説明

空調制御装置

【課題】液圧縮の発生を抑制、回避することのできる空調制御装置を提供する。
【解決手段】空調室内の温度を検出する温度検出手段Aと、冷凍回路の電動圧縮機温度を検出する温度検出手段Bと、外気を検出する温度検出手段Cとを有し、空調装置を起動した時に前記温度検出手段Aと前記温度検出手段Bまたは前記温度検出手段Cの温度差に基づいて電動圧縮機の始動回転数を決定する制御部1を備えた構成としてある。これによって、電動圧縮機内に液冷媒があっても当該電動圧縮機を適切な回転数で駆動することができ、冷媒状態に応じて液圧縮の発生を防止しつつ、速やかに空調することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は空調装置の電動圧縮機の制御に関し、特に車両用空調装置の空調制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の冷凍回路に設けられる圧縮機は、通常運転ではガス冷媒を吸入、圧縮し、吐出するが、長時間放置後、または低温下での圧縮機停止時に外気温度や車両室内温度、圧縮機温度などの関係によっては冷媒がガス状態ではなく液冷媒状態で圧縮機内に溜まることがある。液冷媒が溜まったままの状態で空調装置を始動すれば圧縮機はそのまま始動し液圧縮を起こすことは従来からよく知られている。
【0003】
液圧縮を起こした際には圧縮負荷が大変大きくなり圧縮部内の摺動部が摩耗して耐久性が低下したり、液圧縮時の音が大きくなり乗員に不快感を与えたりすることもある。
【0004】
かかる事情から、空調装置の始動時に起動信号を出力する手段と出力された信号に基づいて、電動圧縮機のモータの回転子を回転させることなくモータの巻き線を発熱させて、液冷媒を加熱蒸発することで液圧縮を回避する電動圧縮機が知られている。(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−162572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記従来の構成では空調装置の始動時に常に液冷媒が圧縮機に溜まっているわけではないのに電動圧縮機を一定時間止めているので、不必要な場合であっても電動圧縮機が止まり、速やかに空調室内が空調されず、快適性が悪化するという課題を有していた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る空調制御装置は、空調室内の温度を検出する温度検出手段Aと、冷凍回路の電動圧縮機温度を検出する温度検出手段Bと、外気を検出する温度検出手段Cとを有し、空調装置を起動した時に前記温度検出手段Aと前記温度検出手段Bまたは前記温度検出手段Cの温度差に基づいて電動圧縮機の始動回転数を決定する制御部を備えた構成としてある。
【0008】
これによって、電動圧縮機内に液冷媒があっても当該電動圧縮機を適切な回転数で駆動することができ、冷媒状態に応じて液圧縮の発生を防止しつつ、速やかに空調することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、始動時に電動圧縮機に液冷媒が溜まっている場合には低回転で始動して液圧縮の圧縮負荷を軽減し、電動圧縮機の信頼性を向上するとともに、液圧縮時の不快な圧縮音を小さくして電動圧縮機を運転することができる。また、始動時に電動圧縮機に液冷媒が溜まっていない場合は空調制御部から指示された目標回転数で始動するので速やかに空調することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態1における空調制御装置を適用した場合の概略空調システム図
【図2】本発明の実施形態1における電動圧縮機の断面図
【図3】本発明の実施の形態21における制御部の制御を示すフローチャート
【図4】本発明の実施形態2における空調制御装置を適用した場合の概略空調システム図
【図5】本発明の実施形態3における電動圧縮機の断面図
【図6】本発明の実施形態4における空調制御装置を適用した場合の概略空調システム図
【図7】本発明の実施形態5における電動圧縮機及び空調制御装置の概略構成図
【発明を実施するための形態】
【0011】
第1の発明に係る空調制御装置は、空調室内の温度を検出する温度検出手段Aと、冷凍回路の電動圧縮機温度を検出する温度検出手段Bと、外気を検出する温度検出手段Cとを有し、空調装置を起動した時に前記温度検出手段Aと前記温度検出手段Bまたは前記温度検出手段Cの温度差に基づいて電動圧縮機の始動回転数を決定する制御部を備えた構成としてある。
【0012】
これによって、電動圧縮機内の冷媒の状態に応じて当該電動圧縮機を適切な回転数で駆動することができ、冷媒状態に応じて液圧縮の発生を防止しつつ、速やかに空調することができる。
【0013】
第2の発明に係る空調制御装置は、温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより高い場合は空調制御部から指示される目標回転数Ntで電動圧縮機を始動し、温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより低い場合は空調制御部から指示される目標回転数Ntより低い始動回転数Nsで始動するように電動圧縮機の回転数を制御する構成としてある。
【0014】
これによって、温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより高い場合は電動圧縮機に液冷媒が溜まっていないので、空調制御部から指示された目標回転数Ntで始動することにより、液圧縮の発生を防止しつつ、速やかに空調することができる。また、温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより低い場合は電動圧縮機に多量の液冷媒が溜まっている状態なので、空調制御部から指示された目標回転数Ntより低い始動回転数Nsで始動するので、液圧縮の負荷を軽減することができる。
【0015】
第3の発明に係る空調制御装置は、空調室内の温度を検出する温度検出手段Aを冷凍回路の蒸発器の周辺温度検出手段とし、空調装置の蒸発器に装備されている凍結防止センサで兼用する構成としてある。
【0016】
これによって、冷凍回路には凍結防止センサが通常装備されているので、別に温度検出手段Aをつける必要がなくコストアップを抑制することができる。
【0017】
第4の発明に係る空調制御装置は、電動圧縮機は圧縮部とこれを駆動するモータ部及びモータ部を駆動するインバータを有し、前記インバータを圧縮部に吸引される冷凍回路からの冷媒で冷却される位置に設けて構成するとともに、インバータは当該インバータの温度を検出する温度センサを具備し、前記インバータの温度を検出するインバータ温度センサで温度検出手段Bを兼用した構成としてある。
【0018】
これによって、電動圧縮機内部に溜まっている液冷媒近傍の温度をインバータ温度センサが検出するので、より液冷媒の温度に近くなって液圧縮を確実に防止することができる。また、別に電動圧縮機内部の温度を検出するセンサを付ける必要がなくコストアップを抑制することができる。
【0019】
第5の発明に係る空調制御装置は、外気温度を検出する温度検出手段Cを冷凍回路の凝縮器の周辺温度検出手段とし、空調装置の凝縮器近傍に装備されている外気温度センサで兼用する構成としてある。
【0020】
これによって、冷凍回路には外気センサが通常装備されているので、別に温度検出手段Aをつける必要がなくコストアップを抑制することができる。
【0021】
第6の発明に係る空調制御装置は、空調装置を制御する空調制御部を有し、この空調制御部の始動信号と温度検出手段A及び温度検出手段Cの温度信号を前記空調制御部の通信線を介してインバータに入力し、前記インバータ単独で始動時の回転数を演算し指示することが出来る電動圧縮機を搭載した構成としてある。
【0022】
これによって、空調制御部から独立して、液圧縮を防止する制御機能を電動圧縮機自体が持つので、他の色々な空調装置に搭載されても、確実に液圧縮を防止し電動圧縮機を保護できる。
【0023】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0024】
(実施の形態1)
本発明の空調制御装置の第1実施形態について図1〜2を用いて説明する。空調制御装置は、車両(自動車)用の冷凍回路に適用されるものである。この空調制御装置は、図1に示すように、空調制御部10内に設けた制御部1と、電動圧縮機100及び空調室内の温度検出手段Aと、電動圧縮機100の温度検出手段B(図2参照)と、外気を検出する温度検出手段Cとから成る。
【0025】
電動圧縮機100で圧縮された高温高圧のガス冷媒は配管を通って凝縮器2で凝縮されて液冷媒となり、膨張弁3で減圧されて低温低圧となった冷媒は蒸発器4で空調室内の空気と熱交換されて蒸発し電動圧縮機100へ戻る。蒸発器4で室内の空気を冷却することで快適な空調を得ることが出来る。凝縮器2の下流にはエンジン(図示しない)或いは電気モータ(図示しない)などの駆動源を冷却する放熱器5と送風機6が設けられ、凝縮器2にも送風して熱交換している。
【0026】
電動圧縮機100は、図2に示すように、コンプケース101、リアカバー102、インバータケース103によって密閉容器として形成される。コンプケース101内にモータ部X及び圧縮部Yが収容され、インバータケース103内にインバータ104が収容されたものである。
【0027】
モータ部Xは交流3相モータであり、ロータ105とステータ106で構成されている。ロータ105の回転軸107はスライドブッシュ108とベアリング109を介して圧縮部Yを構成する可動スクロール110に接続されている。そしてモータ部Xはインバータ104から出力される電力(電流)を受けて駆動する。
【0028】
圧縮部Yは上記モータ部Xの駆動によって作動し、コンプケース101に開けられた吸入ポート111から冷凍回路中の低温低圧のガス冷媒を吸い込み、吸入通路112を通っ
て固定スクロール113と可動スクロール110とで構成される圧縮室114でガス冷媒を圧縮して高温高圧ガス冷媒にする。高温高圧ガス冷媒は吐出弁115を押し上げて吐出され、高圧通路116を通ってコンプケース101内の高圧空間に流入しリアカバー102に設けられている吐出ポート117から冷凍回路中へ吐き出される。
【0029】
インバータ104は、周知の直流−交流変換装置であり、図示しないバッテリからの直流電流を交流電流に変換すると共に、内部に設けられたスイッチング素子のON−OFFによってモータ部Xへの出力電流を可変する。スイッチング素子の入力側はバッテリおよび空調制御部10に接続され、出力側はモータ部Xに接続されている。そして、インバータケース103は冷媒が吸入される吸入通路112に面して固定され、当該インバータケース103に取り付けた前記インバータ104はこの吸入通路112を通過する冷媒によって冷却されるように構成してある。
【0030】
通常、空調制御装置は、空調装置起動信号や冷房のための環境条件信号等が入力され、これらの信号に基づいて電動圧縮機の目標回転数Ntを決定してインバータ104の出力電流を調整し、モータ部Xの回転数を制御するものである。
空調制御部10内の制御部1は、空調装置を起動した時に温度検出手段Bと温度検出手段Aまたは温度検出手段Cとの温度差に基づいて電動圧縮機の始動回転数を決定するようにしたものである。以下図3を用いて説明する。
【0031】
夏場に車両を炎天下駐車している場合、車室内は日射が当たって暑くなる一方、電動圧縮機は車両のエンジンルームに搭載されているので日陰にあるため車室内や外気より温度が低い状態で長時間放置されている。冷媒は温度の低い電動圧縮機内に凝縮し液冷媒となって満液状態となっている。また、車室内温度が高くなっているので、早く車室内を冷やすため電動圧縮機の目標回転数Ntは高くなる。
【0032】
以上のように、温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより低くなる場合は液冷媒が電動圧縮機内に溜まっているので、制御部1は空調制御部10から指示される目標回転数Ntより低い始動回転数Nsで電動圧縮機を始動する。
【0033】
これによって、液圧縮の負荷を軽減することができ、液圧縮による不快な音の発生を抑制することができる。
【0034】
また、冬場の走行時に電動圧縮機を始動する場合には放熱器5の放熱により、エンジンルーム内の電動圧縮機100の周囲温度は外気温度より高くなり、また車室内より外気温度が低くなるので、液冷媒は凝縮器に溜まる。そういう場合には、温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより高くなるので、制御部1は空調制御部10から指示される目標回転数Ntで電動圧縮機を始動する。
【0035】
以上のように、温度検出手段Bが温度検出手段A或いは温度検出手段Cより高い場合は電動圧縮機に液冷媒が溜まっていないので、空調制御部10から指示された目標回転数Ntで始動することにより、液圧縮の発生を防止しつつ、速やかに空調することができる。
【0036】
(実施の形態2)
次に図4は本発明の第2の実施形態の空調制御装置を適用した場合の概略空調システム図である。
【0037】
空調制御装置は、図4に示すように空調室内の温度を検出する温度検出手段Aを冷凍回路の蒸発器4の周辺温度検出手段とし、蒸発器4に装備されている凍結防止センサ7で兼用したものである。
【0038】
これによって、冷凍回路には凍結防止センサ7が通常付いているので、別に温度検出手段Aをつける必要がなくコストアップを抑制することができる。
【0039】
(実施の形態3)
次に図5は本発明の第3の実施形態の電動圧縮機の断面図である。
【0040】
この実施の形態における電動圧縮機100は図5に示すようにインバータ104に当該インバータ104の温度を検出する温度センサ8を備えており、温度検出手段Bをこのインバータ104の温度を検出するインバータ温度センサ8で兼用した構成としてある。
【0041】
これによって、電動圧縮機100内部に溜まっている液冷媒近傍の温度をインバータ温度センサ8が検出するので、より液冷媒の温度を正確に検出することになり、液圧縮を確実に防止することができる。また、別に電動圧縮機内部の温度を検出する温度センサを付ける必要がなくコストアップとはならない。
【0042】
(実施の形態4)
次に図6は本発明の第4の実施形態の空調制御装置を適用した場合の概略空調システム図である。
【0043】
本発明の空調制御装置は、外気温度を検出する温度検出手段Cを冷凍回路の凝縮器の周辺温度検出手段とし、空調装置の凝縮器2近傍に装備されている外気温度センサ9で兼用する構成としてある。
【0044】
これによって、冷凍回路には外気センサ9が通常装備されているので、別に温度検出手段Aをつける必要がなくコストアップとはならない。
【0045】
(実施の形態5)
次に図7は本発明の第5の実施形態の電動圧縮機及び空調制御装置の概略構成図である。
【0046】
空調制御部10と電動圧縮機100とは、空調制御部10から電力(電流)を供給する電力線9a及び空調制御部10と電動圧縮機100間で回転数信号や温度信号を通信する通信線9bで接続し、電動圧縮機100のインバータ104に制御部1を組み込んだ構成としてある。すなわち、空調制御部10からの空調制御装置の始動信号と温度検出手段Aの温度信号を空調制御部10からの通信線9aを介して制御部1を含むインバータ104に入力し、インバータ104単独で始動時の電動圧縮機100の回転数を演算し指示することが出来るインバータ回路にしたものである。
【0047】
これによって、空調制御装置から独立して、液圧縮を防止する制御機能を電動圧縮機100自体に持足すことができ、他の色々な空調装置に搭載されても、確実に液圧縮を防止し電動圧縮機100の信頼性を向上することができる。
【0048】
なお、上記各実施の形態1〜5において、その制御部1は空調制御部10内に組み込んである場合で説明したが、制御部1と空調制御部10は別々に構成したものであっても良いものである。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明の空調制御装置は、冷媒状態に応じて液圧縮の発生を防止しつつ、速やかに空調することができ、特に車両用空調装置に好適である。
【符号の説明】
【0050】
1 制御部
A 空調室内の温度検出手段
B 電動圧縮機の温度検出手段
C 外気の温度検出手段
7 凍結防止センサ
8 温度センサ
9 外気温度センサ
9a 電力線
9b 通信線通信線
10 空調制御部
100 電動圧縮機
X モータ部
Y 圧縮部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空調室内の温度を検出する温度検出手段Aと、冷凍回路の電動圧縮機温度を検出する温度検出手段Bと、外気を検出する温度検出手段Cとを有し、空調装置を起動した時に前記温度検出手段Aと前記温度検出手段Bまたは前記温度検出手段Cの温度差に基づいて電動圧縮機の始動回転数を決定する制御部を備えたことを特徴とした空調制御装置。
【請求項2】
制御部は温度検出手段Bが温度検出手段Aまたは温度検出手段Cより高い場合は空調制御部から指示される目標回転数Ntで電動圧縮機を始動し、前記温度検出手段Bが前記温度検出手段Aまたは前記温度検出手段Cより低い場合は空調制御部から指示される目標回転数Ntより低い始動回転数Nsで始動するように電動圧縮機の回転数を制御する請求項1に記載の空調制御装置。
【請求項3】
空調室内の温度を検出する温度検出手段Aを冷凍回路の蒸発器の周辺温度検出手段とし、空調装置の蒸発器に装備されている凍結防止センサで兼用したことを特徴とする請求項1または2に記載の空調制御装置。
【請求項4】
電動圧縮機は圧縮部とこれを駆動するモータ部及びモータ部を駆動するインバータを有し、前記インバータを圧縮部に吸引される冷凍回路からの冷媒で冷却される位置に設けて構成するとともに、インバータは当該インバータの温度を検出する温度センサを具備し、前記インバータの温度を検出するインバータ温度センサで温度検出手段Bを兼用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調制御装置。
【請求項5】
外気の温度を検出する温度検出手段Cを凝縮器の周辺温度検出手段とし、空調装置に装備されている外気センサで兼用したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調制御装置。
【請求項6】
空調装置を制御する空調制御部を有し、この空調制御部の始動信号と温度検出手段A及び温度検出手段Cの温度信号を前記空調制御部の通信線を介してインバータに入力し、前記インバータ単独で始動時の回転数を演算し指示することが出来る電動圧縮機を搭載した請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−52683(P2012−52683A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−193437(P2010−193437)
【出願日】平成22年8月31日(2010.8.31)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】