説明

磁場検出装置およびその製造方法

【課題】 基板から突出させることなく磁場検出素子を配し、装置の小型化を図ることが可能な、磁場検出装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る第二の磁場検出装置は、互いに直交する3軸方向の磁場をそれぞれ検出する3つの磁場検出素子102、103、104を基板101’(101)に備えてなる磁場検出装置100であって、前記磁場検出素子のうち少なくとも1つ104は、前記基板101’(101)を貫通する貫通孔に充填された磁性材料107を用いてなる。107a〜107dは磁性材料が充填された貫通孔を表す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁場検出装置およびその製造方法に係り、より詳細には、基板の厚み方向に磁場検出素子を内蔵させてなる磁場検出装置と、基板に設けた貫通孔を利用して磁場検出素子を形成する製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報機器や計測、制御機器の高性能化、小型薄型化および低コスト化が急速に進み、これらの急速な発展に伴い、それらに用いられる磁気センサにも小型、低コスト、高感度などの要求が高くなってきている。
【0003】
従来から用いられている磁気センサとしてはホール素子、磁気抵抗効果素子(MR素子)、巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)、フラックスゲートセンサなどが知られている。これらセンサへの小型化、高感度化、大レンジ化への要求としては、例えば、コンピュータの外部記憶装置としてのハードディスク装置に用いられる磁気ヘッドには、従来のバルクタイプの誘導型磁気ヘッドからMRヘッドへと高性能化が進んでおり、現在ではGMR素子を適用しようとする研究が活発に行われている。また、モータの回転センサであるロータリエンコーダではマグネットリングの微小化に伴い、外部に漏れる磁束が微小になっており、現在のMR素子に変わり高感度な磁気センサが要求されている。
【0004】
これらの要求を満たす為、磁気インピーダンス素子(以下、MI素子とも略称する)と呼ばれる、外部印加磁界や周波数の関数としてそのインピーダンスの変化から、外部磁場の大きさそのものを検出する検出素子が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0005】
また、この磁気インピーダンス素子と呼ばれる高周波キャリア型磁場検出素子を用いて、磁場ベクトルの異なる2成分を測定する装置が提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
【0006】
磁界検出センサは1つの素子で一軸磁界成分を検出することが可能である。2つの素子を用いる場合、外部磁界の第一軸成分を検出する為に配設された第一感磁素子と、第一感磁素子が配設される面と共通法線を有する面に配設された外部磁界の少なくとも他の一つの第二成分を検出する為に配設された第二感磁素子とからなる磁界検出装置として用いることにより、第一軸、第二軸を水平面に取れば水平成分中の第一軸方向の地磁気と第二軸方向の地磁気との大きさの比から、水平面における方向を検出する方位検出装置として用いることが可能となる。
【0007】
しかしながら、上記技術により検出可能となるのは任意の磁場ベクトルの2成分までである。従来、2個の磁気センサだけでは水平回転の二次元の方向もしくは回転角しか検出することができない。正確な方位の検出や姿勢制御には任意の磁場ベクトルの第三成分を検出する必要がある。
【0008】
この第三成分を検出するためには、例えば、予め一方向の磁場を検出する磁場検出センサを作製した後、装置基板上に3つの成分を検出する素子として個別に配置するか、または面内に2つの成分を検出する素子を作製した後、残り1つの成分を検出する素子を配置しなければならない。従来の技術においては、同一基板上に作製可能な素子は基板面に平行な2つの成分までであった(特許文献3参照)。
【0009】
図5は、従来の磁場検出装置の一例を示す図であり、(a)は平面図を、(b)は線分B−B’における断面図を表す。図5において、200は磁場検出装置、201は第一基板、202はX素子(第一軸成分を検出する為に配設された第一感磁素子)、203はY素子(第二成分を検出する為に配設された第二感磁素子)、204はZ素子(第三成分を検出する為に配設された第三感磁素子)、205は第二基板である。
【0010】
図5に示すように、3つの成分を検出する為には、予め2つの成分(例えば第一成分と第二成分)を検出するためのX素子202とY素子203が一面に配された第一基板(装置基板ともよぶ)201と、残り1つの成分(例えば第三成分)を検出するためのZ素子204を備えた第二基板205とを用意し、Z素子204を含む面が第一基板201の一面に対して垂直をなすように、第二基板205を第一基板201に搭載する必要がある。
【0011】
しかしながら、磁場検出素子は検出する磁場方向に長さが必要となるので、第一基板201に垂直方向の磁場を検出する素子(Z素子204)を搭載する場合は高さ成分が増加してしまい、必然的に小型化には限界が生じるため、磁場検出装置が大型になってしまうという問題があった。
【特許文献1】特開平06−176930号公報
【特許文献2】特開平06−281712号公報
【特許文献3】特開2003−35757号公報
【特許文献4】特開2001−296127号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、基板から突出させることなく磁場検出素子を配し、装置の小型化を図ることが可能な、磁場検出装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の請求項1に係る磁場検出装置(以下、第一の磁場検出装置とも呼ぶ)は、基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を用いてなる磁場検出素子を具備したことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項2に係る磁場検出装置(以下、第二の磁場検出装置とも呼ぶ)は、互いに直交する3軸方向の磁場をそれぞれ検出する3つの磁場検出素子を基板に備えてなる磁場検出装置であって、前記磁場検出素子のうち少なくとも1つは、前記基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を用いてなることを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項3に係る磁場検出装置は、請求項1又は2において、前記基板は、前記磁場検出素子の出力電圧を検出する検出手段を具備したことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項4に係る磁場検出装置の製造方法は、基板を貫通する貫通孔に磁性材料を充填して磁場検出素子を形成する工程を少なくとも具備していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係る第一の磁場検出装置は、基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を用いてなる磁場検出素子を備えているので、磁場検出素子の本体すなわち磁場検出素子が検出する磁場方向に要する長さ部分を、基板の厚み方向に収納した形態とすることができる。つまり、第一の磁場検出装置は、磁場検出素子を基板の外部に突出させずに設けることが可能となるので、磁場検出装置の小型化、薄型化および軽量化が図れる。
【0018】
本発明に係る第二の磁場検出装置は、互いに直交する3軸方向の磁場をそれぞれ検出する3つの磁場検出素子を基板に備えてなる磁場検出装置であって、前記磁場検出素子のうち少なくとも1つは、前記基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を用いてなる。
かかる構成によれば、2つの成分(例えば第一成分と第二成分)を検出するためのX素子とY素子が基板の一面に配置し、かつ、残り1つの成分(例えば第三成分)を検出するためのZ素子の本体すなわち磁場検出素子が検出する磁場方向に要する長さ部分を、基板の厚み方向に収納した形態とすることができる。ここで、基板の厚み方向に収納した形態とは、基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を意味する。ゆえに、本発明は、第一成分と第二成分を検出するX素子とY素子は基板面内に、第三成分を検出するためのZ素子は基板の外部に突出させず基板の肉厚内に、それぞれ設けることが可能となるので、小型化、薄型化および軽量化の図れた3軸方向磁場検出装置(第二の磁場検出装置)をもたらす。
【0019】
本発明に係る磁場検出装置の製造方法は、基板を貫通する貫通孔に磁性材料を充填して磁場検出素子を形成する工程を少なくとも具備している。
かかる構成よれば、前述した第一または第二の磁場検出装置において、基板の厚み方向に収納した形態をなす磁場検出素子を作製できる。ゆえに、上記工程を少なくとも備えた製法は、本発明に係る第一または第二の磁場検出装置の提供に寄与する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下では、本発明に係る磁場検出装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1〜図4は、本発明に係る磁場検出装置を作製する手順の一例を示す図であり、分かりやすいように構成要素を適宜誇張して描いてある。
図1は、本発明に係る磁場検出装置の基板に貫通孔を設けた状態の一例を示す図であり、(a)は平面図を、(b)は線分A−A’における断面図を表す。
図2は、基板に設けた貫通孔内に磁性材料を充填し、磁性材料を線状に結合させて1つ目の素子(例えばZ素子)を形成した状態を示す断面図である。
図3は、2つ目及び3つ目の素子(例えばX素子、Y素子)用の開口部を確保しつつ、基板面に絶縁層を設けた状態を示す平面図である。
図4は絶縁層上に2つ目及び3つ目の素子を形成した状態を示す平面図であり、本例に係る3軸方向磁場検出装置の一例を示す図である。
【0022】
先ず、図1に示すように、磁気インピーダンス素子(MI素子)の電子回路(不図示)を集積化してある磁場検出素子用の基板101に貫通孔106を形成する。
基板101としてシリコンを用いる場合は、貫通孔を形成する手法として光電解研磨法を用いることにより指定の箇所に貫通孔を設けることが可能となる。光電解研磨法により指定の箇所に貫通孔を形成する手法については、ここでは詳細は省略するが、例えば特開2002−161400号公報に開示されている手法などが適用できる。
なお、基板101を構成する材料としてはシリコンの他に、例えばセラミックス、PCB樹脂、ガラス等などからなる平板状の基材が好適に用いられる。また、貫通孔の形成方法については光電解研磨法の他に、例えばDeepRIE法、ドリル法、サンドブラスト法などを用いても良い。
【0023】
次に、基板101の貫通孔106に溶融金属吸引法を用いてCoNbZr等の磁性材料107を充填する。この後、基板101の両面に対してフォトレジストを用いたフォトリソグラフィおよびCuめっき法等を用い、磁性材料で充填された貫通孔107a〜107dを導電材料108b、108c、108dで接続し、Z軸方向のMI素子をつづら折り状とする。また導電材料108a、108eを用い、搬送波信号回路と接続された入出力端子104a、104bと貫通孔107a、107dとをそれぞれ接続する。その後、フォトレジストをアルカリ剥離液又はプラズマエッチング法で除去する。
これにより、図2に示すような磁性材料が充填された貫通孔107を導電材料108で接続してなる基板101を得る。
ここで作製した導電材料は、貫通孔に充填した個々の磁性材料を接続することにより、素子長を延ばした形態を実現する。この形態は、磁気検出素子のインピーダンスの増加をもたらし、ひいては検出磁界感度の向上に寄与する。
【0024】
この発明に係る磁気検出素子は、上記溶融金属吸引法で作製した磁性材料に限らず、全ての磁性材料で有効である。つまり、NiFeやFeCoSiB、CoNbZr等の非晶質磁性材料や結晶性磁性材料を用いた場合においても同様である。また、貫通孔充填方法についても何ら限定されるものではなく、スパッタ法、真空蒸着、CVD、めっき法等が使用できる。貫通孔を接続する材料もCuに限らず、成膜方法もスパッタ法等を用いることにより、AgやAl、Ti、Nb、Cr、W、Ta、Au、Ni、Pt等、Cu以外に多様な材料を用いることができる。
【0025】
次いで、図3に示すように、X軸方向を検知するMI素子(X素子)とY軸方向を検知するMI素子(Y素子)に対して、それぞれ搬送波信号の入出力端子に整合する位置に開口部102a、102b、103a、103bを有する絶縁層を形成する。図3において、101’は例えば絶縁層を設けて表面の絶縁化を図った状態の基板を表す。
その際、絶縁層を構成する材料としては、例えば窒化シリコン、酸化シリコン、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。このような絶縁層は、例えばCVD法、回転塗布法、印刷法、ラミネート法等により形成することができる。
また、開口部102a、102b、103a、103bは、例えば樹脂層を構成するポリイミド等の膜を全面的に成膜した後にフォトリソグラフィ技術によりパターニングすることによって形成することができる。
【0026】
次いで、絶縁層を設けて表面の絶縁化を図った状態にある基板101’の上に、X素子およびY素子を形成する。その形成方法としては、例えばCoNbZr等合金ターゲットを用いたRFスパッタ法により厚さ1μm乃至10μmのアモルファス磁性薄膜を成膜する方法が挙げられる。
このアモルファス磁性薄膜を加工する際に用いるマスクとしては、例えば感光性の樹脂を用いたフォトリソグラフィ技術により磁性薄膜上に設けた任意のレジストパターンを利用する。マスク形成後、感光性樹脂をエッチングマスクとして、例えばイオンビームエッチングを用い、任意のレジストパターンに沿ってアモルファス磁性薄膜を微細加工すればよい。このエッチング処理により、所望のパターンからなるX素子やY素子を形成することができる。
【0027】
以上の説明においては、アモルファス磁性薄膜の微細加工法としてイオンビームエッチング法を挙げているが、反応性イオンエッチング法等の他のドライエッチッグ加工法を適用しても良いし、ウェットエッチング加工法や、メタルマスク法を用いた加工法を用いても構わない。また、上述したレジストパターンとは反転したレジストパターンを形成し、リフトオフ法により所望のパターンからなるX素子やY素子を形成しても良い。
【0028】
上記説明においては、磁気検出素子を構成する磁性材料としてCoNbZrを用いる例を挙げたが、この材料に限定されるものではなく、搬送波信号の周波数帯において軟磁性であり、高透磁率を示す材料であれば如何なる材料でも用いることができる。
【0029】
最後に、感光性樹脂を剥離液又はプラズマエッチングで除去することにより、X素子102およびY素子103を得る。その後、X素子102およびY素子103の電極となる部分(102’、102”、103’、103”)とX素子用およびY素子用の搬送波信号の入出力端子(102a、102b、103a、103b)との間を、Z素子104と同様に、めっき法又はスパッタ法により作製されたCu等の導電材料で接続する。あるいは、特に導電材料を成膜せずに、磁性薄膜を直接接続しても構わない。
以上の手順により、図5に外観構成を平面図により示した形態の3軸方向磁場検出装置が得られる。
【0030】
ところで、上述した磁場検出装置は、これを構成する基板に、磁場検出素子(例えばZ素子)の出力電圧を検出する検出手段を具備しても良い。検出手段が基板に設けてあれば、別体として基板に付設する必要がなくなるので、磁場検出装置の小型化、薄型化および軽量化が損なわれないので好ましい。
【0031】
なお、上述した態様例に係るX素子、Y素子および/またはZ素子に磁気異方性を付与したり、あるいは熱処理を施したアモルファス磁性材料を用いても良い。
【0032】
また、各素子の近傍や各素子の周囲に、コイルや磁石を配置することにより、各素子の磁界検出方向にバイアス磁界を印加しても構わない。バイアス磁界を印加することにより、各素子の動作点を最も高感度な位置にすることが可能となり、各素子における検出出力の直線性を向上できる。
【0033】
さらに、上述した態様例においては、単一の基板101上に3つの素子(X素子、Y素子、Z素子)を作製する場合を例にして説明したが、貫通孔を用いたZ素子を有する基板に、これとは別体として作製されたX素子およびY素子を実装することにより3軸方向磁場検出装置を形成しても良い。
【0034】
なお、上述した態様例においては、磁場検出素子として磁気インピーダンス素子(MI素子)を設ける場合を例として説明したが、MI素子に代えてホール素子や磁気抵抗効果素子(MR素子)、巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)、フラックスゲートセンサ等を適用しても、本発明に係る作用・効果が得られることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明によれば、磁場検出素子を基板の外部に突出させずに設けることが可能となるので、磁場検出装置の小型化、薄型化および軽量化が図れる。また、基板に内蔵された素子(例えばZ素子)に加えて、この基板の一方の面もしくは両方の面にX素子やY素子を設けることにより、小型化、薄型化および軽量化が図れた3軸方向磁場検出装置の提供が可能となる。
【0036】
ゆえに、本発明に係る磁場検出装置は、従来の装置と比較して特に薄型で軽量とすることができるので、この装置を搭載してなる機器、例えば携帯電話やPDA、腕時計、GPS等の各種機器の軽薄短小化に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】磁場検出装置の基板に貫通孔を設けた状態の一例を示す図であり、(a)は平面図を、(b)は線分A−A’における断面図を表す。
【図2】磁場検出装置の基板に設けた貫通孔に磁性材料を充填し、磁性材料を線状に結合させて1つ目の素子を形成した状態を示す断面図である。
【図3】磁場検出装置の基板に2つ目及び3つ目の素子用の開口部を確保しつつ、基板面に絶縁層を設けた状態を示す平面図である。
【図4】絶縁層上に2つ目及び3つ目の素子を形成した状態を示す平面図であり、本発明に係る3軸方向磁場検出装置の一例を示す図である。
【図5】従来の磁場検出装置の一例を示す図であり、(a)は平面図を、(b)は線分B−B’における断面図を表す。
【符号の説明】
【0038】
100 磁場検出装置、101 基板、101’ 絶縁化を図った状態にある基板、102 磁場検出素子(X素子)、102’、102” X素子の電極部、102a、102b X素子用の開口部、103 磁場検出素子(Y素子)、103’、103” Y素子の電極部、103a、103b Y素子用の開口部、104 磁場検出素子(Z素子)、106 貫通孔、107 磁性材料、107a〜107d 磁性材料が充填された貫通孔、108 導電材料。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を用いてなる磁場検出素子を具備したことを特徴とする磁場検出装置。
【請求項2】
互いに直交する3軸方向の磁場をそれぞれ検出する3つの磁場検出素子を基板に備えてなる磁場検出装置であって、
前記磁場検出素子のうち少なくとも1つは、前記基板を貫通する貫通孔に充填された磁性材料を用いてなることを特徴とする磁場検出装置。
【請求項3】
前記基板は、前記磁場検出素子の出力電圧を検出する検出手段を具備したことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁場検出装置。
【請求項4】
基板を貫通する貫通孔に磁性材料を充填して磁場検出素子を形成する工程を少なくとも具備していることを特徴とする磁場検出装置の製造方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate