Xは、F、Cl、BrおよびCNからなる群より独立して選択される)からなる群より選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項18】
前記の置換されたフェニルが、
【化114】

からなる群より選択される、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
前記Rのヘテロアリールが、アルキル、ハロ、F、Cl、Br、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシおよび−COアルキルからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基で置換されている置換されたヘテロアリールである、請求項13に記載の化合物。
【請求項20】
前記置換基が、F、Cl、BrおよびCNからなる群より独立して選択される、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
前記の置換されたヘテロアリールが、
【化115】

(式中、Xは、アルキル、F、Cl、Br、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシおよび−COアルキルからなる群より独立して選択される)である、請求項19に記載の化合物。
【請求項22】
が、F、Cl、BrおよびCNからなる群より独立して選択される、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
前記シクロアルキルが、シクロペンチル、シクロヘキシル、およびシクロヘプチルからなる群より選択される、請求項13に記載の化合物。
【請求項24】
前記シクロアルケニルが、ジヒドロピランである、請求項13に記載の化合物。
【請求項25】
が、
【化116】

からなる群より選択される、請求項13に記載の化合物。
【請求項26】
が、アルキル(−C(O)Oアルキル)−NH−C(O)−およびR−A−からなる群より選択され、ここで、Aは、−C(O)−NH−、−C(O)−または−C(O)−アルキレン−からなる群より選択され、およびRは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルケニル、ベンゾ縮合シクロアルキル、ベンゾ縮合ヘテロシクロアルキル、およびベンゾ縮合ヘテロシクロアルケニルからなる群より選択される場合により置換された基である、請求項3に記載の化合物。
【請求項27】
が、フェニル、ナフチル、ピリジル、置換されたフェニル、および置換されたナフチルからなる群より選択され、ここで、該置換された基は、アルキル、F、Cl、Br、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシおよび−COアルキルからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基で置換されている、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
前記置換基が、アルキル、F、Cl、Br、CNからなる群より独立して選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
前記の置換されたフェニルが、
【化117】

(式中、各Xは、アルキル、F、Cl、およびBr、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシならびに−COアルキルからなる群より独立して選択される)からなる群より選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項30】
前記の置換されたフェニルが、
【化118】

(式中、各Xは、F、Cl、BrおよびCNからなる群より独立して選択される)からなる群より選択される、請求項27に記載の化合物。
【請求項31】
前記の置換されたフェニルが、
【化119】

からなる群より選択される、請求項30の化合物。
【請求項32】
前記Rのヘテロアリールが、アルキル、ハロ、F、Cl、Br、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシおよび−COアルキルからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基で置換されている置換されたヘテロアリールである、請求項26に記載の化合物。
【請求項33】
前記置換基が、F、Cl、BrおよびCNからなる群より独立して選択される、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
前記の置換されたヘテロアリールが、
【化120】

(式中、Xは、アルキル、F、Cl、Br、−CF、CN、アルコキシ、フェノキシおよび−COアルキルからなる群より独立して選択される)である、請求項32に記載の化合物。
【請求項35】
が、F、Cl、BrおよびCNからなる群より独立して選択される、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
前記シクロアルキルが、シクロペンチル、シクロヘキシル、およびシクロヘプチルからなる群より選択される、請求項26に記載の化合物。
【請求項37】
前記シクロアルケニルが、ジヒドロピランである、請求項26に記載の化合物。
【請求項38】
が、
【化121】

である、請求項26に記載の化合物。
【請求項39】
が、H、アルキル、置換されたアルキル、シクロアルキル、アリールおよび置換されたアリールからなる群より選択され;
が、アリールおよび置換されたアリールからなる群より選択され;および
が、H、アリール−NH−C(O)−、アルキル−NH−C(O)−、アルキル−O−C(O)−、アルキル−O−C(O)−アルキレン−NH−C(O)−、およびアルキル(−C(O)Oアルキル)−NH−C(O)−からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項40】
が、H、アルキル、置換されたアルキル、シクロアルキル、アリールおよび置換されたアリールからなる群より選択され;
が、アリールおよび置換されたアリールからなる群より選択され;および
が、H、アリール−NH−C(O)−、アルキル−NH−C(O)−、アルキル−O−C(O)−、アルキル−O−C(O)−アルキレン−NH−C(O)−、およびアルキル(−C(O)Oアルキル)−NH−C(O)−からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項41】
が、H、イソプロピル、メチル、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
が、4−クロロフェニル、フェニル、4−ブロモフェニル、および4−ベンジルオキシ−フェニルからなる群より選択され;および
が、H、3,5−ジ−クロロ−フェニル−NH−C(O)−、3,4−ジ−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、4−クロロ−フェニル−NH−C(O)−、3,5−ジ−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、4−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、(CHC−CH−C(CH−NH−C(O)−、フェニル−NH−C(O)−、2−メチル−フェニル−NH−C(O)−、4−(CH−O−C(O)−)フェニル−NH−C(O)−、2−シアノ−フェニル−NH−C(O)−、2−クロロ−フェニル−NH−C(O)−、2−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、t−Bu−O−C(O)−、4−イソプロピル−フェニル−NH−C(O)−、2−CF−フェニル−NHC(O)−、2−クロロ−6−メチル−フェニル−NHC(O)−、2,6−ジ−クロロ−フェニル−NHC(O)−、t−Bu−フェニル−NHC(O)−、
【化122】

からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項42】
が、H、イソプロピル、メチル、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニルおよびシクロプロピルからなる群より選択され;
が、4−クロロフェニル、フェニル、4−ブロモフェニル、および4−ベンジルオキシ−フェニルからなる群より選択され;および
が、H、3,5−ジ−クロロ−フェニル−NH−C(O)−、3,4−ジ−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、4−クロロ−フェニル−NH−C(O)−、3,5−ジ−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、4−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、(CHC−CH−C(CH−NH−C(O)−、フェニル−NH−C(O)−、2−メチル−フェニル−NH−C(O)−、4−(CH−O−C(O)−)フェニル−NH−C(O)−、2−シアノ−フェニル−NH−C(O)−、2−クロロ−フェニル−NH−C(O)−、2−フルオロ−フェニル−NH−C(O)−、t−Bu−O−C(O)−、4−イソプロピル−フェニル−NH−C(O)−、2−CF−フェニル−NHC(O)−、2−クロロ−6−メチル−フェニル−NHC(O)−、2,6−ジ−クロロ−フェニル−NHC(O)−、t−Bu−フェニル−NHC(O)−、
【化123】

からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項43】
(A)Rが、(1)アルキル、(2)アルケニル、(3)シクロアルキル、(4)アリール、(5)ハロ置換フェニル、(6)アリールアルキル−、および(7)−C(O)NQ(ここで、Qは、置換フェニルからなる群より選択される)
からなる群より選択され;
(B)Rが、
(1)−C(O)NHQ(ここで、Qは、
(a)シクロアルキル、
(b)−C(O)−O−アルキルで置換されたアルキル、
(c)置換されたアリール、
(d)アルキル、
(e)置換されたアリールアルキル、
(f)置換されたヘテロシクロアルケニルベンゾ、
(g)ヘテロアリール
からなる群より選択される)、
(2)H、
(3)置換されたベンゾヘテロシクロアルキル−C(O)−、
(4)−C(O)O−アルキル、
(5)ヘテロシクロアルキル、および
(6)−C(O)NQ(ここで、QおよびQは、各々、独立して、H、Q((B)(1)で定義された通り)、置換されたアリール、およびアリールアルキルからなる群より選択される);および
(C)Rが、
(1)置換されたフェニル、
(2)ヘテロアリール
からなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項44】
(A)Rが、i−プロピル、メチル、−(CHCH(CH)、−CHCH(CH)、−CHCH=CH、シクロプロピル、フェニル、p−F−フェニル、ベンジル、および−C(O)NQ(ここで、Qは、ハロで置換されたフェニルである)からなる群より選択され;
(B)Rが、
(1)−C(O)NHQ(ここで、Qは、アダマンチルおよびシクロヘプチル、−CH(C(O)OCH)CH(CH、−CH(C(O)OCH)CH(CH)CHCH、−CH(C(O)Ot−ブチル)CH(CH)CHCH、−CH(C(O)OCH)CH(CH、および−CHC(O)OCHCH、3,5−ジ−F−フェニル、3−F−フェニル、p−Cl−フェニル、m−Cl−フェニル、o−Clフェニル、m−Br−フェニル、p−Br−フェニル、m,p−ジ−F−フェニル、p−F−フェニル、o−F−フェニル、o,p−ジ−F−フェニル、o,m−ジ−F−フェニル、m−CN−フェニル、p−CN−フェニル、m−CF−フェニル、p−CF−フェニル、m−メトキシフェニル、m−CHCHOC(O)−フェニル、m−メチルフェニル、m−CHO−フェニル、p−メチルフェニル、o−メチルフェニル、o−メトキシフェニル,p−メトキシフェニル、およびm−F−p−メチル−フェニル、−CH(CHCHC(CH、t−ブチル、ハロ置換ベンジル、ピリジルならびに
【化124】

からなる群より選択される)、
(2)H、
(3)
【化125】

(4)
【化126】

(5)−C(O)Ot−ブチル、
(6)モルホリニル)、および
(7)−C(O)NQ(ここで、QおよびQは、各々、独立して、H、Q、ハロ置換フェニル、およびベンジルからなる群より選択される);および
(C)Rが、p−Cl−フェニル、p−Br−フェニル、およびp−F−フェニル、フェニル−フェニル−、ピリジル−フェニル−、p−CN−フェニル、およびピリジルからなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項45】
(A)Rが、
(1)アルキル、
(2)置換されたアリールアルキル、
(3)シクロアルキルアルキル、および
(4)置換されたアルキル
からなる群より選択され;
(B)Rが、
(1)−C(O)アリール(ここで、該アリールは、アルコキシ、アルキル−C(O)−、および−SOアルキルからなる群より独立して選択される1個から3個の置換基で置換されている)、
(2)−C(O)ベンゾヘテロシクロアルキル、
(3)置換されたヘテロシクロアルキル、および
(4)置換されたアリールアルキル
からなる群より選択され;および
(C)Rが、H、アリール、および置換されたアリールからなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項46】
(A)Rが、−CHCH(CH)、o,p−ジ−F−ベンジル、o−Cl−ベンジル、およびo,p−ジ−F−ベンジル、p−メチルフェニル、p−メトキシフェニル、m−メトキシフェニル、p−CF−フェニル、およびp−F−フェニル)、シクロプロピル−CH−、および−CH(フェニル)からなる群より選択され;
(B)Rが、o,m,p−トリ−メトキシフェニル−C(O)−、−C(O)−(p−CHC(O)フェニル)、−C(O)−(p−SOCH−フェニル)、
【化127】

およびp−メトキシベンジルからなる群より選択され;および
(C)Rが、H、フェニル、p−F−フェニル、p−Cl−フェニル、およびo,p−ジ−F−フェニルからなる群より選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項47】
化合物1〜148からなる群より選択される化合物。
【請求項48】
表5、6、7、8、8A、9および10における化合物からなる群より選択される化合物。
【請求項49】
前記化合物が、表9の化合物からなる群より選択される、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
前記化合物が、表10の化合物からなる群より選択される、請求項48に記載の化合物。
【請求項51】
純粋な、単離された形態の請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
請求項1の少なくとも1つの化合物および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項53】
請求項3の少なくとも1つの化合物および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項54】
疼痛を治療するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用。
【請求項55】
疼痛を治療するための医薬の製造のための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項56】
疼痛を治療するための医薬の製造のための、請求項3に記載の化合物の使用。
【請求項57】
前記の疼痛が炎症性疼痛である、請求項55に記載の使用。
【請求項58】
前記の疼痛が炎症性疼痛である、請求項56に記載の使用。
【請求項59】
前記の疼痛が慢性疼痛である、請求項55に記載の使用。
【請求項60】
前記の疼痛が慢性疼痛である、請求項56に記載の使用。
【請求項61】
前記の疼痛が神経因性疼痛である、請求項55に記載の方法。
【請求項62】
前記の疼痛が神経因性疼痛である、請求項56に記載の使用。
【請求項63】
疼痛を治療するための医薬の製造のための請求項1に記載の化合物の使用であって、該医薬が、疼痛を治療するための少なくとも1つの追加薬剤と併用される、使用。
【請求項64】
疼痛を治療するための医薬の製造のための請求項3に記載の化合物の使用であって、該医薬が、疼痛を治療するための少なくとも1つの追加薬剤と併用される、使用。
【請求項65】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、非オピオイド鎮痛剤、オピオイド鎮痛剤、ステロイド、COX−I阻害剤、COX−II阻害剤、炎症性腸疾患を治療するのに有用な因子、および関節リウマチを治療するのに有用な因子からなる群より選択される、請求項63に記載の使用。
【請求項66】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、非オピオイド鎮痛剤、オピオイド鎮痛剤、ステロイド、COX−I阻害剤、COX−II阻害剤、炎症性腸疾患を治療するのに有用な因子、および関節リウマチを治療するのに有用な因子からなる群より選択される、請求項64に記載の使用。
【請求項67】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、
アセチルサリチル酸、コリンマグネシウムトリサリチル酸塩、アセトアミノフェン、イブプロフェン、フェノプロフェン、ジフルシナルおよびナプロキセンからなる群より選択される非オピオイド鎮痛剤;
モルヒネ、ヒドロモルホン、メタドン、レボルファノール、フェンタニル、オキシコドン、およびオキシモルフォンからなる群より選択されるオピオイド鎮痛剤;
プレドニゾロン、フルチカゾン、トリアムシノロン、ベクロメタゾン、モメタゾン、ブジサミド(budisamide)、ベタメタゾン、デキサメタゾン、プレドニゾン、フルニソリドおよびコーチゾンからなる群より選択されるステロイド:
アスピリンおよびピロキシカムからなる群より選択されるCOX−I阻害剤;
ロフェコキシブ、セレコキシブ、バルデコキシブおよびエトリコキシブからなる群より選択されるCOX−II阻害剤;
IL−10、ステロイドおよびアザルフィジンからなる群より選択される炎症性腸疾患を治療するのに有用な因子;および
メトトレキサート、アザチオプリン、シクロホスファミド、ステロイドおよびミコフェノール酸モフェチルからなる群より選択される関節リウマチを治療するのに有用な因子;
からなる群より選択される、請求項63に記載の使用。
【請求項68】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、
アセチルサリチル酸、コリンマグネシウムトリサリチル酸塩、アセトアミノフェン、イブプロフェン、フェノプロフェン、ジフルシナルおよびナプロキセンからなる群より選択される非オピオイド鎮痛剤;
モルヒネ、ヒドロモルホン、メタドン、レボルファノール、フェンタニル、オキシコドン、およびオキシモルフォンからなる群より選択されるオピオイド鎮痛剤;
プレドニゾロン、フルチカゾン、トリアムシノロン、ベクロメタゾン、モメタゾン、ブジサミド(budisamide)、ベタメタゾン、デキサメタゾン、プレドニゾン、フルニソリドおよびコーチゾンからなる群より選択されるステロイド:
アスピリンおよびピロキシカムからなる群より選択されるCOX−I阻害剤;
ロフェコキシブ、セレコキシブ、バルデコキシブおよびエトリコキシブからなる群より選択されるCOX−II阻害剤;
IL−10、ステロイドおよびアザルフィジンからなる群より選択される炎症性腸疾患を治療するのに有用な因子;および
メトトレキサート、アザチオプリン、シクロホスファミド、ステロイドおよびミコフェノール酸モフェチルからなる群より選択される関節リウマチを治療するのに有用な因子;
からなる群より選択される、請求項64に記載の使用。
【請求項69】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、アセチルサリチル酸、コリンマグネシウムトリサリチル酸塩、アセトアミノフェン、イブプロフェン、フェノプロフェン、ジフルシナル、ナプロキセン、モルヒネ、ヒドロモルホン、メタドン、レボルファノール、フェンタニル、オキシコドン、およびオキシモルフォンからなる群より選択される、請求項63に記載の使用。
【請求項70】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、ステロイドおよび非オピオイド鎮痛剤からなる群より選択される、請求項63に記載の使用。
【請求項71】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、アセチルサリチル酸、コリンマグネシウムトリサリチル酸、アセトアミノフェン、イブプロフェン、フェノプロフェン、ジフルシナル、ナプロキセン、モルヒネ、ヒドロモルホン、メタドン、レボルファノール、フェンタニル、オキシコドン、およびオキシモルフォンからなる群より選択される、請求項64に記載の使用。
【請求項72】
疼痛を治療するための前記の追加薬剤が、ステロイドおよび非オピオイド鎮痛剤からなる群より選択される、請求項64に記載の使用。
【請求項73】
糖尿病を治療するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用。
【請求項74】
糖尿病を治療するための医薬の製造のための、請求項3に記載の少なくとも1つの化合物の使用。
【請求項75】
糖尿病を治療するための医薬の製造のための請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、糖尿病を治療するための少なくとも1つの他の薬剤と併用される、使用。
【請求項76】
糖尿病を治療するための医薬の製造のための請求項3に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、糖尿病を治療するための少なくとも1つの他の薬剤と併用される、使用。
【請求項77】
糖尿病を治療するための前記の他の薬剤が、スルホニル尿素、インスリン感作物質、α−グルコシダーゼ阻害薬、インスリン分泌促進物質、肝臓からのグルコース放出を低下させる化合物、およびインスリンからなる群より選択される、請求項75に記載の使用。
【請求項78】
糖尿病を治療するための前記の他の薬剤が、スルホニル尿素、インスリン感作物質、α−グルコシダーゼ阻害薬、インスリン分泌促進物質、肝臓からのグルコース放出を低下させる化合物、およびインスリンからなる群より選択される、請求項76に記載の使用。
【請求項79】
前記のインスリン感作物質が、PPARアゴニスト、DPPIV阻害剤、PTP−1B阻害剤およびグルコキナーゼ活性化剤からなる群より選択される、請求項77に記載の使用。
【請求項80】
前記のインスリン感作物質が、PPARアゴニスト、DPPIV阻害剤、PTP−1B阻害剤およびグルコキナーゼ活性化剤からなる群より選択される、請求項78に記載の使用。
【請求項81】
医薬組成物中に請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、および疼痛の治療のための少なくとも1つの追加薬剤を含む少なくとも1つの別個の医薬組成物を単一のパッケージで含むキット。
【請求項82】
医薬組成物中に請求項3に記載の少なくとも1つの化合物、および疼痛の治療のための少なくとも1つの追加薬剤を含む少なくとも1つの別個の医薬組成物を単一のパッケージで含むキット。
【請求項83】
医薬組成物中に請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、および糖尿病の治療のための少なくとも1つの追加薬剤を含む少なくとも1つの別個の医薬組成物を単一のパッケージで含むキット。
【請求項84】
医薬組成物中に請求項3に記載の少なくとも1つの化合物、および糖尿病の治療のための少なくとも1つの追加薬剤を含む少なくとも1つの別個の医薬組成物を単一のパッケージで含むキット。
【請求項85】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用。
【請求項86】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、脂質代謝の障害を治療するための少なくとも1つの追加薬剤と併用される、使用。
【請求項87】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、少なくとも1つのニコチン酸受容体アゴニストと併用される、使用。
【請求項88】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、少なくとも1つのHMG−CoA還元酵素阻害剤と併用される、使用。
【請求項89】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、少なくとも1つのCETP阻害剤と併用される、使用。
【請求項90】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、少なくとも1つのNPC1L1アンタゴニストと併用される、使用。
【請求項91】
コレステロールの吸収を阻害するための医薬の製造のための、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物の使用であって、該医薬が、少なくとも1つのHMG−CoA還元酵素阻害剤、および少なくとも1つのNPC1L1アンタゴニストの有効量と併用される、使用。
【請求項92】
医薬組成物中に請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、およびコレステロールの吸収を阻害するための少なくとも1つの追加薬剤を含む少なくとも1つの別個の医薬組成物を単一のパッケージで含むキット。

【公表番号】特表2010−503675(P2010−503675A)
【公表日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−528290(P2009−528290)
【出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際出願番号】PCT/US2007/019918
【国際公開番号】WO2008/033456
【国際公開日】平成20年3月20日(2008.3.20)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】