説明

発作関連障害のための組成物および方法

本発明は、伝導障害、電撃痙攣および/または発作、特にてんかん、より詳細には小児てんかんによって特徴づけられる障害を治療するための、ピリダジン化合物の治療的および/または予防的使用、ならびにこれらの化合物の1つ以上を有効成分として含む医薬組成物に関する。本発明の一態様では、ピリダジン化合物は、式IaまたはIb:


(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、明細書中に定義されたとおりである)を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
伝導障害、電撃痙攣および/または発作によって特徴付けられる障害を治療するための医薬組成物であって、該障害を治療するための治療有効量のピリダジン化合物、および医薬的に許容される担体、賦形剤、またはビヒクルを含む医薬組成物。
【請求項2】
ピリダジン化合物が、アリールまたは置換アリール、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを有するペンダント状のピリダジニル基を含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記ヘテロアリールが、ピリミジニルまたはピリジニルで置換されたピペラジニルである、請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記ピリダジン化合物が、式IaまたはIb:
【化10】

(式中、R、R、およびRは、独立して、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキレン、アルケニレン、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アロイル、ヘテロアリール、複素環、アシル、アシルオキシ、スルホニル、スルフィニル、スルフェニル、スルホキシド、サルフェート、スルホネート、アミノ、イミノ、アジド、チオール、チオアルキル、チオアルコキシ、チオアリール、ニトロ、ウレイド、シアノ、ハロ、シリル、シリルオキシ、シリルアルキル、シリルチオ、=O、=S、ホスホネート、カルボキシル、カルボニル、カルバモイル、またはカルボキサミドであり;Rは、置換もしくは非置換の、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキレン、アルケニレン、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アロイル、ヘテロアリール、複素環、アシル、アシルオキシ、スルホニル、スルフィニル、スルフェニル、スルホキシド、サルフェート、スルホネート、アミノ、イミノ、アジド、チオール、チオアルキル、チオアルコキシ、チオアリール、ニトロ、ウレイド、シアノ、ハロ、シリル、シリルオキシ、シリルアルキル、シリルチオ、=O、=S、ホスホネート、カルボキシル、カルボニル、カルバモイル、またはカルボキサミドであり、またはRは不在であってよく、1位のNと6位のCとの間には二重結合が存在し;R、R、およびRは、独立して、水素、アルキル、アルコキシ、ハロ、またはニトロであり;またはRおよびR、RおよびR、またはRおよびRは、ヘテロアリールまたは複素環を形成してよい);またはその異性体もしくは医薬的に許容される塩を有する、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記ピリダジン化合物が、式II:
【化11】

(式中、R10およびR11は、独立して、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキレン、アルケニレン、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アロイル、ヘテロアリール、複素環、アシル、アシルオキシ、スルホニル、スルフィニル、スルフェニル、スルホキシド、サルフェート、スルホネート、アミノ、イミノ、アジド、チオール、チオアルキル、チオアルコキシ、チオアリール、ニトロ、ウレイド、ホスホネート、シアノ、ハロ、シリル、シリルオキシ、シリルアルキル、シリルチオ、=O、=S、カルボキシル、カルボニル、カルバモイル、またはカルボキサミドである);またはその異性体もしくは医薬的に許容される塩を有する、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記ピリダジン化合物が、式III:
【化12】

(式中、R15およびR16は、独立して、置換もしくは非置換の、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキレン、アルケニレン、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アロイル、ヘテロアリール、複素環、アシル、アシルオキシ、スルホニル、スルフィニル、スルフェニル、スルホキシド、サルフェート、スルホネート、アミノ、イミノ、アジド、チオール、チオアルキル、チオアルコキシ、チオアリール、ニトロ、ウレイド、シアノ、ハロ、シリル、シリルオキシ、シリルアルキル、シリルチオ、=O、=S、ホスホネート、カルボキシル、カルボニル、カルバモイル、またはカルボキサミドである);またはその異性体もしくは医薬的に許容される塩を有する、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項7】
前記ピリダジン化合物が、式IV:
【化13】

(式中、R70は、置換もしくは非置換の、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキレン、アルケニレン、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アロイル、ヘテロアリール、複素環、アシル、アシルオキシ、スルホニル、スルフィニル、スルフェニル、スルホキシド、サルフェート、スルホネート、アミノ、イミノ、アジド、チオール、チオアルキル、チオアルコキシ、チオアリール、ニトロ、ウレイド、シアノ、ハロ、シリル、シリルオキシ、シリルアルキル、シリルチオ、=O、=S、カルボキシル、ホスホネート、カルボニル、カルバモイル、またはカルボキサミド、特に複素環、ヘテロアリール、アミノ、および置換アミノであり;およびR71は、アリールまたは置換アリールである);またはその異性体もしくは医薬的に許容される塩を有する、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項8】
前記ピリダジン化合物が、式V:
【化14】

(式中、R50、R51、およびR52は、独立して、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキレン、アルケニレン、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、シクロアルコキシ、アリール、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アロイル、ヘテロアリール、複素環、アシル、アシルオキシ、スルホニル、スルフィニル、スルフェニル、スルホキシド、サルフェート、スルホネート アミノ、イミノ、アジド、チオール、チオアルキル、チオアルコキシ、チオアリール、ニトロ、ウレイド、シアノ、ハロ、シリル、シリルオキシ、シリルアルキル、シリルチオ、=O、=S、ホスホネート、カルボキシル、カルボニル、カルバモイル、またはカルボキサミドである);またはその異性体もしくは医薬的に許容される塩を有する、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項9】
前記ピリダジン化合物が、表1に記述された化合物を含まない、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項10】
前記ピリダジン化合物が、2−(4−(4−メチル−6−フェニルピリダジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)ピリミジン二塩酸塩である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項11】
対象における伝導障害、電撃痙攣および/または発作によって特徴付けられる障害を治療および/または予防するための方法であって、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項12】
障害がてんかんである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
対象が小児患者である、請求項11または12に記載の方法。
【請求項14】
伝導障害、電撃痙攣および/または発作によって特徴付けられる障害を治療および/または予防するための、請求項1〜13のいずれかに記載の組成物の使用。
【請求項15】
伝導障害、電撃痙攣および/または発作によって特徴付けられる障害を治療および/または予防するための、請求項1〜14のいずれかに記載のピリダジン化合物または組成物、容器、およびその使用法の指示書を含むキット。

【図10】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2010−520223(P2010−520223A)
【公表日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−551873(P2009−551873)
【出願日】平成20年2月29日(2008.2.29)
【国際出願番号】PCT/US2008/055495
【国際公開番号】WO2008/109437
【国際公開日】平成20年9月12日(2008.9.12)
【出願人】(500041019)ノースウェスタン ユニバーシティ (24)
【Fターム(参考)】