説明

組立式鋼橋梁

本発明の例示的な実施形態による組立式鋼橋梁は少なくとも2以上の鋼製桁セグメントを連結して構成されるもので、前記各鋼製桁セグメントの連結端部側上部フランジ及びウェブに連結設置される支圧ブロック;及び前記各連結端部側下部フランジに着脱可能に設置されて、前記各連結端部をヒンジ結合させるためのヒンジアセンブリーを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の例示的な実施例は組立式鋼橋梁に関し、より詳しくは鋼製桁セグメントがヒンジ型式で連結された組立式鋼橋梁に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、組立式鋼橋梁は単純橋または連続橋形態の架設橋梁で、少なくとも2つ以上に分離された鋼製桁が一体に連結された構造に構成される。
このような鋼製桁は運搬上の制約及び設置便宜のために通常セグメント形態に製作されるが、このように製作されたセグメントは工事現場で溶接またはボルトによって連結されるのが一般的である。
前記組立式鋼橋梁を構成することにおいて、溶接による桁セグメントの連結はボルト連結に比べて構造物全体の美観を向上させると同時に、継手板などを必要としないために全体鋼重を低減させる利点がある。
しかし、現場溶接は欠陥の発生頻度が高くて欠陥部の改善が難しく、収縮変形によって架設精密度に少なくない影響を与えることがある。また、現場溶接の信頼性問題で非破壊検査量が多くなる短所がある。
【0003】
一方、ボルトによる桁セグメントの連結は溶接連結に比べて技能工の熟練度及び作業条件などの影響を少なく受け、連結部の品質管理が比較的に容易で現在最も多く使用されている方法である。
しかし、施工現場で複数のボルトを締結するのに多くの時間が所要され、締結方法及び締結順などによって予め導入されたボルトの軸力が大きく変動する短所がある。特に、摩擦継手の場合には接触面の摩擦力を利用して部材を連結するので、鋼材表面の摩擦係数確保のために細心の注意が必要である。
【0004】
以上で言及した桁セグメントの溶接連結とボルト連結の問題を改善し、同時に緊急橋梁など、急速施工が必要な現場に適用するために最近開発された方法がヒンジ構造の連結仕様である。
この連結仕様によれば、桁セグメントの圧縮部に作用する荷重であれば所定の補強部材を通じて荷重に耐える強度を維持し、桁セグメントの引張部に作用する荷重もヒンジ構造体を通じて荷重に耐える強度を維持する構造に構成される。
【0005】
しかし、このような連結仕様構造を有する組立式鋼橋梁はヒンジ構造体が桁セグメントの連結部分に溶接式で連結されているので、桁使用中の反復荷重によって溶接部で疲労破壊が発生しやすいという問題がある。
また、ヒンジ構造体に亀裂が発生する場合、この部分の補修が不可能になって、全桁を再施工しなければならない短所もある。
これに加えて、上述のような連結仕様を有する組立式鋼橋梁はヒンジ構造体に作用する引張力に耐える強度を維持するために100mm以上の厚さを有する極厚板を使用してヒンジ構造体を製作しなければならない問題があった。
【0006】
このような極厚板は国内で購入することが難しく、この極厚板を代替するために鋳造及び鍛造によるヒンジ構造体の製作を考えてみることもできるが、これは製作原価が大きく上昇するため好ましい解決方案であると言えない。
また、従来のヒンジ構造連結仕様を有する組立式鋼橋梁においては構造的安全度の面で多少ぜい弱で、使用に供している時(供用時)に反復荷重によってヒンジ構造体に亀裂が発生する場合には急速に桁構造物の破壊に到達する短所がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の例示的な実施例は上述のような問題を鑑みてなされたものであり、桁セグメントとヒンジ構造体の溶接部で発生する疲労破壊を未然に防止し、さらにヒンジ構造体に亀裂が発生する場合、この部分の補修が容易な組立式鋼橋梁を提供することにその目的がある。
また、本発明の例示的な他の実施例はヒンジ構造体の設計厚さを100mm以下に下げ、さらに供用中のヒンジ構造体に集中的に作用する引張力を分散させる組立式鋼橋梁を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の例示的な実施例による組立式鋼橋梁は、少なくとも2以上の鋼製桁セグメントを連結して構成されるもので、前記各鋼製桁セグメントの連結端部側上部フランジ及びウェブに連結されるように設けられる支圧ブロックと、前記各連結端部側下部フランジに着脱可能に設けられて、前記各連結端部をヒンジ結合させるためのヒンジアセンブリーを含む。
【0009】
前記組立式鋼橋梁において、前記ヒンジアセンブリーはボルト及びナットとして前記各連結端部側下部フランジに連結されるように設けられる連結板と、前記各連結板に固定されるように設けられ、ヒンジ軸によって相補的にヒンジ結合される結合部材を含むことができる。
【0010】
前記組立式鋼橋梁において、前記各連結端部側下部フランジと前記連結板は複数のボルト孔を形成することができる。
【0011】
前記組立式鋼橋梁において、前記結合部材は前記一側連結板に固定されるように設けられ、前記ヒンジ軸が結合される一対の結合孔を有する第1ヒンジプレートと、前記他側連結板に固定設置され、前記ヒンジ軸が結合される単一結合孔を有しながら前記第1ヒンジプレートと雄雌結合される第2ヒンジプレートを含むことができる。
【0012】
前記組立式鋼橋梁において、前記ヒンジ軸は両側端部にヒンジピンが挿入されるピン孔を形成することができる。
【0013】
前記組立式鋼橋梁は、前記各連結板が前記下部フランジの底面に連結されるように設けられ、前記各結合部材が前記連結板の底面に固定されるように設けることができる。
【0014】
また、本発明の例示的な他の実施例にかかる組立式鋼橋梁は、少なくとも2以上の鋼製桁セグメントを連結して構成されるもので、前記各鋼製桁セグメントの連結端部に設けられる支圧ブロックと、前記各連結端部に設けられるヒンジアセンブリーと、前記各連結端部に連結されるように設けられて前記ヒンジアセンブリーに作用する引張力を分散させるための補強ユニットを含む。
【0015】
前記組立式鋼橋梁は、前記各連結端部側ウェブの下端部が所定高さだけ一部カッティングされ、前記ヒンジアセンブリーが前記ウェブのカッティング部位と下部フランジの上面に固定設置することができる。
【0016】
前記組立式鋼橋梁において、前記ヒンジアセンブリーは前記一側鋼製桁セグメントの連結端部側ウェブのカッティング部位と前記下部フランジの上面に固定設置され、ヒンジ軸が結合される一対の結合孔を有する第1ヒンジプレートと、前記他側鋼製桁セグメントの連結端部側ウェブのカッティング部位と前記下部フランジの上面に固定されるように設けられ、前記ヒンジ軸が結合される単一結合孔を有しながら、前記第1ヒンジプレートと雄雌結合される第2ヒンジプレートを含むことができる。
【0017】
前記組立式鋼橋梁において、前記ヒンジ軸は両側端部にヒンジピンが挿入されるピン孔を形成することができる。
【0018】
前記組立式鋼橋梁において、前記第1ヒンジプレート及び前記第2ヒンジプレートは前記ヒンジ軸が結合される結合部を備えることができる。
【0019】
前記組立式鋼橋梁において、前記結合部は前記各連結端部外側に突き出されながら、前記下部フランジの間に延長形成することができる。
【0020】
前記組立式鋼橋梁において、前記補強ユニットは前記各連結端部側下部フランジに連結設置される鋼棒を含むことができる。
【0021】
前記組立式鋼橋梁において、前記補強ユニットは前記各連結端部側下部フランジに設けられて、前記鋼棒の両端を支持する定着部材と、前記鋼棒の両端部にねじ結合されるナットを含むことができる。
【0022】
前記組立式鋼橋梁において、前記補強ユニットは前記各連結端部側下部フランジに連結設置される鋼板を含むことができる。
【0023】
前記組立式鋼橋梁において、前記補強ユニットは前記各下部フランジに設置されて、前記鋼板を支持する連結部材を含むことができる。
【0024】
前記組立式鋼橋梁において、前記鋼板はボルト及びナットとして前記各連結部材に連結設置することができる。
【0025】
前記組立式鋼橋梁において、前記鋼板は前記連結部材に溶接されて、固定設置することができる。
【0026】
前記組立式鋼橋梁において、前記支圧ブロックは前記各連結端部側上部フランジ及びウェブに固定設置することができる。
【0027】
前記組立式鋼橋梁は、前記各鋼製桁セグメントの連結端部が互いに離隔配置され、前記各支圧ブロックが互いに密着するように設置することができる。
【0028】
前記組立式鋼橋梁において、前記各支圧ブロックは前記各連結端部の間の離隔空間に突出設置することができる。
【0029】
前記組立式鋼橋梁において、前記各鋼製桁セグメントは前記連結端部側上部フランジが所定長さだけ一部カッティングされ、前記連結端部側ウェブの上端部が所定高さだけ一部カッティングされるのが好ましい。
【0030】
前記組立式鋼橋梁において、前記支圧ブロックは前記上部フランジより厚く形成され、前記上部フランジ及び前記ウェブのカッティング部位に溶接されて固定設置することができる。
【0031】
前記組立式鋼橋梁において、前記鋼製桁セグメントはI形桁、箱形桁及びΠ形桁からなる群より選択されるいずれか1つを含むことができる。
【発明の効果】
【0032】
上述のような本発明の例示的実施例によると、ボルトを利用した鋼製桁セグメントのヒンジ組み立て/取替えが可能であるので、従来のように鋼製桁セグメントとヒンジ構造体の溶接部で発生する疲労破壊の危険性を基本的に予防することができる。
また、本発明の例示的実施例によると、鋼製桁セグメントに対するヒンジアセンブリーの着脱が可能な構造からなるので、鋼製桁セグメントをリサイクルすることができる。また、桁使用中の反復荷重によってヒンジアセンブリーで亀裂が発生しても、この部分の交替が容易であるために桁の維持補修費用を節減することもできる。
【0033】
また、本発明の例示的な他の実施例によると、ヒンジアセンブリーに集中的に作用する引張力を分散させるための補強ユニットを備えることによって、ヒンジアセンブリーとして従来のような極厚板を使用しなくてもいいので、橋梁の製造原価を節減することができる。
また、本発明の例示的な他の実施例によると、補強ユニットを採用することによってヒンジアセンブリーに集中的に作用する引張力に対する構造物の安全度を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
これら図面本発明の例示的な実施形態を説明するのに参照するためのものであり、本発明の技術的な思想を添付した図面に限定して解釈してはならない。
【図1】本発明の例示的な第1の実施形態にかかる組立式鋼橋梁の構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1の結合正面構成図である。
【図3】本発明の例示的な第2実施形態による組立式鋼橋梁を概略的に示す側面構成図である。
【図4】本発明の例示的な第3実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す側面構成図である。
【図5】本発明の例示的な第4実施形態にかかる組立式鋼橋梁の構成を示す分解斜視図である。
【図6】図5の結合正面構成図である。
【図7】本発明の例示的な第5実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す正面構成図である。
【図8】本発明の例示的な第6実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す正面構成図である。
【図9】本発明の例示的な第7実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す正面構成図である。
【図10】本発明の例示的な第8実施形態にかかる組立式鋼橋梁の概略的側面構成図である。
【図11】本発明の例示的な第9実施形態にかかる組立式鋼橋梁の概略的側面構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施形態について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明は多様で相異なる形態で実現することができ、ここで説明する実施形態に限られない。
【0036】
図1は本発明の例示的な第1の実施形態にかかる組立式橋梁の構成を示す分解斜視図であり、図2は図1の結合正面構成図である。
【0037】
説明の都合上、特別な事情がない場合には、図面を構成する線は垂直な直線、水平面内で左右または前後方向に伸びる直線、面は水平面または垂直面と想定し、フランジは水平面、ウェブは垂直面であって、上部および下部のフランジ11,13とウェブ15は共に左右に長いものとする。
また、ウェブ15の左右端の一方/または左右両端の上部を長方形の切り欠き形17に形成し、支圧ブロック30の左右方向長さは切り欠き形17の左右方向長さよりも長く形成し、支圧ブロック30は切り欠き形17に嵌め込んでウェブ15と密着溶接する。
【0038】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁100は単純橋または連続橋形態の架設橋梁で、少なくとも2以上に分離された鋼製桁セグメント10が一体に連結された構造からなる。
このような鋼製桁セグメント10は工場で予め製作されて工事現場に運搬された後、工事現場で互いに連結される。
ここで、鋼製桁セグメント10は上部フランジ11、下部フランジ13及びこれらフランジ11、13を連結するウェブ15として構成される。
この場合、鋼製桁セグメント10は垂直方向に配置されるウェブ15の上下端部に上部フランジ11と下部フランジ13が互いに平行に配置されるI形桁で備えられる。
【0039】
本実施形態による組立式鋼橋梁100は各鋼製桁セグメント10の連結端部がヒンジ結合するように、各鋼製桁セグメント10の連結端部に連結設置される支圧ブロック30と、その連結端部に着脱可能に設置されるヒンジアセンブリー50を含む。
このような組立式鋼橋梁100は各鋼製桁セグメント10の連結端部が互いに離隔配置され、各支圧ブロック30が互いに密着設置され、ヒンジアセンブリー50によって各鋼製桁セグメント10の連結端部がヒンジ結合された構造からなる。
【0040】
本実施形態で、前記支圧ブロック30は各鋼製桁セグメント10の連結部分に作用する圧縮力に耐える強度を維持するためのものである。
支圧ブロック30は鋼製桁セグメント10の上部フランジ11と同一幅及びその上部フランジ11より厚い厚さを有する金属板材で備えられる。
このような支圧ブロック30は各鋼製桁セグメント10の連結端部側上部フランジ11とウェブ15に固定されるように設けられる。
【0041】
このために各鋼製桁セグメント10の連結端部側上部フランジ11とウェブ15には支圧ブロック30を固定するための固定部17を形成している。
この固定部17は各鋼製桁セグメント10の連結端部側上部フランジ11が所定長さだけ一部カッティングされた部分及びウェブ15の上端部が所定高さだけ一部カッティングされた部分として形成される。
この場合、各支圧ブロック30はウェブ15のカッティング部位より長い長さを有して固定部17に配置される。
したがって、各支圧ブロック30は固定部17に配置された状態で、上部フランジ11及びウェブ15のカッティング部位に溶接式で固定される。
その結果、各支圧ブロック30はウェブ15のカッティング部位より長い長さを有するために、各鋼製桁セグメント10の連結端部の間の離隔空間に一部突き出されながら、互いに密着する。
【0042】
本実施形態で、前記ヒンジアセンブリー50は各鋼製桁セグメント10の連結部分に作用する引張力に耐える強度を維持するためのものである。
このようなヒンジアセンブリー50は各鋼製桁セグメント10の連結端部側下部フランジ13に連結設置される連結板51と、各連結板51に固定設置される結合部材53と、それぞれの結合部材53をヒンジ結合させるためのヒンジ軸71を含む。
【0043】
連結板51は所定の長さ及び下部フランジ13の幅と同一幅を有する金属プレートで備えられる。
この連結板51は下部フランジ13の底面に連結設置され、ボルト61及びナット62によって下部フランジ13と一体に締結される。
このために連結板51にはボルト61を締結するための複数のボルト孔51aを形成している。
これに対応して下部フランジ13には連結板51のボルト孔51aと互いに連通する複数のボルト孔13aを形成している。
【0044】
各結合部材53はプレートまたはブロック形態、好ましくはプレート形態からなり、連結板51の底面中央部に溶接されて固定設置される。
具体的に、結合部材53はそれぞれの鋼製桁セグメント10に対して一側連結板51の底面に固定設置される第1ヒンジプレート55と、他側連結板51の底面に固定設置される第2ヒンジプレート57を含む。
【0045】
第1ヒンジプレート55はヒンジ軸71が結合される一対の結合部分を一体形成している。
これら結合部分は互いに離隔形成され、各鋼製桁セグメント10の連結端部の間の離隔空間に突出形成される。
このようなそれぞれの結合部分にはヒンジ軸71が挿入できる結合孔55aを形成している。
【0046】
第2ヒンジプレート57は第1ヒンジプレート55と雄雌結合され、ヒンジ軸71が結合される単一の結合部分を一体形成している。
この結合部分は第1ヒンジプレート55の結合部分の間に嵌合される部分で、第1ヒンジプレート55と同様に各鋼製桁セグメント10の連結端部の間の離隔空間に突出形成される。
このような結合部分にはヒンジ軸71が挿入できる結合孔57aを形成している。
【0047】
図面で説明していない参照符号71aはヒンジ軸71の両端部にそれぞれ形成されたピン孔を示し、参照符号73はヒンジ軸71のピン孔71aにそれぞれ結合されるヒンジピンを示す。
【0048】
前記のように構成される本実施形態による組立式鋼橋梁100の施工順を見てみると、まず、工場で予め製作された鋼製桁セグメント10は連結端部側固定部17に支圧ブロック30が溶接された状態にある。
これに加えて、一側鋼製桁セグメント10の連結端部側下部フランジ13には第1ヒンジプレート55が溶接された連結板51がボルト61及びナット62によって締結された状態にある。
また、他側鋼製桁セグメント10の連結端部側下部フランジ13には第2ヒンジプレート57が溶接された連結板51がボルト61及びナット62によって締結された状態にある。
【0049】
このような鋼製桁セグメント10を工事現場に運搬した状態で作業者は第1ヒンジプレート55の結合部分の間に第2ヒンジプレート57の結合部分を嵌合して第1ヒンジプレート55及び第2ヒンジプレート57の結合孔55a、57aを一致させる。
この後、第1ヒンジプレート55及び第2ヒンジプレート57の結合孔55a、57aにヒンジ軸71を結合し、そのヒンジ軸71のピン孔71aにヒンジピン73を挿入する。
したがって、このような一連の組み立て過程を経てそれぞれの鋼製桁セグメント10が一体に連結された桁構造物を完成し、これら桁構造物を橋脚に固定すると、本実施形態による組立式鋼橋梁100の施工が完了する。
【0050】
図3は本発明の例示的な第2の実施形態による組立式鋼橋梁を概略的に示す側面構成図である。
【0051】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁200は鋼製桁セグメント210として箱形桁を備える。
本実施形態では鋼製桁セグメント210の連結端部側上端部に支圧ブロック230が固定設置され、その連結端部側下端部に一対のヒンジアセンブリー250が連結設置される構造からなる。
【0052】
図4は本発明の例示的な第3の実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す側面構成図である。
【0053】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁300は鋼製桁セグメント310としてΠ形桁を備える。
この鋼製桁セグメント310は一対のウェブ315を備えるが、これらウェブ315の上端部には鋼板が一体連結され、下端部には下部フランジ313が一体連結される。
本実施形態では鋼製桁セグメント310の連結端部側上端部に支圧ブロック330が固定設置され、その連結端部側下部フランジ313にそれぞれのヒンジアセンブリー350が連結設置される構造からなる。
【0054】
図5は本発明の例示的な第4の実施形態にかかる組立式鋼橋梁の構成を示す分解斜視図であり、図6は図5の結合正面構成図である。
【0055】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁400は各鋼製桁セグメント410の連結端部に設けられる支圧ブロック430と、ヒンジアセンブリー450と、補強ユニット470を含んで構成される。
このような組立式鋼橋梁400は各鋼製桁セグメント410の連結端部が互いに離隔配置されながら、ヒンジアセンブリー450によってヒンジ結合され、各支圧ブロック430が互いに密着設置され、ヒンジアセンブリー450に作用する荷重を補強ユニット470を通じて分散させる構造からなる。
【0056】
ここで、前記支圧ブロック430は前記実施形態の構成と同一であるので、その詳しい説明は省略する。
【0057】
本実施形態で、前記ヒンジアセンブリー450は各鋼製桁セグメント410の連結部分に作用する引張力に耐える強度を維持するためのものである。
ヒンジアセンブリー450は各鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413及びウェブ415に固定設置される。
具体的に、ヒンジアセンブリー450は一側鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413及びウェブ415に固定設置される第1ヒンジプレート455と、他側鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413及びウェブ415に固定設置される第2ヒンジプレート457を含む。
これに加えて、ヒンジアセンブリー450は第1ヒンジプレート455と第2ヒンジプレート457をヒンジ結合させるためのヒンジ軸461を備える。
ここで、第1ヒンジプレート455と第2ヒンジプレート457は鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413の上面及びウェブ415に溶接されて固定設置される。
【0058】
このために、各鋼製桁セグメント410の連結端部側ウェブ415にはそれぞれの第1ヒンジプレート455及び第2ヒンジプレート457を配置するための収容部419を形成している。
この収容部419はウェブ415の下端部が所定高さだけ一部カッティングされた部分と下部フランジ413の間の空間として形成される。
したがって、第1ヒンジプレート455及び第2ヒンジプレート457は収容部419にそれぞれ配置された状態で、下部フランジ413の上面とウェブ415のカッティング部位に溶接式として固定される。
【0059】
第1ヒンジプレート455はヒンジ軸461が結合される一対の結合部455bを一体形成している。
これら結合部455bは互いに離隔形成され、鋼製桁セグメント410の連結端部外側に突出形成される。
このようなそれぞれの結合部455bにはヒンジ軸461が挿入できる結合孔455aを形成している。
【0060】
第2ヒンジプレート457は第1ヒンジプレート455と雄雌結合され、ヒンジ軸461が結合される単一の結合部457bを一体形成している。
この結合部457bは第1ヒンジプレート455の結合部455bの間に嵌合される部分で、第1ヒンジプレート455と同様に鋼製桁セグメント410の連結端部外側に突出形成される。
このような結合部457bにはヒンジ軸461が挿入できる結合孔457aを形成している。
【0061】
図面で説明されていない参照符号461aはヒンジ軸461の両端部にそれぞれ形成されたピン孔を示し、参照符号463はヒンジ軸461のピン孔461aにそれぞれ結合されるヒンジピンを示す。
【0062】
本実施形態で、前記補強ユニット470はヒンジアセンブリー450に集中的に作用する引張力を分散させるためのものである。
このような補強ユニット470は各鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413に連結設置される鋼棒471と、この鋼棒471の両端部を支持するための定着部材473と、鋼棒471の両端部にねじ結合されるナット475を含む。
【0063】
鋼棒471はヒンジアセンブリー450に作用する引張力の提供を実質的に受ける部分で、互いに対向する各鋼製桁セグメント410の連結端部を中心において鋼製桁セグメント410の長さ方向に沿って配置される。
この鋼棒471の両端部にはナット475を締結するためのねじ山471aを形成している。
【0064】
定着部材473は各鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413の底面に溶接式として固定設置される。
各定着部材473は鋼棒471の端部が挿入される孔473aを形成している。
ここで、定着部材473は図面でのように下部フランジ413の底面に直立するように固定される垂直鋼板と、この垂直鋼板の両側及び下部フランジ413の底面に固定設置される三角リーブ形態の側面鋼板で構成され得る。
しかし、本発明で定着部材473は前記構成に限定されず、箱形態で備えられてもよい。
【0065】
前記のように構成される本実施形態による組立式鋼橋梁400の組み立て方法を見てみると、鋼製桁セグメント410は工場で予め製作されて工事現場に運搬される。
【0066】
この時、鋼製桁セグメント410の連結端部側固定部417には支圧ブロック430が溶接された状態にある。
ここで、一側鋼製桁セグメント410の連結端部側収容部419には第1ヒンジプレート455が配置されており、その第1ヒンジプレート455は下部フランジ413の上面及びウェブ415の切断部位に溶接された状態にある。
また、他側鋼製桁セグメント410の連結端部側収容部419には第2ヒンジプレート457が配置されており、その第2ヒンジプレート457は下部フランジ413の上面及びウェブ415の切断部位に溶接された状態にある。
これに加えて、各鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413の底面には定着部材473が溶接された状態にある。
【0067】
この状態で、第1ヒンジプレート455の結合部455bの間に第2ヒンジプレート457の結合部457bを嵌合して各結合部455b、457bの結合孔455a、457aを一致させる。
この後、第1ヒンジプレート455及び第2ヒンジプレート457の結合孔455a、457aにヒンジ軸461を結合し、そのヒンジ軸461のピン孔461aにヒンジピン463を挿入する。
【0068】
このような作業を経た後、各定着部材473の孔473aに鋼棒471の端部を挿入して、その鋼棒471の両端部を定着部材473に据置させる。
この状態で、鋼棒471の両端部にナット475を結合し、そのナット475を締め付けると、2以上の鋼製桁セグメント410が一体に連結された桁構造物が完成される。
したがって、前記桁構造物を上げて、その両端部を橋脚に据置すると、本発明の実施形態による組立式鋼橋梁400の施工が完了する。
【0069】
以上のように、本実施形態による組立式鋼橋梁400は各鋼製桁セグメント410の連結端部側下部フランジ413に連結設置される補強ユニット470を備えることによって、従来とは異なってヒンジアセンブリー450に集中的に作用する引張力を分散させ、さらにヒンジプレートの設計厚さを100mm以下に薄くすることができる。
【0070】
図7は本発明の例示的な第5実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す正面構成図である。
【0071】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁500は第1ヒンジプレート555の結合部555bと第2ヒンジプレート557の結合部557bが下部フランジ513の間に延長形成されるヒンジアセンブリー550を構成することができる。
具体的に、第1ヒンジプレート555の結合部555bと第2ヒンジプレート557の結合部557bは前記実施形態でのように、各鋼製桁セグメント510の連結端部外側に突き出されながら、下部フランジ513の間の領域に延長形成する。
つまり、第1ヒンジプレート555及び第2ヒンジプレート557は結合部555b、557bの厚さがこの結合部555b、557bを除いた残り部分の厚さより下部フランジ513の厚さだけさらに厚い形態からなる。
【0072】
したがって、本実施形態による組立式鋼橋梁500によると、第1ヒンジプレート555の結合部555bと第2ヒンジプレート557の結合部557bが下部フランジ513の間に延長形成することによって、ヒンジアセンブリー550に作用する引張力では、さらに効果的に荷重に耐えて強度を維持することができる。
本実施形態による組立式鋼橋梁500の残り構成及び作用は前記実施形態と同一であるので、詳しい説明は省略する。
【0073】
図8は本発明の例示的な第6実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す正面構成図である。
【0074】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁600は各鋼製桁セグメント610の連結端部側下部フランジ613に連結設置される鋼板671を含む補強ユニット670を構成することができる。
このような補強ユニット670は鋼板671の両端部を支持するための連結部材673を備えるが、この連結部材673は各鋼製桁セグメント610の連結端部側下部フランジ613の底面に溶接されて固定設置される。
この場合、鋼板671はボルト675及びナット676の締結によって各連結部材673と一体連結される。
本実施形態による組立式鋼橋梁600の残り構成及び作用は前記実施形態と同一であるので、詳しい説明は省略する。
【0075】
図9は本発明の例示的な第7実施形態にかかる組立式鋼橋梁を概略的に示す正面構成図である。
【0076】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁700は前記実施形態の構造を基本としながら、各連結部材773に鋼板771が溶接された補強ユニット770を構成することができる。
具体的に、各連結部材773は下部フランジ713の底面に溶接されて固定設置され、鋼板771は各連結部材773の底面に溶接されて固定設置される。
本実施形態による組立式鋼橋梁700の残り構成及び作用は前記実施形態と同一であるので、詳しい説明は省略する。
【0077】
図10は本発明の例示的な第8実施形態にかかる組立式鋼橋梁の概略的側面構成図である。
【0078】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁800は鋼製桁セグメント810として箱形桁を備える。
本実施形態では鋼製桁セグメント810の連結端部側上端部に支圧ブロック830が固定設置され、その連結端部側下端部に一対のヒンジアセンブリー850が固定設置される構造からなる。
【0079】
図11は本発明の例示的な第9実施形態にかかる組立式鋼橋梁の概略的側面構成図である。
【0080】
図面を参照すると、本実施形態による組立式鋼橋梁900は鋼製桁セグメント910としてΠ形桁を採用することができる。
この鋼製桁セグメント910は一対のウェブ915を備えるが、これらウェブ915の上端部には鋼板が一体連結され、下端部には下部フランジ913が一体連結される。
本実施形態では鋼製桁セグメント910の連結端部側上端部に支圧ブロック930が固定設置され、その連結端部側下部フランジ913にそれぞれのヒンジアセンブリー950が固定設置される構造からなる。
【0081】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されず、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲において、各種に変形して実施することが可能であり、これらについても、当然に本発明の範疇に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0082】
10、210、410、610、810、910 鋼製桁セグメント
13、313、413、513、713、913 下部フランジ
13a、51a ボルト孔
15、315、415 ウェブ
30、330、430、930 支圧ブロック
50、250、350、450、550、850、950 ヒンジアセンブリー
51 連結板
55、455、555 第1ヒンジプレート
55a、57a、457a 結合孔
57、457 第2ヒンジプレート
61、675 ボルト
62、676 ナット
71、461 ヒンジ軸
71a ピン孔
73、463 ヒンジピン
100、500、600、700、800 組立式鋼橋梁
419 収容部
455b、457b、555b、557b 結合部
470、770 補強ユニット
471 鋼棒
473 定着部材
671、771 鋼板
673、773 連結部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2以上の鋼製桁セグメントを連結して構成される組立式鋼橋梁に関するもので、
前記各鋼製桁セグメントの連結端部側上部フランジ及びウェブに連結設置される支圧ブロック;及び
前記各連結端部側下部フランジに着脱可能に設置されて、前記各連結端部をヒンジ結合させるためのヒンジアセンブリー
を含む組立式鋼橋梁。
【請求項2】
請求項1に記載の組立式鋼橋梁において、
前記ヒンジアセンブリーは、
ボルト及びナットとして前記各連結端部側下部フランジに連結設置される連結板と、
前記各連結板に固定設置され、ヒンジ軸によって相補的にヒンジ結合される結合部材と、
を含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項3】
請求項2に記載の組立式鋼橋梁において、
前記各連結端部側下部フランジと前記連結板は複数のボルト孔を形成することを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項4】
請求項2に記載の組立式鋼橋梁において、
前記結合部材は、
前記一側連結板に固定設置され、前記ヒンジ軸が結合される一対の結合孔を有する第1ヒンジプレートと、
前記他側連結板に固定設置され、前記ヒンジ軸が結合される単一の結合孔を有して、前記第1ヒンジプレートと雄雌結合される第2ヒンジプレートと、
を含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項5】
請求項2に記載の組立式鋼橋梁において、
前記ヒンジ軸は両側端部にヒンジピンが挿入されるピン孔を形成することを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項6】
請求項2に記載の組立式鋼橋梁において、
前記各連結板が前記下部フランジの底面に連結設置され、前記各結合部材が前記連結板の底面に固定設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項7】
少なくとも2以上の鋼製桁セグメントを連結して構成される組立式鋼橋梁に関し、
前記各鋼製桁セグメントの連結端部に設けられる支圧ブロック;
前記各連結端部に設けられるヒンジアセンブリー;及び
前記各連結端部に連結設置されて、前記ヒンジアセンブリーに作用する引張力を分散させるための補強ユニット
を含む組立式鋼橋梁。
【請求項8】
請求項7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記各連結端部側ウェブの下端部が所定高さだけ一部カッティングされ、前記ヒンジアセンブリーが前記ウェブのカッティング部位と下部フランジの上面に固定設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項9】
請求項8に記載の組立式鋼橋梁において、
前記ヒンジアセンブリーは、
前記一側鋼製桁セグメントの連結端部側ウェブのカッティング部位と前記下部フランジの上面に固定設置され、ヒンジ軸が結合される一対の結合孔を有する第1ヒンジプレートと、
前記他側鋼製桁セグメントの連結端部側ウェブのカッティング部位と前記下部フランジの上面に固定設置され、前記ヒンジ軸が結合される単一の結合孔を有して、前記第1ヒンジプレートと雄雌結合される第2ヒンジプレートと、
を含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項10】
請求項9に記載の組立式鋼橋梁において、
前記ヒンジ軸は両側端部にヒンジピンが挿入されるピン孔を形成することを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項11】
請求項9に記載の組立式鋼橋梁において、
前記第1ヒンジプレート及び前記第2ヒンジプレートは前記ヒンジ軸が結合される結合部を備えることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項12】
請求項11に記載の組立式鋼橋梁において、
前記結合部は前記各連結端部外側に突き出されながら、前記下部フランジの間に延長形成されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項13】
請求項7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記補強ユニットは前記各連結端部側下部フランジに連結設置される鋼棒を含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項14】
請求項13に記載の組立式鋼橋梁において、
前記補強ユニットは、
前記各連結端部側下部フランジに設置されて、前記鋼棒の両端を支持する定着部材と、
前記鋼棒の両端部にねじ結合されるナットを含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項15】
請求項7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記補強ユニットは前記各連結端部側下部フランジに連結設置される鋼板を含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項16】
請求項15に記載の組立式鋼橋梁において、
前記補強ユニットは前記各下部フランジに設置されて、前記鋼板を支持する連結部材を含むことを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項17】
請求項16に記載の組立式鋼橋梁において、
前記鋼板はボルト及びナットとして前記各連結部材に連結設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項18】
請求項16に記載の組立式鋼橋梁において、
前記鋼板は前記連結部材に溶接されて固定設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項19】
請求項7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記支圧ブロックは前記各連結端部側上部フランジ及びウェブに固定設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項20】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記各鋼製桁セグメントの連結端部が互いに離隔配置され、前記各支圧ブロックが互いに密着設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項21】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記各支圧ブロックは前記各連結端部の間の離隔空間に突出して設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項22】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記各鋼製桁セグメントは、
前記連結端部側上部フランジが所定長さだけ一部カッティングされ、前記連結端部側ウェブの上端部が所定高さだけ一部カッティングされたものであることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項23】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記支圧ブロックは前記上部フランジより厚く形成され、前記上部フランジ及び前記ウェブのカッティング部位に溶接されて固定設置されることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項24】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記鋼製桁セグメントはI形桁であることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項25】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記鋼製桁セグメントは箱形桁であることを特徴とする組立式鋼橋梁。
【請求項26】
請求項1または7に記載の組立式鋼橋梁において、
前記鋼製桁セグメントがΠ形桁であることを特徴とする組立式鋼橋梁。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2010−501047(P2010−501047A)
【公表日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−524556(P2009−524556)
【出願日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際出願番号】PCT/KR2007/003916
【国際公開番号】WO2008/020716
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(501265593)リサーチ インスティチュート オブ インダストリアル サイエンス アンド テクノロジー (7)
【Fターム(参考)】