説明

第一のネットワークと第二のネットワークとの間の相互ネットワーク

【解決手段】第一のネットワーク内に加入を持つ移動局が、第二のネットワークに移動し、第二のネットワークを使用することが認証されるように、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG:general global gateway)が、第一のネットワークと第二のネットワークとの間を相互ネットワークする。GGGは、移動局から認証パラメータを取得し、この認証パラメータが、GGG認証基準を満足するかを判定する。もしも満足するのであれば、GGGは、第一のネットワークにアクセスし、この移動局による第一のネットワークへのその後のアクセスのために、第一のネットワークからの認証情報を格納する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に無線通信システムと関し、特に、第一のネットワークと第二のネットワークとの間の相互ネットワークを可能にするシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
符号分割多元接続(CDMA)は、本質的に、他の無線通信技術よりも相対的に大きな帯域幅容量を持つ、すなわち、周波数帯域毎により多くの電話呼をサービスすることを可能にするデジタル無線技術である。更に、CDMAの拡散スペクトル原理は本質的に安全な通信を提供する。参照することにより本明細書に組み込まれる米国特許4,901,307号(特許文献1)は、音声呼と非音声コンピュータデータとの両方を送信するために使用することができるCDMAシステムの詳細を説明している。
【0003】
CDMAの利点にもかかわらず、他の原理を利用する他の無線システムが存在する。例えば、世界の多くでは、時分割多元接続のバージョンを用いるGSMが使用されている。
【0004】
CDMA原理、あるいはその他の無線原理が用いられようとも、無線通信システムは、2つの主要部品、すなわち、無線通信アクセスネットワーク(RAN:wireless radio access network)と、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット(特別にデータ呼のために限定されていないが)等のような外部システム及びRANと通信するコアインフラストラクチャとを持つものと考えることができる。
【0005】
様々な無線技術と関連付けられたコアインフラストラクチャは、ハードウェアに関しても、また、特殊化された典型的なシステム特有の呼スイッチング、加入と参加者認証と呼監視、及び課金をサポートするための通信プロトコルの開発に関しても非常に高価になりうる。その結果、一つの無線システムの通信プロトコル(GSMの場合、GSMプロトコル、CDMAの場合、例えばcdma2000−1xやIS-41プロトコル)は、一つのシステム又はその他のシステムのコアインフラストラクチャにおいて、費用のかかる禁じられた変更がなくては、その他のシステムとは互換にはならないかもしれない。
【0006】
CDMAネットワークとGSMネットワークとの間を相互ネットワークすることは望ましいであろう。これによって、CDMAベースのRANを、その付随する利点とともに利用することが可能となる。また、GSMは世界の多くに現存しているので、GSMベースのコアインフラストラクチャを使用することが可能となる。
【0007】
従って、デュアルモード移動局は、例えばヨーロッパにいる場合にはGSMコアインフラストラクチャと有利にインタフェースし、米国にいる場合にはCDMAインフラストラクチャを有利に使用することが可能とされる。
【特許文献1】米国特許4,901,307号
【発明の開示】
【0008】
本出願は、2003年3月18日に出願された米国仮特許出願番号60/455,909からの優先権を主張する。
【0009】
本発明の一つの局面では、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)が、第一のネットワークと第二のネットワークとの間の通信をサポートし、第一のネットワークに加入した移動局(MS)が、第二のネットワークを使って通信することができるように構成されている。この一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)は、移動局のアイデンティティを格納するように構成されたデータベースと、プログラムロジックを実行し、移動局のアイデンティティに基づいて第一のネットワークから認証情報を取得するロジックユニットとを備えている。
【0010】
本発明の別の局面では、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)は、移動局のアイデンティティを格納する手段と、プログラムロジックを実行し、移動局のアイデンティティに基づいて第一のネットワークから認証情報を取得する手段とを備えている。
【0011】
本発明の更に別の局面では、第一のネットワークに加入した移動局(MS)が、第二のネットワークを使って通信できるようにした第一のネットワークと第二のネットワークとの間の無線通信方法であって、移動局のアイデンティティを格納することと、移動局のアイデンティティに基づいて、第一のネットワークから認証情報を取得することと、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)内の第一のネットワークからの認証情報を格納することと、第一のネットワークからの格納された認証情報を使用して移動局を認証することとを備える。
【0012】
本発明の更にまた別の局面では、第一のネットワークに加入した移動局(MS)が第二のネットワークを使って通信することを可能とする第一のネットワークと第二のネットワークとの間での無線通信方法を実行するコンピュータプログラムによって実行可能な命令のプログラムを組み込んだコンピュータ読取可能媒体であって、この方法は、移動局のアイデンティティを格納することと、移動局のアイデンティティに基づいて、第一のネットワークから認証情報を取得することと、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)内の第一のネットワークからの認証情報を格納することと、格納された第一のネットワークからの認証情報を使用して、移動局を認証することとを備える。
【0013】
本発明の種々の実施例が示され、例示によって説明される以下の詳細記載から、当該技術分野における熟練者であれば、本発明のその他の実施例も容易になることが理解される。本発明は、その他の実施例及び別の実施例を実施することが可能であり、その幾つかの詳細は全て、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の別の観点において修正可能であることが理解されるであろう。従って、図面及び詳細記載は、本質的に例示的とみなされ、限定的であるとはみなされない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明は、一般に無線通信システムに関し、特に、第一のネットワークと第二のネットワークとの間の相互ネットワークを許可するシステムに関する。図1は、実施例に従って、第一のネットワークであるCDMAネットワーク12が、第二のネットワークであるGSMネットワーク14と相互ネットワークしていることを示す。
【0015】
図1は、CDMAネットワーク12、GSMネットワーク14、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)16、及び移動局18,20,22,24からなる無線通信システム10のブロック図を示す。GSM移動局20は、加入者アイデンティティモジュール(SIM:Subscriber Identity Module)26を含む。CDMA移動局24はSIM28を含む。SIM26,28は、当該技術分野で知られた原理に従って、移動局20,24とそれぞれ取り外し可能に接続している。GSMネットワークを含む実施例では、GGGはGSMグローバルゲートウェイと呼ばれる。
【0016】
GGG16は、CDMAネットワーク12とGSMネットワーク14との間を相互ネットワークする。GGGは、CDMAネットワーク12及びGSMネットワーク14との間でのメッセージの送受信を可能にするトランシーバ(図示せず)を含む。
【0017】
ある実施例では、CDMAネットワークは、ANSI−41ネットワークである。CDMAネットワーク12は、限定する訳ではないが、cdma2000−1x、及びcdma2000−1xEV−DOを含むCDMAネットワークの任意の種類でありうることが、当該技術分野における熟練者には明らかになるであろう。
【0018】
GSMネットワーク14は、限定する訳ではないが、ジェネラルパケットラジオサービス(GPRS)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、及び広帯域CDMA(W−CDMA)を含むGSMネットワーク又は後継ネットワークの任意の種類でありうることもまた、当該技術分野における熟練者には明らかになるであろう。
【0019】
このネットワーク12,14は、GSM及びCDMAに限定されないことは当該技術分野における当業者にとっては明らかであるであろう。例えば、ネットワーク12,14は、802.11、Wimax、又はインターネットプロトコル(IP)ネットワークでありうる。CDMAネットワーク12及びGSMネットワーク14は、例示目的用に図1で具体化されている。実施例では、二つのネットワーク12,14のうちの一つがGSMネットワークであれば、GGGは、GSMグローバルゲートウェイのための頭字語と考えられる。
【0020】
GSMネットワーク14は、GSMコア30とGSM無線アクセスネットワーク32からなる。GSMコア30は、GSMホームロケーションレジスタ(GSM HLR)34、GSM認証センタ(GSM AuC)36、GSMショートメッセージセンタ(GSM SMSC)38、及びGSMゲートウェイモバイル交換センタ(GSM GMSC)40からなる。CDMAネットワーク12は、CDMAホームロケーションレジスタ(CDMA HLR)42、CDMA認証センタ(CDMA AuC)44、CDMA MSC46、及び関連付けられたCDMA無線アクセスネットワーク(CDMA RAN)48からなる。
【0021】
CDMAコア20に加入を持つGSM移動局に関して、GGG16は、GSMネットワーク14へのビジターロケーションレジスタ(VLR)50として機能する。GSMコア30に加入を持つCDMA移動局24に関して、GGG16は、CDMAネットワーク12へのビジターロケーションレジスタ(Visotor LR)52として機能する。
【0022】
移動局18,20,22,24は、両方のコアインフラストラクチャ12,14内に加入を持つ必要はなく、コアインフラストラクチャ12,14のうちの一つのみに加入を持てば良い。
【0023】
CDMAコア20に加入を持つGSM移動局と、GSMコア24に加入を持つCDMA移動局との両方に関して、GGG16は、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)54として機能する。GGG16がSMSC54を含むことができるか、又はSMSC54と通信することができることは、当該技術分野における熟練者に明白となるであろう。
【0024】
実施例では、GGG16は、IPメッセージを送受信するサービスセンタを含む。GGG16がサービスセンタのプロトコル内のメッセージを送受信するために、当該技術分野で知られたあらゆるサービスセンタを含んでいることは、当該技術分野における熟練者に明らかとなろう。実施例では、GGG16によってメッセージが送受信される。このメッセージは、第二のネットワークによって提供されることのない第一のネットワークによって提供されるサービスを配信する。
【0025】
移動局18,20は、GSMシグナリングプロトコル、GSM認証手順、及びGSMショートメッセージサービスをサポートする。同様に、移動局22,24は、GSMシグナリングプロトコル、GSM認証手順、及びGSMショートメッセージサービスをサポートする。
【0026】
GSMコア内に加入を持つCDMA移動局24の登録の間、GGGは、CDMAネットワークにおける認証コントローラとして動作するが、GSM認証メカニズムを用いてこの移動局24を認証する。同様に、CDMAコア内に加入を持つGMS移動局20の登録の間、GGGは、GSMネットワークにおける認証コントローラとして動作するが、CDMA認証メカニズムを使用して移動局20を認証する。
【0027】
GGG16は、ショートメッセージサービスセンタ54を経由してメッセージセンタとして動作する。CDMAネットワークでは、GSM SMSメカニズムを使って移動局24との間でSMSメッセージが経路付けられる。同様に、GSMネットワークでは、CDMA SMSメカニズムを使って移動局20との間でSMSメッセージが経路付けられる。
【0028】
GGG16は、移動局20,24から位置メッセージを受信する。GGGは、位置メッセージ内の識別子を使用して認証情報を取得し、質問するためにどのHLR/AuCを必要とするのかを知る。
【0029】
登録されたGSM加入者24に到来する全ての呼は、加入者のホームGSMネットワーク14内のGSMゲートウェイMSC(GSM GMSC)40に到着する。GMSC40は、GSM LR50に質問して、CDMAネットワーク12内にある加入者24の位置を判定する。GSM LR50の遠近法からのGSM加入者24の位置は、GGG16内にあり、GSM VLRとして見える。GSM LR50がGGG16から経路情報を要求する時、GGG16は、サービスしているCDMA LR52から経路情報を要求し、この呼がCDMA MSC46に経路付けられる。
【0030】
同様に、登録されたCDMA加入者20へ到来する呼は、加入者のホームCDMAネットワーク12内のCDMA MSC46に到着する。CDMA MSC46は、CDMA LR52に質問し、GSMネットワーク14内にある加入者20の位置を判定する。CDMA LR52の遠近法からのCDMA加入者20の位置は、GGG16内にあり、CDMA VLRとして見える。CDMA LR52がGGG16から経路情報を要求するとき、GGG16は、サービスしているGSM LR50から経路情報を要求するので、呼はGSM GMSC40に経路付けられる。
【0031】
CDMAベースの移動局22,24は、当該技術分野で知られたCDMA原理に従ってCDMA無線アクセスネットワーク(RAN)48を使用してCDMA移動交換センタ(MSC)46と通信する。実施例では、CDMA MSC46は、IS−41 MSCである。
【0032】
同様に、GSMベースの移動局18,20は、当該技術分野で知られたGSM原理に従って、GSM RAN32を使用してGSM移動交換センタ(GSM GMSC)40と通信する。
【0033】
当該技術分野で知られたCDMA原理に従って、CDMA RAN48は、基地局と基地局コントローラとを含む。実施例では、図1に示すCDMA RAN24はcdma2000、特に、cdma2000 1x、cdma2000 3x、又はcdma2000高データレート(HDR)原理のうちの何れかを使用する。
【0034】
当該技術分野において知られたGSM原理に従って、GSM RAN32は、基地局と基地局コントローラとを含む。実施例では、GSM RAN32は、GSM、GPRS、EDGE、UMTS、又はW−CDMAの各原理のうちの何れかを使用する。
【0035】
CDMA MSC46とCDMA RAN48とを備えたCDMAコアインフラストラクチャは、当該技術分野で知られたCDMA原理に従ってCDMA認証センタ(CDMA AUC)44及びCDMAホームロケーションレジスタ(CDMA HLR)42を含むか、アクセスし、加入者移動局22を認証し、特定のCDMAコアインフラストラクチャによって要求されると会計及び課金情報を収集する。
【0036】
同様に、GSMコア30は、当該技術分野で知られたGSM原理に従ってGSM認証センタ(GSM AUC)36及びGSMホームロケーションレジスタ(GSM HLR)34を含むか、アクセスし、加入者移動局18を認証し、特定のGSMコアインフラストラクチャによって要求されると会計及び課金情報を収集する。
【0037】
CDMA MSC46は、GGG16を使用し、GSMネットワーク14と通信する。GSMネットワーク14は、当該技術分野で知られたGSM原理に従ってGSM認証センタ36及びGSMホームロケーションレジスタ(GSM HLR)34を含むか、アクセスし、加入者移動局24を認証し、特定のGSMコア30によって要求されると会計及び課金情報を収集する。
【0038】
同様に、GSM GMSC40は、GGG16を用いてCDMAネットワーク12と通信する。CDMAネットワーク12は、当該技術分野で知られたCDMA原理に従ってCDMA認証センタ44及びCDMAホームロケーションレジスタ(HLR)42を含むか、アクセスし、加入者移動局20を認証し、特定のCDMAネットワーク12によって要求されるようと会計及び課金情報を収集する。
【0039】
GSMコア30及びCDMAコアインフラストラクチャの両方とも、例えば公衆交換電話網(PSTN)及び/又はインターネットプロトコル(IP)ネットワークのようなネットワークと通信する。
【0040】
GSMコア30内に登録を持つCDMA移動局24に関し、GGG16は、GSMネットワーク14に対するVLR50として動作する。GGGは、VLR50のためのGSMプロトコル要件を満たしている。GGGは、到来する呼をGGG16がCDMAネットワーク12に経路付けることを除いて、GSM仕様にしたがって、例えばGSM HLR34及びGSM SMSC38のようなGSMコアネットワーク要素と相互作用する。GSM LR50はまた、移動局がCDMAネットワーク12内に登録するとき、GSMネットワーク14を用いて位置更新を実行する。この意味においては、GGGは、CDMAネットワーク12全体に対するVLRとして動作する。
【0041】
CDMAネットワーク12内に登録を持つGSM移動局20に関連して、GGG16は、CDMAネットワーク14に対するVLR52として動作する。GGGは、VLR52のためのCDMAプロトコル要件を満たしている。GGGは、到来する呼をGGG16がCDMAネットワーク12に経路付けることを除いて、GSM仕様にしたがって、例えばCDMA HLR42及びCDMA MSC46のようなCDMAコアネットワーク要素と相互作用する。CDMA LR52はまた、移動局がGSMネットワーク14内に登録するとき、CDMAネットワーク12を用いて位置更新を実行する。この意味においては、GGGは、GSMネットワーク14全体に対するVLRとして動作する。
【0042】
CDMAネットワーク12内にある移動局が、GSMネットワーク14から呼ばれた場合には、この呼が、標準的な仕様毎にGGG16内のCDMA LR52へ経路付けられる。GGG16は、この呼を、CDMAネットワーク12に経路付ける。CDMAネットワーク12は、最終的には、この呼を、移動局をサービスするCDMA MSC46に経路付ける。同様に、SMSがGSMネットワーク14からCDMAネットワーク12へと経路付けられれば、GGG16は、CDMAネットワーク12内のメッセージセンタ(図示せず)へメッセージを経路付ける。
【0043】
GSMネットワーク14内にある移動局が、CDMAネットワーク12から呼ばれた場合には、この呼が、標準的な仕様毎にGGG16内のGSM LR50へ経路付けられる。GGG16は、この呼を、GSMネットワーク14に経路付ける。GSMネットワーク14は、最終的には、この呼を、移動局をサービスするGSM GSMC40に経路付ける。同様に、SMSがCDMAネットワーク12からGSMネットワーク10へと経路付けられれば、GGG16は、GSMネットワーク14内のGSM SMSC38へメッセージを経路付ける。
【0044】
移動局がCDMAネットワーク12に登録する時には、CDMAネットワーク12は、位置更新表示をGSMネットワーク14へ送る。そして、GSM LR50が、GSMコアネットワーク14を用いて標準的な仕様に従って位置更新を実行する。
【0045】
移動局がGSMネットワーク14に登録する時には、GSMネットワーク14は、位置更新表示をCDMAネットワーク12へ送る。そして、CDMA LR52が、CDMAネットワーク12を用いて標準的な仕様毎に位置更新を実行する。
【0046】
GSMコア30内に登録を持つCDMA移動局24に関連して、GGG16は、CDMAネットワーク12におけるHLR52として動作する。CDMA LR52は、GSMのためのHLRプロトコル要件をCDMAローミングに適合させるものとする。HLRが維持する情報の重要な部分は、移動局24をサービスするCDMA MSC46のアドレスである。GGG16内のGSM LR50が、呼をCDMA12側に経路付けるとき、CDMA LR52は、更に、それを、サービスしているMSC46に経路付ける。
【0047】
CDMAネットワーク12内に登録を持つGSM移動局20に関連して、GGG16は、GSMネットワーク14内のHLR50として動作する。GSM LR50は、CDMAのためのHLRプロトコル要件を、GSMローミングに適合させるものとする。HLRが維持する情報の重要な部分は、移動局20をサービスするGSM GMSC40のアドレスである。GGG16内のCDMA LR52が、呼をGSM14側に経路付けるとき、GSM LR50は、更に、それを、サービスしているMSC40に経路付ける。
【0048】
GGGは、GSM加入者24のためのCDMAネットワーク内の認証コントローラ(AUC)として動作する。CDMAネットワーク12内のAUC44は、移動局を認証することと、ネットワークリソースへのアクセスの許可/拒否をすることに対して責任を持つ。GGGにおけるAUC機能は、GGG又はMSにおいてA−keyプロビジョニングを求めない。代わりにGGGは、GSMシグナリングを経由したGSM認証方法とGSM認証証明書とを用いて、移動局24を認証する。GGGは、CDMA AUC44によって受信可能な有効なメッセージに対して応答する。
【0049】
GGGは、CDMA加入者20のためにGSMネットワーク内の認証コントローラ(AUC)として動作する。CDMAネットワーク14内のAUC36は、移動局を認証することと、ネットワークリソースへのアクセスの許可/拒否をすることに対して責任を持つ。GGGにおけるAUC機能は、GGG又はMSにおいてA−keyプロビジョニングを求めない。代わりにGGGは、CDMAシグナリングを経由したCDMA認証方法とCDMA認証証明書とを用いて、移動局20を認証する。GGGは、GSM AUC36によって受信可能な有効なメッセージに対して応答する。
【0050】
GGG16は、CDMAネットワーク12内のメッセージセンタ(MC)として動作し、GSM SMSメカニズムを使って、SMSメッセージを、CDMA移動局24とGSM GMSC40との間に経路付ける。
【0051】
同様に、GGG16は、GSMネットワーク14内のメッセージセンタ(MC)として動作し、CDMA SMSメカニズムを使って、SMSメッセージを、GSM移動局20とCDMA MSC46との間に経路付ける。
【0052】
CDMA MS24は、CDMAネットワークにおいて有効なアイデンティティを持つことが要求される。このアイデンティティが、GSM国際移動電話加入者識別番号(IMSI)と異なる(すなわち、このCDMAネットワークが真のIMSIを使用していない)のであれば、GGGは、CDMAアイデンティティとGSM IMISとの間のマッピングを提供する。当該技術分野における熟練者にとっては、移動局24をユニークに識別するための当該技術において周知の技術/方法が使用されうることが明らかであろう。
【0053】
GSM MS20は、GSMネットワークにおいて有効なアイデンティティを持つことが要求される。ある実施例では、このアイデンティティは、(CDMAネットワークが真のIMSIを使用しないのであれば)GSM IMSIである。GSMネットワークにおけるアイデンティティが、CDMAネットワークにおけるアイデンティティと異なるのであれば、GGGは、GSMアイデンティティとCDMAアイデンティティとの間のマッピングを提供する。当該技術分野における熟練者にとっては、移動局20をユニークに識別するための当該技術において周知の技術/方法が使用されうることが明らかであろう。
【0054】
限定しない実施例では、移動局18,20は、京セラ、Samsung、又はGSM原理及びエアによる(OTA:over-the-air)GSM通信エアインタフェースを用いるその他の製造者によって製造された移動電話である。限定しない実施例では、移動局22,24は、京セラ、Samsung、又はCDMA原理及びエアによる(OTA:over-the-air)CDMA通信エアインタフェースを用いるその他の製造者によって製造された移動電話である。しかしながら、本発明は、例えばラップトップコンピュータ、無線ハンドセット又は電話、データトランシーバ、又はページング及び位置決定受信機のようなその他の移動局にもあてはまる。移動局は、要求されるように、車両(車、トラック、ボート、航空機、列車を含む)に搭載されたポータブル又はハンドヘルドでありうる。しかしながら、無線通信デバイスが一般にモバイルである一方、本発明は、いくつかの実施においては「固定された」ユニットに適用することができる。また、本発明は、デジタル化されたビデオ情報を含むデータ情報、及び/又は音声を転送するために使用されるデータモジュール又はモデムに適用され、有線又は無線リンクを用いて、他のデバイスと通信する。さらに、予め定めた調整された或いは関連付けられた方法でモデム又はモジュールを動作させ、複数の通信チャネルによって情報を転送させるために命令が使用されうる。また、無線通信デバイスはしばしばユーザ端末、移動局、移動ユニット、加入者ユニット、移動無線又は無線電話、無線ユニット、あるいは幾つかの通信システムでは単に「ユーザ」及び「モバイル」と称される。
【0055】
図2A及び図2Bは、実施例に従って、第二のネットワーク内をローミングしている時に、認証して第一のネットワークへアクセスするフローチャートを示す。ステップ202では、移動局24(MS)が、第二のネットワークのエリアへ移動し、制御フローがステップ204に進む。ステップ204では、移動局が、登録システムアクセスを開始し、制御フローがステップ206に進む。ステップ206では、移動局が、第二のネットワークのRAN48を経由して第二のネットワークのMSC46に登録メッセージを送り、制御フローがステップ208に進む。
【0056】
この登録システムアクセスは、RAN48を経由したMSC46へのメッセージである。このメッセージは、移動局のアイデンティティを含む。実施例では、移動局のアイデンティティは、SIM28によって提供される。実施例では、移動局24のアイデンティティはIMSIである。実施例では、移動局のアイデンティティはモバイル識別番号(MIN:Mobile Identification Number)である。
【0057】
ステップ208では、MSC46は、移動局アイデンティティに基づいてネットワーク加入、すなわち、この移動局が第二のネットワーク又は第一のネットワークの加入者であるかを判定する。実施例では、移動局のアイデンティティがIMSIである場合、MSC46は、この判定を行うことができる。なぜなら、IMSIは、その他の情報の中でもとりわけ、国を表すコードと、移動局が加入をもつネットワークとを含むからである。制御フローはステップ210に進む。
【0058】
ステップ210では、第二のネットワークのMSC46が、移動局アイデンティティから、移動局の加入を判定する。ステップ210では、第二のネットワークのMSC46が、この移動局24が第二のネットワークの加入者であるかを確認する。移動局24が第二のネットワークの加入者であるならば、ステップ212において、第二のネットワークのHLR42とAuC44とを用いて、移動局22が、第二のネットワークのコアインフラストラクチャの原理を用いて認証される。移動局24が第一のネットワーク14の加入者であれば、ステップ212において、第二のネットワークのMSC46が、移動局アイデンティティと位置とを認証パラメータとともにGGGに送る。制御フローはステップ214に進む。
【0059】
ステップ214では、GGG16がGGGデータベース(図示せず)内に移動局アイデンティティを見つけ、認証パラメータがGGG認証基準を満足しているかを判定するために確認がなされる。もしも満足していなければ、ステップ216において、GGG16が、第二のネットワークのMSC46とRAN48とを経由して移動局へメッセージを送り、移動局が認証されなかったことを示す。確認結果が真であれば、ステップ218において、GGG16が、移動局アイデンティティと位置とを認証パラメータと共に第一のネットワークのコアに送り、制御フローはステップ220に進む。
【0060】
GGGは、ロジックユニット(図示せず)を含み、プログラムロジックを実行する。このロジックユニットが、汎用プロセッサ、特別用途プロセッサ、及び/又はファームウェアを含みうることは、当該技術分野における熟練者に明らかであろう。
【0061】
ステップ220では、第一のネットワークのコアが、第一のネットワークのHLR内の移動局アイデンティティを見つけ、認証パラメータが、第一のネットワークの認証基準を満足しているかを判定するための確認がなされる。もしも満足していなければ、次にステップ222において、第一のネットワークのコアが、第二のネットワークのMSC46及びRAN48を経由して移動局にメッセージを送り、移動局が認証されていないことを示す。この確認の結果が真であれば、ステップ224において、第一のネットワークのコアが、移動局の位置を更新し、認証メッセージを、第一のネットワークの認証パラメータとともにGGG16に送り、制御フローはステップ226に進む。
【0062】
ステップ226では、GGG16が、移動局による次のアクセスのために第一のネットワークの認証パラメータを格納する。従って、次のアクセスについて認証処理の全体を必ずしも実行する必要がないかもしれない。これは、第一のネットワークのコアがアクセスする必要が無いことを意味する。制御フローはステップ228に進む。
【0063】
ステップ228では、GGG16が第二のネットワークのMSC46に認証メッセージを送り、MSC46が、この認証メッセージを、第二のネットワークのRAN48を経由して移動局へ送る。制御フローはステップ230に進む。
【0064】
時間期間後に、ステップ230では、移動局が第一のネットワークに再アクセスし、制御フローはステップ232に進む。
【0065】
ステップ232では、認証パラメータがGGG認証基準を満足し続けているかを判定するための確認がなされる。満足し続けていなければ、ステップ234では、GGG16が、第二のネットワークのMSC46及びRAN48を経由して移動局へメッセージを送る。この確認の結果が真であれば、ステップ236において、移動局が第一のネットワークにアクセスする。制御フローは、この移動局が次回に第一のネットワークにアクセスするためにステップ230に進む。方法ステップは、本発明の範囲から逸脱することなく相互交換することができる。移動局24は、一旦認証されると、例えばIPネットワークを経由して第一のネットワーク14と直接的に通信することができる。移動局が認証されなかった場合、移動局は、アプリケーションに依存して認証を再試行することができることは、当該技術分野における熟練者に明らかであろう。
【0066】
ここで示され、詳細に記載された具体的な「第一のネットワークと第二のネットワークとの間の相互ネットワーク」が、本発明の上述した目的を完全に達成することができる一方、それは本発明の現在の好適な実施例であり、よって、本発明によって広く考慮された主題の代表であることと、本発明の範囲は、当該技術分野における熟練者に明らかになるその他の実施例を完全に包含していることと、本発明の範囲は、単数の要素に対する参照が、明示的に「一つ又は複数」と述べられていない限り「一つ及び一つのみ」を意味することを意図していない添付特許請求の範囲以外の何れによっても制限されるものではないこととが理解されよう。当該技術分野における通常の熟練者に周知あるいはその後周知になる上述した好適な実施例の要素に対する全ての構造的及び機能的な等価物は、ここで参照により明確に組み込まれ、本特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。更に、デバイス又は方法は、本発明によって解決されることが求められるそれぞれ及び全ての問題に対処する必要は無い。なぜなら、それは特許請求の範囲によって含まれるべきであるからである。更に、本開示におけるいかなる要素、部品、又は方法ステップも、要素、部品、又は方法ステップが特許請求の範囲において明示的に列挙されているかに関わらず、一般のために設けられているものではない。ここで、特許請求の範囲のどの要素も、もしも「means for」という文言を用いて明示的に列挙されておらず、また方法クレイムの場合、「act」の代わりに「step」として列挙されていなければ、35USC112条第6パラグラフの規定のもとで解釈されない。
【0067】
方法ステップは、本発明の範囲から逸脱せずに相互交換することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】図1は、CDMAネットワーク、GSMネットワーク、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)、及び移動局からなる無線通信システムのブロック図を示す。
【図2A】図2Aは、実施例に従って第二のネットワーク内をローミングしているときに、認証し、第一のネットワークにアクセスするためのフローチャートを示す。
【図2B】図2BAは、実施例に従って第二のネットワーク内をローミングしているときに、認証し、第一のネットワークにアクセスするためのフローチャートを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一のネットワークと第二のネットワークとの間の通信をサポートし、前記第一のネットワークに加入された移動局(MS)が、前記第二のネットワークを使って通信できるように構成されている一般的なグローバルゲートウェイ(GGG:general global gateway)であって、
前記移動局のアイデンティティを格納するように構成されたデータベースと、
プログラムロジックを実行し、前記移動局のアイデンティティに基づいて前記第一のネットワークから認証情報を取得するロジックユニットと
を備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項2】
請求項1に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記移動局の位置を格納し、前記第一のネットワークから前記移動局へと到来する呼を、前記一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)を通じて前記移動局へと経路付けることを可能にするように構成されたロケーションレジスタを更に備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項3】
請求項1に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記ロジックユニットは更に、前記移動局からの認証パラメータが、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)認証基準を満足するかを判定するように構成された一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項4】
請求項1に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
サービスセンタのメッセージフォーマットに従って、前記第二のネットワークとの間でメッセージを送受信するように構成されたサービスセンタを更に備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項5】
請求項2に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記移動局の位置を格納し、前記移動局から前記第一のネットワークへと出て行く呼を、前記一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)を通じて経路付けることを可能にした第二の位置レジスタを更に備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項6】
請求項4に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記サービスセンタは、前記第二のネットワークとの間でインターネットプロトコル(IP)メッセージを送受信するように構成されている一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項7】
請求項4に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記サービスセンタは、前記第二のネットワークとの間でメッセージを送受信するように構成されたショートメッセージサービスセンタ(SMSC)である一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項8】
請求項4に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記メッセージは、前記第二のネットワークによって提供されず前記第一のネットワークによって提供されるサービスを配信する一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項9】
請求項7に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)は、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送受信し、ネットワークにおける加入を確認する一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項10】
第一のネットワークと第二のネットワークとの間の通信をサポートし、前記第一のネットワークに加入した移動局(MS)が、前記第二のネットワークを使って通信できるように構成されている一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)であって、
前記移動局のアイデンティティを格納する手段と、
プログラムロジックを実行し、前記移動局のアイデンティティに基づいて第一のネットワークから認証情報を取得する手段と
を備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項11】
請求項10に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記移動局の位置を格納し、前記第一のネットワークから前記移動局へと到来する呼を、前記一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)を通じて前記移動局へと経路付けることを可能にする手段を更に備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項12】
請求項10に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記プログラムロジックを実行する手段は更に、前記移動局からの認証パラメータが、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)認証基準を満足するかを判定するように構成された一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項13】
請求項11に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記第二のネットワークとの間でショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送受信する手段を更に備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項14】
請求項11に記載の一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)において、
前記移動局の位置を格納し、前記移動局から前記第一のネットワークへと出て行く呼を、前記一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)を通じて前記移動局から経路付けることを可能にした手段を更に備えた一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)。
【請求項15】
第一のネットワークに加入した移動局(MS)を、第二のネットワークを使って通信できるようにした前記第一のネットワークと前記第二のネットワークとの間の無線通信の方法であって、
前記移動局のアイデンティティを格納することと、
前記移動局のアイデンティティに基づいて、前記第一のネットワークから認証情報を取得することと、
一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)内の前記第一のネットワークからの認証情報を格納することと、
前記第一のネットワークからの前記格納された認証情報を使用して前記移動局を認証することと
を備えた方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法において、
前記移動局の位置を格納し、前記第一のネットワークから前記移動局へと到来する呼を、前記一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)を通じて前記移動局へと経路付けることを可能にする手段を更に備えた方法。
【請求項17】
請求項15に記載の方法において、
前記移動局からの認証パラメータが、一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)認証基準を満足するかを判定することを更に備えた方法。
【請求項18】
請求項15に記載の方法において、
前記移動局が、前記第一のネットワークにおいて認証された後に、前記移動局から前記第一のネットワークへ直接通信することを更に備えた方法。
【請求項19】
請求項16に記載の方法において、
前記第二のネットワークとの間でショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送受信するように構成された方法。
【請求項20】
請求項16に記載の方法において、
前記移動局の位置を格納し、前記移動局から前記第一のネットワークへと出て行く呼を、前記一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)を通じて前記移動局から経路付けることを可能にした手段を更に備えた方法。
【請求項21】
第一のネットワークに加入した移動局を、第二のネットワークを使って通信することを可能とする前記第一のネットワークと前記第二のネットワークとの間での無線通信の方法を実行するコンピュータプログラムによって実行可能な命令のプログラムを組み込むコンピュータ読取可能媒体であって、前記方法は、
前記移動局のアイデンティティを格納することと、
前記移動局のアイデンティティに基づいて、前記第一のネットワークから認証情報を取得することと、
一般的なグローバルゲートウェイ(GGG)内の前記第一のネットワークからの認証情報を格納することと、
前記第一のネットワークからの前記格納された認証情報を使用して、前記移動局を認証することと
を備えたコンピュータ読取可能媒体。

【図1】
image rotate

image rotate

image rotate


【公表番号】特表2007−525048(P2007−525048A)
【公表日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−507397(P2006−507397)
【出願日】平成16年3月18日(2004.3.18)
【国際出願番号】PCT/US2004/008536
【国際公開番号】WO2004/084472
【国際公開日】平成16年9月30日(2004.9.30)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】