説明

立体映像視聴眼鏡

【課題】本発明は立体視を特殊再生で視聴する場合に、3D/2Dを切り替え視聴者に対し違和感疲労感を低減する立体映像視聴眼鏡を提供する。
【解決手段】左目用映像と右目用映像を交互に表示する表示装置102から、その左目用映像と右目用映像の切り替わりタイミングに関する制御信号(左右識別信号)を受信可能な立体映像視聴眼鏡103であって、その制御信号はさらに表示装置102に表示されている映像の再生動作に関する情報(特殊再生の識別信号)を含み、その記制御信号を受信する受信部401とその制御信号に基づいて開閉する第1の液晶シャッター403とその制御信号に基づいて開閉する第2の液晶シャッター404を備え受信部401が受信した再生動作に関する情報(特殊再生の識別信号)が特殊再生である事を示す場合には、第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の開閉制御を変更する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は立体映像を視聴する眼鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、3次元立体映像を再生する装置としては、人間の左右の目にそれぞれ別々の左右の目用の映像を見せるために、いくつかの方式が立案、実現され、知られている。たとえば人間の左目用、右目用の別々の映像をディスクから読み出し、それぞれ左目用、右目用の映像を交互に表示装置に出画する。また表示装置は左目用右目用映像を識別する制御信号を光学フィルタ付き眼鏡に送信する。光学フィルタつきメガネは制御信号を利用し左目右目用シャッターを交互に切り替える。上記の構成により、光学フィルタ付きメガネをかけた視聴者の左目には左目用の映像を、右目には右目用の映像のみが届くことになり、視聴者は3次元立体映像を見ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−98538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特殊再生(早送り、巻き戻し)時にユーザーへの負担軽減を目的として、3次元映像を2次元映像に切り換える場合には、再生装置または表示装置の処理を変更する必要があった。例えば、特殊再生時には左右の映像どちらかを再生装置から出力するまたは表示装置で左右どちらかの映像を表示する。
【0005】
そこで本発明の目的は、上記の問題を解決可能な立体映像視聴眼鏡を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、立体映像視聴眼鏡は、左目用映像と右目用映像を交互に表示する表示装置から、その左目用映像と右目用映像の切り替わりタイミングに関する制御信号(左右識別信号)を受信可能な立体映像視聴眼鏡であって、その制御信号はさらに表示装置に表示されている映像の再生動作に関する情報(特殊再生の識別信号)を含み、その記制御信号を受信する受信部とその制御信号に基づいて開閉する第1の液晶シャッターとその制御信号に基づいて開閉する第2の液晶シャッターを備え受信部が受信した再生動作に関する情報(特殊再生の識別信号)が特殊再生である事を示す場合には、第1の液晶シャッターと第2の液晶シャッターの開閉制御を変更する。
【0007】
これにより特殊再生時に再生装置や表示装置の処理を変更させることなく光学フィルタの制御を変更し、3D/2Dを切り替えることができる。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成の立体映像視聴眼鏡によると、再生装置101や表示装置102の処理変更にともなう負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施の形態1にかかる3次元立体映像再生表示システム構成図
【図2】実施の形態1にかかる3次元立体映像再生装置の構成図
【図3】実施の形態1にかかる3次元立体表示装置の構成図
【図4】実施の形態1にかかる立体映像視聴眼鏡の構成図
【図5】実施の形態1にかかる通常再生と特殊再生の遷移図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
[1. 3次元立体映像再生表示システム構成]
図1に3次元立体映像再生表示システムを示す。再生装置101は3次元立体映像をディスクから再生し、表示装置102に出力する。表示装置102は3次元立体映像を表示し、左目用の映像と右目用の映像を交互に表示する。表示装置102は、例えば赤外線などの無線で映像同期信号を立体映像視聴眼鏡103に送り、立体映像視聴眼鏡103は例えば液晶シャッターを左目用と右目用のレンズ部に持ち、これら液晶シャッターを左右交互に閉じたり開いたりする。表示装置102が左目映像を表示した時には視聴者の左目側の液晶シャッターが開き、表示装置102が右目映像を表示した時には視聴者の右目側の液晶シャッターが開くように映像同期信号を用いて動作する。以上の動作により、視聴者は左右の目で別々の映像を見ることができ、それぞれに視差がついているため、これを3D映像として認識することができ、3次元立体映像として視聴することができる。
【0011】
[2. 3次元立体映像再生装置]
図2に再生装置101を示す。再生装置101は、ディスク駆動部202、第1の信号処理部203、メモリ204、リモコン信号受信部205および出力部206により構成される。リモコン信号受信部205は、視聴者からの通常再生の開始、特殊再生の開始、通常再生及び特殊再生の停止といった指示を示すリモコン信号を受け付ける。ここで、特殊再生とは、早送り再生、巻戻し再生などが該当する。ディスク201には、2D映像データや3D映像データ、音声データ、グラフィックデータ等が記録されている。
【0012】
ディスク駆動部202は、リモコン信号受信部205が通常再生を開始する旨のリモコン信号を受け付けた場合には、ディスク201の通常再生を開始する。また、ディスク駆動部202は、リモコン信号受信部205がディスク201を早送りする旨のリモコン信号を受け付けた場合には、ディスク201の早送りでの再生を開始する。また、ディスク駆動部202は、リモコン信号受信部205がディスク201を巻戻しする旨のリモコン信号を受け付けた場合には、ディスク201の巻戻しでの再生を開始する。また、ディスク駆動部202は、通常再生中、早送り再生中もしくは巻戻し再生中において、リモコン信号受信部205が停止する旨のリモコン信号を受け付けた場合には、ディスク201の再生を停止する。
【0013】
第1の信号処理部203は、ディスク駆動部202で再生した映像データ、音声データ、グラフィックスデータをデコードして、映像信号、音声信号、グラフィックス信号を生成する。第1の信号処理部203は、生成された映像信号、音声信号、グラフィックス信号はメモリ204に一時的に蓄積させる。出力部206は、メモリ204に蓄積された映像信号、音声信号、グラフィックス信号を再生装置101に接続された表示装置102に出力する。出力部206は、出力する映像信号、音声信号、グラフィックス信号が2Dの信号である場合には、2Dのフォーマットで出力する。一方、出力部206はその出力する映像信号、音声信号、グラフィックス信号が3Dのデータである場合には、3Dのフォーマットで出力する。
【0014】
また、出力部206は、ディスク駆動部202において実行されている再生が、通常再生であるか、特殊再生であるかに関する情報(以下、特殊再生の識別信号)を再生装置101へ出力する。これにより、表示装置102は再生装置101で動作している再生が通常再生であるか、特殊再生であるかを認識できる。なお。出力部206は、例えば、HDMI出力端子である。
[3. 3次元立体映像表示装置]
図3に表示装置102示す。表示装置102は、入力部301、第2の信号処理部302、表示部303、送信部304により構成される。入力部301は、出力部206からの出力が入力される。具体的には、映像信号、音声信号、グラフィックス信号や特殊再生の識別信号が入力される。また、出力部206の出力フォーマットが2Dのフォーマットであるか、3Dのフォーマットであるかを確認することにより、その再生中のデータが2Dであるか3Dであるかを判定できる。なお、入力部301は例えば、HDMI入力端子である。
【0015】
第2の信号処理部302は入力部301から入力された信号を処理して、表示部303に出力する。より具体的には、第2の信号処理部302は、再生中のデータが2Dである場合には、2D方式の映像信号を表示部303に出力する。一方、再生中のデータが3Dである場合には、3D方式の映像信号を表示部303に出力するとともに、送信部304に、左右識別信号と特殊再生の識別信号を出力する。送信部304は受信した左右識別信号と特殊再生の識別信号とを、無線信号に変換して出力する。ここで、左右識別信号とは、立体映像視聴眼鏡103の液晶シャッターのタイミングを制御する為の信号である。
【0016】
表示部303は、3D方式の映像信号が入力された場合には、左目用映像と右目用映像を交互に表示する。
[4.立体映像視聴眼鏡]
図4に立体映像視聴眼鏡103を示す。立体映像視聴眼鏡103は、受信部401、液晶シャッター制御部402、第1の液晶シャッター403、第2の液晶シャッター404により構成される。受信部401は、送信部304からの左右識別信号と特殊再生の識別信号を受信する。液晶シャッター制御部402は受信部401が受信した左右識別信号と特殊再生の識別信号をもとに第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の開閉を制御する。
【0017】
図5に特殊再生時の状態遷移を示す。図5において、横軸は時間軸である。図5の『リモコン信号』はリモコン信号受信部205がリモコン信号を受信したタイミングを示す。図5の『特殊再生信号受付』は、早送りもしくは巻戻しなどの特殊再生の開始の指示を受け付けたタイミングを示す。図5の『特殊再生解除』は、早送りもしくは巻戻しなどの特殊再生の停止を受け付けたタイミングを示す。図5の『フレーム』は表示装置102に表示される映像信号のフレームの切り換えのタイミングを示す。図5の『左右識別信号』は、左右識別信号の切り替わりのタイミングを示している。この左右識別信号に基づき、立体映像視聴眼鏡103の液晶シャッターは開閉する。つまり、通常再生時において、左右識別信号が1の場合は、右側の液晶シャッターを開き、左側の液晶シャッターを閉じる。一方、通常再生時において、左右識別信号が0の場合は、右側の液晶シャッターを閉じ、左側の液晶シャッターを開く。
【0018】
図5の『特殊再生の識別信号』は、特殊再生の識別信号の切り替わりのタイミングを示している。つまり、リモコン信号受信部205が早送りもしくは巻戻しなどの特殊再生の開始を受け付けたタイミングで0から1に切り替わる一方、早送りもしくは巻戻しなどの特殊再生の停止を受け付けたタイミングで1から0に切り替わる。図5の『第1の液晶シャッター』は、第1の液晶シャッター403の開閉のタイミング示す。本実施の形態では、通常再生時において、左右識別信号が1のときに第1の液晶シャッター403が開いているので、第1の液晶シャッター403は右目用のシャッターである。図5の『第2の液晶シャッター』は、第2の液晶シャッター404の開閉のタイミング示す。本実施の形態では、通常再生時において、左右識別信号が0のときに第1の液晶シャッター403が開いているので、第1の液晶シャッター403は左目用のシャッターである。
【0019】
まず、通常再生時の第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の動作について説明する。通常再生時はフレーム信号に同期した左右識別信号に対応して液晶シャッター制御部402は第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404を制御する。制御方法としては第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の液晶シャッターの開閉は交互となっている。つまり、左右識別信号が1の場合には、第1の液晶シャッター403が開く一方第2の液晶シャッター404が閉まる。また、左右識別信号が0の場合には、第2の液晶シャッター404が開く一方第1の液晶シャッター403が閉まる。これにより、ユーザーが立体映像視聴眼鏡103を装着して表示装置102を視聴した場合には、その映像を3Dとして視聴できる。
【0020】
次に、特殊再生時の第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の動作について説明する。リモコン信号受信部205にユーザーから特殊再生の指示を受けると第1の信号処理部203はディスク201から所定の間隔でデータを読み出す。読み出されたデータは出力部206から表示装置102に出力される。出力されたデータは入力部301に入力され第2の信号処理部302で映像信号と左右識別信号/特殊再生の識別信号に分離される。分離された映像信号は表示部表示部303に入力され、左目用の映像と右目用の映像を交互に表示される。
【0021】
分離された左右識別信号/特殊再生の識別信号は送信部送信部304に入力され、立体映像視聴眼鏡103の受信部401に対し、出力される。受信部401から出力された左右識別信号/特殊再生の識別信号は液晶シャッター制御部402に入力される。
【0022】
液晶シャッター制御部402では左右識別信号/特殊再生信号から第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の開閉制御を実施する。図5の場合、特殊再生の識別信号が1となる。液晶シャッター制御部402ではこれを認識し、右画面(R)のみ透過するように液晶シャッター制御部402を制御し第1の液晶シャッター403、第2の液晶シャッター404の同時開閉制御を行う。つまり、
左右識別信号が1の場合には、第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404との両方が開く。一方、左右識別信号が0の場合には、第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404との両方が閉じる。これにより、これにより、ユーザーが立体映像視聴眼鏡103を装着して表示装置102を視聴した場合には、右画面(R)のみを視聴することになるので、映像を2Dとして視聴することとなる。これにより、早送りや巻戻しなど、3Dで視聴した場合に目に負担がかかることを防止できる。
【0023】
同様にリモコン信号受信部205にユーザーから特殊再生解除の指示を受けると第1の信号処理部203はディスク201から通常の間隔でデータを読み出す。ユーザーから特殊再生解除の指示があると、図5の場合特再識別信号が0となる。液晶シャッター制御部402ではこれを認識し、第1の液晶シャッター403、第2の液晶シャッター404を交互に開閉制御を行う。
【0024】
以上、本実施の形態の立体映像視聴眼鏡103は、左目用映像と右目用映像を交互に表示する表示装置102から、その左目用映像と右目用映像の切り替わりタイミングに関する制御信号(左右識別信号)を受信可能な立体映像視聴眼鏡103であって、その制御信号はさらに表示装置102に表示されている映像の再生動作に関する情報(特殊再生の識別信号)を含み、その記制御信号を受信する受信部401とその制御信号に基づいて開閉する第1の液晶シャッター403とその制御信号に基づいて開閉する第2の液晶シャッター404を備え受信部401が受信した再生動作に関する情報(特殊再生の識別信号)が特殊再生である事を示す場合には、第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の開閉制御を変更する。
【0025】
また、本実施の形態の立体映像視聴眼鏡103は、受信部401が受信した再生動作に関する情報が特殊再生(特殊再生の識別信号)である事を示す場合には、第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404の開閉のタイミングが一致する。
【0026】
これにより、特殊再生時に再生装置101や表示装置102の処理を変更させることなく光学フィルタの制御を変更し、3D/2Dを切り替えることができる。
【0027】
なお、本実施の形態の立体映像視聴眼鏡103では、特殊再生の場合は第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404とを同時に開くとした。しかし、通常再生の1.6倍速再生であったりもしくは1.6倍よりも遅い再生速度であった場合は、特殊再生であるにもかかわらず通常再生とみなし、通常再生と同様の制御をしてもよい。その理由は、以下の通りである。早送りや巻戻しなどの特殊再生の場合は、ユーザーは視聴を目的としておらず、タイムシフトを目的としている場合が多い。その為、ユーザーはどのシーンを再生しているかを認識できれば充分であるので、2Dで表示すれば十分である。一方、1.6倍速などの通常の早送り再生と比較して遅い再生速度の場合には、ユーザーが高速に視聴を完了するために、その速度で再生していることが多い。この場合は、視聴を目的としているので、ユーザーにとっては3Dで表示された方が良い。そこで、例えば、1.6倍速の以下の早送り再生については通常再生と同様の制御をし、1.6倍速を超える早送り再生については特殊再生の動作をしてもよい。
【0028】
具体的な実現手段としては、1.6倍速の以下の早送り再生のときに、特殊再生の識別信号が0であっても良いし、別途、1.6倍速の以下の早送り再生であることを示す制御信号を送信してもよい。
【0029】
つまり、本実施の形態の立体映像視聴眼鏡103は、その制御信号が含む映像の再生動作に関する情報が、所定の速度より遅い早送り再生である場合には、第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404を交互に開閉する。
【0030】
また、本実施の形態では、ディスク201にデータが記憶されているとしたが、本発明では記憶媒体はこれに限られるものではない。即ち、ハードディスクやメモリーカードなどの記録媒体でもよい。
【0031】
また、本実施の形態では、立体映像視聴眼鏡103に第1の液晶シャッター403と第2の液晶シャッター404を備えるとした。しかし、本発明は光学フィルタとしては必ずしも液晶シャッターである必要は無い。即ち、偏向光学レンズなど、透過状態と遮断状態を切り換えることができる光学フィルタであれば、本発明の範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は立体映像視聴眼鏡に関するもので特に特殊再生時(早送り/巻き戻し)時に眼鏡の液晶シャッター制御を通常再生時と変えることにより3D/2Dを切り替えを実現し特殊再生時の視聴者の疲れや違和感を軽減できる。
【0033】
このため、本発明は、3Dブルーレイディスクプレーヤー、3Dブルーレイディスクレコーダー、3D DVDプレーヤー、3D DVDレコーダー、3D放送受信装置、3Dテレビ、3D画像表示端末、3D携帯電話端末、3Dカーナビゲーションシステム、3Dデジタルスチルカメラ、3Dデジタルムービー、3Dネットワークプレーヤ、3D対応コンピューター、3D対応ゲームプレーヤー等の、3次元立体映像対応機器に適用できる。
【符号の説明】
【0034】
101 再生装置
102 表示装置
103 立体映像視聴眼鏡
201 ディスク
202 ディスク駆動部
203 第1の信号処理部
204 メモリ
205 リモコン信号受信部
206 出力部
301 入力部
302 第2の信号処理部
303 表示部
304 送信部
401 受信部
402 液晶シャッター制御部
403 第1の液晶シャッター
404 第2の液晶シャッター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左目用映像と右目用映像を交互に表示する立体映像表示装置から、その左目用映像と右目用映像の切り替わりタイミングに関する制御信号を受信可能な立体映像視聴眼鏡であって、
前記制御信号はさらに前記立体映像表示装置に表示されている映像の再生動作に関する情報を含み、
前記制御信号を受信する受信部と
前記制御信号に基づいて開閉する第1の光学フィルタと前記制御信号に基づいて開閉する第2の光学フィルタと、
を備え
前記受信部が受信した再生動作に関する情報が特殊再生である事を示す場合には、前記第1の光学フィルタと前記第2の光学フィルタの開閉制御を変更する立体映像視聴眼鏡。
【請求項2】
前記受信部が受信した再生動作に関する情報が特殊再生である事を示す場合には、前記第1の光学フィルタと前記第2の光学フィルタの開閉のタイミングが一致する請求項1記載の立体映像視聴眼鏡。
【請求項3】
前記制御信号が含む映像の再生動作に関する情報が、所定の速度より遅い早送り再生である場合には、前記第1の光学フィルタと前記第2の光学フィルタを交互に開閉する請求項2に記載の立体映像視聴眼鏡。
【請求項4】
左目に入射される光を周期的に遮断する第1の光学フィルタと、
右目に入射される光を周期的に遮断する第2の光学フィルタと、
立体映像表示装置から制御信号を受信する受信部と、
前記第1の光学フィルタでの遮断動作と前記第2の光学フィルタでの遮断動作との位相関係が異なる複数の制御モードを有し、それらの制御モードの中からいずれかを前記受信部で受信した制御信号に基づいて選択し、前記選択したモードで前記第1の光学フィルタおよび前記第2の光学フィルタを制御する制御部と、
を備える立体映像視聴眼鏡。
【請求項5】
左目に入射される光を周期的に遮断する第1の光学フィルタと、
右目に入射される光を周期的に遮断する第2の光学フィルタと、
立体映像表示装置から制御信号を受信する受信部と、
前記第1の光学フィルタでの遮断と前記第2の光学フィルタでの遮断を交互に行うよう制御する第1モード、又は、前記第1の光学フィルタでの遮断と前記第2の光学フィルタでの遮断を略同時に行うよう制御する第2モードを、前記受信部で受信した制御信号に基づいて選択し、前記選択したモードで前記第1の光学フィルタおよび第2の光学フィルタを制御する制御部と、
を備える立体映像視聴眼鏡。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−158695(P2011−158695A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−20041(P2010−20041)
【出願日】平成22年2月1日(2010.2.1)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】