説明

粒子状物質質量流量測定用装置

【課題】短時間で高精度の質量流量測定を可能にする。
【解決手段】質量流量測定装置1は、所定の流れ方向63に移動する粒子状物質3の流れ40の中に位置しており、秤量セル6と、少なくとも第1所定時間間隔Zの間、前記秤量セル6が収容する前記粒子状物質3の全体の質量の値Pをあらわす第1信号S1を発生する第1装置7と、前記秤量セル6を通って流れる前記粒子状物質3の連続映像から流速Eをあらわす第2信号S2を発生する第2装置8と、質量流量DMを演算する第3装置9からなり、前記第3装置9は、前記第1信号S1、前記第2信号S2、前記秤量セル6の容積V及び断面積Cと前記秤量セル6の重量Wから、第1所定時間間隔Zの間に前記秤量セル6を通って流れる前記粒子状物質3の質量流量DMを測定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の方向に移動する粒子状物質の質量流量を、前記所定の流れ方向において測定するための装置に関する。
【0002】
本発明は、詳細には、押出成型機に主要成分としてなどで導入される成分の質量流量を測定するためであるが、締切りシステムと組合せて使用するときは、カラーマスターバッチのような添加成分の質量流量を測定するためにも使用される装置に関する。
【0003】
粒子状物質として指定するのは、排他的ではないが、ペレット、挽き直し物質、粗い粒子、プラスチックマスターバッチである。
【0004】
本発明は、押出成型機のような機械の粒子状物質消費量を測定するため極めて有用である。
【背景技術】
【0005】
押出成型機に導入される成分毎の質量流量測定は、複数の成分を使用して複数の重畳層を押出すとき及び各層の厚さを押出ライン上で測定することが困難又は不可能であるとき、特に重要である。
【0006】
粒子状物質の質量流量を測定するための装置は、US−A−6,732,597及びEP−A−0213524に記述されているような各種の装置が公知である。これらの装置は一般的に、ホッパーにおける「重量喪失」に基づくので、良好な正確度が得られるのは、測定用ホッパーにおける重量差がホッパー全重量に比較して充分大きい時のみである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、短時間の間の質量流量を高い確度で測定することを可能にする装置を入手することである。
【0008】
質量流量を高い確度で測定するためのこのような装置の使用は、低流量にとり、又は流量遷移の間に特に重要である。
【0009】
本発明の別の目的は、小型で、機械的構造が単純で、頑丈であり、清掃が容易な質量流量測定用装置である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
これらの目的を達成するため、本発明は主題として請求項1にしたがう装置を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明は、限定されない例の意味で示す以下の記述を、ほぼ垂直面に一致する横断面で見た本発明による装置を示す附属図面を参照して、読むことから良く理解されるであろう。
【0012】
図面を参照すると、最初の装置、所定の方向63、前記所定の流れ方向63に移動する粒子状物質消費の流れ40の質量流量DMを測定するための前記装置1を理解する。
【0013】
特筆すべきではあるが、限定はしない意味で、押出成型機のような粒子状物質3は、第2装置5に導入することを意図している。
【0014】
本発明によると、質量流量測定用装置1は、粒子状物質3の流れ40の中に位置しており:
−秤量セル6であって、内面61と外面62との間で規定される管状壁60から作成され、所定値の容積V、所定値の断面積C、所定値の重量Wを有し、粒子状物質3の流れ40を通過させる配置となっている秤量セル6、
−第1装置7であって、少なくとも第1所定時間間隔Zの間、
・秤量セル6及びこの秤量セル6が収容する粒子状物質3の量から成る全体を秤量し、
・少なくとも秤量セル6及びこの秤量セル6が収容する粒子状物質3の量から成る全体の重量の値Pをあらわす第1信号S1を発生する第1装置7、
−第2装置8であって、少なくとも第1所定時間間隔Zの間、秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の流速Eを測定し、前記秤量セル6が収容する粒子状物質3の流速Eをあらわす第2信号S2を発生する第2装置8、
−第3装置9であって,第1信号S1、第2信号S2、秤量セル6の容積の所定値V、前記秤量セル6の断面積の所定値C及び秤量セル6の重量の所定値Wを使用して、
・粒子状物質3の嵩密度Qを計算し、
・第1所定時間間隔Zの間に秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の質量流量DMを計算し、
・第1所定時間間隔Zの間に秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の質量流量DMをあらわす第3信号S3を発生する第3装置9、
を有する。
【0015】
好適ではあるが、限定はしない意味で、所定の流れ方向63に移動する粒子状物質3の流れ40は、パイプ4を通って移動し、パイプ4の端42に位置する第1開口部41を通じて前記パイプ4から外に出る。
【0016】
質量流量測定用装置1は、前記パイプ4の第1開口部41から下流側に位置する。
【0017】
用語「パイプ」は、質量流量測定のため顆粒物質を装置1に対する上流に運ぶ目的の任意の装置を指す。
【0018】
特筆すべきは、秤量セル6は、その内面61に接触して流れる粒子状物質3を、この秤量セル6の外側から観察するため、少なくとも部分的に透明な管状壁60を有し、第2装置8は:
−第4装置10であって、管状壁60を通して、少なくとも第1所定時間間隔Zの間、秤量セル6の壁60の内面61と接触する粒子状物質3の連続映像2つ、これら連続映像2つは第1映像201と第2映像202に関するグループ2を構成する、を捕捉して記録する第4装置10、
−第5装置11であって、
・連続映像2つに関するグループ2の第1映像201と第2映像202とを比較して、
・第1所定時間間隔Zの間の粒子状物質3の変位Lの値を決定し、
・第1所定時間間隔Zの間に秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の変位の値Lをあらわす第4信号S4を発生する第5装置11、
−第6装置12であって、第4信号S4を使用し、第1所定時間間隔Zの値の関数として、
・秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の流速Eを測定し、
・前記秤量セル6の中に収容される粒子状物質3の流速Eをあらわす第2信号S2を発生する第6装置12、
を有する。
【0019】
図面において、
・秤量セル6及び前記秤量セル6が収容する粒子状物質3から成る全体の重量の値Pに関する参照記号「P」は、第1信号S1に関する参照記号「S1」と結合する。
・流速Eに関する参照記号「E」は、第2信号S2に関する参照記号「S2」と結合する。
・質量流量に関する参照記号「DM」は、第3信号S3に関する参照記号「S3」と結合する。
・変位Lに関する参照記号「L」は、第4信号S4に関する参照記号「S4」と結合する。
【0020】
第2信号S2は、例えば、この第2信号の値を所定期間の間記録するため第7装置13に導入することがある。
【0021】
当業者は、これらの目安を採用してこの機能を満たすことが出来る。
【0022】
粒子状物質は、装置9が計算する一定の嵩密度Qを有し、秤量セル6も既知の値Cの断面積を有するので、第1所定時間間隔Zの間の質量流量の値DMは、流速の値Eと嵩密度の値Qとの関数である。
【0023】
特筆すべきは、秤量セル6及びこの秤量セル6が収容する粒子状物質3の量から成る全体を秤量する第1装置7は:
・第1所定時間間隔Zの間に、複数の重量を取得し、
・秤量セル6及び前記秤量セル6が前記第1所定時間間隔Zの間収容する粒子状物質3の量から成る全体の平均重量をあらわす第1信号S1を発生する。
【0024】
同様に特筆すべき意味で、
−第4装置10は、第1所定時間間隔Zの間秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の連続映像を定期的に捕捉して記録し、
−第5装置11は、連続映像2つのそれぞれのグループ2の第1映像201と第2映像202を定期的に比較して、第1所定時間間隔Zの間秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の連変位の値Lをあらわす第4信号S4を発生する。
【0025】
第4装置10は、ビデオカメラ100及び映像捕捉器101を有する。
【0026】
第5装置11は、第1所定時間間隔Zの間の粒子30の変位を測定するため、第1映像201及び第2映像202を解析する映像処理システム110を有する。
【0027】
当業者は、これら最後に述べた測定値を採用してこれらの機能を満足することも出来る。
【0028】
質量流量測定のための提案装置は、重量測定値と秤量セル6を通って流れる粒子状物質3の移動速度の光学的測定値とを組合せることが分かる。
【0029】
好適ではあるが、限定はしない意味で、秤量セル6は、粒子状物質3がこの秤量セル6の中を垂直に流れるような方向を向くが、このような垂直流は必須ではない。
【0030】
管状壁60が粒子状物質3で満たされる場合は、前記粒子状物質3の変位は、管状壁60の両端から適度の距離において首尾一貫している、即ち、粒子状物質3を作る粒子30は、これら粒子30がブロックを構成するとき、すべて同一速度で変位すると了解する。
【0031】
特筆すべきは、秤量セル6は:
−粒子状物質3を秤量セル6の中に入れるための第2開口部64及び粒子状物質3を秤量セル6から出すための第2開口部65及び
−第1要素66であって、第2開口部64の高さにあり、秤量セル6の中の粒子状物質3の流れが、最低値に制限することにより、前記秤量セル6から上流に位置する粒子状物質3による作用の秤量セル6上への発揮を可能にする第1要素66、
−第2要素67であって、第3開口部の高さにあり、秤量セル6と前記秤量セル6の下流にある粒子状物質3のとの間の相互作用を最低値に制限する第2要素67、
を有する。
【0032】
同じく特筆すべき意味で、秤量セル6の壁60は、前記内面61と接触する粒子30が互いに相対的な変位をしないよう、少なくとも部分的に、秤量セル6の内面61と粒子状物質3との間の摩擦係数が出来るだけ小さい値を有するよう選択した物質68により作成する。
【0033】
図面においては、一例として、第1装置、第2装置、第3装置、第4装置、第5装置、第6装置及び第7装置は、信号を受領し及び信号を入力及び/又は作成する機能ブロックであるとしてあらわす。
【0034】
図面においては、第1所定時間間隔Z、密度の値Q、秤量セル6の容積の所定値V、前記秤量セル6の断面積の所定値C、及び秤量セル6の重量の所定値Wの既知の値は、それぞれ文字Z、Q、V、C、Wを用いてあらわす。
【0035】
これらの値は、入力であると見なし、適切な参照番号又は記号に付与される矢印であるとしてあらわす。
【0036】
特筆すべき意味で:
−第1要素66は、
・第1部分660であって、第2開口部64に関し軸方向に且つこの第2開口部64から、粒子状物質3の所定の流れ方向63との関係で、上流に位置しており
粒子状物質3の第1流を惹起する所定の形状及び所定の第1横断面を有し、
第1軸方向中空空間のある第2横断面を有する第1部分660、
・第2部分661であって、第2開口部64に関し周辺に且つその高さに位置しており、
第2横断面の第1流を、前記第1横断面にほぼ等しい第4横断面である第2流に変形する所定の形状と所定の第3横断面を有する第2部分661、を有する。
−第2要素は、
・第3部分670であって、第3開口部65に関し軸方向に且つこの第3開口部65から、粒子状物質3の所定の流れ方向63との関係で、上流に位置しており
粒子状物質3の第3流を惹起する所定の形状と所定の第5横断面を有し、
第2軸方向中空空間のある第6横断面を有する第3部分670、
・第4部分671であって、第3開口部65に関し周辺に且つその高さに位置しており、
第6横断面の第3流を、前記第5横断面にほぼ等しい第8横断面である第4流に変形する所定の形状と所定の第7横断面を有する第2部分661、を有する。
【0037】
本発明によると、質量流量測定用装置1は、前記パイプ4の開放端41と開放端51、即ち、第2装置5の前記第4開口部51、との間に位置する。
【0038】
好適ではあるが、限定はしない意味で:
−第1横断面、第4横断面、及び第8横断面は、円形であって、
−第2横断面、及び第6横断面は、環状である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明による装置を示す概略線図
【符号の説明】
【0040】
1:粒子状物質の流れの質量流量(DM)を測定する装置
3:粒子状物質
6:秤量セル
7:第1装置
8:第2装置
9:第3装置
40:粒子状物質(3)の流れ
60:管状壁
61:内面
62:外面
63:所定の方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の方向(63)、前記所定の流れ方向(63)、に移動する粒子状物質(3)の流れ(40)の質量流量(DM)を測定するための装置(1)において、
粒子状物質(3)の流れ(40)の中に位置され、そして、
−内面(61)と外面(62)との間で規定される管状壁(60)から作成され、所定値の容積(V)と、所定値の断面積(C)と、所定値の重量(W)とを有し、粒子状物質(3)の流れ(40)を通過させる配置となっている秤量セル(6)と、
−少なくとも第1所定時間間隔(Z)の間、
・秤量セル(6)とこの秤量セル(6)が収容する粒子状物質(3)の量とから成る全体を秤量し、
・少なくとも秤量セル(6)とこの秤量セル(6)が収容する粒子状物質(3)の量とから成る全体の重量の値(P)をあらわす第1信号(S1)を発生する第1装置(7)と、
−少なくとも第1所定時間間隔(Z)の間、秤量セル(6)を通って流れる粒子状物質(3)の流速(E)を測定し、前記秤量セル(6)が収容する粒子状物質(3)の流速(E)をあらわす第2信号(S2)を発生する第2装置(8)と、
−第1信号(S1)と、第2信号(S2)と、秤量セル(6)の容積の所定値(V)と、前記秤量セル(6)の断面積の所定値(C)と、秤量セル(6)の重量の所定値(W)とを使用して、
・粒子状物質(3)のバルク密度(Q)を計算し、
・第1所定時間間隔(Z)の間に秤量セル(6)を通って流れる粒子状物質(3)の質量流量(DM)を計算し、
・第1所定時間間隔(Z)の間に秤量セル(6)を通って流れる粒子状物質(3)の質量流量(DM)をあらわす第3信号(S3)を発生する第3装置(9)と
を有することを特徴とする装置。
【請求項2】
秤量セル(6)が、その内面(61)に接触して流れる粒子状物質(3)を、この秤量セル(6)の外側から観察するため、少なくとも部分的に透明な管状壁(60)を有し、
前記第2装置(8)が、
−管状壁(60)を通して、少なくとも第1所定時間間隔(Z)の間、秤量セル(6)の壁(60)の内面(61)と接触する粒子状物質(3)の連続映像2つ、これら連続映像2つは第1映像(201)と第2映像(202)とに関するグループ(2)を構成する、を捕捉して記録する第4装置(10)と、
−・連続映像2つに関するグループ(2)の第1映像(201)と第2映像(202)とを比較し、
・第1所定時間間隔(Z)の間の粒子状物質(3)の変位(L)の値を決定し、
・第1所定時間間隔(Z)の間に秤量セル(6)を通って流れる粒子状物質(3)の変位の値(L)をあらわす第4信号(S4)を発生する第5装置(11)と、
−第4信号(S4)を使用し、第1所定時間間隔(Z)の値の関数として、
・秤量セル(6)を通って流れる粒子状物質(3)の流速(E)を測定し、
・前記秤量セル(6)が収容する粒子状物質(3)の流速(E)をあらわす第2信号(S2)を発生する第6装置(12)と
を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
秤量セル(6)とこの秤量セル(6)が収容する粒子状物質(3)の量(8)とから成る全体を秤量する第1装置(7)が、
・第1所定時間間隔(Z)の間に、複数の重量を取得し、
・秤量セル(6)と前記秤量セル(6)が前記第1所定時間間隔(Z)の間収容する粒子状物質(3)の量から成る全体の平均重量をあらわす第1信号(S1)を発生する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
−第4装置(10)が、第1所定時間間隔(Z)の間、秤量セル(6)を通って流れる粒子状物質(3)の連続映像を定期的に捕捉して記録し、
−第5装置(11)が、連続映像2つのそれぞれのグループ(2)の第1映像(201)と第2映像(202)とを定期的に比較して、第1所定時間間隔(Z)の間秤量セル6を通って流れる粒子状物質(3)の変位の値(L)をあらわす第4信号(S4)を発生する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
秤量セル(6)は、
−粒子状物質(3)を秤量セル(6)の中に入れるための第2開口部(64)と、粒子状物質(3)が秤量セル(6)から出すための第2開口部(65)と、
−第2開口部(64)の高さにあり、秤量セル(6)の中の粒子状物質の流れが、最低値に制限することにより、前記秤量セル(6)から上流に位置する粒子状物質(3)よる作用の秤量セル(6)上への発揮を可能にする第1要素(66)と、
−第3開口部の高さにあり、秤量セル(6)と前記秤量セル(6)の下流にある粒子状物質(3)のとの間の相互作用を最低値に制限する第2要素(67)と
を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
秤量セル(6)の壁(60)は、前記内面(61)と接触する粒子(30)が互いに相対的な変位をしないよう、少なくとも部分的に、秤量セル(6)の内面(61)と粒子状物質(3)との間の摩擦係数が出来るだけ小さい値を有するよう選択した物質(68)により、作成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
−第1要素(66)は、
・第2開口部(64)に関し軸方向に且つこの第2開口部(64)から、粒子状物質(3)の所定の流れ方向(63)との関係で、上流に位置しており
粒子状物質(3)の第1流を惹起する所定の形状及び所定の第1横断面を有し、
第1軸方向中空空間のある第2横断面を有する第1部分(660)と、
・第2開口部(64)に関し周辺に且つその高さに位置しており、
第2横断面の第1流を、前記第1横断面にほぼ等しい第4横断面である第2流に変形する所定の形状と所定の第3横断面を有する第2部分(661)と、
を有し、
−第2要素は、
・第3開口部(65)に関し軸方向に且つこの第3開口部(65)から、粒子状物質(3)の所定の流れ方向(63)との関係で、上流に位置しており
粒子状物質(3)の第3流を惹起する所定の形状と所定の第5横断面を有し、
第2軸方向中空空間のある第6横断面を有する第3部分(670)と、
・第3開口部(65)に関し周辺に且つその高さに位置しており、
第6横断面の第3流を、前記第5横断面にほぼ等しい第8横断面である第4流に変形する所定の形状と所定の第7横断面を有する第4部分(671)と、
を有すること
を特徴とする請求項5又は6に記載の装置。
【請求項8】
−所定の流れ方向(63)に移動する粒子状物質(3)の流れ(40)が、パイプ(4)を通じて流れ、開口部、パイプ(4)の端(42)位置する前記第1開口部(41)、を通じて前記パイプ(4)を出て行き、
−質量流量測定用の前記装置(1)が、前記パイプ(4)の第1開口部(41)から下流に位置すること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
粒子状物質(3)が、第2装置(5)に導入するようにされ、
質量流量測定用の前記装置(1)が、前記パイプ(4)の開放端(41)と開口部(51)、第2装置(5)の前記第4開口部(51)、との間に位置すること
を特徴とする請求項8に記載の装置。

【図1】
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【公開番号】特開2006−267086(P2006−267086A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2006−22559(P2006−22559)
【出願日】平成18年1月31日(2006.1.31)
【出願人】(506034868)マイュフェール ソシエテ アノニム (1)
【Fターム(参考)】