説明

相手にメッセージアドレスを知られることなくメッセージの送受信を行うことを可能にした通信網システム

【課題】 相手にメールアドレスを知られること無くユーザのプライバシ保護を図ると共に適合性の高い相手と電子メールの送受信を行う。
【解決手段】 ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、ユーザの適合性を判断する上で基準となる情報の記憶手段と、(2)登録されたユーザ同士の適合性を比較し、適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)これが許容範囲を満たしているか否かの判断手段と、(4)少なくとも1組が許容範囲を満たす場合、共通のメッセージボックスを自動生成する手段と、(5)メッセージボックスに送られたメールを転送する際に、メールアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、メールアドレスの削除後にメールを転送する第二の機能、およびメールアドレスを暗号化した後に転送する第三の機能のうちいずれか一つの機能を有する手段を設ける。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユーザのプライバシを保護しながら適合性レベルを満たした相手とメールを送受信することが可能な電子メールシステム。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムは、郵便、電報、テレタイプ、FAXに続くテキスト文章送信手段として、その簡便性により広く普及してきている。電子メールシステムにおいてテキスト文章を特定の相手方に送付するためには、あらかじめその相手の電子メールアドレスを知る必要がある。特定の相手方の電子メールアドレスを送信宛先として指定することにより、送付したいテキスト文章を特定の相手方へ送信することが可能となる。また、送付時において電子メールには必ず、送信者の電子メールアドレスを添付する必要がある。また、2人のユーザ同士でメールする手段として、メーリングリストがこれまでにあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子メールアドレスは、通信網上の電子メールアドレス所有者の住所にあたるものであって、重要なプライバシ情報である。悪意のある第三者が電子メールアドレスを知ることにより、成り済まし、不要メールの大量送付等を行うことが可能となる。しかし、前述のように電子メール送付時には、送信者の電子メールアドレスを同時に送信する必要があった。
【0004】また、電子メールアドレスは前記のように重要なプライバシ情報であるのにもかかわらず、相手の適合性は考慮されることなく、やむなく必要に応じて電子メールアドレスを教えざるを得なかった。
【0005】さらに、メーリングリスト方式では適合性の高いもの同士で使用すると適合性の高い者が発生するたびに、メーリングリストを作成する必要が生じる。メーリング・リストを膨大な数を用意する必要が有り、現実的には不可能である。また、メールアドレスを使用せずに使用することは困難である。
【0006】そこで本発明の目的は、相手にメールアドレスを知られること無くユーザのプライバシ保護を図ると共に適合性の高い相手と電子メールの送受信を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決するにあたり、通信網に接続された端末装置とユーザ管理プログラム、ユーザ適合性演算プログラム、メッセージボックス管理プログラムを備えるホストコンピュータから構成され、適合性ポイントが高いユーザ同士が匿名でメッセージ交換可能なシステムを提供する。
【0008】さらに、具体的詳細に述べると、当該課題の解決には、本発明が次に列挙するそれぞれの新規な特徴的構成手法又は手段を採用することにより前記目的を達成し得る。
【0009】複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成する手段と、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、この送られてきたメールのメールアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメールアドレスを削除した後に相手方にメールを転送する第二の機能、およびこのメールアドレスを暗号化した後に相手方にメールを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メールシステムを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】即ち、本願に係る第1の発明は、複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成する手段と、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、この送られてきたメールのメールアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメールアドレスを削除した後に相手方にメールを転送する第二の機能、およびこのメールアドレスを暗号化した後に相手方にメールを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メールシステムを提供する。
【0011】前記電子メールシステムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0012】前記電子メールシステムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0013】前記電子メールシステムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0014】前記電子メールシステムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0015】本願に係る第2の発明は、複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムを利用する電子メール送受信方法において、(1)ホストコンピュータに登録されている少なくともユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、(2)予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算し、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断し、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成し、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、この送られてきたメールのメールアドレスを除いた部分を相手方に転送することで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メール送受信方法を提供する。
【0016】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0017】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0018】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0019】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0020】本願に係る第3の発明は、複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムを利用する電子メール送受信方法において、(1)ホストコンピュータに登録されている少なくともユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、(2)予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算し、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断し、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成し、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、このメールアドレスを削除した後に相手方にメールを転送することで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メール送受信方法を提供する。
【0021】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0022】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0023】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0024】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0025】本願に係る第4の発明は、複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムを利用する電子メール送受信方法において、(1)ホストコンピュータに登録されている少なくともユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、(2)予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算し、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断し、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成し、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、このメールアドレスを暗号化した後に相手方にメールを転送することで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メール送受信方法を提供する。
【0026】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0027】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0028】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0029】前記電子メール送受信方法は、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0030】本願に係る第5の発明は、複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる通信網システムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成する手段と、(5)このメッセージボックスに送られてきたメッセージを転送する際に、この送られてきたメッセージのメッセージアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメッセージアドレスを削除した後に相手方にメッセージを転送する第二の機能、およびこのメッセージアドレスを暗号化した後に相手方にメッセージを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメッセージアドレスを知られることなくメッセージの送受信を行うことを可能にした通信網システムを提供する。
【0031】ここでいう「メッセージアドレス」とは、少なくとも一つ以上の文字あるいは文字群からなり、レジスタ、記憶装置の特定部または他のデータソースもしくは、データ行き先を特定あるいは指定する役割を果たすものであれば、例えば電子メールアドレスや電話番号またはFAX番号等に限るものではない。
【0032】前記端末装置はコンピュータからなり、前記メッセージは電子メールであってもよい。
【0033】前記端末装置は電話器からなり、前記メッセージは音声信号であってもよい。
【0034】前記端末装置はFAXからなり、前記メッセージはイメージ信号であってもよい。
【0035】前記端末装置は電話の機能およびコンピュータの双方を有する装置であり、前記メッセージは音声信号または電子メールのいずれかであってもよい。
【0036】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0037】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0038】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0039】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成してもよい。
【0040】本願に係る第6の発明は、複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる通信網システムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、ユーザ登録時に予め各ユーザ毎に作成されたメッセージボックス同士間のアクセス権を与える手段と(5)メッセージをメッセージボックス間で転送する際に、メッセージアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメッセージアドレスを削除した後に相手方にメッセージを転送する第二の機能、およびこのメッセージアドレスを暗号化した後に相手方にメッセージを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメッセージアドレスを知られることなくメッセージの送受信を行うことを可能にした通信網システムを提供する。
【0041】前記端末装置はコンピュータからなり、前記メッセージは電子メールであってもよい。
【0042】前記端末装置は電話器からなり、前記メッセージは音声信号であってもよい。
【0043】前記端末装置はFAXからなり、前記メッセージはイメージ信号であってもよい。
【0044】前記端末装置は電話の機能およびコンピュータの双方を有する装置であり、前記メッセージは音声信号または電子メールのいずれかであってもよい。
【0045】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手とのアクセス権を付与してもよい。
【0046】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手とのアクセス権を付与してもよい。
【0047】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手とのアクセス権を付与してもよい。
【0048】前記通信網システムは、ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手とのアクセス権を付与してもよい。
【0049】端末装置は、コンピュータ、モバイルコンピュータ、プッシュ型電話、FAX、携帯電話、電話の機能とコンピュータの機能を持った装置、これら等の通信手段に使用可能な装置であればいかなる形態でもよい。
【0050】ホストコンピュータは、前述した端末装置と通信網を介し接続され、通信網および端末装置を制御するコンピュータであってエンドユーザに予め意図したサービスを提供できるものであればいかなるコピュータであっても良い。
【0051】適合性は、ユーザ同士が要求する分野であれば、いかなる分野に関する適合性であっても良く、具体的には占いによる相性による適合性、趣味を同じくするユーザ同士の適合性、職業仲介における求職者と求人企業とによる適合性、同じペットを飼育する同士の適合性、企業者と投資者の適合性、需要者と供給車の適合性等であっても良い。
【0052】適合性の検索の実施時期は、ユーザ登録時のみ、またはユーザ登録時およびその後定期的時期、または常時、または定期的の時期のいずれに時期に実施してもよい。
【0053】適合性の検索の対象は、ユーザ全員、または希望者のみのいずれであってもよい。
【0054】通信網は、地上、海上、海中、上空とさらに宇宙のいずれにおける有線または無線による電気信号、光信号あるいは電波等の電磁波の信号を伝達するネットワークであれば、如何なる形態のものでも良い。
【0055】
【実施例】本発明の実施の形態をその装置例および方法例につき図面を参照して説明する。
【0056】本発明に係る適合性電子メールシステム6は、端末装置群3と通信網と適合性ホストコンピュータ1とから構成される。端末装置群3と通信網2と適合性ホストコンピュータ1は互いに電気的に接続される。端末装置群3は、適合性電子メールシステム6を使用する各ユーザの端末装置であって、端末装置3−1、端末装置3−2、端末装置3−nからなる。nはユーザ数である。端末装置3−1、端末装置3−2、端末装置3−nはそれぞれ個々に通信網2に接続される。通信網2は端末装置群3と適合性ホストコンピュータ1とを接続するものであってインターネット等を使用する。適合性ホストコンピュータ1は、適合性プログラム4とユーザデータベース5を含んでいる。適合性プログラム4は、3つのプログラムからなる。第一のプログラムは、ユーザ管理プログラム4−1である。ユーザ管理プログラム4−1は、適合性電子メールシステム6に参加を要求するユーザより、ユーザ登録に必要な情報として、ユーザの適合性を判断する上で基準となる情報および電子課金のアカウントに関する情報を入手して、ユーザデータベース5に登録する。ユーザの適合性を判断する上で基準となる情報は、具体的には生年月日、住所、氏名、メールアドレスである。電子課金のアカウントに関する情報は、具体的にはクレジットカード情報である。第二のプログラムは、適合性演算プログラム4−2である。適合性演算プログラム4−2は、ユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を使用し、あらかじめ決められた演算方法に従ってユーザ同士の適合性を計算するプログラムである。具体的には四柱推命に従い、生年月日を以下の2種類の分類方法により分類する。ユーザの誕生した年と月とから60分類する月柱分類、及びユーザの誕生した年と月と日とから60分類する日柱分類の2つの分類方法より誕生日を3600分類する。この3600分類内で最も適合性の高い組合せは、各分類につき1分類である。本プログラムは、ユーザが登録されると同時に、月柱分類と日柱分類を行い、他のユーザに適合性の高い分類を持つユーザの有無を検索する機能を有する。本分類方法は、3種類の分類の組み合わせから構成されてもよい。ユーザの誕生した年を60分類する年柱分類、およびユーザの誕生した年と月とから60分類する月柱分類、及びユーザの誕生した年と月と日とから60分類する日柱分類の3つの分類方法より誕生日を10800分類してもよい。この10800分類内で最も適合性の高い組合せは、各分類につき1分類である。本プログラムは、ユーザが登録されると同時に、年柱分類と月柱分類と日柱分類とを行い、他のユーザに適合性の高い分類を持つユーザの有無を検索する機能を有する。適合性のポイントは、上記各柱について1分類に対して60段階の適合性ポイントが設定される。この設定は、予め決められた方法により決定される。1例を挙げると、最も高い適合性の高い分類のを59点とし、最も適合性の低いものの点数を0点とする。3分類使用時、2分類使用時共に、各分類の合計点数を適合性ポイントとする。適合性の判断は、ある決められた点数より高い場合を適合性が高いとし、この点数を下回る場合を適合性が低いとする。この適合性判断基準点数は、任意に設定可能とする。しかしながら、この点数化方法に即ち必要は、必要はなく如何なる方法であっても、一定の方法であればよい。第3のプログラムは、メッセージボックス管理プログラム4−3である。メッセージボックス管理プログラム4−3は、適合性演算プログラム4−2により適合性の高い分類同士のユーザが検索できた際に、この2人のユーザ専用のメッセージボックスをホストコンピュータ内に作成する機能を有する。また、受信時に、適合性判断基準点数を上回る適合性の高い相手が同時に2人以上確認された場合、適合性ポイントのの高い者同士を優先して、メッセージボックスが作成される。本プログラムは、メッセージボックスを作成と同時に2人のユーザに適合性の高い他のユーザが見つかった旨を通知し、メッセージボックスのメールアドレスを同時に通知する。この適合性の高いユーザは、メッセージボックスのメールアドレスにメールを送信することで適合性の高い相手にメールを出すことが可能となる。この時、メッセージボックス管理プログラムは、適合性の高いユーザの内片方のユーザよりメッセージボックス宛にきたメールを受信する。メッセージボックス管理プログラムは、受信したメールを以下の3種類の手段を用いて適合性の高いもう一方のユーザに対して転送する。
【0057】第一の転送方法は、メールアドレスの削除法である。メールアドレスの削除法は、はじめに受信したメールのメールアドレスが記述されたヘッダー部より、from:記述を検索する。次にfrom:以降のメールアドレスを削除する。その後、メッセージボックスのメールアドレスをヘッダ部に記載して転送することにより送信者のメールアドレスを相手方に伝達することなくメールを転送する。
【0058】第二の転送方法は、メールアドレスを除いた部分を相手方に転送する手法である。本方法は、まず受信したメールを複写する。元本メールは、過去の転送結果として消去せずに保存する。複写メールは、ヘッダ部と内容の記述された本文とに分割し、分割された本文のみを取り出し、メッセージボックスのメールアドレスをヘッダ部に記載して転送することにより送信者のメールアドレスを相手方に伝達することなくメールを転送する。
【0059】第三の転送方法は、メールアドレスの暗号化手法である。メールアドレスの暗号化手法は、受信したメールのメールアドレスが記述されたヘッダー部と内容の記述された本文とに分割し、ヘッダ部のfromより始まるメールアドレス部を、既知の暗号化手法あるいは、平成11年特許願第117212号に記載の暗号化手法により暗号化を行い、さらにメッセージボックスのメールアドレスをヘッダ部に記載して転送することにより送信者のメールアドレスを相手方に伝達することなくメールを転送する。メールの発信者アドレスをメッセージボックスに変更して発信者アドレスをメール上に一切表示することなく、対する適合性の高いユーザにメールを送信する事が可能である。このことは、対する適合性の高いユーザがメッセージボックスにメールを送信した場合にも同様な事が行われ、本ユーザのアドレスを相手に伝えることなくメールの送受信が可能である。
【0060】次に、上記本発明に係る適合性電子メールシステム6の適合性電子メール手順を図2を参照しながら説明する。
【0061】(1)A−1 ユーザ登録ユーザAは、端末装置3−nより生年月日等のユーザAの適合性を判断する上で基準となる情報および電子課金のアカウントに関する情報を通信網を介して適合性ホストコンピュータ1に送信する。適合性ホストコンピュータ内のユーザ管理プログラムは送信されたデータをユーザデータベース5に登録する。
【0062】(2)A−2 日柱、月柱の計算前記ユーザ登録で得られたユーザAの生年月日より四柱推命における分類法である日柱、月柱の計算を行う。日柱は生年月日より計算され60分類、月柱は生年月より計算され60分類する。
【0063】(3)A−3 高適合性者検索前記、日柱、月柱が決定されるとそれぞれについて最も適合性の高い日柱、月柱は一意に決定される。そこで、既に登録されたユーザ内に最も適合性の高い日柱、月柱のユーザがいるかを検索する。検索の結果適合者が存在しない場合、日柱、月柱を登録するとともに、新たな適合者が登録するまで待機する。検索の結果適合者ユーザBが存在した場合、さらにA−4工程が行われる。
【0064】(4)A−4 メッセージボックス作成メッセージボックス管理プログラム4−3は、高適合性の日柱、月柱のユーザAおよびユーザB共通のメッセージボックスを作成する。同時に本プログラムはユーザAおよびユーザBに対して高適合性者が登録されていることを通知し、メッセージボックスを介してメールの送受信が可能となることを通知する。
【0065】(5)A−5 ユーザ同士アドレス非通知の電子メール送受信メッセージボックス管理プログラム4−3よりメッセージボックスを介してメールの送受信が可能となることを通知されたユーザAおよびユーザBは、メッセージボックスの電子メールアドレスに電子メールを送信しする。メッセージボックスは、例えばユーザAよりメッセージボックスに向け送信された電子メールをユーザBに対して転送する。メール転送時、メッセージボックスはユーザAの電子メールアドレスはユーザBに伝達せずにメールの内容のみを伝達する。逆にユーザBよりメッセージボックスに向け送信された電子メールをユーザAに対して転送する。メール転送時、メッセージボックスはユーザBの電子メールアドレスはユーザAに伝達せずにメールの内容のみを伝達する。
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、相手にメールアドレスを知られることが無いためにユーザのプライバシ保護を図ると共に適合性の高い相手と電子メールの送受信を行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る適合性電子メールシステムの概略を示す説明図である。
【図2】本発明に係る適合性電子メールシステムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 適合性ホストコンピュータ
2 通信網
3 端末装置群
3−1 端末装置
3−2 端末装置
3−n 端末装置
4 適合性プログラム
4−1 ユーザ管理プログラム
4−2 適合性演算プログラム
4−3 私書箱管理プログラム
5 ユーザデータベース
6 適合性電子メールシステム
A−1 ユーザ登録
A−2 年柱、月柱の計算
A−3 高適合性者検索
A−4 私書箱作成
A−5 ユーザ同士のアドレス無しの電子メール送受信

【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成する手段と、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、この送られてきたメールのメールアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメールアドレスを削除した後に相手方にメールを転送する第二の機能、およびこのメールアドレスを暗号化した後に相手方にメールを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メールシステム。
【請求項2】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
【請求項3】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
【請求項4】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
【請求項5】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
【請求項6】 複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムを利用する電子メール送受信方法において、(1)ホストコンピュータに登録されている少なくともユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、(2)予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算し、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断し、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成し、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、この送られてきたメールのメールアドレスを除いた部分を相手方に転送することで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メール送受信方法。
【請求項7】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項6記載の電子メール送受信方法。
【請求項8】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項6記載の電子メール送受信方法。
【請求項9】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項6記載の電子メール送受信方法。
【請求項10】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項6記載の電子メール送受信方法。
【請求項11】 複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムを利用する電子メール送受信方法において、(1)ホストコンピュータに登録されている少なくともユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、(2)予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算し、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断し、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成し、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、このメールアドレスを削除した後に相手方にメールを転送することで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メール送受信方法。
【請求項12】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項11記載の電子メール送受信方法。
【請求項13】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項11記載の電子メール送受信方法。
【請求項14】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項11記載の電子メール送受信方法。
【請求項15】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項11記載の電子メール送受信方法。
【請求項16】 複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる電子メールシステムを利用する電子メール送受信方法において、(1)ホストコンピュータに登録されている少なくともユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、(2)予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算し、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断し、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成し、(5)このメッセージボックスに送られてきたメールを転送する際に、このメールアドレスを暗号化した後に相手方にメールを転送することで、相手にメールアドレスを知られることなく電子メールの送受信を行うことを可能にした電子メール送受信方法。
【請求項17】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項16記載の電子メール送受信方法。
【請求項18】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項16記載の電子メール送受信方法。
【請求項19】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項16記載の電子メール送受信方法。
【請求項20】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項16記載の電子メール送受信方法。
【請求項21】 複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる通信網システムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、これら少なくとも1組のユーザに共通のメッセージボックスを自動生成する手段と、(5)このメッセージボックスに送られてきたメッセージを転送する際に、この送られてきたメッセージのメッセージアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメッセージアドレスを削除した後に相手方にメッセージを転送する第二の機能、およびこのメッセージアドレスを暗号化した後に相手方にメッセージを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメッセージアドレスを知られることなくメッセージの送受信を行うことを可能にした通信網システム。
【請求項22】 前記端末装置はコンピュータからなり、前記メッセージは電子メールであることを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項23】 前記端末装置は電話器からなり、前記メッセージは音声信号であることを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項24】 前記端末装置はFAXからなり、前記メッセージはイメージ信号であることを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項25】 前記端末装置は電話の機能およびコンピュータの双方を有する装置であり、前記メッセージは音声信号または電子メールのいずれかであることを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項26】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項27】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項28】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項29】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手との共通のメッセージボックスを自動生成することを特徴とする請求項21記載の通信網システム。
【請求項30】 複数の端末装置と、これら端末装置が通信網を介し接続されるホストコンピュータとからなる通信網システムにおいて、前記ホストコンピュータは、(1)ユーザ登録に必要な情報として、少なくともユーザの適合性を判断する上で基準となる情報を記憶する記憶手段と、(2)登録されているユーザ同士に関する適合性を判断する上で基準となる情報を参照することで各ユーザ同士の適合性を比較し、予め決められた演算方法に従って適合性のレベルを示すマッチングポイントを演算する手段と、(3)このマッチングポイントが許容範囲を満たしているか否か判断する手段と、(4)ユーザ中の少なくとも1組がマッチングポイントの許容範囲を満たしている場合、ユーザ登録時に予め各ユーザ毎に作成されたメッセージボックス同士間のアクセス権を与える手段と(5)メッセージをメッセージボックス間で転送する際に、メッセージアドレスを除いた部分を相手方に転送する第一の機能、このメッセージアドレスを削除した後に相手方にメッセージを転送する第二の機能、およびこのメッセージアドレスを暗号化した後に相手方にメッセージを転送する第三の機能のうち少なくともいずれか一つの機能を有する手段とを設けることで、相手にメッセージアドレスを知られることなくメッセージの送受信を行うことを可能にした通信網システム。
【請求項31】 前記端末装置はコンピュータからなり、前記メッセージは電子メールであることを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項32】 前記端末装置は電話器からなり、前記メッセージは音声信号であることを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項33】 前記端末装置はFAXからなり、前記メッセージはイメージ信号であることを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項34】 前記端末装置は電話の機能およびコンピュータの双方を有する装置であり、前記メッセージは音声信号または電子メールのいずれかであることを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項35】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができる場合、登録時にこのユーザの情報を対応する分類あるいは区分に割り振ると共に既にこの分類に振り分けられた相手がいるか否か判断し、相手が存在する場合、適合性のレベルを示すマッチングポイントを許容範囲内とする演算方法に基づきマッチングポイントを演算し相手とのアクセス権を付与することを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項36】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータに基づき、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手とのアクセス権を付与することを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項37】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータを予め決められた第一の演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた第二の演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手とのアクセス権を付与することを特徴とする請求項30記載の通信網システム。
【請求項38】 ユーザの登録時に入力する適合性を判断する上で基準となる情報に基づきそのユーザが相手との適合性を比較するための予め決められた分類あるいは区分に振り分けることができない場合、登録時に与えられたデータをユーザが複数の演算方法の中から選択した演算方法に基づき、ユーザ固有のデータを算出し、このユーザ以外のユーザの固有データと順番に比較することで、予め決められた演算方法に基づき各相手との適合性レベルを示すマッチングポイントを順に演算し、この演算された値が許容範囲内である場合に相手とのアクセス権を付与することを特徴とする請求項30記載の通信網システム。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【公開番号】特開2001−53787(P2001−53787A)
【公開日】平成13年2月23日(2001.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−229529
【出願日】平成11年8月13日(1999.8.13)
【出願人】(599114852)ダンボネット・システムズ株式会社 (1)
【Fターム(参考)】