説明

直線移動装置

【課題】ラック体のラック歯を上下に分離可能な成形金型で樹脂材を用いて成形する。
【解決手段】直線移動可能な光ピックアップ14と、光ピックアップ14に一体的に固定される固定部17aとこの固定部17aに対して略垂直な姿勢を保ち且つラック歯17g6,17g7を形成したラック部17gとからなるラック体17と、モータ22によって回転駆動され且つラック歯17g6,17g7に噛合する螺旋状溝部23aを形成したリードスクリュー23とを備え、ラック体17のラック部17gにラック歯17g6,17g7を上下に分離可能な成形金型で樹脂材を用いて成形する際、固定部17aと略平行にラック部17gを延出させてラック部17gにラック歯17g6,17g7を形成すると共に、ラック部17gを固定部17aに対して略垂直な姿勢となるように弾性変位内で屈曲させるための屈曲部17e,17fを固定部17aとラック部17gとの間に形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータによって回転駆動され且つ螺旋状溝部を有するリードスクリューにラック体のラック部に形成したラック歯を噛合させて、このラック体を一体的に取り付けたキャリッジを案内部材を介して直線移動させる直線移動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、移動体を直線的に移動させる直線移動装置は各種の構造形態があるものの、この種の直線移動装置うちで、モータによって回転駆動され且つ螺旋状溝部を有するリードスクリューにラック体のラック部に形成したラック歯を噛合させて、リードスクリューの回転をラック体で直線移動可能に変換させることにより、ラック体を一体的に取り付けたキャリッジを案内部材を介して直線移動させる直線移動装置があり、例えば、光ディスクドライブ内の光ピックアップ送り装置などに適用されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−138611号公報
【0003】
図6は従来の直線移動装置の一例として、光ピックアップ送り装置を示した斜視図である。
【0004】
図6に示した従来の直線移動装置の一例となる光ピックアップ送り装置100は、上記した特許文献1(特開2002−138611号公報)に開示されているものであり、ここでは特許文献1を参照しながら簡略に説明する。
【0005】
図6に示した如く、上記した光ピックアップ送り装置100では、不図示の光ディスクに対して記録及び/又は再生するための光ピックアップ101が互い平行な第1,第2ガイドシャフト102,103に案内されてX軸方向に直線移動可能に設けられている。この際、光ピックアップ101は直線移動可能なキャリッジであり、この光ピックアップ101の一端側に貫通して形成した孔部101a内に第1ガイドシャフト102を嵌合させ、且つ、光ピックアップ101の他端側に一部開口して形成した溝部101b内に第2ガイドシャフト103を嵌合させている。
【0006】
また、光ピックアップ101の一端側には、モータ104の軸に取り付けられて回転駆動され且つ螺旋状溝部105aを有するリードスクリュー105が第1,第2ガイドシャフト102,103と略平行に設けられている。
【0007】
そして、リードスクリュー105の螺旋状溝部105aには、光ピックアップ101の一端側に固定させたラック体106のうちでラック部106cに形成したラック歯106c1が常時噛合している。
【0008】
上記したラック体106は、光ピックアップ101の底面と一端面に固定されるL字状の固定部106aと、L字状の固定部106aと下記するラック部106cとを連結し且つラック部106cを弾性変位させるために薄肉に形成した連結部106bと、リードスクリュー105の螺旋状溝部105aに常時噛合するラック歯106c1を有し且つL字状の固定部106aの水平部位に対して略垂直なラック部106cとで樹脂材を用いて一体成形されている。
【0009】
また、ラック体106のL字状固定部106aとラック部106cとの間に圧縮コイルバネ107が装着され、この圧縮コイルバネ107の付勢力と連結部106bの弾性変位とによりラック部106cに形成したラック歯106c1をリードスクリュー105側に押圧している。
【0010】
上記のように構成した光ピックアップ送り装置100内のモータ104を始動してリードスクリュー105を回転させると、リードスクリュー105の螺旋状溝部105aに噛合したラック体106のラック歯106c1がX軸方向に押されるので、ラック体106を固定した光ピックアップ101が第1,第2ガイドシャフト102,103に案内されて光ディスクの半径方向となるX軸方向に移動可能となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
ところで、従来の直線移動装置の一例となる光ピックアップ送り装置100では、モータ104により回転駆動され且つ螺旋状溝部105aを有したリードスクリュー105と、このリードスクリュー105と噛合するラック歯106c1をラック部106cに形成してリードスクリュー105の回転運動を直線運動に変換するラック体106とにより、このラック体106を一体的に取り付けた光ピックアップ101を光ディスクの径方向に移動できるものの、前述したように、樹脂材を用いたラック体106中でL字状の固定部106aの水平部位に対して略垂直なラック部106cにラック歯106c1を成形する場合に、成形金型はラック歯106c1が上下に抜けるタイプではなく、スライド型の成形金型を使用しなければならないので、成形金型代が高くなり、これに伴ってラック体106の部品コストも高くなるという問題点が生じている。
【0012】
そこで、モータによって回転駆動され且つ螺旋状溝部を有するリードスクリューにラック体のラック歯を噛合させて、このラック体を一体的に取り付けたキャリッジを案内部材を介して直線移動させるにあたって、このラック体中でキャリッジに固定する固定部に対して略垂直なラック部にラック歯を成形する場合に、成形金型代を安価にできる直線移動装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、直線移動可能なキャリッジと、
前記キャリッジに一体的に固定される固定部と、この固定部に対して略垂直な姿勢を保ち且つラック歯を形成したラック部とからなるラック体と、
モータによって回転駆動され且つ前記ラック歯に噛合する螺旋状溝部を形成したリードスクリューとを備えた直線移動装置において、
前記ラック体の前記ラック部に前記ラック歯を上下に分離可能な成形金型で樹脂材を用いて成形するにあたって、前記固定部と略平行に前記ラック部を延出させて該ラック部に前記ラック歯を形成すると共に、前記ラック部を前記固定部に対して略垂直な姿勢となるように弾性変位内で屈曲させるための屈曲部を前記固定部と前記ラック部との間に形成したことを特徴とする直線移動装置である。
【0014】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の直線移動装置において、
前記ラック体は、前記ラック部を前記固定部に対して略垂直な姿勢となるように前記屈曲部を介して屈曲させた時に、前記ラック部に対して前記リードスクリューによる送り方向への剛性を持たせるためのリブを前記固定部と前記ラック部との間で係合可能に形成したことを特徴とする直線移動装置である。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の直線移動装置によると、モータによって回転駆動されるリードスクリューの螺旋状溝部にラック体のラック部に形成したラック歯を噛合させる際に、とくに、ラック体のラック部にラック歯を上下に分離可能な成形金型で樹脂材を用いて成形するにあたって、固定部と略平行にラック部を延出させてラック部にラック歯を形成すると共に、ラック部を固定部に対して略垂直な姿勢となるように弾性変位内で屈曲させるための屈曲部を固定部とラック部との間に形成したために、ラック歯はスライド型の成形金型を用いる必要がなくなるために成形金型代が安価となり、これに伴ってラック体の部品コストも安価となる。
【0016】
また、請求項2記載の直線移動装置によると、とくに、ラック体は、ラック部を固定部に対して略垂直な姿勢となるように屈曲部を介して屈曲させた時に、ラック部に対してリードスクリューによる送り方向への剛性を持たせるためのリブを固定部とラック部との間で係合可能に形成したため、ラック部は送り方向に対して剛性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に本発明に係る直線移動装置の一実施例を図1〜図5を参照して詳細に説明する。 本発明に係る直線移動装置は、モータによって回転駆動され且つリードスクリューにラック体のラック歯を噛合させて、このラック体を一体的に取り付けたキャリッジを案内部材を介して直線移動させるにあたって、このラック体中でキャリッジに固定する固定部に対して略垂直なラック部にラック歯を成形する場合に、ラック歯を形成したラック部を上下に分離可能な成形金型で成形した後に、ラック部を固定部に対して略垂直に折り曲げるように構成したことを特徴とするものである。
【0018】
この際、本発明に係る直線移動装置は上記のように構成した構造形態であれば良く、以下の実施例では、本発明に係る直線移動装置を例えば光ディスクドライブ内の光ピックアップ送り装置に適用した場合について説明するが、これに限ることなく、ビデオカメラ内のレンズ送り装置などにも適用可能である。
【実施例】
【0019】
図1は本発明に係る直線移動装置の一例として、光ピックアップ送り装置を示した斜視図、
図2は図1に示したフィード機構部を拡大して示した斜視図、
図3(a),(b)はラック体を上下に分離可能な成形金型で成形した時の形状を上面側,下面側からそれぞれ見て示した斜視図、
図4(a),(b)ははラック体のラック部を固定部に対して略垂直な姿勢を保つように屈曲部を介して屈曲させた後の使用状態を拡大して示した斜視図、
図5(a),(b)はラック体の垂下部に形成したバネ掛止用ボスと、ラック部の内側面に形成したバネ掛止用ボスとの間に圧縮コイルバネを掛止させる状態を拡大して示した斜視図である。
【0020】
図1に示した如く、本発明に係る直線移動装置の一例となる光ピックアップ送り装置10では、ベース11上で図示右方にスピンドルモータ12が回転可能に設置されており、このスピンドルモータ12のモータ軸に光ディスクDを載置しながら一体に回転するターンテーブル13が取り付けられている。
【0021】
また、ベース11上で図示左方には、光ディスクDに対して記録及び/又は再生するための光ピックアップ14が互い平行な第1,第2ガイドシャフト15,16に案内されてX軸方向に直線移動可能に設けられている。この際、光ピックアップ14は直線移動可能なキャリッジであり、この光ピックアップ14の一端側に貫通して形成した孔部14a内に第1ガイドシャフト15を嵌合させ、且つ、光ピックアップ14の他端側に一部開口して形成した溝部14b内に第2ガイドシャフト16を嵌合させている。
【0022】
また、ベース11内には、光デイスクDの下面側に配設した光ピックアップ14及び後述するフィード機構部20を臨ませるための逃げ孔11aが貫通して形成されており、この逃げ孔11aの前後に沿って光ピックアップ14を左右に案内する第1,第2ガイドシャフト15,16が平行に設けられていると共に、第1ガイドシャフト15側に光ピックアップ14を直線移動させるための駆動源となるフィード機構部20が設けられている。
【0023】
上記したフィード機構部20は、ブラケット21にフィードモータ22が取り付けられており、このフィードモータ22の軸に取り付けられて回転駆動され且つ螺旋状溝部23aを有するリードスクリュー23が第1,第2ガイドシャフト15,16と略平行にブラケット21に軸支されている。
【0024】
また、光ピックアップ14の一端側には、ラック歯17g6,17g7を形成したラック体17が一体的に固着されている。
【0025】
そして、図2に拡大して示した如く、フィード機構部20中でフィードモータ22によって回転駆動されるリードスクリュー23の螺旋状溝部23aには、光ピックアップ14(図1)の一端側に固定部17aを介して固定させたラック体17のうちで固定部17aに対して略垂直な姿勢で保持されたラック部17gに形成した2本のラック歯17g6,17g7が後述する圧縮コイルバネ18によって押圧されながら常時噛合している。
【0026】
ここで、上記したラック体17は、実施例の要部を構成する部材であり、例えばポリアセタール樹脂を用いて上下に分離可能な成形金型により一体成形した後に、2本のラック歯17g6,17g7を形成したラック部17gを固定部17aに対して略垂直な姿勢となるように後述する屈曲部17e,17fを介して折り曲げて使用することを特徴としている。
【0027】
即ち、図3(a),(b)に拡大して示した如く、実施例の要部となるラック体17は、リードスクリュー23(図1,図2)に噛合する使用時の形態とは異なって、上下に分離可能な成形金型で一体的に成形できるような形状にポリアセタール樹脂を用いて成形されている。
【0028】
より具体的に説明すると、ラック体17は、図1に示した光ピックアップ14の底面14cに対して2本の位置決めボス17a1,17a2で位置決めされながら取り付け孔17a3から不図示のネジを介して固定される平坦な固定部17aと、平坦な固定部17aから下方に向かって垂下され且つバネ掛止用ボス17b1を中央に突出形成した垂下部17bと、固定部17aの裏面と垂下部17bの裏面とにそれぞれ三角状に連接した2個の三角状リブ17ab1,17ab2と、垂下部17bの両下端からリードスクリュー23(図1,図2)に向かって所定の間隔を持って肉薄で水平に延出させた2個の連結片17c,17dと、垂下部17bと2個の連結片17c,17dとにそれぞれ直角に連接した2個の矩形状リブ17bc,17bdと、2個の連結片17c,17dの先端部裏面側をそれぞれ薄肉に切り込んで弾性変位内で屈曲自在な2箇所の屈曲部17e,17fと、2箇所の屈曲部17e,17fから肉厚で水平に延出され且つ上面(内側面)に上記した2個の矩形状リブ17bc,17bdと対向して一対の挟持用リブ(17g1,17g2),(17g3,17g4)を上方に向かって半円状に2組形成し且つ前記したバネ掛止用ボス17b1と対向してバネ掛止用ボス17g5を形成すると共に下面(外側面)に2本のラック歯17g6,17g7を突出形成したラック部17gとで構成されている。
【0029】
この際、ラック体17のラック部17gの外側面に2本のラック歯17g6,17g7を上下に分離可能な成形金型で樹脂材を用いて成形するにあたって、固定部17aと略平行にラック部17gを延出させてラック部17gの外側面に2本のラック歯17g6,17g7を形成すると共に、ラック部17gを固定部17aに対して略垂直な姿勢となるように弾性変位内で屈曲させるための屈曲部17e,17fを固定部17aとラック部17gとの間に少なくとも形成しているので、これによりラック部17gの外側面に形成される2本のラック歯17g6,17g7はスライド型の成形金型を用いる必要がなくなるために成形金型代が安価となり、これに伴ってラック体17の部品コストも安価となる。
【0030】
そして、図4(a),(b)に拡大して示した如く、ラック体17を成形した後に、固定部17aとラック部17gとの間に形成した2箇所の屈曲部17e,17fを介してラック部17gを垂下部17b側に向かって弾性変位内で屈曲させると、固定部17aと2個の連結片17c,17dとの間に形成した2個の矩形状リブ17bc,17bdがラック部17gの内側面に2組形成した一対の挟持用リブ(17g1,17g2),(17g3,17g4)に挟持されながら係合されるために、ラック部17gは送り方向(X方向)に対して剛性を高めることができ、且つ、ラック部17gは垂下部17bに対して略平行に対向しながら固定部17aに対して略垂直な姿勢を保つことができるので、ラック部17gの外側面に形成した2本のラック歯17g6,17g7がリードスクリュー23の螺旋状溝部23a(図1,図2)に噛合可能な使用状態となる。
【0031】
更に、図5(a),(b)に拡大して示した如く、ラック体17の垂下部17bに形成したバネ掛止用ボス17b1と、ラック部17gの内側面に形成したバネ掛止用ボス17g5には、圧縮コイルバネ18の内径が挿入し易いように傾斜面が形成されている。そして、ラック体17の両バネ掛止用ボス17b1,17g5間に圧縮コイルバネ18が装着されると、この圧縮コイルバネ18の付勢力でラック部17gの外側面に形成した2本のラック歯17g6,17g7が図1,図2に示したリードスクリュー23の螺旋状溝部23a側に押圧されるので、ラック体17を固定した光ピックアップ14(図1)が直線移動可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係る直線移動装置の一例として、光ピックアップ送り装置を示した斜視図である。
【図2】図1に示したフィード機構部を拡大して示した斜視図である。
【図3】(a),(b)はラック体を上下に分離可能な成形金型で成形した時の形状を上面側,下面側からそれぞれ見て示した斜視図である。
【図4】(a),(b)はラック体のラック部を固定部に対して略垂直な姿勢を保つように屈曲部を介して屈曲させた後の使用状態を拡大して示した斜視図である。
【図5】(a),(b)はラック体の垂下部に形成したバネ掛止用ボスと、ラック部の内側面に形成したバネ掛止用ボスとの間に圧縮コイルバネを掛止させる状態を拡大して示した斜視図である。
【図6】従来の直線移動装置の一例として、光ピックアップ送り装置を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0033】
10…光ピックアップ送り装置、
11…ベース、12…スピンドルモータ、13…ターンテーブル、
14…光ピックアップ、
15,16…第1,第2ガイドシャフト、
17…ラック体、
17a…固定部、17a1,17a2…位置決めボス、17a3…取り付け孔、
17b…垂下部、17b1…バネ掛止用ボス、
17c,17d…2個の連結片、17bc,17bd…2個の矩形状リブ、
17e,17f…2箇所の屈曲部、
17g…ラック部、
(17g1,17g2),(17g3,17g4)…一対の挟持用リブ、
17g5…バネ掛止用ボス、17g6,17g7…ラック歯、
18…圧縮コイルバネ、
20…フィード機構部、21…ブラケット、22…フィードモータ、
23…リードスクリュー、23a…螺旋状溝部、
D…光ディスク。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直線移動可能なキャリッジと、
前記キャリッジに一体的に固定される固定部と、この固定部に対して略垂直な姿勢を保ち且つラック歯を形成したラック部とからなるラック体と、
モータによって回転駆動され且つ前記ラック歯に噛合する螺旋状溝部を形成したリードスクリューとを備えた直線移動装置において、
前記ラック体の前記ラック部に前記ラック歯を上下に分離可能な成形金型で樹脂材を用いて成形するにあたって、前記固定部と略平行に前記ラック部を延出させて該ラック部に前記ラック歯を形成すると共に、前記ラック部を前記固定部に対して略垂直な姿勢となるように弾性変位内で屈曲させるための屈曲部を前記固定部と前記ラック部との間に形成したことを特徴とする直線移動装置。
【請求項2】
請求項1記載の直線移動装置において、
前記ラック体は、前記ラック部を前記固定部に対して略垂直な姿勢となるように前記屈曲部を介して屈曲させた時に、前記ラック部に対して前記リードスクリューによる送り方向への剛性を持たせるためのリブを前記固定部と前記ラック部との間で係合可能に形成したことを特徴とする直線移動装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−266469(P2006−266469A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−89361(P2005−89361)
【出願日】平成17年3月25日(2005.3.25)
【出願人】(000004329)日本ビクター株式会社 (3,896)
【Fターム(参考)】