説明

繊維強化プラスチック材料

【課題】本発明の課題は、繊維強化材料の疲れ抵抗を改善することである。
【解決手段】本発明の課題は、マトリックス材料(3)、このマトリックス材料(3)中に埋め込まれた第1の繊維(1)、及び、やはりこのマトリックス材料(3)中に埋め込まれた充填片(2、6)を含有する繊維強化プラスチック材料であって、この充填片(2、6)が、繊維強化プラスチック材料中での割れ伝播を妨げるために第1の繊維(1)の間に配置されている繊維強化プラスチック材料により解決される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複合材料、特に繊維強化プラスチック及び繊維強化プラスチック材料の製造に関する。
【背景技術】
【0002】
繊維強化プラスチックは、硬質マトリックス中に埋め込まれた強化繊維を含有する多成分材料として説明されることができる。工学的用途において使用される大抵の複合材料は、ガラス、カーボン又はアラミド製の繊維を含む。この繊維は、バサルト(basalt)又は他の天然材料で製作されることもできる。
【0003】
多様な範囲のポリマーが繊維強化プラスチック複合材料に対するマトリックスとして使用されることができ、これらは一般的には熱硬化性樹脂、例えばエポキシ、ポリエステル又は熱可塑性樹脂、例えばポリアミドとして分類される。
【0004】
繊維強化プラスチック製の製品は軽量構造物のために使用される。このような製品の例は風力タービン翼である。
【0005】
この繊維材料の比剛性(specific stiffness)及び比強度(specific strength)は、マトリックス材料の比剛性及び比強度よりもかなりより高い。そのため、可能な限り最も高いパーセンテージの強化繊維が、この生じる複合材料の可能な限り最も高い比剛性及び可能な限り最も高い比強度を達成するために要求される。
【0006】
現在では、70体積パーセントより多い繊維材料を有する繊維強化プラスチックが生産されることができる。しかしながら、複合材料の耐疲労性がこの繊維含有量を増加させることにより変化する可能性があることを考慮しなくてはならない。
【0007】
ガラス繊維強化プラスチックの場合には、慣例では、約56体積パーセントを超える繊維パーセンテージ(これは75質量%に相当する)が、ラミネートのための減少した耐疲労性を生じることが示されている。これは、真空圧密化樹脂注入(vacuum consolidated resin injection)の場合に特に当てはまる。
【0008】
したがって、高い比剛性及び高い非強度を有する繊維強化プラスチック材料を製造し、その一方で、この材料の耐疲労性を維持するか又は向上すらさせるための技術が必要される。
【0009】
この分野においては、より良好な疲れ抵抗を達成するために複合材料の製造プロセスの間に更なるラミネートを添加することが知られている。不利なことに、これによりこの製品の質量が増加する。
【0010】
前述した通り、繊維強化複合材料の疲れ抵抗は、繊維のパーセンテージが高いほど劣化する可能性がある。繊維の間にマトリックス材料がないと、マトリックス材料によりこの全表面で支持されていない近隣の繊維が動いたりフレッチング(fretting)したりする結果となる。結果として、この複合材料を通じて局部割れが伝播する可能性がある。
【0011】
このため、マトリックスと繊維材料との間の力を移動させ、この繊維間に力を分配するために、このマトリックス材料が繊維を完全に囲み、かつ、全ての繊維に付着する必要がある。
【0012】
しかしながら、繊維強化プラスチック材料中ではマトリックスが繊維に対する付着を有しない区域がしばしば生じ、これは特に繊維が相互に対して正接(tangent)する場所である。これらの領域では力の移動は妨げられる。これは、複合材料の局部応力勾配及びより低い疲れ抵抗を生じる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
したがって、本発明の課題は、繊維強化材料の疲れ抵抗を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の課題は、マトリックス材料(3)、このマトリックス材料(3)中に埋め込まれた第1の繊維(1)、及び、やはりこのマトリックス材料(3)中に埋め込まれた充填片(2、6)を含有する繊維強化プラスチック材料であって、この充填片(2、6)が、繊維強化プラスチック材料中での割れ伝播(crack propagation)を妨げるために第1の繊維(1)の間に配置されている繊維強化プラスチック材料により達成される。本発明のプラスチック材料の更なる態様は次のとおりである;
充填片が、第1の繊維(1)の直径よりもより小さい直径を有する第2の繊維(2)を含む。
第2の繊維(2)の直径が、第1の繊維(1)の直径の8〜1/6の範囲内にある。
第2の繊維(2)がその直径において異なる。
第1の繊維(1)及び第2の繊維(2)がその材料において異なるプラスチック材料。
第2の繊維(2)が、第1の繊維(1)の材料の曲げ特性とは異なる曲げ特性を有する材料で製作されている。
充填片が粒子(6)を含む。
粒子(6)が、第1の繊維(1)の直径の1/10までの長さ又は直径を有する。
粒子(6)がナノ粒子を含む。
粒子(6)が、繊維強化プラスチック材料の製造に使用される液化したマトリックス材料(3)中へと撹拌して分散されることができる。
マトリックス材料(3)がエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物系樹脂を含む。
第1の繊維(1)の材料及び/又は第2の繊維(2)の材料が、ガラス、カーボン、アラミド又はバサルトを含む。
更に、本発明の主題は上述のいずれか1の繊維強化プラスチック材料で製作された風力タービン翼である。
【0015】
本発明は、マトリックス材料及び第1の繊維を含有する繊維強化プラスチック材料に関する。第1の繊維はマトリックス材料中に埋め込まれる。本発明によれば、充填片がマトリックス材料3中に埋め込まれる。この充填片は、第1の繊維の間に配置され、これにより繊維強化プラスチック材料中の割れ伝播が妨げられる。
【0016】
更に、充填片は、繊維の間の流れ経路(flow routes)を可能にし、かつ、繊維強化プラスチック材料の製造プロセスの間の向上した樹脂移動を可能にする。
【0017】
更に、直接的なファイバーtoファイバー接触の接触表面が減少される。結果として、全体的な複合材料の疲労抵抗が向上される。
【0018】
本発明は、以下において図面を参照して例示によりより詳細に説明されるものである。
【0019】
この図面は、本発明の有利な構成を示すが、この範囲を限定しない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は、本発明の一実施態様による繊維強化プラスチック材料の部分の断面図を示す図である。
【図2】図2は、本発明の別の一実施態様による繊維強化プラスチック材料の部分の断面図を示す図である。
【図3】図3は、本発明の更に別の一実施態様による繊維強化プラスチック材料の部分の断面図を示す図である。
【図4】図4は、本発明の更なる一実施態様による繊維強化プラスチック材料の部分の断面図を示す図である。
【図5】図5は、本発明のまた更なる一実施態様による繊維強化プラスチック材料の部分の断面図を示す図である。
【0021】
本発明の一実施態様によると、図1に示される通り、繊維強化プラスチック材料は、繊維の第1の種類に応じた第1の繊維1、繊維の第2の種類に応じた第2の繊維2、及びマトリックス材料3を含有する。この繊維1、2は、マトリックス材料3中に埋め込まれている。
【0022】
第1の繊維1は、原則的に強化繊維である。第2の繊維2は、第1の繊維1よりもより小さい直径を有する更なる繊維である。
【0023】
第1及び第2の繊維1、2は、円筒状の延長形の(elongate)繊維、有利にはガラス繊維である。マトリックス材料3は、有利には、熱硬化性樹脂、例えばエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物を基礎とする樹脂ですらある。
【0024】
図1に示される通り、繊維1が相互に正接する領域においては、第1の繊維1の間には小さい隙間が存在する。
【0025】
本発明のこの実施態様によると、この隙間は第2の繊維2で充填される。異なる直径を有する強化繊維のミックスが導入される。
【0026】
有利には、第2の繊維2は、第1の繊維1の直径の約1/8〜1/6に等しい直径を有する。例えば、3μm〜4μmの直径を有する第2の繊維2は、約24μmの直径を有する第1の繊維1の間の隙間を満たすことができる。更に、第2の繊維2は、その直径において異なる繊維を含有することができる。
【0027】
本発明の更なる一実施態様において、第2の繊維は第1の繊維1とは別の材料から製作されている。第2の繊維2は、例えば、第1の繊維1の曲げ特性とは異なる曲げ特性を有する材料から製作されていることができる。
【0028】
図1に示される通り、第1の繊維1及び第2の繊維2は、繊維フレッチングを回避する一方で、可能な限り高い充填密度を可能にするように配置されている。
【0029】
第1の繊維の間の隙間を第2の繊維2で満たすことにより、割れ伝播の傾向は減少される。
【0030】
その他に、第2の繊維2は第1の繊維1に対して繊維スペーサーとして機能する。このようにして、ファイバーtoファイバー接触の接触表面は減少される。結果として、最終的な複合材料の疲労抵抗が上昇する。
【0031】
本発明の別の実施態様によると、図2に示される通り、繊維強化プラスチック材料は繊維1及びマトリックス材料3を含有する。繊維1はマトリックス材料3中に埋め込まれる。更に、粒子6がマトリックス材料3中に埋め込まれる。
【0032】
繊維1は円筒状の延長形の繊維、有利にはガラス繊維である。このマトリックス材料3は、有利には、熱硬化性樹脂、例えばエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物系樹脂ですらある。
【0033】
粒子6は、繊維直径に比較して小さい粒子であるが、繊維1に対する繊維スペーサーとして機能する。
【0034】
粒子6は、丸い、延長形の又は他の形状であることができる。有利にはこの粒子は、繊維直径の1/10までの長さ又は直径を有する。粒子6は、100nm以下のオーダーの1以上の寸法を有するナノ粒子を含むこともできる。
【0035】
本発明のこの実施態様によると、粒子6は撹拌して、液化マトリックス材料3中へと分散されることができ、これは次いで強化プラスチック材料の製造のために使用される。
【0036】
粒子6は、繊維1の間の隙間を満たす。このようにして、生じる複合材料の割れ伝播の傾向は減少される。
【0037】
更に、粒子6は、繊維1の間の流れ経路を可能にし、かつ、繊維強化プラスチック材料の製造プロセスの間の向上した樹脂移動を可能にする。更に、直接的なファイバーtoファイバー接触の接触表面が減少される。結果として、全体的な複合材料の疲労抵抗が向上される。
【0038】
本発明の更に別の実施態様によると、図3に示される通り、繊維強化プラスチック材料は繊維1及びマトリックス材料3を含有する。繊維1はこのマトリックス材料3中に埋め込まれ、更に、これらには保護外被4が備えられている。
【0039】
繊維1は円筒状の延長形の繊維、有利にはガラス繊維である。このマトリックス材料3は、有利には、熱硬化性樹脂、例えばエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物系樹脂ですらある。
【0040】
保護外被4は、個々の繊維1を取り囲み、かつ、繊維スペーサーとして機能する。外被4の厚さは、有利には、この繊維直径の1〜10パーセントの範囲内にある。
【0041】
外被4は、マトリックス材料3に対して透過性であるように高度多孔性材料から製作されている。これにより、マトリックス材料3は、この外被4を浸透(penetrate)し、かつ、繊維表面を含浸することが可能になる。このようにして、外被4の内側の繊維1に対するマトリックス材料3の完全な付着が保証される。この結合マトリックスの層間剪断強度は、損なわれないままであることが求められる。
【0042】
一般的には、繊維製造プロセス、例えばガラス繊維製造は、液体材料の押出と、その後の化学薬品溶液でのこのフィラメントのサイジングを含む。
【0043】
サイジングプロセスの間に、コーティング又はプリマーの一種をフィラメントに設け、これらはフィラメントを保護し、かつ、マトリックス材料との適切な結合を保証する。
【0044】
外被4は、有利には、この最初のサイジングプロセス後に繊維1に設けられる。これにより、外被4は、例えば、溶液又は分散物として設けられることができる。
【0045】
代替的に、外被4は、共押出され、繊維1の延伸プロセスの間に適合されることができる。使用される外被材料はこれによりマトリックス材料3の適切な結合を保証する。
【0046】
保護外被4を繊維に備えることにより、より大量の繊維1が、生じる複合材料の体積中に詰め込まれることができ、その一方で、全ての繊維1がマトリックス材料3によりその全表面で支持されることが保証される。
【0047】
ファイバーtoファイバー接触は回避される。結果として、複合材料の疲労抵抗が向上される。
【0048】
本発明の更なる一実施態様において、図4に示される通り、繊維強化プラスチック材料は繊維1及びマトリックス材料3を含有する。これにより、粒子7は繊維1の表面に付着する。この付着した粒子を有する繊維1は、マトリックス材料3中に埋め込まれる。
【0049】
繊維1は円筒状の延長形の繊維、有利にはガラス繊維である。このマトリックス材料3は、有利には、熱硬化性樹脂、例えばエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物系樹脂ですらある。
【0050】
粒子7は繊維スペーサーとして機能する。これは、丸い、延長形の又は他の形状であることができる。有利にはこの粒子は、繊維直径の1/10までの長さ又は直径を有する。粒子7は、100nm以下のオーダーの1以上の寸法を有するナノ粒子又はナノ繊維も含むことができる。
【0051】
本発明のこの実施態様によると、粒子7は繊維1の表面に付着することができる。これらは、例えば、この上に接着されることができる。有利には、これは繊維1の前述のサイジングプロセスの間に実施される。そのために、粒子は、この繊維表面に設けられるサイジング溶液中に含有される。
【0052】
代替的に、粒子7は、エアロゾルの形で繊維表面1に設けられることができる。
【0053】
この繊維表面に付着した粒子7は、マトリックス材料3が繊維1を完全に包囲しかつ支持することを可能にする。直接的なファイバーtoファイバー接触は回避される。結果として、複合材料の疲労抵抗が向上される。
【0054】
本発明のまた更なる一実施態様において、図5に示される通り、繊維強化プラスチック材料は繊維1a及びマトリックス材料3を含有する。繊維1aは、縦の溝5を有して設計され、かつ、マトリックス材料3中に埋め込まれる。
【0055】
繊維1aは円筒状の延長形の繊維、有利にはガラス繊維である。このマトリックス材料3は、有利には、熱硬化性樹脂、例えばエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物系樹脂ですらある。
【0056】
本発明のこの実施態様によると、縦の溝5は繊維1aの表面に配置されている。
【0057】
有利には、溝は繊維1aの周囲全てに配置されている。これらは、例えば、繊維直径の多くとも1/10の深さ及び幅を有することができる。
【0058】
1つの利点としては、溝付けされた繊維1aは、拡張された表面に対するマトリックス材料3の付着を可能にする。ファイバーtoファイバー接触の接触表面は減少され、この複合材料の疲労抵抗は向上される。
【0059】
本発明の別の実施態様においては、向上した浸透及び/又は細管特性を有する樹脂材料が、この樹脂材料が全ての繊維の周囲を容易に流動し、かつ、これらを完全にカバーすることが保証されるように使用される。
【0060】
前述の実施態様は、図1〜5に示される通り、無論、組み合わせることができる。
【0061】
このような組み合わせの一例としては、繊維1は保護外被4を含むことができ、かつ更に、第2の繊維2は、第1の繊維1の間に導入されることができる。その上、全ての繊維、第1の繊維及び第2の繊維は、ファイバーtoファイバー接触を回避するために保護的な外被を有することができる。
【0062】
この実施態様の組み合わせの別の例は、異なる直径を有する繊維1、2のミックスを有する繊維強化プラスチック材料であり、その際スペーサー粒子7はこの繊維表面に付着している。
【0063】
この実施態様の可能な組み合わせの更なる例として、溝付けされた繊維1aは、粒子6を含むマトリックス材料3との組み合わせにおいて使用されることができる。この溝付けされた繊維1aは、異なる直径を有してもよい。
【0064】
これらの例から明白になる通り、前述の実施態様の更なる組み合わせが可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マトリックス材料(3)、このマトリックス材料(3)中に埋め込まれた第1の繊維(1)、及び、やはりこのマトリックス材料(3)中に埋め込まれた充填片(2、6)を含有する繊維強化プラスチック材料であって、この充填片(2、6)が、繊維強化プラスチック材料中での割れ伝播を妨げるために第1の繊維(1)の間に配置されている繊維強化プラスチック材料。
【請求項2】
充填片が、第1の繊維(1)の直径よりもより小さい直径を有する第2の繊維(2)を含む請求項1記載のプラスチック材料。
【請求項3】
第2の繊維(2)の直径が、第1の繊維(1)の直径の8〜1/6の範囲内にある請求項2記載のプラスチック材料。
【請求項4】
第2の繊維(2)がその直径において異なる請求項2又は3記載のプラスチック材料。
【請求項5】
第1の繊維(1)及び第2の繊維(2)がその材料において異なる請求項2から4までのいずれか1項記載のプラスチック材料。
【請求項6】
第2の繊維(2)が、第1の繊維(1)の材料の曲げ特性とは異なる曲げ特性を有する材料で製作されている請求項5記載のプラスチック材料。
【請求項7】
充填片が粒子(6)を含む請求項1記載のプラスチック材料。
【請求項8】
粒子(6)が、第1の繊維(1)の直径の1/10までの長さ又は直径を有する請求項6記載のプラスチック材料。
【請求項9】
粒子(6)がナノ粒子を含む請求項6又は7記載のプラスチック材料。
【請求項10】
粒子(6)が、繊維強化プラスチック材料の製造に使用される液化したマトリックス材料(3)中へと撹拌して分散されることができる請求項6から9までのいずれか1項記載のプラスチック材料。
【請求項11】
マトリックス材料(3)がエポキシ、ポリエステル、ポリウレタン又は植物系樹脂を含む請求項1記載のプラスチック材料。
【請求項12】
第1の繊維(1)の材料及び/又は第2の繊維(2)の材料が、ガラス、カーボン、アラミド又はバサルトを含む請求項1記載のプラスチック材料。
【請求項13】
請求項1から12までのいずれか1項記載の繊維強化プラスチック材料で製作された風力タービン翼。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−116986(P2011−116986A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−268064(P2010−268064)
【出願日】平成22年12月1日(2010.12.1)
【出願人】(390039413)シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト (2,104)
【氏名又は名称原語表記】Siemens Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Wittelsbacherplatz 2, D−80333 Muenchen, Germany
【Fターム(参考)】