説明

確認装置

【課題】所定の状態を検知する複数の端末器と、上記端末器から動作信号を受信する受信装置とを具備する状態監視システムにおける上記端末器が正常に動作することを確認する確認装置において、端末器を試験動作させた場合に、その端末器が動作したときに生じる動作信号を確実に確認することができる確認装置を提供することを目的とする。
【解決手段】端末器を試験動作させた場合における動作情報と、受信装置が動作信号を受信した場合における受信情報を取得する情報取得手段と、上記動作情報と上記受信情報とに基づいて、上記端末器と上記動作信号とを一対一の関係で対比する情報対比手段と、上記端末器と上記動作信号とが一対一の関係を有すると、上記情報対比手段が判断すると、上記端末器が正常に試験動作されたと判別する試験動作確認手段とを有する確認装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の状態を検知する複数の端末器と、上記端末器からの動作信号を受信する受信装置とを有する状態監視システムにおける上記端末器が正常に動作することを確認する確認装置に関する。
【背景技術】
【0002】
セキュリティシステムのような設備では、所定の状態を検知する端末器として、侵入者を検知する赤外線や超音波を用いた人体センサやガラスの衝撃を検知する窓センサが用いられ、これらの複数のセンサが、受信装置としてのコントロールパネルに接続されている。そして、動作したセンサは、動作信号を上記コントロールパネルに出力する。このようなセキュリティシステムを、定期的に試験動作することによって、セキュリティシステムが正常に動作することが確認される。
【0003】
このような所定の状態を検知する端末器の試験作業を簡便にするために、端末器の近傍に行くだけで、端末器の情報を簡便に収集し、この収集した情報を試験結果に活用することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−208885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
試験作業において、各端末器から情報を読み出し、動作した端末器の情報を収集しても、各端末器が確実に動作信号を出力しているとは限らない。作業時に、端末器側で作業員がその端末器の動作を確認したとしても、動作信号が実際に発せられたかどうかは不明であり、また、仮に動作信号が発せられたとしても、動作信号が受信装置に到達しているかどうかは不明である。
【0006】
本発明は、端末器を試験動作させた場合に、その端末器が動作したときに生じる動作信号を確実に確認することができる確認装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、所定の状態を検知する複数の端末器と、上記端末器から動作信号を受信する受信装置とを具備する状態監視システムにおける上記端末器が正常に動作することを確認する確認装置において、上記端末器を試験動作させた場合における動作情報と、上記受信装置が動作信号を受信した場合における受信情報を取得する情報取得手段と、上記動作情報と上記受信情報とに基づいて、上記端末器と上記動作信号とを一対一の関係で対比する情報対比手段と、上記端末器と上記動作信号とが一対一の関係を有すると、上記情報対比手段が判断すると、上記端末器が正常に試験動作されたと判別する試験動作確認手段とを有することを特徴とする確認装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、端末器を試験動作させた場合に、その端末器が動作したときに生じる動作信号を確実に確認することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施例1である確認装置50を使用する状態監視システム100の全体を示す構成図である。
【図2】実施例1における主要な機器の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
発明を実施するための形態は、以下の実施例である。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の実施例1である確認装置50を使用する状態監視システム100の全体を示す構成図である。
【0012】
状態監視システム100は、受信装置10と、必要数の端末器20と、各端末器20と接続する信号線30と、端末器20を試験する試験器40と、確認装置50とを有する。
【0013】
受信装置10は、信号線30を介して、端末器20が出力する動作信号を受信し、警報や通報等の必要な動作を行う。
【0014】
記憶手段11は、受信装置10に設けられている端子部12に着脱可能であり、通常は、端子部12に接続する必要はない。なお、記憶手段11を、着脱式とするのではなく、受信装置10内に記憶手段11を設けるようにしてもよい。また、記憶手段11は、信号線30の状態を監視して動作信号を検出する機能と、受信情報として信号線30毎の動作信号の数を計数する機能と、動作信号の数を計数した計数値を記憶する機能とを有する。上記動作信号を検出する機能は、受信装置10の受信回路と同様である。また、記憶装置11に記憶する受信情報は、計数値のみではなく、受信した時刻等の情報を付加した情報であってもよい。
【0015】
端末器20は、図1には1つのみ記載されているが、実際には複数設けられ、それぞれが互いに固有の識別情報である識別番号が付与されている。また、端末器20の外周面にチップ21が貼り付けられ、チップ21に上記固有の識別情報である識別番号が格納されている。そして、たとえば、試験器40を近付けただけで、結合等しなくても、無線式等でチップ21から、上記固有の識別情報を読み出すことができる。
【0016】
信号線30は、受信装置10の所定の端子に接続されることによって、受信装置10に設けられている受信回路に接続され、また、記憶手段11が着脱される端子部12にも接続され、記憶手段11が信号線30の状態を監視することができ、動作信号を直接検出することができる。また、信号線30は、受信装置10と、必要な個数の端末器20との間に接続され、端末器20を設置する状況に応じて、端末器20を1個または複数個、設置する。そして、たとえば、フロア毎等で、信号線30が配線される。
【0017】
また、端末器20が動作すると、端末器20に設けられている作動灯(図示せず)を点灯し、信号線30に動作信号を出力する。この動作信号は、2本の電線間のオンオフ式によって、信号の内容を示し、受信装置10に上記動作信号を送出する。なお、火災信号を出力する方式は、このオンオフ式に限る必要はない。
【0018】
試験器40は、端末器20を試験動作させるために使用され、たとえば赤外線を検出する端末器20に対しては、赤外線を出力し、端末器20の機能に応じた試験器40が使用される。この試験器40には、端末器20に付与されている識別番号(チップ21に格納されている識別番号)を読み出すリーダ41が設けられ、このリーダ41で読み出した情報(識別番号)を動作情報として、試験器40に設けられている記憶手段(図示せず)に格納する。
【0019】
ここで、試験器40に設けられている記憶手段には、上記動作情報として、端末器20に付与されている識別番号を記憶すれば、十分であるが、端末器20の製造年等の情報を識別番号に付加して記憶するようにしてもよく、さらには、上記識別番号を読み出した時刻を記憶するようにしてもよい。
【0020】
確認装置50は、いわゆるパーソナルコンピュータを用いて情報処理する装置であり、試験器40の動作情報と、記憶手段11に記憶されている受信情報とに基づいて、端末器20の試験動作が正常に行われたかどうかを判断し、試験結果が正常であれば、この試験結果を所定の確認票61に記載して出力する装置である。
【0021】
次に、実施例1の動作について説明する。
【0022】
図2は、実施例1における主要な機器の動作を示すフローチャートである。
【0023】
まず、試験動作に入る準備段階として、図1に示すように、受信装置10の端子部12に、記憶手段11を装着する。また、この準備段階において、受信装置10は、試験モードに設定される。上記試験モードは、試験動作時に大音量での警報や通報先への通報等の動作を解除するモードである。つまり、試験動作時には、大音量での警報や通報先への通報等の動作は不要であり、試験モードに設定することによって、端末器20から動作信号を受けても、大音量での警報や通報先への通報等の動作が実行されないようにする。また、受信装置10が、動作信号を保持する動作信号保持モードである場合、動作信号保持モードを自動的に解除することが好ましく、動作信号保持モードが解除されなければ、受信装置10の前で、別の作業員が待機し、動作信号を入力したときに、動作信号保持モードを解除する必要がある。
【0024】
図2(1)は、試験器40の動作を示すフローチャートである。
【0025】
試験動作の作業段階として、作業員が試験器40を用いて、複数の端末器20を、順次、動作させる。このときに、試験器40に設けられているリーダ41が起動され、試験器40が端末器20に近付くと、S1で、リーダ41がチップ21から識別番号を自動的に読み込む。この読み込まれた識別番号が、既に読み込まれているかどうかを判断するために、S2で、読み込まれた識別番号と動作情報とを対比する。そして、リーダ41に記憶されている動作情報内に、上記読み込んだ識別番号と同一の識別番号が記憶されていなければ、S3で、上記読み込んだ識別番号を、既に記憶されている動作情報に追加する。また、既に記憶されている動作情報内に、上記読み込んだ識別番号と同一の識別番号が記憶されていれば、S4で、上記読み込んだ識別番号を破棄する。
【0026】
このような動作手順によって、作業員が、端末器20に試験器40を近付ける度に、試験器40のリーダ41が、端末器20の識別番号を読み込み、読み込んだ識別番号を、リーダ41内で、順次、動作情報に追加する。
【0027】
また、この作業段階において、動作した端末器20が、信号線30を介して、受信装置10に動作信号を出力するが、この動作信号は、作業員には目視できない。動作信号は、受信装置10に到達し、信号線30の状態を監視する記憶手段11が検出する。すなわち、記憶手段11は、状態監視機能を有する。
【0028】
図2(2)は、受信装置10側の動作を示すフローチャートである。
【0029】
記憶手段11は、信号線30に常時接続され、図2(2)に示すように、S11で、動作信号を監視している。S12で、記憶手段11が動作信号を検出すると、S13で、受信情報を計数した値である計数値に1を追加し、新たな受信情報とする。信号線30が複数あれば、上記受信情報を計数する動作を、信号線30毎に区別して実行する。
【0030】
つまり、上記動作手順によって、作業員が端末器20を動作させて動作信号が出力される度に、S11で、記憶手段11が信号線30の動作信号を検出し、受信情報を、順次、更新する。
【0031】
なお、端末器20が動作したことを、端末器20に設けられている作動灯(図示せず)が表示し、この作動灯を見れば、端末器20が動作したことを確認することができる。この場合、上記作動灯の点灯による光を検出する受光部を、試験器40に設け、上記受光部が検出した光に基づいて、試験器40が動作したことを確認した場合にのみ、新たな識別番号を動作情報へ追加するようにしてもよく、また、識別番号の追加とは別に、作動灯の点灯検出を情報として、リーダ41に格納するようにしてもよい。
【0032】
上記のように、必要な端末器20の全てを動作させた後に、確認段階において、試験動作が正常に行われたかどうかを確認する必要がある。このために、リーダ41から読み出した動作情報と、記憶手段11から読み出した受信情報とを、確認装置50内の記憶領域(図示せず)に移動する。
【0033】
図2(3)は、確認装置50の動作を示すフローチャートである。
【0034】
確認装置50が、S21で、CPU等の制御部(図示せず)が、動作情報と受信情報とを読み込み、S22で、これらが一対一の関係で対応しているかどうかを対比する。
【0035】
この対比において、動作情報は、各端末器20から受信した識別番号であり、この動作情報としての識別番号の個数を、信号線30毎に区別し、動作数とする。また、受信情報は、信号線30毎の計数値であり、換言すれば、信号数である。上記動作数と上記信号数とを、信号線30毎に対比し、上記動作数と上記信号数とが互いに同一であれば、試験対象である端末器20の全てが、動作信号を発したことを確認することができる。
【0036】
ここで、動作情報を、信号線30で区別する場合、試験器40において入力することもできるが、各端末器20に付与している識別番号を予め把握し、設置情報としてデータ化し、S22で、この設置情報と対比すれば、信号線30毎の動作数を算出することができる。この対比の結果、一致すれば、S23で、「信号出力が正常」等を、ディスプレイ(図示せず)に表示し、一致していることを示し、また、上記対比の結果、不一致であれば、S24で、「信号漏れ有り」等、一致していないことを表示する。
【0037】
ここで、一対一の関係であることを判別するために対比する場合、個数を対比する代わりに、他の対比方法を採用するようにしてもよい。たとえば、リーダ41が識別番号を読込むとともに、識別番号の読み込み時刻をリーダ41に格納し、また、記憶手段11が動作信号を検出するとともに、動作信号を検出した時刻を格納し、上記読み込み時刻と上記検出時刻とを使用して、上記読み込み時刻と上記検出時刻との経時的変化に着目して、動作数と信号数とが一対一の関係であるかどうかを判定する。これによって、個数の対比よりも詳細な対比が可能である。
【0038】
つまり、作業員の移動時間は一定ではないが、通常、識別番号の読込み時刻から、所定の時間が経過した後に、動作信号を検出する検出時刻があり、したがって、読み込み時刻、検出時刻、読み込み時刻、検出時刻のように、読み込み時刻と検出時刻とが、交互に繰り返し発生する。また、動作信号にIDが付与され、このIDによって動作信号を区別できる場合、受信情報にIDを追加し、この追加されたIDと端末器20の識別情報とを対比することによって、必要な端末器20の全てを試験動作させたと判定するようにしてもよい。
【0039】
上記動作数と上記信号数とを対比し、一致すれば、S25で、設置情報を読み込み、S26で、動作情報と一対一の関係で対応するかどうかを判断する。この対比において、設置情報に含まれている個数であって、信号線30毎の端末器20の設置個数を、設置数とし、上記と同様に、その設置数を動作数と対比し、同一であれば、必要な端末器20の全てを試験動作させたと判断することができる。この対比の結果、一致すれば、S27で、「試験動作の正常完了」等を、ディスプレイ(図示せず)に表示し、一致していることを示し、また、不一致であれば、S28で、「試験漏れ有り」等を表示し、一致していないことを示す。
【0040】
これらの対比の結果として、動作信号を出力していない端末器20がある場合、または、試験動作させていない端末器20がある場合には、試験動作の作業を改めて実行するか、または、端末器20の機能チェックをする等の対応が必要である。たとえば、作業を手分けして、複数の試験器40を使用して試験動作する場合、動作情報が複数ある場合に、一部の動作情報の利用漏れが考えられ、この場合に、S32、S33で、情報追加の操作入力を行うことによって、情報を追加したり選択したりして、S21へ戻ることによって、再度対比することができるようにしている。
【0041】
なお、端末器20の種別は1つでなく、目的に応じて、異なる機種が利用されるので、様々な試験器を必要とする場合が多く、確認装置50において、複数の動作情報を統合できるようにすることが好ましい。
【0042】
試験動作が正常に完了した場合、S29、S30で、作成段階として、確認装置50によって、確認票61(帳票)を作成する。すなわち、確認装置50は、動作情報に基づいて、試験動作させた端末器20が正常に作動したことを、所定のフォーマットの確認票61に記入する。このときに、試験結果のみではなく、設置場所、設備名、日時等の情報も必要であり、このような物件に関する情報を、上記設置情報に含めることができる、そして、S31で、作成された確認票61をプリンタ60で印刷する。
【0043】
確認票61を作成する場合、確認装置50を用いることを、試験結果を確認する所有者や関係機関等の提出先が義務付け、試験動作が正常に完了しない限り、確認票61を作成して提出することができないようにすれば、作業に立ち会う必要がなく、また、確認票61に別途データを添付しなくても、プログラム的に結果を確認できる。
【0044】
上記説明において、設置されている端末器20の全てを試験動作させるように説明したが、部分的に試験動作させることができるようにしてもよく、この場合、上記設置情報に、対象となる範囲を設定できるようにする。また、設置情報と動作情報との対比を先に実行した後に、受信情報の対比を実行するように、対比の順番を入れ替えるようにしてもよい。
【0045】
なお、確認装置50を使用するシステムを、一般的な消防用または防犯用の設備のみならず、高齢者の安否を監視するシステムや、照明装置の確認システム等に用いることができる。また、端末器20から識別番号を読み出す場合、接触せずに読み出す方式として、赤外線通信を利用するようにしてもよい。
【0046】
上記実施例において、状態監視システム100は、所定の状態を検知する複数の端末器と、上記端末器から動作信号を受信する受信装置とを具備する状態監視システムであり、確認装置50は、状態監視システム100における上記端末器が正常に動作することを確認する確認装置である。
【0047】
確認装置50は、上記端末器を試験動作させた場合における動作情報と、上記受信装置が動作信号を受信した場合における受信情報を取得する情報取得手段の例であり、また、上記動作情報と上記受信情報とに基づいて、上記端末器と上記動作信号とを一対一の関係で対比する情報対比手段の例であり、さらに、上記端末器と上記動作信号とが一対一の関係を有すると、上記情報対比手段が判断すると、上記端末器が正常に試験動作されたと判別する試験動作確認手段の例である。
【0048】
また、上記情報対比手段は、上記動作情報、上記受信情報の少なくとも一方と、上記端末器が複数、設置されている状態に関する事前情報とを一対一の関係で対比する手段の例である。
【0049】
上記試験動作確認手段は、上記事前情報と一対一の関係で対比できると、上記情報対比手段が判断すると、上記端末器が正常に試験動作されたと判別する手段である。また、プリンタ60は、上記試験動作確認手段による判別結果が正常であれば、複数の端末器に対する試験作業の帳票を出力する出力手段の例である。
【0050】
上記実施例によれば、端末器20側の動作情報と受信装置10側の受信情報とを対比した結果、一対一の関係であれば、動作信号が確実に出力されて入力されたことを確認することができるので、作業員が動作させた「つもり」のような、試験漏れを防止することができる。
【0051】
上記実施例によれば、所定の状態を検知する複数の端末器と、上記端末器からの動作信号を受信する受信装置とを具備する状態監視システムにおいて、端末器側の動作情報と受信装置が出力した受信情報とを対比し、この対比結果の応じて、上記動作信号が確実に出力されたことを確認するので、作業者が動作させた「つもり」によって生じる試験漏れを防止することができる。
【0052】
つまり、上記実施例によれば、端末器を試験動作させた場合に、その端末器が動作したときに生じる動作信号を確実に確認することができる。
【符号の説明】
【0053】
10…受信装置、11…記憶手段、12…端子部、20…端末器、21…チップ、30…信号線、40…試験器、41…リーダ、50…確認装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の状態を検知する複数の端末器と、上記端末器から動作信号を受信する受信装置とを具備する状態監視システムにおける上記端末器が正常に動作することを確認する確認装置において、
上記端末器を試験動作させた場合における動作情報と、上記受信装置が動作信号を受信した場合における受信情報を取得する情報取得手段と;
上記動作情報と上記受信情報とに基づいて、上記端末器と上記動作信号とを一対一の関係で対比する情報対比手段と;
上記端末器と上記動作信号とが一対一の関係を有すると、上記情報対比手段が判断すると、上記端末器が正常に試験動作されたと判別する試験動作確認手段と;
を有することを特徴とする確認装置。
【請求項2】
請求項1において、
上記情報対比手段は、上記動作情報、上記受信情報の少なくとも一方と、上記端末器が複数、設置されている状態に関する事前情報とを一対一の関係で対比する手段であり、
上記試験動作確認手段は、上記事前情報と一対一の関係で対比できると、上記情報対比手段が判断すると、上記端末器が正常に試験動作されたと判別する手段であることを特徴とする確認装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
上記試験動作確認手段による判別結果が正常であれば、複数の端末器に対する試験作業の帳票を出力する出力手段を有することを特徴とする確認装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−215894(P2011−215894A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−83559(P2010−83559)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000233826)能美防災株式会社 (918)
【Fターム(参考)】